JPH01135505A - フィルターカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微孔性濾過膜を組込んだ濾過用フィルターカー
トリッジに関するものであり、特にａｔｔ工業における
薬剤の濾過や薬剤製造に用いられる洗浄水の製造のため
の精製水、純水の濾過、或いは半導体製造工業を初めと
する微細な加工を行う電子工業分野において使用される
超純水製造のための精製水、純水の濾過、または食品工
業におけるアルコール飲料の製造工程における濾過、実
験室における超純水製造のための精製水、純水の濾過そ
の他精密濾過に用いられ、１０Ｉ！ｍ以下、特に１μｍ
以下のサブミクロンオーダーの微粒子や微生物を濾過す
る精密濾過用のフィルターカートリッジに関するもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、第２図に示すように、支持体１の上下に濾ｉｌ！
膜２を有した平板型濾過ユニット３を積層し、該濾過ユ
ニットの周辺開口部５より液を取入れ濾過膜２を通し中
央開口部６より濾過液を取出す平板積層型フィルターカ
ートリッジユにおいて、２亥フイルターカートリツジの
液取出口側保護板日とハウジング台面１３との間は第２
図に示すように密若し、液底出口保護板８の周縁部には
複数の液抜き穴１１と連通路１２が外周に配置されそこ
から液抜きプラグ１６に通じる１本の直角の液通路１７
が設けられていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来のフィルターカートリッジは液抜き
プラグ１６に通じる１本の液通路１７が直角に設けられ
ているためその加工は難しく、且つ直角であるためたま
たま濾過不純物等が蓄積し、つまりを生じ液の排出が充
分なされないことが起きる。

したがって、フィルターカートリッジを収納するハウジ
ング９内の液を抜き取ることが充分に出来ず液を残留さ
せることになるのでそれによるフィルター内の汚染もあ
り、この対策が望まれていた。

本発明は上記要望に応じ液を完全に抜き取りハウジング
内の汚染をなくし、濾過膜の寿命を長く保つことの出来
るフィルターカートリッジを提供することを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記目的は支持体の上下に濾過膜を有した濾過
ユニットを積層し、該濾過ユニットの周辺開口部より液
を取入れ、濾過膜を通し、中央開口部より濾過液を取出
すフィルターカートリッジにおいて、該フィルターカー
トリッジの液取出口側保護板とハウジング台面との間に
液抜きプラグに直通する残液抜きの流路を面状に設けた
ことを特徴とするフィルターカートリッジによって達成
される。

本発明において該フィルターカートリッジの液取出口側
保護板とハウジング台面との間に液抜きプラグに直通す
る残液抜きの波路を面状に設けたということは、従来の
どとく液取出口側保護板の周縁部には複数の液抜き穴と
連通路が外周に配置され、それから液抜きプラグに通じ
る１本の直角の液通路を設ける方法でな（、液抜きプラ
グは真直にハウジング台面に開口を有し、その開口に連
通ずる様に残液抜きのための流路を面状に液取出口側保
護板のハウジング台面に接する場所に設けることで、広
い面状の流路の設は方は液取出口側保護板又はハウジン
グ台面又はそのどちらの面にも設ける方法でもよい、要
は今迄のように直角に交わる１本の連通路にしないこと
である。

〔作　　用〕

本発明は上記の如く、該フィルターカートリッジの液取
出口側保護板に液抜きプラグに直角に入り込む１本の液
通路を設けることなく、液取出口側保護板とハウジング
台面との間に液抜きに直通する残液抜きの流路を面状に
綬けたことによって、液の流に滞留がな（液抜きを完全
に行うことが出来る。

〔実　施　例〕

本発明の１実施例を図によって説明する。但し本発明は
本実施例のみに限られるものではないｄ第１図は本発明
の１実施例の部分横断面図である。平板積層型フィルタ
ーカートリッジエに入る液は波数入口（図示せず）より
濾過ユニット３の周囲であるハウジング９の周辺部４に
分布される。

液は周辺部４より、濾過ユニット３の周辺開口部５を通
って濾過ユニット３内に取入れられ、支持体１の上下に
取付けられた濾過膜２によって精密濾過された液が中央
開口部６．を通うて連通口１４よりコア１５に流れ込み
集まって液取出口１０よりフィルターカートリッジエの
外部に導かれるようになっている。

濾過終了後、フィルターカートリッジユ内の液は液抜き
プラグ１６より抜き取られるが、液取出口側保護板８の
周縁部には複数の液抜き穴１１があり底に溜った液もそ
れを通じて液抜き１６に直通する残液抜きのための広い
面状の流路１８に流れ込みそこから液抜きプラグ１６を
通じて排出される。

本発明は従来の狭い長い１本の液通路が広い面状の流路
になったため、濾過掻体が終了した後のハウジング内の
溜る液の抜き取りも残留することなく完全に抜き取るこ
とが可能になった。

〔発明の効果〕 本発明は支持体の上下に濾過膜を有した濾過ユニットを
積層し、該濾過ユニットの周辺開口部より液を取入れ、
濾過膜を通し、中央開口部より濾過液を取出すフィルタ
ーカートリッジにおいて、該フィルターカートリッジの
液取出口側保護板とハウジング台面との間に液抜きプラ
グに直通する残液抜きの流路を面状に設けたことを特徴
とするフィルターカートリッジにユ′って、濾過後の液
を完全に抜き取りハウジング内の汚染をなくし、濾過膜
の寿命を長く保つことのできるフィルターカートリッジ
を提供することが出来た。このことによって濾過液の品
質向上及び濾過膜の寿命を伸ばすことが出来た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のフィルターカートリッジの部分横断面
図、第２図は従来のフィルターカートリッジの部分横断
面図である。 １・・・支持体　　　　　２・・・濾過膜３・・・濾過
ユニット　　４・・・周辺部５・・・周辺開口部　　　
６・・・中央開口部？−−・平板ａ石型フィルターカー
トリッジ８・・・液取出口側保護板 ９・・・ハウジング １０・・・液取出口　　１１・・・液抜き穴１２・・・
連通路　　　１３・・・台面１４・・・連通口　　　１
５・・・コア１６・・・液抜きプラグ　１７・・・液通
路１８・・・面状の流路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 支持体の上下に濾過膜を有した濾過ユニットを積層し、
   該濾過ユニットの周辺開口部より液を取入れ、濾過膜を
   通し、中央開口部より濾過液を取出すフィルターカート
   リッジにおいて、該フィルターカートリッジの液取出口
   側保護板とハウジング台面との間に液抜きプラグに直通
   する残液抜きの流路を面状に設けたことを特徴とするフ
   ィルターカートリッジ。