JPH01120363A - サーマルヘッドの製造方法 - Google Patents

サーマルヘッドの製造方法

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JPH01120363A
JPH01120363A JP27818787A JP27818787A JPH01120363A JP H01120363 A JPH01120363 A JP H01120363A JP 27818787 A JP27818787 A JP 27818787A JP 27818787 A JP27818787 A JP 27818787A JP H01120363 A JPH01120363 A JP H01120363A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は厚膜形サーマルヘッドの製造方法、特にその
発熱抵抗体の抵抗値の均一化に関するものである。
〔従来の技術〕
厚膜形のサーマルヘッドは、ペースト状の抵抗材料をス
クリーン印刷法等によって所定のパターンに印刷し、そ
の後焼成することで発熱抵抗体を形成している。そのた
め、厚膜形のサーマルヘッドは比較的短い製造工程によ
って安価に製造できる反面、発熱抵抗体の抵抗値のばら
つきが大きくなる欠点がある。
この発熱抵抗体の抵抗値のばらつきは印字等の質に直接
影響を及ぼすものであるため、厚膜形のサーマルヘッド
の製造においては発熱・抵抗体の抵抗値の均一化は極め
て重要なファクタである2この発熱抵抗体の抵抗値の均
一化としては、発熱抵抗体形性後、各発熱抵抗体に個別
に比較的高圧の電圧パルスを印加すると、その抵抗値が
低下するという現象を利用したトリミング処理がある。
第4図は例えば特開昭61−83053号公報に示され
た従来のサーマルヘッドの製造方法を示すフローチャー
トである0図において、STIは初期設定のステップ、
ST2は前記ステップSTIに続くプローバ及びスイッ
チングのステップ、ST3は前記ステップ2に続く電圧
パルス印加のステップ、ST4は前記ステップST3に
続く抵抗値測定のステップ、ST5は前記ステップST
4に続く前回データとの比較のステップ、ST6は前記
ステツ7”ST 5に続く抵抗値減少検出のステップ、
ST7は前記ステップST6に続くトリミングの全ドツ
ト終了検出のステップ、ST8は前記ステップST5よ
り分岐したりプローブのステップ、ST9は前記ステッ
プST6より分岐した電圧パルスの電圧調整のステップ
であり、前記ステップST7の分岐からはステップST
2へ、ステップST8からはステップST4へ、ステッ
プST9からはステップST3へ、それぞれ処理が戻さ
れる。
次に動作について説明する。まず、ステップST1にお
いて、トリミングする発熱抵抗体に加える電圧パルスの
初期値、トリミングの目標値等の初期条件が設定される
0次に、ステップST2において、サーマルヘッドにブ
ロービングし、トリミングするドツトを選択してその発
熱抵抗体を電圧パルス発生手段に接続し、ステップST
3で前記ステップ1で設定された初期値の電圧パルスを
印加する1次にステップST4でその発熱抵抗体の抵抗
値を測定し、ステップST5において抵抗値か減少した
か否かを識別し、していなけれ、ばプローブの接触不良
とみなしてステップST8にてブロービングをやり直し
、ステップST4に、戻って再度抵抗値の測定を行なう
、抵抗値が減少していればステップST6にてステップ
STIで設定されたトリミングの目標値と比較し、目標
値より小さくなっていなければ、ステップST9にて電
圧パルスの電圧値をΔVだけ上昇させてステップST3
に戻り、電圧パルスの再印加を行なう。この処理はその
発熱抵抗体の抵抗値が前記目標値より小さくなるまで繰
返され、目標値より小さくなればそのドツトの発熱抵抗
体のトリミングを終了してステップST7へ移る。ステ
ップST7では全ドツトのトリミングが終了したか否か
を識別しており、全ドツトのトリミングが終了していな
ければ処理をステップST2へ戻す、ステップST2で
は新たなドツトが選択されてその発熱抵抗体が電圧パル
ス発生手段に接続され、同様の処理が全ドツトのトリミ
ング終了まで繰返される。
第5図はこの発熱抵抗体の抵抗値の減少を示す線図であ
り、トリミング前にはR+ 、R2、Rsと大きくばら
ついていた抵抗値が、目標値R0よりわずかに低い、狭
い範囲内に均一化される。
図において、■、は前記電圧パルスの初期値であり、電
圧パルスの印加によって発熱抵抗体の抵抗値が減少をは
じめる境界電圧が通常25V近傍にあるため例えば25
Vに設定されている。
また、ΔVはステップST9による電圧パルスの電圧値
の増し分であり、発熱抵抗体の抵抗値が減少し過ぎない
ように例えば2.5Vに設定して除々に抵抗値を減少さ
せている。
上記従来のサーマルヘッド製造方法は以上のように構成
されているので、1ドツトの発熱抵抗体のトリミングに
は20〜30回の電圧パルスの印加、及び抵抗値の測定
をしなければならず、発熱抵抗体の抵抗値の均一化には
多大な時間を要するという゛問題点があった。
そこで、本出願人は先に発熱抵抗体の抵抗値の均一化に
多大の時間を必要とすることのないサーマルヘッドの製
造方法を提案した。
第6図はこのサーマルヘッドの製造方法を示すフローチ
ャートである。第6図において、5T11は初期設定の
ステップ、5T12は前記ステップ5TIIに続くサン
プルの抵抗変化測定のステップ、5T13は前記ステッ
プ5T12に続くトリミング定数α、β算出のステップ
、5T14は前記ステップ5T13に続くトリミング定
数α、βの検出のステップ、5T15は前記ステップ5
T14に続く抵抗値降下曲線近似のステップ、5T16
は前記ステラ7ST15に続く抵抗値測定のステップ、
5T17は前記ステップ5T16に続く印加電圧決定の
ステップ、5T18は前記ステップ5T17に続く電圧
パルス印加のステップ、5T19は前記ステップ5T1
8に続くトリミングの全ドツト終了検出のステップ、5
T20は前記ステップ5T14から分岐した別サンプル
の選定のステップであり、前記ステップ5T19の分岐
からはステップ5T16へ、ステップ5T20からはス
テップ5T12へ、それぞれ処理が戻される。
第7図はこのサーマルヘッドの製造方法を実施する装置
の一例を示すブロツク図であり、図において、1はトリ
ミング処理が行なわれるサーマルヘッド、2はこのサー
マルヘッド1の各発熱抵抗体の端子にプローブを押し当
てるブロービング装置、3は10−ビング装置2に接続
されて前記発熱抵抗体の選択を行なうリレー網、4はリ
レー網3に接続されて電圧パルスの印加と抵抗値の測定
とを切り換えるスイッチ、5はスイッチ4の一方に接続
されて指定された電圧値の電圧パルスを送出するパルス
発生器、6はスイッチ4の他方に接続された抵抗計、7
は入出力部8、中央処理装置(以下、CPUという)9
、メモリ10、キーボード11弊を備えて、前記諸装置
の制御を行なうとともに所要の演算処理を行なう制御演
算部、12はこの制御演算部7に接続されたプリンタで
ある。
次に動作について説明する。第8図は前記抵抗値降下曲
線の一例を示す線図であり、図中の実線Yがその抵抗値
降下曲線で、横軸には電圧パルスによる印加電圧値Vが
、縦軸には電圧パルス印加による発熱抵抗体の抵抗変化
率ΔRが目盛られている。
実験の結果、第5図の縦軸を抵抗変化率にして、初期の
抵抗値から何%降下したかをプロットすると、第8図に
破線で示す如く、初期の抵抗値には関係なくほぼ一定の
曲線Y上をたどり、その曲線Yは(1)式で近似できる
ことかわかった。
なお、(1)式中、Roは発熱抵抗体の初期の抵抗値、
voは抵抗値に変化か現われはじめる印加電圧の境界値
、ΔVは印加電圧の変化ステップ、α、βはサーマルヘ
ッドの構造、ドツト密度等で決まるトリミング定数であ
る。
また、このトリミング定数α、βの相互の関係は、第9
図に示すように、横軸にα、縦軸にβを目盛ってプロッ
トすると、はぼ一定の曲線Z上をたどり、その曲線Zは
(2)式で近似できる双曲線であることがわかった。
β=1・α−1・・・(2) なお、(2)式中、11mはドツト密度に関係なく一定
の値をとる定数である。
さらに、別の実験の結果、所定の電圧値の電圧パルスを
1回だけ印加した場合の抵抗減少率は、第8図の如く電
圧値を暫増させながら何回も電圧パルスを印加した場合
の同一電圧値のそれと同等の値を示すこともわかった。
まず、ステップ11で初期設定が行なわれ、次いでステ
ップ12でサンプルの抵抗変化測定が行なわれる。即ち
、リレー網3を制御してサーマルヘッド1のサンプルと
して指定されたドツトの発熱抵抗体を選択し、スイッチ
4を切り換えて抵抗計6へ接続して抵抗値を測定し、そ
の測定値を制御演算部7へ送り、制御演算部7のCPU
9はこれをメモリ10へ格納する。
次にスイッチ4を切り換えてパルス発生器5より所定の
電圧値の電圧パルスを前記抵抗発熱体に印加する。ここ
で、この電圧パルスは例えば幅が2μsecのパルスが
15個周期50μsecで連続するパルス列である。
次に、再度スイッチ4を切り換えて、この電圧パルスが
印加された発熱抵抗体を抵抗計6に接続して抵抗値を測
定し、制御演算部7へ送る。制御演算部7のCPU9は
それを印加した電圧パルスの電圧値とともにメモリ10
に格納する。
以下、同様にして、電圧パルスの電圧値を適宜上昇させ
ながらこれらの処理を繰遅す。この処理は少くとも3回
繰返して実行され、リレー網3を切り換えていくつかの
サンプルについて実行される。
次に、ステップ5T13において、このようにして測定
された抵抗変化に基づいて抵抗値降下曲線の近似のため
のトリミング定数α、βの算出が行なわれる。即ち、制
御演算部7のCPU9はメモリ10に格納しておいた抵
抗変化から、電圧パルスによる各印加電圧における抵抗
変化率ΔR=(R−RO>/ROを求め、これを前記(
1)式に代入する。これによって各サングル毎にそれぞ
れα、β、V6を未知数とする方程式を作成してこれを
解く、ここで、三つの未知数に対して四つ以上の方程式
がある場合にはこれを統計的に処理して解を得る。得ら
れた解はさらに各サンプル間で統計的に処理されて、印
加電圧の境界fiff v oとともに所望のトリミン
グ定数をα、βが得られる。
このようにして得られたトリミング定数α、βは、次に
ステップ5T14において、(2)式の関係からのずれ
が検出される。即ち、第9図に点へで示す如く、ずれが
一定の範囲、例えば同図にハヅチングを施した±5%の
領域をはずれた場合には誤測定とみなして、ステップ5
T12による抵抗値変化の測定をやり直す。その場合、
ステップ5T20によって以前に電圧パルスが印加され
たことのないドツトが新しいサンプルとして選択される
第9図に点Bで示す如く、ずれが一定の範囲内である場
合には、当該トリミング定数α、βはステップ5T15
にて印加電圧の境界値V。とともに(1)式に代入され
て、抵抗変化率ΔRと印加電圧Vとの関係を示す抵抗値
降下曲線が近似される。
これで準備段階を終了してステップ5T16よりトリミ
ングの処理に入る。まず、ステップ5T16において、
リレー網3でトリミングを実施するドツトを選択し、ス
イッチによってこれを抵抗計6に接続してその抵抗値を
測定する。
次に、ステップ5T17ではCPU9によって、得られ
た抵抗値を目標値まで降下させるための抵抗変化率ΔR
nが算出され、さらに前述の抵抗値降下曲線Yを用いて
電圧パルスの印加電圧Vnを決定する。
その様子は第8図に示され、具体的には前記α、゛β、
V0が代入された関係式に前記抵抗変化率ΔRnを代入
して印加電圧Vnを算出する。得られた印加電圧Vnは
制御演算部7よりパルス発生器5へ送られる。
ステップ5T18でスイッチ4が切り換えられると、パ
ルス発生器5からは電圧Vnの電圧パルスが送出され、
トリミングを実施するドツトの発熱抵抗体に印加される
。これによって当該発熱抵抗体の抵抗値は目標値に近い
値に降下する。以下ステップ5T19が全ドツトのトリ
ミングの終了を検出するまで、ステップ5T16以後の
処理が繰返される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のサーマルヘッド製造方法は以上のように行なわれ
ているので、抵抗体の物性的な違いによって、前記(1
)式で決定された電圧値の電圧パルス印加によって降下
する抵抗値が目標値とずれるという場合か起こっていた
また、1台のサーマルヘッド内でも抵抗体の場所によっ
て降下曲線に差がみちれる場合があり、1台中でも場所
によって得られた抵抗値が目標とずれるという問題点が
あった。
この発明は上記のような問題点を解ij1するためにな
されたもので、抵抗体の物性等による違いに左右される
ことなく、発熱抵抗体の抵抗値を高速かつ正確に目標値
にトリミングし、均一化するサーマルヘッドの製造方法
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るサーマルヘッドの製造方法は、サングル
の抵抗変化測定により求めた抵抗値降下曲線の近似式を
用いて、実際に適当な数の発熱抵抗体に電圧パルスを印
加し、この電圧パルスの印加による発熱抵抗体の抵抗値
降下が規定領域から外れているときは、その降下した抵
抗値によって前記抵抗値降下曲線の近似式を更新するよ
うにしたものである。
〔作用〕
この発明におけるサーマルヘッドの製造方法は、サンプ
ルの抵抗変化測定により求めた抵抗値降下曲線の近似式
を、実際のトリミング結果により適時補正し更新してい
くことにより、1回ずつのパルス印加で全ドツトの抵抗
値を目標値近傍に正確に降下させることを可能とする。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。前記
第6図と同一部分に同一符号を付した第1図において、
5T21はステップ5T12に続く抵抗値降下曲線近似
のステップ、5T22はステップ5T21に続く近似式
を用いて実際に数ドツトのテストトリミングを行なうテ
ストパルス印加のステップ、5T23はステップ5T2
2に続く近似式検定のステップ、5T24はステップ5
723に続く近似式補正のステップであり、このステッ
プ5T24からはステップ5T16へ、ステップ5T1
9からはステップ5T16へ、それぞれ処理が移行する
次に動作について説明する。まず、ステップ5T11で
初期設定が行なわれ、次いでステップ5T12でサンプ
ルの抵抗変化測定が行なわれる。
これにより、低い電圧から順に適当なΔ■ずつ電圧を上
げて印加していき、ステップ5T21で第8図のような
抵抗値の降下曲線を得る。そして、前記(1)式のα、
βを算出し、近似式を求める。
これが前記第8図におけるYで示した曲線である。
次にステップ5T22で数ドツトの抵抗体に対してテス
ト的にトリミングを行なう、つまり、各ドツトの初期抵
抗値を測定し、これにより近似式を用いて、抵抗値を目
標値に降下させるのに適した印加電圧値を算出し、この
算出された電圧値のパルスを1回だけ印加し、そのパル
ス印加後の抵抗値を測定する。
次にステップ5T23ではステップ5T22で得られた
抵抗値から近似式(1)の検定を行なう。
第8図に示すように近似式に対して適当な許容範囲を定
め(製品スペック等から決定する。ここでは±10%と
する)、その領域Aに入っていれば近似式は適切である
と判断し、ステップ5T16へ移り、以降従来例同様全
ドツトのトリミングを行なっていく。
もし、ステップS ’!” 22で得られたデータが領
域Aに入っていなければ、近似式と実際の1回のパルス
印加でトリミングする場合とではずれがあると判断し、
ステップ5T24へ移り近似式の補正を行なう。
以下に補正の一例について述べる。まず、ステップ5T
24で得られたトリミング後の抵抗値の平均πを求める
(平均の信頼性が得られるように、テストトリミングの
ドツト数を決定する)。
近似式が適切でないということは、抵抗値の平均πと目
標値R0に誤差が生じているということである。つまり
、各ドツトのトリミング後の抵抗値がπ−R0分だけ更
に低く(高く)なればよいわけであり、これは、目標値
をπ−R0だけ低く(高く)する。
つまりRo−(H,−RO)=2Ro −Rを目標値と
考えることにより、実際の抵抗値の平均πをR0近傍に
補正することが可能である。
従って、前記近似式(1)は以下のように補正できる。
この補正を行なった後、ステップ5T16へ移り以降前
述同様全ドツトのトリミングを行なう。
この補正は近似的な補正であるが、もともと各ドツトの
トリミングのバラツキ等もあり実用上問題なく、また、
演算処理も簡単である。
なお、上記実施例では近似式の補正を実際の全ドツトの
トリミングを行なう前に行なったものを示したが、第2
図は最良モードとしてこの補正を適時性なう場合のこの
発明の第2実施例を示す。
例えばサーマルヘッド1台の全ドツトを適当な数のブロ
ックに分け、ステップ5T25で各ブロックの終了毎に
抵抗値の平均πを求め、初期の抵抗値R0とずれがある
なら、ステップS T 26で前記近似式(1)の補正
を行ない、常に[目標値との誤差を補正する。
また、第3図はこの発明の第3の実施例を示すフローチ
ャートであり、この実施例ではステップ5T22で近似
式の検定を行ない、近似式が適切でないと判断されたら
、ステップS ’I’ 20で補正ではなく別のサンプ
ルを選択し、再度ステップ5T12へ戻り、ステップ5
T12からの動作を繰り返してサンプルの抵抗変化測定
を行ない、新たに近似式を求める。適切な近似式が求ま
るまでこの処理を繰り返す。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、発熱抵抗体の抵抗値
を目標値に降下させるために印加すべき電圧を決定する
近似式をテスト的なトリミングで検定し補正するように
したので、発熱抵抗体の物性的なバラツキ等に影響され
ず、該発熱抵抗体の抵抗値を高速かつ正確に目標値にト
リミングすることができる。また、1台中の場所によっ
て発熱抵抗体の特性が違っていても、この発熱抵抗体の
抵抗値を正確かつ均一に目標値にトリミングすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるサーマルヘッドの製
造方法を示すフローチャート、第2図はこの発明の第2
の実施例(i良モード)を示すフローチャート、第3図
はこの発明の第3の実施例を示すフローチャート、第4
図は従来のサーマルヘッドの製造方法を示すフローチャ
ート、第5図はその発熱抵抗体の抵抗値の減少を示す説
明図、第6図は本出願人が先に提案したサーマルヘッド
の製造方法を示すフローチャート、第7図はその製造方
法を実施するための装置の一例を示すブロック図、第8
図は抵抗値降下曲線の一例を示す説明図、第9図はトリ
ミング定数αとβの相互の関係を示す説明図である。 1はサーマルヘッド、2はプロービング装置、3はリレ
ー網、4はスイッチ、5はパルス発生器、6は抵抗計、
7は制御演算部。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第SrI!J 第5図 第7図 i 翼°餉刻++甑 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の発熱抵抗体を備えたサーマルヘッドの前記
    発熱抵抗体の各々に電圧パルスを印加し、その抵抗値を
    降下させて均一化するサーマルヘッドの製造方法におい
    て、前記発熱抵抗体中からサンプルを選び、電圧値の異
    なる電圧パルスを低圧のものから順次、前記サンプルと
    して選ばれた発熱抵抗体に印加して、印加電圧と抵抗変
    化の関係を示す抵抗値降下曲線の近似式を求め、この近
    似式により前記各発熱抵抗体へ印加するテストパルスの
    電圧値を当該発熱抵抗体の初期の抵抗値に基づいて決定
    し、この決定された電圧値のテストパルスを前記発熱抵
    抗体に印加し、このテストパルスの印加により降下した
    前記発熱抵抗体の抵抗値で前記近似式の良否を検定し、
    この近似式が良であれば該近似式で前記発熱抵抗体に印
    加すべき電圧パルスの電圧値を決定し、前記近似式が否
    であれば前記テストパルス印加で降下した抵抗値で該近
    似式を補正するか若しくは前記発熱抵抗体中から別のサ
    ンプルを選択して前記検定を繰返すことを特徴とするサ
    ーマルヘッドの製造方法。
  2. (2)サーマルヘッドの全ての発熱抵抗体を適当な数の
    ブロックに分け、その各ブロックごとに近似式の補正を
    行なうことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    のサーマルヘッドの製造方法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04298360A (ja) * 1990-12-29 1992-10-22 Kyocera Corp 薄膜サーマルヘッドの抵抗体トリミング方法
JPH06191079A (ja) * 1993-05-01 1994-07-12 Sato:Kk サーマル印字ヘッドの発熱回路不良検出装置

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JPH06191079A (ja) * 1993-05-01 1994-07-12 Sato:Kk サーマル印字ヘッドの発熱回路不良検出装置

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