JPH01131672A

JPH01131672A - 医療用注射針誤刺防止具

Info

Publication number: JPH01131672A
Application number: JP62290098A
Authority: JP
Inventors: Takafumi Miyake; 三宅　啓文
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-11-17
Filing date: 1987-11-17
Publication date: 1989-05-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ｌス療用安金具として、注射針の誤刺の防止
具に関するものである。

（従来の技術）一殻に医療用注射器は、シリンジ−注射針・保護カバー
等の各部から構成されている。

この内、保護カバーの一１巳な役］：１は、注射針を清
潔に保つことと、注射針の収り扱いを安全にすることで
ある。

しかし、この保護カバーが有する安全性は、注射針のガ
ードを主体にしたものであり、使用者に対する安全性は
充分ではなかっな。

また、従来より、使用者の安全性を主体にした注射針に
対する安全具がなかった。

（発明が解決しようとする問題点）従来の保護カバーの形状は、注射針を包み込む細長い円
筒形で、片面が開口部になっている。

注射針を抜き差しするこの開Ｌ１部は、一般に、内径的
φ６−の円形である。

この小さな開「１部は、注射針を引き抜く場合には問題
ないが、注射後や採血後に注射針を差し込む場合には問
題となることがある。

つまり、約φ６−の開口部に注射針を差し込むには、使
用者の注意力と確かな−「１元が要求されるが、使用者
である医者や看護婦等の医療従事者は多忙であることが
多く、時には誤って、指などに４刺することがあった。

４刺による痛感もさることながら、特に大きな問題点と
して、注射や採血された患者がＢ型肝炎やエイズなど血
液を介して感染する病気であった場合、４刺により医療
従事者が感染したり口、〜には死亡することがあった。

即ち、使用者の生命にかかわる安全を、使用者の注意に
依存しすぎる欠点があった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、以−Ｌの欠点を解決し、使用者が多少注意を
怠っても、指などに４刺することがなく、安全に注射針
を取り扱えるようにすることを［１的とするものである
。

即ち、本発明の目的とするところは、指先の力では注射
針が容易に１７通しない薄板に、中央部に穴を設けた、
誤刺防市効果が大きく、従来技術を変更することなく、
取り扱いか簡弔で、簡易構造で安価な使い捨て可能な医
療用注射針誤刺防１１＝具を提供することである。

（作用）指先の力では注射針が容易にｌｌｉ通しない薄板に中火
部に穴を設ける。

本発明は、以上の簡易な横道である。

使用方法は、従来の注射器を保護カバーの先端から、こ
の中央部の穴に通し、保護カバーの根元付近に薄板を固
定して用いる。

この時、薄板の表裏を限定しない方が、取りｔハい易く
好ましい。

また、衛生上、−回限りの使用が好ましい。

本発明の作用は、注射針を保護カバーに差し込む時に、
もし使用者が誤って注射針を保護カバーに差し込めず的
をはずした場合、この針先を薄板で受は止めることであ
る。

そして、注射針が保護カバーに納まるまで、何度でも受
は止めることである。

（実施例）本発明の実施例を１図面について説明する。

１１尖１１第１図は、本発明の第１実施例を示す斜視図である。

穴（２）の大きさは、穴径で７±２−が良く、特に従来
の保護カバー（７）の根元付近の筒外径と同じ大きさが
好ましい。

薄板（１）の大きさは、直径または対角線など外径で１
５・〜、５０陶が良く、特に２５へ、４０曜が好ましい
。１５１１ｓより小さいと誤刺防市効果が小さく、５０
−より大きいと取り扱い難くなる。

薄板（１）の硬さは、注射針が指先の力では容易に貫通
しない硬さであることが−ｅ要である９更に、注射針で
押して薄板（１）が曲り難いのが好ましく、その理由は
、客間に曲ると注射針をしっかりと受け１１二めきれず
に、手のひら等地の部位に一次誤刺する可能性があるか
らである。

よって、容騎に曲りたり、注射針がｌｊｆ通したりしな
い硬さがｔ５られれば、薄板（１）の厚さは限定されな
い。

薄板（１）の材τ１としては、ボリアｌコピシン、ポリ
エチレン、ポリエステル、アクリル、塩化ビニル、プラ
スチックなどの合成樹脂、または、板紙ラミネート板紙
、合成ゴムなどが良い９第２図は第１実施例の作用状態
を示す状態１′２Ｉである。

薄板（１）を装着した保護カバー（７）に、注射釘（８
）を差し込もうとして、使用者が誤って的をはずし、ｂ
ｔ来ならば指先を４刺するところを、注射針（８）を薄
板（１）で受は市めた状！！！、図である。

１１去１１第３図は第２実施例で、第１実施例に於けるｒ＜Ｗ板（
１）の表面に、高さ１−以下の凸部（３）を設けた状態
を示す斜視図である。

この凸部（３）を設けることにより　ｆｊｌｊ板で一］
−１受け１Ｆめな注射針の針先が滑り−Ｖ板外に出て手
のひら等地の部位へ二次４刺することを防ぐことができ
る。

よって、針先の滑り防止であるから、凸部（３）の高さ
は１−以下で良い。

また、凸部でなくとも深さｌｌｌｌ１ｍ以ドの凹部でも
よいが、その場合は凹部も注射針が貫通しない様注意が
必要である。

また、シルク面等の粗面でも防滑効果がある。

尚、これらの凸部または凹部または１１面は、薄板（１
）の表裏両面に設けるのが好ましい。

第３実施例第４図は第３実施例で、第１実施例に於ける薄板（１）
の表面に、穴（２）を中心として同心円を描き、的表示
（４）をした状態を示す斜視図である。

この的表示（４）を設けることにより、使用者の視覚に
訴え、注射針を保護カバーに差し込める成功率が高くな
り、より安全になる９また゛、穴（２）を中心にした同心円でなくとも、同心
の多角形、または放射線でもよい。

尚、的表示（４）は薄板（１）の表裏両面にするのが好
ましい。

剃土犬１１第５図は第４実施例で、左から、薄板（１）の外周の一
部に辺部（５）を設けた状態を示す正面図。

外周の全部に辺部（５）を設けた即ち多角形を示す正面
図、外周に突起部（６）を設けた状態を示す正面図であ
る。

もし、薄板（１）の外形を円形にすると、保護カバーと
共にテーブル」−やベツド」−を転がり易く、Ｊ■り扱
い難い。

よって、転がり市めとして、辺部（５）や突起部（６）
を設けることにより、収り汲い易くなる。

（発明の効果）以」−のように、本発明の医療用注射針誤刺防止見によ
れば、注射針を保護カバーに差し込む時に使用者が誤っ
て差し込み口から的をはずしても、この医療用注射針４
刺防止具で３１を受は止めるので、使用者の指などに４
刺しない。

このなめ、４刺による痛感や、４刺によるウィルス等の
感染の恐れがなくなり安全である。

また、この医療用注射針誤刺防正具を使用することによ
り、従来の注射器が有していた衛生性や操作性や安全性
などの機能を損なうことなく、安全性を向上させること
ができる。

そして、ｆ！ｉ易構造なので、取り扱いが簡単で、安価
で使い捨てができ衛生的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す斜視図、第２図は第
１実施例の作用状態を示す状態図、第３１’ｌは第２実
ＪＡ例を示す斜視［Ａ、第４図は第３実施例を示す斜視
図、第５図は第４実施例を示す正面図である。（１）薄ｊｌｉ　　　　　　（２）穴　　　　（３）凸
部（４）的表示　　　　（５）辺部　　　（６）突起部
（７）保護カバー　　（８）注射針

Claims

【特許請求の範囲】１、指先の力では注射針が容易に貫通しない薄板に、中
央部に穴を設けたことを特徴とする医療用注射針誤刺防
止具。２、当該穴の径が７±２ｍｍである、及びまたは当該薄
板の外径が１５〜５０ｍｍである特許請求の範囲第１項
記載の医療用注射針誤刺防止具。３、当該薄板の材質が、ポリプロピレン、ポリエチレン
、ポリエステル、アクリル、塩化ビニル、プラスチック
などの合成樹脂、または板紙、ラミネート板紙、または
合成ゴムである特許請求の範囲第１項記載の医療用注射
針誤刺防止具。４、当該薄板の表面に、高さ１ｍｍ以下の凸部または凹
部を設けた、または表面を粗面にした特許請求の範囲第
１項記載の医療用注射針誤刺防止具。５、当該穴を中心として、同心の円または同心の多角形
、または放射線を当該薄板の表面に描いた特許請求の範
囲第１項記載の医療用注射針誤刺防止具。６、当該薄板の外周に辺部または突起部を設けた特許請
求の範囲第１項記載の医療用注射針誤刺防止具。