JPH01123951A - 基礎杭による地下熱利用及び、蓄熱する方法 - Google Patents
基礎杭による地下熱利用及び、蓄熱する方法Info
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- JPH01123951A JPH01123951A JP62282786A JP28278687A JPH01123951A JP H01123951 A JPH01123951 A JP H01123951A JP 62282786 A JP62282786 A JP 62282786A JP 28278687 A JP28278687 A JP 28278687A JP H01123951 A JPH01123951 A JP H01123951A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、建造物などを支持する基礎杭を利用し地中熱
を利用したり、地上の余熱を地中に蓄熱する方法に関す
るものである。
を利用したり、地上の余熱を地中に蓄熱する方法に関す
るものである。
［従来の技術］
地下熱を回収する方法としては、一般的には、地下水を
汲み上げて利用しているが、最近、地盤沈下や地下水枯
渇などの問題が出てきて、汲み上げ井戸設置を法的に規
制する地域も出てきた。それに代わり、利用した地下水
を再び地下に戻す復水法などが開発されてきている。例
えば、実用公開６１−８４７１８ 地下熱を利用する
屋根の融雪装置や実用公開６１−８５６２９ 地下熱
を利用する屋根の融雪装置などに提案されている。
汲み上げて利用しているが、最近、地盤沈下や地下水枯
渇などの問題が出てきて、汲み上げ井戸設置を法的に規
制する地域も出てきた。それに代わり、利用した地下水
を再び地下に戻す復水法などが開発されてきている。例
えば、実用公開６１−８４７１８ 地下熱を利用する
屋根の融雪装置や実用公開６１−８５６２９ 地下熱
を利用する屋根の融雪装置などに提案されている。
実用公開６１−８４７１８の場合、二本の井戸を設置し
、−本は揚水、もう−本は還元水とし、二本の井戸を一
本の配管で結び、その中間に熱交換する機能を設置する
方法であるが、次ぎの様な問題がある。
、−本は揚水、もう−本は還元水とし、二本の井戸を一
本の配管で結び、その中間に熱交換する機能を設置する
方法であるが、次ぎの様な問題がある。
（１） 井戸が二本必要で設置費用が大きい。
（２） 地下熱を回収する帯水層は平面的、直線的であ
るため、大きな収態は無理であり又、地上の熱の影響も
受けやすい。
るため、大きな収態は無理であり又、地上の熱の影響も
受けやすい。
（３） 水中ポンプを使用するため、メンテナンスやラ
ンニングコストが大変である。
ンニングコストが大変である。
（４） 井戸水を循環させるので管内にスケールなどが
溜り熱交換の効率低下を起こす実用公開６１−８’５６
２９の場合、井戸を一本設置し水中ポンプで揚水し、利
用後再び別の配管で井戸の上部へ流して還水するもの。
溜り熱交換の効率低下を起こす実用公開６１−８’５６
２９の場合、井戸を一本設置し水中ポンプで揚水し、利
用後再び別の配管で井戸の上部へ流して還水するもの。
この方法の問題点としては、次の様なことがある。
（１） 限られた狭い範囲の水の循環である為大きな収
態は無理であり、地上の熱の影響を受けやすい。、 （２） 地下水に鉄分が含まれている場合、空気に晒さ
れると酸化鉄に変わり、井戸の目づまりを起こす。地上
のほこりなども井戸に流れ込み目づまりを起こす原因と
なる。
態は無理であり、地上の熱の影響を受けやすい。、 （２） 地下水に鉄分が含まれている場合、空気に晒さ
れると酸化鉄に変わり、井戸の目づまりを起こす。地上
のほこりなども井戸に流れ込み目づまりを起こす原因と
なる。
（３） 井戸の中に水中ポンプが設置されており、その
上に中間止水蓋が設置されている。その為メンテナンス
やランニングコス１〜が大変である。
上に中間止水蓋が設置されている。その為メンテナンス
やランニングコス１〜が大変である。
［本発明が解決しようとする問題点］
本発明は、かかる問題点を解決したもので、建造物など
を支持する為に築造される場所打杭、又は、コンクリー
トパイル杭や鋼管杭などの基礎杭を利用して地下熱を回
収し、余熱を蓄熱する方法ｉ提供することが技術的課題
である。
を支持する為に築造される場所打杭、又は、コンクリー
トパイル杭や鋼管杭などの基礎杭を利用して地下熱を回
収し、余熱を蓄熱する方法ｉ提供することが技術的課題
である。
［問題点を解決するための手段］
場所打杭に於ては、杭の縦鉄筋３．フープ筋４、を組ん
だ後、内部に熱交換用配管５．をセットし、場所打杭１
．の杭孔に挿入してコンクリートを打設する。コンクリ
ートパイル杭７．や鋼管杭８、に於ては、杭打ち込み後
、杭内部に熱交換用配管５．を挿入、空間を砂又は、砂
利６．で充填する。
だ後、内部に熱交換用配管５．をセットし、場所打杭１
．の杭孔に挿入してコンクリートを打設する。コンクリ
ートパイル杭７．や鋼管杭８、に於ては、杭打ち込み後
、杭内部に熱交換用配管５．を挿入、空間を砂又は、砂
利６．で充填する。
［作 用］
地下水の温度は一般的には夏冬通して１０℃〜１５℃位
で一定している。地中深く基礎杭を築造した場合、コン
クリートは、熱伝導率が大きく地下熱をより良く吸収す
る。基礎杭の内部に設置した熱交換用配管５．の中に水
又は、熱媒、空気などを通して地下熱を収態する。又、
逆に地上の余熱を熱交換用配管５．を経由して基礎杭や
地下水、杭周辺の地層に蓄熱しようとするもの。鋼管杭
の場合も効果は同じ。
で一定している。地中深く基礎杭を築造した場合、コン
クリートは、熱伝導率が大きく地下熱をより良く吸収す
る。基礎杭の内部に設置した熱交換用配管５．の中に水
又は、熱媒、空気などを通して地下熱を収態する。又、
逆に地上の余熱を熱交換用配管５．を経由して基礎杭や
地下水、杭周辺の地層に蓄熱しようとするもの。鋼管杭
の場合も効果は同じ。
［実施例 １．コ
フーウチング２．を支持する場所打杭１２．の内部に縦
筋３．フープ筋４．などと−緒に熱交換用配管５．を設
置し、地上の蓄熱タンク１０．と連結し、循環ポンプ９
．で水又は、熱媒、空気などを循環させながら収態を行
う。それと同時に地上の余熱の蓄熱も行う。
筋３．フープ筋４．などと−緒に熱交換用配管５．を設
置し、地上の蓄熱タンク１０．と連結し、循環ポンプ９
．で水又は、熱媒、空気などを循環させながら収態を行
う。それと同時に地上の余熱の蓄熱も行う。
［実施例 ２．］
コンクリートパイル杭７．や鋼管杭８．の内部に熱交換
用配管５．を挿入し、杭内部空間を砂又は、砂利６．な
どを充填する。収態方法や容態方法は［実施例 １．１
と同じ。
用配管５．を挿入し、杭内部空間を砂又は、砂利６．な
どを充填する。収態方法や容態方法は［実施例 １．１
と同じ。
［発明の効果］
本発明は、上述のように建造物を支持する基礎杭１．を
利用することにより、効率良く地中熱の収態及び、地上
の余熱を蓄熱させる方法である。
利用することにより、効率良く地中熱の収態及び、地上
の余熱を蓄熱させる方法である。
この方法は、従来の様に地下水を汲み上げる為の井戸を
設置することもなく、又、地下水を汲み上げることもし
ないので、地盤沈下などの問題を起こす事もなく、効果
的に地中熱を収態、蓄熱する事ができる。夏期、地下熱
と地上熱を熱交換することにより地下に蓄熱され、徐々
に地上熱が上昇する。冬期は、その上昇した比較的温度
の高い地下熱と地上冷気を熱交換することにより、地下
熱が徐々に低下する。次ぎの夏期には、比較的温度の低
い地下熱を収態利用する。この様なサイクルで地中熱の
収態、蓄熱を行う事ができる。場所打杭の内部に設置し
た熱交換用配管５．に、高温水や蒸気などを通す事によ
りコンクリ−１−の高温養生ができ初期強度を上げる事
ができる。本発明は、基礎杭築造工事時に、熱交換用配
管５．を杭の中に設置するだけの簡単なもので設置費用
は、極めて安価に提供でき、メンテナンスもほとんど無
く優れた特徴を有するものである。
設置することもなく、又、地下水を汲み上げることもし
ないので、地盤沈下などの問題を起こす事もなく、効果
的に地中熱を収態、蓄熱する事ができる。夏期、地下熱
と地上熱を熱交換することにより地下に蓄熱され、徐々
に地上熱が上昇する。冬期は、その上昇した比較的温度
の高い地下熱と地上冷気を熱交換することにより、地下
熱が徐々に低下する。次ぎの夏期には、比較的温度の低
い地下熱を収態利用する。この様なサイクルで地中熱の
収態、蓄熱を行う事ができる。場所打杭の内部に設置し
た熱交換用配管５．に、高温水や蒸気などを通す事によ
りコンクリ−１−の高温養生ができ初期強度を上げる事
ができる。本発明は、基礎杭築造工事時に、熱交換用配
管５．を杭の中に設置するだけの簡単なもので設置費用
は、極めて安価に提供でき、メンテナンスもほとんど無
く優れた特徴を有するものである。
第一図は、熱交換用配管５．の経路を示す配管図。
第二図は、場所打杭の縦断面図。
第三図は、コンクリートパイル杭の縦断面図。
第四図は、鋼管杭の縦断面図。
１・・・基礎杭 ２・・・フーチング
３・・・縦筋 ４・・・フープ筋
５・・・熱交換用配管 ６・・・砂又は、砂利７・・・
コンクリ−１へパイル杭 ８・・・鋼管杭 ９・・・循環ポンプ １０・・蓄熱タンク １１・・地表
コンクリ−１へパイル杭 ８・・・鋼管杭 ９・・・循環ポンプ １０・・蓄熱タンク １１・・地表
Claims (1)
- 築造する杭又は、コンクリートパイル杭や、鋼管杭な
どの基礎杭内部に配管をし、その管内に水又は、熱媒、
空気などを通して熱交換をする基礎杭による地下熱利用
及び、蓄熱する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282786A JPH01123951A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 基礎杭による地下熱利用及び、蓄熱する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282786A JPH01123951A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 基礎杭による地下熱利用及び、蓄熱する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01123951A true JPH01123951A (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=17657065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62282786A Pending JPH01123951A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 基礎杭による地下熱利用及び、蓄熱する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01123951A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004233031A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-08-19 | Nippon Steel Corp | 回転圧入工法で埋設された中空管体による地中熱交換器およびそれを利用した高効率エネルギーシステム |
| JP2004316828A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Taiheiyo Cement Corp | 地中埋設管 |
| JP2005069537A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Asahi Kasei Homes Kk | 熱交換用埋設管 |
| KR100654151B1 (ko) * | 2003-10-09 | 2006-12-05 | 코오롱건설주식회사 | 말뚝의 중공부를 이용한 열교환장치 및 그 설치공법 |
| KR100666469B1 (ko) * | 2004-06-23 | 2007-01-09 | 코오롱건설주식회사 | 코일형 지열교환기 |
| KR100741564B1 (ko) * | 2005-12-16 | 2007-07-20 | 주식회사 삼영 | 지열 회수장치 및 그 시공방법 |
| JP2008070098A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Wataru Adachi | 季節エネルギー利用の地中蓄熱システム兼予備水源 |
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| JP2009102884A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Dai-Dan Co Ltd | 地中杭の構造 |
| KR100907811B1 (ko) * | 2008-11-28 | 2009-07-16 | 주식회사 지지케이 | 밀폐형 지열시스템의 나선식 유체순환장치 |
| JP4727761B1 (ja) * | 2010-11-04 | 2011-07-20 | 大洋基礎株式会社 | 地中熱採熱用の鋼管を設けた場所打ちコンクリート杭 |
| JP2012037161A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Kajima Corp | 採熱配管施工方法 |
| JP2020176749A (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-29 | 三菱マテリアルテクノ株式会社 | 揚水併用型熱交換器とその設置工法 |
| JP2020180433A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-11-05 | 株式会社Ｉｈｉ建材工業 | 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP62282786A patent/JPH01123951A/ja active Pending
Cited By (15)
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