JPH01135207A - 電力増幅器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスピーカ等を駆動する電力増幅器に関するもの
である。

従来の技術 近年オーディオ機器のデジタル化によシ音響信号のダイ
ナミックレンジが拡大されており、スピーカシステム及
び電力増幅器においても、大出力化と低歪率化が望まれ
ている。

特に車載用等のバッテリー電圧が限られた条件２　へ−
・ ではスピーカの低インピーダンス化によってより大出力
を得る方法等が用いられている。

従来これらの低インピーダンスのスピーカを駆動するた
めに、第２図に示すような電力増幅器が用いられている
。

第２図において、−１は入力端子、２は入力された信号
の電力を増幅する増幅器、３は電流検出用の低抵抗、４
は電圧増幅器、５は出力端子である。

この従来の電力増幅器は出力端子５に接続されるスピー
カの負荷電流を検出する抵抗３が増幅器２の出力に縦続
されており、この抵抗３の両端に発生する電圧を電圧増
幅器４で増幅して増幅器２の入力に逆相でフィードバッ
クして、定電流駆動電力増幅器としていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この従来例て示す構成では、接続される
スピーカのインピーダンスが低くなるにつれて、抵抗３
による電力損失の割合が多くなり効率が低下するという
問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、低インピーダンスのスピー
カに対しても電力損失を伴なわない電力増幅器を提供す
るものである。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、本発明の電力増幅器は入力さ
れた音響信号を増幅する増幅器と、この増幅器の出力線
に巻かれ、出力線の電流を検出する超導電材料で構成さ
れたコイルと、コイルの出力を入力し、その出力を増幅
器の入力に逆相でフィードバックする電流電圧変換器と
を備えた構成となっている。

作　　用 この構成によって増幅器の出力電流は超電導コイルによ
り全く損失なしに検出することができ、その検出電流を
電流電圧変換器で電圧信号に変換して増幅器にフィード
バックできるため、低インピーダンススピーカを駆動す
るための低損失の電力増幅器を実現できる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例における電力増幅器の構成を
示すものである。第１図において、７は電力増幅器２の
一方の電力出力線に巻かれた超電導コイ／Ｉ／６は電流
電圧変換器である。なお１は入力端子、２は増幅器、５
は出力端子でこれらは従来例の構成と同じものである。

以上のように構成された電力増幅器について、以下その
動作について説明する。

まず増幅器２の電力出力線に巻かれた超電導コイ／Ｉ／
７によって増幅器２の出力電流に比例した検出電流が電
力損失なしに得られる。次にこの検出電流を電流電圧変
換器６によシ適当な大きさの電圧に変換し、増幅器２の
入力に逆相で加算し、フィードバックを施こすことによ
って、増幅器２の出力電流が一定となるように制御され
るので、出力端子５に接続される低インピーダンスのス
ピーカを駆動できる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、超電導コイ／Ｉ／７によ
り電力損失なしに電力増幅器の出力電流を検５へ−７ 出できるので、低損失な定電流出力の電力増幅器を実現
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電力増幅器の構成を
示すブロック図、第２図は従来の電力増幅器のブロック
図である。 １・・・・・・入力端子、２・・・・・・増幅器、６・
・・・・・出力端子、６・・・・・・電流電圧変換器、
７・・・・・・超電導コイル。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　入力された音響信号を増幅する増幅器と、前記増幅器
   の出力線に巻かれ、前記出力線の電流を検出する超電導
   材料で構成されたコイルと、前記コイルの出力を入力し
   、その出力を前記増幅器の入力に逆相でフィードバック
   する電流電圧変換器とを備えたことを特徴とする電力増
   幅器。