JPH0112166Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112166Y2 JPH0112166Y2 JP13994281U JP13994281U JPH0112166Y2 JP H0112166 Y2 JPH0112166 Y2 JP H0112166Y2 JP 13994281 U JP13994281 U JP 13994281U JP 13994281 U JP13994281 U JP 13994281U JP H0112166 Y2 JPH0112166 Y2 JP H0112166Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale plate
- main shaft
- pointer
- cover
- indicator scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 8
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating Measured Values (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば放電加工機の主軸などのよう
に機械装置機構部の直線的な移動距離を直接読み
取るインジケータ目盛板の改良に関するものであ
る。
に機械装置機構部の直線的な移動距離を直接読み
取るインジケータ目盛板の改良に関するものであ
る。
機械装置の機構部の直線的移動距離を読み取る
ものは、一般的には、機構部に直接指針を取付
け、この動きを目盛板で読み取る方式が採用され
ており、目盛板は機構部カバーに直接取付けられ
ている。このため、工作機械などの大型の機械装
置では、機構部の保守点検において、機構部カバ
ー全体を取り外す必要があり、大型機では特に作
業性が悪く、また組立時においては指針と目盛板
の調整ができないという欠点があつた。
ものは、一般的には、機構部に直接指針を取付
け、この動きを目盛板で読み取る方式が採用され
ており、目盛板は機構部カバーに直接取付けられ
ている。このため、工作機械などの大型の機械装
置では、機構部の保守点検において、機構部カバ
ー全体を取り外す必要があり、大型機では特に作
業性が悪く、また組立時においては指針と目盛板
の調整ができないという欠点があつた。
放電加工機を例にさらに説明すると、第１図は
縮小斜視図、第２図は主軸部の横断面図であり、
主軸１０はコラム５の溝を上下する。指針９は主
軸１０に直接取付けられているので主軸１０の動
きを直接あらわし、コラム５に取付けられている
主軸部カバー８に固定された目盛板７で具体的な
位置を読み取り、主軸１０の上下位置はリミツト
スイツチ１１で設定するという構成がとられてい
る。
縮小斜視図、第２図は主軸部の横断面図であり、
主軸１０はコラム５の溝を上下する。指針９は主
軸１０に直接取付けられているので主軸１０の動
きを直接あらわし、コラム５に取付けられている
主軸部カバー８に固定された目盛板７で具体的な
位置を読み取り、主軸１０の上下位置はリミツト
スイツチ１１で設定するという構成がとられてい
る。
なおこれらの図で１はベツド、２はＹ軸テーブ
ル、３はＸ軸テーブル、４は加工槽、６は主軸蛇
腹カバー、１２はリミツトスイツチ接触棒であ
る。
ル、３はＸ軸テーブル、４は加工槽、６は主軸蛇
腹カバー、１２はリミツトスイツチ接触棒であ
る。
このような従来の構成では、主軸部カバー８を
取付けた組立て完了後は、指針９と目盛板７の微
調整はできない。また保守点検においては、主軸
部カバー８全体を取外さなければならないという
欠点があつた。
取付けた組立て完了後は、指針９と目盛板７の微
調整はできない。また保守点検においては、主軸
部カバー８全体を取外さなければならないという
欠点があつた。
本考案は、上記の欠点を解消するためインジケ
ータ目盛板にヒンジを取付け、開閉させることに
よつて、主軸部カバー全体を取外すことなく、保
守点検、指針と目盛板の微調整などを容易にする
ことを目的とする。
ータ目盛板にヒンジを取付け、開閉させることに
よつて、主軸部カバー全体を取外すことなく、保
守点検、指針と目盛板の微調整などを容易にする
ことを目的とする。
以下図示実施例に従い、本考案の詳細を説明す
る。
る。
第３図は本考案の一実施例を示す放電加工機の
主軸部の横断面図であり、主軸部カバー８のイン
ジケータ目盛板に対応する位置に点検用の開口部
１４が設けられている。７は主軸部カバー８の外
側にヒンジにより固定され、上記開口部１４を閉
塞する蓋を兼ねたインジケータ目盛板である。１
３はインジケータ目盛板７のヒンジにより固定さ
れる反対側の端部を上記主軸部カバー８に保持す
るマグネツトキヤツチヤである。９は一端が主軸
１０に固定され、他端がインジケータ目盛板７の
間隙から表面にひきだされ、インジケータ目盛板
７に対応された指針である。
主軸部の横断面図であり、主軸部カバー８のイン
ジケータ目盛板に対応する位置に点検用の開口部
１４が設けられている。７は主軸部カバー８の外
側にヒンジにより固定され、上記開口部１４を閉
塞する蓋を兼ねたインジケータ目盛板である。１
３はインジケータ目盛板７のヒンジにより固定さ
れる反対側の端部を上記主軸部カバー８に保持す
るマグネツトキヤツチヤである。９は一端が主軸
１０に固定され、他端がインジケータ目盛板７の
間隙から表面にひきだされ、インジケータ目盛板
７に対応された指針である。
なお上記以外の構成は第１図、第２図に示す従
来の放電加工機と同様なものである。また、第４
図はこの実施例においてインジケータ目盛板７を
開けた状態を示す断面図であり、第５図は第４図
の縮小正面図、第６図は第３図において主軸１０
が下がつた状態の縮小正面図である。
来の放電加工機と同様なものである。また、第４
図はこの実施例においてインジケータ目盛板７を
開けた状態を示す断面図であり、第５図は第４図
の縮小正面図、第６図は第３図において主軸１０
が下がつた状態の縮小正面図である。
以上のように構成されたものにあつて、機構部
の保守点検、特にリミツトスイツチ１１が故障な
どにより交換を必要とする時、あるいは主軸部カ
バー８と主軸１０間の空隙に設けられた主軸１０
の移動距離を自動的に制御する光学系の自動制御
機構を保守点検する時は、インジケータ目盛板７
を開放しその開口部１４からその作業をすること
が可能である。また組立時における指針９とイン
ジケータ目盛板７の目盛との微調整は表面に引き
出された指針９を細工することによつて簡単にで
きる。
の保守点検、特にリミツトスイツチ１１が故障な
どにより交換を必要とする時、あるいは主軸部カ
バー８と主軸１０間の空隙に設けられた主軸１０
の移動距離を自動的に制御する光学系の自動制御
機構を保守点検する時は、インジケータ目盛板７
を開放しその開口部１４からその作業をすること
が可能である。また組立時における指針９とイン
ジケータ目盛板７の目盛との微調整は表面に引き
出された指針９を細工することによつて簡単にで
きる。
なお上記実施例では放電加工機を例にとつて説
明したがインジケータ目盛板を開閉し、保守点
検、組立などの作業性を向上させる他の機械装置
に利用できることはいうまでもない。
明したがインジケータ目盛板を開閉し、保守点
検、組立などの作業性を向上させる他の機械装置
に利用できることはいうまでもない。
以上のようにこの考案は工作機械などの組立
て、保守点検において作業性を著るしく向上させ
る実用効果をもつ。
て、保守点検において作業性を著るしく向上させ
る実用効果をもつ。
第１図は従来の放電加工機の構成を示す縮小斜
視図、第２図は第１図放電加工機主軸部の横断面
図、第３図はこの考案の一実施例を示す放電加工
機主軸部の横断面図、第４図は第３図の目盛板が
開いた状態を示す横断面図、第５図は第４図の縮
小正面図、第６図は第３図において主軸が下がつ
た状態の縮小正面図である。 図中符号１はベツド、２はＹ軸テーブル、３は
Ｘ軸テーブル、４は加工槽、５はコラム、７はイ
ンジケータ目盛板、８は主軸カバー、９は指針、
１０は主軸、１１はリミツトスイツチ、１３はマ
グネツトキヤツチヤ、１４は開口部である。なお
図中同一符号は同一または相当部分を示す。
視図、第２図は第１図放電加工機主軸部の横断面
図、第３図はこの考案の一実施例を示す放電加工
機主軸部の横断面図、第４図は第３図の目盛板が
開いた状態を示す横断面図、第５図は第４図の縮
小正面図、第６図は第３図において主軸が下がつ
た状態の縮小正面図である。 図中符号１はベツド、２はＹ軸テーブル、３は
Ｘ軸テーブル、４は加工槽、５はコラム、７はイ
ンジケータ目盛板、８は主軸カバー、９は指針、
１０は主軸、１１はリミツトスイツチ、１３はマ
グネツトキヤツチヤ、１４は開口部である。なお
図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 機械装置の内部の移動する移動部分に取付けら
れた指針と、上記機械装置の移動部分を遮蔽する
ように設けられ、上記指針の移動範囲に対応する
位置に開口部を有するカバーと、上記カバーにヒ
ンジを介して回動可能に固定され、上記カバーの
開口部を開閉し、上記指針の位置を読取る目盛板
を有するインジケータ目盛板とを備えたことを特
徴とする機械装置のインジケータ目盛板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13994281U JPS5847122U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 機械装置のインジケ−タ目盛板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13994281U JPS5847122U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 機械装置のインジケ−タ目盛板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5847122U JPS5847122U (ja) | 1983-03-30 |
| JPH0112166Y2 true JPH0112166Y2 (ja) | 1989-04-10 |
Family
ID=29933118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13994281U Granted JPS5847122U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 機械装置のインジケ−タ目盛板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847122U (ja) |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP13994281U patent/JPS5847122U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5847122U (ja) | 1983-03-30 |
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