JPH01132950A - ゴム引コード布の検査方法および装置 - Google Patents
ゴム引コード布の検査方法および装置Info
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- JPH01132950A JPH01132950A JP62292859A JP29285987A JPH01132950A JP H01132950 A JPH01132950 A JP H01132950A JP 62292859 A JP62292859 A JP 62292859A JP 29285987 A JP29285987 A JP 29285987A JP H01132950 A JPH01132950 A JP H01132950A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高周波信号を用いてタイヤの構成材料として
使用する帯状ゴム引コード布を目とび等の検出のために
検査する新規な方法および装置に関するものである。
使用する帯状ゴム引コード布を目とび等の検出のために
検査する新規な方法および装置に関するものである。
[従来の技術]
一般に空気入りタイヤのカーカスプライ等の構成材料は
平行に配列した多数の繊維たとえばナイロン、ポリエス
テル等の合成繊維、またはスチール等の無機繊維のコー
ドのすだれ織りの帯状体に配合ゴム組成物でゴム引き(
トッピング)してゴム引コード布(トッピング工程)と
し、これを長さ方向に所定の角度と幅に裁断し、この裁
断片の非切断端縁部を互いにオーバラップジヨイントし
て帯状のゴム引コード布(ジヨイント工程)とし、これ
を−旦ロール状に巻取り、生タイヤの成形に使用される
。
平行に配列した多数の繊維たとえばナイロン、ポリエス
テル等の合成繊維、またはスチール等の無機繊維のコー
ドのすだれ織りの帯状体に配合ゴム組成物でゴム引き(
トッピング)してゴム引コード布(トッピング工程)と
し、これを長さ方向に所定の角度と幅に裁断し、この裁
断片の非切断端縁部を互いにオーバラップジヨイントし
て帯状のゴム引コード布(ジヨイント工程)とし、これ
を−旦ロール状に巻取り、生タイヤの成形に使用される
。
上記ゴム引コード布において、正規に存在すべき場所に
コードが抜けてしまって存在しない場合や、あるいはコ
ードは所定数存在するがコード間隔が部分的にまたは長
さ方向の全体に亘って開いてしまっている場合(以下こ
のようなゴム引コード布の異常「目とび」と略記する)
それがそのままタイヤ構成材料として使用されると、完
成タイヤにおいて、目とび部が内圧を受けて局部的に膨
出した状態(バルジ)となり、タイヤの強度を低下させ
たり、また外観を損いタイヤの商品価値を低下させるの
で前記口とび現象の有無をゴム引コード布の製造時(即
ち、トッピング工程とカット工程)に早期に検出し、目
とびが存在するゴム引コード布を排除するなどの対策が
採られている。
コードが抜けてしまって存在しない場合や、あるいはコ
ードは所定数存在するがコード間隔が部分的にまたは長
さ方向の全体に亘って開いてしまっている場合(以下こ
のようなゴム引コード布の異常「目とび」と略記する)
それがそのままタイヤ構成材料として使用されると、完
成タイヤにおいて、目とび部が内圧を受けて局部的に膨
出した状態(バルジ)となり、タイヤの強度を低下させ
たり、また外観を損いタイヤの商品価値を低下させるの
で前記口とび現象の有無をゴム引コード布の製造時(即
ち、トッピング工程とカット工程)に早期に検出し、目
とびが存在するゴム引コード布を排除するなどの対策が
採られている。
従来、目とびを検出する方法として、たとえばゴム引コ
ード布の表面にコードの有無により凹凸が生じる現象を
利用して、光学式変位計を用いて表面の段差を測定する
方法、またスチールコードを用いたゴム引コード布につ
いては、ホール素子により検出する方法などが採られて
いる。
ード布の表面にコードの有無により凹凸が生じる現象を
利用して、光学式変位計を用いて表面の段差を測定する
方法、またスチールコードを用いたゴム引コード布につ
いては、ホール素子により検出する方法などが採られて
いる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら前記光学式変位計を用いて目とびに起因す
る表面段差を測定する方法は、トッピングゴムの肉厚が
薄い場合は目とびがあってもゴム引コード布の表面に殆
ど凹凸が生じないので、目とびの検出が不可能であり、
又、スチールコードの場合に採られるホール素子による
検出方法は、スチールコード以外のコード例えばテキス
タイルコード布の場合は使用できないという問題がある
。
る表面段差を測定する方法は、トッピングゴムの肉厚が
薄い場合は目とびがあってもゴム引コード布の表面に殆
ど凹凸が生じないので、目とびの検出が不可能であり、
又、スチールコードの場合に採られるホール素子による
検出方法は、スチールコード以外のコード例えばテキス
タイルコード布の場合は使用できないという問題がある
。
本発明者等は、高周波出力信号を使用すればゴム引コー
ド布の表面の凹凸の有無やコード材料に関係なく精度よ
く前記口とびを検出できることを見出し、本発明を完成
した。
ド布の表面の凹凸の有無やコード材料に関係なく精度よ
く前記口とびを検出できることを見出し、本発明を完成
した。
[問題点を解決するための手段]
本発明に係るゴム引コード布の検査方法(第1の発明)
は、帯状のゴム引コード布を挟んで対向して高周波信号
の送信へラドセンサと受信センサヘッドを配置し、送信
センサから所定のパルス間隔で一定出力の高周波を発信
し、ゴム引コード布を透過した高周波信号を受信センサ
で受信し、その受信信号の強弱によってゴム引コード布
の目とび又はゲージを検出することを特徴としている。
は、帯状のゴム引コード布を挟んで対向して高周波信号
の送信へラドセンサと受信センサヘッドを配置し、送信
センサから所定のパルス間隔で一定出力の高周波を発信
し、ゴム引コード布を透過した高周波信号を受信センサ
で受信し、その受信信号の強弱によってゴム引コード布
の目とび又はゲージを検出することを特徴としている。
また、本発明にかかる検査装置(第2の発明)は、高周
波発信器、高周波増幅器および送信センサヘッド部を備
えた高周波送給部と、受信センサヘッド部、高周波増幅
器、復調器および直流信号増幅器を備えた高周波受信復
調部とを具備してなり、かつ前記送信センサヘッド部と
受信センサヘッド部が帯状ゴム引コード布を挟んで対向
して設けられていることを特徴としている。
波発信器、高周波増幅器および送信センサヘッド部を備
えた高周波送給部と、受信センサヘッド部、高周波増幅
器、復調器および直流信号増幅器を備えた高周波受信復
調部とを具備してなり、かつ前記送信センサヘッド部と
受信センサヘッド部が帯状ゴム引コード布を挟んで対向
して設けられていることを特徴としている。
[作用]
ゴム引コード布の目とび部を透過する高周波は目とびの
ない正常部を透過する高周波に比して透過量が大きく、
出力信号の強弱の差が顕著となり、目とび部の存在が明
確に検出される。
ない正常部を透過する高周波に比して透過量が大きく、
出力信号の強弱の差が顕著となり、目とび部の存在が明
確に検出される。
[実施例]
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に詳しく説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
第1図は本発明のゴム引コード布の目とび検出方法の実
施に使用する検査装置を示す概略ブロック図であり、こ
の検査装置には高周波発信器1と高周波増幅器2と送信
センサヘッド3とが高周波送給部Aに設けられている。
施に使用する検査装置を示す概略ブロック図であり、こ
の検査装置には高周波発信器1と高周波増幅器2と送信
センサヘッド3とが高周波送給部Aに設けられている。
高周波受信復調部Bには受信センサヘッド5.高周波増
幅器6.復調器7.および直流信号増幅器8が設けられ
ている。前記送給センサヘッド3と受信センサヘッド5
は、ゴム引コード布4を挟んで、対向して設けられてい
る。後述するように、ゴム引コード布4は一対のセンサ
ヘッド3.5に対し移動するか、又は、一対のセンサヘ
ッド3.5がゴム引コード布に対して移動するようにな
っている。高周波発信器で発信された、たとえば中短波
帯域のIMH2程度の高周波は、増幅器2で増幅された
後、送信センサヘッド3を経てゴム引コード布4に向か
って所定のタイミング、即ち、コード間距1!W(第6
図)において2パルス以上のパルスインクパルで発せら
れる。該高周波信号はゴム引コード布4を透過し、コー
ドの目とびの有無による高周波信号の通過量の変化を受
けて、受信センサヘッド5に達し、該ヘッドで受信され
る。該高周波信号は、微弱なため第1次の増幅を高周波
増幅器6で受ける。次いで復調器7で前記高周波信号は
直流信号に変換され、第2次の増幅を直流信号増幅器8
で受けて直流出力信号として連続的に取り出される。こ
の直流出力信号の変化は、一定出力の高周波信号がトッ
ピング反を通過する時の透過量の減衰変化に対応し、該
出力信号を連続的にグラフに表示してその変化から目と
び部を検出することができる。また、直流出力値は比較
判定部Cにおいて、A/D変換器9でデジタル信号に変
換された後、比較演算器(CPU)10にインプットさ
れ、そこで予め記憶部11に記憶された目とび透過量基
準値と比較され、基準値を越えたとき、かつ、基準値を
越えた信号が所定パルス以上連続したとき、目とび有り
と判定し、その出力信号により警報器12を作動させた
り、または、スプレー装置を作動させて識別用ペイント
などの目印材料を目とび部分にスプレーしたり、或はま
た、ゴム引コード布の移動用モータ或はセンサヘッドの
移動用モータ13を停止させる。
幅器6.復調器7.および直流信号増幅器8が設けられ
ている。前記送給センサヘッド3と受信センサヘッド5
は、ゴム引コード布4を挟んで、対向して設けられてい
る。後述するように、ゴム引コード布4は一対のセンサ
ヘッド3.5に対し移動するか、又は、一対のセンサヘ
ッド3.5がゴム引コード布に対して移動するようにな
っている。高周波発信器で発信された、たとえば中短波
帯域のIMH2程度の高周波は、増幅器2で増幅された
後、送信センサヘッド3を経てゴム引コード布4に向か
って所定のタイミング、即ち、コード間距1!W(第6
図)において2パルス以上のパルスインクパルで発せら
れる。該高周波信号はゴム引コード布4を透過し、コー
ドの目とびの有無による高周波信号の通過量の変化を受
けて、受信センサヘッド5に達し、該ヘッドで受信され
る。該高周波信号は、微弱なため第1次の増幅を高周波
増幅器6で受ける。次いで復調器7で前記高周波信号は
直流信号に変換され、第2次の増幅を直流信号増幅器8
で受けて直流出力信号として連続的に取り出される。こ
の直流出力信号の変化は、一定出力の高周波信号がトッ
ピング反を通過する時の透過量の減衰変化に対応し、該
出力信号を連続的にグラフに表示してその変化から目と
び部を検出することができる。また、直流出力値は比較
判定部Cにおいて、A/D変換器9でデジタル信号に変
換された後、比較演算器(CPU)10にインプットさ
れ、そこで予め記憶部11に記憶された目とび透過量基
準値と比較され、基準値を越えたとき、かつ、基準値を
越えた信号が所定パルス以上連続したとき、目とび有り
と判定し、その出力信号により警報器12を作動させた
り、または、スプレー装置を作動させて識別用ペイント
などの目印材料を目とび部分にスプレーしたり、或はま
た、ゴム引コード布の移動用モータ或はセンサヘッドの
移動用モータ13を停止させる。
受信信号の強弱で目とびを検出する本発明方法において
は、ゴム引コード布表面に凹凸がなくても目とびを検出
できる。ゴム引コード布の表面の凹凸は、前記高周波信
号の透過量に若干変化を与えるものの目とび部の正常部
に対する透過量の減衰変化に比し著しく小さいので表面
の凹凸に影響を受けず精度よく目とびを確実に検出する
ことができる。又、コード材料に関係なくコードがナイ
ロン、ポリエステル等の合成繊維で構成された場合でも
またスチールコードの如き無機繊維コードの場合でも精
度よく確実に検出できる。送、受信センサヘッドの一例
を第2図に示す。第2図(a)は、入出力のインピーダ
ンスを合わせるためにマツチングトランス14を組み込
んだセンサヘッド5を示し、第2図(b)は、マツチン
グトランスを使用しない場合を示す。15はフレームグ
ランド、16は送(受)信センサヘッドの検出端、17
は固着用樹脂、18は前記ヘッドの高周波信号入力端(
または出力端)、19はBNCコネクタ、BNCコネク
タ以外にはM型コネクタ、N型コネクタetcである。
は、ゴム引コード布表面に凹凸がなくても目とびを検出
できる。ゴム引コード布の表面の凹凸は、前記高周波信
号の透過量に若干変化を与えるものの目とび部の正常部
に対する透過量の減衰変化に比し著しく小さいので表面
の凹凸に影響を受けず精度よく目とびを確実に検出する
ことができる。又、コード材料に関係なくコードがナイ
ロン、ポリエステル等の合成繊維で構成された場合でも
またスチールコードの如き無機繊維コードの場合でも精
度よく確実に検出できる。送、受信センサヘッドの一例
を第2図に示す。第2図(a)は、入出力のインピーダ
ンスを合わせるためにマツチングトランス14を組み込
んだセンサヘッド5を示し、第2図(b)は、マツチン
グトランスを使用しない場合を示す。15はフレームグ
ランド、16は送(受)信センサヘッドの検出端、17
は固着用樹脂、18は前記ヘッドの高周波信号入力端(
または出力端)、19はBNCコネクタ、BNCコネク
タ以外にはM型コネクタ、N型コネクタetcである。
これらセンサヘッドはいづれか又は両方の組合わせで実
用されるが、前述の如く人出力のインピーダンスを合わ
せて信号を抽出強調する必要がある場合はマツチングト
ランスを組み込んだ前記センサヘッドがより好適に用い
られる。
用されるが、前述の如く人出力のインピーダンスを合わ
せて信号を抽出強調する必要がある場合はマツチングト
ランスを組み込んだ前記センサヘッドがより好適に用い
られる。
送(受)信センサヘッドの検出端16の直径が、増大す
るに伴い信号の広がりを惹起するので、この直径はより
小さい方が好ましく、例えば1市以下の直径の検出端が
より好適に用いられる。他方、送信センサヘッドの検出
端と受信センサヘッドの検出端の距離が大きくなるにつ
れて信号の広がりが生じ、ついには広い範囲に亘る平均
化された信号を与えるだけとなって、目とびを適確に検
出することが不可能となるので、両横出端の距離はより
小さい方が好ましく、例えば10mm以下に選定して対
向させて設けるのがより好適である。
るに伴い信号の広がりを惹起するので、この直径はより
小さい方が好ましく、例えば1市以下の直径の検出端が
より好適に用いられる。他方、送信センサヘッドの検出
端と受信センサヘッドの検出端の距離が大きくなるにつ
れて信号の広がりが生じ、ついには広い範囲に亘る平均
化された信号を与えるだけとなって、目とびを適確に検
出することが不可能となるので、両横出端の距離はより
小さい方が好ましく、例えば10mm以下に選定して対
向させて設けるのがより好適である。
高周波信号としては、たとえば中足波帯のIM82程度
のものが用いられるが、その出力については、RF増幅
器と前記センサヘッドのマツチングの如何によって効率
が変化するため、一義的に定まらない。前記マツチング
がとれている場合には、該出力は高々数十〜数百mII
IW程度であることが好ましい。
のものが用いられるが、その出力については、RF増幅
器と前記センサヘッドのマツチングの如何によって効率
が変化するため、一義的に定まらない。前記マツチング
がとれている場合には、該出力は高々数十〜数百mII
IW程度であることが好ましい。
前記復調器(検波回路)7は、高周波信号を直流信号に
変換する役割を果たす。
変換する役割を果たす。
前記直流信号増幅器8は、復調された信号が微弱である
のでコンピュータのA/D変換器9にかけるためθ〜5
,0N10.±5.±IOV等の電圧に変換する目的を
果たす。直流信号増幅器8からの直流出力を連続的にグ
ラフ表示させてその変化から目とびを検出することがで
きる。
のでコンピュータのA/D変換器9にかけるためθ〜5
,0N10.±5.±IOV等の電圧に変換する目的を
果たす。直流信号増幅器8からの直流出力を連続的にグ
ラフ表示させてその変化から目とびを検出することがで
きる。
高周波送給部の高周波発信器1.高周波増幅器2、およ
び送信センサヘッド3の接続並びに高周波受信復調部に
おける受信センサヘッド5.高周波増幅器6.復調器7
等の接続には、たとえばインピーダンスが50〜75Ω
で高周波伝送における損失が少ない同軸ケーブルが好適
に用いられる。
び送信センサヘッド3の接続並びに高周波受信復調部に
おける受信センサヘッド5.高周波増幅器6.復調器7
等の接続には、たとえばインピーダンスが50〜75Ω
で高周波伝送における損失が少ない同軸ケーブルが好適
に用いられる。
前記送信センサヘッド3と受信センサヘッド5とをゴム
引コード布4を介して対向して設定し、ゴム引コード布
4の目とびを検出する場合のセンサとゴム引コード布の
配置関係を第3図の概略斜視図および第4図の概略断面
図にて示す。第3図に示す実施例では、例えばゴム引コ
ード布4の裁断片のジヨイント工程に設けたコンベア2
5上にゴム引コード布20が載置され、ゴム引コード布
20を挟んで対向させ、かつ、ゴム引コード布20の幅
方向に設けられた複数対の送信センサヘッド21と受信
センサヘッド22との間をコンベア25の駆動によりゴ
ム引コード布20が矢印方向(コード29の方向に交わ
る方向)に移動しつつ目とびが検出される。23はコン
ベア25の駆動用ローラーであり、24はサンプリング
(検出)のタイミング信号を出力するためのエンコーダ
である。検出のタイミングはゴム引コード布20がコー
ド29間の距mw<第6図)を移動する間に2パルス以
上のパルスを発信し、送受信は連続して行ない受信した
信号をパルス毎にA/D変換器に取り込む。第4図に示
す別の実施例では移動枠26にゴム引コード布20の幅
方向に複数対の送信センサヘッド21と受信センサヘッ
ド22が固定して設けられており、移動枠26をゴム引
コード布20の長さ方向(矢印)に一定距離移動させて
、目とびを検出する。上記各実施例でセンサ21,22
は図示しない前記高周波送給部及び高周波受信復調部に
連続されていることはいうまでもない。27.28及び
29はセンサヘッド移動枠26をゴム引コード布20の
長さ方向に移動させるためのそれぞれねし軸、モータ及
び制御ユニットである。尚、上記実施例では、ゴム引コ
ード布のジヨイント工程で目とび検出をする場合を示し
たが、トッピング工程で目とび検出をしてもよい。即ち
、帯状スダレ織コード布にゴム引(トッピング反)した
後、これを巻取る前に、長さ方向に移動するゴム引コー
ド布(トッピング反)の表裏の一対の送受信ヘッドを相
対抗して配置し、このセンサをコード布の幅方向に移動
させて目とびを検出すればよい。
引コード布4を介して対向して設定し、ゴム引コード布
4の目とびを検出する場合のセンサとゴム引コード布の
配置関係を第3図の概略斜視図および第4図の概略断面
図にて示す。第3図に示す実施例では、例えばゴム引コ
ード布4の裁断片のジヨイント工程に設けたコンベア2
5上にゴム引コード布20が載置され、ゴム引コード布
20を挟んで対向させ、かつ、ゴム引コード布20の幅
方向に設けられた複数対の送信センサヘッド21と受信
センサヘッド22との間をコンベア25の駆動によりゴ
ム引コード布20が矢印方向(コード29の方向に交わ
る方向)に移動しつつ目とびが検出される。23はコン
ベア25の駆動用ローラーであり、24はサンプリング
(検出)のタイミング信号を出力するためのエンコーダ
である。検出のタイミングはゴム引コード布20がコー
ド29間の距mw<第6図)を移動する間に2パルス以
上のパルスを発信し、送受信は連続して行ない受信した
信号をパルス毎にA/D変換器に取り込む。第4図に示
す別の実施例では移動枠26にゴム引コード布20の幅
方向に複数対の送信センサヘッド21と受信センサヘッ
ド22が固定して設けられており、移動枠26をゴム引
コード布20の長さ方向(矢印)に一定距離移動させて
、目とびを検出する。上記各実施例でセンサ21,22
は図示しない前記高周波送給部及び高周波受信復調部に
連続されていることはいうまでもない。27.28及び
29はセンサヘッド移動枠26をゴム引コード布20の
長さ方向に移動させるためのそれぞれねし軸、モータ及
び制御ユニットである。尚、上記実施例では、ゴム引コ
ード布のジヨイント工程で目とび検出をする場合を示し
たが、トッピング工程で目とび検出をしてもよい。即ち
、帯状スダレ織コード布にゴム引(トッピング反)した
後、これを巻取る前に、長さ方向に移動するゴム引コー
ド布(トッピング反)の表裏の一対の送受信ヘッドを相
対抗して配置し、このセンサをコード布の幅方向に移動
させて目とびを検出すればよい。
本発明の検出装置を用いてゴム引スチールコード布の目
とびを検出した結果をグラフ表示で第5図に示す。(a
)は、コード1本が欠けた目とび部(矢印部)があるを
示す。(b)は、コード布が水平でなく5度程度の角度
で傾斜している以外は、(a)と同じ場合の測定結果で
ある。
とびを検出した結果をグラフ表示で第5図に示す。(a
)は、コード1本が欠けた目とび部(矢印部)があるを
示す。(b)は、コード布が水平でなく5度程度の角度
で傾斜している以外は、(a)と同じ場合の測定結果で
ある。
(C)はトッピング反の表面に凹凸がある以外は、(、
a)と同じ場合における測定結果である。
a)と同じ場合における測定結果である。
本印部の変化は、前記表面の凹凸に起因するものであり
、図より明らかな如く目とび部(矢印部分)に比し、そ
の変化(本印部)の程度は小さく、凹凸部のある場合に
おいても該凹凸部に影響を受けることなく目とび部が明
確に検出されている。(d)はスチールコード2本が欠
けた目とび部をもつ場合を示す。(e)は送信センサヘ
ッドと受信センサヘッドの距離が大き過ぎた場合、また
は該ヘッドの検出端の直径が大き過ぎた場合の測定結果
を示す。該測定結果より明らかな如く、かかる場合はコ
ード布の中央付近で出力が低くなるのみで、目とび部の
存在を明確に示すものとはならない。(f)は(e)に
比し前記距離または前記直径がさらに大きくなった場合
の測定結果を示し目とびの存在の暗示さえも与えない。
、図より明らかな如く目とび部(矢印部分)に比し、そ
の変化(本印部)の程度は小さく、凹凸部のある場合に
おいても該凹凸部に影響を受けることなく目とび部が明
確に検出されている。(d)はスチールコード2本が欠
けた目とび部をもつ場合を示す。(e)は送信センサヘ
ッドと受信センサヘッドの距離が大き過ぎた場合、また
は該ヘッドの検出端の直径が大き過ぎた場合の測定結果
を示す。該測定結果より明らかな如く、かかる場合はコ
ード布の中央付近で出力が低くなるのみで、目とび部の
存在を明確に示すものとはならない。(f)は(e)に
比し前記距離または前記直径がさらに大きくなった場合
の測定結果を示し目とびの存在の暗示さえも与えない。
なお、本件説明方法は、ゴム引コード布の目とび部の検
出を行った例であるが、本検出方法においてはゴム引コ
ード布の肉厚G(第6図)(以下ゲージと略記する)の
違いで前記高周波信号の基準値が変わる(即ち透過量が
変化する)ので、該基準値とゲージとの関係をあらかじ
め把握しておけば本装置によってゴム引コード布のゲー
ジを測定することも可能である。また前記基準値の変化
は、材質の相異でも認められるので、材質と前記基準値
との関係をあらかじめ得ておけば本装置によってトッピ
ング反の材質をも判定することも可能である。
出を行った例であるが、本検出方法においてはゴム引コ
ード布の肉厚G(第6図)(以下ゲージと略記する)の
違いで前記高周波信号の基準値が変わる(即ち透過量が
変化する)ので、該基準値とゲージとの関係をあらかじ
め把握しておけば本装置によってゴム引コード布のゲー
ジを測定することも可能である。また前記基準値の変化
は、材質の相異でも認められるので、材質と前記基準値
との関係をあらかじめ得ておけば本装置によってトッピ
ング反の材質をも判定することも可能である。
[発明の効果コ
本発明の方法と装置はゴム引コード布を透過する一定出
力の高周波信号の透過量の、目とび部と正常部における
顕著な差、換言すれば受信信号の強弱から目とび等を検
出する構成であるので、ゴム引コード布の表面の凹凸等
の諸要因の影習をあまり受けずに、確実に積度よくかつ
容易に目とび等を検出できる。
力の高周波信号の透過量の、目とび部と正常部における
顕著な差、換言すれば受信信号の強弱から目とび等を検
出する構成であるので、ゴム引コード布の表面の凹凸等
の諸要因の影習をあまり受けずに、確実に積度よくかつ
容易に目とび等を検出できる。
第1図は本発明のゴム引コード布目とび検査装置を示す
概略ブロック図、第2図はセンサヘッドを示す概略図で
あり、第2図(a)はマツチングトランスを組み込んだ
センサヘッド、第2図(b)はマツチングトランスを使
用しないセンサヘッドを示す。第3図及び第4図はゴム
引コード布とセンサの位置関係の各実施例を示す概略図
、第5図(a−f)はゴム引コード布の目とび検出にお
ける測定例を示す図、第6図はゴム引コード布の一部拡
大断面図である。 1・−高周波発信器 2.6・−高周波増幅器3.2
1−一通信セン・サヘッド 4.20−・・ゴム引コード布 5.22・・・受信センサヘッド 7・・・復調器 8・・・直流信号増幅器15・・・
マツチングトランス 16−・・検出端 特許出願人 住友ゴム工業株式会社
概略ブロック図、第2図はセンサヘッドを示す概略図で
あり、第2図(a)はマツチングトランスを組み込んだ
センサヘッド、第2図(b)はマツチングトランスを使
用しないセンサヘッドを示す。第3図及び第4図はゴム
引コード布とセンサの位置関係の各実施例を示す概略図
、第5図(a−f)はゴム引コード布の目とび検出にお
ける測定例を示す図、第6図はゴム引コード布の一部拡
大断面図である。 1・−高周波発信器 2.6・−高周波増幅器3.2
1−一通信セン・サヘッド 4.20−・・ゴム引コード布 5.22・・・受信センサヘッド 7・・・復調器 8・・・直流信号増幅器15・・・
マツチングトランス 16−・・検出端 特許出願人 住友ゴム工業株式会社
Claims (8)
- (1)帯状のゴム引コード布を挟んで対向して高周波信
号の送信センサヘッドと受信センサヘッドを配置し、送
信センサから所定のパルス間隔で一定出力の高周波を発
信し、ゴム引コード布を透過した高周波信号を受信セン
サで受信し、その受信信号の強弱によってゴム引コード
布の目とび又はゲージを検出するゴム引コード布の検査
方法。 - (2)ゴム引コード布を透過した高周波信号を受信セン
サで受信したのちこれを復調して直流信号を出力し、さ
らにこれをデジタル信号に変換した後、目とび等の透過
量基準値と比較し、基準値を越えているとき目とび又は
ゲージを判定する特許請求の範囲第1項記載のゴム引コ
ード布の検査方法。 - (3)上記ゴム引コード布が一対のセンサヘッドに対し
て移動している特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
ゴム引コード布の検査方法。 - (4)上記一対のセンサヘッドがゴム引コード布に対し
て移動する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のゴム
引コード布の検査方法。 - (5)高周波発信器、高周波増幅器および送信センサヘ
ッド部を備えた高周波送給部と、受信センサヘッド部、
高周波増幅器、復調器および直流信号増幅器を備えた高
周波受信復調部とを具備してなり、かつ前記送信センサ
ヘッド部と受信センサヘッド部が帯状ゴム引コード布を
挟んで対向して設けられていることを特徴とするゴム引
コード布の検査装置。 - (6)高周波送給部と高周波受信復調部の他に、A/D
変換部と比較演算部と記憶部とを備えた比較判定部が設
けられている特許請求の範囲第5項記載のゴム引コード
布の検査装置。 - (7)上記ゴム引コード布を一対のセンサヘッドに対し
移動させる移動手段が設けられている特許請求の範囲第
5項又は第6項記載のゴム引コード布の検査装置。 - (8)上記一対のセンサヘッドがゴム引コード布に対し
移動する特許請求の範囲第5項又は第6項記載のゴム引
コード布の検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62292859A JPH01132950A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | ゴム引コード布の検査方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62292859A JPH01132950A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | ゴム引コード布の検査方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132950A true JPH01132950A (ja) | 1989-05-25 |
JPH0444229B2 JPH0444229B2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=17787295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62292859A Granted JPH01132950A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | ゴム引コード布の検査方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01132950A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5280082A (en) * | 1975-12-26 | 1977-07-05 | Fuji Electric Co Ltd | Apparatus for inspecting tires filled with steel cords |
JPS6052708A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-26 | Bridgestone Corp | タイヤのコ−ド配列検査機 |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP62292859A patent/JPH01132950A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5280082A (en) * | 1975-12-26 | 1977-07-05 | Fuji Electric Co Ltd | Apparatus for inspecting tires filled with steel cords |
JPS6052708A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-26 | Bridgestone Corp | タイヤのコ−ド配列検査機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444229B2 (ja) | 1992-07-21 |
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