JPH01123510A - 高周波増幅器の混変調除去回路 - Google Patents

高周波増幅器の混変調除去回路

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JPH01123510A
JPH01123510A JP28096287A JP28096287A JPH01123510A JP H01123510 A JPH01123510 A JP H01123510A JP 28096287 A JP28096287 A JP 28096287A JP 28096287 A JP28096287 A JP 28096287A JP H01123510 A JPH01123510 A JP H01123510A
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JP
Japan
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signal
circuit
phase
branched
distributor
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JP28096287A
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Inventor
Hiroshi Ogawa
宏 小川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高周波増幅器において発生する混変調を減少さ
せるための回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の高周波増幅器において発生する混変調を
減少させるための回路として種々の非線形補償回路が提
案されており、例えば、特公昭57−44.26号公報
に示すものがある。゛この回路は、第2図に示すように
、第1通路としての遅延伝送路23と第2通路としての
非線形歪発生用高周波増幅器24とで構成される第1゜
第2の並行通路と、入力端子21に加わる入力信号を2
つの信号成分に分岐して各通路の各々の入力端に結合す
る分岐結合器22と、非線形歪発生用増幅器24の出力
の一部と遅延伝送路23を経由してきた入力信号とをベ
クトル合成するための歪出力合成器25とを備えた前置
歪回路として構成しである。
この回路によれば、広帯域小電力高周波増幅器の非線形
特性によって生じる非線形歪成分と入力信号成分をベク
トル合成し、被補償高周波増幅器の逆特性の非線形特性
を得て、これと被補償高周波増幅器を縦続接続して総合
の入出力特性を線形にするように動作させるものである
すなわち、第2図の入力端子21に加えられた入力信号
は分岐結合器22で分岐され、第1通路の遅延伝送路2
3と第2通路の高周波増幅器24を経て歪出力合成器2
5へ達する。高周波増幅器24の出力信号6Tと遅延伝
送路23を経由してきた入力信号成分61は、それぞれ
歪出力合成器25で分岐され、それらの一部は整合負荷
27で終端されるが、出力端子26へ達する残りの信号
成分67′と6I11のベクトル合成和が出力信号6゜
となる。例えば、入力信号で正規化した出力端子26に
おける6、′と6i/の振幅及び位相関係を第3図で表
すと、高周波増幅器24が線形動作している時の出力信
号は6.1となる。これに対して、入力端子21への入
力信号電力が変化し・て高周波増幅器24が非線形動作
に移行し、その出力信号成分6□の振幅Δe 、 /減
少し、位相がΔφだけ遅れた時の出力信号は6.2とな
る。図に示す如く、6゜2は6゜1よりΔeだけ振幅が
大きく、位相がΔθだけ進むことになる。すなわち、本
回路の入出力特性は、高周波増幅器24の非線形特性及
び歪出力合成器25における第1通路を経由してきた入
力信号成分と第2通路の高周波増幅器24の出力信号成
分との合成条件(これら2つの信号成分の振幅と位相関
係)によって定まる非線形特性を示すことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の非線形補償回路は、これと被補償高周波
増幅器を縦続接続して総合の入出力特性を線形にするよ
うに動作させることにより、混変調を減少させるもので
ある。しかしながら、この回路による飽和点付近におけ
る混変調の改善は、2〜3dBにすぎないという問題が
ある。
本発明は、混変調特性を改善できる混変調除去回路を提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の高周波増幅器の混変調除去回路は、入力信号を
分岐する第1分配器と、分岐された一方の信号を非線形
増幅する非線形増幅器と、分岐された他方の信号を移相
する第1移相回路と、この移相された信号を更に分岐さ
せる第2分配器と、前記非線形増幅器の出力信号とこの
第2分配器で分岐された一方の信号とを合成する第1合
成回路と、この合成された信号を移相する第2移相回路
と、この移相された信号を前記第2分配器で分岐された
他方の信号と合成する第2合成回路とで構成し、被補償
高周波増幅器で発生した混変調成分と相殺する混変調成
分を発生させて混変調成分を零にする構成としている。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の概念を示すブロック図である。
入力端子1に印加されたマルチ・キャリア信号は第1分
配器2で分岐され、出力の一方は非線形増幅器3に印加
される。この増幅器3でマルチ・キャリア信号は増幅さ
れると共に混変調成分が発生する。この出力は減衰回路
4を通って第1合成回路5に印加される。
また、前記第1分配器2の出力の他方は遅延回路6.第
1移相回路7を経て第2分配器8に加えられ、ここで分
配された信号成分の一方は前記第1合成回路5に加えら
れ、前記減衰回路4の出力と合成される。減衰回路4.
遅延回路6及び第1移相回路7は、第1合成回路5の出
力で信号成分が互いに打ち消されるよう、再入力の振幅
が等しく位相が逆相になるように調整される。その結果
、第1合成回路5の出力は混変調成分のみとなる。
この混合変調成分は第2移相回路9及び利得可変増幅器
10を経て第2合成回路11に加えられる。
一方、前記第2分配器8で分岐された他方の信号成分は
、直接第2合成回路11に加えられる。
したがって、第2合成回路11の出力は混変調成分と信
号成分の合成されたものとして出力端子12から出力さ
れる。第2移相回路9.利得可変増幅器10を調整する
ことにより、出力の信号対混変調成分の位相差、振幅比
を任意に設定できる。
この混変調除去回路によれば、次のように高周波増幅器
における混変調を除去することが可能となる。即ち、通
常では被補償高周波増幅器にマルチ・キャリア信号を入
力すると、その非線形性のために出力端子には増幅され
たマルチ・キャリア信号と共に混変調成分が表れる。そ
こで、第1図に示した混変調除去回路では、この高周波
増幅器で発生した混変調成分と、高周波増幅器の出力端
で同振幅、逆位相になるような混変調成分を発生させ、
これを高周波増幅器に印加する。これにより、高周波増
幅器内部で発生した混変調成分は相殺され、高周波増幅
器の出力端で混変調成分が零となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、第1分配器で分岐された
信号の一方を非線形増幅器を通し、他方を移相回路を通
しかつ第2分配器で分岐した上で第1合成回路で合成し
、かつこの合成された信号を第2移相回路を通した上で
第2合成回路において第2分配器の他方の分岐信号と合
成して出力させるように構成しているので、出力に高周
波増幅器の混変調成分と相殺可能な混変調成分を出力で
き、これにより高周波増幅器における総合の混変調特性
を改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するためのブロック図、第
2図は従来の混変調除去回路、第3図は第2図の回路に
おけるベクトル図である。 1・・・入力端子、2・・・第1分配器、3・・・非線
形増幅器、4・・・減衰回路、5・・・第1合成回路、
6・・・遅延回路、7・・・第1移相回路、8・・・第
2分配器、9・・・第2移相回路、10・・・利得可変
増幅器、11・・・第2合成回路、12・・・出力端子
、21・・・入力端子、22・・・分岐結合器、23・
・・遅延回路、24・・・非線形歪み発生用増幅器、2
5・・・歪出力合成器、26・・・出力端子、27・・
・終端器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号を分岐する第1分配器と、分岐された一
    方の信号を非線形増幅する非線形増幅器と、分岐された
    他方の信号を移相する第1移相回路と、この移相された
    信号を更に分岐させる第2分配器と、前記非線形増幅器
    の出力信号とこの第2分配器で分岐された一方の信号と
    を合成する第1合成回路と、この合成された信号を移相
    する第2移相回路と、この移相された信号を前記第2分
    配器で分岐された他方の信号と合成する第2合成回路と
    を備えることを特徴とする高周波増幅器の混変調除去回
    路。
JP28096287A 1987-11-09 1987-11-09 高周波増幅器の混変調除去回路 Pending JPH01123510A (ja)

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