JPH01110892A - 能力制御コンプレッサ - Google Patents

能力制御コンプレッサ

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JPH01110892A
JPH01110892A JP26866187A JP26866187A JPH01110892A JP H01110892 A JPH01110892 A JP H01110892A JP 26866187 A JP26866187 A JP 26866187A JP 26866187 A JP26866187 A JP 26866187A JP H01110892 A JPH01110892 A JP H01110892A
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pressure
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slider
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check valve
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JP26866187A
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Akihiko Shimizu
昭彦 清水
Seiji Aburaya
油屋 清治
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主に自動車用空調装置に使用される能力制御
コンプレッサに関するものである。
従来の技術 近年、自動車冷房用に使用される冷媒用コンプレッサは
車室内の熱負荷に応じて、冷媒ガスの吐出容量を制御し
、快適性の向上、省エネルギー化をはかることが強(要
請されている。
ロータリーコンプレッサにおいては、冷媒ガスの吐出容
量を制御する方法の1つとして、吸入遅延制御方式があ
る。この方式を用いたコンプレッサについて、第3図〜
第7図を用いて説明する。
第3図において、21はシャフトであり、フロントプレ
ート22及びリアプレート23に配設された針状コロ軸
受20により支持されている。
24はシリンダで、内部を前述したシャフト21に焼ば
めされたロータ25が回転運動する。26はメカプレー
トであり、シリンダ24とフロントプレート22の間に
配設されている。
第4図において、ロータ25には複数の放射状スリット
があり、その中を出没自在にベーン27が挿入されてい
る。2日はシリンダヘッドカバーであり、吸入室29と
吐出室30を有する。シリンダ24には吸入孔31と吐
出孔32が配設され、ロータ25の回転により、冷媒ガ
スは吸入、圧縮をして吐出される。
33はシリンダ室(作動室)の容積減少行程空間に設け
られたリターンポートであり、前述したメカプレート2
6には複数個、ロータ25の回転方向に漸次、そのポー
ト断面積が減少するように弧状に配設されている。また
、34はリターン通路出口であり、シリンダ室(作動室
)の容積拡大行程空間に開口している。
第5図において、35は環状の案内溝であり、その中を
半円弧状のスライダ36が滑動可能に配設されている。
37はコイルバネであり、スライダ36を図中時計回り
方向に付勢している。前記スライダ36のシリンダ側の
面の中央部には、前述したメカプレート26に設けられ
たリターンポート33を開放する開口部38があり、そ
の両端部はシール部(A)39、及びシール部(B)4
0である。
従って、コイルバネ37に付勢された状態においてはリ
ターンポート33はスライダ35のシール部(A)39
によって閉鎖されている。また、スライダ36の内部に
は、リターンポート33からスライダ36の開口部38
を流出したリターンガスの通路40が形成されており、
リターンガスは、この中を通り、更には前述した案内溝
35内を流れて、前記、リターン通路出口34から、シ
リンダ室内に戻る。
つぎに、スライダ36の左端には圧力制御室41があり
、後述する圧力制御弁42からの制御圧P1が、制御圧
通路43を経由して導入され、スライダ36を押圧し、
前記リターンポート33を開孔する方向に作用する。
54はフロントプレート22に設けられたストッパーで
、リターンポート33が最大開口以上になる時に、スラ
イダ36の摺動を阻止する。
つぎに、第6図において、42は圧力制御弁であり、リ
アプレート13の下方に取付けられている。
44は吸入圧導入通路であり、シリンダ室の吸入行程終
了位置付近に開口している。また、45は高圧導入通路
であり、リアプレート13に配設され、前述したベーン
27の背部に高圧を供給する油溝内(図示せず)に開口
している。
圧力制御弁42は、吸入圧力と大気圧との差圧で変位を
生ずるベローフラム46、その変位を伝達しバルブバネ
47により弁座に付勢されたバルブ48を押上げ可能な
ロッド49からなる。
つぎに制御メカニズムを第7図の概略図で説明する。
圧力制御弁42は、吸入圧力がある設定値以下になると
ベローフラム46が伸長し、ロッド49を介し、バルブ
48をバルブハネ47に抗して押上げて、高圧ガスをバ
ルブ48と弁座の変位隙間から流入させる。その高圧ガ
スは、制御圧通路43を通り、前述したメカプレート2
6の圧力制御室41に導入される。そして、前記スライ
ダ36をコイルバネ37のバネ力に抗してスライドさせ
、前記リターンポート33からスライダ36内のガスの
一部は、リターンポート33からスライダ36内の通路
40、案内溝35を通り、リターン通路出口34から、
吸入行程のシリンダ室に戻る。そして、コンプレッサか
らの吐出ガス量はその分減少するため、冷凍サイクルの
圧力バランスは変化し、吸入圧力が上昇する。そして、
前述した設定圧力以上になると、逆に、バルブ48のリ
フト量は減少する方向に作用し、圧力制御室41の圧力
は流入ガス量が減るため下がり、スライダ36はリター
ンポート33の開口面積を減らす方向にコイルバネ37
のバネ力で戻される。そして、この繰返しにより、スラ
イダ36は、吸入圧力が設定値になる位置で、微少の作
動を伴う安定した制御状態に落着く。このような機構に
より、能力制御コンプレッサは動作する。
発明が解決しようとする問題点 上述した能力制御コンプレッサにおいて、最大制御運転
時には、スライダ36は、圧力制御弁42より制御圧力
通路43を通り圧力制御室41へ導入される高圧ガスに
よって、リターンポートを全数開口する方向へとスライ
ドし、フロントプレート22に設けたストッパー54に
より停止する。しかし、圧力制御弁42のバルブ48が
開放しているため、圧力制御室41には常時高圧ガスが
導入され、スライダ36には作動圧以上の高圧ガスが作
用することになる。
また、最大制御運転から最大能力運転への移行時におい
ては、圧力制御弁42のバルブ48が閉鎖されるため、
圧力制御室41への高圧ガスの導入が停止され、この高
圧ガスはメカプレート22の圧力制御室41内に設けた
流出孔56より容積拡大行程空間29′へと洩れ、圧力
制御室41内の圧力が低下し、コイルバネ37のバネ力
によってスライダ36はリターンポート33を閉鎖する
方向へと移動しようとするが、上述のとと(、スライダ
36には作動圧以上の高圧ガスが作用しているため、こ
の圧力が低下しバネ力以下になるまでの時間が長くなる
上記の理由により、メカプレート26には歪、変形が生
じ、スライダ36がメカプレート26の案内溝内を円滑
に摺動しな(なることがあり、さらに、最大制御運転か
ら最大能力運転への移行時、スライダ36の応答性が悪
(なるという欠点を有する。
そこで本発明はスライダの押圧力を適切に保つことを目
的とする。
問題点を解決するための手段 上記の欠点を解決するため、本発明は、圧力制中に、ス
ライダの制御圧である高圧ガスが作動圧以上になること
を制限するための逆止弁を備えたものである。
作  用 従来の能力制御コンプレッサが最大制御運転を行った場
合、前述のごとく、スライダはリターンポートを全数開
口する方向へとスライドし、ストッパーにより停止する
。しかし、圧力制御弁のバルブが開放しているため、圧
力制御室には常時高圧ガスが導入され、スライダには作
動圧以上の過大な高圧ガスが作用する。しかし、本発明
の能力制御コンプレッサにおいては、最大制御運転時、
すなわち圧力制御室へ導入される高圧ガスが、スライダ
の最大作動圧以上になるとき、上記逆止弁最大制御運転
時、スライダには作動圧に見合った適切な高圧ガスが作
用することになる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図、第2図、第
4図を用いて説明する。
第2図において50は圧力通路であり、圧力制御室41
と容積拡大行程空間29′へとそれぞれ開口しており、
圧力制御室内へ導入される過剰高圧ガスを、容積拡大行
程空間29′へとIJ IJ−]させる通路である。5
1は逆止弁であり、逆止弁バネ52とメクラ栓53によ
り弁座へ押え込まれ、圧力制御室41内の圧力がスライ
ダ最大作動圧以下のときは、CLO5Eになっている。
上記のよ・うに構成された能力制御コンプレッサが、最
大制御運転を行った場合、スライダ36は、圧力制御弁
42のバルブ48と弁座の変位隙間を通り、圧力制御室
41に導入される高圧ガスにより、メカプレート26の
環状の案内溝35内をスライドし、リターンポート33
を全数開口した位置で、ストッパー54によりスライド
停止する。
スライダ36を、スライド角度が最大となる位置まで作
動させるのに必要な圧力は、約5kg/a#aである。
しかしながら、スライダ36を作動させる制御圧は、前
述のごとく、ベーン27の背部へ作用する高圧ガスを用
いており、通常この高圧ガスは吐出圧力×0.6〜0.
7hy/aRGであるため、スライダ36に作用する高
圧ガスは、スライダ作動圧よりも過大となる。このとき
、上記逆止弁バネ52のバネ力を、逆止弁51の作動圧
がスライダ最大作動圧5kQlalG+αとなるように
設定しておくと、圧力制御室41内の圧力がshg7a
i、a+α以上になった時、逆止弁51は弁座を離れ0
PENとなり、過剰高圧ガスは圧力通路5oを通り容積
拡大行程空間29′へと開放されるため、スライダ36
に作用する高圧ガスは適切な圧力値となる。
また、最大制御運転から最大能力運転への移行時におい
ては、上述のとと(、スライダ36には常時適切な高圧
ガスが作用するため、圧力制御室41内の圧力がメカプ
レート26に設けた流出孔55を通り低下し、コイルバ
ネ37のバネ力以下になるまでの時間が短くなる。
以上のように圧力制御室41と容積拡大行程空間29′
とを連通ずる圧力通路50を設け、この通路途中に逆止
弁S1を備えたことにより、スライダ36に作用する過
剰な押力を低減することができ、メカプレート26の歪
、変形を無くし、さらに、最大制御運転から最大能力運
転への移行時、スライダ36の応答性の向上がはかれる
尚、本実施例では逆止弁51、逆止弁バネ52、メクラ
栓53をメカプレート26内に設けたが、圧力制御室4
1と容積拡大行程空間29′とを連通ずる圧力通路50
の途中であればどこへ設置してもよい。また、逆止弁5
1は球体のもの、逆止弁バネ52はコイルバネをそれぞ
れ用いたが、前述した機能を果すものであれば、どのよ
うな構造のも゛のでもよい。さらに、圧力通路50の高
圧ガス導入口を圧力制御室41へ開口したが、圧力制御
弁42のバルブ48と圧力制御室41とを連通ずる制御
圧力導入通路43の途中へ開口してもかまわない。
発明の効果 上述のごとく、本発明の能力制御コンプレッサは、圧力
制御室もしくは制御圧力導入通路と容積拡大行程空間と
を連通ずる圧力通路を設け、この通路途中に逆止弁を備
えたことにより、スライダへ作用する高圧ガスを制限す
ることができ、過剰な高圧ガスがスライダに作用するこ
とによって生じる、メカプレートの歪や変形を無(し、
さらに、最大制御運転から最大能力運転へ移行するとき
のスライダの応答性を良くすることができ、能力制御コ
ンプレッサの信頼性と制御性の向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の能力制御コンプレッサの一実施例を示
す縦断面図、第2図は第1図における日−B線の横断面
図、第3図は従来の能力制御コンプレッサの縦断面図、
第4図、第5図及び第6図は第3図におけるA−A、B
−日、C−C線の横断面図、第7図は本発明で述べた能
力制御コンプレッサの機構概略図である。 26・・・・・・メカプレート、33・・・・・・リタ
ーンポート、34・・・・・・リターン通路出口、35
・・印・環状の案内溝、36・・・・・・スライダ、3
7・山・・コイルバネ、41・・・・・・圧力制御室、
42・・・・・・圧力制御弁、5゜・・・・・・圧力通
路、51・・・・・・IJ +J−フバルブ、52・・
・・・・リリーフバルブバネ、53・・・・・・メクラ
栓、54・・・・・・ストッパー、55・・・・・・流
出孔。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名J−
#+沃コロ釉支 2t−シVフト ご−フロントプレート 24−シゾンダ 5−ロー9 5/−一逆正弁 53− メクラ詮 第1図 35−環状の葉内溝 36− スライダ 37− コイルバネ 43−87卸圧力溝入通路 史−圧力通路 51−逆止弁 ジー  う バネ 8− メクラ次 ジー ストッパー 第 2 図        g−流己JL第3図 第 4 図 オ 5 図 田−リターンポート 舅−リターン通路ボロ 3S−環状案内溝 36− スライダ n−コイルバネ 9−圧力やJ即弁 ぐ−FJ譚正圧力導入1 路−ペローフラム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  外部駆動力を受け、容積変動を繰返す作動室と、この
    作動室の主に容積減少行程空間に設けられたリターンポ
    ート群と、容積拡大行程空間に開口したリターン通路出
    口と、前記リターンポート群とリターン通路出口を連通
    する環状の案内溝と、この環状の案内溝内に摺動可能に
    配設された弧状のスライダと、このスライダを前記リタ
    ーンポート群を閉鎖する方向に滑動させるバネと、前記
    スライダの制御圧である高圧ガスの導入室である圧力制
    御室と、この圧力制御室に開口し、高圧ガスの供給通路
    である制御圧力導入通路を具備する能力制御コンプレッ
    サにおいて、前記圧力制御室もしくは前記制御圧力導入
    通路と前記 作動室とを連通する圧力通路を設け、前記圧力通路途中
    に逆止弁を備えた能力制御コンプレッサ。
JP26866187A 1987-10-23 1987-10-23 能力制御コンプレッサ Expired - Lifetime JPH0637878B2 (ja)

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