JPH01122326A - 脱調予測方法 - Google Patents

脱調予測方法

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JPH01122326A
JPH01122326A JP62277812A JP27781287A JPH01122326A JP H01122326 A JPH01122326 A JP H01122326A JP 62277812 A JP62277812 A JP 62277812A JP 27781287 A JP27781287 A JP 27781287A JP H01122326 A JPH01122326 A JP H01122326A
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JP
Japan
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chord
power
reactive power
quadrant
coordinate
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JP62277812A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kaneda
秀明 金田
Masanori Nakamura
正則 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電力系統の脱調を予測する脱調予測方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
第3図(a)は電力系統に系統事故が発生し、前記事故
解除後に電力系統に動揺が生じた時、電力系統の動揺が
安定動揺か又は脱調に至るかを検出する従来の脱調予測
方法を説明するための電力系統の模擬系統図であシ、図
において、1aはa端の電源、1bはb端の電源、2は
電源1a、Ib間の電力系統としての送11 PJ% 
3 a e 3 bは電源1a+1bの母線、4ae4
bは保護継電器6a−6b(以下リレーと称す)へ電流
を導入する変成器、5a。
5bは母線3a、3bからリレー6a、6bへ電圧をa
−Vb 導入する変成器、Pは脱調中心点、電流工は 2.2は
送電線インピーダンスである。
第4図は従来の脱調予測方法を実行するリレー6aの構
成を示したもので、図において、7は入力の電圧信号及
び電流信号をディジタルサンプリングによって取込んだ
信号から有効電力及び無効電力を演算してPQ(有効電
力対無効電力)座標点を出力する第1演算部、8は前記
PQ座標点から弦を作成する第2演算部、9は前記PQ
座標点から弦の方向変化を判定し脱調出力を出力する論
理部である。なお、リレー6bは上記リレー6aと同一
構成であるので図示を省略する。
次に動作について説明する。まず、電力系統に事故が発
生し、事故解除後系統電源1a、Ibの電圧※8.※b
 (=Va e−j’ )間の相差角θに対して、a端
の電気量V@*11よシ求まる電力は命=p、+jQ、
=V、・工、であシ、その時の有効電力P1と無効電力
Qaは第5図に示すように、有効電力Paは相差角θが
90°において最大値となり、無効電力Qaは相差角θ
が1800において最大値となる。
また、有効電力P8及び無効電力Q1は次のようにして
求められる。送電線のインピーダンスをz=zejψ中
jZ(ψ中900)とすれば、電流I a = (八−
vb)/Z=V、(1−e−”)/ Zよシ、W=Va
・Ia=(VB”/Z) (―θ+j(1−oasθ)
 )=PB +jQaとなる。
第6図は横軸を有効電力Pい縦軸を無効電力Qaあシ、
図中のA点が相差角θ=90°を示し、有効電力P1と
無効電力Q、は等しくなる。
一般に電力系統では、その同期化力の大小も関係するが
、相差角θが900以上開くと脱調したとこのように電
力系統の脱調を判定するためには、電源端の電圧、電流
よシ有効電力P1無効電力Qを求め、そのPQ軌跡が脱
調移行臨界相差角θ=90’の点を判定すれば良いこと
になる。
第7図はPQ軌跡100が相差角90°点となったこと
を判定する説明図であシ、第7図において、Xo・・・
Xn−□、Xnは各サンプリング時刻t。・・・tn−
0,tnにおける有効電力Pと無効電力Qの値のPQ座
標点を示し、y、y  は各々座標点X、X  と座n
   n−1n    n−1 標点Xn−0.Xn−□−□とを結ぶ直線、即ち弦を示
す。
PQ座標平面上では、弦yn”n−1の方向は第1象限
内を示すが、第8図に示すように弦の方向を判別する座
標軸を、PQ座標軸に対して時計回シにδ度回転させた
時のEF座標軸における弦方向の成分は、 ΔEn=ΔPnCxsδ−ΔQndn’ΔF =ΔPt
mδ+ΔQ nc!man       n となシ、象限方向を判別すると ΔEn)01ΔFn〉0のとき第1象限ΔEnく0.Δ
Fn〉0のとき第2象限ΔEnく0.ΔFnく0のとき
第3象限ΔEn)01ΔFn〈0のとき第4象限となる
ので、弦方向が第1象限から第2象限へ変化した時に相
差角90°で判定することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の脱調予測方法は以上のように行われているので、
弦方向を判別する座標軸を時計まわシに回転させること
によって、電力系統におけるインピーダンスの中心点即
ち脱調中心点Pにおいては、脱調時の電圧及び電流は同
位相となシ、これを基準としてリレー設置点がどちらの
電源側に設置されるかによりて電圧に対して電流の位相
が第3図伽)に示すように進み遅れの関係となり、これ
をPQ座標軸系で表現すると、第3図(e)に示すよう
にP軸を対象とした軌跡となるためN P Q軌跡がP
軸よシ下方に存在する場合、前記のように座標軸を時計
方向に回転させであるので、弦の方向の変化が検出され
た時は、既に相差角90’を越えており、脱調の予測が
遅れてしまうという問題点があった0 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、リレー設置点が脱調中心点に対してどちらの
電源側に設置されるかに係らず、脱調を速やかに相差角
900で検出し、適確に脱調が予測できる脱調予測方法
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る脱調予測方法は、サンプリングによって
取込んだ電力系統の電圧信号及び電流信号の瞬時値から
各サンプリング時刻における有効電力と無効電力を演算
するとともにPQ座標点を第1演算部で演算し、この演
算されたPQ座標点の間を結ぶ弦を演算するとともに前
記無効電力を絶対値とした軌跡にて該弦の方向を第2演
算部で判別し、前記弦の方向と象限方向の変化とを論理
部で判定して前記電力系統の脱調出力を送出するようK
したものである。
〔作 用〕
この発明における脱調予測方法は、′無効電力Qの値を
絶対値とした軌跡にて弦方向の判別を行うことにより、
PQ軌跡が脱調中心点に係わらず同一化され、相差角9
00で脱調を速やかに予測する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。前記
第7図と同一の部分に同一の符号を付した第1図におい
て、200は横軸を有効電力P、縦軸を無効電力Qとし
た時の電源端のPQ軌跡であり 、Xo−Xn−□、X
nは各時刻tg ”’ tn−11tnにおける有効電
力Pと無効電力Qの値のPQ座標点を示し、xn(pn
、IQnl)、Xn−□(Pn−□、IQn−□1)、
Xn−m(P、。’ ”n−m” ”n−m−t(Pn
−m−1”Qn−m−1”である。y 、y  は各々
座標点XnlXn−0と座標点n    n−1 Xn−□、Xn−m−1とを結ぶ直線、即ち弦を表す。
また201は脱調の中心点が、リレーに対してPQ軌跡
200とは反対側に存在する時の相手電源端のPQ軌跡
であり、PQ軌跡201において、無効電力Qの値の絶
対値をとった軌跡は、PQ軌跡200と同様となる。こ
の発明では無効電力Qの値の絶対値とした軌跡にて、座
標軸E、Fで弦の方向を判別する。
なお、第1図の場合、PQ軌跡200において座標点X
は相差角θ=90°の点で、弦yn−1,ynは各々、
座標軸E、Fに対して、第1象限及び第2象限を示して
いる。又PQ軌跡201において座標点Xは同様に相差
角θ=900の点で、弦yn+yn−0は双方とも座標
軸E、Fに対して第4象限を示している。
次に動作について説明する。まず、第1演算部7は変成
器4a*5aよシデイジタルサンプリングして入力され
る電気量V、Iよシ、サンプリング時刻tにおける有効
電力と無効電力を演算し、無動電力は絶対値としてPQ
座標点Xnを求め出力する。
続いて、第2演算部8は座標点Xn、Xn−□からyn
=X −X   を演算し、座標軸E、Fにて象限判n
     n−m 別を行う。即ち、第2図のように弦ynの座標軸PQに
対する成分を算出する。
Δp  =p  −p              ・
・・・・・・・・(1)n      n      
n−m ΔQn= l Qnl −I Q、m+      ・
・・・・・・・・(2)(1) 、 (2)式の成分よ
シ、従来通シ座標軸E、Fにおける成分を算出する。
ΔEn=ΔPna!lδ−ΔQnthJ    ・・・
・・・・・・(3)ΔFn=ΔPn蜘δ+ΔQnCrl
sδ    ・・・・・・・・・(4)(31、(4)
式の成分〔ΔEn、ΔFn〕を用い、以下の判別式によ
って象限を判別する。
ΔEn>0.ΔFn≧0.Qn≧Oのとき第1象限ΔE
n≦0.ΔFn〉0.Qn≧0のとき第2象限ΔEn(
(lΔFn≦otQn≧0のとき第3象限ΔEn≧0.
ΔFnく0.Qn≧0のとき第4象限ΔEn>O,ΔF
n≧0.Qn<0のとき第4象限ΔEn≦0.ΔFn〉
0.Qnく0のとき第3象限ΔEnく0.ΔFn≦0.
Qn<0のとき第2象限ΔEn≧0.ΔFn<0.Qn
<Oのとき第1象限とする。
同様に弦yn−1=Xn−□−Xn−m−1を演算し方
向を判別する。
次に論理部9は弦yn−0,ynの象限変化を検出し、
脱調検出を出力する。
第1図の例では、PQ軌跡201における弦yn−1゜
ynは、PQ軌跡200における座標軸E、Fの成分と
等しくなる。ただし、象限は第4象限と第3象限を示し
、論理部9は第4象限から第3象限への変化を検出する
ことによシ、相差角が900になりたことを判別する。
なお、上記実施例では無効電力Qの値を絶対値とした軌
跡にて弦方向を判別したが、次のように、無効電力Qの
符号に応じて弦方向を判別する座標軸の回転角を変えれ
ば良い。即ち、 Q≧0のとき ΔEn=ΔPnccmJ−ΔQnmδ ΔFn冨ΔPn画δ+ΔQn(2)δ Q<Oのとき ΔEn=ΔPncxs (−δ)−ΔQnsin(−δ
)ΔFn=ΔPnsa(−δ)+ΔQnmq(−J)〔
発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、無効電力Qの値を絶
対値とした軌跡にて弦方向を判別するように構成したの
で、脱調の中心点がリレーに対して、どちら側に存在す
るかにかかわらず早期に精度の高い脱調予測が可能であ
シ、また従来方式に対するソフトウェアの改造も容易に
でき、かつ安価である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による相差角90゜検出の
説明図、第2図は無効電力Qの値を絶対値としたときの
弦ynの説明用成分図、第3図は一般の電力系統の模擬
系統図、第4図は一般的脱調子測方法を実行するリレー
の基本的構成図、第5図は第3図の電源端における相差
角に対する有効電力および無効電力図、第6図は第3図
の電源端における有効電力P1と無効電力Q&の軌跡図
、第7図は従来方式における相差角900検出の説明図
、第8図は座標軸E、Fに対する弦ynの説明用成分図
である。 7は第1演算部、8は第2演算部、9は論理部、200
.201はPQ軌跡、Xo・・・Xn−1,XnFiP
Q座標点、yn−1・ynは弦。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ディジタルサンプリングによって取込んだ電力系統の電
    圧信号と電流信号の瞬時値に基づいて、各サンプリング
    時刻における有効電力と無効電力からPQ座標点を第1
    演算部で演算し、前記PQ座標点の間を結ぶ弦を演算す
    るとともに前記無効電力を絶対値とした軌跡で該弦の方
    向を第2演算部で判別し、前記弦の方向と象限方向の変
    化とを論理部で判定し該論理部から前記電力系統の脱調
    出力を送出することを特徴とする脱調子測方法。
JP62277812A 1987-11-02 1987-11-02 脱調予測方法 Pending JPH01122326A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05180417A (ja) * 1991-12-28 1993-07-23 Chiyoufu Seisakusho:Kk 噴霧量可変石油バーナー
US5355981A (en) * 1991-01-30 1994-10-18 Ntn Corporation Torque transmission device
US9212707B2 (en) 2010-08-26 2015-12-15 Univance Corporation Power transmission device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5355981A (en) * 1991-01-30 1994-10-18 Ntn Corporation Torque transmission device
JPH05180417A (ja) * 1991-12-28 1993-07-23 Chiyoufu Seisakusho:Kk 噴霧量可変石油バーナー
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