JPH01121278A - ビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体 - Google Patents

ビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体

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JPH01121278A
JPH01121278A JP63224859A JP22485988A JPH01121278A JP H01121278 A JPH01121278 A JP H01121278A JP 63224859 A JP63224859 A JP 63224859A JP 22485988 A JP22485988 A JP 22485988A JP H01121278 A JPH01121278 A JP H01121278A
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グラハム・ホルムウツド
Wolfgang Kraemer
ボルフガング・クレーマー
Erik Regel
エリク・レーゲル
Hans-Ludwig Elbe
ハンス−ルウトウイツヒ・エルベ
Karl Heinz Buchel
カルル・ハインツ・ビユツヘル
Stefan Dutzmann
シユテフアン・ドウツツマン
Burandesu Biruherumu
ビルヘルム・ブランデス
Paul Reinecke
パウル・ライネツケ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規などスアゾリルーヒドロキシアルキル誘導
体、その製造法及びその殺菌殺カビ剤(fHgicid
e)としての使用に関する。
多くの置換トリアゾリールアルキル−トリアゾリルメチ
ルカルビノールが殺菌殺カビ作用を有する既に示されて
いる[ヨーロッパ特許明細書(EP−OS)第0.04
4605号、ヨーロッパ特許明細書(EP−O8)第0
.131,845号参照)。しかしながらこれらの化合
物の作用は必ずしも完全に満足出来るものではなく、特
に低用量及び低濃度施用の際不満が大きい。
今、式(I) 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表し、 Xは−CHx CH2−1OCHw−1−8CHa−1
−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR3の基を表し、 R1、R2及びR3は水素、ハロゲン又はメチルを表し
、そして nは0、■又は2の数を表す のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体、その酸付
加塩及び金属塩錯体が発見された。
新規な式(I)のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘
導体は1個の不整に置換された炭素原子を有しており、
そのため両方の光学異性体が得もれる。本発明はそのラ
セミ体及び個々の異性体及びそれらの混合物の両方に関
する。
更に、式(1)中Xが−CH−CH−である本発明の化
合物はシス及びトランスの幾何異性体で存在する事が出
来る。本発明は個々の異性体及びそれらの混合物の両方
に関する。
更に式(1)のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導
体及びその酸付加塩及び金属塩錯体が、式(II) (II) 式中 Ar、X、Y、R’、R2及びnは上述された意味を有
する オキシランを 式(III) ハ ■ の1.2.4−)リアゾールと、希釈剤の存在下に、そ
してもし適当ならば酸結合剤の存在下にそして又もし適
当ならば触媒の存在下に、そしてもし必要ならば、こう
して得られた式(1)の化合物を、酸又は金属塩との付
加反応に供して得られる事が発見された。
最後に式(I)のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘
導体及びその酸付加塩及び金属塩錯体が他の化合物には
見られない優れた殺菌殺カビ性を有する事が発見された
驚くべき事に本発明の物質は、先行技術から公知であり
、化学構造的にも作用的にも類似している置換されたト
リアゾリルアルキル−トリアゾリルメチルカルビノール
よりも優れた殺菌殺カビ活性を有する。
式(I)は本発明のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル
誘導体の一般定義を与えたものである。
式(I)の好ましい化合物は 式中 Arがハロゲン、lないし4個の炭素原子を有するアル
キル、それぞれが1個又は2個の炭素原子を有するアル
コキシ及びアルキルチオ、ニトロ、それぞれが1個又は
2個の炭素原子、及びlないし5個の同一か又は異なる
ハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、ノ\ロゲノア
ルコキシ、及びハロゲノアルキルチオ、アルコキシ部分
に1ないし4個の炭素原子、そしてアルキル部分に1個
又は2個の炭素原子を有するアルコキシイミノアルキル
、モして又随時ハロゲン及び/又は1個又は2個の炭素
原子を有するアルキルで置換されていて良いフェニル、
フェノキシ、ベンジル及び/又はベンジルオキシからの
同一か又は異なる置換基によってモノ置換、ジ置換又は
トリ置換されていて良いフェニルを表すか、又I+ Arがハロゲン、それぞれが1個又は2個の炭素原子を
有するアルキル及びアルコキシ、及び/又は1個又は2
個の炭素原子そして1ないし5個の同一か又は異なるノ
\ロゲン原子ヲ有スるハロゲノアルコキシからの同一か
又は異なる置換基によってモノ置換、ジ置換又はトリ置
換されていて良いナフチルを表し、Xが−CH,CH,
−1−0CH2−1−SeH2−1−CH=CH−の基
を表し、ここでXが一0CH2−又は−3H2−を表す
ならば、そのヘテロ原子はアリール基に結合する、Yが
窒素原子又はCR3の基を表し、 R1、R2及びR3が水素、塩素又はメチルを表し、そ
して nが0、l又は2の数を表す 化合物である。
特に好ましい式(I)の化合物は、 式中 Arが随時弗素、塩素、臭素、ヨード、メチル、メトキ
シ、メチルチオ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフ
ルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、メトキシイ
ミノメチル、メトキシイミノエチル、エトキシイミノメ
チル、及びそのおのおのが随時弗素、塩素、及び/又は
メチルによって置換されていて良いフェニル、フェノキ
シ、ベンジル及びベンジルオキシからの同一か又は異な
る置換基によってモノ置換、ジ置換又はトリ置換されて
いて良いフェニルを表すか、又は Arがナフチルを表し、 Xが−CH2CH2−1−0CH2−1−SCH2−1
−CI(=CH−の基を表し、ここでXが−○CH2−
又は〜5H2−を表すならば、そのヘテロ原子はアリー
ル基に結合する、Yが窒素原子又はCR3の基を表し、 R1、R2及びR3が水素、塩素又はメチルを表し、そ
して nが0.1又は2の数を表す 化合物である。
更に本発明の好ましい化合物は酸類と、式(1)中Ar
s x、Yx R’、R”及びnが本発明の物質を記載
する際に、その置換基又は指数として好ましいとして既
に挙げられた意味ををするビスアゾリル−ヒドロキシア
ルキル誘導体とからの酸付加体である。
添加出来る酸には好ましくは、ハロゲン化水素酸、例え
ば塩酸、臭化水素酸、特に塩酸、更に燐酸、硝酸、l官
能性及び2官能性カルボン酸及びヒドロキシカルボン酸
、例えば酢酸、マレイン酸、フマール酸、酒石酸、くえ
ん酸、サリチル酸、ソルビン酸、及び乳酸、そして又ス
ルホン酸、例えばp−)ルエンスルホン酸及ヒj、5−
す7タレンジスルホン酸が含まれる。
更に本発明の好ましい化合物は、元素周期率表の主族■
ないし■、従族I及び■そして又■ないし■金属の塩と
、式(I)中、A r % X % Y %R1、R2
及びnが、本発明の物質を記載する際にそれらの置換基
又は指数として好ましいとして既に挙げられた意味を有
するビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体との付加
生成物である。
金属塩として、特に銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム
、鉄及びニッケルの塩が好ましい。これら塩の適当なア
ニオンは、植物による耐性がある付加生成物になる酸か
ら誘導されるものである。
特に好ましいこの種の酸は、ハロゲン化水素酸、例えば
塩酸、及び臭化水素酸、硝酸、及び硫酸である。
もし例え1f2−(4−クロロフェニル)−2−(ピラ
ゾル−1−イルプロプ−2−イル)−オキシランと1.
2.4−トリアゾールを出発物質として使用するならば
、本発明の方法の過程は下記式で表す事が出来る。
OCH2CH3 H2CH3 式(II’)は、本発明の方法を実施する際に出発物質
として使用されるオキシランの一般定義を与えたもので
ある。この式中、A r s X % Y % R’%
R2及びnは、本発明の式(I)の物質を記載する際に
それらの置換基又は指数として好ましいとして既に挙げ
られた意味を有する。
式11)のオキシランは今まで知られていない。
同化合物は、 a)第1段階で 式(]Va) (IVa) 式中 Ar、Y、R’、R2及びnは上述された意味を有し、
そして xlは−CH2CHx−1−0CH2−及び−5CH2
〜を表す のケトンを、 式(V) のメチル−トリフェニル−ホスホニウムプロミドと、塩
基の存在下に、そして希釈剤の存在下に反応させ、そし
て 第2段階で、かくして得られた 式(Vl) (VI) 式中 Ars X’% Y、R’、R”及びnは上述された意
味を有する の化合物を、希釈剤の存在下に過酸と反応させるか、又
は (b)式(IV) (IV) 式中 Ar、X、Y、R’、R2及びnは上述された意味を有
する のケトンを a)式(■) (CH5)2S OCH2 のジメチルオキソスルホニウムメチライドと、又は β)式(■) (C: H3)25  CHx ジメチルスルホニウムメチライドと希釈剤の存在下に反
応させて得る事が出来る。
式(II)のオキシラン製造に出発物質として必要な式
(IV)又は(IVa)のケトンは現在迄未知である。
同ケトン類は原則的に公知の方法で製造する事が出来る
[例えばヨーロッパ特許明細書(EP−〇S)第0.0
84.834号参照]。かくして式(rvb) 式中 A r s Y % R’s R2及びnは上述された
意味を有する、そして X2が−OCH,−及び一5CH2−を表す、のケトン
が、 式(ff) (II) 式中 Y、R’、R2及びnは上述された意味を有し、そして Halは塩素又は臭素を表す、 のハロゲノケトンを、 式(X) A r −Z −H(X ) 式中 Arは上述された意味を有し、そして Zは酸素又は硫黄を表す、 の化合物と塩基、例えば炭酸カリウム又はトリエチルア
ミンの存在下、そして希釈剤、例えばアセトン、又はア
セトニトリルの存在下、2oないし100℃の温度で反
応させて得られる。
更に式(IVc) (IVc) 式中 Ar、Y、R’、R2及びnは上述された意味を有し、
そして X 31:i−CH、CR2−及び−CH=CH−の基
を表す、 のケトンが、 式(XI) (XI) 式中 Y、R’SR”及びnは上述された意味を有する、 の化合物を、 式(x n) Ar−CHO(XI[) 式中 Arは上述された意味を有する、 アルデヒドと、希釈剤、例えばエタノールの存在下、そ
して塩基、例えば水酸化ナトリウムの存在下、0ないし
100℃の温度で反応させ、そしてもし適当ならば、こ
うして得られた式(IVd)CH3R2 (rVd) 式中 Ar、R’、R2、Y及びnは上述された意味を有する
、 の化合物を、触媒、例えばラネーニッケルの存在−27
= 下、そして希釈剤、例えばメタノール、トルエン又はテ
トラヒドロフランの存在下、40ないし180℃の温度
で水素と反応させて得られる(製造実施例も参照)。
幾つかの場合では、ケトン基を一〇H=CH−基と同時
に水素化し、それから通常の方法で、例えばクロム酸/
酢酸を用いてアルコールを再酸化してケトンに戻すのも
有利である(製造実施例も参照)。
式(II)のハロゲノケトンは公知の方法で式(XI)
の化合物をハロゲン化して得られる。
式(Xl)の化合物は公知の方法で 式(xm) CH3 CH3Co  C(CH2)n  B   (Xlll
)CH3 式中 Bは通常の脱離基、例えば塩素、臭素、メチルスルホニ
ル又はp−メチルフェニルスルホニルオキシを表し、そ
して =28− nは上述された意味を有する、 の化合物を、 式(x■) I R′ 式中 Y、R’及びR2は上述された意味を有する、のアゾー
ルと、熔融状態で又は、もし適当ならば溶媒、例えばア
セトンの存在下、そして酸結合剤例えば炭酸カリウムの
存在下60ないし120’C!で反応させて得られる。
しかし、式(XIV)のアゾールは又、反応に際して通
常の方法で、その場で製造したアルカリ金属塩の形で使
用する事が出来る。
式(X)及び(XI[I)の化合物、及び式(X II
)のアルデヒド及び式(XIV)のアゾールの両者共公
知であるか、又は公知の方法で製造する事が出来る。
上記方法(a)において、式(II)のオキシラン製造
に出発物質として更に必要な式(V)のメチル−トリフ
ェニル−ホスホニウムプロミドは公知である。
上記方法(a)おいて、式(II)のオキシラン製造の
第2段階で出発物質として必要な式(Vl)の化合物は
、今まで未知であった。
式(II)のオキシラン製造法(a)の第1段階は塩基
の存在下に実施される。ここに適している塩基は、この
種のWittig反応で正常に使用する事の出来る全て
の有機溶媒である。好ましくは芳香族炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン及びキシレンを使用する事が出来る。
式(II)のオキシラン製造法(a)の第2段階を実施
する際、通常の過酸全てがエポキシ化剤として適してい
る。m−クロロ過安息香酸そして過酢酸が好ましく使用
する事が出来る。更に酢酸と過酸化水素の混合物も使用
する事が出来る。
式(II)のオキシラン製造の為の上記方法(a)の第
2段階実施に適した希釈剤は、この種のエポキシ化に通
常使用される全ての溶媒である。ジクロロメタン、クロ
ロホルム、トルエン、ジクロロベンゼン、酢酸及びその
他の不活性溶媒が好ましく使用する事が出来る。
式(n)のオキシラン製造の為の上記方法(a)を実施
する際、反応温度はある範囲内で変えることが出来る。
一般に、第1段階は50ないし140°C1好ましくは
80ないし120℃の温度で実施される。
第2段階は一般に10ないし60℃、好ましくは20な
いし50°Cで実施される。
式(II)のオキシランの製造法(a)は、一般に第1
段階で式(IVa)のケトン1モル当たり、■ないし3
モルの式(V)のメチル−トリフェニルホスホニウムプ
ロミドと、1ないし3モルの塩基を使用して実施する。
第2段階ではそれぞれの場合、式(VI)の化合物1モ
ル当たり1ないし2モルの過酸が使用される。後処理は
それぞれ通常の方法で実施される。
方法(b)で反応成分として必要な式(■)のジメチル
オキソスルホニウムメチライドは公知である(J、 A
m、 Chem、 Soc、 87.1363(364
(1965)参照)。上記反応で、同化合物は、反応の
場でトリメチルオキシ−スルホニウムヨーシトを、希釈
剤の存在下、水素化ナトリウム、又はナトリウムアミド
、特にカリウムtert、−ブトキシド又はナトリウム
メトキシドと反応させて製造し、新鮮な状態で使用され
る。
方法(b)の反応成分としても適している式(■)のジ
メチルスルホニウムメチライドも又公知である(Het
erocycles 8−、397 (1977)参照
)。上記反応でも、同化合物は例えば、トリメチルスル
ホニウムハライド、又はトリメチルスルホニウムサルフ
ェートから、強塩基、例えば水素化ナトリウム、ナトリ
ウムアミド、ナトリウムメトキシド、カリウムtert
、−ブトキシド又は水酸化カリウムの存在下、希釈剤、
例えばtert、−ブタノール又はジメチルスルホキシ
ドの存在下反応させてその場で製造し、新鮮な状態で使
用される。
方法(b)を実施するのに適した希釈剤は不活性有機溶
媒である。アルコール類、例えばtert、−ブタノー
ル、エーテル類、例えばテトラヒドロフラン又はジオキ
サン、更に脂肪族及び芳香族炭化水素、例えばベンゼン
、トルエン又はキシレンそして又高度極性溶媒、例えば
ジメチルスルホキシドが好ましく使用する事が出来る。
方法(b)で、反応温度は比較的広範囲内で変える事が
出来る。反応は一般にOないし100℃、好ましくはI
Oないし60℃の温度で実施される。
方法(b)を実施する際、式(IV)のケトン1モル当
たり、■ないし3モルの式(■)のメチルオキソスルホ
ニウムメチライド又は式(■)のジメチルスルホニウム
メチライドが好ましく使用される。オキシランの単離が
通常の方法で実施される。
式(n)のオキシランは、本発明の方法で、更にもし必
要ならば単離せずに、直接更に反応させる事が出来る。
反応条件下での本発明の方法に適した希釈剤は不活性溶
媒である。アルコール類、例えばエタノール、メトキシ
エタノール又はプロパツール;ケトン類、例えば2−ブ
タノン及びM−メチル−ピロリドン:ニトリル類、例え
ばアセトニトリル:エステル類、例えば酢酸エチル;エ
ーテル類例えばジオキサン;芳香族炭化水素、例えばベ
ンゼン及びトルエン;又はアミド類、例えばジメチルホ
ルムアミドが好ましく使用する事が出来る。
本発明の方法に適した塩基は通常使用出来る全ての無機
及び有機塩基である。アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸
ナトリウム及び炭酸カリウム;アルカリ金属水酸化物、
例えば水酸化ナトリウム;アルカリ金属アルコキシド、
例えばナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド及びカリウムエトキシド:アルカリ
金属水素化物、例えば水素化ナトリウム、モして又低級
第3級アルキルアミン、シクロアルキルアミン、及びア
ラルキルアミン、例えば特にトリエチルアミンを好まし
く使用する事が出来る。
本発明の方法を実施するのに適した触媒は、通常この種
の反応に使用する事が出来る全ての反応促進剤である。
α、α′−アゾイソブチロニトリルを好ましく使用する
事が出来る。
本発明の方法を実施する際、反応温度は比較的広い範囲
で変える事が出来る。本発明の方法は一般に0ないし2
00℃、好ましくは60ないし150°Cで実施される
本発明の方法は、普通常圧下に行われる。しかし、加圧
下又は減圧下に実施する事も可能である。
本発明の方法を実施する際、式(If)のオキシラン1
モル当たり、■又は2モルの1.2.4−トリアゾール
及び、もし適当ならば1ないし2モルの酸結合剤が好ま
しく使用される。後処理及び最終生成物の単離は通常の
方法で実施される。
本発明の方法で得られる式(I)の化合物は酸付加塩又
は金属塩錯体に変える事が出来る。
酸付加塩の製造に適した酸は好ましくは、本発明の酸付
加塩を記載する際に、好ましいとして既に挙げた酸類で
ある。
式(1)の化合物の酸付加塩は、簡単な方法で、塩形成
の通常方法で、例えば式(I)の化合物を適当な不活性
溶媒に溶解し、酸、例えば塩酸を添加、そして公知の方
法で、例えば濾過して単離、そして必要ならば、不活性
有機溶媒で洗浄して得−35= る事が出来る。
一般式(I)の化合物の金属塩錯体の製造に適した塩は
好ましくは、既に上述した金属塩類である。
式(1)の化合物の金属塩錯体は、簡単な方法で、通常
の方法、例えば金属塩をアルコール類、例えばエタノー
ルに溶解し、得られた溶液を式(1)の化合物に添加し
て得る事が出来る。金属塩錯体は公知の方法、例えば濾
別して単離、そしてもし必要ならば再結晶して生成する
事が出来る。
本発明の活性化合物は強力な殺微生物作用を有し、殺菌
殺カビ剤(fungicide)として使用する事が出
来る。
植物保護における殺菌殺カビ剤(f ung ic 1
de)は根瘤菌類(Plasmodiophoromy
cetes) 、卵菌類(□omycetes) 、壷
状菌類(Chytridiomycetes)、接合菌
類(Zygomycetes) 、嚢子菌類(ASCO
ITlyCetes)、担子菌類(Basidiomy
cetes)及び不完全菌類(Deuteromyce
tes)の防除に使用される。
菌性及び細菌性病害の病原体の幾つかを例として以下に
示す。但しそれに何等制限されるものではない。
Xanthomonas属、例えば稲白葉枯病(Xan
thomonasoryzae) ; Pseudomonas属、例えばきゅうりの斑点細菌
病(Pseudomonas Iachrymans)
 ;Erwinia属、例えばエルウイニアアミオフオ
ラ(Erwinia amylovora) ;Pyt
hium属、例えば冬枯病(Pythium ulti
mum) ;Phytophthora属、例えばじゃ
がいも疫病(Phytophthora  1nfes
tance)   ;Pseudoperonospo
ra属、例えばホップのべと病(Pseudopero
nospora humuli) 、きゅうりのべと病
(Pseudoperonospora cubens
is) ;Plasmopara属、例えば葡萄のべと
病(Plasmoparaviticola)  ; Peronospora属、例えば網斑病(Peron
ospora pisl)、野菜類のべと病(Pero
nospora brassicae)Erys 1p
he属、例えば大麦のうどん粉病(Erys iphe
graminis) ; 5phaerotheca属、例えば苺のうどん粉病(
5phaerotheca fuliginea)  
;Podosphaera属、例えば林檎のうどん粉病
(Podosphaera Ieucotricha)
  ;Venturia属、例えばへい果黒星病(Ve
nturia 1naequalis)  ; Pyrenophora属、例えば大麦網斑病(Pyr
enophorateres) 、大麦斑葉病(Pyr
enophora graminea)(分生胞子形:
  Drechslera、 Helminthspo
riumと同じ)  ; Cochliobolus属
、例えば麦類の斑点病(Cochliobolus 5
ativis)  (分生胞子形: Drechsle
ra、 Helminthsporiumと同じ);U
romyces属、例えばいんげんのさび病(Urom
ycesappendiculatus)  ;Puc
cinia属、例えば小麦の赤さび病(Puccini
arecondita)  ; Ti1etia属、例えばチレチアカリエス(Tile
tiacaries) ; Ustilago属、例えば大麦の裸黒穂病(Usti
lag。
nuda)又は燕麦の裸黒穂病(Ustilago a
venae)Pellicularia属、例えば稲の
紋枯病(PeI l icu jaria  5asa
ki)  ; Pyricularia属、例えば稲のいもち病(Py
r icu jaria oryzae)  ; Fusar ium属、例えばフサリウムクルモルム(
Fusarium culmorum)  ; Botrytis属、例えば灰色かび病(Botryt
is cinerea) ; 5eptoria属、例えば小麦のうき枯病(Sept
orianodorum)  ; Leptosphaer ia属、例えばレプトスフェ
リア ノドルム; Cercospora属、例えば褐斑病(Cerosp
ora canescens)  ; Alternaria属、例えばキャベツの黒斑病(A
lternaria brassicae) ;及びP
seudocercospore l la属、例えば
シュウドセルコスポレラ へルポトリコイデス。
植物病害防除に必要な濃度での、本活性化合物に対する
植物の耐性が優れているので、植物の地上部分処理、栄
養繁殖株、種子及び土壌の処理が可能である。
植物保護剤として、本発明の物質は、林檎の黒星病、き
ゅうりのうどん粉病、並びに麦類のうどん粉病、レプト
スフェリア病、麦類の斑点病、大麦斑葉病、シュウドセ
ルコスポレラ病、穀類の褐斑病、稲のいもち病、そして
又特にさび病の防除に用いて優れた成功を納める事が出
来る。更に本発明の化合物は、試験管中で広範囲の優れ
た作用を有する。
適当な施用率で本発明の物質は又、植物成長調整作用も
示す。
本活性化合物は通常の配合物、例えば液剤、乳剤、分散
剤、粉剤、泡沫剤、塗沫剤、粒剤、エアロゾル、高分子
物質中、種子被覆用超微粒子カプセル、並びにULV用
配合物にする事が出来る。
これらの配合物は公知の方法、例えば活性化合物を増量
剤、即ち液状溶媒、加圧下液化ガス、及び/又は固体状
単体と、随時表面活性剤、即ち乳化剤及び/又は分散剤
及び/又は起泡剤を使用して混合し、製造される。水を
増量剤として使用する時は、例えば有機溶媒も又、補助
溶媒として使用する事が出来る。
液状溶剤として適当なものの、主だったものを挙げると
、芳香族化合物類、例えばキシレン、トルエン、アルキ
ルナフタレン、塩素化芳香族又は塩素化脂肪族炭化水素
、例えばクロロベンゼン、クロロエチレン又は塩化メチ
レン、脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキサン、又はパ
ラフィン類、例えば鉱物油溜分、アルコール類、例えば
ブタノール又はグリコール並びにそのエーテル及びエス
テル、ケトン類、例えばアセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン、高度
極性溶媒、例えばジメチルホルムアミド及びジメチルス
ルホキシド、並びに水がある。
液化ガス増量剤又は担体とは常温常圧下では気体状であ
る液体、例えばエアロゾール噴射剤を意味し、例えハロ
ゲン化炭化水素並びにブタン、プロパン、窒素及び炭酸
ガスが挙げられる。
固体状担体として適当なものには、例えば磨砕した天然
鉱物、例えばカオリン、クレー、タルク、チョーク、石
英、アクパルジャイト、モンモリロナイト又は珪藻土、
及び磨砕した合成鉱物、例えば高分散性珪酸、アルミナ
及び珪酸塩がある。
粒剤用固体状担体として適当なものには、例えば粉砕そ
して分級した天然岩、例えば石灰岩、大理石、軽石、海
泡石及び白雲石並びに無機及び有機のひき割りの人工顆
粒、及び有機質の顆粒、例えば鋸屑、椰子膜、とうもろ
こしの穂軸及びたばこの茎がある。
乳化剤及び/又は起泡剤として適当なものには、例えば
非イオン性及びアニオン性乳化剤、例えばポリオキシエ
チレン−脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−脂肪ア
ルコールエーテル、例えばアルキルアリールグリコール
エーテル、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ア
リールスルホン酸並びにアルブミン加水分解物がある。
分散剤として適当なものには、例えばリグニン−亜硫酸
塩廃液及びメチルセルロースがある。
接着剤、例えばカルボキシメチルセルロース及び粉末状
、粒状又はラテックス状の天然及び合成重合体、例えば
アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニー
ル及び天然燐脂質、例えばセファリン及びレシチン、及
び脅威燐脂質が配合物中で使用する事が出来る。更に鉱
物油及び植物油も添加する事が出来る。
着色剤例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタニウム
及びプルッシャンブルー、及び有機染料、例えばアリザ
リン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、及び
微量栄養素、例えば鉄、マンガン、はう素、銅、コバル
ト、モリブデン及び亜鉛の塩類を使用する事が出来る。
配合物は一般に0.1ないし95重量%、好ましくは0
.5ないし90重量%の活性化合物を含有する。
本発明の活性化合物は、配合物中に他の公知の活性化合
物、例えば殺菌殺カビ剤(fungicide)、殺虫
剤(insecticide) 、殺だに剤(acar
icide)、除草剤(herbicide)との混合
物として、並びに肥料及び成長調整剤との混合物中に存
在する事が出来る。
本活性化合物は、その侭で、又はそれらの配合物の形で
、又はそれらから調製される施用形態、例えば液剤、乳
化用原液、乳剤、泡沫剤、懸濁剤、水和剤(wetta
ble dust) 、塗布剤(paste) 、溶解
性粉末(soluble powder) 、粉末剤(
dusts)及び顆粒剤(granules)として使
用する事が出来る。これ゛らは通常の方法で、例えば潅
注(watering) 、液剤散布(sprayin
g) 、噴霧(atomizing)、顆粒剤散布(s
catteing) 、粉末剤散布(dusting)
 、発泡(foaming) 、刷毛塗り(brush
ing) 、その他によって使用される。更に本活性化
合物は超低量法(ultra −low volume
)によって、又は活性化合物の配合物、あるいはそれ自
体を土壌中に注入する事によって使用する事が出来る。
植物の種子も処理する事が出来る。
本発明の化合物を殺菌殺カビ剤(fungicide)
として使用する時は、その施用法によって使用割合を相
当な範囲で変える事が出来る。植物の部分処理では、施
用形態での活性化合物の濃度は一般に1ないし0.00
01重量%、好ましくは0.5ないし0.001重量%
である。
種子処理では、種子1kg当たり、一般に0.001な
いし50g1好ましくは帆O1ないし10 gが必要で
ある。
土壌処理では、活性化合物は施用場所で、一般に帆00
001ないし0.1重量%、好ましくは0.0001な
いし帆02重量%の濃度が必要である。
本発明の物質の製造及び使用を下記実施例に示す。
製造実施例 実施例 l CH,CH。
11 g (0,16mol)の1.2.4−トリアゾ
ール及び0.9g (0,0’16 mol)の粉末化
水酸化カリウムを、26g (0,08mol)の2−
(4−クロロフェニルエチル)−2−(ピラゾール−1
−イル−プロピル−2)−オキシランを150 mlの
ブタノールに溶解した溶液に添加する。混合物は120
℃で10時間撹拌する。次いで溶媒を減圧蒸留で除去す
る。
残液を200 mlの塩化メチレンに取り、有機相はそ
れぞれ150 mlの水で3回洗浄、硫酸ナトリウム上
で乾燥、そして減圧下に濃縮する。24 gの油状物が
得られ、これをカラムクロマトグラフィでシリカゲル5
Q IJerck上で塩化メチレンを用いて精製する。
単離生成物を再結晶して、4.6 g (理論量の16
%)の5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2−
(ピラゾール−1−イル)−3−(1,2,4−)リア
ゾールメチル)−ペンタノール−3(融点:118℃)
が得られる。
更に再結晶残存母液からカラムクロマトグラフィを繰り
返して5gが得られた。
出発物質の製造 0−CH,CH3 (n−1) (変法b) 17.6g (0,08mol)のトリメチルスルホニ
ウムヨーシトを50 mlのジメチルスルホキシドに懸
濁する。9 g (0,08mol)のカリウムter
t、−ブトキシドを同懸濁液に、室温で撹拌しながら、
少しずつ30分かけて添加する。得られた混合物は更に
1時間室温で撹拌する。22.1 g (0,08mo
l)の5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2−
(ピラゾール−1−イル)−ペンタノン−3を20m1
のジメチルスルホキシドに溶解した溶液を、5°Cで1
時間かけて滴下する。得られた混合物は室温で22時間
撹拌し、次いで撹拌しながら1.000 mlの水中に
注ぐ。混合物は150 mlの塩化メチレンで3回抽出
し、有機相を乾燥、そして溶媒は水流ポンプで減圧情夫
する。得られたオキシランは、精製すること無く使用す
る。
CH3 (IV−1) 6.4 g (0,064mol)のクロム酸を5ml
の水及び20m1の氷酢酸に溶解した溶液を、5°Cで
、23.5g (0,085mol)の5−(4−クロ
ロフェニル)−2−メチル−2−(ピラゾール−1−イ
ル)−ペンタノール−3を60m1の氷酢酸に溶解した
溶液に、1時間かけて滴下する。混合物は室温で更に2
5時間撹拌する。反応混合物は撹拌しながら2゜000
 mlの水中に注ぎ入れ、それぞれ200 mlの塩化
メチレンで5回抽出する。溶媒は蒸留して除去する。2
2.1 g (理論量の94%)の5−(4−クロロフ
ェニル)−2−メチル−2−(ピラゾール−1−イル)
−ペンタノン−3(屈折率nF=1.5278)が得ら
れる。
7gのラネーニッケルを、27.4g (0,1mol
)の5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2−(
ピラゾール−1−イル)−ペンテン−4−オン−3を2
00 mlのメタノールに溶解した溶液に添加、水素圧
40ないし5Q bar、 60°Cで4時間水素化す
る。触媒を吸引濾別、メタノールを情夫して27.2 
gの5−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2−(
ピラゾール−1−イル)−ペンタノール−3(屈折率:
nド= 1.5438)が得られる。
CH。
(IV−2) 44mlの水、64 g (0,45mol)のp−ク
ロロベンズアルデヒドを50m1のエタノールに溶解し
た溶液を、69.5 g (0,45mol)の2−メ
チル−2−(ピラゾール−■−イル)−ブタノン−3を
200m1のエタノールに溶解した溶液に添加する。1
.35gの水酸化ナトリウムを13.5 mlの水に溶
解した溶液を滴下する。反応は発熱性で温度が30°C
迄上昇する。反応混合物を更に1時間撹拌してから、0
.44 g (0,011mol)の水酸化ナトリウム
を4.4mlの水に溶解した溶液を滴下する。反応混合
物は室温で3日間放置、溶媒を情夫、残渣を400 m
lの塩化メチレンに取る。有機相を、それぞれ300 
mlの水とlomlの氷酢酸で3回洗浄する。有機相を
減圧下に蒸発、残渣を石油エーテルから再結晶する。
91.6 g (理論量の74.2%)の5−(4−ク
ロロフェニル)−2−メチル−2−(ピラゾール−1−
イル)−ペンテン−4−オン−3(融点:60°C)が
得られる。
l molのメチルブロモイソプロピルケトンを、10
0℃で4 molの熔融ピラゾールに滴下する。反応混
合物は更に1時間撹拌する。通常の方法で後処理して、
2−メチル−2−(ピラゾール−1−イル)−ブタノン
−3を70%収率で得る。
実施例 2 10 g (0,31mol)の2− [1,1−ジメ
チル−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)]
−]エチルー2−す7チー2−イル−エチル)−オキシ
ラン、2.4 g (0,0348mol)の1.2.
4−トリアゾール、0.4 gの水酸化ナトリウム、0
.1 gの水、及び耳掻き量のα、σ′−アゾ−イソブ
チロニトリルを100 mlのジメチルホルムアミド中
に溶解し、100°Cで5時間撹拌する。次いで冷却、
減圧下に蒸発する。残渣はジクロロメタンに溶解する。
得られた溶液を水で3回洗浄、硫酸ナトリウム上で乾燥
、そして減圧下に濃縮する。残渣はカラムクロマトグラ
フィ(シリカゲル/酢酸エチル、続いて酢酸エチル/メ
タノール−1:I)で精製する。6.0 g (理論量
の49.6%)の4,4−ジメチル−1−(2−ナフチ
ル) −5’−(1,2,4−)リアゾール−1−イル
)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル−メチ
ル)−3−ペンタノール(融点ニア7−80°C)が得
られる。
(II −2) (変法a) 22 g (0,0721mol)の2− [1,1−
ジメチル−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル
)]]−エチルー4−2−ナフチル)−1−ブテンを2
−5Oのジクロロメタンに溶解した溶液を還流する。1
.5時間かけて、純度80%のm−クロロ安息香酸27
.9 g (0,129mol)を270 mlのジク
ロロメタンに溶解した溶液を滴下する。反応混合物は更
に4時間還流、冷却、IN水酸化ナトリウム溶液で3回
、水で2回洗浄する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥
、減圧下に濃縮する。19.0g(理論量の82.1%
)の2− [1,1−ジメチル−2−(] 、]2.4
−トリアゾールー1−イル]−]エチルー4−2−す7
チルエチル)−オキシランが油状物質として得られる。
’H−NMR(CDCI、中: 300MHz)  エ
ポキシ基に対してδ=2.60(IH,d)及び2.7
3 (IH,a)。
(VI−1) 57.3 g (0,16mol)のメチルトリフェニ
ルホスホニウムプロミド及び18.4 g (0,16
mol)のカリウムtert、−ブトキシドを250 
mlの絶対トルエンに分散したものを窒素雰囲気下90
℃に温める。
30分に亙り36.8 g (0,12mol)の4.
4−ジメチル−1−(2−ナフチル)−5−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)−3−ペンタノンヲ20
0m1の絶対トルエンに溶解した溶液を滴下する。反応
混合物は90°Cで2時間撹拌し、それから冷却、2@
水洗、減圧下に蒸発する。残渣を酢酸エチルに取り、生
成した結晶スラリー(トリフェニルホスホニウムオキシ
ド)を濾過する。濾液を減圧下濃縮、残液をカラムクロ
マドグ2フイ (シリカゲル: ジクロロメタン/酢酸
エチル−9:l)で精製する。
27.0 g (理論量の73.8%)の2− [1,
1−ジメチル−2−(1,2,4−トリアゾール−1−
イル)−エチル−4−(2−ナフチル)−1−ブテンが
油状物として得られる。
’H−NMR(300MHz CDC13)  :δ−
4,91(LH,s)及び5.05(IH,s)(オレ
フィンメチレン)。
(IV−3) 15 gのラネーニッケルを67 g (0,22mo
l)の4.4−ジメチル−1−(2−ナフチル)−5−
(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテ
ン−3−オンを400 mlのメタノールに溶解した溶
液に添加、混合物はオートクレーブ中、水素圧90 b
arで4時間、90°Cで撹拌する。反応混合物を濾過
、減圧下蒸発して55g(理論量の81.4%)の4,
4−ジメチル−1−(2−ナフチル)−5−(1,2,
4−)リアゾール−1−イル)−3−ペンタノンが、融
点134°Cの黄色固体として得られjこ。
(TV−4) =55− 59.3 g(0,38mol)の2−ナフトアルデヒ
ド及び63.5 g(0,38mol)の3,3−ジメ
チル−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
2−ブタノンを200 mlのエタノールに溶解し、そ
れに1.5gの水酸化ナトリウムを15 mlの水に溶
解した溶液を加える。混合物を室温で1時間かくはんし
、0.5gの固体水酸化ナトリウムを添加、更に1時間
撹拌、50 mlの水を添加、そして混合物は更に16
時間撹拌する。100 mlの水を反応混合物に加える
。沈澱を吸引濾別、そしてジクロロメタンに溶解する。
溶液は水で2回洗浄、硫酸ナトリウム上で乾燥、そして
減圧下に蒸発する。
115g(理論量の99%)の4,4−ジメチル−1−
(2−ナフチル) −5−(1,2,4−1−リアゾー
ル−1−イル)−1−ペンテン−3−オンが融点103
−104°Cの白色固体として得られた。
CH。
(X I −2) 3時間かけて、60 g (2mol)の水素化ナトリ
ウム(パラフィン中80%濃度)を138 g (2m
ol)の1.2.4− )リアゾールを1.600 m
lの絶対ジメチルホルムアミドに溶解した溶液に加える
。激しく水素が発生する。反応混合物は更に30分撹拌
する。388 g (2mol)の3,3−ジメチル−
4−[(メチルスルホニル を15分に互って滴下する。反応混合物は95°Cで1
6時間撹拌する。100 mlの水を始めに注意深く反
応混合物に加え、それから混合物を41の水に注ぎ込む
。混合物はジクロロメタンで6回抽出する。
有機相は一緒にして、1回大量の水で洗浄、硫酸ナトリ
ウム上で乾燥、高真空下に濃縮する。
カラムクロマトグラフィ(シリカゲル:ジクロロメタン
/酢酸エチル−1:l)にかけて、290 g(理論量
の86.8%)の3,3−ジメチル−4−(l、2.4
−トリアゾール−l−イル)−2−ブタノンがガスクロ
マトグラフィ分析で純度97%の油状物として得られる
’H−NMR (300 MHz CDC13) :δ
−123 (6H. s;C(CH3)2)、2−19
(3H,s; CHsCO)、4.32(2H,s; 
CH2−トリアゾール) 、7.90(IH,s)及び
8.12(18,sXトリアゾール環プロトン)。
製造実施例1及び2及び本発明の方法のデータに従って
下記式(I)の化合物が得られる。
一′−J  8             □0   
  0     0      C10ト    ω 
   ■    〇       −寸       
■         j’J        C)一一
− o      Oo      〇 一一 一62− 寸                      ■0
        ロ        o       
 ON        〜        図    
    〜O○       O ll N        へ        の、−1   
    0      C10一一一 囚       −ぐ       寸■      
   0         ロ         ωエ ロ       0       ロ       O
NC’l        ヘ       ヘ以下の使
用実施例では下記に示した化合物が比較物質として使用
された。
(A) CH2 ■ (ヨーロッパ特許明細書(EP−OS)第帆044.6
05号に開示) (B) CH2CH8 (C) CH,CH。
(D) CH。
■ (ヨーロッパ特許明細書(EP−O5)第帆131,8
45号に開示)。
実施例 A 大麦うどん粉病試験/保護 溶 媒=100重量部のジメチルホルムアミド乳化剤:
 0.25重量部のアルキルアリールポリグリ6フー コールエーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために1重量部の
活性化合物を上述量の溶媒及び乳化剤と混合、得られた
原液は水で希釈して所望の濃度にする。
保護活性を試験する為に、活性化合物の調製剤を大麦の
苗に滴で濡れるまで散布する。散布液が乾燥したら苗に
うどん粉病(Erysiphe graminisf、
sp、 hordei)の胞子をふりかける。
処理した苗を温度約20℃、相対湿度約80%の温室に
入れうどん粉病のいぼいぼ症状の発達を促進させる。
接種7日後に評価する。
この試験で本発明製造実施例2.4.7.8.10.1
2、及び15に記載した物質が比較物質(B)と比較し
てかなり優れた活性を示した。
ト              の Co               へLL′)   
            のC%l         
      (’3o              O o              0 o              0 ば〕14’) Cぐ                      C
qU)                      
 ばつHC’J o                      0:
!::e O:                  エフ1− tn                       
    u〕Cぐ                 
         C1o             
             Oo          
                 OII     
                  II″:r::
e 実施例 B きゅうりうどん粉病試験/保護 溶 媒=4.7重量部のアセトン 乳化剤=0.3重量部のアルキルアリールポリグリコー
ルエーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために1重量部の
活性化合物を上述量の溶媒及び乳化剤と混合、得られた
原液は水で希釈して所望の濃度にする。
保護活性を試験する為に、活性化合物の調製剤をきゅう
りの苗に滴がしたたり落ちる迄散布する。
散布液が乾燥したら苗にうどん粉病(5phaerot
heca fulinginea)の分性胞子(con
idia)をふりかける。
処理した苗を温度的23ないし24°C1相対湿度約7
5%の温室に入れる。
接種10日後に評価する。
この試験で本発明製造実施例1Oに記載した物質が比較
物質(A)、(B)及び(C)と比較してかなり優れた
活性を示した。
表   B きゅうりうどん粉病試験/保護 実施例 C 林檎黒星病/治療 溶 媒:0.7重量部のアセトン 乳化剤=0.3重量部のアルキルアリールポリグリコー
ルエーテル 活性化合物の適当な調製剤を製造するために1重量部の
活性化合物を上述量の溶媒及び乳化剤と混合、得られた
原液は水で希釈して所望の濃度にする。
保護活性を試験する為に、活性化合物の調製剤を林檎の
苗に黒星病(Ventturia 1naequali
s)の分性胞子(conidia)の水性分散液を接種
する。
苗は一20°C1相対湿度100%の栽培室に1日間置
き、それから温室に移した。一定時間後、苗に活性化合
物の調製剤を滴がしたたり落ちる迄散布する。
接種12日後に評価する。
この試験で本発明製造実施例7及び15に記載した物質
が比較物質(C)及び(D)と比較してかなり優れた活
性を示した。
表  C 林檎黒星病試験/治療742時間 CH1CH271 CR2 本発明の主なる特徴及び態様は下記の通りである。
1、式(I) 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表し、 Xは−CH2CH2−1−0CH2−1−8CH2−1
−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR3の基を表し、 R1、R2及びR3は水素、ハロゲン又はメチルを表し
、そして nは0.1又は2の数を表す のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体、その酸付
加塩及び金属塩錯体。
2、式(1) 式中 Arがハロゲン、lないし4個の炭素原子を有するアル
キル、それぞれが1個又は2個の炭素原子を有するアル
コキシ及びアルキルチオ、ニトロ、それぞれが1個又は
2個の炭素原子、及びlないし5個の同一か又は異なる
ハロゲン原子を有するハロゲノアルキル、ハロゲノアル
コキシ、及びハロゲノアルキルチオ、アルコキシ部分に
1ないし4個の炭素原子、そしてアルキル部分に1個又
は2個の炭素原子を有するアルコキシイミノアルキル、
そして又随時ハロゲン及び/又は1個又は2個の炭素原
子を有するアルキルで置換されていて良いフェニル、フ
ェノキシ、ベンジル及び/又はベンジルオキシからの同
一か又は異なる置換基によってモノ置換、ジ置換又はト
リ置換されていて良いフェニルを表すか、又は Arがハロゲン、それぞれが1個又は2個の炭素原子を
有するアルキル及びアルコキシ、及び/又は1個又は2
個の炭素原子そしてlないし5個の同一か又は異なるハ
ロゲン原子を有するハロゲノアルコキシからの同一力又
は異なる置換基によってモノ置換、ジ置換又はトリ置換
されていて良いナフチルを表し、Xが−CH,CH,−
1−0CH2−1−SCH2−1−CH=CH−の基を
表し、ここでXが一0CH2−又は一5H2−を表すな
らば、そのヘテロ原子はアリール基に結合する、Yは窒
素原子又はCR3の基を表し、 R1,R2及びR3は水素、塩素又はメチルを表し、そ
して nは0、■又は2の数を表す の上記第1項記載のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル
誘導体。
3、式(I) CH2CH3R2 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表し、 Xは−CH2CH2−1OCH2−1−8CH2−1−
CH= CH−の基を表し、Yは窒素原子又はCR’の
基を表し、 Rl、R2及びR3は水素、ハロゲン又はメチルを表し
、そして nは0.1又は2の数を表す のビスアゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体、その酸付
加塩及び金属塩錯体の、 式(II) (II) 式中 Ar、X、Y、R’、R2及びnは上述された意味を有
する のオキシランを 式(In) 1              (■)の1,2.4−
)リアゾールと、希釈剤の存在下に、そしてもし適当な
らば酸結合剤の存在下にそして又もし適当ならば触媒の
存在下に、そしてもし必要ならば、こうして得られた式
(I)の化合物を、酸又は金属塩との付加反応に供する
事を特徴とする製造法。
4、上記第1項記載の式(I)のビスアゾリル−ヒドロ
キシアルキル誘導体又は式(I)のビスアゾリル−ヒド
ロキシアルキル誘導体の酸付加塩又は金属塩錯体の少な
くとも1種を含む事を特徴とする殺菌殺カビ剤(fun
gicide)。
5、上記第1項記載の式(I)のビスアゾリル−ヒドロ
キシアルキル誘導体、又はその酸付加塩又は金属塩錯体
の、それらを菌カビ類及び/又はそれらの環境に施用す
る事を特徴とする菌及びカビ類防除の為の使用。
6、上記第1項記載の式(I)のビスアゾリール−ヒド
ロキシアルキル誘導体、又はその金属塩錯体、又は酸付
加塩を菌類及びカビ類、及び/又はそれらの環境に施用
する事を特徴とする菌類及びカビ類の防除法。
7、上記第1項記載の式(1)のビスアゾリール−ヒド
ロキシアルキル誘導体又は酸付加塩又は金属塩錯体を増
量剤及び/又は表面活性剤と混合する事を特徴とする殺
菌殺カビ剤(f ung ic 1de)の製造法。
8、式(II) (II) 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表し、 Xは−CH,CH2−1−〇CH2−1−SCH2−1
−CH= CH−の基を表し、Yは窒素原子又はCR3
の基を表し、 R1及びR2は水素、ハロゲン又はメチルを表し、そし
て nは0、■又は2の数を表す のオキシラン類。
9、式(II) (■) 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表し、 Xは−CH2CH2−1−0CH2−1−SCH,−1
−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR3の基を表し、 R’及びR2は水素、ハロゲン又はメチルを表し、そし
て nは0、■又は2の数を表す のオキシラン類の、 a)第1段階で 式(IVa) (N a ) 式中 Ar、YSR’、R2及びnは上述された意味を有し、
そして =87− XIは−CH2CH2−1−〇CH2−及び−SCH,
−を表す のケトンを、 式(V) のメチル−トリフェニル−ホスホニウムプロミドと、塩
基の存在下に、そして希釈剤の存在下に反応させ、そし
て 第2段階で、かくして得られた 式(Vl) (VT) 式中 Ar、X’、YSR’、R2及びnは上述されの化合物
を、希釈剤の存在下に過酸と反応させるか、又は (b)式(IV) (IV) 式中 Ar% x1y1R’、R2及びnは上述された意味を
有する のケトンを α)式(■) (CH3)2s OCH2 のジメチルオキソスルホニウムメチライドと、又は β)式(■) Φ   O (CH3)25  CH2 のジメチルスルホニウムメチライドと希釈剤の存在下に
反応させる事を特徴とする製造法。
10、式(IV) (IV) 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表し、 Xは−CH2CH2−1−〇CH2−1−8CH2−1
−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR3の基を表し、 R1、R2及びR3は水素、ハロゲン又はメチルを表し
、そして nは0、l又は2の数を表す のケトン。
11、式(IV) (IV) 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表い Xは−CH,CH2−1−0CH2−1−SCH,−1
−CH−CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR3の基を表し、 R1、R2及びR3は水素、ハロゲン又はメチルを表し
、そして nはO,l又は2の数を表す のケトンの、 式(ff) 9l− (ID 式中 Y%R1、R2及びnは上述された意味を有し、そして Halは塩素又は臭素を表す、 のハロゲノケトンを、 式(X) A r−Z−H(X) 式中 Arは上述された意味を有し、そして Zは酸素又は硫黄を表す、 の化合物と塩基の存在下、そして希釈剤の存在下に反応
させるか、又は 式(XI) (xr) 式中 Y、R’、R”及びnは上述された意味を有する、 の化合物を、 式(X I[) Ar−CHO(XII) 式中 Arは上述された意味を有する、 のアルデハイドと、希釈剤の存在下、そして塩基の存在
下に反応させ、そしてもし必要ならば、こうして得られ
た式(■d) (IVd) =94− 式中 Ar、R’、R2、Y及びnは上述された意味を有する
、 の化合物を、触媒の存在下、そして希釈剤の存在下に水
素と反応させる事を特徴とする製造法。
12、式(VT) (Vl) 式中 Arは随時置換されていて良いアリールを表し、 XIは−CH2CH2−1−0CH,−1−8CHx−
1−CH= CH−の基を表し、Yは窒素原子又はCR
”の基を表し、 R1、R2及びR3は水素、ハロゲン又はメチルを表し
、そして nは0、■又は2の数を表す の化合物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中 Arは置換されていてもよいアリールを表し、Xは−C
    H_2CH_2−、−OCH_2−、−SCH_2−又
    は−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR^3の基を表し、 R^1、R^2及びR^3は水素、ハロゲン又はメチル
    を表し、そして nは0、1又は2の数を表すのビスアゾリル−ヒドロキ
    シアルキル誘導体、その酸付加塩及び金属塩錯体。 2、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中 Arは置換されていてもよいアリールを表し、Xは−C
    H_2CH_2−、−OCH_2−、−SCH_2−又
    は−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR^3の基を表し、 R^1、R^2及びR^3は水素、ハロゲン又はメチル
    を表し、そして nは0、1又は2の数を表すのビスアゾリル−ヒドロキ
    シアルキル誘導体、その酸付加塩及び金属塩錯体の製造
    法であって、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中 Ar、X、Y、R^1、R^2及びnは上述された意味
    を有する で表わされるオキシラン類を 式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) の1,2,4−トリアゾールと、希釈剤の存在下に、そ
    してもし適当ならば酸結合剤の存在下にそして又もし適
    当ならば触媒の存在下に、そしてもし必要ならば、こう
    して得られた式( I )の化合物を、酸又は金属塩との
    付加反応に付すことを特徴とする方法。 3、特許請求の範囲第1項記載の式( I )のビスアゾ
    リル−ヒドロキシアルキル誘導体又は式( I )のビス
    アゾリル−ヒドロキシアルキル誘導体の酸付加塩又は金
    属塩錯体の少なくとも1種を含むこと特徴とする殺菌殺
    カビ剤。 4、特許請求の範囲第1項記載の式( I )のビスアゾ
    リル−ヒドロキシアルキル誘導体、又はその酸付加塩又
    は金属塩錯体の、それらを菌カビ類及び/又はそれらの
    環境に施用することを特徴とする菌及びカビ類防除の為
    の使用。 5、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中 Arは随時置換されていてもよいアリールを表し、 Xは−CH_2CH_2−、−OCH_2−、−SCH
    _2−、又は−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR^3の基を表し、 R^1及びR^2は水素、ハロゲン又はメチルを表し、
    そして nは0、1又は2の数を表す オキシラン類。 6、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中 Arは置換されていてもよいアリールを表し、Xは−C
    H_2CH_2−、−OCH_2−、−SCH_2−又
    は−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR^3の基を表し、 R^1及びR^2は水素、ハロゲン又はメチルを表し、
    そして nは0、1又は2の数を表すオキシラン類を製造する方
    法であって、 a)第1段階で 式(IVa) ▲数式、化学式、表等があります▼(IVa) 式中 Ar、Y、R^1、R^2及びnは上述された意味を有
    し、そして X^1は−CH_2CH_2−、−OCH_2−又は−
    SCH_2−を表す のケトン類を、 式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) のメチル−トリフェニル−ホスホニウムブロミドと、塩
    基の存在下にそして希釈剤の存在下に反応させ、そして 第2段階で、かくして得られた 式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中 Ar、X^1、Y、R^1、R^2及びnは上述された
    意味を有する の化合物を、希釈剤の存在下に過酸と反応させるか、又
    は (b)式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中 Ar、X、Y、R^1、R^2及びnは上述された意味
    を有する のケトン類を α)式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) のジメチルオキソスルホニウムメチライドと、又は β)式(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) ジメチルスルホニウムメチライドのいずれかと、希釈剤
    の存在下に反応させることを特徴とする方法。 7、式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中 Arは置換されていてもよいアリールを表し、Xは−C
    H_2CH_2−、−OCH_2−、−SCH_2−又
    は−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR^3の基を表し、 R^1、R^2及びR^3は水素、ハロゲン又はメチル
    を表し、そして nは0、1又は2の数を表す のケトン類。 8、式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中 Arは置換されていてもよいアリールを表し、Xは−C
    H_2CH_2−、−OCH_2−、−SCH_2−又
    は−CH=CH)−の基を表し、Yは窒素原子又はCR
    ^3の基を表し、 R^1、R^2及びR^3は水素、ハロゲン又はメチル
    を表し、そして nは0、1又は2の数を表す のケトンの製造法であって、 式(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) 式中 Y、R^1、R^2及びnは上述された意味を有し、そ
    して Halは塩素又は臭素を表す、 のハロゲノケトン類を、 式(X) Ar−Z−H(X) 式中 Arは上述された意味を有し、そして Zは酸素又は硫黄を表す、 の化合物と、塩基の存在下そして希釈剤の存在下に反応
    させるか、又は 式(X I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) 式中 Y、R^1、R^2及びnは上述された意味を有する、 の化合物を、 式(XII) Ar−CHO(XII) 式中 Arは上述された意味を有する、 アルデハイドと、希釈剤の存在下そして塩基の存在下に
    反応させ、そしてもし必要ならば、こうして得られた式
    (IVd) ▲数式、化学式、表等があります▼(IVd) 式中 Ar、R^1、R^2、Y及びnは上述された意味を有
    する、 の化合物を、触媒の存在下そして希釈剤の存在下に水素
    と反応させることを特徴とする方法。 9、式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中 Arは置換されていてもよいアリールを表し、X^1は
    −CH_2CH_2−、−OCH_2−、−SCH_2
    −又は−CH=CH−の基を表し、 Yは窒素原子又はCR^3の基を表し、 R^1、R^2及びR^3は水素、ハロゲン又はメチル
    を表し、そして nは0、1又は2の数を表すの化合物。
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