JPH01127886A - 減圧除湿乾燥装置 - Google Patents

減圧除湿乾燥装置

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JPH01127886A
JPH01127886A JP28298487A JP28298487A JPH01127886A JP H01127886 A JPH01127886 A JP H01127886A JP 28298487 A JP28298487 A JP 28298487A JP 28298487 A JP28298487 A JP 28298487A JP H01127886 A JPH01127886 A JP H01127886A
Authority
JP
Japan
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drying
pressure
vent
room
machine room
Prior art date
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Pending
Application number
JP28298487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kokichi Hanaoka
孝吉 花岡
Kiyoshi Tamegai
為ケ井 清
Hiroyuki Sekine
関根 弘之
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SEKINE KK
Original Assignee
SEKINE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、乾燥装置を乾燥室と機械室を自動開閉する通
気口を有する仕切壁によって分割することにより該乾燥
室と該機械室の圧力差を利用し、減圧状態下で除湿乾燥
をする装置に関する。
(従来の技術) 従来、被乾燥物を強制乾燥させる方法として、熱風によ
る熱風伝導乾燥、赤外線や遠赤外線等による輻射伝熱乾
燥及び高周波による高周波伝熱乾燥が良く知られている
。これらはいずれも熱によって被乾燥物内の水分の気化
を促進させる熱依存の乾燥である。一方、真空乾燥や凍
結乾燥等の雰囲気を真空にすることによって、水の蒸気
圧を高めて水分除去を行なう乾燥方法も知られている。
さらに、例えば特開昭57−19582号公報に記載さ
れているような、熱を出しながら排気するファンを用い
て加熱、減圧して乾燥する方法も行なわれている。又特
開昭62−106279号公報に記載されているような
、一定圧に達するまでの時間内において、空気の排気量
と吸気量の差によって減圧度を制御し、冷暖装置によっ
て乾燥室内一定恒温状態とする恒温減圧乾燥方法も知ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の熱依存の乾燥方法は、水を除去するのに、水
1g当り100℃で539.8calの気化熱が必要と
なり、被乾燥物内の水の表面への移動、表面に出来る流
体境膜からの水の蒸発すべて熱に依存している。また前
記方法は、被乾燥物内に温度勾配ができ、内部と表面を
均一に乾燥させることが困難であり、表面過乾燥部や、
加熱による組織的変化を来たし、表面硬化を発生させる
ことがある。このように、熱依存の乾燥方法は、乾燥効
率、乾燥仕上りに問題がある。
さらに、真空乾燥や凍結乾燥方法は、乾燥効率は比較的
高いが、装置が高価でありコスト高になるので、特殊品
の乾燥にしか利用されていないのが現状である。また、
熱を出しながら排気ファンを用いて加熱、減圧して乾燥
する従来の方法は、処理量が少量の場合、夏季に行なう
乾燥では減圧を維持すると、40℃以上になってしまい
、温度を下げようとすると減圧度が下がってしまい、温
度と減圧度を同時に制御することが不可能である。
更に、処理量が多量の場合、冬季に行なう乾燥では外気
温度が比較的低く発熱量が不足して、乾燥効率が極端に
低下する。
従来の熱風乾燥方法、減圧乾燥方法は導入される人気の
温湿度に乾燥効率が大きく影響される欠点があり、これ
を防ぐ方法として人気口にスポットクーラーを設置して
人気湿度を下げる方法が考えられる。しかしこの方法は
、高温多湿の場合は効果があるが、それ以外の場合は、
効果が期待出来ない、特に減率乾燥期間に於ける乾燥で
は外気の条件に大きく影響を受ける。すなわち被乾燥物
内の水分は非常に減少している状態であるので、乾燥速
度は極端に減速され、雰囲気中の相対湿度は減少し、人
気される空気の絶対湿度が大きな影響を及ぼすことにな
る。
本発明は、前記実情に鑑み創案されたものであって、特
に減率乾燥期間における乾燥効率が良く、被乾燥物に応
じて乾燥雰囲気を定温から高温まで制御でき、しかも減
率乾燥期間における乾燥を外気の影響を受けることなく
行なうことが出来、出来るだけ省エネルギーによる減圧
の維持を行ない乾燥効率の良い減圧除湿乾燥機を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、通気口を有する仕切壁により乾燥室と機械室
に分割し、乾燥室と機械室の気圧を制御し、通気口によ
り、減圧装置を断続的に作動させ、通気口の閉鎖時に除
湿装置が作動し外気の影響を出来るだけ少なくして乾燥
する方法を利用するもので、次の手段から構成されてい
る。
即ち本発明は、断熱耐圧構造の筐体を通気口を有する仕
切壁により、乾燥室と機械室に分割し、乾燥室と機械室
の気圧が所定の減圧度で同圧時に、通気口が閉鎖され、
機械室内に設置された減圧装置を停止させ、乾燥室内に
設置した除湿装置を作動させ、該除湿装置で発生したド
レン水を外部の影響を受けずに外部に排出し、減圧室内
で除湿装置のみで被乾燥物を乾燥させる手段を採用した
(作用) 通気口を開放状態にして、減圧装置により減圧を発生さ
せると、乾燥室および機械室が所定の減圧度に達する。
乾燥室と機械室が同圧であるため通気口は両室の減圧差
抵抗を受けず、減圧乾燥方法時に開閉でき、前記条件下
で通気口を閉じた後、減圧装置を停止させると乾燥室は
所定の減圧度に維持され、機械室は外圧と同圧になり、
通気口は機械室側より押圧され、乾燥室の気密度に応じ
た時間内において一定の減圧度を維持できる。前記した
一定減圧内で除湿装置により乾燥することにより、外気
の影響を極力少なくし、なおかつ減圧乾燥をするもので
ある。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の装置の実施例を詳細に説
明する。
図に於いて、1は内部断熱材を有した耐圧壁材で構成さ
れた筐体であり、仕切壁5により乾燥室2と機械室3よ
り構成されている。17は仕切壁5に設置された通気口
であり、該通気口17は、モーター又はシリンダーで構
成された自動開閉装置12で駆動される自動開閉板4に
よって開閉される、6は機械室3内に設置された減圧装
置であり、筐体1外に排気管18を介して排気すると同
時に人気管19を介して筐体1内に入気し、人気と排気
の圧力差により筐体1内の減圧を発生させるものであり
、特開昭62−106279公報に記載されているもの
と同様な方法で減圧を発生させている。7は除湿装置で
あり、乾燥室2内の空気を冷却することにより除湿する
装置であり、8は除湿後の冷却された空気を一定の温度
まで上昇させるための熱源である。13は送風ファンで
あり、乾燥機14に置かれた被乾燥物15の表面にでき
る水被膜を飛散させるものである。20は、乾燥室2内
で除湿装置7により除湿された水を機械室3を経て筐体
1外に排出するためのドレン水排出管であり、該排出管
20の乾燥室内に位置する個所に第1電磁バルブ9、乾
燥室内に位置する個所に第2電磁バルブ10、第3電磁
バルブ11がそれぞれ設けられている。
以上のように構成されている減圧除湿乾燥機を使用して
被乾燥物の乾燥は次のように行なわれる。
被乾燥物15を乾燥棚14に設置して1図示しない電源
を入れ自動開間装fi12により自動開閉板4を作動し
て通気口17を開放し、その状態で減圧袋W16を作動
させて、機械室と乾燥室を予め設定された一定の減圧度
にする。一定減圧度に達したら、次に自動開閉装置12
により自動開閉板4を作動して通気口17を閉鎖し、減
圧装置t!6を停止させる。その後、機械室3内は次第
に筐体1外の気圧と同圧になるが、乾燥室2内は密閉さ
れた状態にあるので、一定減圧状態に保持され、自動開
閉板4は乾燥室2内と機械室3内の気圧差により、仕切
壁5に密着し通気口17を強固に密封する。このように
して、乾燥室2内のみを減圧状態にした後、送風ファン
を作動させると、減圧により被乾燥物15の表面にでき
る水被膜を雰囲気中に飛散させると同時に除湿装置7及
び熱源8を作動させて被乾燥物15の乾燥を促進させる
乾燥が進につれて除湿装置7内にドレン水がたまってく
る。その時には、ドレン水排出管20の第1電磁バルブ
9は閉じている状態であるので、ドレン水は乾燥室内に
貯溜される。その後時間の経過と共に、乾燥室2内の筐
体1の気密度により減圧度が低下してくるので、一定減
圧度に低下すると減圧袋!!6を再び作動させ、機械室
が乾燥室゛2と同圧になった時点で自動開間装W112
を作動させて通気口17を開放する。そして、第1電磁
バルブ9及び第2電磁バルブ10を開き乾燥室内に貯溜
されていたドレン水を機械室3の配管内に移送させた後
、電磁バルブ9,10を再び閉じ。
ドレン水を機械室内に貯溜する。
その後一定減圧度になった後、減圧装置6を停止し、通
気口17を前記と同様に密閉し、乾燥室内を一定減圧状
態で被乾燥物を乾燥させる。そして、機械室3内が筐体
1外の気圧と同圧となった時点で、第3電磁バルブ11
を開き機械室3内に貯蔵されぞいるドレン水を筐体1外
に排出する。
以上の一連の工程を繰り返すことにより、外気の影響を
極力少なくした乾燥条件で乾燥を行なうことが出来る。
しかして、外気が高温多湿の下で、舞茸(水分90%)
lookgを、上記乾燥方法によって、次の条件で乾燥
させた。
被乾燥物の水分を30%まで減圧乾燥方法のみで乾燥し
た後、前記した減圧除湿乾燥方法で行なった・ 乾燥室内減圧度   350 mmAq外気温度   
    32℃ 外気湿度       89% 乾燥温度       35℃ 乾燥時Fl       205分間 その結果、舞茸の水分は2%前後に減り、外気の影響う
ける乾燥方法である熱風乾燥あるいは。
減圧乾燥方法に比べ90分はど早く乾燥ができ、仕上り
状態も色、香りとも品質は数段良く、また除湿装置7が
作動してる間は減圧装置6は停止しているので水分30
%以降の乾燥の為のランニングコストは1/3であった
。従来、減率乾燥期間における乾燥速度は外気の影響を
受けて一般に遅くなり、効率の面で問題と成っているが
、上記のように本方法では外気の影響もなく短時間に効
率良くできた。
(効果) 本発明は、以上のように構成されているので、次のよう
な卓越した効果を奏するものである。
(イ)最も乾燥効率の悪い減率乾燥期間における乾燥効
率が外気の影響を受けないので効率がよい。
(ロ)乾燥室内の減圧は、減圧装置の停止にもかかわら
ず、通気口により維持出来る。
(ハ)乾燥室内の除湿装置によるドレン水は電磁バルブ
により逆流することなく、筐体外に排出させることが出
来る。
(ニ)乾燥室内に設置された除湿装置が作動中は通気口
により減圧装置は停止していて減圧を維持出来るので、
大幅なランニングコストの低減を行なうことが可能であ
る。
(ホ)減率乾燥期間中の乾燥温度をより低く出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る減圧除湿乾燥機の実施例の側断面図
を示すものである。 1:筐体  2:乾燥室  3:機械室5:仕切g1 
6:減圧装!  7:除湿装置8:熱源  9:電磁バ
ルブ(1)    10:電磁バルブ(2)   11
:電磁バルブ(3)12:自動開閉装置  13:送風
ファン14:乾燥棚  15:被乾燥物 17:通気口 特許出願人  株式会社 セ キ ネ 出願人代理人  弁理士 佐藤文男 (他2名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、断熱耐圧構造に構成され、通気口を有する仕切壁に
    よって乾燥室と機械室に分割された筐体、前記通気口を
    開閉する自動開閉板、前記機械室に設けられた減圧装置
    、前記乾燥室に設けられた除湿装置と加熱装置、前記除
    湿装置のドレン水を筐体外に排出するためのドレン水排
    出管よりなり、前記ドレン水排出管は機械室を介して外
    部に配管され、該配管途中に電磁バルブが設けられてい
    ることを特徴とする減圧除湿乾燥装置。 2、減圧装置が吸引ポンプあるいは排気ファンである特
    許請求の範囲第1項記載の減圧除湿乾燥装置。
JP28298487A 1987-11-11 1987-11-11 減圧除湿乾燥装置 Pending JPH01127886A (ja)

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JP28298487A JPH01127886A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 減圧除湿乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP28298487A JPH01127886A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 減圧除湿乾燥装置

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JPH01127886A true JPH01127886A (ja) 1989-05-19

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JP28298487A Pending JPH01127886A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 減圧除湿乾燥装置

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