JPH01127955A - 同位体組成の測定方法及び装置 - Google Patents

同位体組成の測定方法及び装置

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JPH01127955A
JPH01127955A JP63220299A JP22029988A JPH01127955A JP H01127955 A JPH01127955 A JP H01127955A JP 63220299 A JP63220299 A JP 63220299A JP 22029988 A JP22029988 A JP 22029988A JP H01127955 A JPH01127955 A JP H01127955A
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ロジェール・ギイユ
Christiane Pachiaudi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、試料中の元素の正確な同位体組成を測定する
ための同位体比率分析器に関し、特に、ガスクロマトグ
ラフと同位体比率分析il+とを具備する分析器に関す
る。本発明は特に混合物中の成分の同位体組成を測定す
るのに適している。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)混合物
中に存在する有機化合物に含有される元素の同位体組成
の質量分析によるS定には2つの方法が公知である。第
一の方法においては、従来のガスクロマトグラフ−質量
分析n1が用いられる。
試料はガスクロマトグラフィ用のカラムに注入され、質
量分析計が選択イオン記録モードで用いられて開側のピ
ークがクロマトグラフから溶離する時に関連する同位体
の特徴を示す該ピークが監視される。得られる精度は監
視される質量の各々において異なる同位体組成を有する
材料の存在により、そして、質量分析計の安定度により
制限される。
第二の方法(同位体比率ガスクロマトグラフィ質量分析
: IRGC:MSとして公知である)は、有機化合物
をクロマトグラフから溶離する時に分析ガス[即ち、元
素を元素の形17M(elemental form)
で又は、例えばCO2又はN2等の単純化合物の形態で
含有するガス]に変換し、生じた分析ガスの同位体組成
をその分析に適合したマルチコレクター同位体比率質量
分析計を用いて分析するものである。
この方法は、原理的に、前記第一の方法よりも高い精度
を達成できるが、従来の装置においては、試料変換過程
や質量分析計へのインターフェイスに関連した様々の因
子によりfα度が制限される。
IRGCMSへの典型的な従来のインターフェイスは、
マシューズ(Matthews)及びヘイズ(Ilay
es)により[アナリティカルケミストリ−(Anal
yticalCbemistry) J 1978、第
50(II)春用146.5頁〜に、バリー(Barr
ie)、ブリクー(13ricouも)及びコシイード
(Koziet)により[バイオメディカルマススペク
トロム(Biomedical Mass Spect
romJ H]84、第1I(11)巻筒583頁〜に
記載されている。マシューズ(Matthews)及び
ヘイズ(llayes)は、従来の充填されたG、 C
,カラムを用い、そこからの流出ガスは加熱された触媒
(酸化第二銅)上を通過させられ、試料中に存在する炭
素がCO2に変えられ、次に、過塩素酸マグネシウムを
収容するトラップを通過させられて水が除かれたトラッ
プがもの流出ガスは、C02分析に適合した二重コレク
ター同位体比率質量分析計(a dual−colle
ctor 1sotopic−ratio mass 
spectrometer)に導入されて、llc/゛
Cの比率が測定された。溶媒が、触媒上を通過し又は質
量分析計中に入ることなくクロマトグラフから溶出でき
るように放出弁(dump valve)も設けられた
。窒素同位体も、加熱された銅触媒を用いて、試料中に
存在する窒素から生成した窒素酸化物を還元し、このよ
うにして生成した窒素を分析することにより測定された
。さらに別のトラップも用いられて、さもなければ質量
分析による測定に干渉するであろうC02が除かれた。
バリー(13arrie)等は、同様の装置において石
英ガラスキャピラリガスクロマトグラフィ用カラムを用
い、それによりマシューズ(閃at、tl+ews)及
びヘイズ(llayes)によって用いられたジェット
セパレータ(jeシ5eparator)の必要性が除
去された。その代わりに、ヘリウムでパージされた従来
の開口したスプリッタが用いられて確実に正しいガスが
質量分析計に入るようにし、しかもこの流れはガスクロ
マトグラフィの流量の変化の影響を受けなかった。酸化
第二コバルト(CO304)が触媒として用いられた。
この方法により向上した精度が得られたが、この精度は
、生医学用(biomedical)の安定した同位体
測定のためにIRGCMSが日常的に使用されるために
は未だ充分高くなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、試料中の元素(特に試料が混合物であ
る時に)の同位体組成を測定する改善された方法を提供
することであり、また、この方法を実行するための改善
された装置を提供することである。
上記の目的により、本発明は、試料中に含まれる元素の
同位体成分を測定する方法であり、a) ガスクロマト
グラフィ用カラムにキャリヤガスを通し、前記試料を該
カラムに導入し、b)該カラムから出る流出ガス中に存
在するnjI記試料の少くとも一部を分析ガス[該分析
ガスはi;I記元素を元素の形Ql(element、
al rorm)で、又は!1゜純化合物、例えば二酸
化窒素又は二酸化炭素、の形態で含有するガスである]
に変換し、C)少くとも1回の第一の時間間隔の間前記
元素を含有する基準ガスの1以上の較正用試料を質量分
析計に導入し、 d) 前記第一の時間間隔以外の少くとも1回の第二の
時間間隔の間のみにおいて、前記カラムを通過したキャ
リヤガスが前記質量分析計に流入できるようにして、前
記第二の時間間隔の間において前記分析ガスの少くとも
一部が前記質量分析計に導入され得るようにし、 e) 前記分析ガス及び基準ガス中の00記元素を示す
tfiJ記質量分析d1の出力からi;j記分析ガス中
の011記元素の同位体成分を測定することから成る方
法を提供する。
前記各第二の時間間隔は典型的には、前記元素を含有す
る試料がガスクロマグラフィ用カラムから溶出し分析ガ
スに変換される時に、該試料の分析が可能となるように
選択される。かくして、好ましくは、各時間間隔は、前
記溶出する試1′1が質量分析計に到達する時点の直前
に始まり、該溶出する試料の略全てが該質量分析d1に
流入してしまった後に終了する。明らかに、試料はある
時間前記カラムに保持され、そのため、第二の時間間隔
の始まりは試料が該カラムに導入される時点に対応しな
いであろう。別の遅延時間をさらに、試料の分析ガスへ
の変換によって導入してもよい。もし混合物中の一つの
量のみが分析されるべきであれば、その場合には、ただ
−回の第二の時間間隔が用いられるである恒しかし、1
以上の試料が分析されるべきである場合は、各々n;1
記ガスクロマトグラフィ用カラムから溶出する試料の一
つに対応する幾つかの第二の時間間隔を選択してもよい
。あるいは、前記第二の時間間隔の少くとも一回を延長
して、近接して溶出する2以上の試料が含まれるように
してもよい。
好ましくは、前記各第二の時間間隔は、ガスクロマトグ
ラフィ用カラムから出る流出ガスの少くとも一部が、前
記試料が該カラムから溶出しつつある略全時間に亘って
、分析ガスに変換されるように、且つ、変換後の流出ガ
スの少くとも一部が、分析ガスがその中に存在している
略全時間に亘って、質量分析計に流入するようにするも
のでなければならない。次に、前記元素の少くとも2つ
の同位体を示す前記質量分析d1の出力は、同位体比率
を測定するために前記分析ガスが前記質量分析d1に入
りつつある略全時間に亘って前記元素の少くとも2つの
同位体を示す質量分析計の出力を積分してもよい。この
ようにして、クロマトグラフ及び/又は変換過程による
試料の同位体の分別(f’rac1.1onat、1o
n)の効果を実質的に除去することができる。
本発明によれば、基準ガスの少くとも1つの較正用試料
は、前記質量分析バ1に入る前記グロマトグラフィ用カ
ラムを通過したキャリヤガスが実質的に存在しない第一
の時間間隔の間前記質量分析81に導入される。好まし
くは、前記基準ガスは前記分析ガス(例えば、炭素の同
位体比率4(q定の場。
台は二酸化炭素)と同一の化学組成であり、同位体組成
が知られているものである。前記基Fll!ガスに対し
てなされる比率測定は、従来の方法により11’l &
!質は分析a1を較正するために用いられる。前記分析
ガスが存在していない時にのみ111j記基準ガスが質
量分析計中に存在しているという条件で、該基準ガスは
、好個ないかなる時点においても、例えば純粋なガスと
して従来の導入装置から直接に該質量分析d1中に導入
することができる。基準ガスを導入する好ましい方法は
、質量分析81に流入するキャリヤガスのもう一つの流
れによるものであり、これは、本出願と同一の出願口に
英国特許出願第8811379.0号及び英国特許出願
第8720586号による優先権を主張して出願された
本出願人による係属中の出願において記載されている。
基準ガスの導入を簡易化するために、v;1記第二の時
間間隔は、それ故、上述の用件に一致しながら、できる
だけ短かくなるように選択されなければならない。これ
により、質量分析R1及びガス導入装置の汚染も最小に
される。
好ましくは、ガスクロマトグラフィ用カラムからの流出
ガスの一部のみが質量分析計に導入され、残余の部分は
、略一定の圧力下、例えば大気圧下で放出される。さら
に、キャリヤガスの第二の流れを試料の分析ガスへの変
換の前に前記カラムからの流出ガスに加えてもよく、キ
ャリヤガスの流れの残余の部分の放出はmj記記事11
が変換されてしまった後で実行される。この結果、前記
クロマトグラフィ用カラムを通るキャリヤガスの流れが
変化しても、質量分析dI中の圧力は一定に保たれ、そ
れにより、質量分析d1の安定性が向」−する。キャリ
ヤガスの第二の流れは、試料を変換するために用いられ
る装置を通るキャリヤガスの線流れ速度が、前記カラム
を通るキャリヤガスの線流れ速度と略等しいように選択
して、それによりピークの幅が広くなるのを最小にして
よい。
好ましい方法においては、ガスクロマトグラフィ用カラ
ムからの流出ガスはその中に試料が存在する時にのみ変
換され、その結果、変換装置の汚染が最小にされ、較正
用試t゛1が分析されている時には質量分析81中にカ
ラムブリード(columnbleed)による物質が
存在しなくなる。この方法は、」二連のようにしてキャ
リヤガスの第二の流れが加えられる時に非常に容易に実
行されるが、該添加の場所よりn;jにクロマトグラフ
ィ用カラムからの流出ガスの流れをそらすことだけは必
要とされる。
流れをそらす時間は、問題の試料の滞留時間及び変換過
程によって導入される遅延時間を知ることにより決定さ
れねばならないが、これらの時間は例えば先行する実験
に依って決定することができる。次に、基準ガスを導入
してもよい時間は、上記において定義された前記第−及
び第二の時間間隔が重ならないように決定してよい。
本発明の也の態様によれば、試料中に含有される元素の
同位体組成を測定する装置であって、a) ガス中に含
まれる元素の同位体組成を測定するように適合せしめら
れた同位体比率質が分析d1、b)試料がキャリヤガス
と共に通過させられ得るガスクロマトグラフィ用カラム
、 C) 前記クロマトグラフィ用カラムの流出ガスの少く
とも一部を受け取り、該量を分析ガス[該分析ガスは前
記元素を元素の形rI!ii(element、al 
「orm)で、又は単純化合物、例えば二酸化窒素又は
二酸化炭素、の形態で含有するガスである]に変換する
ように配された試料変換手段、 d)少くとも一回の第一の時間間隔の間、前記元素を含
有する基準ガスの1以上の較正用試料を011記質量分
析計に導入する手段、及び、 e) 前記第一の時間間隔以外の少くとも1回の第二の
時間間隔の間のみにおいて、前記カラムを通過したキャ
リヤガスが前記質量分析計に流入できるようにして、i
;1記第二の時間間隔の間において前記分析ガスの少く
とも一部が前記質量分析n1に導入され得るようにする
手段を備える装置が提供される。
この形態においては、」二記の方法を実行するための装
置がさらに提供され、第−及び第二の時間間隔を選択す
るための基準は実質的に既に説明したものと同一である
好ましくは、前記グロマトグラフイ用カラムからのn;
I記流出ガスの一部分のみを前記′I′t−fft分析
n1に導入し残余の部分を略一定の圧力(例えば大気圧
)下で放出するために開口したスプリッタ手段が設けら
れる。変換手段よりn;1にキャリヤガスの第二の流れ
を加えるための手段も設けてよく、この場合、前記開口
したスプリッタ手段は、好個には、変換手段と質量分析
計との間に配置してよい。
前記クロマトグラフィ用カラムからの流出ガスの前記変
換手段への流れを制御し、それにより変換された試料の
質量分析計への導入の制御も行うための手段(典型的に
は流れ切換弁)も設けてよい。
この手段、及び基準ガスの導入を制御するための弁の操
作は、好ましくは、本発明にしたがってキャリヤガス及
び基準ガスを導入するようにプログラムされたコンピュ
ータによる。該コンピュータは、上述のように、質量分
析計の出力を積分する手段を備えていても良い。
炭素含有試料における“C/゛C比率を測定する実施態
様においては、試料は変換過程において二酸化炭素を含
有する分析ガスに酸化される。これは、700〜900
℃に緋持された酸化第二銅(Coo)触媒により行って
よいが、例えば400〜600℃の、白金を被覆した酸
化第二銅の粒体等の(屯の触媒又は酸化方法を用いても
よい。
窒素を分析する場合は、試料は同様の方法により酸化す
ることが好ましい。実際には、生じた窒素酸化物は通常
熱分解され、本発明による方法によって正確な同位体比
率を測定することを可能にするのに充分な窒素ガスを生
成する。しかし、所望により、第二の変換手段を用いて
、例えば、加熱された銅等の手段により、残存する酸化
物を窒素に還元してもよい。好適な変換方法を用いるこ
とにより池の元素を測定してもよい。
さらに好ましい実施態様においては、本発明の装置は試
料変換手段と質量分析d1の間に配された選択トラップ
手段をさらに備える。典型的には、冷却トラップが設け
られる。該トラップ1段の目的は分析されるべき元素に
よって異なる。炭素の場合は、該トラップ手段は、水を
分離するのには充分であって二酸化炭素の凝縮を生じさ
せるには充分でない程度に冷却されねばらならい。窒素
の場合には、水及び二酸化炭素の両方が除去されるべき
である。何故ならば、後者は質量28及び29において
質量分析におけるピークを生じ、これは窒素の同位体比
率の測定に干渉するからである。化学的トラップ(例え
ば、水に対応するMgにQO4)を用いてよい。
(実施例) 本発明の好ましい実施態様を図面を参照して以下に詳細
に説明する。
まず、第1図を参照すると、分析されるべき元素を含有
する試料を注入器l中に入っている溶媒中に溶解させる
。分析を開始するために、前記注入器l中の溶液を隔壁
2を通じてインゼクタ3「11に注入し、該インゼクタ
3内で該溶液はヘリウムのキャリヤガス4の流れと混合
し、ガスクロマトグラフィ用カラム5にまで運ばれる。
該カラム5は、好ましくは、参照番号6により略示され
た従来のガスグロマトグラフィ用のオーブンの内側に配
されたキャピラリーカラムである。好ましくは、前記イ
ンゼクタ3も前記カラムオーブン6又は別のオーブン(
図示省略)により加熱される。
カラム5は、オーブン内において、流出ガススプリッタ
7内で終端する。該スプリッタ7は、弁10とともに、
少くとも一回の第二の時間間隔の間前記カラム5を通過
したガスを質量分析計に導入する手段を成す。スプリッ
タ7はガスの流れを2つのルート8及び9に分ける。ル
ート9に沿う流れは、低デッドボリューム弁(low−
dead−volume valve)  I Oを通
過し適当なりロマトグラフィ用検出器11、典型的には
水素炎イオン化検出器に至る。ルート8に沿う流れは、
以下に詳述するメークアップティー(make−up 
tee) l 2を通り、試料変換手段17に至る。
前記スプリッタ7、弁101検出jJll及びメークア
ップティー12は全て前記オーブン6内に設けられたカ
ラム作動温度に維持される。前記弁1oは1);j記オ
ーブン6の外側に位置する空気圧アクチュエータ(pn
eumal、ic actuat、or) I 3によ
り操作され、nij記検出器IIはチャート記録a1又
はクロマトグラフデータ収集装置14に接続されている
her記検出器11を通過した後で、ルー1−9に沿っ
て流れる流出ガスはベント15を通り大気圧Fで放出さ
れる。前記ブHoが開いている場合は、カラム流出ガス
の実質的に全てがこのルートをたどるが、これは、この
ルートが示すインピーダンスが、前記ルート8及び変換
手段17が示すインピーダンスよりもはるかに小さいか
らである。かくして、弁lOを閉じることにより、カラ
ム流出ガスは、典型的には前記カラム5と同種の管材t
1(例えば内径0.20mmの石英毛管)から成るキャ
ピラリ16を強制的に通過させられる。該キャピラリ1
6は前記メークアップティー12を真直ぐに貫通して前
記試料変換手段17内に入り、キャリヤガス18の第二
の流れが管19を通じてi;1記テイー12に導入され
る。出口管20は、典型的には内径0.5mmのステン
レス鋼であるが、第2図に示すように前記ティーの第3
のボートに嵌着され、一部が該ティーの本体の中にまで
延長している。
前記キャピラリ16は黒鉛化されたフェルール21によ
りティー12内にシールされナツト22により固着され
ている。管19及び20は従来のフェルールによりシー
ルされている。前記キャビラリl6は管20内を延び、
前記管19を通って入るキャリヤガスがキャピラリ16
の外側と管20の内壁との間の環状の空間内に流入する
。この配置により、ガスが試料変換手段17に入る時に
確実に乱流混合(turbulent; mixing
)するようになっている。
前記管20及びキャピラリ16は、それらの温度を少く
ともカラム温度と同じ高さに保つ加熱オーブン(図示省
略)により、前記オーブン6と変換手段I7の間で加熱
され、試料が凝縮するのを防止する。
前記試料変換手段17は、1.Ommの内径、40cm
の長さの触媒24を充填した石英チューブ23を具備す
る。前記管20は径違い継手26により該チューブ23
に結合され、キャピラリ16が該径違い継手26を通っ
て触媒24の中にまで延び、これにより該触媒は試料中
に存在する元素を分析ガス←ヒ記の定義による)に変換
することができる。
炭素が測定される場合は、触媒24は直径0.3〜0.
4mmの酸化第二銅又は酸化第二コバルト(Cu O又
はC’o30<)の粒体から成っていてよい。これらの
物質は700〜900℃に維持されている時に有機化合
物の試料中に存在する略全での炭素を二酸化炭素に酸化
することができる。前記チューブ23はそれを囲む電気
的に加熱された炉27により加熱される。所望により能
の触媒を用いてもよい。
窒素が測定される場合には、前記変換手段17は、試料
中に含まれる窒素の窒素酸化物への触媒酸化を行うよう
に構成でき、これは上記の酸化第二銅又は酸化第二コバ
ルトを用いて達成することができる。これらの条件下、
生成した窒素酸化物は通常熱分解されて正確な同位体比
率測定に充分な窒素を生成する。しかし、所望により、
窒素酸化物をガス状窒素に還元するための第2段階を設
けてもよい。このためには、金属[(mOtallic
copper)を用いてよい。実際には、両方の触媒を
前記チューブ23内に充填することができる。明らかに
、入口端は酸化銅が充填され、出口端は銅が充填される
であろう。所望により別々のチューブを用いてもよい。
前記チューブ23からの流出ガスは、ここでキャリヤガ
ス(典型的にはヘリウム)中の分析ガス(典型的には二
酸化炭素)を含むが、径違い継手28を通ってW29内
に入る。図示の如く、該径違い継手28の内径を確実に
前記管29の外径よりも大きくすることにより、開口し
たスプリット30が好個に設けられる。分析ガス及びキ
ャリヤガスの少量の部分はチューブ23を出て管29に
入り、トラップ手段32内のコイル状のチューブ33に
入る。該トラップ手段32はガスの流れから水等の不要
の成分を除去するようになっている。該トラップ手段3
2は熱伝導性の棒53と熱的に接触した前記コイル状の
チューブ33を具備する。該棒53の他端は、断熱容器
34中に入れられた液体窒素に浸漬されている。該チュ
ーブ33の冷却の効率は前記棒53に装着された小さな
電熱器31により変化させられ、該チューブ33の温度
を該電熱器31への電力入力を変化させることによす制
御することができる。炭素同位体の測定用には、該温度
は水を分離するが二酸化炭素は分離しないように充分低
い温度に保たれるべきである。
二酸化炭素を除去すべき時、例えば窒素が測定されてい
る時は、コイル状チューブ33の温度を低くして、二酸
化炭素を凝縮させる。あるいは、別の化学的トラップを
導入してもよい。
前記トラップ手段32の出口は、絞り部36を介して、
従来のマルチコレクター同位体比率質量分析計35に至
り、該質量分析a1は2つの入口とコンピユータ化され
たデータ収集装置37を有する。前記絞り部36は、大
気圧[スプリッティングティー(splitting 
Lee) 30により保たれる]により質量分析計への
カズの流れを約0.2〜0.5mQ1分に制限するよう
に選択される。
n;i配弁lOは、分析ガスが質量分析i11に1回以
上の第二の時間間隔の凹入るように、そして好ましくは
カラム5からの流出ガスが、試rtが溶出している実質
的に全ての時間の間、変換手段17に入るようなタイミ
ングで操作される。上記に説明される積分方法との関連
で、この操作により、クロマトグラフィによる分離の間
の試料の同位体の分別(fractionation)
による誤差が確実に最小化される。弁10は、また、ピ
ークが変換手段17に入るとできるだけ早く閉じられる
べきであり、これにより、カラムブリードによる次の較
正試料(calibration sample)への
干渉又は変換手段17に入る試料の不要の成分が確実に
最小化される。
第1図は、少くとも一回の第一の時間間隔の間、正確に
知られた同位体組成の二酸化炭素の試料等の基準ガスを
質量分析d1へ導入する好ましい手段も示している。基
準ガスは矢印39の方向で流れて圧力調節器38そして
低デッドボリューム弁(low−dead−volum
e valve) 40に至り、キャピラリ42を通っ
て第二のメークアップティー(make−up Lee
) 41に入る。該メークアップティー41は、第2図
に示された前記メークアップティー12と同様の構成で
ある。前記キャピラリ42は、第1図に示すように、前
記弁40かも前記メークアップティー41を通って管4
3によって与えられる混合体積(mixing vol
ume)内に入る。ヘリウムキャリヤガス52からなる
別の流れは調節器45を通って前記メークアップティー
41の側部接続部内に入り、該流れは前記キャピラリ4
2の外側と前記混合管43の内壁との間の環状の空間を
通って、nu記メークアップティー4Iを出る。この配
置は、もし正確な較正が達成されるべきである場合には
非常に重要である前記管43内での効率的な混合を確実
にする。典型的には、二酸化炭素の較正装置の場合は、
前記キャピラリ42は長さ150關内径0.025關の
石英チューブから成り、前記管43は長さ150mm内
径0.5胴のステンレス鋼チューブから成る。前記キャ
ピラリ42の11径は前記キャピラリ16のそれよりも
はるかに小さいが、これは較正ガスは非常に少量の流れ
が必要とされるからである。しかし、前記管43の下流
に絞り部(restriction)が存在する場合に
のみ効率的混合を達成することができる。この絞り部は
、継手46により前記’1r43に接続された長さ20
0+nm内径0.15mmのステンレス鋼キャピラリチ
ューブ44によって与えられる。該チューブ44は継手
47及び短かい内径0.5+nmのチューブ48で終端
し、該チューブ48にはキャピラリ50(典型的には内
径0.075mm)が第1図に示すように導入され開口
したスプリッタ49を形成する。該キャピラリ50は、
典型的には1750mmの長さであるが、質量分析計3
5の第二の入]コに接続される。前記開口したスプリッ
タ49及びキャピラリ50は、質量分析計35が、該ス
プリッタ49の上流で起きた変化に関わりなく、このガ
ス源からキャリヤガスの一定した流れを受け取ることを
確実にするものである。
基準ガスの較正用試r1は、単に前記弁40を開くこと
により、少くとも一回の第一の時間間隔の間導入される
。これにより、基準ガスは、前記メークアップティー4
Iに入るキャリヤガスの流れに入ることが可能となる。
参照番号38〜50で示される基準ガス導入部は非常に
短かい反応時間を有するべきであり、このため前記弁4
0は非常に低いデッドボリュームを有するものでなけれ
ばならない。好個には、前記弁40は空気圧アクチュエ
ータ25によって操作される。説明したように、6第−
の時間間隔は、分析ガスの試料が質量分析計中に存在す
る第二の時間間隔以外になるように選択される。
前記弁10及び40の設計は本装置の性能に非常に重要
な影響を与える。これらのブrは、適当な流れを、較正
用試料及び試料ピークが質量分析計装置内にすぐ続いて
しかもオーバラップ量を最小にして導入され得るように
、非常に早く生じさせたり止めたりしなければならない
。弁座が弁の出【コをシールするフェルールと一体にな
っているガスグロマトグラフィに用いるべく意図された
タイプのマイクロニードル弁(micro needl
ovalve)(例えばSGE社から市販されている型
MOV)が好適である。弁40の場合は、キャピラリ4
2がエポキシ樹脂を用いて従来のキャピラリフェルール
に、チューブの端部は弁座から約1mm離れるように固
着される。そのような弁は、閉じられた時に、出口側に
非常に小さいデッドボリュームを有する。
本発明の装置を操作する117ましい方法は次の通りで
ある。
まず、インターフェイス装置及び分析されるべき成分を
分離するグロマトグラフィ用カラムは、質量分析81に
おいて安定した小さいバックグラウンド信号(back
ground signal)が観察されるまで通常の
方法により調節される。試料が注入器1からカラム5に
弁10を開いた状態で注入され、カラム流出ガスは検出
器11を通り次いで放出される。一方、l以」二の較正
用試料を弁40を開くことにより質量分析計内に導入し
てもよい。これらの同位体組成は従来の方法により測定
される。
溶媒及び分析されるべきピークより+fiJの不要の成
分が一部カラム5から溶出してしまうと、弁10が閉じ
られピークの略全部が変換手段17に入ることができる
ようになり、該変換手段17において、ピークが質量分
析計に導入するのに好適なガス(例えばGO2又はN2
)に変換される。選択l・ラップ手段32は、前記変換
手段からの流出ガスから水及び他の不要な物質を除去し
、該ガスは次に質量分析計に導入される。調査中の元素
の同位体比率は次に、元素の少くとも2つの同位体を示
す質量分析計の出力を時間に関して積分することにより
測定される。これは、グロマトグラフィによる分離及び
変換中の分別効果が測定に悪影響を及ぼさないことを確
実にするために全クロマトグラフィビークに亘って実行
されねばならない。
変換された試料の略全部が分析されてしまうと、弁lO
が閉じられ、弁4oを開くことによりさらに較正用試料
が導入される。Ai前記試料の同位体組成は、従来の方
法により、較正用試料の結果を用いて測定される。
注入器l中の試料が混合物である場合は、カラムから溶
出する池の成分は、可能な時にはいつでもピークとピー
クの間に較正用試料をさしはさみながら、−回の運転で
分析してもよい。もし、2つのピーク間の時間が較正用
試料を押入するのには、短か過ぎる場合は、該−・組の
両側で分析された較正用試料を用いてこれらのピークを
連続的に分析してもよい。
本装置全体は自動化されかつコンピユータ化されたデー
タ収集装置37の制御のもとにあり、該収集装置37も
」ユ記において論じた積分を実行するようにプログラム
されていることが〃Iましいのは理解されよう。該収集
装置37は、また、好個には、的記弁10及び40そし
てまた使用可能ならば自動インジェクタを制御して本発
明による分析されるべき試料及び較正m試P゛lを導入
するように且つカラム5及び変換手段17により導入さ
れ先立つ実験により決定される遅延時間を充分に見込ん
でプログラムされるようにしてもよい。本装置の残り部
分の自動化は通常行われており詳細に説明する必要はな
い。
(発明の効果) 本発明により、試料中の元素(特に試料が混合物である
時に)の同位体組成を充分に高い精度で測定することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実行するのに適した装置の模
式図、そして、第2図は第1図に示す装置の一部のより
詳細な図である。 4.18.52・・・キャリヤガス、5・・・ガスグロ
マトグラフィ用カラム、7・・・スプリッタ、10゜4
0・・・低デッドボリューム弁、12.41・・・メー
クアップティー、16.42・・・キャピラリ、17・
・・試料変換手段、19.20・・・管、20・・出口
管、32・・・トラップ手段、35・・・質量分析計、
37・・・データ収集装置、39・・・基準ガス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料中に含まれる元素の同位体成分を測定する方法
    であり、 a)ガスクロマトグラフィ用カラムにキャリヤガスを通
    し、前記試料を該カラムに導入し、 b)該カラムから出る流出ガス中に存在する前記試料の
    少くとも一部を分析ガス[該分析ガスは前記元素を元素
    の形態(elemental form)で、又は単純
    化合物、例えば二酸化窒素又は二酸化炭素、の形態で含
    有するガスである]に変換し、 c)少くとも1回の第一の時間間隔の間前記元素を含有
    する基準ガスの1以上の較正用試料を質量分析計に導入
    し、 d)前記第一の時間間隔以外の少くとも1回の第二の時
    間間隔の間のみにおいて、前記カラムを通過したキャリ
    ヤガスが前記質量分析計に流入できるようにして、前記
    第二の時間間隔の間において前記分析ガスの少くとも一
    部が前記質量分析計に導入され得るようにし、 e)前記分析ガス及び基準ガス中の前記元素を示す前記
    質量分析計の出力から前記分析ガス中の前記元素の同位
    体成分を測定する ことから成る方法。 2、前記ガスクロマトグラフィ用カラムからの流出ガス
    の一部のみが、前記第二の時間間隔の間前記質量分析計
    中に導入され、残りの部分は略一定の圧力下、例えば大
    気圧下に放出される請求項1記載の方法。 3、前記試料を前記分析ガスに変換する前に前記カラム
    から出る流出ガスにキャリヤガスの第二の流れを加える
    請求項2記載の方法。 4、前記第二の時間間隔の少くとも一回は、前記クロマ
    トグラフィ用カラムから出る前記流出ガスの少くとも一
    部が前記試料が該流出ガス中に存在している略全時間に
    亘って前記分析ガスに変換されるように選択され、変換
    後の流出ガスの少くとも一部が前記分析ガスが該流出ガ
    ス中に存在している略全時間に亘って前記質量分析計に
    導入され、前記同位体組成は、一部は、前記分析ガスが
    前記質量分析計に入りつつある略全時間に亘って前記分
    析ガス中の前記元素の少くとも2つの同位体を示す前記
    質量分析計の出力を積分することにより測定される請求
    項1〜3のいずれか1項記載の方法。 5、前記ガスクロマトグラフィ用のカラムから出る流出
    ガスは、同位体組成を測定すべき試料が前記クロマトグ
    ラフィ用カラムから溶出している時間のみにおいて、前
    記試料を前記分析ガスに変換する手段に導入される請求
    項1〜4のいずれか1項記載の方法。 6、試料中に含有される元素の同位体組成を測定する装
    置であって、 a)ガス中に含まれる元素の同位体組成を測定するよう
    に適合せしめられた同位体比率質量分析計、 b)試料がキャリヤガスと共に通過させられ得るガスク
    ロマトグラフィ用カラム、 c)前記クロマトグラフィ用カラムの流出ガスの少くと
    も一部を受け取り、該試料を分析ガス[該分析ガスは前
    記元素を元素の形態(elementalform)で
    、又は単純化合物、例えば二酸化窒素又は二酸化炭素、
    の形態で含有するガスである]に変換するように配され
    た試料変換手段、 d)少くとも一回の第一の時間間隔の間、前記元素を含
    有する基準ガスの1以上の較正用試料を前記質量分析計
    に導入する手段、及び、 e)前記第一の時間間隔以外の少くとも1回の第二の時
    間間隔の間のみにおいて、前記カラムを通過したキャリ
    ヤガスが前記質量分析計に流入できるようにして、前記
    第二の時間間隔の間において前記分析ガスの少くとも一
    部が前記質量分析計に導入され得るようにする手段 を備える装置。 7、前記クロマトグラフィ用カラムからの前記流出ガス
    の選択された部分のみを前記質量分析計に導入する開口
    したスプリッタ手段と、残余の部分を略一定の圧力(例
    えば大気圧)下で放出する手段とをさらに備える請求項
    6記載の装置。 8、前記開口したスプリッタ手段は、前記試料変換手段
    の下流に配され、前記試料変換手段への入口においてキ
    ャリヤガスの第二の流れを前記クロマトグラフィ用のカ
    ラムからの流出ガスに加える手段をさらに備える請求項
    7記載の装置。 9、少くとも一回の第二の時間間隔の間前記質量分析計
    に導入する前記手段は、さらに、前記試料が前記クロマ
    トグラフィ用カラムから溶出している期間のみにおいて
    前記クロマトグラフィ用カラムからの流出ガスが前記試
    料変換手段に流入できるようにされている請求項6〜8
    のいずれか1項記載の装置。 10、少くとも一回の第二の時間間隔の間前記質量分析
    計に導入する前記手段は、前記クロマトグラフィ用カラ
    ムからの流出ガスの少くとも一部が前記試料が該流出ガ
    ス中に存在している略全時間に亘って前記試料変換手段
    に導入されるようにされて成り、前記試料変換手段から
    の流出ガスの少くとも一部は、前記分析ガスが該流出ガ
    ス中に存在している略全時間に亘って前記質量分析計に
    導入され、前記分析ガスが前記質量分析計に入りつつあ
    る略全時間に亘って前記元素の少くとも2つの同位体を
    示す前記質量分析計の出力を時間に関して積分するため
    の手段が設けられている請求項6〜9のいずれか1項記
    載の装置。11、前記元素は炭素から成り、前記分析ガ
    ス及び前記基準ガスは二酸化炭素から成る請求項6〜1
    0のいずれか1項記載の装置。 12、前記試料変換手段と前記質量分析計の間にトラッ
    プ手段が設けられて前記試料変換手段からの流出ガスか
    ら水及び他の凝縮可能な不純物を除去する請求項6〜1
    1のいずれか1項記載の装置。
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