JPH0111732Y2 - - Google Patents

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JPH0111732Y2
JPH0111732Y2 JP3008785U JP3008785U JPH0111732Y2 JP H0111732 Y2 JPH0111732 Y2 JP H0111732Y2 JP 3008785 U JP3008785 U JP 3008785U JP 3008785 U JP3008785 U JP 3008785U JP H0111732 Y2 JPH0111732 Y2 JP H0111732Y2
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JP
Japan
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drum
electrode shaft
plating
barrel device
liquid tank
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JP3008785U
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JPS61147270U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は鍍金装置、更に詳しくは鍍金液槽
と、これに出し入れ自在となされたバレル装置と
を有する鍍金装置に関する。
(考案の背景) 鍍金装置においては、バレル装置が鍍金液槽に
着脱自在となされているので、バレル装置の被処
理物収納ドラム内のマイナス電極と、鍍金液槽の
固定がわ通電レールとは分離可能とすることが必
要であると共に、鍍金時には両者を電気的に確実
に接続することが必要である。
(考案の目的) この考案は前記機能を備えた接続機構を有する
鍍金装置を提供することを目的とするものであ
る。
(実施例) 以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。なお、この明細書において、前とは第
2図左側を、後とは同図右側をいい、左とは第1
図左側を、右とは同図右側をいう。
第1図に示す如くバレル装置1の支持枠2の左
右部に垂下吊持板3が設けられ、これら吊持板3
に多数の小さな通液孔4を有する絶縁材料製の被
処理物収納ドラム5が回転自在に渡し止められ、
このドラム5は右側の有底筒状本体5aと、左側
の左側に向かつて先すぼまりのテーパー状部5b
とを有している。前記テーパー状部5bには被処
理物出し入れ開口6が形成されている。ドラム5
の内周面にはその回転に伴つて被処理物を開口6
と逆の方向、即ち右側に押しやる複数本のねじれ
突条7(螺旋状も含む)が形成されている。この
ような構造により、被処理物をドラム5内に入れ
てそれを回転させると、ねじれ突条7の作用によ
り被処理物が右方に寄せられるので、開口6を閉
塞しなくても、被処理物が開口6よりこぼれ出る
ことはない。ドラム5の右側には絶縁材料製の歯
車8が取付けられ、この歯車8に噛み合う歯車9
が吊持板3に回転自在に渡された回転軸10に固
着され、この回転軸10の右端にはチエンホイー
ル11が固着され、このチエンホイール11は、
チエンガイド12に沿つて移動するチエン13に
よつて回転させられるようになされている。チエ
ンガイド12は鍍金液槽14に固定されている。
支持枠2にはドラム5の上方をほぼ覆うかたち
の下面が開放した覆い15が設けられ、この覆い
15の左側方に排気ダクト16が接続されてい
る。吊持板3には覆い15内の空気の流通を阻止
しないようにするための開口17が形成されてい
る。排気ダクト16の下端は固定排気ダクト19
の開口20にその上から嵌まり込むようになされ
ている。固定排気ダクト19は鍍金液槽14に固
着されている。
覆い15の所定の強度を有する左右側壁22の
下端前後部にはくさび状の支持片23が設けられ
(第2図参照)、他方鍍金液槽14左右上縁には支
持片23の入り込むV字状の受け具24が支持片
23に対応して設けられている。支持枠2の上部
にはバレル装置吊持キヤリヤー(図示略)のフツ
クが係合する受け片25が設けられている。この
ような構成により、キヤリヤーによりバレル装置
1を吊り下げ、所定の鍍金液槽14の上方に移動
した後、バレル装置1を下降させると、支持片2
3がV字状の受け具24に入り込むので、バレル
装置1の鍍金液槽14に対する位置決めが自動的
に行なわれる。そしてこのようにしてバレル装置
1が鍍金液槽14に固定されるのと同時に、排気
ダクト16が開口20に入り込み、またチエンホ
イール11はチエン13に噛み合う。
ドラム5の右側内面に円板状のマイナス電極板
27が固着され、このマイナス電極板27には右
方に突出した電極軸28が設けられ、この電極軸
28は、バレル装置1が鍍金液槽14に固定され
たとき、少なくとも上面及び電極軸28がわ側面
開放の導電性受け具29に入り込むようになさ
れ、この受け具29は導電性吊持片30に一体形
成され、この吊持片30は鍍金液槽14に対して
絶縁されている。なお、吊持片30及び受け具2
9は所要部が絶縁材によつて被覆されている。吊
持片30の水平部にあけられた孔31を通じて絶
縁材製のボルト32が鍍金液槽14にねじ嵌めら
れ、このボルト32に吊持片30を上向きに付勢
するそれと絶縁されたばね33が嵌められてい
る。また、吊持片30の外側垂下部の長孔34を
通じてボルト35が前後方向に長い通電レール3
6にねじ嵌められ、この通電レール36は絶縁材
37を介して鍍金液槽14の右側壁に取付けられ
ている。なお、必要に応じ通電レール36と吊持
片30とを導線を介して接続するようにしてもよ
い。このように、吊持片30がばね33によつて
上向き付勢されると共に上下動自在となされてい
るので、バレル装置1を鍍金液槽14に載置した
ときにおける電極軸28の位置より受け具29が
やや上方に位置するようにしておけば、バレル装
置1を鍍金液槽14に載置したとき電極軸28が
受け具29をばね33の付勢力に抗して押し下げ
てそれに乗るので、両者が確実に接触し、接触不
良が起こらない。なお、受け具29と鍍金液槽1
4との間に主電源用のスイツチ機構を設け、受け
具29がばね33の付勢力により上動したとき電
源が切れ、他方受け具29が電極軸28により押
し下げられたとき電源が入るようにしておくこと
により、バレル装置1が鍍金液槽14に入れられ
たときにのみ通電を行なつて、電力の無駄な消費
を防ぐと共に受け具29に鍍金金属が付着するの
を防止することが出来る。
鍍金液槽14の左側壁に各バレル装置1に対し
て例えば2個づつの金属素材用の篭41のフツク
42が次の如き状態となるようにして引つ掛けら
れている。即ち、フツク42が絶縁材39を介し
て鍍金液槽14に取付けられた通電レール40に
接するように、且つ篭41が開口6に対向するよ
うにして引つ掛けられている。フツク42及び篭
41は導電素材製であり、篭41内には原料金属
片が入れられているようになされている。このよ
うな構造により、篭41ひいては原料金属片がプ
ラス極となされる。
鍍金液槽14の左側壁内側に沿つて導管43が
配設・固定され、この導管43に各バレル装置1
の開口6に向かうようにして環状ガイド45を有
するノズル44が接続され、このノズル44から
ドラム5内に鍍金液が噴出されるようになされて
いる。このノズル44からの噴出液にひかれて篭
41の周囲の金属素材濃度の高い鍍金液がドラム
5内に引き込まれる。鍍金液槽14の底壁には各
バレル装置1に対応するようにして吸引管46が
接続され、この吸引管46により吸引された鍍金
液は冷却器(図示略)等を経て導管43に導かれ
るようになされている。このような構造により、
鍍金液をドラム5内を通つて強制的に循環させる
ことが出来る。なお、鍍金液の短絡がおこらない
ように、鍍金液槽14の左側底部には多孔板から
なる邪魔板47が設けられている。
(実施例の作用) 次に実施例の作用について説明する。
まず、開口6よりドラム5内に所定量の被処理
物を投入し、その後キヤリヤー(図示略)によつ
てバレル装置1を吊り上げ、鍍金液槽14の上方
所定位置に運びそこでキヤリヤーの走行を停止さ
せ、バレル装置1を鍍金液槽14内に入れる。そ
れに伴つて、支持片23が受け具24に入り込
み、また排気ダクト16が開口20に入り込み、
更にチエンホイール11がチエン13に噛み合
う。従つて、ドラム5が回転し、この状態で鍍金
が行なわれる。そのときねじれ突条7の作用によ
り被処理物は開口6を閉塞しなくても、それより
こぼれ出ることはない。
鍍金液はノズル44によつてドラム5内に強制
的に送り込まれ、ドラム5内の鍍金液は通液孔4
を通つてドラム5外に流出して吸引管46によつ
て鍍金液槽14から排出され、冷却器等、導管4
3、ノズル44を通つて再び鍍金液槽14内に供
給される。
鍍金液の蒸発ガスを含む空気は覆い15によつ
て集められ、ダクト16,19を通つて、所定の
処理を行なつた後排気される。
鍍金が完了すると、バレル装置1はキヤリヤー
によつて鍍金液槽14から引き上げられ、次工程
の場所へ運ばれる。
(考案の効果) 以上の次第でこの考案によれば、ドラムに設け
られた電極軸が入り込む導電性受け具が鍍金液槽
に直接又は間接に上下動自在に設けられ、この受
け具が弾性体によつて上向きに付勢され、この受
け具に電極軸が乗ると受け具が弾性体の力に抗し
てやや下がるようになされているので、電極軸と
受け具とを確実に接触させることが出来る。また
電極軸と受け具とが鍍金液中で接触するので、両
者の電気的接触も確実である。更にバレル装置を
持ち上げることにより電極軸が受け具より外れ、
他方バレル装置を降ろすことにより電極軸が受け
具に支承されるようになされているので、電極軸
と受け具との分離・接続が極めてスムーズであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第1図は縦断面図、第2図は側面図、第3図は第
1図−線断面図である。 1……バレル装置、2……支持枠、4……通液
孔、5……被処理物収納ドラム、14……鍍金液
槽、28……電極軸、29……導電性受け具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍍金液槽14と、これに出し入れ自在となされ
    たバレル装置1とを有しており、前記バレル装置
    1は支持枠2に回転自在に設けられた多数の通液
    孔4を有する被処理物収納ドラム5を備えてお
    り、この被処理物収納ドラム5の一側方にその軸
    心と等しい軸心を有する電極軸28が設けられ、
    この電極軸28が入り込む少なくとも上面及び電
    極軸28がわ側面開放の導電性受け具29が鍍金
    液槽24に直接又は間接に上下動自在に設けら
    れ、この導電性受け具29は弾性体33によつて
    上向きに付勢され、この導電性受け具29に電極
    軸28が乗ると導電性受け具29が弾性体33の
    力に抗してやや下がるようになされている鍍金装
    置。
JP3008785U 1985-03-02 1985-03-02 Expired JPH0111732Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3008785U JPH0111732Y2 (ja) 1985-03-02 1985-03-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3008785U JPH0111732Y2 (ja) 1985-03-02 1985-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61147270U JPS61147270U (ja) 1986-09-11
JPH0111732Y2 true JPH0111732Y2 (ja) 1989-04-06

Family

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JP3008785U Expired JPH0111732Y2 (ja) 1985-03-02 1985-03-02

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JPS61147270U (ja) 1986-09-11

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