JPH0112209Y2 - - Google Patents

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JPH0112209Y2
JPH0112209Y2 JP5202480U JP5202480U JPH0112209Y2 JP H0112209 Y2 JPH0112209 Y2 JP H0112209Y2 JP 5202480 U JP5202480 U JP 5202480U JP 5202480 U JP5202480 U JP 5202480U JP H0112209 Y2 JPH0112209 Y2 JP H0112209Y2
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JP
Japan
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dispensing
chamber
suction
needle
groove
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JP5202480U
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JPS56153859U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、多数の患者の検体等を検査する吸
引・分注装置の吸引・分注ヘツドの改良に関す
る。
上述の吸引・分注装置の吸引・分注ヘツドA
は、従前のものにあつては、第7図の如く誘導パ
イプ74を具備する独立した吸引室70と誘導パ
イプ64を具備する独立した分注室60とを上下
に配位装設し、吸引室70の吸引針71を分注室
60の分注針61の径より小さくして、分注針6
1の内腔を貫通させて下方へ突出させた構成とし
てあるので、製作が大変であり、しかも、使用
後、分注室60と吸引室70の洗滌が面倒である
などの問題があつた。
本考案は、従来手段に生じているこの問題を解
決するためになされたものであつて、吸引・分注
ヘツドの製作・組立を容易にし、しかも、ヘツド
内の洗滌が確実に行なえるようにする新たな手段
を提供することを目的とする。
そして、本考案は、この目的を達成するための
手段として、間にシール部材を介装して上下に重
合し、セツトネジにより分離可能に一体に組付け
る上下のプレート板のうちの下位側のプレート板
に、誘導パイプと接続した溝状の分注誘導室と誘
導パイプと接続した溝状の吸引誘導室とを並設
し、分注誘導室より分枝状に延長した溝状の分注
室と吸引誘導室より分枝状に延長した溝状の吸引
室とを交互に配位装設するとともに、分注針と吸
引針とを具備する保持筒を、前記分注室と吸引室
とにそれら分注室・吸引室の長手方向に沿つて等
間隔に装設し、その保持筒の上方開放口を、前記
分注室と吸引室の内腔に臨ませたことを特徴とす
る吸引・分注装置の吸引・分注ヘツドを提起する
ものである。
次に、実施例を図面に従い体的に説明する。
第5図および第6図において、Aは吸引・分注
装置1の支持枠体10に装着する吸引・分注ヘツ
ドである。吸引・分注ヘツドAは、上下のプレー
ト板2・3の間にシール部材4を介装してセツト
ネジ5により一体に固着せしめ、そのセツトネジ
5を取外すことで各プレート板2・3が二つに分
かれるように構成してある。そして、それの下位
側のプレート板3には、誘導パイプ64と接続し
た溝状の分注誘導室6と誘導パイプ74と接続し
た溝状の吸引誘導室7とを、互いに平行するよう
にそれぞれ並設し、分注誘導室6には、平行して
対向する吸引誘導室7に向けて分枝状に延長する
溝状の分注室60を複数本櫛歯状に並列させて設
け、また、吸引誘導室7には、平行して対向する
分注誘導室6に向けて分枝状に延長する溝状の吸
引室70を複数本櫛歯状に並列させて設けて、そ
れら分注室60と吸引室70とを交互に配位して
並列させてある。そして、分注誘導室6に分枝状
に設けた各分注室60には、分注針61を設けた
保持筒62を該分注室60の長手方向に等間隔に
設け、また、吸引誘導室7に分枝状に設けた各吸
引室70には、吸引針71を設けた保持筒72を
該吸引室70の長手方向に等間隔に設け、それら
保持筒62,72の各上方開放口62a,72a
を分注室60と吸引室70の内腔にそれぞれ臨ま
せてあるが、吸引室70および分注室60の各延
長端となる最終端に位置する保持筒62,72の
それぞれの上方開放口62a,72aは、分注室
60および吸引室70のそれぞれの最終壁60
a,70aに沿つて臨ませてあり、それら分注室
60および吸引室70内のエヤー抜きをする際
に、分注誘導室6側と吸引誘導室7側から満たさ
れる液によつて分注室60および吸引室70の先
端へ向けて次第に空気を押出していき、最後の空
気を分注室60および吸引室70の最終壁60
a,70aに臨む上方開放口62a,72aより
自然に押出してエヤー抜きが行なわれる構成とし
てある。
また、分注針61および吸引針71は、それら
を保持さす保持筒62,72に対して別体に作
り、分注針61・吸引針71の接続ボス63,7
3を保持筒62,72に対して挿着自在に装着し
てあり、この実施例では針先を吸引針71側に屈
曲させた分注針61の接続ボス63に少くても片
側を面取り63aして、その面取り63aした面
を揃えることで針先の屈曲方向が同じ方向に向け
て簡単に揃えられるようにしてある。
なお、11および12は前記分注誘導室6およ
び吸引誘導室7の誘導パイプ64,74と接続す
る吸引・分注装置1の分注ポンプ装置および吸引
ポンプ装置で、それらの作動により分注針61よ
り分注し、吸引針71より吸引するよう作用する
ものであり、また13は滴定プレート14を分注
針61および吸引針71の針先に対して離接自在
となるよう機台16に装設したプレート受台15
を上下動させる作動装置で、前記吸引針71およ
び分注針61による吸引・分注の作動に合わせて
プレート受台15を上下動自在に制御する従来公
知のものであり、この考案の要旨外であるので詳
細な説明を省略する。
このように構成した実施例装置は次のように作
用する。
吸引・分注ヘツドAは、吸引・分注装置1の支
持枠体10に装着した後、該吸引・分注ヘツドA
の分注誘導室6および吸引誘導室7のそれぞれの
誘導パイプ64・74を分注ポンプ装置11およ
び吸引ポンプ装置12に接続した状態において、
機台16上面に設けたプレート受台15に滴定プ
レート14を載置セツトし、その滴定プレート1
4をプレート受台15の昇降作動で該吸引・分注
ヘツドAに設けた吸引針71および分注針61の
針先に近づくよう上昇させたり、下降させたりし
ながら、そのプレート受台15の昇降動作に合わ
せて分注ポンプ装置11および吸引ポンプ装置1
2に作動させれば、滴定プレート14のプレート
穴14a内に対する検液・洗滌液等の分注・吸引
が行なわれるようになる。
そして、検液・洗滌液等の分注・吸引の作業を
終えて吸引・分注ヘツドAの内部を洗滌するとき
には、セツトネジ5を取り外せば、上位側のプレ
ート板2が下位側のプレート板3から離れていく
ようになる。そして、その上位側のプレート板2
を剥離することで、下位側のプレート板3に設け
てある分注誘導室6、分注室60、吸引誘導室
7、吸引室70らが、それらの内腔を露出させた
状態となつて現れてくるので、この状態として洗
滌が簡単にかつ確実に行なえるようになる。
以上説明したように、本考案による吸引・分注
装置の吸引・分注ヘツドは、間にシール部材4を
介装して上下に重合し、セツトネジ5により分離
可能に一体に組付ける上下のプレート板2,3の
うちの下位側のプレート板3に、誘導パイプ64
と接続した溝状の分注誘導室6と誘導パイプ74
と接続した溝状の吸引誘導室7とを並設し、分注
誘導室6より分枝状に延長した溝状の分注室60
と吸引誘導室7より分枝状に延長した溝状の吸引
室70とを交互に配位装設するとともに、分注針
61と吸引針71とを具備する保持筒62,72
を、前記分注室60と吸引室70とにそれら分注
室60・吸引室70の長手方向に沿つて等間隔に
装設し、その保持筒62,72の上方開放口62
a・72aを、前記分注室60と吸引室70の内
腔に臨ませて構成してあるのだから、セツトネジ
5を取外して上位側のプレート板2を外すこと
で、分注誘導室6、分注室60および吸引誘導室
7、吸引室70をそつくり露出させるようになる
ので、内部の洗滌が面倒なく確実に行なえるよう
になり、また、洗滌を終えたところで、下位側の
プレート板3の上面に上位側のプレート板2を重
ね合わせてセツトネジ5で一体に固着すれば組立
が完了するので、その組立も簡単となり、また、
製作も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した吸引・分注ヘツドの
正面図、第2図は同上の切断した正面図、第3図
は同上の下位側のプレート板の平面図、第4図は
同上の分注針と吸引針の斜視図、第5図は同上の
吸引・分注ヘツドを装着した吸引・分注装置の正
面図、第6図は同上吸引・分注装置の側面図、第
7図は従来の吸引・分注ヘツドの切断面図であ
る。 A……吸引・分注ヘツド、1……吸引・分注装
置、10……支持枠体、11……分注ポンプ装
置、12……吸引ポンプ装置、13……作動装
置、14……滴定プレート、14a……プレート
穴、15……プレート受台、16……機台、2,
3……プレート板、4……シール部材、5……セ
ツトネジ、6……分注誘導室、60……分注室、
60a……最終壁、61……分注針、62……保
持筒、62a……上方開放口、63……接続ボス
部、63a……面取り、64……誘導パイプ、7
……吸引誘導室、70……吸引室、70a……最
終壁、71……吸引針、72……保持筒、72a
……上方開放口、73……接続ボス部、74……
誘導パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間にシール部材4を介装して上下に重合し、セ
    ツトネジ5により分離可能に一体に組付ける上下
    のプレート板2,3のうちの下位側のプレート板
    3に、誘導パイプ64と接続した溝状の分注誘導
    室6と誘導パイプ74と接続した溝状の吸引誘導
    室7とを並設し、分注誘導室6より分枝状に延長
    した溝状の分注室60と吸引誘導室7より分枝状
    に延長した溝状の吸引室70とを交互に配位装設
    するとともに、分注針61と吸引針71とを具備
    する保持筒62,72を、前記分注室60と吸引
    室70とにそれら分注室60・吸引室70の長手
    方向に沿つて等間隔に装設し、その保持筒62,
    72の上方開放口62a,72aを、前記分注室
    60と吸引室70の内腔に臨ませたことを特徴と
    する吸引・分注装置の吸引・分注ヘツド。
JP5202480U 1980-04-16 1980-04-16 Expired JPH0112209Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012032867A1 (ja) * 2010-09-06 2012-03-15 株式会社日立製作所 反応プレートの吸引デバイスおよび洗浄デバイス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012032867A1 (ja) * 2010-09-06 2012-03-15 株式会社日立製作所 反応プレートの吸引デバイスおよび洗浄デバイス
JP2012057951A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Hitachi Ltd 反応プレートの吸引デバイスおよび洗浄デバイス

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