JPH01130325A - 光学式ディスク記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学的に情報の記録、再生、消去が可能な光
学式ディスク記録再生装置に関するものである。

従来の技術 近年、音響機器の分野では、可及的に高忠実度再生化を
はかるために、ＰＧＭ（パルス・コード・モジュレーシ
ョン）技術を利用したディジタル記録再生方式を採用し
つつある。これはディジタルオーディオ化と称され、オ
ーディオ特性が記録媒体の特性に依存することなく、従
来のアナログ記録再生方式に比べて格段にすぐれたもの
とすることが原理的に確立されているからである。

すなわちＣＤ（コンパクト・ディスク）方式を例にとる
と、直径１２　Ｃｍ　＋厚さ１．２　ｒｒａｎの透明樹
脂円盤にディジタル（ＰＧＭ）化データに対応したピッ
ト（反射率の異なる凹凸）を回転方向にスパイラル状に
並べて、このビットを形成する金属薄膜を被着してなる
ディスクを線速度一定で約５００〜２００　ｒ、ｐ、ｍ
で回転させ、それを光学式ピックアップでリニアトラッ
キング式に再生する。ＣＤはトラックピッチが１．６μ
ｍであり、半径２３〜２６ｍのリードインエリアに記録
プログラムのインデックスが収録されている。

よって、従来よりＣＤ方式の光学式ディスク再生装置で
は、ディスクのリードインエリアに記録されている記録
内容の記録終了時間とプログラムエリアに記録されてい
る記録内容の一部に周期的に記録されている再生時間と
を利用してその両者を表示することにより残量時間を表
示している。

一方、光学的に情報の記録、再生、消去が可能な光学式
ディスク記録再生方式では、ａｎ方式の様にフォーマッ
トの決った再生専用でないのと、記録内容の一部に周期
的に再生時間が記録されていないため、ディスク上の場
所を特定して記録を行うことが困難であった。そこで従
来技術では、特開昭６１−４８１４５号公報に示されて
いるような記録用光ディスクが提案されている。

以下、図面を参照しながら、前記の記録用光ディスクに
ついて説明を行う。

第４図は、従来の記録用光ディスクの説明的平面図であ
る。第４図において、４１は記碌層に有機色素を使った
感光性の記録用光ディスク、４２は記録ずみ部分、４３
は未記録部分、Ｍｌ、Ｍ２゜ＭＳ、Ｍ４．ＭＳは情報目
盛である。以上の様に構成された記録用光ディスクにつ
いて以下その動作について説明する。

第４図に示すように、この記録用光ディスク４１には、
記録情報量の目安となるべき情報目盛Ｍ１　、Ｍ２．Ｍ
ｌ３．Ｍ４．ＭＳが目盛られている。

ところで、記録用光ディスク１に光学的に情報を記録す
ると、記録された部位では視覚的な変化が生じる。これ
が斜線部分である記録ずみ部分４２である。この例では
、情報目盛を２０００メガバイトきざみとしており、情
報目盛Ｍ１．Ｍ２゜ＭＳ、Ｍ４．Ｍｌ５はそれぞれ２０
００，４０００゜６０００．８０００．−１００００メ
ガバイトを示す。この光ディスク４１の全記録容量を１
００００メガバイトとすれば、第４図よ少記録ずみ部分
４２と情報目盛Ｍｌ等の位置関係より、記録されている
情報量が約３０００メガバイト、未記録容量が約７００
０メガバイトであることが、目視より判定できる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記従来の構成では、光ディスクに目盛
られた情報目盛により目視で未記録部分の記録容量を知
ることができるが、光ディスクに目盛をつけるための製
造時のコストアップ、目視による判定のための不正確さ
、記録層の媒質が限定されるという問題点とさらに、未
記録部分の記録容量の判定、各既記録場所の特定及び未
記録場所の特定が、自動的にできないという問題点を有
していた。

本発明は、前記従来の問題点を解決するもので、記録時
に各情報信号ブロック間に無信号領域を設け、これを基
にして、外部スケールを用いて自動的にディスクを検索
することで、各情報信号ブロック及び未記録部分の先頭
トラックを判定記憶し、これを用いて、再生及び記録場
所の特定及び未記録部分の記録可能時間と各情報信号ブ
ロックの既記録時間を求めることを自動的に行うことを
可能にし、ディスクに情報目盛を必要とせず記録層の媒
質も限定されない光学式ディスク記録再生装置を提供す
るものである。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の光学式ディスク記録
再生装置は、光学式ピックアップの出力信号に基いて、
光学式ピックアップのトラッキングのずれに対応するト
ラッキングエラー信号を生成しトラッキングエラー信号
に基いて、トラッキングのずれを最少にするトラッキン
グサーボ手段および光学式ピックアップの出力信号に基
いてフォーカスエラー信号を生成し、フォーカスエラー
信号に基いて対物レンズを駆動制御してフォーカスエラ
ーを最少にするフォーカスサーボ手段と、光学式ピック
アップを光学式ディスクの半径方向に移動させるトラバ
ース駆動装置と、トラノ（−入方向にトラックの所定数
に対応した間隔で不ケーリングしたスケール手段と、ト
ラバース駆動手段によシ光学式ピックアップが移動時に
スケール手段のスケール数を検出する第１の検出手段と
、第１の検出手段の出力信号に基いてスケール数をカウ
ントし、かつカウントしながら、外部からのラッチ信号
によりカウント数をラッチする第１のカウント手段と、
記録する各情報信号ブロックの間に所定トラック数無記
録部分を設ける記録手段と、光学式ピックアップの出力
信号に基いて、記録された情ｉ信号に基いたＲＦ倍信号
生成するＲＦ信号生成手段と、ＲＦ倍信号振幅レベルの
エンベロープに対応するエンベロープ信号を生成するエ
ンベロープ検出手段と、エンベロープ検出手段に基いて
、エンベロープ信号の無信号部分のトラック、数ヲカウ
ントする第２のカウント手段と、第２のカウント手段の
出力に基いて、無信号部分のトラック数を前記記録手段
に設けたトラック数と比較する第１の比較手段と、第１
の比較手段に基いて未記録部分を検出する第２の検出手
段と、第１のカウント手段と第１の比較手段と第２の検
出手段　　　　′とに基いて、記録手段の無信号部分ト
ラックのスケール上のスケール数と未記録部分の先頭ト
ラックのスケール上のスケール数とを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶されているスケール数に基いて、各
情報信号ブロックの記録時間と光学式ディスクの未記録
時間を演算する演算手段と、演算手段の出力を表示する
表示手段とを具備した構成となっている。

作用 この構成によって、記録時に設けた各情報信号ブロック
間の無記録部分を検索し、この無記録部分を検出した時
の外部スケールのスケール数を記憶手段に記憶し、この
スケール数を基にして各情報信号ブロックの既記録時間
及び未記録部分の記録可能時間を算出し、かつ表示する
ことと、前記記憶内容と外部スケールとトラバース駆動
手段により再生及び記録場所の特定を可能とする。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例における光学式ディスク記碌
再生装置の構成を示すものである。第１図において、１
はスパイラル状の案内トラックを有する光学式ディスク
、２はレーザ光源、対物レンズ及び受光部（いずれも図
示せず）を有する光学式ピックアップ、３は光学式ピッ
クアップ２の出力信号に基いて、トラックから光学式ピ
ックアップ２とのトラッキングのずれに対応するトラッ
キングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生
成回路、４は前記トラッキングエラー信号に基いて、ト
ラッキングのずれを最少にするトラッキングサーボ回路
、６は光学式ピックアップ２の出力信号に基いてフォー
カスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成回
路、６はフォーカスエラー信号に基いて前記対物レンズ
を駆動制御してフォーカスエラーを最少にするフォーカ
スサーボ回路、７は光学式ピックアップ２を光学式ディ
スク１０半径方向に移動させるトラバース駆動装置、８
は°トラバース方向にトラックの所定数に対応した間隔
でスケーリングしたスケール、９はトラバース駆動装置
７により光学式ピックアップ２が移動時にスケール８の
スケール数を検出する検出器、１ｏは検出器９の出力信
号に基いてスケール数をカウントし、かつカウントしな
がら、外部からのラッチ信号によりカウント数をラッチ
するスケール数カウンタ、１１は光学式ピックアップ２
の出力信号に基いて、光学式ディスク１に記録された情
報信号に基いたＲＦ倍信号生成するＲＦ信号生成回路、
１２はＲＦ倍信号振幅レベルのエンベロープに対応する
エンベロープ信号を生成するエンベロープ検出回路、１
３はエンベローフ検出回路１２に基いて、エンベロープ
信号の無信号部分のトラック数をカウントするトラック
数カウンタ、１４はトラック数カウンタ１３の出力に基
いて、無信号部分のトラック数を記録時に設けた無信号
部分のトラック数と比較する無信号トラック数比較回路
、１５は無信号トラック数比較回路１４の出力に基いて
未記録部分を検出する未記録部分検出回路、１６はスケ
ール数カウンタ１ｏと無信号トラック数比較回路１４と
未記録部分検出回路１６の出力に基いて、無信号部分ト
ラックのスケール８上のスケール数と未記録部分の先頭
トラックのスケール８上のスケール数とを記憶するスケ
ール数記憶回路、１７はスケール数記憶回路１６に記憶
されているスケール数に基いて、各情報信号ブロックの
記録時間と前記光学式ディスクの未記録時間を演算する
時間演算回路、１８は時間演算回路１７の出力を表示す
る表示部である。

第２図は、エンベロープ検出回路１２、トラック数カウ
ンタ１３、無信号トラック数比較回路１４、未記録部分
検出回路１６の相互関係を説明する図である。

第３図は、トラッキングエラー信号である。

以上の様に構成された光学式ディスク記録再生装置につ
いて、以下その動作を第１図、第２図。

第３図を用いて説明する。

まず、光学式ピックアップ２が光学式ディスク１をトレ
ースすることによシ情報信号が記録、再生されるが、記
録時には、第２図（ＩＬ）の様に各情報信号ブロック間
に所定トラック数の無信号部分を設ける。ここで、この
光学式ディスク記録再生装置は、光学式ディスク１をセ
ットすると以下の動作を自動的に行う。

光学式ディスク１を回転させ、フォーカスエラー信号生
成回路３で、光学式ピックアップ１の出力信号に基いて
フォーカスエラー信号を生成する。

このフォーカスエラー信号に基いて、光学式ピックアッ
プ内の対物レンズを駆動制御してフォーカスエラーを最
小にするフォーカスサーボ回路４をオン状態とし、光学
式ディスク１上のトラックと光学式ピックアップ２との
間のトラッキングずれに対応するトラッキングエラー信
号をトラッキングエラー信号生成回路３で生成する。そ
して、このトラッキングエラー信号に基いて前記ずれを
最小にするトラッキングサーボ回路４をオフ状態として
、トラバース駆動装置７で光学式ピックアップ２を光学
式ディスク１０半径方向に高速で移動させる。この移動
中、光学式ディスク１上の図示していないトラックの所
定数分でスケーリングしたスケール８のスケール目盛を
検出器９で検出し、この検出出力に基いてスケール数カ
ウンタ１０でカウントする。さらに光学式ピックアップ
２の出力は号に基いて、記録された情報信号に基いてＲ
Ｆ倍信号ＲＦ信号生成回路１１で生成し、この出力に基
いてエンベロープ検出回路１２でＲＦ倍信号振幅レベル
のエンベロープに対応するエンベロープ信号を生成する
。このエンベロープ信号が所定レベル以下になると同時
にトラック数カウンタ１３が第３図に示す様にトラッキ
ングエラー信号の丸印部分をカウントすることで光学式
ピックアップ２が横断したトラック数のカウントを開始
し、かつスケール数カウンタ１ｏにラッチ信号を出力し
、スケール数カウンタ１０がスケール数をラッチし、前
記エンベロープ信号が所定レベル以上になると同時に前
記カウントを終了し、無信号トラック検出回路１４で、
前記記録時に設けた無信号部分のトラック数とトラック
数カウンタ１３の出力を比較する。比較した結果が同一
であれば、スケール数記憶回路１６に前記ラッチしたス
ケール数を記憶させる出力信号を出す。また無信号部分
のトラック数が前記記録時に設けた無信号のトラック数
以上の場合は未記録部分検出回路１６で検出し、前記ト
ラック数カウンタ１３の動作を終了させかつ、トラック
数カウンタ１３の動作開始した時点にラッチしたスケー
ル数カウンタ１ｏの出力をラッチしたものをスケール数
記憶回路１６に記録指令信号を出力する。

よって以上の動作でスケール数記憶回路１６に記憶した
スケール数に基いて、光学式ディスク１の未記録部分の
記録可能時間及び記録されている各情報信号ブロックの
記録時間を時間演算回路１７で算出し、その出力を表示
部１８で表示する。

スケール数記憶回路１６に記憶されているスケール数に
基いて、再生時には、希望する情報信号ブロックの先頭
トラックに、記録時には、未記録部分の先頭トラックに
トラバース駆動装置７によりスケール８を用いて光学式
ピックアップ２を自動的に移動させることができる。

発明の効果 以上ｐ様に本発明は、記録時に各情報信号ブロック間に
所定トラック数に対応する無信号部分を設け、光学式ピ
ックアップを移動させ、それと同時に外部スケールのス
ケール数をカウントしかつ、無信号部分及び未記録部分
を検出すると同時に検出した時のスケール数を記憶回路
に記憶し、この記憶したスケール数に基いて、未記録部
分の記録可能時間及び各既記録部分の記録時間さらに再
生時には希望する情報信号ブロックの先頭に、記録時に
は未記録部分の先頭に光学式ピックアップを移動するこ
とにより、再生場所、記録場所の特定を可能とすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す光学式ディスク記録再
生装置のブロック図、第２図は第１図のエンベロープ検
出回路、トラック数カウンタ、無信号トラック数比較回
路、未記録部分検出回路の動作説明のための波形図、第
３図はトラッキングエラー信号とトラック数カウンタの
説明のための波形図、第４図は従来の記録用光ディスク
の平面図である。 １・・・・・・光学式ディスク、２・・・・・・光学式
ピックアップ、３・・・・・・トラッキングエラー信号
生成回路、４・・・・・・トラッキングサーボ回路、６
・・・・・・フォーカスエラー信号生成回路、６・・・
・・・フォーカスサーボ回路、７・・・・・・トラバー
ス駆動装置、８・・・・・・スケール、９・・・・・・
検出器、１ｏ・・・・・・スケール数カウンタ、１１・
・・・・・ＲＦ信号生成回路、１２・・・・・・エンベ
ロープ検出回路、１３・・・・・・トラック数カウンタ
、１４・・・・・・無信号トラック数比較回路、１６・
・・・・・未記録部分検出回路、１６・・・・・・スケ
ール数記憶回路、１７・・・・・・時間演算回路、１８
・・・・・・表示部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）スパイラル状の案内トラックを有する光学式ディ
   スクに対して、レーザ光源、対物レンズ及び受光部を有
   する光学式ピックアップが前記案内トラックをトレース
   することにより、情報信号を記録または再生する装置で
   あって、前記光学式ピックアップの出力信号に基いて、
   前記トラックから前記光学式ピックアップとのトラッキ
   ングのずれに対応するトラッキングエラー信号を生成し
   、前記トラッキングエラー信号に基いて、前記トラッキ
   ングのずれを最少にするトラッキングサーボ手段と、前
   記光学式ピックアップの出力信号に基いてフォーカスエ
   ラー信号を生成し、前記フォーカスエラー信号に基いて
   前記対物レンズを駆動制御してフォーカスエラーを最少
   にするフォーカスサーボ手段と、前記光学式ピックアッ
   プを前記光学式ディスクの半径方向に移動させるトラバ
   ース駆動装置と、前記トラバース方向に前記トラックの
   所定数に対応した間隔でスケーリングしたスケール手段
   と、前記トラバース駆動手段により前記光学式ピックア
   ップが移動時に前記スケール手段のスケール数を検出す
   る第１の検出手段と、前記第１の検出手段の出力信号に
   基いて前記スケール数をカウントし、かつカウントしな
   がら、外部からのラッチ信号によりカウント数をラッチ
   する第１のカウント手段と、記録する各情報信号ブロッ
   クの間に所定トラック数無記録部分を設ける記録手段と
   、前記光学式ピックアップの出力信号に基いて、記録さ
   れた情報信号に基いたＲＦ信号を生成するＲＦ信号生成
   手段と、前記ＲＦ信号の振幅レベルのエンベロープに対
   応するエンベロープ信号を生成するエンベロープ検出手
   段と、前記エンベロープ検出手段に基いて、前記エンベ
   ロープ信号の無信号部分のトラック数をカウントする第
   ２のカウント手段と、前記第２のカウント手段の出力に
   基いて、前記無信号部分のトラック数を前記記録手段に
   設けたトラック数と比較する第１の比較手段と、前記第
   １の比較手段に基いて未記録部分を検出する第２の検出
   手段と、前記第１のカウント手段と第１の比較手段と第
   ２の検出手段とに基いて、前記記録手段の無信号部分ト
   ラックの前記スケール上のスケール数と未記録部分の先
   頭トラックの前記スケール上のスケール数とを記憶する
   記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているスケール数
   に基いて、各情報信号ブロックの記録時間と前記光学式
   ディスクの未記録時間を演算する演算手段と、前記演算
   手段の出力を表示する表示手段とを具備したことを特徴
   とする光学式ディスク記録再生装置。
2. （２）第２のカウント手段は、エンベロープ検出手段の
   出力が所定レベル以下になると同時にトラッキングエラ
   ー信号に基いてカウントを開始し、かつ第１のカウント
   手段にラッチ信号を出し前記エンベロープ検出手段の出
   力が所定レベル以上になると前記カウントを終了するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光学式ディ
   スク記録再生装置。
3. （３）光学式ディスクをセットすると、自動的に光学式
   ピックアップをフォーカスサーボをオン状態としトラッ
   キングサーボをオフ状態としてトラバース駆動装置によ
   り高速移動させ、第１の比較手段と第２の検出手段の出
   力に基いて、各情報信号ブロック間の無信号部分及び未
   記録部分を検出すると同時に第１のカウント手段の出力
   を記憶手段に記憶するとともに、前記記憶手段の記憶内
   容と外部スケール手段に基いて、記録時は未記録部分に
   、再生時は希望する情報信号ブロックの先頭に前記光学
   式ピックアップを自動的に移動させることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の光学式ディスク記録再生装
   置。