JPH0111798Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0111798Y2 JPH0111798Y2 JP14165982U JP14165982U JPH0111798Y2 JP H0111798 Y2 JPH0111798 Y2 JP H0111798Y2 JP 14165982 U JP14165982 U JP 14165982U JP 14165982 U JP14165982 U JP 14165982U JP H0111798 Y2 JPH0111798 Y2 JP H0111798Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- glass window
- observation device
- pile hole
- utility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 17
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は現場造成杭の施工で、杭孔内に打設す
るコンクリートの天端やスライム有無を目で観察
する観察器に関する。
るコンクリートの天端やスライム有無を目で観察
する観察器に関する。
杭孔掘削における孔底のスライム除去は杭の品
質、強度に関して不可欠なものである。従来かか
るスライムの有無の検知はおもりをつけた検尺テ
ープによつて行つているが、やはり信頼性に問題
があつた。
質、強度に関して不可欠なものである。従来かか
るスライムの有無の検知はおもりをつけた検尺テ
ープによつて行つているが、やはり信頼性に問題
があつた。
また、杭孔内に打設コンクリートの天端の確認
も同じようにおもりをつけた検尺テープによつて
行つているが、やはり信頼性に問題があり、測定
誤差を補うために設計天端よりも多めにコンクリ
ートを打設するいわゆる余盛りを行つている。そ
の結果、後でこの余盛り分をはつる必要が生じ無
駄なコストがかかつていた。
も同じようにおもりをつけた検尺テープによつて
行つているが、やはり信頼性に問題があり、測定
誤差を補うために設計天端よりも多めにコンクリ
ートを打設するいわゆる余盛りを行つている。そ
の結果、後でこの余盛り分をはつる必要が生じ無
駄なコストがかかつていた。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
ガラス越しの杭孔内のコンクリートの状態を直接
人間の目で見て観取できるので天端やスライム有
無を確実に検知することができる現場造成杭の杭
孔内部観察器を提供することにある。
ガラス越しの杭孔内のコンクリートの状態を直接
人間の目で見て観取できるので天端やスライム有
無を確実に検知することができる現場造成杭の杭
孔内部観察器を提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、内部に照
明器を設けたケースに透明ガラス窓を設け、この
ケース上方に該ガラス窓外の映像の観取手段を設
けることにより達成される。
明器を設けたケースに透明ガラス窓を設け、この
ケース上方に該ガラス窓外の映像の観取手段を設
けることにより達成される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案の観察器の第1実施例を示す縦
断側面図、第2図は同上一部省略した斜視図で、
図中1は上面を開口とし、下面に円錐形に突出す
る透明ガラス2を嵌込んだ窓3を有するケースを
示す。
断側面図、第2図は同上一部省略した斜視図で、
図中1は上面を開口とし、下面に円錐形に突出す
る透明ガラス2を嵌込んだ窓3を有するケースを
示す。
該ケース1のガラス2の内側に、電池4及びこ
れに接続する電球5からなる照明器6を設け、ま
たケース1の上端は外筒7の下端に防水シール8
を介在させて嵌合する。さらに外筒7の上部内側
に防水シール8を介して内筒9を摺動自在に嵌入
し、該内筒9の上端に窓3外の映像を光により受
けこれを人間の目で観る観取手段となる内視望遠
鏡10を接眼部10aを外側に突出するようにし
て取付ける。
れに接続する電球5からなる照明器6を設け、ま
たケース1の上端は外筒7の下端に防水シール8
を介在させて嵌合する。さらに外筒7の上部内側
に防水シール8を介して内筒9を摺動自在に嵌入
し、該内筒9の上端に窓3外の映像を光により受
けこれを人間の目で観る観取手段となる内視望遠
鏡10を接眼部10aを外側に突出するようにし
て取付ける。
前記ケース1、外筒7及び内筒9は中心を同じ
くするもので、内視望遠鏡10はガラス2に光軸
を合致させるものとする。
くするもので、内視望遠鏡10はガラス2に光軸
を合致させるものとする。
なお、図示では外筒7と内筒9の2つの筒の組
合せとしたが、さらに多層の筒の伸縮体として構
成し、引き伸ばし時の全長をより長くすることも
考えられ、また、内筒9の動きで電球5や点灯又
は消灯するようにするとよい。
合せとしたが、さらに多層の筒の伸縮体として構
成し、引き伸ばし時の全長をより長くすることも
考えられ、また、内筒9の動きで電球5や点灯又
は消灯するようにするとよい。
ケース1のガラス2の外側に養生用の枠11を
設け、また該ケース1の側面には下面が開口し、
ここに弁蓋12を取付け、内部に摺動仕切板13
を配設した試料採集筒14を固着する。
設け、また該ケース1の側面には下面が開口し、
ここに弁蓋12を取付け、内部に摺動仕切板13
を配設した試料採集筒14を固着する。
一方、内筒9を上端側部に把手15aを有する
リール15を軸着し、このリール15から繰り出
したワイヤー16を外筒7の側部のワイヤーガイ
ド17でガイドしながら先端を前記試料採集筒1
4内の仕切板13に結合する。このワイヤー16
に目盛を設けておけば、リール15からの繰り出
しの長さでケース1及び試料採集筒14が位置す
る深さを測定することもできる。
リール15を軸着し、このリール15から繰り出
したワイヤー16を外筒7の側部のワイヤーガイ
ド17でガイドしながら先端を前記試料採集筒1
4内の仕切板13に結合する。このワイヤー16
に目盛を設けておけば、リール15からの繰り出
しの長さでケース1及び試料採集筒14が位置す
る深さを測定することもできる。
次に使用法について説明すると、スライム発生
の有無を検知するには、外筒7から内筒9を引き
出して全体を伸ばし先端のケース1をコンクリー
ト打設前に杭孔底まで挿入する。
の有無を検知するには、外筒7から内筒9を引き
出して全体を伸ばし先端のケース1をコンクリー
ト打設前に杭孔底まで挿入する。
このようにすれば、ガラス2の外部のスライム
の有無を内視望遠鏡10を介して直接目で見るこ
とができ、正確な状況判断を行える。
の有無を内視望遠鏡10を介して直接目で見るこ
とができ、正確な状況判断を行える。
また、把手15aを握つてリール15を回せ
ば、ワイヤー16が巻き取られ仕切板13が上昇
するので、弁蓋12が開き試料採集筒14内に必
要試料を取り込むことができる。
ば、ワイヤー16が巻き取られ仕切板13が上昇
するので、弁蓋12が開き試料採集筒14内に必
要試料を取り込むことができる。
次に、打設コンクリートの天端を測定するにも
外筒7からの内筒9の引出し程度を調節してケー
ス1をコンクリート天端部に位置させ、ガラス2
越しにこのコンクリートの天端状態を内視望遠鏡
10を介して観取する。
外筒7からの内筒9の引出し程度を調節してケー
ス1をコンクリート天端部に位置させ、ガラス2
越しにこのコンクリートの天端状態を内視望遠鏡
10を介して観取する。
また、本考案の第2実施例として第3図、第4
図に示すように、側面に透明ガラス19を嵌め込
んだ窓20を有するケース18を外筒7の下端に
嵌合し、一方断面逆円錐形のケース18の底部に
電池21及びこれに接続する電球22からなる照
明器23を設け、さらに中央に例えば円錐形の反
射鏡24を配設してこの反射鏡24を前記内視望
遠鏡10に対応させるようにしてもよい。
図に示すように、側面に透明ガラス19を嵌め込
んだ窓20を有するケース18を外筒7の下端に
嵌合し、一方断面逆円錐形のケース18の底部に
電池21及びこれに接続する電球22からなる照
明器23を設け、さらに中央に例えば円錐形の反
射鏡24を配設してこの反射鏡24を前記内視望
遠鏡10に対応させるようにしてもよい。
本実施例の場合、使用法は前記第1実施例と同
様であるが、窓20をケース18の側面全周に大
きくとることができ、視野を全方位に広げること
ができる。
様であるが、窓20をケース18の側面全周に大
きくとることができ、視野を全方位に広げること
ができる。
第5図は本考案の第3実施例を示す縦断面図
で、第2実施例と同じくケース18の側面にガラ
ス19を嵌込んで窓20を形成し、断面逆円錐形
のケース18の底部に電池21及びこれに接続す
る電球22からなる照明器23を設け、さらに中
央に円錐形の反射鏡24を配設した。
で、第2実施例と同じくケース18の側面にガラ
ス19を嵌込んで窓20を形成し、断面逆円錐形
のケース18の底部に電池21及びこれに接続す
る電球22からなる照明器23を設け、さらに中
央に円錐形の反射鏡24を配設した。
さらに、該反射鏡24の上方に集光レンズ25
を置き、その焦点にケース18の上部を貫通す光
フアイバーケーブル26の一端の入光部26aを
位置させ、また他端に人間の目が接眼する透視部
26bを形成する。なお、図示しないが光フアイ
バーケーブル26の外部被覆体に検尺用の目盛も
設けておくとよい。
を置き、その焦点にケース18の上部を貫通す光
フアイバーケーブル26の一端の入光部26aを
位置させ、また他端に人間の目が接眼する透視部
26bを形成する。なお、図示しないが光フアイ
バーケーブル26の外部被覆体に検尺用の目盛も
設けておくとよい。
使用法は前記第1実施例と同じで、ガラス19
の外のコンクリート状態は反射鏡24に写し出さ
れて集光レンズ25を介して光フアイバーケーブ
ル26に入り透視部26bに覗けば観取できる。
の外のコンクリート状態は反射鏡24に写し出さ
れて集光レンズ25を介して光フアイバーケーブ
ル26に入り透視部26bに覗けば観取できる。
この透明部26bに替えてテレビカメラを接続
し、このカメラの映像をモニター用テレビに写し
出し、これを人間の目で見ることも考えられる。
この場合は、光フアイバーケーブル26からの光
による映像をモニター用テレビのテレビ画面に再
生するものである。この再生方法としてはビデオ
カメラで撮影し、ビデオデツキなどを介してテレ
ビ画面に映し出してもよい。
し、このカメラの映像をモニター用テレビに写し
出し、これを人間の目で見ることも考えられる。
この場合は、光フアイバーケーブル26からの光
による映像をモニター用テレビのテレビ画面に再
生するものである。この再生方法としてはビデオ
カメラで撮影し、ビデオデツキなどを介してテレ
ビ画面に映し出してもよい。
以上述べたように本考案の現場造成杭の杭孔内
部観察器は、スライムの有無やコンクリートの天
端を直接人間の目で見て正確な判断を行うことが
でき、例えば天端測定に際し余盛りを行う必要も
なくなり、作業の手戻りをなくすことができるも
のである。
部観察器は、スライムの有無やコンクリートの天
端を直接人間の目で見て正確な判断を行うことが
でき、例えば天端測定に際し余盛りを行う必要も
なくなり、作業の手戻りをなくすことができるも
のである。
第1図は本考案の観察器の第1実施例を示す縦
断側面図、第2図は同上一部省略した斜視図、第
3図は本考案の第2実施例を示すケース部の縦断
側面図、第4図は同上斜視図、第5図は本考案の
第3実施例を示す縦断側面図である。 1,18……ケース、2,19……透明ガラ
ス、3,20……窓、4,21……電池、5,2
2……電球、6,23……照明器、7……外筒、
8……防水シール、9……内筒、10……内視望
遠鏡、10a……接眼部、11……養生用の枠、
12……弁蓋、13……摺動仕切板、14……試
料採集筒、15……リール、15a……把手、1
6……ワイヤー、17……ワイヤーガイド、24
……反射鏡、25……集光レンズ、26……光フ
アイバーケーブル、26a……入光部、26b…
…透視部。
断側面図、第2図は同上一部省略した斜視図、第
3図は本考案の第2実施例を示すケース部の縦断
側面図、第4図は同上斜視図、第5図は本考案の
第3実施例を示す縦断側面図である。 1,18……ケース、2,19……透明ガラ
ス、3,20……窓、4,21……電池、5,2
2……電球、6,23……照明器、7……外筒、
8……防水シール、9……内筒、10……内視望
遠鏡、10a……接眼部、11……養生用の枠、
12……弁蓋、13……摺動仕切板、14……試
料採集筒、15……リール、15a……把手、1
6……ワイヤー、17……ワイヤーガイド、24
……反射鏡、25……集光レンズ、26……光フ
アイバーケーブル、26a……入光部、26b…
…透視部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に照明器を設けたケースに透明ガラス窓
を設け、このケース上方に、該ガラス窓外の映
像を光により受けこれを人間の目により観る観
取手段を設けたことを特徴とする現場造成杭の
杭孔内部観察器。 (2) 観取手段は、ガラス窓に対向する内視望遠鏡
である実用新案登録請求の範囲第1項記載の現
場造成杭の杭孔内部観察器。 (3) 観取手段は、ガラス窓に近接させた反射鏡に
対向する内視望遠鏡である実用新案登録請求の
範囲第1項記載の現場造成杭の杭孔内部観察
器。 (4) 観取手段は、ガラス窓に近接させた反射鏡
と、その上方の集光レンズと、該集光レンズの
焦点に一端を置いた光フアイバーケーブルの他
端の目による透視部である実用新案登録請求の
範囲第1項記載の現場造成杭の杭孔内部観察
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14165982U JPS5947740U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 現場造成杭の杭孔内部観察器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14165982U JPS5947740U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 現場造成杭の杭孔内部観察器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5947740U JPS5947740U (ja) | 1984-03-29 |
JPH0111798Y2 true JPH0111798Y2 (ja) | 1989-04-06 |
Family
ID=30316771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14165982U Granted JPS5947740U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 現場造成杭の杭孔内部観察器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947740U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02304194A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-17 | Mitsubishi Kensetsu Kk | リバース工法用掘削機 |
JP5981792B2 (ja) * | 2012-07-20 | 2016-08-31 | 株式会社技研製作所 | 圧入連続壁の造成方法 |
-
1982
- 1982-09-18 JP JP14165982U patent/JPS5947740U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5947740U (ja) | 1984-03-29 |
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