JPH01114222A - 送信ダイバシティ方法とシステム - Google Patents

送信ダイバシティ方法とシステム

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JPH01114222A
JPH01114222A JP62272729A JP27272987A JPH01114222A JP H01114222 A JPH01114222 A JP H01114222A JP 62272729 A JP62272729 A JP 62272729A JP 27272987 A JP27272987 A JP 27272987A JP H01114222 A JPH01114222 A JP H01114222A
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JP
Japan
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carrier wave
signal
frequency
zones
same
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JP62272729A
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English (en)
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Sadao Ito
伊藤 貞男
Atsushi Fujimoto
敦 藤本
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は移動無線通信における送信ダイバシテイ方法と
システムに関する。とくに、小ゾーン構成を採用した陸
上移動通信などにおけるフェージングをともなう無線回
線において、フェージングによる影響を軽減して、信号
の伝送特性を改善することを目的とした、送信ダイバシ
テイ方法とシステムに関するものである。
[従来の技術] VHF帯あるいはUHF帯を用いる陸上通信における市
街地等の電波伝搬特性は、電波が建物やその伯の物等に
より反射、回折、散乱を受けて、多くの経路によって伝
搬される、いわゆる多重路伝搬として特徴づけられる。
このため、移動体の走行に伴い、受信信号には、ピッチ
が速く、落ちこみの深いレイリー・フェージングと呼ば
れる影響を受け、伝送品質が劣化するので、これを克服
することが高品質の陸上移動通信回線を実現するための
最大の問題点となる。
ダイバシテイは、このようなレイリー・フェージングを
克服するための有効な技術であり、とくに送信ダイバシ
テイは、受信ダイバシテイにおいて必要とされる受信レ
ベル情報等のフィードバック・ループを必要としないと
ころから、受信機の 。
構成の簡易化が容易であり、サービス・エリア内に、第
7A図および第7B図に示すようにゾーンを構成し、各
ゾーンに送信用固定無線局を配置した小ゾーン構成をと
るシステムに有効である。
第7A図(a)においては、太線で示したように、くり
返しゾーン数Nが12の場合を例示し、(b)において
は同様にN=3、(C)においてはN=4、(d)にお
いてはN=7、第7B図(e)においてはN=9、(f
)においてはN−25の場合を例示している。
第7A図および第7Bに示すような小ゾーン構成をとる
場合には、同一周波数(同一チャネル)を場所的に離れ
た所で再利用している。これは同図中においては、N個
の小ゾーンの集合である基本群を太線で表わしているが
、1つの基本群と伯の基本群とに含まれた小ゾーンにお
いて同一の無線チャネルを使用していることを斜線を用
いて示している。この斜線で示した2つの小ゾーンが同
一の無線チャネルを使用しても干渉妨害が実質的に発生
しないことを示している。
どの程度離れて同一の無線チャネルを再使用することが
できるかは、使用周波数帯、サービスエリア内の地形、
地物の状態に依存する電波伝搬特性、システム条件等で
異なるが、再利用可能の条件として図示のくり返しゾー
ン数Nがよく利用されている。
このような送信ダイバシテイとして、種々の技術が開発
されている。とくに近年ディジタル移動通信が盛んにな
るにともない、被変調信号がディジタルの場合にのみ適
用される技術として、(1)周波数オフセット (2)変調指数オフセット、および (3)変調波形オフセット 等のダイバシテイが提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記の(1)〜(3)の技術には、つぎ
にのべるような技術的困難性があった。
即ち、(1)の周波数オフセットについては、伝送帯域
幅が移・動体通信の場合16KH2と狭隘であり、周波
数オフセット量を大きくとると、伝送帯域外に信号周波
数成分が出てしまい、効果が減殺される。(2)の変調
指数オフセットおよび(3)の変調波形オフセットにつ
いては、伝送信号に加えるオフセット量の時間変化を制
御する必要がある点で高度な制御回路を要し、コストが
割高になるという問題点があった。
さらに距離的に離れた各送信局の搬送波周波数は同一チ
ャネルであっても若干具なっているのが普通であり、こ
れを完全に同一周波数とするには、位相同期法など複雑
な回路を必要とする欠点があった。
L問題点を解決するための手段] 本発明ではこれらの欠点を除去するために、互いに同期
した同一ベースバンド信号により複数の無線ゾーンのそ
れぞれに設置された各送信局の搬送波を角度変調して送
信することにした。
また各送信局の搬送波周波数は同一チャネルである必要
はあるものの、完全に同一周波数である必要性を除外す
ることが可能となった。
さらに小ゾーン構成をとる場合には、システムにより定
められるくり返しゾーン数Nに対応するだけの種類の、
同一のベースバンド信号の有する周波数範囲とは異なる
周波数を有する正弦波などの別の信号を準備することに
した。
[作用] 小ゾーン構成を採用した移動無線システムの各無線基地
局のうち、くり返しゾーン数Nと同数の無線基地局の送
信機(これら送信機の搬送波周波数は互いに完全に同一
とはいえない)に対しては、それぞれ同一のベースバン
ド信号の有する周波数範囲とは異なる周波数を有する正
弦波などの別の信号(これらの信号はそれぞれ振幅、周
波数成分は異なるが平均電力はそれぞれ、はぼ等しいも
のとする。以下拡散信号と称する。)を入力させること
により、角度変調し、搬送波の有するスペクトルを拡散
させておき、この拡散したスペクトルを有する搬送波を
ベースバンド信号により角度変調して送信することとし
た。その結果、小ゾーン構成を採用した移動通信システ
ムのザービス・エリア全域にわたりサービス品質が向上
し、さらに経済的な機器構成および伝送帯域上の制限の
除去が可能となった。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例の複局同時送信方式のうち
、無線基地局がn局の場合の送信局側の回路構成図であ
る。無線基地局6−1.6−2゜・・・、6−nと無線
系制御局5が図のごとく配置され、無線基地局6−1と
6−2等の間の相対距離は、数100mから数10飴程
度と用途により広い範囲で使用される。また無線系制御
局5は、無線基地局6−1.6−2.・・・、6−nと
同−場所に設置されることもある。無線系制御局5には
、各無線基地局6i、6−2.・・・、6−nへ、ベー
スバンド信号源10の信号を同相で送出するために、線
路長差を補償する遅延回路51−1.51−2.・・・
、51−nが具備されている。
各無線基地局6−1.6−2.・・・、6−nには、第
1図に示す回路が具備されている。11−1゜11−2
.・・・、11−nは、それぞれ角周波数がω1.ω2
.・・・、ω。の拡散用の発振器、13−1.13−2
.・・・、13−nはミキサ、15−1゜15−2.・
・・、15−nは角度変調器、61−1.  ’62−
2.・・・、62−nは搬送波発生器であり、その発振
角周波数はω。1.ω。2.・・・、ω。。である。
ただしω。1.ω。2.・・・、ω。。は同一無線チャ
ネルとする。17−1.17−2.・・・、17−nは
送信アンテナである。
第2図は本発明に使用することのできる、従来からある
受信局の回路構成図であって、20は受信アンテナ、2
2はバンドパス・フィルタ、23はリミタ、25はエネ
ルキー検波するディスクリミネーター、26はローパス
・フィルター、27は復号器、28はデータ出力端子で
ある。
第1図に示した本発明のシステムは、たとえば第7A図
(a)のくり返しゾーン数N−12のようなゾーン構成
で用いられ、各ゾーンに1個または複数個の無線基地局
がそれぞれ配置される。
同図第7A図(a)において左下部の斜線を入れられた
正六角形を含み大黒線で囲まれた12個のゾーンからな
る基本群が、くり返しゾーン数N−12のうち左下部の
斜線を入れられた正六角形の小ゾーンで使用される無線
チャネルと全く同一の無線チャネルが、同図中央部の別
の基本群の斜線を入れられた正六角形の小ゾーンで使用
された場合でも、電波伝搬特性およびシステム設計条件
等から、干渉妨害が実際に無視できることを示している
発振器11−1〜11−nから出力される拡散信号は、
もし、くり返しゾーン数(N=12)より少ない種類を
用いると、N−12個の無線基地局のうち、いづれかす
くなくとも2つの無線基地局6の各ミキサ13の変調入
力用拡散信号として全く同一の信号(同一周波数、同一
振幅成分)を用いねばならなくなる。この場合にはダイ
バシテイ効果は得られなくなる。また逆に、くり返しゾ
ーン数Nより多数の種類の拡散信号を用意したとしても
、くり返しゾーン数Nに見合う無線基地局6には、それ
ぞれ異なる拡散信号による変調により、ダイバシテイ効
果が得られるが、余分の数の拡散信号は、基本群以外に
設置されている無線基地局で使用せざるを得なくなる。
すると、たとえば第7A図(a)の左下部の黒人線内の
サービス・エリアに居る移動無線機は、12個の無線基
地局6から送出される送信信号を受信し、所期の送信ダ
イバシテイ効果が得られるが、隣の基本群内に設置され
ている無線基地局から送信される信号は、電波伝搬特性
上の減衰を受け、良好に受信できず、したがって、別の
種類の拡散信号を用いても、所期の効果は得られず無駄
ということになる。
第7A図および第7B図の(b)〜(f)に示ずように
、くり返しゾーン数N=3.4,7.9゜25を用いる
場合には、拡散信号も、それぞれ3゜4.7,9.25
種類を準備する必要がある。さらに、1つのゾーン内に
複数の無線基地局6を設置する場合には、さらに多くの
種類の拡散信号を準備する必要がある。
つぎに本発明の動作を数式を用いて説明する。
但し、無線基地局6−1および6−2から本発明の手段
を用いて送信される信号を、移動無線機で受信した場合
の動作を説明する。
ベースバンド信号源10のベースバンド信号をm (t
)とし、ベースバンド信号のスペクトルとは異なる周波
数の正弦波を重畳すると、送信アンテナ171.17−
2から放射される電波は、それぞれ、 CI C03(ω。1t+β1>       (1)
C2CO3(ωc2を十β2)        (2>
ただし、 β1=f (m(t) +a1  sinΦ1)’dt
   (3)C2=f (m(t) 十82  sin
の2 ) dt   (4)ここで、 Φ1−ω1↑十α1         (5)Φ2=ω
2を十α2         (6)であり、 ωC1,ω。2:搬送角周波数 a 、C2:重畳波の振幅 ω 、C2:重畳波の角周波数 α 、C2:重畳波の位相 である。このとき、リミタ23の出力における受信信号
s (t)は、次式で表わされる。
十〇・)    (7) ここで、R・およびθiはレイリー・フェージングの存
在下におけるアンテナ17および18からの受信電波の
、それぞれの振幅と位相である。
このときのディスクリミネータ25に出力される平均受
信電力εは、(7)式のs (t)の2乗手一  12
 − 均となるから、 ε= (RI  C1+R2” C2” )/2+RI
 R2,0I C2 。
十0l−02)dt     (8) ここで、 1171−(a 1 / 0) 1 ) CO3Φ1v
2−(a 2 / Q) 2 ) CO3Φ2(8)式
のTは、データの繰り返し周期、すなわち、データ信号
のクロックの周期である。
ここで、つぎの条件を与えてみる。
ωIT=2pπ C2T=2qπ で、かつpとqは互いに素。
この条件下での平均受信電力εは、次式で与えられる。
ε−(R12C12+R2′C22)/2+R,R2C
I C2(ACO3O+13sinθ)となる。ただし θ=θ1−θ2 であり、A、Bは次式で与えられる。
A= (P/ (2yrδ))sin2yrδ十δQ 
5in2πδ+δR(1−cos2yrδ)+δ35i
n2πδ+δT(1−CO32πδ)(10−1> 8= (P/ (2πδ) )  (1−cos2πδ
)−δR5in2πδ十δQ(1−cos2πδ)−δ
T 5in2πδ+δ5(1−CO32πδ)(10−
2> ただし、 δ−(ω。1−ωc2) T/ (2π)但し、lはO
または正の整数であり、J(はに次のベッセル関数を表
わす。
Q−−π−1ΣΣ(−1>lIl+0 m=10=1 X02m(a1/ω1) ×J2o(a2/ω2) X [((2pm+2qn)  −62)−1+((2
J)m−2qn)2−62)−1]−π−1ΣΣ(−’
l)”n m=0 n=O X02m+1 (a1/(lc)1 )×J2n+1(
a2/″2) X’[(((2m+1 ) D + (2n+1)q)2−62〕−1 +(((2m+1)p −(2n+1)Q)2−62)−1] R−−π−1シーげ(−1>IIl” m=On=1 X J 2m+1 (a 1 / 1 )×J 2n 
(a2 /ω2)。
x[(((2m+1)p +2nq)  −δ2)−1 +’(((2m+1 ) p −2nq)2−62’)−1] 一π−1.ff ff (−1) m+nm=1  n
=0 XJ2ITl(a1/ω1) ×J2n+1(a2/″2) X E ((2mF) +(2n+1)q)  −62〕−1 + ((2mp −(2n+1)q)2−62)−1] 8−一π−’?(1)  [J□ (a1/ω1)m=
1 T−一π−11(−1>  [J□ (a2 /ω2)
m=0 ここで、(9)式の平均受信電力εを受信帯域幅の雑音
電力Nで規格化したものをγとおくと、γは次式で表わ
される。
7=ε/’N=r  +r  + (rl r’2 >
、”/2X (A cosθ十B sinθ) ここで、rlおよびr2は、それぞれ、送信アンテナ1
7、および18からの受信波の搬送波電力対雑音電力比
(CNR>であり、レイリー・)エージングの存在下で
は指数分布に従う確率変数である。
非フェージング時の搬送波電力対雑音電力比がγのとき
のビット誤り率P。S(γ)はCNRの関数として次式
で表わされる。
Po、(γ)= (1/2)exp (−cγ)ここで
Cは、システムの状態を示す比例定数である。
以上の結果より平均ビット誤り率P。を計算すると、 −c  V  (A  +、B、  ))]−1となる
ここで、2波の平均受信CNRは等しいと仮定し、「で
表現している。
第3図は本方式にもとづき、(1)式ないしく6)式に
おいて、 ωc1−ωc2−ωC a 1−82 = a ω2/ω1−3 として、平均搬送波電力対雑音電力比(C[。)対平均
ビット誤り率(P  )特性の例を、Zl−a・/ωi
をパラメータとして計算した結果を示したものである。
図中において、7l−72−Oの曲線が、角度変調信号
を重畳しない場合であり、Z1= 2.40 、 Z2
= 0.80の曲線が、本発明による角度変調信号を重
畳した場合であって明らかに角度変調信号を重畳した場
合に、顕著な平均ビット誤り率の低下が得られる。
なお、上記の条件で、かつω。1−ω。2がデータの繰
り返えし周期に比べて十分率さいときのA。
Bの値と平均ビット誤り率P。を表1に示す。搬送波周
波数の2つの基地局間でのずれは、それがデータの繰り
返えし周期に比べて十分率さいとき誤り率にほとんど影
響しない。
表    1 δ   A   B   C[P。
(Cr=1)(Cr=10 ) ×10−13 0−0.145600.12565.1080.01−
0.1455−0.00470.12575.1080
.1−0.1333−0.05570.12565.1
070゜2 −0.0864 −0.1181  0.
1257  5.1090.3−0.0024−0.1
606 ’0.12585.133以上くり返しゾーン
数Nの場合の任意の2局から送信された場合を計算し、
本発明の動作を数値により説明したが、くり返しゾーン
Nの場合は、N個の無線基地局6−1〜6−nより送信
された送信波のグイバシテイ効果も同様に計算すること
ができる。したがって、N種類の拡散信号を準備すれば
よいことがわかった。
以上の結果から、本発明をさらに一般化した場合に、送
信局の回路に要求される諸条件を示すと、1〉ベースバ
ンド信号と拡散用の発振器出力とを混合する場合に、互
いに他に妨害を与えないように整合されていること。
2)拡散用の発振器出力の周波数成分には、ベースバン
ド信号と同一の周波数成分は含まないこと。
3)拡散用の発振器出力波形に三角波、矩形波などの単
一正弦波以外の波形を含んでもよいが、この場合にも上
記1)および2)の条件を満足することが必要である。
4)拡散用の発振器11−1〜11−nの出力レベルは
、各々はぼ等しいことが望ましい。ただし、これは絶対
条件ではなく、システムにより許容値は変化する。
5)ベースバンド信号および拡散用の発振器の出力信号
を一般的な表現で表わせば、ベースバンド信号は、 拡散用の発振器の出力信号は、 n 5d(t) =、fi  b、 Sin  (ω0已+
φ1)となる。ここで、 a・は角周波数ωiの信号成分の振幅、粗角である。こ
こで前記の2)および3)の条件を満足するためには、
すべての1.jに対しωi くω。j     、’(
16)または、 。J 、         (17) を満足させる必要がある。
前記の2>、3)および4)の条件を満足する各周波数
成分を表示すると、第4図に示すようになる。(a)の
ベースバンド信号の周波数成分が0.3ないし3.0K
H2である場合には、拡散用の発振器の出力の周波数成
分は(b)または(C)に示すように、(a)に示した
ベースバンド信号の周波数成分とは異なる周波数成分、
たとえば(b)に示すように0.1ないし0.2KH7
または(C)に示すように3.3KH2ないし4.0K
H2としなければならない。
このような場合には、第1図に示した回路構成は、第5
A図または第5B図に示すような回路構成にする必要が
ある。
すなわち、第4図(C>に示すように、ベースバンド信
号の周波数成分よりも高い周波数の拡散用の信号をミキ
サ13に印加する場合には、第5A図に示すように、ベ
ースバンド信号源10Aには、ベースバンド信号器31
の出力はバンドパス・フィルタ32を通して帯域を、た
とえば0.3ないし3.0KHzに制限し、拡散用の発
振器11Aとしては、拡散信号器41の出力をバイパス
・フィルタ42を通して、その出力の周波数成分を、た
とえば3.3ないし4.0KH2にして、ミキサ13に
印加する。
同様に、第4図(b)に示すように、ペースバ □= 
23 − ンド信号の周波数成分よりも低い周波数の拡散用の信号
をミキサ13に印加する場合には、第5B図に示すよう
に、発振器11Bにローパス・フィルタ43を用いて、
その出力周波数の成分を、たとえば0.1ないし0.2
Kl−IZに制限して、ベースバンド信号の周波数成分
と重複することがないようにする。
ベースバンド信号の周波数成分がさらに複雑な場合を第
6図に示している。(a)に示すように、各種の周波数
成分をベースバンド信号が含んでいる場合には、この(
a)に示したベースバンド信号の周波数成分と重複しな
い(b)や(C)に示すような周波数成分の信号を拡散
用の発振器の出力とするようにフィルタを選択すればよ
い。
第5A図および第5B図においては説明の都合上1つの
送信局についてのみ示したが、他の送信局についても、
ベースバンド信号の周波数成分とは重複しない周波数成
分の拡散用の信号をミキサに印加することは、以上の説
明から明らかであろう。
以上の説明では各ゾーンに無線基地局6を1個または複
数個設ける場合を説明した。しかし、1つのゾーンにま
とめて複数個(m個)設置すること(より、下記のメリ
ットが得られる。すなわち1つのゾーン周辺で大きなビ
ル等、地形地物の妨害により他の無線基地局からの送信
電力が満足に伝わらず、所期のダイバシテイ効果が得ら
れない場合に効果的である。
IWIIの基本群にN個のゾーンが含まれ、その各ゾー
ンのそれぞれにm個の無線基地局をまとめて設置する場
合には、拡散用の発振器11の周波数の種類はmXNX
単個しなければならない。
[発明の効果] 以上説明したように、小ゾーン構成を用いる移動通信シ
ステムに本発明を適用することにより、経済的な機器構
成で、伝送帯域上の制限を加えることなく、信号伝送特
性を顕著に改善することができるという利点があり、本
発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の複数局同時送信方式の場合の
送信局側の回路構成図、 第2図は本発明の実施例に用いられる従来からある受信
局の回路構成図、 第3図は本発明の実施例の平均ビット誤り率を示す特性
図、 第4図は本発明を実施する場合の周波数成分を示す図、 第5A図および第5B図は第4図に示した場合の送信局
の回路構成図、 第6図は本発明を実施する場合の他の周波数成分を示す
図、 第7A図および第7B図は、従来からある各種のくり返
しゾーン数の場合のゾーン構成を示す図である。 5・・・無線系制御局   6,7・・・無線基地局1
0.10A・・・ベースバンド信号源11−1〜11−
n、11A、11B・・・発振器13−1〜13−n・
・・ミキサ 15−1〜15−n・・・角度変調器 17−1〜17−n・・・送信アンテナ20・・・受信
アンテナ 22・・・バンドパス・フィルタ 23・・・リミタ 25・・・ディスクリミネータ 26・・・ローパス・フィルタ 27・・・復号器     28・・・データ出力端子
31・・・ベースバンド信号器 32・・・バンドパス・フィルタ 41・・・拡散信号器 42・・・バイパス番フィルタ 43・・・ローパスφフィルタ 51−1〜51−n・・・遅延回路 61−1〜61−n・・・搬送波発生器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)小ゾーン構成を採用するサービス・エリア内に存
    在する複数の無線基地手段に同一チャネルの周波数の搬
    送波を割当てておき、各搬送波を前記各無線基地手段へ
    分配された同一の通信信号で同時に角度変調する移動通
    信系において、 くり返しゾーン数をNとするとき、N個のゾーンにおけ
    る無線基地手段においては、前記角度変調に際し通信信
    号の有する周波数とは異なる周波数成分を有する正弦波
    を含むことのある拡散用の信号を重畳し、かつこれらの
    重畳信号は複数の前記無線基地手段のそれぞれに対し無
    相関である関係を有することを特徴とする送信ダイバシ
    テイ方法。
  2. (2)前記小ゾーン構成に含まれるすくすくとも1つの
    ゾーンにまとめて2以上の前記無線基地手段を設けるよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の送信ダイバシテイ
    方法。
  3. (3)小ゾーン構成を採用するサービス・エリア内に存
    在する複数の無線基地手段に同一チャネルの周波数の搬
    送波を割当てておき、各搬送波を前記各無線基地手段へ
    分配された同一の通信信号で同時に角度変調する移動通
    信系において、 くり返しゾーン数をNとするとき、N個のゾーンにおけ
    る前記同一チャネルの周波数の搬送波を割当てられた無
    線基地手段が、 それぞれに無相関である関係を有する正弦波を含むこと
    のある拡散用の信号を発生する発生手段と、 前記発生手段の出力である拡散用の信号と前記分配され
    た同一の通信信号を混合するためのミキサ手段と、 前記割当てられた周波数の搬送波を発生するための搬送
    波発生手段と、 前記搬送波発生手段からの搬送波を前記ミキサ手段の出
    力で角度変調するための角度変調手段とを含むことを特
    徴とする送信ダイバシテイ・システム。
JP62272729A 1987-10-28 1987-10-28 送信ダイバシティ方法とシステム Pending JPH01114222A (ja)

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JP62272729A Pending JPH01114222A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 送信ダイバシティ方法とシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04267638A (ja) * 1990-11-07 1992-09-24 Hughes Aircraft Co 拡散スペクトル送信を使用した改良セル電話サービス
JPH06506807A (ja) * 1991-04-08 1994-07-28 オムニポイント・コーポレイション 3個のセルの無線通信システム

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