JPH01123492A - 半導体レーザ装置 - Google Patents
半導体レーザ装置Info
- Publication number
- JPH01123492A JPH01123492A JP28143187A JP28143187A JPH01123492A JP H01123492 A JPH01123492 A JP H01123492A JP 28143187 A JP28143187 A JP 28143187A JP 28143187 A JP28143187 A JP 28143187A JP H01123492 A JPH01123492 A JP H01123492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- layer
- semiconductor laser
- side electrode
- gaas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 15
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 28
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000005253 cladding Methods 0.000 claims description 20
- 229910000980 Aluminium gallium arsenide Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 7
- 230000004044 response Effects 0.000 abstract description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 5
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000035755 proliferation Effects 0.000 description 1
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 1
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、埋め込みリッジ型の半導体レーザ装置に関
するものである。
するものである。
(従来の技術〕
第2図は従来の半導体レーザ装置を示す断面図であり、
図において、lはn形(以下n−と略す)GaAs基板
、2はGaAs基板1上に設けられたn−AlGaAs
第1クラッド層、3は第1クラッドM2上に設けられた
p形(以下p−と略す)AlGaAs活性層、4は活性
N3上に設けられた凸状のリッジ部7を有するp−Al
GaAs第2クラッド層、11は第2クラッド層4のリ
ッジ部7以外の部分に設けられたp−GaAsバッファ
層、12はバッファ層11上に設けられたn−GaAs
電流阻止層、13はp−GaAsコンタクト層、8はn
側電極、9はp側電極、10は本装置に順バイアスをか
けた際に流れる電流の経路である。
図において、lはn形(以下n−と略す)GaAs基板
、2はGaAs基板1上に設けられたn−AlGaAs
第1クラッド層、3は第1クラッドM2上に設けられた
p形(以下p−と略す)AlGaAs活性層、4は活性
N3上に設けられた凸状のリッジ部7を有するp−Al
GaAs第2クラッド層、11は第2クラッド層4のリ
ッジ部7以外の部分に設けられたp−GaAsバッファ
層、12はバッファ層11上に設けられたn−GaAs
電流阻止層、13はp−GaAsコンタクト層、8はn
側電極、9はp側電極、10は本装置に順バイアスをか
けた際に流れる電流の経路である。
次に動作について説明する。
p側電極9とn側電極8の間にp側電極9が正となるよ
うなバイアスを印加すると側電極の間にn−GaAs電
流阻止層12が介在している領域ではn−GaAs電流
阻止層12とp−GaAsバッファ層11で形成される
p−n接合が逆方向にバイアスされるために電流は流れ
ず、リッジ部分7のみ電流が流れる。流れる電流の経路
は図中10に示す通りである。活性層3内に注入された
電子及び正孔は再結合して光を輻射する。注入する電流
を増していくと誘導輻射が始まり、、レーザ発振に至る
。レーザ光は、装置の上下方向では活性層3と第1クラ
ッドN2.第2クラッドN4との間の実屈折率差で閉じ
込められる。また装置の左右方向ではレーザ光はp−G
aAsバッファ層11及びn丁GaAs?it流阻止層
5に吸収されることによるロスガイド型で導波される。
うなバイアスを印加すると側電極の間にn−GaAs電
流阻止層12が介在している領域ではn−GaAs電流
阻止層12とp−GaAsバッファ層11で形成される
p−n接合が逆方向にバイアスされるために電流は流れ
ず、リッジ部分7のみ電流が流れる。流れる電流の経路
は図中10に示す通りである。活性層3内に注入された
電子及び正孔は再結合して光を輻射する。注入する電流
を増していくと誘導輻射が始まり、、レーザ発振に至る
。レーザ光は、装置の上下方向では活性層3と第1クラ
ッドN2.第2クラッドN4との間の実屈折率差で閉じ
込められる。また装置の左右方向ではレーザ光はp−G
aAsバッファ層11及びn丁GaAs?it流阻止層
5に吸収されることによるロスガイド型で導波される。
ところてこの従来の半導体レーザ装置において、p−A
lGaAs第2クラッド層4とn−GaAs電流阻止層
12の間に一見不要なp−Ga A sバフフッ層が挿
入されているのは、製造時の結晶成長で2回目成長時の
再成長界面にあたるp−AlGaAs第2クラッド層と
p−GaAsバッフプ層の界面からp−n接合を離して
形成するためで、これにより再成長界面近くでのレーザ
光の吸収に伴って生ずるキャリアの再結合の頻度を下げ
て結晶欠陥の増殖による劣化を防いでいる。
lGaAs第2クラッド層4とn−GaAs電流阻止層
12の間に一見不要なp−Ga A sバフフッ層が挿
入されているのは、製造時の結晶成長で2回目成長時の
再成長界面にあたるp−AlGaAs第2クラッド層と
p−GaAsバッフプ層の界面からp−n接合を離して
形成するためで、これにより再成長界面近くでのレーザ
光の吸収に伴って生ずるキャリアの再結合の頻度を下げ
て結晶欠陥の増殖による劣化を防いでいる。
従来の半導体レーザ装置は以上のように構成されており
、リッジ部以外に流れる電流を阻止するためにp−n接
合の逆バイアス効果を利用しているため、p−n接合の
特性が悪いとリーク電流が発生したり、p−n接合に基
づく大きな寄生容量を持つことによる応答性の低下が発
生するという問題点があった。
、リッジ部以外に流れる電流を阻止するためにp−n接
合の逆バイアス効果を利用しているため、p−n接合の
特性が悪いとリーク電流が発生したり、p−n接合に基
づく大きな寄生容量を持つことによる応答性の低下が発
生するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、リーク電流を防止し易く、かつ寄生容量の増
加による応答性の低下のない半導体レーザ装置を得るこ
とを目的とする。
たもので、リーク電流を防止し易く、かつ寄生容量の増
加による応答性の低下のない半導体レーザ装置を得るこ
とを目的とする。
この発明に係る半導体レーザ装置は、電流阻止層として
n−GaAs層の代わりに半絶縁性のGaAs層を用い
、p−n接合の逆バイアス効果ではなく、層そのものの
絶縁性によりリッジ部以外の部分への電流を阻止するよ
うにしたものである。
n−GaAs層の代わりに半絶縁性のGaAs層を用い
、p−n接合の逆バイアス効果ではなく、層そのものの
絶縁性によりリッジ部以外の部分への電流を阻止するよ
うにしたものである。
この発明においては、電流阻止層として半絶縁性のGa
As1iを用い、層そのものの絶縁性によりリッジ部以
外の部分への電流を阻止するようにしたから、リーク電
流を防止し易く、かつp−n接合に基づく寄生容量の増
加による応答性の低下が生じない。
As1iを用い、層そのものの絶縁性によりリッジ部以
外の部分への電流を阻止するようにしたから、リーク電
流を防止し易く、かつp−n接合に基づく寄生容量の増
加による応答性の低下が生じない。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体レーザ装置を示
す断面図であり、図において、1はn −GaAa基板
、2はn−GaAs基板1上に形成されたn−A’1G
aAs第1クラッド層、3は第1クラッド層2上に形成
されたp−AlGaAs活性層、4は活性N3上に形成
された凸状のリッジ部7を有するp−AlGaAs第2
クラッド層、11は第2クラフト層4のリッジ部7以外
の部分に設けられたp−GaAsバッファ層、5はバッ
ファ層11上に設けられた半絶縁性GaAs1i流阻止
層、6はリッジ部7上部に形成されたp−caAsコン
タクト層、8はn側電極゛、9はp側電極、10は本装
置に順バイアスをかけた際に流れる電流の経路である。
す断面図であり、図において、1はn −GaAa基板
、2はn−GaAs基板1上に形成されたn−A’1G
aAs第1クラッド層、3は第1クラッド層2上に形成
されたp−AlGaAs活性層、4は活性N3上に形成
された凸状のリッジ部7を有するp−AlGaAs第2
クラッド層、11は第2クラフト層4のリッジ部7以外
の部分に設けられたp−GaAsバッファ層、5はバッ
ファ層11上に設けられた半絶縁性GaAs1i流阻止
層、6はリッジ部7上部に形成されたp−caAsコン
タクト層、8はn側電極゛、9はp側電極、10は本装
置に順バイアスをかけた際に流れる電流の経路である。
次に動作について説明する。
p側電極9とn側電極8の間にp側電極9が正となるよ
うなバイアスを印加すると、側電極の間に半絶縁性Ga
As電流阻止層5が介在している領域では阻止層の絶縁
性により電流は流れず、リッジ部7のみに電流が流れる
。活性層3に注入された電子及び正孔は再結合して光を
輻射する。注入する電流を増していくと誘導輻射が始ま
り、レーザ発振に至る。レーザ光は装置の上下方向では
活性N3と第1クラッド12.第2クラッド層4との間
の実屈折率差で閉じ込められる。また、装置の左右方向
ではレーザ光はp−GaAsバッファ層11及び半絶縁
性電流阻止層5に吸収されることによるロスガイド型で
導波される。
うなバイアスを印加すると、側電極の間に半絶縁性Ga
As電流阻止層5が介在している領域では阻止層の絶縁
性により電流は流れず、リッジ部7のみに電流が流れる
。活性層3に注入された電子及び正孔は再結合して光を
輻射する。注入する電流を増していくと誘導輻射が始ま
り、レーザ発振に至る。レーザ光は装置の上下方向では
活性N3と第1クラッド12.第2クラッド層4との間
の実屈折率差で閉じ込められる。また、装置の左右方向
ではレーザ光はp−GaAsバッファ層11及び半絶縁
性電流阻止層5に吸収されることによるロスガイド型で
導波される。
このような本実施例装置では、電流狭窄は上述のように
、半絶縁性のGaAs電流阻止層の絶縁性により行なわ
れるので、p−n接合による電流狭窄と異なり、p−n
接合の劣化によるリーク電流増加がなく、またp−n接
合に基づく寄生容量増加による応答特性の低下もなく、
電流狭窄特性。
、半絶縁性のGaAs電流阻止層の絶縁性により行なわ
れるので、p−n接合による電流狭窄と異なり、p−n
接合の劣化によるリーク電流増加がなく、またp−n接
合に基づく寄生容量増加による応答特性の低下もなく、
電流狭窄特性。
応答特性に秀れている。
以上のように、この発明によれば半導体レーザ装置にお
いて、電流阻止層として半絶縁性のGaAsNを用い、
層そのものの絶縁性によりリッジ部以外の部分への電流
を阻止する構成としたから、リーク電流を防止し易く、
かつp−n接合に基づく寄生容量の増加による応答性の
低下が生じない電流狭窄機構の安定性ならびに周波数応
答特性に秀れた高性能の半導体レーザ装置が得られる効
果がある。
いて、電流阻止層として半絶縁性のGaAsNを用い、
層そのものの絶縁性によりリッジ部以外の部分への電流
を阻止する構成としたから、リーク電流を防止し易く、
かつp−n接合に基づく寄生容量の増加による応答性の
低下が生じない電流狭窄機構の安定性ならびに周波数応
答特性に秀れた高性能の半導体レーザ装置が得られる効
果がある。
第1図はこの発明の一実施例による半導体レーザ装置を
示す断面図、第2図は従来の半導体レーザ装置を示す断
面図である。 1はn−GaAs基板、2はn−AlGaAs第1クラ
ッド層、3はp−AlGaAs活性層、4はp−AlG
aAs第2クラッド層、5は半絶縁性GaAs電流阻止
層、6はp−GaAsコンタクト層、7はリッジ部、1
1はp−GaAsバッファ層・。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
示す断面図、第2図は従来の半導体レーザ装置を示す断
面図である。 1はn−GaAs基板、2はn−AlGaAs第1クラ
ッド層、3はp−AlGaAs活性層、4はp−AlG
aAs第2クラッド層、5は半絶縁性GaAs電流阻止
層、6はp−GaAsコンタクト層、7はリッジ部、1
1はp−GaAsバッファ層・。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)第1導電形GaAs基板上に形成された第1導電
形AlGaAs第1クラッド層と、 該第1クラッド層上に設けられたAlGaAs活性層と
、 該活性層上に設けられた第2導電形のAlGaAsによ
り形成されストライプ状のリッジ部を有する第2クラッ
ド層と、 該第2クラッド層のリッジ部上部以外の上の設けられた
第2導電形GaAsバッファ層と、該バッファ層上に設
けられた半絶縁性のGaAs電流阻止層と、 上記第2クラッド層のリッジ部上に設けられた第2導電
形GaAsコンタクト層とを備えたことを特徴とする半
導体レーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28143187A JPH01123492A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 半導体レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28143187A JPH01123492A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 半導体レーザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01123492A true JPH01123492A (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=17639069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28143187A Pending JPH01123492A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 半導体レーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01123492A (ja) |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP28143187A patent/JPH01123492A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6399407B1 (en) | Methods of electrostatic control in semiconductor devices | |
US4349905A (en) | Tapered stripe semiconductor laser | |
US20120287958A1 (en) | Laser Diode Assembly and Method for Producing a Laser Diode Assembly | |
US4805179A (en) | Transverse junction stripe laser | |
US4792200A (en) | Array of coupled optical waveguides | |
US6584130B2 (en) | Multiple semiconductor laser structure with narrow wavelength distribution | |
US4803691A (en) | Lateral superradiance suppressing diode laser bar | |
JPH0281494A (ja) | ターンオンおよびターンオフを含めて放出光線強度を電気的に変調し、かつ放出レーザー光線スポットの位置を電気的に制御するための改良された手段を備えたダイオードレーザー | |
US4340967A (en) | Semiconductor lasers with stable higher-order modes parallel to the junction plane | |
US4280108A (en) | Transverse junction array laser | |
US6961358B2 (en) | Semiconductor laser | |
US20030021320A1 (en) | Semiconductor laser device | |
US4313125A (en) | Light emitting semiconductor devices | |
US4809289A (en) | Semiconductor laser device | |
EP0284684B1 (en) | Inverted channel substrate planar semiconductor laser | |
JPH01123492A (ja) | 半導体レーザ装置 | |
JPH09129969A (ja) | 半導体レーザ | |
JPS59125684A (ja) | 埋め込み形半導体レ−ザ | |
JPH0831655B2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
RU2035103C1 (ru) | Инжекционный лазер | |
JPH06188508A (ja) | 半導体レーザ素子 | |
EP0144205B1 (en) | Semiconductor laser | |
JPH0284785A (ja) | 半導体発光装置 | |
JPS61214591A (ja) | 半導体レ−ザ素子 | |
JP2962881B2 (ja) | 面発光型半導体レーザ |