JPH01135927A - スリップ遠隔制御式油圧カップリング - Google Patents

スリップ遠隔制御式油圧カップリング

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Publication number
JPH01135927A
JPH01135927A JP29447487A JP29447487A JPH01135927A JP H01135927 A JPH01135927 A JP H01135927A JP 29447487 A JP29447487 A JP 29447487A JP 29447487 A JP29447487 A JP 29447487A JP H01135927 A JPH01135927 A JP H01135927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
slip
oil
coupling
cam ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP29447487A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Okamoto
岡本 光雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は油圧式スリップカップリングのスリップ状態
をカップリングから離れた位置で制御出来るようにした
回転動力伝達用カップリングに関する。
(ロ)従来の技術′ 従来のスリップカップリングは回転動力を伝達するのに
粘度係数が非常に高いオイルの粘性を使っている。この
カップリングは動力の伝達が行なわれる主導側と従導側
の一対の回転体の間に上記のオイルが入っていて、回転
体とオイルの間に発生する粘着摩擦抵抗が動力の伝達の
媒介をする構造になっている。
、(ハ)発明が解決しようとする問題点従来のカッブリ
。ングでは動力の伝達条件を変えようとすると、中のオ
イルの粘度を変えるしかない。しかし粘度は温度によっ
て変化させることは出来ても、外部から任意にυI御す
ることは出来ない。従って常時スリップを伴なう動力の
伝達しか出来ないという問題点がある。
実際の回転動力の伝達に於いてはスリップを必要とする
場合としない場合がある。この発明はスリップの状態を
カップリングから離れた位置より任意に制御出来るよう
にする事を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明を図面にもとずいて説明すると次の通りである
第1図は板形プランジャー式油圧カップリングの断面図
を示す。ローター1には外周に精密にh0工された溝7
があって、これに板形プランジャー3か嵌っている。こ
のプランジャー3はバネ4によって外方向に押し出され
ていて、カムリング2の内面に押付けられている。
矢印のようにローター1が回転すると、板形プランジャ
ー3はカムリング2の内面に沿って回転する為、溝7の
中で開動することになる。
ローター1の両側には第2図のように側板8が両側に固
着されているので、板形プランジャー3が嵌った溝7は
密閉された空間となる。
今ケーシング9の中を作動オイルで充満し、それぞれの
板形プランジャー3が摺動する溝7の底に曲尺11と1
2をあけ、その中に吸入弁5と吐出弁6を設けた場合を
考える。ローター1が矢印のように回転すると、板形プ
ランジャー3はカムリング2の曲面に沿って溝7の中で
ピストン運動をしながら回転する。作動オイルは板形プ
ランジャー3が吐出過程におる溝7から吸入過程になっ
ている溝へ、曲尺12から13b、13a、を通って流
れる。この作動オイルの流れは板形プランジャー3かカ
ムリング2の内面をなぞる時の互い相対位置によって、
吸入行程と吐出行程を繰返すので、溝から溝へ循環する
一定方向の流れとなる。この流れを途中オリフィス13
Cで絞ると、流動抵抗によって曲尺12及び13bと吐
出過程にある溝7の中の油圧を高めることが出来る。
流樋調節弁14には押しピンt4aが必って、ガイドピ
ン16にハネ10で押し当てられている。従ってシフタ
ー15を外部からの力で左右に動かすとスライダー17
も軸9aに沿って左右に動き、ピン18とカイトピン1
6を通して流量調節弁14を動かし、オリフィス13c
の開度を調節することが出来る。
(ホ)作用 カムリング2と結合しているケーシング9の軸9aに負
荷がかかり、ローター1の軸1aに回転力が加えられた
場合を想定する。溝7から板形プランジャー3によって
送り出される作動オイルが、その通り道である曲尺13
bと13aとの連絡部分を抵抗なく通過出来る場合には
、板形プランジャー3は油圧による反力を受けないので
ローター1は空転することになる。しかし外部からシフ
ター15を動かし、流量調節弁14を調節することによ
ってその通路のオリフィス13cの通油断面積を縮小す
ると、オイルに流動抵抗が発生し、溝7内の油圧が高く
なって板形プランジャー3はその反力を受け、ローター
1に掛る回転トルクをカムリング2に伝達する。もしシ
フター15の動きによって曲尺13bと13aの連絡が
オリフィス13cで断ち切られると、油の流動は出来な
くなるので、ローター1とカムリング2は一体になって
回転することになる。即ち入力側の軸1aと出力側の軸
9aはスリップなしの同一速度で回転する。従って外部
の遠隔位置からシフター15を通して流量調節弁14を
動かし、オリフィス13cの作動オイルの通過断面積を
調節するようにすれば、入力側の軸1aから出力側の軸
9aへ伝達する回転力を自在に制御することが出来る。
(へ)実施例 第1図及び第2図のカップリングは板形プランジャーを
使用した場合であるか、ローターの溝7を円筒のシリン
ダーにし、それに嵌るプランジャーを円筒形プランジャ
ーにしても、その他の構造を同じにすれば、同じ機能の
スリップ遠隔制御式油圧カップリングとなる。
(ト)効果 この発明のカップリングを常時四輪駆動式自動車の動力
伝達系に使用すると、操縦ステアリングハンドルと連動
させて、直線走行の時にはカヅプリングはロック状態に
し、タイトコーナーブレーキング現象が発生する曲線走
行の時にはスリップを伴う状態で回転動力の伝達させる
という制御をすることが可能になった。この結果動力の
全車輪への配分が均一にすることが可能になり、発進時
や悪路走行時、停止時に安定した特性が得られるように
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のB−8面の横断面図。第2図は第1図
のA−A面の縦断面図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主動側から加えられる力によって、円周の溝に板
    形プランジャーがはまって摺動する機構のローターを、
    カムリングが固定されているケーシングの中で回転する
    方式の、作動オイルを充満したカップリングに於いて、
    板形プランジャーの動きと、ローターに設けた各プラン
    ジャー用の吐出弁及び吸入弁の作用で、作動オイルがロ
    ーターの内部で一方々向に流れる油流を作り、それをカ
    ップリングの外部からシフターを使って遠隔操作出来る
    ようにした流量調節弁で制限し、そこで発生する油圧に
    よってローターに加えられた回転力を従動側のケーシン
    グへ自在にスリップを遠隔制御しながら伝達することが
    特徴のスリップ遠隔制御式油圧カップリング。
  2. (2)ローターの外周に円筒型プランジャーが嵌って摺
    動するシリンダーを配置し、これをカムリングの中で回
    転して、ローターとカムリングの間で回転動力の伝達が
    スリップを遠隔制御しながら出来るようにした特許請求
    の範囲第1項記載のスリップ遠隔制御式油圧カップリン
    グ。
JP29447487A 1987-11-20 1987-11-20 スリップ遠隔制御式油圧カップリング Pending JPH01135927A (ja)

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JPH01135927A true JPH01135927A (ja) 1989-05-29

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JP29447487A Pending JPH01135927A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 スリップ遠隔制御式油圧カップリング

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7670244B2 (en) 2004-03-11 2010-03-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power transmission system
CN104565272A (zh) * 2014-12-30 2015-04-29 李帅 滑块式静压耦合传动机构
CN104565276A (zh) * 2014-12-30 2015-04-29 李帅 一种行星齿轮式静压耦合传动机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7670244B2 (en) 2004-03-11 2010-03-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power transmission system
CN104565272A (zh) * 2014-12-30 2015-04-29 李帅 滑块式静压耦合传动机构
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