JPH0111762Y2 - - Google Patents

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JPH0111762Y2
JPH0111762Y2 JP13373283U JP13373283U JPH0111762Y2 JP H0111762 Y2 JPH0111762 Y2 JP H0111762Y2 JP 13373283 U JP13373283 U JP 13373283U JP 13373283 U JP13373283 U JP 13373283U JP H0111762 Y2 JPH0111762 Y2 JP H0111762Y2
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JP
Japan
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support
roller
adjustment bolt
rail
screwed
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JP13373283U
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JPS6045701U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は支承体下方に螺合された左右調整ボ
ルトでローラ付の腕金を長手方向に亘り調整する
一方、支承体一端に螺合された上下調整ボルトで
前記腕金を上下方向に亘り調整することで、尖端
軌条を載置する前記ローラの設定位置を、常時、
適正かつ確実に調整可能な転てつ減摩器における
ローラ調整装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の転てつ減摩器におけるローラ調整装置に
あつては、その一例としてたとえば基本軌条の下
面を載置・支持せる支承体の一側に植設したピン
に、一端にローラを回転自在に支持した腕金の他
端(根部)を枢着し、この根部近傍に固定・直立
した保持桿上方にナツトを螺合し、該ナツトを支
承体上面で保持桿を締着させると共に、前記支承
体上面の前記ローラ側の端部近傍に螺合せる取付
ボルトの下端を、基本軌条下方の未広がり部に当
接させた形態のものが提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記、従来の技術の項で述べたものにあつて
は、腕金が支承体のピンに枢着されているため、
ローラを尖端軌条に対し、変位させるとき、腕金
に対しローラを適正に追随・変位させることが困
難で、稍々もすれば尖端軌条下面へのローラによ
る支持が不充分となる惧れがあり、また保持桿は
腕金に固定されているため、ローラと尖端軌条と
の間隙での微調整が不可能もしくは甚しく困難で
しかもこの微調整のための所作が不充分のときに
は、転てつ器の転換不能という異常事態の発生を
招く危険性があるという問題点がある。
この考案はかかる問題点に着目して提案された
もので、その目的とする所は、ローラを常時、適
正かつ容易に所望位置に設定・保持させ、安全で
しかも確実な転てつ器転換動作が可能な転てつ減
摩器におけるローラ調整装置を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため、この考案に関する
転てつ減摩器におけるローラ調整装置は、基本軌
条下面を載置した支承体の一端近傍に長孔を穿設
し、該長孔に横架せる接続片両端の夫々を腕金に
おける一対の並列され、かつ前記支承体下部を遊
合下に挾持するフオーク片の中間に嵌合・固定
し、これら一対のフオーク片の先端間に、尖端軌
条支持用のローラを回転自在に支持させる一方、
前記接続片を一端に固定した左右調整ボルトを、
支承体に長手方向に亘り進退自在に螺合すると共
に、支承体内に上下方向に皿ばねを設け、かつ支
承体に昇降自在に螺合された上下調整ボルト下端
を、前記腕金のローラと反対側端部の当接部に、
常時、弾発・当接させてなるものである。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
基本軌条F下面を載置した支承体Bの一端(第
1,2,3図において右端)近傍に馬てい形状の
長孔hを穿設し、該長孔hの前後(第3図におい
て下部を前方、上部を後方とする。)に亘に横架
せる円筒状にして、前後にメネジiの刻設された
接続片7の前・後端の夫々を、長尺U字状の腕金
5における一対のフオーク片g,gの中間に嵌
合・固定する一方、支承体Bの下方内側の長手方
向に刻設されたメネジnに左右調整ボルト6を螺
合し、該左右調整ボルト6の右端に形成された縮
経部rを、前記接続片7に対し直交下に嵌合し、
この縮経部「中央の溝部Wに、メネジiに螺合せ
るボルト8の先端を挿入し、ボルト8の締着で縮
経部rを一定位置に固定することで、腕金5、左
右調整ボルト6、接続片7を一体的に結合し、こ
の左右調整ボルト6のメネジnを介しての左右動
により腕金5を長手方向に移行可能としてある。
腕金5における一対の並列せるフオーク片g,g
を右方に向け長尺状に形成し、これらフオーク片
g,gの間に少許の空所(第3図参照)を介し遊
合下に支承体Bの下部を臨ませ、また、フオーク
片g,gの先端(ここでは右端)に横架・定着せ
る支軸dに、尖端軌条T支持用のローラ9を回転
自在に支持する一方、腕金5のローラ9と反対側
端部(ここでは左端)上方に形成された当接部3
に、支承体Bの端部(ここでは左側)近傍に収納
された皿ばね10,11を上下方向に貫通し、か
つ支承体Bに昇降自在に螺合せる上下調整ボルト
2の下端を当接し、しかしてこの皿ばね10,1
1は第4図にみるように、対称的に数組(こでは
3組)のばねを重合させて構成し、これら皿ばね
10,11により上下調整ボルト2を常時下方に
弾発・付勢させることで、前記ローラ9を常時上
方に付勢させてあり、なお、前記下方の皿ばね1
1に接触せる円筒体12の下方一側面(ここでは
左側面)に溝eを介し支承体Bに貫通せる固定ネ
ジ13の先端を前記円筒体12に当接させ、該円
筒体12の不測のうちにおける回転、下降を阻止
してある。また前記左右調整ボルト6に螺合せる
円筒状の締付ナツト14の先端(ここでは右端)
を支承体Bの下方の左端部sに当接させること
で、左右調整ボルト6を一定位置に締着可能と
し、また支承体Bの上方で上下調整ボルト2と反
対端部に螺合せる取付ボルト1の下端を、基本軌
条Fの傾斜部Cに当接させ、締付ナツト15で締
着する一方、支承体Bの右端の折曲部を基本軌条
Fの底部に係合させることで、支承体Bを基本軌
条Fに対し一定位置に固定可能としてある。
〔作用〕
この考案は、前述のような構成であるから、転
てつ器の転換に際し、尖端軌条Tをローラ9で容
易に移動し得ることでは従来の転換動作と同様で
あるが、度重なる転換動作により尖端軌条Tの底
面とローラ9との間における移動に円滑性を欠く
か、もしくは列車の転てつ部通過による衝撃、振
動等で尖端軌条Tとローラ9との間における位置
関係の調整に際し、まづ左右方向における調整に
あつては、一定位置に設定された支承体Bのメネ
ジnに螺合する左右調整ボルト6を回動すると
き、支承体Bは前述のように基本軌条Fに対し一
定位置に設定され、所謂固定状態下におかれてい
るため、左右調整ボルト6は支承体Bに対し長手
方向(第1,2,3図において左もしくは右の方
向)に亘り移行し、よつて之と一体的に接続片
7、ボルト8を介し結合されたフオーク片g,g
を具えた腕金5も同時に左もしくは右の方向に移
動するのでローラ9が尖端軌条Tの底面を左もし
く右の方向に移行され、所望位置に設定された
後、第2図にみるように締付ナツト14の先端
(ここでは右端)を、支承体B下方の左端部sに
当接させて左右調整ボルト6を支承体Bに対し締
着すれば、ローラ9は当該の設定位置に保持され
ることになる。
また、第2図においてローラ9の上下方向にお
ける調整にあつては、上下調整ボルト2を回動
し、その下端で当接部3を押圧・下降させるか、
もしくは浮上させると、腕金5は支承体Bの通孔
hの部分において回動し、ローラ9を上昇もしく
は下降させ、所望位置に設定した後、締付ナツト
4を支承体B下面に当接させ、上下調整ボルト2
を支承体Bに対し締着すれば、腕金5を所望位置
に保持させることになる。
かくてローラ9は腕金5の長手方向(ここでは
左右方向)および上下方向に沿う所望位置に保持
され、安全かつ適正な転てつ転換動作が可能とな
る。
〔効果〕
この考案によれば、基本軌条下面を載置した支
承体に、接続片を介し腕金におけるフオーク片の
中間に左右調整ボルトの先端を固定し、この左右
調整ボルトを支承体の長手方向(ここでは左右方
向)に亘り進退自在に螺合することで、腕金を左
右の所望位置に変位・設定させ、先端のローラを
尖端軌条下面の左右におけ所望位置に調整可能で
あり、また上下調整ボルトの昇降により腕金のロ
ーラと反対側端部を上下方向に沿う所望位置に変
位・設定させて前記ローラを尖端軌条下面の上下
における所望位置に調整可能である一方、支承体
に長孔を穿設してあるので腕金の長手方向におけ
る移行を円滑に行ない得ると共に、腕金と左右調
整ボルトとの結合を容易になし得る故、従来の転
てつ減摩器におけるこの種のローラ調整装置に比
し、構造の徒らな複雑化を回避でき、故障発生の
惧れも少く、また腕金は一対の並列せるフオーク
片を介し支承体下部を遊合下に挾持しているので
腕金はその移行に際し、徒らに揺動することな
く、支承体により直線下に誘導される故、ローラ
を確実に所望位置に設定できる上に、支承体内に
上下方向に設けた皿ばねで上下調整ボルトを常
時、下方に弾発させることでローラを尖端軌条側
に付勢可能にして尖端軌条をローラにより常時、
当接・載置の状態を保持でき、不測のうちにおけ
る転てつ器転換に支障を招くような惧れもない
し、なお、ローラ調整に際しても、特に作業者に
とり煩雑感を抱くことなく、容易に取扱い得る等
の実益を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例にして、第1図は要
部平面図、第2図は仝上正面図、第3図は第2図
の−線拡大断面図、第4図は第2図の−
線拡大断面図である。 B……支承体、R……基本軌条、T……尖端軌
条、g……フオーク片、h……長孔、2……上下
調整ボルト、5……腕金、6……左右調整ボル
ト、7……接続片、9……ローラ、10,11…
…皿ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基本軌条下面を載置した支承体の一端近傍に長
    孔を穿設し、該長孔に横架せる接続片両端の夫々
    を、腕金における一対の並列され、かつ前記支承
    体下部を遊合下に挾持するフオーク片の中間に嵌
    合・固定し、これら一対のフオーク片の先端間
    に、尖端軌条支持用のローラを回転自在に支持さ
    せる一方、前記接続片を一端に固定した左右調整
    ボルトを、支承体に長手方向に亘り進退自在に螺
    合すると共に、支承体内に上下方向に皿ばねを設
    け、かつ支承体に昇降自在に螺合された上下調整
    ボルト下端を、前記腕金のローラと反対側端部の
    当接部に、常時、弾発、当接させてなる転てつ減
    摩器におけるローラ調整装置。
JP13373283U 1983-08-31 1983-08-31 転てつ減摩器におけるロ−ラ調整装置 Granted JPS6045701U (ja)

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JP13373283U JPS6045701U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 転てつ減摩器におけるロ−ラ調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS6045701U JPS6045701U (ja) 1985-03-30
JPH0111762Y2 true JPH0111762Y2 (ja) 1989-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6045701U (ja) 1985-03-30

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