JPH01127875A - 冷凍用パック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は主として要冷凍食品等を、ドライアイスの入
手困難な所で使用する冷凍用バックに関するものである
。

［従来の技術］ 従来、冷凍食品を商店から家庭に持帰るときには、断熱
性の優れた袋や箱内に、冷凍食品と共にドライアイスを
入れ持ち運んでいた。しかし、ドライアイスはどこでも
入手するというわけにはゆかず家庭から家庭へと冷凍食
品を運ぶことは出来なかった。

［発明が解決しようとする問題点］ この発明はドライアイスの入手困難な場所においても、
極めて入手容易な携帯用冷凍源を提供とするものである
。

［問題点を解決するための手段］ 携帯用冷凍源を極めて入手容易にするため、本発明は電
気冷蔵庫を利用することにした。電気冷蔵庫の冷凍室で
作った氷を、被冷凍物と共にクーラーに入れることは行
われているが、氷室で作った氷のみでは、充分な冷凍を
することが出来ない。

このため本発明は塩によって氷の融解温度を下げ、必要
な冷凍温度を得ることにした。

図面を参考にして説明すると本発明は、破れ難い液気密
袋４内を比較的破り易いフィルム５によって２つの室６
．７に区分し、一方の室６に水２ａを他方の室７の通量
の塩３を入れて密封し、且ついずれの室６．７も体積的
に拡張可能として、冷凍用パック１を構成したものであ
る。

［作用］ 上述した冷凍パック１は、それ自体は常温で保存するこ
とが出来る（第１図）、使用に当っては、まず電気冷蔵
庫の冷凍室で冷却し、パック１中の水２ａを凍結させる
（第３図）。

パックｌの中の水が凍結し氷２ｂになったら電気冷蔵庫
から取出す、 そこで、パックｌを叩く等して衝撃を与え、凍結した氷
を砕くと共にフィルム５に裂は目８を作る（第４図）。

すると、塩３が砕いた氷２ｃに接触し、氷２ｃを解かし
、その潜熱によって要冷凍食品を冷やす。

塩３で氷２ｃを解かすときの融解温度は、埋置によって
相違するがマイナス約２０度まで可能である。

［実施例］ 第１図及び第２図に示す如く、この発明に係る冷凍用パ
ックｌは破れ難い液気密袋４内を比較的破り易いフィル
ム５によって２つの室６．７に区分している。そして一
方の室６には水２ａを、他方の室７には適量の塩３を入
れて密封して、本発明に係る冷凍用パック１が構成され
ている。

この冷凍用パック１を冷蔵庫の冷凍室に入れて冷やすと
、第３図に示す如く、フィルム５を挟んで氷２ｂと塩３
とが収納された状態になる。このとき氷２ｂは水２ａに
比べて体積が増加しているが、室６の体積が拡張可能な
ので差支えない。

この冷凍用パックｌを叩いたりして衝撃を与え、氷２ｂ
を砕くと共にフィルム５を裂くと、第４図に示す如く、
塩３が砕いた氷２Ｃと接触し、氷２ｂが融解し、その潜
熱によって周囲の熱を奪う。

そして氷２ｂの融解が終わるまで、冷却作用を行う。

゛使用に当っては断熱袋や断熱箱中に冷凍食品等とパッ
クｌを一緒に入れ、冷凍食品等の冷凍に使用する。

［発明の効果］ 本発明によれば、家庭用の冷蔵庫を利用して容易にドラ
イアイスに代わる携帯用冷凍源を得ることが出来る。し
かも、ドライアイスに比べて著しく安価である。

また、塩と水のみが原材料なので、危険を伴わず非常に
安全である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る冷凍用パックの一例を示すもので
、第１図は未使用状態の垂直切断正面図、第２図は一部
切欠平面図、第３図は冷凍した状態の垂直切断正面図、
第４図は氷を砕くと共にフィルムを裂いた状態の垂直切
断正面図、第５図は使用後の垂直切断正面図である。 １　　　　　パック ２ａ水 ２ｂ、２ｃ氷 ２Ｃ氷 ３塩 ４袋 ５　　　　　フィルム ６．７室 ８　　　　　裂は目

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 破れ難い液気密袋（４）内を比較的破り易いフィルム（
   ５）によつて２つの室（６，７）に区分し、 一方の室（６）に水（２ａ）を他方の室（７）の適量の
   塩（３）を入れて密封し、且ついずれの室も体積的に拡
   張可能に液気密室を構成したことを特徴とする冷凍用パ
   ック。