JPH01134929A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JPH01134929A
JPH01134929A JP29267187A JP29267187A JPH01134929A JP H01134929 A JPH01134929 A JP H01134929A JP 29267187 A JP29267187 A JP 29267187A JP 29267187 A JP29267187 A JP 29267187A JP H01134929 A JPH01134929 A JP H01134929A
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JP
Japan
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gas
dry etching
etching method
oxygen
processed
Prior art date
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Application number
JP29267187A
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English (en)
Inventor
Mikio Nonaka
幹男 野中
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Tokuda Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Tokuda Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はレジストの灰化方法を改良したドライエツチン
グ方法に関する。
(従来の技術) 半導体集積回路の製造に際しては、ドライエツチング装
置が使用されている。このドライエツチング装置のうち
プラズマ分離形マイクロ波プラズマエツチング装置とし
て第1図に示されたものが知られている。この装置にお
いて、真空容器1内には、被処理物2を収容する回転可
能な載置棚3が設けられ、載置棚3は下面にシャフト4
が取付けられた支持台5の上に載置されている。シャフ
ト4の下端は真空容器1の下面を貫通し、支持台5を回
転させるモータ6に連結されている。上記真空容器1の
側壁にはガス導入管10が接続され、その途中には、プ
ラズマ発生装置11が介挿されている。このプラズマ発
生装置11は、放電管12と、その外側に配置した導波
管13からなり、この導波管13を介してマイクロ波が
供給され、放電管12内を流れるガスをプラズマ化させ
る。
また、真空容器1の反対側にはガス排出管14が接続さ
れており、その先端には真空ポンプが連結されている。
このような構成のエツチング装置において、ガス導入管
10を介して反応性ガスとして酸素ガスを供給すると、
プラズマ発生装置11によりガスプラズマが発生し、反
応性ガス中に酸素ラジカルが生成され、真空容器1内の
被処理物に対してエツチングが行われる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように反応性ガスに酸素ガスだけを用いた場合
には、レヂストのエツチング速度が低くなり、第9図に
示したように、被処理物20のパ・ターン21の中央部
に残留物22が残るという難点があった。また、ボデ形
レジストのエツチング速度の増加および残留物の除去を
するために反応性ガスにフレオンガスを添加した場合に
は、ポジ形レジストの下地がエツチングされてしまうと
いう問題があった。
そこで、本発明の目的は、エツチング速度の向上を図か
れるとともに被処理物の残留物を除去できるようにした
ドライエツチング方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の骨子は、酸素ガスから成る第1のガスと、炭素
原子、酸素原子および水素原子のうち2種類以上の原子
を含む第2のガスとを混合し、これを活性化させてプラ
ズマを誘起させ、そのプラズマを被処理物に作用させる
ことを特徴とするものである。
(作 用) 本発明においては上記のように第1ガスとして酸素ガス
を用い、第2ガスとして炭素原子、酸素原子および水素
原子のうち2種類以上の原子を含むガスを用い、これら
を混合して使用しているので、エツチングしようとする
レジストに残留物が生ずることなく、しかも高速のエツ
チング速度が得られる。また、被処理物の下地がエツチ
ングされることはない。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明において使用されるドライエツチング装
置を例示したもので、真空容器1内には多数枚の被処理
物(ウェハ)2が載置棚3上に載置されている。載置棚
3は下面にシャフト4が取付けられた支持台5上に載置
されている。シャフト4の下端は真空容器1の下面を貫
通し、支持台5を回転させるモータ6に連結されている
載置棚3には熱板7が組込まれ、そのリード線は支持台
5およびシャフト4を通して電源8に接続されている。
真空容器1の側壁に開口するガス導入管10の途中には
、プラズマ発生装置11が介挿されている。このプラズ
マ発生装置11は放電管12と、その外側に配置した導
波管13からなり、この導波管13を介して高周波電力
が供給され、放電管12内に流れるガスをプラズマ化さ
せる。また、真空容器1には、ガス導入管10の反対側
に、ガス排出管14が接続されており、その先端には真
空ポンプ(図示せず)が連結されている。
このような構成のエツチング装置において、第1ガスと
第2ガスは、混合ガスとしてガス導入管10より矢符A
のように導入され、石英製の放電管12内で導波管13
からのマイクロ波Bを印加されることによりプラズマを
発生させる。発生したプラズマはガス導入管10を通し
て被処理物2の表面に導かれる。
次に、被処理物2として、第2図に例示するように、シ
リコン基板23の上面に熱酸化法により1.000オン
グストロ一ム程度の熱酸化膜24を形成し、この熱酸化
膜の表面に減圧気相成長法により多結晶シリコン25を
約4,000オングストローム堆積させ、ポジ型レジス
ト26で膜厚1.2μ程度のマスクを形成した後、平行
平板型プラズマエツチング装置で多結晶シリコン25を
エツチングしたものを用いた例につき説明する。
まず、載置棚5に被処理物2を載置し、真空ポンプを作
動させてガス排気管14より真空容器1内の真空排気を
行う。続いて、載置棚3をモータ6により6rpmで回
転させながら、圧力100pa1マイクロ波出力800
Wの条件下でポジ型レジスト26のエツチング(アッシ
ング)を行った。
この際、ガス導入管10からは、第1ガスとして酸素ガ
スを、また第2ガスとしてアルコールを矢符Aのように
プラズマ発生装置11の放電管12内に導入し、導波管
13からマイクロ波Bを照射してガスプラズマを発生さ
せた。このガスプラズマを真空容器1内に導入し、被処
理物2上のレジスト26のエツチングを行った。
その結果、第3図〜第4図に示す実験結果が得られた。
第3図は酸素ガス(第1ガス)に対し、アルコール(第
2ガス)が占める割合い(分圧)を変化させた場合のポ
ジ型レジストのエツチング速度を示したものである。こ
の図より、アルコールの占める割合いが0%つまり酸素
ガスだけのときのエツチング速度に対して、アルコール
を含有することによってエツチング速度が大幅に増加す
ることが明らかであり、アルコールの占める割合が約5
%のとき、エツチング速度は極大値を示す。
反応性ガスとして酸素ガスだけを使用したときには、ポ
ジ型レジスト26が完全に除去できないことが認められ
ているが、第1ガスにアルコールを添加した本発明の場
合には、レジストは完全に除去された。
また、本発明では反応性ガスにフレオンを用いていない
ので、レジストの下地である熱酸化膜24および多結晶
シリコン25は全くエツチングされなかった。
第4図は酸素ガスに対するアルコール含有量を5%とし
、被処理物2の加熱温度を変化させた場合のエツチング
速度を示したものである。同図より、加熱温度が上がる
ほどエツチング速度が上昇することが認められる。
このように本発明によれば、酸素ガスとアルコールとを
混合した反応性ガスを用いることによって、レジスト2
6のエツチング速度の増加および完全除去が達成される
。また、被処理物2を加熱することによってエツチング
速度を更に増加させることができる。
なお、本発明方法において使用されるドライエツチング
装置は前記実施例に限定されるものではなく、例えば第
5図ないし第8図に示す装置でもよい。
第5図において、真空容器30の上部にはガス分散管3
1が設けられ、エツチングガスを真空容器30内に均一
に導入する。このガス分散管31の他端側にはガス導入
管10を介してプラズマ発生装置11が連結されている
。また、真空容器30の底部にはマニホールド32を介
してガス排気管14が接続されている。
第6図に示す例では、放電室34は真空容器35に直結
されており、この放電室には導波管36を通してマイク
ロ波Bが照射され、プラズマを発生させる。放電室34
の外側には2個のコイル37.38が配置され、また被
処理物2の下方には永久磁石39が配置されてミラー磁
場を形成している。
第7図の例では、真空容器40内に、被処理物2の上下
に一対の電極41.42が配置されており、これらの電
極には高周波電源43が接続されている。
第8図の例では、真空容器45内に、被処理物2を垂直
に多段に載置する載置棚3が設けられており、また、真
空容器45の外側には上下に電極41.42が設けられ
、これらの電極には高周波電源43が接続されている。
なお、上記実施例においては、アルコールを反応性ガス
を使用する例について述べたが、これに限らずケトン、
エーテル、アセトン、エステル、水等に対しても同様な
効果が得られる。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明のドライエツチング方法によれば
、を機高分子膜からなるレジストの灰化を迅速に、かつ
完全に行うことができる。また、フッ素をふくむガスを
使用していないので、下地のエツチングは防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用されるエツチング装置の概
略構成図、第2図は被処理物の拡大断面図、第3図はエ
ツチングガス混合比とエツチング速度の関係を示すグラ
フ、第4図は加熱温度に対するエツチング速度の関係を
示すグラフ、第5図ないし第8図は本発明において使用
されるエツチング装置の他の実施例を示す概略構成図、
第9図は従来の方法を説明する被処理物の拡大断面図で
ある。 1.30.40・・・真空容器、2,20・・・被処理
物(ウェハ)、3・・・載置棚、4・・・シャフト、5
・・・支持台、6・・・モータ、7・・・熱板、8・・
・電源、10・・・ガス導入管、11・・・プラズマ発
生装置、12・・・放電管、13.36・・・導波管、
14・・・ガス排出管、22・・・残留物、23・・・
シリコン基板、24・・・熱酸化膜、25・・・多結晶
シリコン、26・・・レジスト、31・・・ガス分散管
、32・・・マニホールド、34・・・放電室、37.
38・・・コイル、39・・・永久磁石、41.42・
・・電極、43・・・高周波電源。 出願人代理人  佐  藤  −雄 活 l 図 孔2図 酸#か−スに対マロアルコールの分圧(%)処3図 活4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、反応性ガスを活性化する手段を有する真空容器内の
    載置棚上に被処理物を載置し、活性化されたガスで前記
    被処理物をエッチングする方法において、第1のガスと
    して酸素ガスを使用し、第2のガスとして炭素原子、酸
    素原子および水素原子のうち2種類以上の原子を含有す
    るガスを使用し、これらのガスを混合して被処理物に作
    用させることを特徴とするドライエッチング方法。 2、ガスを活性化する手段が放電室分離型ケミカルドラ
    イエッチング装置であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のドライエッチング方法。 3、ガスを活性化する手段が高周波励起によるバレルタ
    イプのプラズマエッチング装置であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のドライエッチング方法。 4、ガスを活性化する手段が高周波励起による平行平板
    型のプラズマエッチング装置であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のドライエッチング方法。 5、被処理物を加熱した状態で反応ガスに接触させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
    ずれかに記載のドライエッチング方法。 6、第2のガスが水蒸気、アセトン、アルコール、ケト
    ン、エーテル、エステルのうちのいずれかであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    かに記載のドライエッチング方法。 7、第2のガスがアルコールであり、第1のガスに対す
    る第2のガスの分圧がほぼ5%であることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項記載のドライエッチング方法。
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