JPH01116259A - タービン式ブレーキ - Google Patents

タービン式ブレーキ

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JPH01116259A
JPH01116259A JP27189887A JP27189887A JPH01116259A JP H01116259 A JPH01116259 A JP H01116259A JP 27189887 A JP27189887 A JP 27189887A JP 27189887 A JP27189887 A JP 27189887A JP H01116259 A JPH01116259 A JP H01116259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
turbine
crankshaft
air compressor
internal combustion
Prior art date
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Pending
Application number
JP27189887A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hatanaka
畠中 一浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、タービン式ブレーキに係り、特に空気圧縮機
を減速ブレーキのために設けたタービン式ブレーキに関
する。
[従来の技術] −aに、大型バスやトラック等のように、京擦制動によ
る熱変換量が大きい車両においては、主プルーキの補助
となる装置(減速ブレーキ)が必要である。従来この種
の減速ブレーキは、入力側、即ち車輪の方から内燃機関
または回転抵抗体を駆動して、抵抗損失を生じさせ、制
動力を得るようになっていた。
回転抵抗体を利用する減速ブレーキのうちでは、流木式
および電気式リターダが広く知られ、実用化されている
第4図に示すように、流体式リターダaは、内燃機関す
と車輪Cとを連結する動力伝達軸dの途中に設けられ、
出力側に固定されたロータeと入力側に固定されたステ
ータ「との間に流体(水、オイル等)のうず流を起こさ
せて、吸収するエネルギを熱に変換するものである。こ
の流体は、流体タンクa内に備えられた熱交換器りによ
って冷却されながら循環される。またiff動力の調整
は、流体の流量を弁iにより加減することにより行なわ
れる。
また、電気式リターダは、電磁石の間で上記と同様のロ
ータを回転させ、磁場内を金属が動くときに生ずるうず
電流(ツーコミ流)をオーム熱の形で発散させるように
なっている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで上記リターダにおいては、出力側のトルクを最
終的には熱エネルギへ変換させ、その分が制動エネルギ
となるようにしているなめ、ブレーキ効率を上げるため
には、作動媒体(流体または回転抵抗体)の冷却のため
の装置が不可欠であり、スペース上およびコスト上の大
きな問題点となっていた。
一方、本発明者らは、排気を回収してこれを有効利用す
る「ターボコンパウンドエンジン」を開発中であった。
第5図に示すように、このシステムは、内燃a I!Q
 jに備えちれた過給機にのタービンlに、高温な排気
を供給してその効率を高めると共に、その下流側にクラ
ンクシャフトIに連結されたパワータービンnを設け、
この駆動に要する力を制動力として、エンジンブレーキ
力を高めようとするものであった。
この提案によると、冷却装置(a、 h)は不要である
ので、上記問題点は一応解決されることになる。ただし
あくまでも排気を利用するタービンであるので、その制
動力にはおのずと制限がある。
そこで本発明は、上記事情に濫み、冷却用装置が不要で
しかも所望の制動力が得られる減速ブレーキを提供すべ
く、タービン式ブレーキとして創案されたものである。
[簡題点を解決するための手段] 本発明は、内燃機関のクランク軸に空気圧縮機のタービ
ンを連結し、その吸入口に絞り部を設けたものである。
[作用] クランク軸が回転して、空気圧縮機のタービンが駆動さ
れると、その特性に応じたエネルギが消費されることで
、内燃機関の運転を11動する力が発生し、減速ブレー
キとして作用する。
絞り部は、空気の吸入量を吸入口側で絞ることで実質的
に空気圧縮機の吐出量を調節し、所望の制動力を発生さ
せる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は、本発明に係るタービン式ブレーキの一実施例
を示したものであり、内燃機関1のクランク軸2に、主
ブレーキ(図示せず)を補助するための空気圧縮機3の
タービン4が連結されて構成されている。
クランク軸2の出力軸5は、車輪(図示せず)を@動す
るための動力伝達軸6に連結していると共に、所定のギ
ア比に形成されたタービン式ブレーキ用増速ギア7を有
している。そして、タービン4の入力軸8は、この増速
ギア1の出力軸9と一体的に形成されており、ギア7を
介してクランク軸2と連結されていることになる。
第2図に示すように、空気圧縮機3は、羽根車10と、
これを収容するためのゲージング11とから成る。ケー
シング11には実施例にあっては、入力軸8の軸方向外
方に吸入口12が、また羽根車10の径方向外方に吐出
口13が形成されている。
そして吸入口12には、所定の空気流量を得るための絞
り部14が設けられている0本実施例にあっては、吸入
口12が所定の開口面積Aを有するように、絞り部14
に備えられた回動軸の軸廻りに回動自在に形成された弁
体15が設けられている。弁体15は、吸入方向Bに平
行(開放)になったときに最大、またこれを略横断(閉
成)するように回動されたときに最小の面積を形成する
ように、即ち面積の拡大・縮小ができるようになってい
る。ここで吸入口12に弁体15を設けることは、弁体
15が絞ったことによる熱的影響などを受けにくくなり
信頼性、耐久性上において好ましい、この弁体15には
、前出第1図に示したように、@動手段16が備えられ
ている。駆動手段16は、弁体15が最小面積にすべく
回動するように付勢カ分有するエアシリンダ17と、シ
リンダ17にその付勢力を上回る圧力を有する圧縮空気
を収容するためのエアタンク18と゛、エアタンク18
とエアシリンダ11とを連絡する供給路19の途中に設
けられた電磁弁20と、電磁弁2Gを開閉するためのス
イッチ21とにより形成されている。
スイッチ21は、ニュートラルスイッチ22とクラッチ
スイッチ23と、タービン式ブレーキスイッチ24とか
ら成り、全てがrONJとなったときに電磁弁20が開
となるように、直列に接続されている。ニュートラルス
イッチ22は変速機(図示せず)がニュートラル位置以
外となっているとき、またクラッチスイッチ23は車輪
駆動を入断するクラッチ(図示せず)が入続されている
時にそれぞれ「○N」となるように形成されている。
次に本実施例の作用を説明する。
通常運転時にあって、内燃機関1のクランク軸2が回転
されると、増速ギア7により適宜回転数が増加されて、
タービン4が駆動される。
このとき、弁体15はエアシリンダ11によって閉成側
に回動されており、吸入口12の面積Aが最小となるよ
うに形成する。すると、空気圧縮機3を駆動するための
力、即ちタービン式ブレーキの制動力も最小となり、内
燃機関1の運転に影響を及ぼさないようになる。
停止前あるいは長い下りの坂道等で、主ブレーキを補う
制動力が必要となった時は、電磁弁20のスイッチ21
を「○N」にする、このとき、エンジンブレーキは働い
ている状懇になっている。電磁弁20が開になると、エ
アシリンダ17は圧縮空気によって、付勢力に抗して弁
体15を開放側に回動させるように押動し、吸入口12
を所定の面積Aに開口する。これでクランク軸2に働く
力が最大となり、内燃機関1への制動力が発生し、減速
される。
このように、作動媒作としての空気に運動エネルギを与
えることで、これに消費されるエネルギである■1動力
を得るようにしたので、絞り部14の弁体15を操作す
るだけで減速ブレーキが自在に得られる。
本発明者らは、この絞り部14の面積Aと制動力との関
係についての実験を、本実施例の構成に則り、行ってい
る。タービン式ブレーキの制動力Fは次式によって表さ
れる。
ここに、C・空気の定圧比例熱 G:空気流量■ 二大
気温度  P 二人気圧 P:空気圧縮機による圧縮圧 に:比熱比 a:定数 Y :空気圧縮機の効率 即ち、他の条件が同じならば絞り部14の面積A(空気
流量G)を適宜変えることによって、制動力Fを制御す
ることが可能である。この関係の一例を第3図に示す0
図中、破線Cで示した関係をもとに、所望の制動力Fを
得るように吸入口12(絞り部14)の面積Aを形成し
ておけばよい、また同図には、吐出口13側に絞り弁を
設けて、その面積を変えた場合(実線D)も併せて示し
であるが、このように構成すると同じ絞り面積Aで、吸
入口12に設けた場合よりも得られる制動力が大きくな
ること且つ絞り°°0゛でも一定の制動力Fを得ること
ができる特長がある。しかし、制動力Fを°“0”がら
立ち上げて、リニアに制動力を得ようとする場合、即ち
通常のブレーキとして利用する観点にあっては、吸入口
12に絞り部14を設けた方が望ましい。
さらに、上記弁体15の開度をエンジン回転数に基づい
てM制御すると、第5図に示すような絞り面積−制動力
関係図を得ることができる。!IIち絞り量を可変させ
ると、クランクの軸が低回転、つまり車速が遅い場合に
あっても、大きな制動力を作り出す性能を選択できるよ
うになり、第5図に示す性能F1〜F6・・・を予めマ
ツプに記憶させてコントローラ(図示せず)に組み込み
、そのコントローラでステンビングモータを駆動し弁体
15の開度を自動的に制御するように構成すると、最適
な制動力を得ることができる。
尚、簡易に車速を目安としてドライバがボジジョンスイ
ッチを切り換え任意の性能(F t〜F6・・・〉を選
択するようにしても良い。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
従来、減速ブレーキとして使用されていたリターダに変
えて、空気圧縮機のタービンをクランク軸に連結したの
で、作動媒体を冷却するための装置が不要となり、減速
ブレーキの省スペース、且つコスト低減が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタービン式ブレーキの一実施例を
示した構成図、第2図はその空気圧縮機を示した側断面
図、第3図はその作用を説明する7なめの絞り面積−制
動力関係図、第4図はエンジン回転数−制動力関係図、
第5図は従来の減速ブレーキである流体式リターダを示
した構成図、第6図はターボコンパウンドエンジンのシ
ステム図である。 図中、1は内燃機関、2はクランク軸、3は空気圧縮機
、4はそのタービン、12は吸入口、13は吐出口、1
4は絞り部である。 特許出願人  いすゾ自動車株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関のクランク軸に、空気圧縮機のタービン
    を連結し、該空気圧縮機の吸入口に絞り部を設けたこと
    を特徴とするタービン式ブレーキ。
  2. (2)上記絞り部が、上記吸入口の開口面積を拡大・縮
    小するための弁体を有した上記特許請求の範囲第1項に
    記載のタービン式ブレーキ。
  3. (3)上記空気圧縮機のタービンが、上記クランク軸と
    連結するための連結軸を有し、該連結軸に変速ギアを介
    設した上記特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のタ
    ービン式ブレーキ。
JP27189887A 1987-10-29 1987-10-29 タービン式ブレーキ Pending JPH01116259A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3050932A (en) * 1958-01-18 1962-08-28 Daimler Benz Ag Auxiliary turbine drive arrangement for supercharged internal combustion engines
JPS63302152A (ja) * 1987-05-30 1988-12-09 Isuzu Motors Ltd タ−ビン式ブレ−キ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3050932A (en) * 1958-01-18 1962-08-28 Daimler Benz Ag Auxiliary turbine drive arrangement for supercharged internal combustion engines
JPS63302152A (ja) * 1987-05-30 1988-12-09 Isuzu Motors Ltd タ−ビン式ブレ−キ

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