JPH0111774Y2 - - Google Patents
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- JPH0111774Y2 JPH0111774Y2 JP3636484U JP3636484U JPH0111774Y2 JP H0111774 Y2 JPH0111774 Y2 JP H0111774Y2 JP 3636484 U JP3636484 U JP 3636484U JP 3636484 U JP3636484 U JP 3636484U JP H0111774 Y2 JPH0111774 Y2 JP H0111774Y2
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- Japan
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- heat
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- metal plate
- reflective
- insulating material
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- Expired
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Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合材運搬車の荷台に係り、特に保温荷
台に係る。
台に係る。
一搬にアスフアルトプラントにおいて製造され
る各種加熱瀝青質混合物、すなわち加熱合材は粗
骨材、細骨材、アスフアルトなどを加熱し、フイ
ラーとともに混練して成り、該合材を道路等の舗
装材料としてダンプカ等の合材運搬車によつて工
事現場に運搬されアスフアルトフイニツシヤ等に
て敷設されローラ等にて転圧締固められる。しか
しながら該加熱合材は瀝青質によつて加熱上限が
設けられ、かつ所定温度以下に低下すると敷均
し、締固め作業が困難になり所定の密度を得るこ
とができにくくなる。このため運搬時における温
度低下に対しては常に注意し、合材出荷温度、合
材到着温度を常にチエツクしており、従来は荷台
にカバーをかける等をしているが、その効果は薄
く、アスフアルト混合所から工事現場までの距離
は自ら制限され、更に昨今の輻輳する交通事情に
よつて時間的にも制約されて運搬可能範囲は縮少
せざるを得なくなりつつある。
る各種加熱瀝青質混合物、すなわち加熱合材は粗
骨材、細骨材、アスフアルトなどを加熱し、フイ
ラーとともに混練して成り、該合材を道路等の舗
装材料としてダンプカ等の合材運搬車によつて工
事現場に運搬されアスフアルトフイニツシヤ等に
て敷設されローラ等にて転圧締固められる。しか
しながら該加熱合材は瀝青質によつて加熱上限が
設けられ、かつ所定温度以下に低下すると敷均
し、締固め作業が困難になり所定の密度を得るこ
とができにくくなる。このため運搬時における温
度低下に対しては常に注意し、合材出荷温度、合
材到着温度を常にチエツクしており、従来は荷台
にカバーをかける等をしているが、その効果は薄
く、アスフアルト混合所から工事現場までの距離
は自ら制限され、更に昨今の輻輳する交通事情に
よつて時間的にも制約されて運搬可能範囲は縮少
せざるを得なくなりつつある。
本考案はこれらの難点を解消するために創案し
たもので、合材運搬車の車体上に付設した荷台に
おいて箱型基体部を金属板で形成すると共に、該
基体部の内部表面には熱反射性断熱材、多孔性金
属板、表層金属板を順次積層して一体に形成して
成ることを特徴とする合材運搬車の荷台を提供す
ることを目的としている。
たもので、合材運搬車の車体上に付設した荷台に
おいて箱型基体部を金属板で形成すると共に、該
基体部の内部表面には熱反射性断熱材、多孔性金
属板、表層金属板を順次積層して一体に形成して
成ることを特徴とする合材運搬車の荷台を提供す
ることを目的としている。
上記構成により成るこの考案によれば、通常の
荷台は金属板の箱型基体部の上には何もないが、
本願考案では熱反射性断熱材、多孔性金属板、表
層金属板が順次積層されており、熱反射性断熱材
がそれ自体内に微細孔空間を有して下の基体部が
冷温であつても内部への断熱効果を有すると共に
内部のアスフアルトからくる熱を内側に反射し外
部への断熱効果を有し、また多孔性金属板は孔部
分に空間を有して保温効果と表層金属板の熱を外
側に伝えにくいという効果を有しているので、荷
台全体として優れた保温効果を有し、この荷台に
合材を積載して運搬するとき、保温カバーの併用
により合材の保温時間を長持ちさせ、運搬距離を
従来の合材運搬車に比較して著しく長くすること
ができる効果がある。
荷台は金属板の箱型基体部の上には何もないが、
本願考案では熱反射性断熱材、多孔性金属板、表
層金属板が順次積層されており、熱反射性断熱材
がそれ自体内に微細孔空間を有して下の基体部が
冷温であつても内部への断熱効果を有すると共に
内部のアスフアルトからくる熱を内側に反射し外
部への断熱効果を有し、また多孔性金属板は孔部
分に空間を有して保温効果と表層金属板の熱を外
側に伝えにくいという効果を有しているので、荷
台全体として優れた保温効果を有し、この荷台に
合材を積載して運搬するとき、保温カバーの併用
により合材の保温時間を長持ちさせ、運搬距離を
従来の合材運搬車に比較して著しく長くすること
ができる効果がある。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図面は本考案に係り、第1図は合材運搬車の
荷台側面図、第2図は第1図における荷台のA−
A断面図、第3図は荷台底部断面図である。ダン
プカー1は通常のもので、車体2後部上に荷台3
が付設されている。荷台3は底部3aと囲枠3b
とで箱型に構成されている。それらの底部3aと
囲枠3bの基体部4の表面にはフエルトを素材と
して熱反射性断熱材5、多孔質金属板6としての
エキスパンドメタル、表層金属板7を各々順次積
層してリベツト8を介して一体に形成してある。
図中符号9はアングルであり、5aは熱反射性断
熱材5であるフエルトの表面に形成したチタンサ
カリウム皮膜層である。
る。図面は本考案に係り、第1図は合材運搬車の
荷台側面図、第2図は第1図における荷台のA−
A断面図、第3図は荷台底部断面図である。ダン
プカー1は通常のもので、車体2後部上に荷台3
が付設されている。荷台3は底部3aと囲枠3b
とで箱型に構成されている。それらの底部3aと
囲枠3bの基体部4の表面にはフエルトを素材と
して熱反射性断熱材5、多孔質金属板6としての
エキスパンドメタル、表層金属板7を各々順次積
層してリベツト8を介して一体に形成してある。
図中符号9はアングルであり、5aは熱反射性断
熱材5であるフエルトの表面に形成したチタンサ
カリウム皮膜層である。
上記構成により成るこの考案によれば、合材を
荷台に積載したときに合材と接するのは表層金属
板7であり、その裏に多孔質金属板6としてのエ
キスパンドメタル、熱反射性断熱材5が積層され
ているため、保温効果が高い。すなわち、エキス
パンドメタルは多孔性であり、表層金属板7と熱
反射性断熱材5との間に空間を形成して一定量の
空気を保有する役割をもち、熱反射性断熱材5は
それ自体微細空間を有して保温効果があり、かつ
チタンサンカリウム皮膜層5aがその各対向方向
への熱反射をするので、表層金属板7方向には合
材の熱を反射し、基体部4方向へは冷温を反射す
るので、合材の熱は基体部4方向へ奪われること
が少なく長時間にわたる保熱効果を有している。
荷台に積載したときに合材と接するのは表層金属
板7であり、その裏に多孔質金属板6としてのエ
キスパンドメタル、熱反射性断熱材5が積層され
ているため、保温効果が高い。すなわち、エキス
パンドメタルは多孔性であり、表層金属板7と熱
反射性断熱材5との間に空間を形成して一定量の
空気を保有する役割をもち、熱反射性断熱材5は
それ自体微細空間を有して保温効果があり、かつ
チタンサンカリウム皮膜層5aがその各対向方向
への熱反射をするので、表層金属板7方向には合
材の熱を反射し、基体部4方向へは冷温を反射す
るので、合材の熱は基体部4方向へ奪われること
が少なく長時間にわたる保熱効果を有している。
本考案は上記構成に限定されるものではない。
例えば多孔性金属体はネツトを用いることがで
き、それらに電熱ヒーターを付設することもでき
る。
例えば多孔性金属体はネツトを用いることがで
き、それらに電熱ヒーターを付設することもでき
る。
また熱反射性断熱材は第5図に示すようにフエ
ルトを構成する繊維10の表面にアルミニウム粉
を合成樹脂の混合物の皮膜層11を形成し、かか
る反射性繊維12でフエルトを形成したものであ
つてもよいし、耐熱性発泡合成樹脂材の表面にア
ルミニウム反射層を形成したものであつてもよ
い。更に熱反射性断熱材は多層状のものであつて
もよい。
ルトを構成する繊維10の表面にアルミニウム粉
を合成樹脂の混合物の皮膜層11を形成し、かか
る反射性繊維12でフエルトを形成したものであ
つてもよいし、耐熱性発泡合成樹脂材の表面にア
ルミニウム反射層を形成したものであつてもよ
い。更に熱反射性断熱材は多層状のものであつて
もよい。
図面は本願考案に係り、第1図は合材運搬車の
側面図、第2図は第1図における荷台部分A−A
断面図、第3図は荷台の底部断面図、第4図は荷
台要部拡大断面図、第5図は熱反射性フエルトを
構成する繊維の断面図。 1……合材運搬車、2……車体、3……荷台、
3a……底部、3b……囲枠、4……基体部、5
……熱反射性断熱材、5a……チタンサンカリウ
ム皮膜層、6……多孔性金属体、7……表層金属
板、8……リベツト、9……アングル、10……
繊維、11……アルミニウム皮膜層、12……反
射性繊維。
側面図、第2図は第1図における荷台部分A−A
断面図、第3図は荷台の底部断面図、第4図は荷
台要部拡大断面図、第5図は熱反射性フエルトを
構成する繊維の断面図。 1……合材運搬車、2……車体、3……荷台、
3a……底部、3b……囲枠、4……基体部、5
……熱反射性断熱材、5a……チタンサンカリウ
ム皮膜層、6……多孔性金属体、7……表層金属
板、8……リベツト、9……アングル、10……
繊維、11……アルミニウム皮膜層、12……反
射性繊維。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合材運搬車の車体上に付設した荷台におい
て、箱型基体部を金属板で形成すると共に、該
基体部の内部には底面から熱反射性断熱材と、
多孔性金属体と、表層金属板とを順次積層して
一体に形成して成ることを特徴とする合材運搬
車の荷台。 (2) 前記熱反射性断熱材は、耐熱性高分子合成繊
維を素材としたフエルトに熱反射型塗料を含浸
させたことを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の合材運搬車の荷台。 (3) 前記多孔性金属体は、エキスパンドメタル、
金網のうちの一種又は両者の合成体であること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の合材運搬車の荷台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3636484U JPS60148305U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 合材運搬車の荷台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3636484U JPS60148305U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 合材運搬車の荷台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148305U JPS60148305U (ja) | 1985-10-02 |
JPH0111774Y2 true JPH0111774Y2 (ja) | 1989-04-06 |
Family
ID=30541472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3636484U Granted JPS60148305U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 合材運搬車の荷台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148305U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002211628A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-07-31 | Tokyo Gas Co Ltd | 加熱合材の運搬保温用シート及びこれを用いる加熱合材の運搬方法 |
JP5938376B2 (ja) * | 2013-08-21 | 2016-06-22 | 大林道路株式会社 | 加熱アスファルト混合物の保温構造及び保温方法 |
-
1984
- 1984-03-14 JP JP3636484U patent/JPS60148305U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60148305U (ja) | 1985-10-02 |
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