JPH01136527A - デイジタル形母線保護リレー - Google Patents

デイジタル形母線保護リレー

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JPH01136527A
JPH01136527A JP29360087A JP29360087A JPH01136527A JP H01136527 A JPH01136527 A JP H01136527A JP 29360087 A JP29360087 A JP 29360087A JP 29360087 A JP29360087 A JP 29360087A JP H01136527 A JPH01136527 A JP H01136527A
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JP
Japan
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current
phase
displayed
bus bar
protective relay
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Pending
Application number
JP29360087A
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English (en)
Inventor
Kuniyasu Inamura
稲村 國康
Yuichiro Murakami
祐一郎 村上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分賢) 本発明はディジタル形母線保護リレー、特に電流差動原
理を用いたディジタル形母線保護リレーに関する。
(従来の技術) 従来技術における電流差動原理のアナログ形母線保護リ
レーの構成を第4図によって説明する。
第4図において、1は電流差動原理の母線保護リレーで
あり、レベル検出回路12を有している。
電源と母線2間に接続したフィーダ5からは、変流器6
を介して補助変流器9へ電流が導入され、一方、母線2
に接続された各送電線3.4からは変流器7.8を介し
て各補助変流器10.11に電流が導入され、これらの
各電流は差動接続している。
そして、母線内部故障時には、差電流1.が生じるなめ
、この電流をレベル検出回路12にて検出し、保護出力
を送出する。
ここで、母線保護リレー1に設けた波形観測端子13は
、系統定常時の差電流を観測し、変流器6による電流を
導入する回路における誤接続の有無を確認するようにな
っている。
第4図の系統各部の電流波形と、波形観測端子の波形を
第5図に示す。
第5図(a)は系統定常時の接続誤りのない場合の各部
波形を示し、第5図(b)は系統定常時に接続誤りが電
流t3を得る回路にあった場合を示す。
第5図(a)において、電源より母線へ流入する電流t
1と、負荷へ供給するためにf#、線より流出する電流
t2 、t3とのベクトル和ICIは、下式より得られ
る。
Id=J +t2+43 この場合、キルヒホッフの法則よりベクトル和Idは零
となる。
第5図(C)では、t3の極性が誤接続であるため逆と
なり、Idは下式より得られる大きさとなる。
Id =41+t2−43 =t1+t2+t3(2t3)  2t3 従って、第5図(a)では波形観測端子13により、差
電流Idが零であることが観測され、誤接続のないこと
が確認できる。
ス、第5図(b)では、定常時にも拘らず差電流Idが
観測されることから、何れかのフィーダに誤接続がある
ことが判る。
なお、上記は電力系統3相の内、代表用について述べた
が、他の2相についても同様である。
以上はアナログ形母線保護リレーについて述べたが、次
(こディジタル形母線保護リレーについて述べる。
一般にディジタル形母線保護リレーは、系統の電気量を
サンプリングした後、ディジタル量に変換し、マイクロ
コンピュータにてディジタル処理を行なうことにより、
リレー動作を行なうものである。
第6図は、ディジタル形母線保護リレーの概略構成図で
ある。第6図において、第4図と同一番号は、同一機能
を有し、同一目的に使用するため、その説明は省略する
第6図において、系統の電流入力は補助変流器9を介し
てディジタル形母線保護リレー14に導入され、サンプ
ルボールド回路15により一定のサンプリング周波数で
サンプリングされる。
このサンプリングされた電流データは、マルチプレクサ
16により順次選択され、^/D変換器17に送られて
ディジタル量に変換される。
cpu iaは、^/D変換器17より出力される系統
の電流データのディジタル値を基にして保護演算を行な
い、系統の故障検出及び保護出力等の保護動作を行なう
整定、部19は、CPU 18へ故障検出感度及び動作
時間等を入力する。
ここで差電流Id表示回路20は、アナログ形母線保護
リレーの波形観測端子と同様に、電流の和の演算結果を
表示するものである。
これによりアナログ形母線保護リレーで述べたように、
誤接続の有無を確認できる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら一般に母線保護の場合、複数の電源、多数
の負荷フィーダが接続されているため、接続誤りの有無
の確認は出来ても、何れのフィーダに接続誤りがあるの
かの限定が困難であった。
ス、母線に接続されるフィーダ数か多くなると、変流器
、補助変流器等の誤差により生じる差電流■σも大きく
なり、波形観測端子又は差電流表示−5= による波形確認では、誤接続の有無の確認が困難となる
欠点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、変流器
からの接続誤りを検出し、加えて何れのフィーダに誤接
続があるかを検出することの可能なディジタル形母線保
護リレーを提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明では、ディジタル形母線保護リレーに特定の電流
を基準とし、これに対する他の電流の位相差を演算する
手段と、その演算結果を表示する手段とを設けるよう構
成した。
(作用) 上記手段により表示された各電流の位相関係と、定常時
にあるべき各電流の位相関係とを比較確認することによ
り、誤接続の有無及び誤接続のある回路を同時に知るこ
とができる。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明によるディジタル形母線保護リレーの一
実施例の構成図である。
第1図において、第6図と同一符号のものは同一機能を
有するため、説明は省略する。
第1図において、位相表示回路21はCPU 18にて
演算した各電、流間の位相差を表示するものであり、整
定部19はCPU 18の演算に必要なデータ、例えば
基準とするフィーダ等を入力するものである。
第2図は動作説明のフローチャートである。そして、第
2図は整定部19により位相表示フローが選択された場
合を示している。
第2図において、ステップS1にて位相演算を行なうた
めの基準となるフィーダ、例えば電源線を示すコードを
入力する。
次に、ステップS2にて基準となる相、例えばR相を示
すコードを入力する。次に、ステップs3にて演算対象
となるフィーダのコードを入力する。
ステップS4は、前記入力コードに基づき、所定の位相
演算アルゴリズムにより位相を算出し、ステップS5に
てこれを表示する。ここで、位相演算アルゴリズムは周
知であるなめ、その説明は省略する。
ステップS6、S7では各々、他のフィーダ、他の相の
位相演算、表示を必要とする場合であり、不要の場合は
位相表示を終了し、他の処理へ進むことを示している。
次に、第2図に示すフロー及び第5図に示す系統の電流
波形により、位相表示部の表示例につき説明する。
第5図に示す各部波形の場合、電源線の例えば、R相の
電流t1を基準とし、これに対する負荷線のR相電流t
2、t3の位相を表示させるものとする。
第5図(a)の波形について以下に示す。第2図のステ
ップS1にて、位相演算の基準とするフィーダは、電源
線であることを入力とする。
次にステップS2にて、そのR相であることを入力する
。次にステップs3にて、電流t2の位相を演算、表示
させるべく、電流t2のフィーダコードを入力する。
以上によりステップS4では、tlに対するt2の位相
を演算しこれが180°を得て、ステップS5でこの1
80°を表示する。これは本来あるべき位相関係に一致
する。
次にステップS6では、電流t3についても位相表示を
行なうため、ステップS3へ進む。
以下、上記と同様に電流t3について位相の演算、表示
を行なう。ここでは電流t3についても180°を表示
し、異常のないことが確認できる。
しかしながら、第5図(b)に示す波形で、電流t2 
、t3の位相表示は、各々180°、0°となる。しか
し、本来あるべき位相関係は、電流乞1基準にて、何れ
も180°であるため、電流t3を導入する回路の接続
に誤りがあることが判る。
以上は電源線の代表相のR相について述べたが、S相、
T相についても同様にでき、これは第2図のステップS
7、S2にて選択すれば良い。
上記実施例によれば、変流器から導入される電流の位相
関係より、誤接続の有無及び誤接続回路か明確となり、
保守性及び信頼性が向上したデイジタル形母線保護リレ
ーを提供できる。
以上の説明では、あるフィーダの電流を基準とし、他の
フィーダの電流の位相関係を順次表示する場合について
説明してきたが、本発明はこれに限るものではない。
第3図はあるフィーダの代表相を基準とし、自フィーダ
の他相及び他フィーダの金相の位相関係を一括して表示
する場合のフローチャートを示す。
第3図において、ステップS1、S2にて、基準とする
フィーダ及び基準とする相のコードを入力することは、
第2図の場合と同様である。これをもとに、ステップS
8で基準となるフィーダの他相及び他フィーダの全相の
位相演算を行なう。
ステップS9では、上記演算結果を一括して表示する。
これにより、全ての接続について一度に誤接続の有無が
確認できる。
更に、位相演算結果をプリンタに出力しても、同様の効
果が得られることは言うまでもない。
ス、上記実施例では、各電流の位相差を表示する構成と
して説明してきたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、基準電流に対する他の電流の位相差より誤接続
の有無を判断し、この結果のみ表示する構成としても、
同様の効果か得られることは説明するまでもない。
更に、位相表示回路、■4表示回路を共用し、整定部の
入力により使いわける構成としても、同様の効果か得ら
れる。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明によれば変流器から導入され
る電流の位相関係を表示する構成としたので、変流器か
らの接続誤りの有無及び誤接続回路が容易に判り、保守
性及び信頼性が向上したディジタル形母線保護リレーを
提供てきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるディジタル形母線保護リレーの一
実施例の構成図、第2図は第1図の作用を説明するフロ
ーチャート、第3図は他の実施例の作用を説明するフロ
ーチャート、第4図は従来のアナログ形f線保護リレー
を説明する図、第5図は系統電流波形図、第6図は従来
のディジタル形母線保護リレーを説明する図である。 2・・・母線        6.7.8・・・変流器
9.10.11・・・補助変流器 14・・・ディジタル形母線保護リレー15・・・サン
プルホールド回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統の母線を差動原理で保護するディジタル形母線
    保護リレーにおいて、母線に連なる複数の変流器より導
    入される電流の位相関係を特定の電流を基準に演算する
    手段と、その演算結果を表示する手段とを備えたことを
    特徴とするディジタル形母線保護リレー。
JP29360087A 1987-11-20 1987-11-20 デイジタル形母線保護リレー Pending JPH01136527A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29360087A JPH01136527A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 デイジタル形母線保護リレー

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JPH01136527A true JPH01136527A (ja) 1989-05-29

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287256A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Tm T & D Kk ディジタル形保護制御装置とその表示データ作成方法、および表示データ作成プログラム
JP2011142756A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 変流比検査装置及び変流比検査方法
CN103364657A (zh) * 2013-06-20 2013-10-23 广东电网公司东莞供电局 用于电力系统母线上的免解电流回路母差保护试验装置

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JP2005287256A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Tm T & D Kk ディジタル形保護制御装置とその表示データ作成方法、および表示データ作成プログラム
JP2011142756A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 変流比検査装置及び変流比検査方法
CN103364657A (zh) * 2013-06-20 2013-10-23 广东电网公司东莞供电局 用于电力系统母线上的免解电流回路母差保护试验装置

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