JPH01139103A - 溶媒ガスとして超臨界ガスを用いる抽出分離方法 - Google Patents

溶媒ガスとして超臨界ガスを用いる抽出分離方法

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JPH01139103A
JPH01139103A JP29538487A JP29538487A JPH01139103A JP H01139103 A JPH01139103 A JP H01139103A JP 29538487 A JP29538487 A JP 29538487A JP 29538487 A JP29538487 A JP 29538487A JP H01139103 A JPH01139103 A JP H01139103A
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JP
Japan
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gas
extracted
supercritical
gaseous solvent
extract
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JP29538487A
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Inventor
Riichi Niwa
丹羽 利一
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーヒー豆からカフェインを抽出除去する処
理などに適用される溶媒ガスとして超臨界ガスを用いる
抽出分離方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の超臨界ガスを用いる抽出分離方法では、抽出槽内
で被抽出物と超臨界状態の溶媒ガスを接触させ、圧力・
温度などの物理的条件に基づ(溶媒ガスの被抽出物との
接触、あるいは被抽出物への浸透により、抽出物質を溶
媒ガスに含有させ抽出・分離を行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の超臨界ガスを用いる抽出分離方法においては
、抽出構内における被抽出物の表面組成。
構造等によって被抽出物に超臨界ガスが浸透し難いこと
があり、抽出に時間を長く要し、かつ、抽出効率を高め
ることができない場合がある。
本発明は上記に鑑みなされたものであって、溶媒ガスと
しての超臨界ガスの被抽出物への浸透もしくは超臨界ガ
スの被抽出物との接触を促進し、上記問題点を解決しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、溶媒ガスとして超臨界ガスを用いる抽出分離
方法において、抽出槽内の被抽出物および/又は超臨界
状態の溶媒ガスに高周波振動を与えるようにした。
なお、この高周波振動を与える手段は、例えば抽出槽に
その内面において、内部の被抽出物および/あるいは超
臨界状態の溶媒ガスに接するように設けた高周波振動(
例えば超音波)を発生する振動子を設け、この振動子か
らは、被抽出物の性状、形状寸法9表面の組成・構造、
超臨界状態の溶媒ガス分子の分子量・分子寸法などに適
合するように別途実験的に定めた周波数の高周波振動を
与えるようにする。
〔作用〕
本発明においては、上記のように適宜の周波数をもつ高
周波振動を被抽出物および/又は超臨界状態にある溶媒
ガスに与えることによって、被抽出物、溶媒ガス分子な
どが物理的に活溌な状態を作り、2溶媒ガスと被抽出物
との接触バ促進され、また、冷媒ガスの被抽出物中への
浸透が促進され、抽出物質の溶媒ガス中への溶解が促進
される。
更に、本発明によれば、溶媒ガスが浸透し難い表面組成
・構造をもつ被抽出物に対してもその内部に溶媒ガスを
浸透させて内部物質の抽出を行うことが可能であって、
その適用範囲が拡大される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図によって説明する。
所要の内部温度、圧力等に耐える抽出槽1に被抽出物a
を封入し、また抽出溶媒となる超臨界状態のガスbを同
抽出槽1に送入し、両者の接触・抽出を行わせ、ガスb
と抽出物Cを抽出槽1より導出管2によって、分離槽4
に導入し、同分離槽4内で超臨界状態を解くことにより
抽出物Cを分離槽4外に導き出し、ガスbを導出管5に
よって放散するか、又は再び抽出槽1に戻して再利用す
る。
本実施例では、上記抽出槽1の被抽出物aおよび/ある
いはガスbに接するように抽出槽1の内面の適宜場所に
、適宜の周波数の高周波振動を発生する振動子6を設け
る。上記高周波振動の周波数は、被抽出物の性状、形状
寸法9表面の組成・構造、および超臨界状態の溶媒ガス
分子の分子量・分子寸法などに適合し被抽出物および溶
媒ガス分子などが物理的に活溌な状態を作るようなもの
が選定される。
本実施例においては、被抽出物および/又は超臨界状態
にある溶媒ガスに上記のように適宜の周波数をもつ高周
波振動を与え、両者を物理的に活溌化させることによっ
て、被抽出物と溶媒ガスとの接触が促進される。また、
この高周波振動によって、被抽出物表層に微細振動を生
起させ、或は溶媒ガス分子を活溌化させることによって
、溶媒ガス分子は被抽出物の表層を通り抜けて内部にま
で浸入することが促進される。このようにして、被抽出
物中の抽出物質の溶媒ガス中への溶解が促進される。
また、本実施例によれば、溶媒ガスが浸透し難い表面組
織・構造の被抽出物に対しても溶媒ガスを内部に浸透さ
せて内部物質の抽出を行うこともできる。
なお、上記被抽出物aは、固体状のものであってもよく
、液体状のものであってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、被抽出物および/又は
超臨界状態にある溶媒ガスに高周波振動を与えることに
よって、溶媒ガスの被抽出物との接触、あるいはその中
への浸透が促進され、このために被抽出物中の抽出物質
を短時間で効率よく溶媒ガス中に抽出分離することがで
きる。また従来溶媒ガスが浸透することが困難であった
被抽出物に対しても、その適用範囲を拡大することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に使用される装置の説明図で
ある。 a・・・被抽出物、b・・・溶媒ガス、C・・・抽出物
。 1・・・抽出槽、2.5・・・導出管、  4・・・分
離槽。 6・・・振動子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶媒ガスとして超臨界ガスを用いる抽出分離方法におい
    て、抽出槽内の被抽出物および/又は超臨界状態の溶媒
    ガスに高周波振動を与えることを特徴とする溶媒ガスと
    して超臨界ガスを用いる抽出分離方法。
JP29538487A 1987-11-25 1987-11-25 溶媒ガスとして超臨界ガスを用いる抽出分離方法 Pending JPH01139103A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002340181A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Kayaba Ind Co Ltd 流体圧伝動装置
JP2009156350A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 流体圧アクチュエータシステム及び流体圧アクチュエータシステムの制御方法
JP2010512998A (ja) * 2006-12-18 2010-04-30 カビタス ピーティーワイ リミテッド 高エネルギー超音波抽出

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