JPH01131186A - β−ラクタム化合物、該化合物の製造方法及び該化合物の合成中間体並びに該化合物を含有する細菌感染症治療用組成物 - Google Patents

β−ラクタム化合物、該化合物の製造方法及び該化合物の合成中間体並びに該化合物を含有する細菌感染症治療用組成物

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JPH01131186A
JPH01131186A JP63192746A JP19274688A JPH01131186A JP H01131186 A JPH01131186 A JP H01131186A JP 63192746 A JP63192746 A JP 63192746A JP 19274688 A JP19274688 A JP 19274688A JP H01131186 A JPH01131186 A JP H01131186A
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JP
Japan
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group
formula
hydrogen
lower alkyl
alkyl group
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Pending
Application number
JP63192746A
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English (en)
Inventor
Shigeo Shimizu
清水 繁夫
Hiroyuki Takano
博之 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON IYAKUHIN KAIHATSU KENKYUSHO KK
SANKEI YAKUHIN KK
Nippon Pharmaceutical Development Institute Co
Original Assignee
NIPPON IYAKUHIN KAIHATSU KENKYUSHO KK
SANKEI YAKUHIN KK
Nippon Pharmaceutical Development Institute Co
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON IYAKUHIN KAIHATSU KENKYUSHO KK, SANKEI YAKUHIN KK, Nippon Pharmaceutical Development Institute Co filed Critical NIPPON IYAKUHIN KAIHATSU KENKYUSHO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は新規なβ−ラクタム化合物、更に詳しくは抗生
物質として有用な新規なセファロスポリン系化合物並び
にその製造方法、合成中間体及び用途に関する。 (従来の技術及びその問題点) 従来、β−ラクタム系抗生物質がグラム陰性菌及び陰性
菌に対し抗菌活性を有することは知られており、数多く
の化合物が実際に応用されてきた。就中、第三世代セフ
ァロスポリン系抗生物質と称される化合物が非常に広範
囲の抗菌スペクトルを有し、臨床上特に評価されている
。 しかしながら、上記化合物は数種類のものが実用に供さ
れているとはいえ、いずれも緑膿菌に対する抗菌力が劣
り、また或種のものは緑膿菌以外のグラム陰性菌に対し
ては非常に有効であるが、グラム陰性菌に対する活性が
劣り、更にセファロスポリンの使用頻度上昇に伴い、徐
々に増加しているセファロスポリン耐性獲得株が交叉耐
性を示すという欠点を有していた。 本発明者らは、こうした実状に鑑み、極めて広範囲で強
い抗菌力を有する化合物につき鋭意検討した結果、下記
の一般式+11で示される化合物が細菌感染症治療用医
薬として優れた特性を有することを見い出し、本発明を
完成するに到ったものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段及び作用)本発明は、一
般式(■): [式中、R1はアシル基であり二Mは水素、保護基又は
体内で容易に加水分解される脱離基であり;Bは、 次式(b): (式中、R2、R3及びR1の少なくとも一つは、 次式: −A −OR4 (式中、R4は水素又は低級アルキル基であり:Aは炭
素数1〜6の直鎖又は分岐状の°低級アルキレン基であ
る。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
いてもよいカルボキシル基であり、更に、R9が前記式
ニーA−OR,で示される基である場合には、R8及び
R3は、−緒になって炭素数3〜4のアルキレン基を形
成していてもよく:Zは、窒素又は 次式:  C−R,。 (式中、R1゜は水素、カルボキシル基、又は水酸基も
しくは低級アルコキシ基で置換されていてもよい低級ア
ルキル基である。) で示される基である。) で示される基である。] で示されるβ−ラクタム化合物又はその薬学的に許容さ
れる塩、その製造方法及び合成中間体並びに該化合物を
含有する細菌感染症治療用医薬組成物に関する。 なお、前記一般式(1)で示される化合物の水和物、有
機溶媒和物も当然本発明の技術的範囲に包含される。 そこで、前記式(Ilに於て総括的に示されている各基
につき、まず具体的に説明を加える。 84111服 R+で示されるアシル基は、カルボン酸から誘導され、
セファロスポリン化学で用いられる全ての有機基を含む
。 特に好ましいアシル基としては、2−(2−チエニル)
アセチル基及び 次式(c); R,−C−CO− N         (c) \ OR。 [式中、R?は複素環基であり;R1は水素、低級アル
キル基又は 次式(d)、(e)もしくは(f): Ha              X −C−C0OH(f) (式中、Ri及びR6は、それぞれ独立して、水素又は
低級アルキル基であり、R″は水素又は保護基であり、
Xは水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロ
ゲンである。) で示される基である。] 又は次式(g): (式中、R′は水素又は保護基である。)で示される基
並びに特開昭62−16487号、同62−33185
号、同52−108997号、同58−49382号、
同58−74680号、同59−139381号、同5
9−167576号、同60−163884号又は同6
1−267583号公報記載のアシル基が挙げられる。 前記に於て、R1、R6及びR8で表される低級アルキ
ル基としては炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐アルキル
基が挙げられる1例えば、メチル基、エチル基、n−も
しくは1so−プロピル基等が挙げられる。R′で表さ
れる保護基としては、ジフェニルメチル基、t−ブチル
基、p−ニトロベンジル基、トリメチルシリル基等が挙
げられる。R″で表される保護基としては、アセチル基
、プロピオニル基等の低級アシル基及びメトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基等の低級アルコキシカル
ボニル基等が挙げられる。Xで表されるハロゲンとして
は塩素原子、臭素原子、フッ素原子等が挙げられ、低級
アルキル基としては炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐ア
ルキル基、例えば、メチル基、エチル基、n−もしくは
1so−プロピル基等が挙げられ、低級アルコキシ基と
しては炭素数1〜3のアルコキシ基、例えば、メトキシ
基、エトキシ基、n−もしくはis。 −プロポキシ基等が挙げられる。 丘9韮j Mは水素、保護基又は体内で容易に加水分解されて脱離
する基である。 Mが保護基の場合、ジフェニルメチル基、t−プチル基
、p−ニトロベンジル基、トリメチルシリル基等が挙げ
られる。 また、Mが体内で容易に加水分解されて脱離する基の場
合は、アセトキシメチル基、α−アセトキシエチル基、
ピバロイルオキシメチル基、α−エトキシカルボニルオ
キシメチル基、α−メトキシカルボニルオキシメチル基
、α−メトキシカルボニルオキシエチル基、α−エトキ
シカルボニルオキシエチル基、1−インダニル基、フタ
リジル基、5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
−ルー4−イル−メチル基等が挙げられる。 R3、R$ びR・の口日 R3、R1及びR9の少なくとも一つは、式ニーA−O
R,で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立し
て、水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていても
よい低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されて
いてもよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護
基もしくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換さ
°れていてもよいカルボキシル基であり、更に、R9が
前記式ニーA−OR,で示される基である場合には、R
3及びR3は、−緒になって炭素数3〜4のアルキレン
基を形成していてもよい。 前記に於て、ハロゲンで置換されていてもよい低級アル
キル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−も
しくは1so−プロピル基、モノフルオロメチル基、ジ
フルオロメチル基、トリフルオロメチル基、モノフルオ
ロエチル基、ジフルオロエチル基、トリフルオロエチル
基等が挙げられる。低級アルキル基で置換されていても
よいカルバモイル基としては、例えば、カルバモイル基
、メチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、1
−ピロリジニルカルボニル基等が挙げられる。シクロア
ルキル基としては、例えば、シクロプロピル基、シクロ
ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙
げられる。保護基もしくは体内で容易に加水分解される
脱離基で置換されていてもよいカルボキシル基における
保護基及び脱離基は、先にMとして定義された基と同一
の意義を有する。炭素数3〜4のアルキレン基としては
、例えば、プロピレン基及びブチレン基等が挙げられる
。 1上辺韮旦 R4は水素又は低級アルキル基である。 前記に於て、低級アルキル基としては炭素数1〜3の直
鎖もしくは分岐アルキル基が挙げられる0例えば、メチ
ル基、エチル基、n−もしくは1so−プロピル基等が
挙げられる。 へΩ説朋 Aは炭素数1〜6の直鎖又は分岐状の低級アルキレン基
である。かかるアルキレン基としては、例えば、メチレ
ン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基
、メチルエチレン基、エチルエチレン基、エチリデン基
等が挙げられる。 前記式(1)において、 次式(b): (b) で示される基の具体例としては、例えば、以下の基が挙
げられる。 (2−ヒドロキシメチル−S−トリアゾロ[1,5−a
]ピリミジン−7−イル)チオ、(2−ヒドロキシメチ
ル−5−メチル−8−トリアゾロ(1,5−alピリミ
ジン−7−イル)チオ、 (5−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−s−トリア
ゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (5−カルバモイル−2−ヒドロキシメチル−5−)リ
アゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (2−ヒドロキシメチル−5,6−シメチルーs−トリ
アゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (2−ヒドロキシメチル−6,7−シヒドロー5H−シ
クロペンタ[dl −s−トリアゾロ[1,5−a]ピ
リミジン−8−イル)チオ、(2−ヒドロキシメチル−
5−トリフルオ、ロメチルーs−トリアゾロ[1,5−
a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (6−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−5−)−リ
アゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (6−カルバモイル−2−ヒドロキシメチル−s−トリ
アゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (2−ヒドロキシメチル−5−モノフルオロメチル−8
−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル)チ
オ、 (2−ヒドロキシメチル−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−8−トリアゾロ[5,1−b]キナゾリン−9−イ
ル)チオ、 [2−(1−ヒドロキシエチル)−s−トリアゾロ[1
,5−a]ピリミジン−7−イル]チオ、 [2−(1−ヒドロキシエチル)−5−メチル−s−ト
リアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル]チオ、 [5−カルボキシ−2−(1−ヒドロキシエチル)−s
−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]チ
オ、 [5−カルバモイル−2−(1−ヒドロキシエチル)−
s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジ。 ンー7−イル1チオ、 [2−(1−ヒドロキシエチル)−5,6−シメチルー
s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル]
チオ、 [2−(1−ヒドロキシエチル)−6,7−シヒドロー
5H−シクロペンタ[d]−s−トリアゾロ[1,5−
a]ピリミジン−8−イルコチオ、 (2−(1−ヒドロキシエチル)−5−)リフルオロメ
チル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−
イル]チオ、 [6−カルボキシ−2−(1−ヒドロキシエチル)−s
−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル]チ
オ。 [6−カルバモイル−2−(1−ヒドロキシエチル)−
s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]
チオ、。 (2−(1−ヒドロキシエチル)−5−モノフルオロメ
チル−5−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7−
イル1チオ、 [2−(1−ヒドロキシエチル)−5,6゜7.8−テ
トラヒドロ−8−トリアゾロ[5,1−b]キナゾリン
−9−イルコチオ、 [2−(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアゾロ[1
,5−a]ピリミジン−7−イル]チオ、 (2−(2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−8−ト
リアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル]チオ、 [5−カルボキシ−2−(2−ヒドロキシエチル)−s
−t−リアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]
チオ、 [5−カルバモイル−2−(2−ヒドロキシエチル)−
s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]
チオ、 [2−(2−ヒドロキシエチル)−5,6−シメチルー
s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル]
チオ、 [2−(2−ヒドロキシエチル)−6,7−シヒドロー
5H−シクロペンタ[d] −s−トリアゾロ[1,5
−a]ピリミジン−8−イルコチオ、 [2−(2−ヒドロキシエチル)−5−トリフルオロメ
チル−s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7−
イル]チオ、 [6−カルボキシ−2−(2−ヒドロキシエチル)−s
−)−リアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]
チオ、 [6−カルバモイル−2−(2−ヒドロキシエチル)−
s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]
千オ、 [2−(2−ヒドロキシエチル)−5−モノフルオロメ
チル−6−トリアゾロ[1,5−a] ピリミジン−7
−イル]チオ、 [2−(2−ヒドロキシエチル)−5,6゜7.8−テ
トラヒドロ−s−トリアゾロ[5,1−b]キナゾリン
−9−イルコチオ、 (2−メトキシメチル−5−トリアゾロ[1゜5−a]
ピリミジン−7−イル)チオ、(2−メトキシメチル−
5−メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
−7−イル)チオ、 (5−カルボキシ−2−メトキシメチル−S−トリアゾ
ロ(1,5−alピリミジン−7−イル)チオ、 (5−カルバモイル−2−メトキシメチル−8−トリア
ゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (2−メトキシメチル−5,6−ジメチルーs−トリア
ゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (2−メトキシメチル−6,7−シヒドロー5H−シク
ロペンタ[d] −s−トリアゾロ[1,5−a]ピリ
ミジン−8−イル)チオ、(2−メトキシメチル−5−
トリフルオロメチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピ
リミジン−7−イル)チオ、 (6−カルポキシー2−メトキシメチル−8−トリアゾ
ロ(1,5−alピリミジン−7−イル)チオ、 (6−カルバモイル−2−メトキシメチル−8−トリア
ゾロ(1,5−alピリミジン−7−イル)チオ、 (2−メトキシメチル−5−モノフルオロメチル−8−
トリアゾロ(1,5−alピリミジン−7−イル)チオ
、 (2−メトキシメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−8−トリアゾロ[5,1−blキナゾリン−9−イル
)チオ、 (5−ヒドロキシメチル−2−メチル−s−トリアゾロ
[1,5−a] ピリミジン−7−イル)チオ、 (2,5−ビス(ヒドロキシメチル)−s−t−リアゾ
ロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ、 (5−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−7−イル)チオ、 (3−ヒドロキシメチル−5−メチルピラゾロ[1,5
−a]ピリミジン−7−イル)チオ、(3−ヒドロキシ
メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)
チオ、 (5−ヒドロキシメチル−2−メチルピラゾロ(1,5
−alピリミジン−7−イル)チオ、(3−ヒドロキシ
メチル−5−メチルピラゾロ[1,5−alピリミジン
−7−イル)チオ、(3−カルボキシ−5−ヒドロキシ
メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)
チオ、 (3,5−ビス(ヒドロキシメチル)ピラゾロ[1,5
−a]ピリミジン−7−イル)チオ、(5−メトキシメ
チル−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−
7−イル)チオ、(5−メトキシメチルピラゾロ[1,
5−a]ピリミジン−7−イル)チオ1 、(7−ヒドロキシメチル−8−トリアゾロ[1,5−
a]ピリミジン−5−イル)チオ、(7−ヒドロキシメ
チル−2−メチル−6−トリアゾロ[1,5−a] ピ
リミジン−5−イル)チオ、 (7−ヒドロキシメチル−2−トリフルオロメチル−s
−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)チ
オ°、 (2,7−ビス(ヒドロキシメチル)−S−トリアゾロ
[1,5−alピリミジン−5−イル)チオ、 (7−メドキシメチルーs−トリアゾロ[1゜5−a]
ピリミジン−5−イル)チオ、(7−メドキシメチルー
2−メチル−S−トリアゾロ[1,5−alピリミジン
−5−イル)チオ、 (7−メドキシメチルー2−トリフルオロメチル−s−
トリアゾロ(1,s−a]ピリミジン−5−イル)チオ
。 (7−ヒドロキシメチル−2−メトキシメチル−8−ト
リアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)チオ、 (3−カルボキシ−7−ヒドロキシメチルピラゾロ[1
,5−a]ピリミジン−5−イル)チオ、 (3−カルボキシ−7−メトキシメチルピラゾロ(1,
5−alピリミジン−5−イル)チオ。 本発明のβ−ラクタム化合物の薬学的に許容される塩と
しては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩
;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属
塩:アンモニウム塩;ジイソプロピルアミン、ベンジル
アミン、トリエタノールアミン、トリエチルアミン、N
−メチルモルホリン、ピリジン、ピペラジン等の有機塩
基との塩;酢酸、ギ酸、マレイン酸、フマル酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸との塩
;塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸等の無機酸との塩等が
挙げられる。 未 −−クタム A の  の゛゛ 本発明の目的とする新規β−ラクタム化合物は、例えば
、以下のような4つの方法に従って合成することができ
る。 次式(II): [式中の記号は前記と同意義] で示される化合物と、 次式(III): R1−OH(III) [式中の記号は前記と同意義] で示されるカルボン酸又はその反応性誘導体とを反応さ
せ、要すれば保護基を除去することにより得られる。 11立方韮 次式(■): バ6 [式中の記号は前記と同意義] で示される化合物と、 次式(V): [式中の記号は前記と同意義] で示される化合物又はその反応性誘導体とを反応させ、
要すれば保護基を除去することにより次式(I′): [式中の記号は前記と同意義] で示される化合物が得られる。 また、前記化合物(1v)と、 次式(V′): [式中の記号は前記と同意義] で示される化合物又はその反応性誘導体とを反応させ、
要すれば保護基を除去することにより次式(■″): [式中の記号は前記と同意R1 で示される化合物が得られる。 ここで原料化合物(!V)は新規化合物であり、その合
成法の一例を反応式で示せば次の通りである。 1′1S [式中、Roooは保護基であり、その伯の記号は前記
と同意義である。] 1主五方羞 次式(Vl): [式中、Jはハロゲン又はアセトキシ基であり、その他
の記号は前記と同意義である。]で示される化合物と 次式(Vn)  :   B−H(VIA)[式中の記
号は前記と同意a] で示される化合物とを反応させ、要すれば保護基を除去
することにより得られる。 ここで原料化合物(vn)は新規化合物であり、その合
成法の一例を反応式で示せば次の通りである。 (A) R,o−A−COOII   +   NIl、Ntl
CNI+、   −(B) (V[l’−b) (c) R2 [式中、R1は低級アルキル基であり、その他の記号は
前記と同意義である。] 1土凶方店 次式(■): [式中の記号は前記と同意義] で示される化合物と、 次式(■): 肌 [式中の記号は前記と同意義] で示される化合物又はその塩とを反応させ、要すれば保
護基を除去することにより、一般式(): [式中の記号は前記と同意jlF で示される化合物を得ることができる。 本反応では、化合物(IX)の塩を用いることが好まし
い、かかる塩としては、好ましくは、鉱酸との塩、例え
ば塩酸、又は有機スルホン酸塩、例えばp−トルエンス
ルホン酸が用いられる。かかる塩は、好ましくは約等モ
ル量ないしそのわずかに過剰な量を用いる0本反応は、
好ましくは極性有機溶媒、例えばジメチルホルムアミド
、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、アセ
トニトリル、水、更に好ましくはジメチルアセトアミド
中において行う、この後者の溶媒を用いると、最終生成
物の5yn一体が特に好収量で得られる0本反応の温度
は、好ましくは0℃ないし室温である。 以下、本発明の新規β−ラクタム化合物の製造法を更に
詳細に説明する。 1℃塁方羞 一般式(III)で示される化合物の具体例としては、
例えば、以下の化合物が挙げられる。 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−
2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)
カルバゾイル]−1−メチルエトキシイミノ)酢酸、 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) 
−2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル
)カルバゾイル]エトキシイミノ)酢酸、 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−
2−([3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)カル
バゾイル]メトキシイミノ)酢酸、 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) 
−2−(1−[3−(3,4−ジアセトキシベンゾイル
)カルバゾイル]−1−メチルエトキシイミノ)酢酸、 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−
2−(1−[3−(3,4−ジアセトキシベンゾイル)
カルバゾイル]エトキシイミノ)酢酸、 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) 
−2−([3−(3,4−ジアセトキシベンゾイル)カ
ルバゾイル]メトキシイミノ)酢酸、 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)酢
酸、 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) 
−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸、2−(2−アミノ−
1,3−チアゾール−4−イル)−2−(メトキシイミ
ノ)酢酸、2−(2−チエニル)酢酸。 化合物(II)と化合物(III)の反応は、一般には
化合物(III)としてその反応性誘導体を用いて行う
ことが望ましい、この場合、水酸基を予めアシルエステ
ルとして保護しておくことが望ましい6反応性誘導体と
しては、例えば酸ハライド、混合酸無水物、活性エステ
ル等が使用される。また、遊離のカルボン酸をそのまま
使用することもできるが、その場合には適当な縮合試薬
を用いるとよい、該試薬としては、例えばN、N’−ジ
シクロへキシルカルボジイミド(DCC)、N、N’−
カルボニルジイミダゾール、シアヌールクロリド、ビル
スマイヤー試薬等が用いられる。このような反応はペニ
シリン化学、セファロスポリン化学、ペプチド化学の分
野において公知である。 化合物(II )及び(III)は、通常、等モル用い
る。 これらの反応は、通常、適当な溶媒、例えば塩化メチレ
ン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、アセト
ニトリル、アセトン、水又はこれらの混合溶媒中におい
て、−10〜30℃で約0.5〜2時間行う0反応後の
処理は当該技術分野でよく知られた方法により、分離、
精製される。 11Ω方羞 一般式(■)で示される化合物の具体例としては、例え
ば、以下の化合物が挙げられる。 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2−ヒド
ロキシメチル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジ
ン−7−イル)チオメチルゴー3−セフェム−4−カル
ボン酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾー
ル−4−イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−
1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(
2−ヒドロキシメチル−5−メチル−5−)リアゾロ(
1,5−alピリミジン−7−イル)チオメチルゴー3
−セフェム−4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチル
エトキシイミノ)アセトアミド)−3−((2−ヒドロ
キシメチル−5,6−シメチルーs−)リアゾロ[1,
5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチルゴー3−セ
フェム−4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2−ヒド
ロキシメチル−6,7−シヒドロー5H−シクロペンタ
[d] −s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−
8−イル)チオメチルゴー3−セフェム−4−カルボン
酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−
4−イル]−2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メ
チルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(5−カ
ルボキシ−2−ヒドロキシメチル−8−トリアゾロ[1
,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチルゴー3−
セフェム−4−カルボン酸、 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチル
エトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2−(1−
ヒドロキシエチル)−s−トリアゾロ[1,5−a] 
ピリミジン−7−イル)チオメチルゴー3−セフェム−
4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチル
エトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2−(1−
ヒドロキシエチル)−5−メチル−8−トリアゾロ[1
,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル]−3−
セフェムー4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2−(L
−ヒドロキシエチル)−5,6−ジメチル−S−トリア
ゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル
]−3−セフェムー4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2−(1
−ヒドロキシエチル)−6,7−シヒドロー5H−シク
ロペンタ[d] −s−トリアゾロ[1,5−alピリ
ミジン−8−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−
カルボン酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−チア
ゾール−4−イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニ
ル−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−
[(5−カルボキシ−2−(1−ヒドロキシエチル)−
s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)
チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−((5−ヒド
ロキシメチル−2−メチル−5−トリアゾロ[1,5−
a]ピリミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェ
ムー4−カルボン酸、 7−42− [2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチル
エトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2,5−ビ
ス(ヒドロキシメチル)−s−)リアゾロ[1,5−a
] ピリミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェ
ムー4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(5−ヒド
ロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(3−ヒド
ロキシメチル−5−メチルピラゾロ(1,5−alピリ
ミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−
カルボン酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−チア
ゾール−4−イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニ
ル−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−
((3−ヒドロキシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリ
ミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−
カルボン酸、 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチル
エトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(5−ヒドロ
キシメチル−2−メチルピラゾロ[1,5−alピリミ
ジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カ
ルボン酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾ
ール−4−イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル
−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[
(3−ヒドロキシメチル−5−メチルピラゾロ[1,5
−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフ
ェムー4−カルボン酸、7−(2−[2−アミノ−1,
3−チアゾール−4−イル]−2−(1−ヒドラジノカ
ルボニル−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)
−3−[(3−カルボキシ−5−ヒドロキシメチルピラ
ゾロ(1,5−alピリミジン−7−イル)チオメチル
]−3−セフェムー4−カルボン酸、7− (2−(2
−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル]−2−(1
−ヒドラジノカルボニル−1−メチルエトキシイミノ)
アセトアミド)−3−[(3,5−ビス(ヒドロキシメ
チル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)
チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸、7−(
2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル] 
−2−(1−ヒドラジノカルボニル−i−メチルエトキ
シイミノ)アセトアミド)−3−[(5−メトキシメチ
ル−2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7
−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
、7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(5−メト
キシメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イ
ル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸、 7−(2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル1−2− (1−ヒドラジノカルボニル−1−メチル
エトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(7−ヒドロ
キシメチル−s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン
−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボ
ン酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール
−4−イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1
−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(7
−ヒドロキシメチル−2−メチル−s−トリアゾロ[1
,5−a]ピリミジン−5−イル)チオメチル]−3−
セフェム−4−,カルボン酸、 7−42− [2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(7−ヒド
ロキシメチル−2−トリフルオロメチル−8−トリアゾ
ロ(1,5−alピリミジン−5−イル)チオメチル]
−3−セフェムー4−カルボン酸、 7− (2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(2,7−
ビス(ヒドロキシメチル)−s−トリアゾロ[1,5−
a]ピリミジン−5−イル)チオメチル]−3−セフェ
ムー4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(7−ノド
キシメチル−S−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボ
ン酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール
−4−イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1
−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)−。 3−((7−メドキシメチルー2−メチル−8−トリア
ゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)チオメチル
】−3−セフェム−4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド1−3− [(7−メ
ドキシメチルー2−トリフルオロメチル−s−トリアゾ
ロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)チオメチル]
−3−セフェムー4−カルボン酸。 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル]−2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチルエ
トキシイミノ)アセトアミド)−3−[(7−ヒドロキ
シメチル−2−メトキシメチル−5−)リアゾロ(1,
5−alピリミジン−5−イル)チオメチル】−3−セ
フェム−4−カルボン酸、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−(1−ヒドラジノカルボニル−1−メチ
ルエトキシイミノ)アセトアミド)−3−[(3−カル
ボキシ−7−ヒドロキシメチルピラゾロ(1,5−al
ピリミジン−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー
4−カルボン酸、7− (2−[2−アミノ−1,3−
チアゾール−4−イル]−2−(1−ヒドラジノカルボ
ニル−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド)−3
−[(3−カルボキシ−7−メトキシメチルピラゾロ[
1,5−a]ピリミジン−5−イル)チオメチル]−3
−セフェムー4−カルボン酸。 化合物(rV)と化合物(V)の反応は、後者をそのま
ま又は水酸基をアシルエステルとして保護し、酸ハライ
ド、混合酸無水物、活性エステルとして反応させるか、
適当な縮合試薬、例えばN、N’−ジシクロへキシルカ
ルボジイミド(DCC)、N、N’−カルボニルジイミ
ダゾール、シアヌールクロライド、ビルスマイヤー試薬
等が用いられる。尚、これらの反応は、適当な溶媒、例
えば塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、アセトニトリル、アセトン、水又はこれらの混
合溶媒中に於て、約−10〜50℃で約0.5〜2時間
行う、′原料化合物は、通常、等モル用いる。 かくして得られた化合物+I)は公知の方法により容易
に分離、精製される。 1旦工方羞 一般式(VT)で示される化合物の具体例としては、例
えば、以下の化合物が挙げられる。 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセトアミド)−3−アセトキシメチル−3−セフェ
ム−4−カルボン酸、7− (2−[2−アミノ−1,
3−チアゾール−4−イル] −2−[1−(3−(3
,4−ジヒドロキシベンゾイル)カルバゾイル)エトキ
シイミノ]アセトアミド)−3−アセトキシメチル−3
−セフェム−4−カルボン酸、 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル] −2−[(3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイ
ル)カルバゾイル)メトキシイミノ]アセトアミド)−
3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
、 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセトアミド)−3−クロロメチル−3−セフェム−
4−カルボン酸、7−(2−[2−アミノ−1,3−チ
アゾール−4−イル]−2−[1−(3−(3,4−ジ
ヒドロキシベンゾイル)カルバゾイル)エトキシイミノ
]アセトアミド)−3−クロロメチル−3−セフェム−
4−カルボン酸、 7− (2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[(3−(3,4−ジヒドロキシベンゾ
イル)カルバゾイル)メトキシイミノ]アセトアミド)
−3−クロロメチル−3−セフェム−4−カルボン酸。 一般式(■)で示される化合物としては、例えば、以下
の化合物が挙げられる。 2−ヒドロキシメチル−7−メルカプト−S−トリアゾ
ロ[1,5−al ピリミジン、2−ヒドロキシメチル
−7−メルカブトー5−メチル−5−トリアゾロ[1,
5−alピリミジン、 5−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−7−メルカプ
ト−S−トリアゾロ[1,5−al ピリミジン、 2−ヒドロキシメチル−7−メルカプト−5゜6−ジメ
チル−S−トリアゾロ[1,5−al ピリミジン、 6−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−7−メルカブ
トー5−t−リアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 2−ヒドロキシメチル−5−モノフルオロメチル−7−
メルカブトーs−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
、 2−ヒドロキシメチル−6,7−シヒドロー8−メルカ
プト−5H−シクロペンタ[dl−s−トリアゾロ[1
,5−al ピリミジン、2−ヒドロキシメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−9−メルカプト−8−トリ
アゾロ[5,1−b]キナゾリン、 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトーs−
トリアゾロ[1,5−alピリミジン、 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトー5−
メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 5−カルボキシ−2−(1−ヒドロキシエチル)−7−
メルカブトー5−)−リアゾロ[1,5−al ピリミ
ジン、 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトー5.
6−シメチルーs−)リアゾロ[1,5−al ピリミ
ジン、 6−カルボキシ−2−(1−ヒドロキシエチル)−7−
メルカプト−S−トリアゾロ[1,5−al ピリミジ
ン、 2−(1−ヒドロキシエチル)−5−モノフルオロメチ
ル−7−メルカプト−S−トリアゾロ[1,5−alピ
リミジン、 2−(1−ヒドロキシエチル)−6,7−シヒドロー8
−メルカプト−5H−シクロペンタ[dl−s−トリア
ゾロ[1,5−alピリミジン、 2−(1−ヒドロキシエチル)−5,6,7゜8−テト
ラヒドロ−9−メルカプト−5−トリアゾロ[5,1−
blキナゾリン、 2−(2−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトーs−
トリアゾロ[1,5−al ピリミジン、 2−(2−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトー5−
メチル−5−)リアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 5−カルボキシ−2−(2−ヒドロキシエチル)−7−
メルカプト−S−トリアゾロ[1,5−al ピリミジ
ン、 2−(2−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトー5.
6−ジメチル−S−トリアゾロ[1,5−alピリミジ
ン、 6−カルボキシ−2−(2−ヒドロキシエチル)−7−
メルカプト−S−トリアゾロ[1,5−al ピリミジ
ン、 2−(2−ヒドロキシエチル)−5−モノフルオロメチ
ル−7−メルカプト−S−トリアゾロ[1,5−al 
ピリミジン、 2−(2−ヒドロキシエチル)−6,7−シヒドロー8
−メルカプト−5H−シクロペンタ[dl−s−トリア
ゾロ[1,5−al ピリミジン、 2−(2−ヒドロキシエチル) −5,6,7゜8−テ
トラヒドロ−9−メルカプト−5−)−リアゾロ[5,
1−b]キナゾリン、 2−メトキシメチル−7−メルカプト−S−トリアゾロ
[1,’5−a]ピリミジン、2−メトキシメチル−7
−メルカブトー5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−
a]ピリミジン、 5−カルボキシ−2−メトキシメチル−7−メルカブト
ーs−トリアゾロ[1,5−alピリミジン、 2−メトキシメチル−7−メルカブトー5.6−ジメチ
ル−S−トリアゾロ[1,5−alピリミジン、 6−カルポキシー2−メトキシメチル−7−メルカプト
−S−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 2−メトキシメチル−5−モノフルオロメチル−7−メ
ルカブトーs−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 2−メトキシメチル−6,7−シヒドロー8−メルカプ
ト−5H−シクロペンタ[dl−s−トリアゾロ[1,
5−alピリミジン、2−メトキシメチル−5,6,7
,8−テトラヒドロ−9−メルカプト−8−トリアゾロ
[5゜1−b]キナゾリン、 5−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー2−メチル−
s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン、 2.5−ビス(ヒドロキシメチル)−7−メルカプト−
s−)リアゾロ[1,5−alピリミジン、 5−メトキシメチル−7−メルカブトーS、−トリアゾ
ロ[1,5−al ピリミジン、5−メトキシメチル−
7−メルカブトー2−メチル−s−トリアゾロ[1,5
−a]ピリミジン、 5−メトキシメチル−7−メルカブトー2−トリフルオ
ロメチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 2−カルボキシ−5−メトキシメチル−7−メルカプト
−s−)リアゾロ[1,5−alピリミジン、 5−ヒドロキシメチル−7−メルカプトとラゾロ[1,
5−al ピリミジン、 3−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー5−メチルピ
ラゾロ[1,5−a]ピリミジン、3−ヒドロキシメチ
ル−7−メルカプトビラゾロ[1,5−al ピリミジ
ン、 5−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー2−メチルピ
ラゾロ[1,5−a]ピリミジン、3−ヒドロキシメチ
ル−7−メルカブトー5−メチルピラゾロ[1,5−a
lピリミジン、3−カルボキシ−5−ヒドロキシメチル
−7−メルカプトとラゾロ[1,5−a]ピリミジン、
3.5−ビス(ヒドロキシメチル)−7−メルカプトピ
ラゾロ[1,5−alピリミジン、7−メルカブトー5
−メトキシメチル−2−メチルピラゾロ[1,5−al
ピリミジン、7−メルカブトー5−メトキシメチルピラ
ゾロ[1,5’−al ピリミジン、 7−ヒドロキシメチル−5−メルカプト−8−トリアゾ
ロ[1,5−al ピリミジン、7−ヒドロキシメチル
−5−メルカプト−2−メチル−s−トリアゾロ[1,
5−alピリミジン、 7−ヒドロキシメチル−5−メルカプト−2−トリフル
オロメチル−S−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
、 2.7−ビス(ヒドロキシメチル)−5−メルカプト−
s−’t−リアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 5−メルカプト−7−ノドキシメチル−S−トリアゾロ
[1,5−al ピリミジン、5−メルカプト−7−メ
ドキシメチルー2−メチル−5−)リアゾロ[1,5−
a]ピリミジン、 5−メルカプト−7−メドキシメチルー2−トリフルオ
ロメチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、 7−ヒドロキシメチル−5−メルカプト−2−メトキシ
メチル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジン、 3−カルボキシ−7−ヒドロキシメチル−5−メルカプ
トピラゾロ[1,5−al ピリミジン、3−カルボキ
シ−5−メルカプト−7−メトキシメチルピラゾロ[1
,5−a]ピリミジン。 化合物 (VII と化合物(■)との反応は、−CO
OMが遊離カルボン酸又は塩である場合には、水又は水
と水溶性有機溶媒、例えばアセトン、メタノール、エタ
ノール、イソプロパツール、アセトニトリルとの混合溶
媒中で接触させることにより行う、この反応は中性付近
で行うのが望ましく、水酸化アルカ1ハ炭酸アルカリ、
炭酸水素アルカリ、燐酸2水素アルカリ、燐酸1水素ア
ルカリなどのアルカリ性化合物を適宜加え、中性付近に
保持する0反応は一般に約20〜70℃で行う0反応の
終点は、薄層クロマトグラフィーにより確認する0反応
時間は約0.5〜24時間である。この様にして得られ
た化合物(Io)は水溶性のアルカリ塩として、反応液
中に溶解しているので吸着性樹脂、例えばダイヤイオン
HP20(三菱化成■;商品名)、アンバーライトXA
DII (米国ローム・アンド・ハース社;商品名)等
を用いて吸着、単離、精製を行う。 −COOMがエステルである場合には、メタノール、エ
タノール、インプロパツール、テトラヒドロフラン、ア
セトニトリル、ジメチルホルムアミドなどの有機溶媒中
において、50〜100℃で0.5〜3時間反応させる
。 本誌では、いずれも、化合物(Vl)及び化合物(■)
は、通常、等モル用いる。 得られた化合物における、例えばフェノール性水酸基又
はアミン基上の任意の保護基を脱離させることができる
。フェノール性水酸基の保護基については、例えば、ア
セチルはpH7〜8の水又はアンモニアによって、トリ
メチルシリルはエタノール又は水によって、テトラヒド
ロピラニルは酸性加水分解によって、例えば塩酸水溶液
で脱離させることができる。アミノ保護基については次
のようにして、脱離させることができる。即ち、酸によ
って脱離しうるアミノ保護基は好ましくは、場合によっ
てはハロゲン化されている低級アルカンカルボン酸を補
助的に用いて除去される。 特に蟻酸又はトリフルオロ酢酸が用いられる0例えば約
0〜40℃の範囲のわずかに高い、又はわずかに低い温
度を用いることができるが温度は概して室温である。ア
ルカリによって脱離しつる保護基は、通常、0〜30℃
において苛性アルカリ希薄水溶液で加水分解される。ク
ロロアセチル、ブロモアセチル及びヨードアセチル保護
基は、約0〜30℃で、酸性、中性又はアルカリ性媒体
中でチオ尿素によって脱離することができる。 任意のカルボキシ保護基は次のようにして脱離すること
ができる。即ち、保護基がトリメチルシリル基である場
合は、この基は水又はエタノールで処理することによっ
て特に容易に除去すること、ができる、ベンズヒドリル
及びt−ブチル基は、前述のように蟻酸又はトリフルオ
ロ酢酸で脱離することができる。アリル基は、例えば、
パラジウム塩及びN−メチルピロリジン又はN−メチル
モルホリンのような第三級アミンによって除去される。 本発明に於ては以上の(1)、(2)、(3)、(4)
の各方法により得られた化合物(11は、更に必要に応
じ、遊離カルボン酸である場合には、薬学的に許容され
る塩又は体内で容易に加水分解するエステルに転化する
こともできる。 式Iのカルボン酸の容易に加水分解しつるエステルの製
造については、好ましくは、カルボン酸を、エステル基
を含有するハロゲン化物、好ましくはヨウ化物と反応さ
せる0反応は、塩基、例えばアルカリ金属の水酸化物又
は炭酸塩、あるいはトリエチルアミンのような有機アミ
ンを補助的に用いて促進させることができる。この反応
は、好ましくは、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
リン酸トリアミド、ジメチルスルホキシド、又は、好ま
しくはジメチルホルムアミドのような不活性有機溶媒中
で行なわれる。温度は約0〜40℃の範囲が好ましい。 式Iの化合物の塩及び水和物、あるいはこれらの塩の水
和物の製造は、それ自体公知の方法で、例えば1通常は
水のような溶媒中又はエタノール、メタノール、アセト
ンなどのような有機溶媒−中で、式1のカルボン酸を等
量の所望の塩基と反応させることによって行なうことが
できる。対応する塩の生成は、有機又は無機酸を加える
ことによって行なわれる。塩生成においては温度は重要
ではない1通常は室温であるが、わずかに高いか低い温
度、例えば0〜50℃の範囲であってもよい。 本発明のβ−ラクタム化合物は、経口、非経口的に、種
々の公知の投与形式で、ヒト又は動物に投与することが
できる。 また、該化合物は単独で、もしくは製薬上一般的に許容
される佐剤、液体希釈剤、バインダー、滑沢剤、保湿剤
等と配合して、例えば錠剤、顆粒剤、糖衣錠、粉末、カ
プセル、ゲル剤、ドライシロップ、シロップ、アンプル
、懸濁剤、液剤、乳剤、軟膏、ペースト、クリーム、半
開等の一般的薬剤組成物の形で使用される。 更に、配合し得る他の添加物として溶解遅延剤、吸収促
進剤、表面活性剤等を挙げることができる。いずれにし
ろ製薬上許容されるあらゆるものを使用することができ
る。 本発明のβ−ラクタム化合物はまた単独で、もしくは異
種誘導体との2種以上の混合物として使用することがで
き、その量は全薬剤組成物の重量基準で、約0.1〜9
9.5%好ましくは0.5〜95%の範囲である。 本発明の化合物を含有する薬剤組成物は該化合物又はそ
の混合物の他、薬理学的に活性なその他の化合物を更に
有効成分として混合することも可能である。 なお、本発明の新規β−ラクタム化合物の患者に対する
1日当りの投与量は、ヒトによりあるいは動物の種類、
その体重、並びに病態に依存して変化するが、普通体重
1kg当り1〜1.000mg好ましくは約lO〜80
0mgの範囲である。 [発明の効果] 本発明によれば、新規なβ−ラクタム化合物を提供する
ことことができる。前記式(I)で示される本発明の化
合物は、グラム陽性菌及びグラム陽性菌の広範囲の病原
菌に対し優れた抗菌活性を示す。 従って、本発明のβ−ラクタム化合物は、ヒト又は動物
において、前記の如き病原菌に起因する病気の予防もし
くは治療のために有効に利用することができる。 [発明の実施例] 以下、本発明を実施例に従って具体的に説明する。 実施例1 2−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー5−メチル−
s−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 (1)3−アミノ−5−ヒドロキシメチル−8−トリア
ゾール・グリコール酸塩の合成70%グリコール酸17
38g (16モル)を撹拌しながら炭酸アミノグアニ
ジン1088g(8モル)を少量ずつ加えた。これに濃
硝酸8mlを加えて24時間還流撹拌した0反応液を氷
冷した後、析出物を枦取し、エタノールで洗浄した後、
乾燥した。 収量 760g ’HNMR(da−DMSO)δ: 3.90 (s、2H)。 4.24 (s、2H) (2)7−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−5−メ
チル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 (1)で得られた化合物750g、アセト酢酸メチル3
.5I2、酢酸75tt’(7)混合物を100”Cで
24時間撹拌した後、−後冷却して析出した結晶を炉板
し、エタノールで洗浄した後、乾燥した。 収量 680g ’HNMR(d 、−DMSO)5 :2.35  (
s、3H)。 4.60  (s、2H)。 5.88  (s、IH) (3)2−アセトキシメチル−7−ヒドロキシ−5−メ
チル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 (2)’t”得うtLり化合物520g、DMF3β、
無水酢酸2I2、p−トルエンスルホン酸40gの混合
物を60℃で24時間撹拌した1反応液を濃縮して、結
晶の析出した残渣にエチルエーテ。 ル4I2を加えて撹拌した後、炉板し乾燥した。 収量 692g この結晶をメタノール6βより再結晶した。 収量 297g 鳳HNMR(da−DMSO)6: 2.17 (s、3H)。 2.38 (s、3H)。 5.27 (s、2H)。 5.95 (s、IH) (4)2−アセトキシメチル−7−クロロ−5−メチル
−s−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 オキシ塩化リン900m11を水冷撹拌し、N、 N−
ジメチルアニリン200−を滴下した。これに(3)で
得られた化合物173g (0,78モル)を加えて5
5〜60℃で1時間撹拌した0反応液よりオキシ塩化リ
ンを留去した後、クロロホルム2βに溶解して氷冷し、
砕氷及び水を加えて撹拌した後、手早く分液ロートに移
しクロロホルム層を得て3回水洗し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、濃縮して結晶化した残渣にイソプロ
ピルエーテルlβを加えて撹拌した後、炉板し乾燥した
。 収量 186g ’HNMR(da−DMSO)δ: 2.22 (s、3H)。 2.80 (s、3H)。 5.48 (S、2H)。 7.53 (s、LH) (5)2−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー5−メ
チル−5−)リアゾロ[1,5−al ピリミジンの合
成 2−アセトキシメチル−7−クロロ−5−メチル−5−
)リアゾロ[1,5−alピリミジン23.7gをエタ
ノール400−に溶解し、チオ尿素19gを加えて30
分間還流撹拌した1反応液を氷冷して析出した結晶を炉
板し、エタノールで洗浄して乾燥した。得られた結晶を
10%水酸化カリウム水溶液に溶解して30分間撹拌し
た後、2N塩酸を加えてpH2とし、析出した結晶を枦
取し、水洗した後、乾燥して目的物15.3gを得た。 ’HNMR(d@−DMSO)δ: 2.39 (s、3H)。 4.68 (s、2H)。 6.9F> (s、IH) 実施例2 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチ
ル−5−トリアゾロ[1,5−al ピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸の
合成 2−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー5−メチル−
5−)リアゾロ[1,5−a]ピリミジン11.08g
、7−アミツセフアロスボラン酸15.38gをアセト
ニトリル130m1に懸濁し、三フッ化ホウ素エチルエ
ーテルコンプレックス24.6−を加え、これを50℃
で2時間撹拌した0反応液を水冷した後、水300−を
加え、濃アンモニア水でpH2として析出した結晶を炉
板し、水洗、アセトン洗後、乾燥して目的物18.5g
を得た。 ’HNMR(cF、GOOD)δ: 2.93 (s、3H)。 3.93 (S、2H)。 4.88 (ABq、2H)。 5.43 (s、2H)。 5.54 (8,2H)。 7.85 (s、IH) 実施例3〜5 実施例2と同様にして下記の化合物を合成した。 実施例3 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−s−トリ
アゾロ[1,5−al ピリミジン−7−イル)チオメ
チル]−3−セフェムー4−カルボン酸 ’HNMR(cF 、GOOD) δ:3.92 (s
、2H)。 4.85 (ABq、21()。 5.38 (s、2H)。 5.51  (s、2H)。 7.97 (d、J=6Hz、IH)。 9.15 (d、J=6Hz、IH) 実施例4 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−5,6−
シメチルー5−t−リアゾロ[1,5−a]ピリミジン
−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボ
ン酸 ’HNMR(cFmGOOD)δ: 2.33  (s、3H)。 2.47  (s、3H)。 3.77  (8,2H)。 4.67  (ABct、2H)。 5.36  (s、2H)。 5.48  (s、2H) 実施例5 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−6,7−
シヒドロー5H−シクロペンタ[d〕−s−トリアゾロ
[1,5−alピリミジン−8−イル)チオメチル]−
3−セフェムー4−カルボン酸 ’HNMR(cF s C00D) δ:2.28〜2
.80 (m、2H)。 3.18〜3.60 (m、4H)。 3.92 (s、2H)。 4.88 (AB(1,2H)。 5.44 (s、2H)。 5.53 (s、2H) 実施例6 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチ
ル−8−トリアゾロ(1,5−al ピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジ
フェニルメチルエステルの合成 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチ
ル−s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イ
ル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸17
.48g、メタノール100−1塩化メチレン300−
の懸濁液にベンゾフェノンヒドラゾン23.55g、酸
化第二水銀(黄色)26g、n−ヘキサン200’id
より合成したジフェニルジアゾメタンを塩化メチレン5
0−の溶液として撹拌しながら滴下し、室温で一夜撹拌
した6反応液を濃縮した後、エーテルを加えて結晶化し
、炉板、乾燥して目的物30.15gを得た。 ’HNMR(d@−DMSO+CDC1s)δ:2.5
8 (s、3H)。 3.75 (bs、2H)。 4.33  (bs、2H) 4.87  (s、2H)。 4.90〜5.22  (m、2H)。 6.97〜7.70  (m、12H)実施例7〜9 実施例6と同様にして下記の化合物を合成した。 実施例7 ツーアミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−s−トリ
アゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチ
ル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチル
エステル 稟HNMR(d  s−DMSO+CDC1m )  
δ :3.77 (s、、:2H)。 4.32 (bs、2H) 4.84 (s、2H)。 4.92〜5.26 (m、2H)。 6.95〜7.78 (m、12H)。 8.85 (d、J=6Hz、1t()実施例8 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−5,6−
シメチルーs−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−
7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン
酸ジフェニルメチルエステル ’HNMR(ds−DMSO+CDC1m)δ:2.4
2 (s、3H)。 2.63 (s、3H)。 3.76 (s、2H)。 4.36 (bs、2H) 4.88 (s、2H)。 4.88〜5.23  (m、2H)。 6.87〜7.68 (m、11H) 実施例9 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−6,7−
シヒドロー5H−シクロペンタ[d]−6−トリアゾロ
[1,5−a]ピリミジン−8−イル)チオメチル]−
3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチルエステ
ル ’HNMR(d s −DMS O+ CD C1s 
)δ:2.28〜2.84  (m、2H)。 3、 16〜3.64  (m、4H)。 3.74  (bs、2H)。 4.34  (bs、2H) 4.88  (s、2H)。 4.96〜5.25  (m、2H)。 6.9(1−7,66(m、11H) 実施例10 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ]
アセトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−
メチル−5−)リアゾロ[1,、5−a]ピリミジン−
7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン
酸・塩酸塩の合成 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) 
−2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル
)カルバゾイル]−1−メチルエトキシイミノ)酢酸・
塩酸塩6.44g、実施例6で得られた7−アミノ−3
−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチル−5−)リア
ゾロ(1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル
]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチルエ
ステル12.2g及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル2.6gをDMF40−に溶解して氷冷し、DCC3
,5gを加えて水冷しながら15分間撹拌し、更に室温
で1時間撹拌した0反応液を濾過後、クロロホルム30
−を加えてエーテル4β中に滴下して析出物を炉底し、
エーテルで洗浄した後、乾燥して得られた粉末をシリカ
ゲル力ダムで精製して粉末を得た。トリフルオロ酢酸6
〇−、アニソール15−の混液を水冷し、これに先に得
られた粉末を加えて30分間撹拌した後、エーテル50
〇−中に滴下して析出物を炉底し、エーテルで洗浄した
後、乾燥して目的物7.82gを得た。 ’HNMR(d @−DMSO)δ: 1.60 (s、6H)。 2.62 (s、3H)。 3.80  (bs、2H)。 4.52  (bs、21()。 4.70  (s、2H)。 5.32  (d、J=5■z、IH)、。 5.82〜6.18  (m、IH)。 6.83〜7.52  (m、5H) 実施例11〜18 実施例10と同様にして下記の化合物を合成した。 実施例11 7−42− (2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−(1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ]
アセトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−
)−リアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル)チ
オメチル]−3−セフェムー4−カルボン醋・塩酸塩’
HNMR(d、−DMSO)δ: 1.59 C5,6H)。 3.78 (bs、2H)。 4.52  (bs、2H)。 4.68  (s、21()。 5.35  (d、J=5Hz、IH)。 5.82〜6.15  (m、IH)。 6.81〜7.53  (m、5H) 8.88  (d、J=5Hz、IH)。 実施例12 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5
,6−シメチルーs−トリアゾロ[1,5−alピリミ
ジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カ
ルボン酸・塩酸塩 ’HNMR(da−nMso)δ: 1.60 (s、6H)。 2.51 (s、3H)。 2.62 (s、3H)。 3.78 (S、2H)。 4.48  (bs、2H) 。 4.68  (s、2H)。 5−、28 (d、 J =4.5Hz、 LH) 。 5.78〜6.20  (m、IH)。 6.82〜7.60  (m、4H) 実施例13 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル]−2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベンゾ
イル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ]ア
セトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−6,7
−シヒドロー5H−シクロペンタ[d]−5−)リアゾ
ロ[1,5−a]ピリミジン−8−イル)チオメチル]
−3−セフェムー4−カルボン酸・塩酸塩’HNMR(
d、−DMSO)8 : 1.62 (S、6H)。 2.02〜2.50 (m、2H)。 2.90〜3.44 (m、4H)。 3.81 (s、2H)。 4.48 (bs、2H)。 4.70  (s、2H)。 5. 30  (d、  J =5)1z、  11(
) 。 5.80〜6.14  (m、IH)。 6.83〜7.66  (m、4H) 実施例14 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)メトキシイミノ1アセトアミド
)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチル−s−
トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ
メチル]−3−セフエムー4−カルボン酸・塩酸塩 ’HNMR(ds−DMSO)δ: 2.60 (s、3H)。 3.78 (bs、2H)。 4.48 (bs、2H)。 4.66 (bs、2H)。 4.72 (s、2H)。 5.28 (d、J=5Hz、IH)。 5.78〜6.15 (m、IH)。 6.78〜7.48  (m、5H) 実施例15 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)エトキシイミノ〕アセトアミ
ド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチル−s
−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チ
オメチルゴー3−セフェム−4−カルボン酸・塩酸塩 ’HNMR(d@−DMSO)δ: 1.50 (s、3H)。 2.62 (s、3H)。 3.77 (bs、2H)。 4.50 (bs、2H)。 4.68〜4.83 (m、3H)。 5.22 (d、J=5Hz、LH)。 5.62〜5゜98 (m、IH)。 6.58〜7.48 (m、5H) 実施例16 7−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル)アセトアミド] −3−[(2−ヒドロキシメチル
−5−メチル−5−)−リアゾロ[1,5−alピリミ
ジン−7−イル)チオメチルゴー3−セフェム−4−カ
ルボン酸・塩酸塩’HNMR(d・−DMSO)δ: 2.68 (s、31()。 3.72〜4.02 (m、4H)。 4.58 (bs、2H)。 4.70 (s、2H)。 5.38 (d、J=5Hz、IH)。 5.74〜6.08 (m、IH)。 7.24 (s、IH)。 7.58 (s、LH) 実施例17 ?−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−[
(2−ヒドロキシメチル−5−メチル−6−トリアゾロ
[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチルゴー
3−セフェム−4−カルボン酸・塩酸塩 ’HNMR(d a −DMSO)  δ:2.60 
 (s、3H)。 3.84  (S、2H)。 4.03  (s、3H)。 4.58  (bs、IH)  。 4.70  (8,2H)。 5.37  (d、J=4Hz、IH)。 5.82〜6. 12  (m、IH)。 7.18  (S、IH)。 7.54  (s、LH) 実施例18 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセトアミド)−3−
【(2−ヒドロキシメチル−5
−メチル−5−トリアゾロ(1,5−alピリミジン−
7−イル)チオメチルゴー3−セフェム−4−カルボン
酸・ナトリウム塩の合成 ?−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ〕
アセトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−
メチル−6−トリアゾロ(1,5−alピリミジン−7
−イル)チオメチル】−3−セフェム−4−カルボン酸
・塩酸塩7.7gを水200−に懸濁し、5%炭酸水素
ナトリウム溶液を加えてpH7で溶解した。これを水で
充填した)iP20 500−のカラムに吸着せしめた
後、水で洗浄した0次に50%メタノール−水で溶出し
、メタノールを留去した後、凍結乾燥して目的物のナト
リウム塩5.3gを得た。 実施例19 ?−(2−(2−チエニル)アセトアミド】−3−[(
2−ヒドロキシメチル−5−メチル−s−トリアゾロ(
1,5−alピリミジン−7−イル)チオメチル1−3
−セフェム−4−カルボン酸の合成 実施例2で得られた7−アミノ−3−[(2−ヒドロキ
シメチル−5−メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]
ピリミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー
4−カルボン酸4.6gを水100−に懸濁し、2N水
酸化ナトリウム水溶液を加えてpH7で溶解した。これ
を水冷下撹拌しなから2−チエニル酢酸クロリド1.9
3g及びエーテル20−の溶液を1時間かけて滴下した
。この間、2N水酸化ナトリウム水溶液の添加によりp
H7〜7.5を保った。更に1時間撹拌した後、反応液
を酢酸エチルで洗浄した1反応液を水冷下撹拌しながら
2N塩酸でpH2,5として析出した結晶を炉板し、水
洗した後、乾燥して目的物4.81gを得た。 ’HNMR(d@−DMSO)δ: 2.65 (s、3H)。 3.68〜4.04 (m、4H)。 4.54 (bs、、21()。 4.70 (s、2H)。 5.36 (d、J=5Hz、IH)。 5.68〜6.12 (m、IH)。 7.08〜7.28  (m、3H)。 7.50〜7.70  (m、IH) 実施例20 7− [2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル) −2−(1−カルボキシ−1−メチルエトキシ
イミノ)アセトアミド]−3−[(2−ヒドロキシメチ
ル−5−メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カ
ルボン酸の合成 2− (1−t−ブトキシカルボニル−1−メチルエト
キシイミノ)−2−(2−トリチルアミノ−1,3−チ
アゾール−4−イル)酢酸7.26g、実施例6で得ら
れた7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−
メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7
−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
ジフェニルメチルエステル9.58g及び1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール2.3gをTHF150Wdlに
溶解して氷冷し、DCC3,09gを加えて水冷下30
分間撹拌した後、室温で22時間撹拌した0反応液を濾
過後、 fP液に酢酸エチル300−を加え、2N塩酸
、水、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶
媒を留去して得られた油状物をシリカゲルカラムで精製
して油状物12gを得た。この油状物をアニソール80
−に溶解して氷冷し、トリフルオロ酢酸801dを加え
て室温で2.5時間撹拌した0反応液をエーテル1.8
2中に滴下して析出物を炉底し、乾燥して目的物4.5
gを得た。 ’HNMR(d@−DMSO)δ: 1.56 (s、6H)。 2.66 (s、3H)。 3.83 (bs、2H)。 4.54 (bs、2H)。 4.75 (s、2H)。 5.38 (d、J=5Hz、LH)。 5.81〜6.14 (m、IH)。 7.18 (S、IH)。 7.45  (s、IH) 実施例21 7−メルカブトー2−メトキシメチル−5−メチル−5
−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 (1)7−ヒドロキシ−2−メトキシメチル−5−メチ
ル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンの合成 メトキシ酢酸90g、重炭酸アミノグアニジン68g、
水40−1濃硝酸0.5−の混合物を24時間還流撹拌
した後、濃縮した。 得られた油状残渣にアセト酢酸メチル25〇−1酢酸5
−を加えて100〜120℃の洛中で撹拌した。 4時間後、放冷して結晶を炉底し、イソプロパツールで
洗浄した後、乾燥して目的物82gを得た。 ’HNMR(d 、−DMSO)δ: 2.40 (s、3H)。 3.43 (s、3H)。 4.57  (s、2H)。 5.92  (S、  IH) (2)7−クロロ−2−メトキシメチル−5−メチル−
5−)リアゾロ[1,5−a]ピリミジンの合成 オキシ塩化リン300−1N、N−ジメチルアニリン5
0−の混液に7−ヒドロキシ−2−メトキシメチル−5
−メチル−6−トリアゾロ[1゜5−a]ピリミジン3
8.8gを加えて50〜60℃で1時間撹拌した。オキ
シ塩化リンを留去した後、クロロホルム500−に溶解
し氷を加えて撹拌した。 クロロホルム層を得て水洗した後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し溶媒を留去すると結晶化した。 結晶を炉底してn−ヘキサンで洗浄した後、乾燥して目
的物34.6gを得た。 IHNMR(cDCI l)δ: 2.76 (s、3H)。 3.62 (s、3H)。 4.85  (s、2H)。 7.25  (s、  IH) (3)7−メルカブトー2−メトキシメチル−5−メチ
ル−5−)リアゾロ[1,5−a]ピリミジンの合成 水硫化ナトリウム24gを水3501mlに溶解し、7
−クロロ−2−メトキシメチル−5−メチル−6−トリ
アゾロ[1,5−alピリミジン34.5gを加えて5
5℃で1時間撹拌した0反応液を濾過後、氷冷して2N
−塩酸でpH1とし、析出物を炉板し、水洗、イソプロ
パツール洗後、乾燥して目的物30.18gを得た。 ’HNMR(d@−DMSO)δ: 2.38 (s、3H)。 3.44 (s、3H)。 4.65 (s、2H)。 6.97 (s、IH) 実施例22 7−アミノ−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル
−5−t−リアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イ
ル)チオメチルゴー3−セフェム−4−カルボン酸の合
成 7−メルカブトー2−メトキシメチル−5−メチル−5
−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン30.Ig、7
−アミツセフアロスボラン酸38.9gをアセトニトリ
ル600111に懸濁し、三フッ化ホウ素エチルエーテ
ルコンプレックス68.7−を加え、これを室温で6時
間撹拌した0反応液に水14を加え、濃アンモニア水で
pH2として析出した結晶を炉板し、水洗、アセトン洗
後、乾燥して目的物30gを得た。 ’HNMR(cFIGOOD)δ: 2.87 (s、3H)。 3.70 (s、3H)。 3.86 (s、2H)。 4.78 (ABq、2H1゜ 5.24〜5.68 (m、4H) 実施例23 7−アミノ−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル
−8−トリアゾロ[1,5−a]ビリミジン−7−イル
)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェ
ニルメチルエステルの合成 7−アミノ−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル
−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル
)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸30g
、メタノール170−1塩化メチレン510−の懸濁液
にベンゾフェノンヒドラゾン39.25g、酸化第二水
銀(黄色)43.32g、n−ヘキサン350m1’よ
り合成したジフェニルジアゾメタンを塩化メチレン50
tl’の溶液として撹拌しながら滴下し、室温で一夜撹
拌した0反応液を濃縮した後、エーテルを加えて結晶化
し、炉板、乾燥して得られた粉末をシリカゲルカラムで
精製して目的物31.1gを得た。 ’HNMR(cDCI l)δ: 2.52 (s、3H)。 3.56 (s、3H)。 3.69 (s、2)1)。 4.25  (s、2H)。 4.72〜5.08  (m、4H)。 6、To  (S、IH)。 7.04  (s、  IH)。 7.17〜7.63  (m、10H)実施例24 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ1
アセトアミド)−3−[(2−メトキシメチル−5−メ
チル−s−トリアゾロ(1,5−alピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸・
塩酸塩の合成 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−
2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)
カルバゾイル]−1−メチル玉トキシイミノ)酢酸・塩
酸塩4.6g、実施例23で得られた7−アミノ−3−
[(2−メトキシメチル−5−メチル−8−トリアゾロ
[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル]−
3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチルエステ
ル7.65g及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1
.84gをDMF50W1に溶解して水冷し、DCC2
,5gを加えて氷冷しながら15分間撹拌し、更に室温
で1時間撹拌した0反応液を濾過後、クロロホルム30
−を加えてエーテル2β中に滴下して析出物を炉板し、
エーテルで洗浄した後、乾燥して得られた粉末をシリカ
ゲルカラムで精製して粉末を得た。 塩化メチレン20d、トリフルオロ酢酸4〇−、アニソ
ール10−の混液を氷冷し、これに先に得られた粉末を
加えて30分間撹拌した後、エーテル800111中に
滴下して析出物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥
して目的物5.9gを得た。 ”HNMR(ds−DMSO)δ: 1.60 (S、8H)。 2.65 (s、3H)。 3.45 (s、3H)。 3.88  (bs、2H)。 4.48〜4.83  (m、4H)。 5.40 (−d、J=5Hz’、IH)。 5.88〜6.24  (m、IH)。 6.82〜7.68  (m、5H) 実施例25 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5
−メチル−5−トリアゾロ(1,5−alピリミジン−
7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン
酸・ナトリウム塩の合成 (1)7− (2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イルグリオキシルアミド)−3−[(2−ヒドロキシメ
チル−5−メチル−6−トリアゾロ[1,5−alピリ
ミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−
カルボン酸・塩酸塩の合成 0MF20−にオキシ塩化リン1.73M1を加え40
℃で30分間撹拌した。これを−20℃に冷却して2−
(2−ホルミルアミノ−1,3−チアゾール−4−イル
)グリオキシル酸1.9gを加えて0℃で3時間撹拌し
た。 7−アミノ−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチ
ル−8−トリアゾロ[1,5−al ピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸3
.9g、N、O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミ
ド7.5−1塩化メチレン501dの混液を室温で2時
間撹拌した後、−30℃に冷却してこれに前で得られた
反応液を加えて一30℃で2時間撹拌した。 反応液を氷冷水20〇−中に注加して析出した結晶を炉
板し、水洗後、乾燥して粉末1gを得た。 メタノール15−を水冷してオキシ塩化リン0.23M
1を加え、これに得られた粉末1gを加えて3時間撹拌
した。 反応液をエーテル250MI中に滴下して析出した結晶
を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥して目的物0.
77gを得た。 ゝHNMR(d 、−DMSO)δ: 2.64 (s、3H)。 3.86 (bs、2H)。 4.62 (bs、2H)。 4.75 (8,2H)。 5.36 (d、J=5Hz、IH)。 5.72〜6.12 (m、LH)。 7.45 (s、LH)。 8.40 (S、IH) (2)7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−
4−イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキ
シベンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイ
ミノ]アセトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル
−5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジ
ン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カル
ボン酸・ナトリウム塩の合成 7−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イルグリ
オキシルアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5
−メチル−5−トリアゾロ[1゜5−a]ピリミジン−
7−イル)チオメチル]−13−セフェム−4−カルボ
ン酸・塩酸塩0.6g及び1−(2−アミノオキシ−2
−メチルプロピオニル) −2−(3,4−ジヒドロキ
シベンゾイル)ヒドラジン・塩酸塩0.54gをジメチ
ルアセトアミド10−に溶解して室温で1日撹拌した0
反応液を属に濃縮しこれを水301dl中に滴下した。  pH2に調整した後、析出している結晶を炉板し、水
洗後、これを水2ON1に懸濁し、5%炭酸水素ナトリ
ウム溶液を加えてpH7で溶解した。 これを水で充填したHP20 50−のカラムに吸着せ
しめた後、メタノール−水混合液で溶出し、目的物を含
む分画を濃縮した後、凍結乾燥して目的物0.34gを
得た。 このものは実施例18で得られた化合物と物性が同一で
あった。 実施例26 7−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(2
−メトキシメチル−5−メチル−8−トリアゾロ[1,
5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル]−3−セ
フェムー4−カルボン酸ナトリウム塩の合成 2−(2−ホルミルアミノ−1,3−チアシー−ルー4
−イル)−2−メトキシイミノ酢酸2.29g、7−ア
ミノ−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル−5−
トリアゾロ(1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオ
メチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメ
チルエステル7.65g及びl−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール1.84gをDMF50WIIに溶解して氷冷
し、DCC2,5gを加えて氷冷しながら15分間撹拌
し、更に室温で1時間撹拌した0反応液を濾過後、炉液
にクロロホルム30ydを加えてエーテル2I2中に滴
下して析出物をt戸数し、エーテルで洗浄後、乾燥して
粉末を得た。メタノール8〇−を氷冷してオキシ塩化リ
ン1.57Nlを滴下し、これに上で得られた粉末を加
えて水冷しながら1.5時間撹拌した。この反応液をエ
ーテル1β中に滴下して析出物を炉板し、エーテルで洗
浄した後、乾燥して得られた粉末をシリカゲルカラムで
精製して粉末を得た。 この粉末を塩化メチレン20−に溶解してアニソール1
0−を加え氷冷撹拌下にトリフルオロ酢酸40−を加え
て30分間撹拌した。これをエーテル1β中に滴下して
析出物を炉底し、エーテルで洗浄した後、乾燥して粉末
を得た。 これを水100M1に懸濁し、5%炭酸水素ナトリウム
溶液を加えてpH7で溶解した後、水で充填したHP2
0 200tt’のカラムに吸着せしめた後、水洗し、
次にメタノール−水混液で溶出して目的物を含む分画を
濃縮した後、凍結乾燥して目的物2.96gを得た。 
    − ’HNMR(ds−DMSO)δ: 2.60 (s、3H)。 3.41 (s、3H)。 3.78 (bs、2H)。 3.96  (s、3H)。 4.46  (bs、2H)。 4.63  (s、2)1)。 5.25  (d、J=5Hz、IH)。 5.72〜6.05  (m、IH)。 6.92  (s、IH)。 7.34  (s、IH) 実施例27 5−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−7−メルカブ
トーs−トリアゾロ[1,5−a] ピリミジンの合成 (1)7−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−5−メ
トキシカルボニル−5−)リアゾロ[1,5−a] ピ
リミジンの合成 3−アミノ−5−ヒドロキシメチル−5−)−リアゾー
ル60gをメタノール1.72に懸濁し、アセチレンジ
カルボン酸ジメチル75MIを加えて30℃で20時間
撹拌した。析出物を炉板し、メタノールで洗浄した後、
乾燥して目的物25.7gを得た。 ’HNMR(d s−DMSO)  δ:3.96  
(s、3H)。 4.70  (s、2H)。 6.57  (S、  IH) (2)2−アセトキシメチル−7−ヒドロキシ−5−メ
トキシカルボニル−6−トリアゾロ[1,5−a]ピリ
ミジンの合成 7−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−5−メトキシ
カルボニル−S−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
25.7g、0MF200d、無水酢酸47ttl、1
)−トルエンスルホン酸1gの混合物を60℃で24時
間撹拌した0反応液を濃縮して結晶の析出した残渣にメ
タノール100−を加えて撹拌した後、結晶を炉板し、
メタノールで洗浄した後、乾燥して目的物8.9gを得
た。 ’HNMR(da−DMSO)  δ:2.18 (s
、3H)。 4.05 (s、3H)。 5.33 (s、2H)。 6.67  (s、IH) (3)2−アセトキシメチル−7−クロロ−5−メトキ
シカルボニル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジ
ンの合成 オキシ塩化リン30yd1.N、N−ジメチルアニリン
5. 1ml!の混液に2−アセトキシメチル−7−ヒ
ドロキシ−5−メトキシカルボニル−S−トリアゾロ[
1,5−a]ピリミジン5.32gを加えて50℃で1
.5時間撹拌した後、オキシ塩化リンを留去した。これ
をクロロホルム100M1に溶解し、氷を加えて撹拌し
た。クロロホルム層を得て、水洗した後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、溶媒を留去して目的物5.75gを
結晶として得た。 ’HNMR(cDCI a)δ: 2.25 (s、3)1)。 4.18 (s、3H)。 5.58 (s、2H)。 8.20 (s、IH) (4)5−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−7−メ
ルカブトーs−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンの
合成 2−アセトキシメチル−7−クロロ−5−メトキシカル
ボニル−8−トリアゾロ[1,5−allピリジン12
gをエタノール200−に加温溶解し、チオ尿素8.3
6gを加えて10分間還流撹拌した。 放冷後、析出物を炉板し、エタノールで洗浄した後、こ
れを10%KOH100mAlに溶解して室温で1時間
撹拌した。これを水冷撹拌下に2N−HCI2でpH1
として、析出物を炉底し、水洗した後、乾燥して目的物
8.13gを得た。 ’HNMR(ds−DMSO)δ: 4.86 (s、2H)。 7.67 (s、IH) 実施例28 7−アミノ−3−((5−カルボキシ−2−ヒドロキシ
メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7
−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
の合成 5−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−7−メルカプ
ト−S−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン8g、7
−アミノセファロスポラン酸9.53gをアセトニトリ
ル130−に懸濁し、三フッ化ホウ素エチルエーテルコ
ンプレックス17−を加え、これで室温で5時間撹拌し
た。 反応液に水3001dlを加え、濃アンモニア水でpH
2として析出した結晶をt戸数し、水洗、アセトン洗後
、乾燥して目的物10.1gを得た。 ’ HNMR(cFIGOOD)δ: 3.85 (s、2H)。 4、98 (broad s、 2H) 。 5、42 (broad s、 4H) 。 8.73 (s、LH) 実施例29 7−アミノ−3−((5−カルボキシ−2−ヒドロキシ
メチル−s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7
−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
ジフェニルメチルエステルの合成 7−アミノ−3−[(5−カルボキシ−2−ヒドロキシ
メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7
−イル)チオメチル〕−3−セフェムー4−カルボン酸
10g、メタノール100M1、塩化メチレン300−
の懸濁液にベンゾフェノンヒドラゾン19.6g、酸化
第二水銀(黄色)21.6g、n−ヘキサン150tt
’より合成したジフェニルジアゾメタンを塩化メチレン
30−の溶液として撹拌しながら滴下し、室温で。 −夜撹拌した0反応液を濃縮した後、エーテルを加えて
結晶化し、炉板、乾燥して目的物13.9gを得た。 ’ HNMR(cDCI m)δ: 3、72 (broad s、  2H) 。 4、38 (broad s、 2H) 。 4.78〜5.16 (m、4H)。 6.98〜8.07 (m、12H) 実施例30 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセトアミド) −3−[(5−カルボキシ−2−ヒ
ドロキシメチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ビビリ
シン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カ
ルボン酸・塩酸塩の合成 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) 
−2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル
)カルバゾイル]−1−メチルエトキシイミノ)酢酸・
塩酸塩3.22g、7−アミノ−3−[(5−カルボキ
シ−2−ヒドロキシメチル−s−トリアゾロ(1,5−
alビリミシン−7−イル)チオメチル1−3−セフェ
ム−4−カルボン酸ジフェニルメチルエステル6.5g
及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1.29gをD
MF40−に溶解して水冷し、DCCl、73gを加え
て氷冷しながら15分間攪拌し、更に室温で45分間撹
拌した0反応液を濾過後、クロロホルム20−を加えて
エーテル2J2中に滴下して析出物を炉板し、エーテル
で洗浄した後、乾燥して得られた粉末をシリカゲルカラ
ムで精製して粉末を得た。 塩化メチレン15mff、トリフルオロ酢酸3〇−、ア
ニソール8MIの混液を氷冷し、これに先に得られた粉
末を加えて30分間撹拌した後、エーテル50〇−中に
滴下して析出物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥
して目的物3.5gを得た。 ’ HNMR(ds−DMSO)δ: 1.60 (s、6H)。 3.82 (bs、2H)。 4.63〜4.97 (m、4H)。 5.33 (d、J=5Hz、LH)。 5.83〜6.22 (m、LH)。 6.86〜8.17 (m、5H) 実施例31 7−(2−(2−アミノ−1,3−チアゾ゛−ルー4−
イル)−2−メトキシイミノアセトアミド] −3−[
(5−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−5−)−リ
アゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル)チオメチ
ル]−3−セフェムー4−カルボン酸ナトリウム塩の合
成 2−(2−ホルミルアミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−メトキシイミノ酢酸1.6g、7−アミノ
−3−[(5−カルボキシ−2−ヒドロキシメチル−5
−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チ
オメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニル
メチルエステル6.5g及び1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール1.29gをDMF40−に溶解して氷冷し、
DCCl、73gを加えて氷冷しながら15分間撹拌し
、更に室温で1時間撹拌した0反応液を濾過後、クロロ
ホルム20ydを加えてエーテル22中に滴下して析出
物を炉底し、エーテルで洗浄した後、乾燥して粉末を得
た。 メタノール60−を氷冷してオキシ塩化リン1.1−を
滴下し、これに上で得られた粉末を加えて水冷しながら
1.5時間撹拌した。この反応液をエーテル22中に滴
下して析出物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥し
て得られた粉末をシリカゲルカラムで精製して粉末を得
た。 この粉末を塩化メチレン1ON1、トリフルオロ酢酸2
0−、アニソール5−の混液に加えて水冷しながら30
分間撹拌した。これをエーテル50〇−中に滴下して析
出物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥して粉末を
得た。これを水50−に懸濁し、5%炭酸水素ナトリウ
ム溶液を加えてpH6で溶解した後、水で充填したHP
20 150−のカラムに吸着せしめた後、水洗し、次
にメタノール−水混液で溶出して目的物を含む分画を濃
縮した後、凍結乾燥して目的物2.16gを得た。 ’ HNMR(d、−DMSO)δ: 3.78 (s、2H)。 3.98 (s、3H)。 4、64 (broad s、 2H) 。 4.81 (s、2)1)。 5.30 (d、J=5Hz、IH)。 5.75〜6.08  (m、  IH)。 6.98  (s、IH)。 7.95  (a、LH) 実施例32 7− (2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−(1−カルバゾイル−1−メチルエトキシ
イミノ)アセトアミド】−3−[(2−ヒドロキシメチ
ル−5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カ
ルボン酸ジフェニルメチルエステル・2塩酸塩の合成2
−(2−ホルミルアミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル)−2−[1−(3−ホルミルカルバゾイル)−1−
メチルエトキシイミノ】酢酸3.43g、7−アミノ−
3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチル−5−)リ
アゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル)チオメチ
ル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチル
エステル6.90g及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール1.84gをDMF 501R1に溶解して氷冷し
、DCC2,48gを加えて氷冷しながら10分間撹拌
し、更に室温で1時間撹拌した0反応液をt濾過後、炉
液にクロロホルム2o−を加えてエーテル2I2中に滴
下して析出物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥し
て粉末を得た。これをシリカゲル100gを充填したカ
ラムで精製して(溶離液:メタノール−クロロホルム混
液)得られた目的物を含む分画を濃縮し、エーテルで処
理し粉末化した。メタノール8o−を氷冷してオキシ塩
化リン1.74−を滴下し、これに上で得られた粉末を
加えて氷冷しながら1時間撹拌した。この反応液をエー
テル2β中に滴下して析出物を炉板し、エーテルで洗浄
した後、乾燥して目的物6.05gを得た。 ’ HNMR(d、−DMSO) 1.62 (s、6H)。 2.61 (s、3H)。 3.92 (bs、2H)。 4.51 (bs、2H)。 4.80 (S、2H)。 5.48  (d、J=5Hz、IH)。 5.97〜6.28  (m、IH)。 7、 10〜7.85  (m、13)1)実施例33 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ]
アセhアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−
メチル−5−1−リアゾロ[1,5−a]ピリミジン−
7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン
酸ナトリウム塩の合成 7− [2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−(1−カルバゾイル−1−メチルエトキシ
イミノ)アセトアミド]−3−[(2−ヒドロキシメチ
ル−5−メチル−5−1−リアゾロ[1,5−al ピ
リミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4
−カルボン酸ジフェニルメチルエステル・2塩酸塩2.
76gを塩化メチレン301d!に懸濁し、N、O−ビ
ストリメチルシリルアセトアミド7.3tllを加えて
15分間撹拌した。これを氷冷して3.4−ジアセトキ
シ安息香酸クロライド0.92gを加えて40分間撹拌
した後、エーテル1ε中に滴下して析出物を炉板し、乾
燥して粉末を得た。トリフルオロ酢酸25−、アニソー
ル7−1塩化メチレンl〇−の混液を氷冷して、これに
上で得られた粉末を加えて30分間撹拌した後、エーテ
ル500111中に滴下して析出物を炉板し、乾燥して
粉末を得た。得られた粉末をメタノール50−に溶解し
、25%アンモニア水1−を加えて室温で1時間撹拌し
た6反応液を濃縮し、得られた残渣を水5〇−に溶解し
て2N塩酸でpH2として析出した結晶を炉底した。こ
れを水50111に懸濁し、5%炭酸水素ナトリウム水
溶液を加えてpH7で溶解した後、HP−20100−
のカラムに吸着し、水洗後、メタノール−水混液で溶出
し、目的物を含む分画な集めて濃縮した後、凍結乾燥し
て目的物0.9gを得た。 ’ HNMR(d、−DMSO) 1.59  (s、6H)。 2.60  (s、3H)。 3.80  (bs、2H)。 4.51  (bs、2H)。 4.70  (s、2H)。 5.33  (d、J=5H2,LH)。 5.81〜6.22  (m、IH)。 6.85〜7.55  (m、5H) ・ 実施例34 5−ヒドロキシエメチル−7−メルヵブト−2−メチル
−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンの合成 (1)7−ヒドロキシ−5−メトキシカルボニル−2−
メチル−5−トリアゾロE1.5−a]ピリミジンの合
成 氷酢酸114.5d、水5o−の混合物に重炭酸アミノ
グアニジン136g及び濃硝酸IM1を加えて24時間
還流した。 水を留去して得られた油状物をメタノール800m1に
溶解してアセチレンジカルボン酸ジメチル150−を滴
下し、室温で一夜撹拌した。析出物を炉取し、メタノー
ルで洗浄した後、乾燥して目的物58gを得た。 ’ HNMR(da−DMSO)δ: 2.18 (s、31()。 3.96 (s、3H)。 6.61 (s、IH) (2)7−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−2−メ
チル−s−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 7−ヒドロキシ−5−メトキシカルボニル−2−メチル
−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジン45.4g
をエタノール4I2に懸濁し、水素化ホウ素ナトリウム
37.83gを少量ずつ添加した後、室温で3時間撹拌
した。 エタノールを留去して得られた残渣を水2I2に溶解し
、これにアンバーライトIRC−50(H”)500−
を加えて撹拌後、濾過し、炉液より水を留去した後、メ
タノール500m1’を加えて撹拌し、メタノールを留
去し、これを3回繰り返した後、エタノール50C1t
t’を加えて濃縮し、析出している結晶を炉底し、エタ
ノールで洗浄した後、乾燥して目的物39.35gを得
た。 ’ HNMR(da−DMSO)δ: 2.26 (s、3H)。 4.32 (s、2H)。 5.78 (s、LH) (3)5−アセトキシメチル−7−ヒドロキシ−2−メ
チル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンの合成 7−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−2−メチル−
s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン33.06g
、DMF500d、無水酢酸86−1p−hルエンスル
ホン酸1.5gの混合物を50℃の浴中6時間撹拌した
。 DMFを留去して得られた油状残渣にイソプロパツール
300−を加えて溶解し、これをエーテル4I2中に滴
下して析出物を炉底し、乾燥して目的物38.08gを
得た。 ’  HNMR(da−DMSO)  δ:2.26 
 (s、3H)。 2.50  (s、3H)。 5、 16  (s、2H)。 6、 14  (S、  IH) (4)5−アセトキシメチル−7−クロロ−2−メチル
−s−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 オキシ塩化リン300−にN、N−ジメチルアニリン4
0−を滴下し、これに5−アセトキシメチル−7−ヒド
ロキシ−2−メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピ
リミジン35gを加え50℃で1時間撹拌した。 オキシ塩化リンを留去して得られた油状残渣をクロロホ
ルム500tt’に溶解して水冷し、これに細氷及び水
を加えて撹拌した後、クロロホルム層を得てこれを水洗
した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を留去し
油状物を得た。 これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:
クロロホルム)に付し、目的物を含む分画を濃縮するこ
とにより得られた油状物を冷却放置して結晶化し、目的
物31gを得た。 ’ HNMR(cDCl s)δ: 2.23 (s、3H)。 2.66 (s、3H)。 5.35 (s、2H)。 7.36 (s、IH) (5)5−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー2−メ
チル−s−’r−リアゾロ[1,5−a] ピリミジン
の合成 5−アセトキシメチル−7−クロロ−2−メチル−s−
トリアゾロ[1,5−alピリミジン3Lgをエタノー
ル6001R1に溶解し、チオ尿素29.5gを加えて
10分間還流した1反応液を水冷して析出した結晶を炉
底し、これを5%水酸化カリウム600m#に溶解して
30分間撹拌した後、水冷し、2N塩酸でpH2として
析出した結晶を炉底し、水洗した後、乾燥して目的物1
6.33gを得た。 ’ HNMF% (da−DMSO)δ:2.58  
(s、3H)。 4.57  (s、2H)。 7.21  (s、IH) 実施例35 7−アミノ−3−[(5−ヒドロキシメチル−2−メチ
ル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イ
ル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸の合
成 5−ヒドロキシメチル−7−メルカブトー2−メチル−
5−)リアゾロ[1,5−a]ピリミジン9.8g、7
−アミツセフアロスボラン酸13.6gをアセトニトリ
ル120−に懸濁し、三フッ化ホウ素エチルエーテルコ
ンプレックス221R1を加え、これを50℃で3時間
撹拌した0反応液を氷冷した後、水250m1’を加え
、濃アンモニア水でpH2として析出した結晶を炉板し
、水洗、アセトン洗後、乾燥して目的物11.6gを得
た。 ’ HNMR(cF、GOOD)δ: 2.86 (s、3H)。 3.88  (s、2H)。 5、 04  (broad s、  2H)  。 5.34  (s、2H)。 5.60  (S、2H)。 8.24  (s、IH) 実施例36 ツーアミノ−3−[(5−ヒドロキシメチル−2−メチ
ル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イ
ル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフ
ェニルメチルエステルの合成 7−アミノ−3−[(5−ヒドロキシメチル−2−メチ
ル−s−トリアゾロ(1,5−al ピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸1
1.6g、メタノール7〇−1塩化メチレン200−の
懸濁液にベンゾフェノンヒドラゾン15.7g、酸化第
二水銀(黄色)17.3g、n−ヘキサン1301!d
lより合成したジフェニルジアゾメタンを塩化メチレン
5〇−の溶液として撹拌しながら滴下し、室温で一夜撹
拌した0反応液を濃縮した後、エーテルを加えて結晶化
し、炉板、乾燥して目的物15.9gを得た。 ’ HNMR(ds−DMSO+CDC1s)  δ:
2.57 (s、3H)。 3、74 (broad s、 2H) 。 4、36 (broad s、 2H) 。 4.77 (s、2H)。 4.93〜5.22 (m、2H)。 7.04〜7.78 (m、12H) 実施例37 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ]
アセトアミド)−3−[(5−ヒドロキシメチル−2−
メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7
−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
・ナトリウム塩の合成 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−
2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)
カルバゾイル]−1−メチルエトキシイミノ)酢酸・塩
酸塩3.22g、実施例36で得られた7−アミノ−3
−[(5−ヒドロキシメチル−2−メチル−5−トリア
ゾロ[1゜5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル
]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチルエ
ステル5.17g及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル1.38gをDMF30−に溶解して水冷し、DCC
l、86gを加えて氷冷しながら15分間撹拌し、更に
室温で30分間撹拌した0反応液を濾過後、クロロホル
ム15mtlを加えてエーテル4J2中に滴下して析出
物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥して得られた
粉末をシリカゲルカラムで精製して粉末を得た。トリフ
ルオロ酢酸30−、アニソール8−の混液を氷冷し、こ
れに先に得られた粉末を加えて30分間攪拌した後、エ
ーテル40〇−中に滴下して析出物を炉板し、エーテル
で洗浄した後、乾燥して粉末を得た。これを水200−
に懸濁し、5%炭酸水素ナトリウム溶液を加えてpH7
で溶解した。これを水で充填したHP20 200M1
のカラムに吸着せしめた後、水で洗浄した6次に50%
メタノール−水で溶出し、メタノールを留去した後、凍
結乾燥して目的物3.75gを得た。 ’ HNMR(d、−DMSO)δ: 1.60 (s、6H)。 2.55 (s、3H)。 3、82 (broad s、 2H) 。 4、54 (broad s、 2H) 。 4.73 (s、2H)。 5.38 (d、J=5Hz、IH) 。 5.92〜6.26 (m、IH)。 6.80〜7.23 (m、5H) 実施例38 7− [2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−メトキシイミノアセトアミド] −3−[
(5−ヒドロキシメチル−2−メチル−s−トリアゾロ
[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチル]−
3−セフェムー4−カルボン酸ナトリウム塩の合成 2−(2−ホルミルアミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−メトキシイミノ酢酸1.6g、7−アミノ
−3−[(5−ヒドロキシメチル−2−メチル−8−ト
リアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメ
チル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチ
ルエステル5.17g及び1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール1.38gをDMF30−に溶解して氷冷し、D
CCl、86gを加えて氷冷しながら15分間撹拌し、
更に室温で1時間撹拌した0反応液を濾過後、炉液にク
ロロホルム151!1’を加えてエーテル2I2中に滴
下して析出物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥し
て粉末を得た。メタノール6ONIを氷冷してオキシ塩
化リン1.45−を滴下し、これに上で得られた粉末を
加えて氷冷しながら1時間撹拌した。この反応液をエー
テル8001d中に滴下して析出物を炉板し、エーテル
で洗浄した後、乾燥して得られた粉末をシリカゲルカラ
ムで精製して粉末を得た。 この粉末をトリフルオロ酢酸30−、アニソール8−の
混液に加えて氷冷しながら30分間撹拌した。これをエ
ーテル400+at’中に滴下して析出物を炉板し、エ
ーテルで洗浄した後、乾燥して粉末を得た。 これを水50mt’に懸濁し、5%炭酸水素ナトリウム
溶液を加久てpH6で溶解した後、水で充填したHP2
0 100−のカラムに吸着せしめた後、水洗し、次に
メタノール−水混液で溶出して目的物を含む分画を濃縮
した後、凍結乾燥して目的物3.0gを得た。 ’ HNMR(d、−DMSO)δ: 2.62 (S、3H)。 3、88 (broad s、 2H) 。 4.10 (s、3H)。 4、68 (broad s、 2H) 。 4.79 (s、2H)。 5.40 (d、J−5Hz、LH)。 5.79〜6.14 (m、IH)。 7.18 (S、IH)。 7.77  (s、  LH) 実施例39 2.5−ビス(ヒドロキシメチル)−7−メルカブトー
5−t−リアゾロ[1,5−al ピリミジンの合成 (1)7−ヒドロキシ−2,5−ビス(ヒドロキシメチ
ル)−s−t−リアゾロ[1,5−al ピリミジンの
合成 7−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−5−メトキシ
カルボニル−5−)−リアゾロ[1,5−a]ピリミジ
ン48.94gをエタノール4J2に懸濁し、水素化ホ
ウ素ナトリウム33gを少量ずつ添加した後、室温で3
時間撹拌し、次に4時間還流した。 エタノールを留去して得られた残渣を水2I2に溶解し
、これにアンバーライトIRC−50(H”)500−
を加えて撹拌後、炉遇し、炉液より水を留去した後、メ
タノール500−を加えて撹拌し、メタノールを留去し
、これを3回繰り返した後、エタノール5001R1を
加えて濃縮し、析出している結晶を炉前し、エタノール
で洗浄した後、乾燥して目的物35.14gを得た。 ’  HNMR(d、−DMSO)  δ:4.53 
 (s、2H)。 4.62  (s、2H)。 6.11  (S、IH) (2)2.5−ビス(アセトキシメチル)−7−ヒドロ
キシ−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジンの合成 7−ヒドロキシ−2,5−ビス(ヒドロキシメチル)−
8−トリアゾロ[1,5−alピリミジン34.96g
%DMF850id、無水酢酸120d、p−トルエン
スルホン酸3.42gの混合物を50℃の浴中2時間撹
拌した。 DMFを留去して得られた油状残渣にエタノール250
wIを加えて溶解し、これをエーテル4I2中に滴下し
て析出物を炉前し、乾燥して目的物30.57gを得た
。 ’ HN M R(d s −D M S O)δ:2
゜11  (s、3H)。 2.17  (s、3H)。 4.98  (s、2H)。 5.17  (s、2H)。 5.80  (s、1)1) (3)7−クロロ−2,5−ビス(アセトキシメチル)
−s−)リアゾロ[1,5−a]ピリミジンの合成 オキシ塩化リン300M1にN、N−ジメチルアニリン
28−を滴下し、これに2.5−ビス(アセトキシメチ
ル)−7−ヒドロキシ−S−トリアゾロ[1,5−al
ピリミジン30.5gを加え50℃で1時間撹拌した。 オキシ塩化リンを留去して得られた油状残渣をクロロホ
ルム500−に溶解して水冷し、これに細氷及び水を加
えて撹拌した後、クロロホルム層を得てこれを水洗した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮した。 これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:
クロロホルム)に付し、目的物を含む分画を濃縮するこ
とにより目的物14gを油状物として得た。 ’ HNMR(cDC1m)δ: 2.25 (s、3H)。 2.31 (s、3H)。 5.44 (s、2H)。 5.52 (s、2H)。 7.44 (s、IH) (4)2.5−ビス(ヒドロキシメチル)−7−メルカ
ブトーs−トリアゾロ[1,5−al ピリミジンの合
成 7−クロロ−2,5−ビス(アセトキシメチル)−s−
トリアゾロ[1,5−alとリミジン14gをエタノー
ル300−に溶解し、チオ尿素10.7gを加えて10
分間還流した0反応液よりエタノールを留去した後、5
%水酸化カリウム230−に溶解して30分間撹拌した
後、氷冷し、2N−塩酸でpH2として析出した結晶を
炉前し、水洗した後、乾燥して目的物7.16gを得た
。 ’  HNMR(d、−DMSO)  δ:4.58 
 (s、2H)。 4.77  (s、2H)。 7.19  (s、  LH) 実施例40 7−アミノ−3−[(2,5−ビス(ヒドロキシメチル
)−s−トリアゾロ[1,5−al ピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸の
合成 2.5−ビス(ヒドロキシメチル)−7−メルカブトー
s−トリアゾロ[1,5−alピリミジン7.1g、7
−アミツセフアロスボラン酸9.1gをアセトニトリル
80−に懸濁し、三フッ化ホウ素エチルエーテルコンプ
レックス15−を加え、これを50℃で3時間撹拌した
1反応液を水冷した後、水200tt’を加え、濃アン
モニア水でpH2として析出した結晶を炉前し、水洗、
アセトン洗後、乾燥して目的物5.34gを得た。 ’ HNMR(cF I GOOD)δ:3.97  
(s、2H)。 4. 98  (broad s、  2H) 。 5.29  (s、2H)。 5.48  (S、2H)。 s、54  (s、2H)。 8.26  (S、IH) 実施例41 7−アミノ−3−[(2,5−ビス(ヒドロキシメチル
) −s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−
イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジ
フェニルメチルエステルの合成 7−アミノ−3−[(2,5−ビス(ヒドロキシメチル
)−s−)リアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イ
ル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸5.
3g、メタノール351d、塩化メチレン100−の懸
濁液にベンゾフェノンヒドラゾン6.9g、酸化第二水
銀(黄色)7.6g%n−ヘキサン7ON!より合成し
たジフェニルジアゾメタンを塩化メチレン30−の溶液
として撹拌しながら滴下し、室温で一夜撹拌した0反応
液を濃縮した後、エーテルを加えて結晶化し、炉板、乾
燥して目的物7.28gを得た。 ’ HNMR(d s−DMSO+CDC1s)δ:3
、 75 (broad s、  2H) 。 4、34 (broad s、  2H) 。 4.77〜5.34 (m、6H)。 6.96〜7.75 (m、12H) 実施例42 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル]−2−[1−(3−(a、4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ]
アセトアミド)−3−[(2,5−ビス(ヒドロキシメ
チル)−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7
−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
・ナトリウム塩の合成 2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) 
−2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル
)カルバゾイル]−1−メチルエトキシイミノ)酢酸・
塩酸塩3.22g、実施例41で得られた7−アミノ−
3−[(2,5−ビス(ヒドロキシメチル) −S−ト
リアゾロ[1゜5−a]ピリミジン−7−イル)チオメ
チル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチ
ルエステル5.32g及び1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール1.38gをDMF 3 (ltt’に溶解して
氷冷し、DCCl、86gを加えて氷冷しながら15分
間撹拌し、更に室温で1時間撹拌した0反応液を濾過後
、クロロホルム15−を加えてエーテル2j2中に滴下
して析出物を炉板し、エーテルで洗浄した後、乾燥して
得られた粉末をシリカゲルカラムで精製して粉末を得た
。トリフルオロ酢酸30t1’、アニソール8−の混液
を氷冷し、これに先に得られた粉末を加えて30分間撹
拌した後、エーテル40〇−中に滴下して析出物を炉板
し、エーテルで洗浄した後、乾燥して目的物粉末を得た
。これを水200−に懸濁し、5%炭酸水素ナトリウム
溶液を加えてpH7で溶解した。これを水で充填したH
P20 200−のカラムに吸着せしめた後、水で洗浄
した0次に50%メタノール−水で溶出し、メタノール
を留去した後、凍結乾燥して目的物4.16gを得た。 ’ HNMR(ds−DMSO)δ: 1.60 (S、6H)。 3、86 (broad S、 2H) 。 4、60 (broad s、 2H) 。 4.78 (s、4H)。 5.40 (d、J=5Hz、IH)。 5.87〜6.27 (m、LH)。 6.94〜7.72 (m、5H) 実施例43 7− (2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル) −2−(1−カルバゾイル−1−メチルエトキ
シイミノ)アセトアミド]−3−[(2−ヒドロキシメ
チル−5−メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリ
ミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−
カルボン酸・2塩酸塩の合成 2−(2−ホルミルアミノ−1,3−チアゾール−4−
イル) −2−(1−(3−ホルミルカルバゾイル)−
1−メチルエトキシイミノ]酢酸2.5g、7−アミノ
−3−[(2−ヒドロキシメチル−5−メチル−s−ト
リアゾロ(1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメ
チル】−3−セフェム−4−カルボン酸ジフェニルメチ
ルエステル5g及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
1.33gをDMF35−に溶解して水冷し、DCCl
、8gを加えて氷冷しながら10分間撹拌し、更に室温
で1時間撹拌した。 反応液を濾過後、炉液にクロロホルム10w1を加えて
エーテルII2中に滴下して析出物を炉板し、エーテル
で洗浄した後、乾燥して粉末を得た。これをシリカゲル
50gを充填したカラムで精製して粉末を得た。 トリフルオロ酢酸30−、アニソール8−1塩化メチレ
ン1′5−の混液を氷冷してこれに上で得られた粉末を
加えて30分間撹拌した。この反応液をエーテル40〇
−中に滴下して析出物を炉板し、乾燥して粉末を得た。 メタノール40−を水冷してオキシ塩化リン1.7−を
滴下し、これに上で得られた粉末を加えて氷冷しながら
1時間撹拌した後、エーテル40〇−中に滴下して析出
物をt戸数し、乾燥して目的物4.15gを得た。 ’ HNMR(da−DMSO)δ: 1゜61 (s、6H)。 2.68 (s、3H)。 3.83 (s、2H)。 4、60 (broad s、 2H) 。 4.78 (s、2H)。 5.37 (d、J=5Hz、IH)。 5.80〜6.18 (m、LH)。 7.27 (s、LH)。 7.60 (s、IH) 実施例44 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンジリデン)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミ
ノ】アセトアミド)−3−[(2−ヒドロキシメチル−
5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジン
−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボ
ン酸・ナトリウム塩の合成 7− [2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−(1−カルバゾイル−1−メチルエトキシ
イミノ)アセトアミド]−3−[(2−ヒドロキシメチ
ル−5−メチル−8−トリアゾロ[1,’5−a]ピリ
ミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−
カルボン酸・2塩酸塩3.8gをメタノール40111
に溶解してプロトカテキュアルデヒド1.03gを加え
て室温で1.5時間撹拌した。 これをエーテル40〇−中に注加して析出物を炉板し、
エーテルで洗浄した後、乾燥して粉末を得た。 これを水100−に懸濁し、5%炭酸水素ナトリウム溶
液を加えてpH6で溶解した後、水で充填したHP20
 100−のカラムに吸着せしめた後、水洗し、次にメ
タノール−水で溶出して得られた目的物を含む分画を濃
縮した後、凍結乾燥して目的物3.15gを得た。 ’ HNMR(da−DMSO)δ: 1.63 (s、6H)。 2.68 (s、3H)。 3、82 (broad s、 2H) 。 4、62 (broad Si 2H) 。 4.82 (s、2H)。 5.40 (d、J=5Hz、IH)。 5.92〜6.22 (m、IH)。 6.98〜7.76 (m、5H)。 8.58 (s、IH) 実施例45 7−アミノ−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル
−5−1リアゾロ[1,5−alピリミジン−7−イル
)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ピバロ
イルオキシメチルエステル・p−トルエンスルホン酸塩
の合成 7−アミノ−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル
ーs−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル
)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸10.
4gをアセトン70tt’及び塩化メチレン100−の
混液に懸濁して氷冷し、1.8−ジアザビシクロ[5,
4,0]ウンデク−7−エン(DBU)3.59−を滴
下した後、15分間撹拌した。これにピバロイルオキシ
メチル=ヨーシト4.21dを滴下し、室温で10分間
撹拌した。 反応液を濃縮した後、酢酸エチル200−1水200m
t’の混液を加えて撹拌し有機層を得た。これを飽和食
塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 これにp −トルエンスルホン酸を加え撹拌すると粘性
物が遊離した。この粘性物をクロロホルム100−に溶
解してエーテル500−中に滴下し、析出物を炉前し、
乾燥して目的物11.88gを得た。 ’ HNMR(da−DMSO+CDC1s)δ:1.
20 (S、9H)。 2.38  (s、3H)。 2.70  (s、3H)。 3.52  (s、3H)。 3.87  (s、2H)。 4.76  (s、2H)。 5.28  (s、2H)。 5.87〜6.18  (m、2H)。 7.26  (d、J=8Hz、2H)。 7.48  (s、IH)。 7.78  (d、J=8Hz、2H)実施例46 7− [2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−メトキシイミノアセトアミド] −3−[
(2−メトキシメチ、ルー5−メチル−8−トリアゾロ
(1,5−alピリミジン−7−イル)チオメチル]−
3−セフェムー4−カルボン酸ピバロイルオキシメチル
エステル・塩酸塩の合成 7−アミノ−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル
−8−トリアゾロ[1,5−a]とリミジンー7−イル
)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸ピバロ
イルオキシメチルエステル・p−トルエンスルホン酸塩
11.8gを塩化メチレン1001s1に溶解し、これ
に2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(Z)−
メトキシイミノ−酢酸2−ベンズチアゾリルチオエステ
ル5.82gを加えて室温で2時間撹拌した0反応液を
5%酢酸ナトリウム水溶液100−で洗浄し、更に水洗
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去し
た。残渣に濃塩酸1.5dを含有するイソプロパツール
100−を加えてよく撹拌し、更にエーテル150−を
加えて撹拌した後、析出物を炉取し、エーテルで洗浄し
た後、乾燥して粉末を得た。 これをエタノール50−に溶解して濾過後、エーテル3
0〇−中に滴下して析出物を炉前し、エーテルで洗浄し
た後、乾燥して目的物7.91gを得た。 ’ HNMR(d、−DMSO)δ: 1.20 (s、9H)。 2.70  (s、3H)。 3.52  (s、3H)。 3.87  (bs、2H)。 4、 13  (s、3H)。 4.55  (bs、2H)。 4.74  (s、2H)。 5.28  (d、J=5Hz、IH)。 5.88〜6.14  (m、3H)。 7、 10  (S、IH)。 7.34  (s、IH) 実施例47 7−(2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル) −2−(1−カルバゾイル−1−メチルエトキシ
イミノ)アセトアミド]−3−[(2−メトキシメチル
−5−メチル−s−トリアゾロ(1,5−alピリミジ
ン−7−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カル
ボン酸・2塩酸塩の合成 2−(2−ホルミルアミノ−1,3−チアゾール−4−
イル) −2−[1−(3−ホルミルカルバゾイル)−
1−メチルエトキシイミノ]酢酸2.5g、7−アミノ
−3−[(2−メトキシメチル−5−メチル−s−トリ
アゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)チオメチ
ル]−3−セフェムー4−カルボン酸ジフェニルメチル
エステル5.12g及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール1.33gをDMF35−に溶解して氷冷し、DC
Cl、8gを加えて氷冷しながら10分間撹拌し、更に
室温で1時間撹拌した。 反応液を濾過後、炉液にクロロホルム10111を加え
てエーテルli中に滴下して析出物を炉板し、エーテル
で洗浄した後、乾燥して粉末を得た。これをシリカゲル
50gを充填したカラムで精製して粉末を得た。 トリフルオロ酢酸30−、アニソール8ml’、塩化メ
チレン15M1の混液を氷冷してこれに上で得られた粉
末を加えて30分間撹拌した。この反応液をエーテル4
0〇−中に滴下して析出物を炉底し、乾燥して粉末を得
た。メタノール40−を水冷してオキシ塩化リン1.4
51dを滴下し、これに上で得られた粉末を加えて氷冷
しながら1時間撹拌した後、エーテル40〇−中に滴下
して析出物を炉板し、乾燥して目的物4.0gを得た。 ’ HNMR(d、−DMSO)δ: 1.63 (s、6H)。 2.69 (s、3H)。 3.48 (s、3H)。 3.88 (s、2H)。 4、61 (broad s、 2H) 。 4.76 (s、2H)。 5.42 (d、J=5Hz、  IH)。 5.87〜6.21 (m、LH)。 7.30 (s、IH)。 7.58 (s、LH) 実施例48 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトー5−
メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンの合
成 (1)7−ヒドロキシ−2−(1−ヒドロキシエチル)
−5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジ
ンの合成 りL−乳酸100g、重炭酸アミノグアニジン68g、
水32.5−1濃硝酸0.5−の混合物を24時間還流
撹拌した後、濃縮して得られた油状残渣にアセト酢酸メ
チル250−1酢酸5−を加えて120℃の洛中、撹拌
した。 4時間後、氷冷して析出した結晶を炉板し、イソプロパ
ツールで洗浄した後、乾燥して目的物55gを得た。 ’ HNMR(ds−DMSO)δ: 1.45 (d、J=7Hz、3H)。 2.35 (s、3H)。 4.88 (q、J=7Hz、IH)。 5.89 (s、IH) (2)2− (1−アセトキシエチル)−7−ヒドロキ
シ−5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−a] ピリ
ミジンの合成 (1)で得られた化合物25g、DMF150−1無水
酢酸85−1p−トルエンスルホン酸2gの混合物を6
0℃の洛中で24時間撹拌した0反応液を濃縮して、結
晶の析出した残渣にエチルエーテル200−を加えて撹
拌した後、を戸数し、乾燥して目的物29.5gを得た
。 ’ HNMR(d、−DMSO)δ: 1.65 (d、J=7Hz、3H)。 2.15 (8,3H)。 2.41 (s、3H)。 5.86〜8.26 (m、2H) (3)2− (1−アセトキシエチル)−7−クロロ−
5−メチル−5−)リアゾロ[1,5−a]ピリミジン
の合成 オキシ塩化リン100−1N、N−ジメチルアニリン2
2−の混液に(2)で得られた化合物20.2gを加え
て60℃の洛中で30分間撹拌した0反応液よりオキシ
塩化リンを留去した後、クロロホルム300dに溶解し
て水冷し、砕氷及び水を加えて撹拌した後、クロロホル
ム層を得て2回水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶離液クロロホルム)で精製して目的物
20.7gを油状物として得た。 ’ HNMR(cDCI g)δ: 1.77 (d、J=7Hz、3H)。 2.23 (s、3H)。 2.78 (s、3H)。 6.24  (q、J=7Hz、LH)。 7.54 (s、LH) (4)2−(1−ヒドロキシエチル)−7−メルカブト
ー5−メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジ
ンの合成 70%水硫化ナトリウム14gを水200M1に溶解し
、これに(3)で得られた化合物20gを加えて55℃
で1時間撹拌した。 反応液を清適した後、氷冷し撹拌しながら2N塩酸を加
えてpH1とした1食塩を飽和するまで加えて撹拌し、
析出した結晶を炉板し、少量の水で洗浄した。この湿っ
た結晶を10%水酸化カリウム水溶液1501R1に溶
解して30分間撹拌した後、水冷し、撹拌しながら2N
塩酸でpH1とし析出した結晶を炉板し、少量の水で洗
浄した後、乾燥して目的物13.29gを得た。 ’ HNMR(da−DMSO)δ: 1.58 (d、J=7Hz、3H) 。 2.44 (s、3H)。 5.05 (q、J=7Hz、IH)。 7.03 (s、3H) 実施例49 7−アミノ−3−([2−(1−ヒドロキシエチル)−
5−メチル−5−)−リアゾロ[1,5−a]ピリミジ
ン−7−イル]チオメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸の合成 2−(1−ヒドロキシエチル)−7−メルカブトー5−
メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン13
.2g、7−アミノセファロスポラン酸17gをアセト
ニトリル140−に懸濁し、三フッ化ホウ素エチルエー
テルコンプレックス27.3−を加え、これを50℃で
2時間撹拌した0反応液を水冷した後、水300tt’
を加え、濃アンモニア水でpH2とし30分間撹拌した
後、析出した結晶を炉板し、水洗、アセトン洗後、乾燥
して目的物12.7gを得た。 ’ HNMR(cF、GOOD)δ: 1.90 (d、J=7Hz、3H)。 2.87′(s、3H)。 3.87 (s、2H)。 4.78 (ABq、2H)。 5.27〜5.66 (m、3H)。 7.73 (s、IH) 実施例50 7−アミノ−3−((2−(1−ヒドロキシエチル)−
5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
−7−イル]チオメチル)−3−セフェム−4−カルボ
ン酸ジフェニルメチルエステルの合成 7−アミノ−3−((2−(1−ヒドロキシエチル)−
5−メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン
−7−イル]チオメチル)−3−セフェム−4−カルボ
ン酸7g、メタノール50−1塩化メチレン150M1
の懸濁液にベンゾフェノンヒドラゾン23.55g、酸
化第二水銀(黄色)26g、n−ヘキサン200m1’
より合成したジフェニルジアゾメタンを塩化メチレン5
0−の溶液として撹拌しながら滴下し、室温で一夜撹拌
した0反応液を濃縮した後、エーテルを加えて結晶化し
、炉板、乾燥して目的物6.15gを得た。 ’ HNMR(d s−DMSO+CDC1s)1、 
70 (d、 J =7Hz、 3’H) 。 2.72 (s、3H)。 3.92 (bs、2H)。 4.53 (bs、2H)。 5.02〜5.48 (m、3H)。 6.98〜7.86  (m、12H)実施例51 7− (2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセドア)ド)−3−([2−(1−ヒドロキシエチ
ル)−5−メチル−8−トリアゾロ[1,5−a]ピリ
ミジン−7−イル]チオメチル)−3−セフェム−4−
カルボン酸・塩酸塩の合成 2−(2−ホルミルアミノ−1,3−チアゾール−4−
イル)−2−(1−[3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル]−1−メチルエトキシイミノ)
)酢酸・塩酸塩3.35g、実施例50で得られた7−
アミノ−3−([2−(1−ヒドロキシエチル)−5−
メチル−8−トリアゾロ[1,5−alピリミジン−7
−イル]チオメチル)−3−セフェム−4−カルボン酸
ジフェニルメチルエステル6g及びl−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール1.53gをDMF3011iに溶解し
て水冷し、DCC2,06gを加えて水冷しながら15
分間撹拌し、更に室温で1時間撹拌した0反応液を濾過
後、クロロホルム20−を加えてニーデルII2中に滴
下して析出物を炉前し、エーテルで洗浄した後、乾燥し
て得られた粉末をシリカゲルカラムで精製して粉末を得
た。 メタノール30−を水冷してオキシ塩化リンl−を滴下
し、これに上で得られた粉末を加えて氷冷しながら1.
5時間撹拌した。得られた溶液をエーテル40〇−中に
滴下して析出物を炉前し、エーテルで洗浄した後、乾燥
して得られた粉末を水冷したトリフルオロ酢酸20−、
アニソール5−の混液に加えて氷冷しながら30分間撹
拌した。 得られた溶液をエーテル25〇−中に滴下して析出物を
炉前し、エーテルで洗浄した後、乾燥して目的物2.7
gを得た。 ’ HNMR(ds−DMSO)δ: 1.44〜1.77 (m、9H)。 2.64 (s、3H)。 3.81 (s、2H)。 4.55 (bs、2H)。 5.37 (d、J=5Hz、IH)。 5.88〜8.22 (m、2H)。 6.92〜7.71 (m、5H) 実施例52 7−(2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イ
ル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベン
ゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ]
アセトアミド) −3−([2−(1−ヒドロキシエチ
ル)−5−メチル−S−トリアゾロ[1,5−alピリ
ミジン−7−イル]チオメチル)−3−セフェム−4−
カルボン酸・ナトリウム塩の合成 7− (2−[2−アミシー1.3−チアゾール−4−
イル] −2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
ンゾイル)カルバジオル)−1−メチルエトキシイミノ
]アセトアミド) −3−([2−(1−ヒドロキシエ
チル)−5−メチル−S−トリアゾロ[1,5−alピ
リミジン−7−イル]チオメチル)−3−セフェム−4
−カルボン酸・塩酸塩2.6gを水100−に懸濁し、
5%炭酸水素ナトリウム溶液を加えてpH7で溶解した
。これを水で充填したHP20 200−のカラムに吸
着せしめた後、水で洗浄した0次に50%メタノール−
水で溶出し、メタノールを留去した後、凍結乾燥して目
的物のナトリウム塩1.5gを得た。 試験例1 カニクイザルに、実施例18で得られた化合物20 t
ag/ kgを注射投与し、血中半減期を求めた。結果
を表1に示す。 なお、化合物の濃度測定は、HPLC法で行ない、カラ
ムは、ツバパックC1B又はマイクロボンダバック01
8(商品名、ウォーターズ社製)を用いた。なお、対照
薬物としてはセフビラミドを用いた。 表1 実施例18で得られた化合物   2.6セフビラミド
           2.5表1から明らかな様に、
本発明の化合物は、カニクイザルでセフビラミドと血中
半減期が同じである、セフビラミドは既存セファロスポ
リン中、血中半減期の長いセファロスポリンとして知ら
れており、一方、β−ラクタム化合物の血中半減期は、
サルとヒトでよい相関を示すことがY、 Sawada
ら(J、 Pharmaco、、 Biopharma
、、 ■1241 (19841)によって報告されて
いる。従って、表1の結果は該化合物のヒトでの血中半
減期がセフピラミドと同じであることを示唆し、少ない
投与回数で半減期が短い他の多くのセファロスポリン類
と同等又はそれ以上の臨床効果が得られる等の高い有用
性が期待できる。 試験例2 前記実施例で得られた化合物(ナトリウム塩)の最小発
育阻止濃度(MIC)を日本化学療法学会標準法に準じ
て測定した。結果を表2A、B及び表3に示す。 表2A、B及び表3に於て、対照化合物としてセフタジ
ジム(cAZ)を用いた。 表2A及びBから明らかな様に本発明の化合物はグラム
陽性及びグラム陰性菌に対し有効で、抗菌スペクトラム
が広い、特に緑膿菌をはじめとするブドウ糖非発酵菌に
対して第三世代系セファロスポリンよりも強い抗菌活性
を示す。 表3から明らかな様に本発明の化合物は、第三世代系セ
ファロスポリンの一つであるセフタジジム耐性の臨床分
離株に対して強い抗菌活性を示す。 実施例53 下記の注射用製剤を作った。 実施例18で得られた7−(2−[2−アミノ−1,3
−チアゾール−4−イル] −2−[1−(3−(3,
4−ジヒドロキシベンゾイル)カルバゾイル)−1−メ
チルエトキシイミノ]アセトアミド)−3−[(2−ヒ
ドロキシメチル−5−メチル−8−トリアゾロ[1,5
−alピリミジン−7−イル)チオメチル]−3−セフ
ェムー4−カルボン酸・ナトリウム塩 ・・・・・・・・・・・・500mg 無菌の蒸留水・・・・・・・・・・・・全量を約5−に
する量上記化合物を無菌の蒸留水に溶かし、注射用製剤
を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R_1はアシル基であり;Mは水素、保護基又
    は体内で容易に加水分解される脱離基であり;Bは、 次式(b) ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示されるβ−ラクタム化合物又はその薬学的に許容さ
    れる塩。 2、前記式( I )において、R_1で表わされるアシ
    ル基が 次式(a)又は(a′): ▲数式、化学式、表等があります▼(a) ▲数式、化学式、表等があります▼(a′) [式中、R_5及びR_6は、それぞれ独立して、水素
    又は低級アルキル基であり、R′及びR″は、それぞれ
    独立して、水素又は保護基であり、Xは水素、低級アル
    キル基、低級アルコキシ基又はハロゲンである。] で示される基である請求項1記載のβ−ラクタム化合物
    又はその薬学的に許容される塩。 3、前記式( I )において、R_1で表わされるアシ
    ル基が2−(2−チエニル)アセチル基又は次式(c)
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(c) [式中、R_7は複素環基であり:R_8は水素、低級
    アルキル基又は 次式(f): ▲数式、化学式、表等があります▼(f) (式中、R_5及びR_6は、それぞれ独立して、水素
    又は低級アルキル基であり、R″は水素又は保護基であ
    り、Xは水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
    ハロゲンである。) で示される基である。] もしくは次式(g): ▲数式、化学式、表等があります▼(g) (式中、R′は水素又は保護基である。) で示される基である請求項1記載のβ−ラクタム化合物
    又はその薬学的に許容される塩。 4、7−{2−[2−アミノ−1,3−チアゾール−4
    −イル]−2−[1−(3−(3,4−ジヒドロキシベ
    ンゾイル)カルバゾイル)−1−メチルエトキシイミノ
    ]アセトアミド}−3−[(2−ヒドロキシメチル−5
    −メチル−s−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−
    7−イル)チオメチル]−3−セフェム−4−カルボン
    酸又はその薬学的に許容される塩である請求項1記載の
    化合物。 5、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、Mは水素、保護基又は体内で容易に加水分解さ
    れる脱離基であり:Bは、 次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物と、 一般式(III): R_1−OH(III) (式中、R_1はアシル基である。) で示されるカルボン酸又はその反応性誘導体とを反応さ
    せ、要すれば保護基を除去することを特徴とする一般式
    ( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中の記号は前記と同意義である。) で示されるβ−ラクタム化合物又はその薬学的に許容さ
    れる塩の製造方法。 6、一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R_5及びR_6は、それぞれ独立して、水素
    又は低級アルキル基であり;Mは水素、保護基又は体内
    で容易に加水分解される脱離基であり;R′は水素又は
    保護基であり;Bは、次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼ (b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり:Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物と、 次式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R″は、水素又は保護基であり、Xは水素、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲンである。 ) で示される化合物又はその反応性誘導体とを反応させ、
    要すれば保護基を除去することを特徴とする一般式(
    I ′): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) [式中の記号は前記と同意義] で示されるβ−ラクタム化合物又はその薬学的に許容さ
    れる塩の製造方法。 7、一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R_5及びR_6は、それぞれ独立して、水素
    又は低級アルキル基であり;Mは水素、保護基又は体内
    で容易に加水分解される脱離基であり;R′は水素又は
    保護基であり;Bは、次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物と、 次式(V′): ▲数式、化学式、表等があります▼(V′) (式中、R″は、水素又は保護基であり、Xは水素、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲンである。 ) で示される化合物又はその反応性誘導体とを反応させ、
    要すれば保護基を除去することを特徴とする一般式(
    I ″): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ″) [式中の記号は前記と同意義] で示されるβ−ラクタム化合物又はその薬学的に許容さ
    れる塩の製造方法。 8、一般式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) [式中、R_1はアシル基であり;Mは水素、保護基又
    は体内で容易に加水分解される脱離基であり:Jはハロ
    ゲン又はアセトキシ基である。] で示される化合物と、次式(VII): B−H(VII) [式中、Bは、 次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物とを反応させ、要すれば保護基を除去
    することを特徴とする一般式( I ):▲数式、化学式
    、表等があります▼( I ) [式中の記号は前記と同意義] で示されるβ−ラクタム化合物又はその薬学的に許容さ
    れる塩の製造方法。 9、一般式(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) [式中、Mは水素、保護基又は体内で容易に加水分解さ
    れる脱離基であり;R′は、水素又は保護基であり;B
    は、 次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物と、 一般式(IX): ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) [式中、R_5及びR_6は、それぞれ独立して、水素
    又は低級アルキル基であり、R″は水素又は保護基であ
    り、Xは水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
    ハロゲンである。] で示される化合物又はその塩とを反応させ、要すれば保
    護基を除去することを特徴とする一般式( I ′): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) [式中の記号は前記と同意義] で示されるβ−ラクタム化合物又はその薬学的に許容さ
    れる塩の製造方法。 10、一般式(VII′): ▲数式、化学式、表等があります▼(VII′) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される化合物。 11、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、Mは水素、保護基又は体内で容易に加水分解さ
    れる脱離基であり;Bは、 次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物。 12、一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R_5及びR_6は、それぞれ独立して、水素
    又は低級アルキル基であり;Mは水素、保護基又は体内
    で容易に加水分解される脱離基であり;R′は水素又は
    保護基であり;Bは、次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物。 13、一般式(X): ▲数式、化学式、表等があります▼(X) [式中、R_5及びR_6は、それぞれ独立して、水素
    又は低級アルキル基であり;Mは水素、保護基又は体内
    で容易に加水分解される脱離基であり;R′は水素又は
    保護基であり;Bは、次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物。 14、一般式(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) [式中、Mは水素、保護基又は体内で容易に加水分解さ
    れる脱離基であり;R′は、水素又は保護基であり:B
    は、 次式(b): ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、R_2、R_3及びR_9の少なくとも一つは
    、 次式:−A−OR_4 (式中、R_4は水素又は低級アルキル基であり;Aは
    炭素数1〜6の直鎖又は分岐状 の低級アルキレン基である。) で示される基であり、残りの基は、それぞれ独立して、
    水素、シアノ基、又はハロゲンで置換されていてもよい
    低級アルキル基、又は低級アルキル基で置換されていて
    もよいカルバモイル基、シクロアルキル基又は保護基も
    しくは体内で容易に加水分解される脱離基で置換されて
    いてもよいカルボキシル基であ り、更に、R_9が前記式:−A−OR_4で示される
    基である場合には、R_2及びR_3は、一緒になって
    炭素数3〜4のアルキレン基を形成していてもよく;Z
    は、窒素又は 次式:C−R_1_0 (式中、R_1_0は水素、カルボキシル基、又は水酸
    基もしくは低級アルコキシ基で置 換されていてもよい低級アルキル基であ る。) で示される基である。) で示される基である。] で示される化合物。 15、請求項1〜4のいずれか1項に記載のβ−ラクタ
    ム化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分とし
    て含有する細菌感染症治療用医薬組成物。
JP63192746A 1987-08-07 1988-08-03 β−ラクタム化合物、該化合物の製造方法及び該化合物の合成中間体並びに該化合物を含有する細菌感染症治療用組成物 Pending JPH01131186A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4837031B2 (ja) * 2005-04-27 2011-12-14 韓國電子通信研究院 電位傾度と接地抵抗測定とを利用した土壌構造の探知方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4837031B2 (ja) * 2005-04-27 2011-12-14 韓國電子通信研究院 電位傾度と接地抵抗測定とを利用した土壌構造の探知方法

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