JPH01110877A - ラジアル・ピストン・ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軸方向のクランプ部材で共に結合した、第１
および第２の部材、すなわちケーシングおよび蓋とによ
って形成する本体の中の軸の回りに、軸の半径方向に星
形状に配置された複数のシリンダーより成り、各シリン
ダーが前記クランプ部材によりクランプされた第１およ
び第２の部材間の所定位置にクランプされろラジアル・
ピストン・ポンプ、特にヂーゼル・エンジン用の噴射ポ
ンプに関する。

この型のラジアル・ピストン・ポンプは、例えば、ドイ
ツ特許番号３３１２９７０に説明されている。このポン
プでは、そのクランピング部材は、ねじ付きロッド（ス
タッド・ボルト）により構成される。これらの部材によ
りシリンダーをクランプする影響は、各シリンダー内を
摺接可動するピストンを入れろ室を、僅かであっても押
つぶす（卵形とする）ことになり、その結果、流体の洩
れおよびジャミングの可能性をもたらすものである。

本発明の目的は、これらの不利益を克服することができ
るラジアル・ピストン・ポンプを提供することである。

上記目的を達成するために、本発明のラジアル・ピスト
ン・ポンプは、ボルト（１３）により共に結合した第１
および第２の部材（２，３）で構成する本体（２，３）
内の、偏心部（６）を持つ軸（５）の回りに、軸（５）
の半径方向に星形状に配置した、複数のシリンダー（４
）より成る。

各シリンダー（４）は、該ボルト（１３）の対の間で、
第１および第２部材（２，３）の間の所定位置にクラン
プされる。各シリンダー（４）およびポンプ本体の部材
（２，３）の少くとも１つ（３）との対向する表面は、
摺動するピストン（１０）を入れろ室（９）をその中に
持つシリンダー（４）の中心部分に対応した間隔を持っ
ているので、ポンプの本体（２，３）の少（とも１つの
部材（３）とシリンダー（４）との間の接触部をシリン
ダー（４）の中央部分の外部に限定させろものである。

実施例について図面を参照して説明すると、本発明にお
けるラジアル・ピストン・ポンプ１は、Ｍ３と、該蓋３
で密閉する中空部材すなわちケーシング２から成る本体
を形成すると共に、この本体内に偏心部６を有する軸５
を設け、偏心部６の周囲に３個のシリンダー４が、前記
軸５の半径方向に星形状に配置されている。

既知の方法により、前記各シリンダー４は、それぞれ吸
入弁７と吐出弁８と連通している。

それぞれシリンダー４の内部には円筒形の室９が、軸５
の半径方向に延びる軸を持って形成されている。ピスト
ン１０は、各室９内で摺動可能とされ、また偏心部６と
対向するピストン１０の端部に半径方向の突起部１０ａ
を持っている。

各ピストン１０は、その一端では対応するシリンダー４
に対して作用し、また他端ではピストンの突起部１０８
に対して作用し、突起部１０ａを偏心部６に向って付勢
するヘリカル・スプリング１１を有する。

各シリンダー４は、偏心部６と対面する方の端に、摺動
するピストン１０を囲むスカートの形を本質的になす円
筒形の延長部４ａを有する。

３個のカップ状の部材１２は、それぞれ、ピストン１０
と偏心部６の表面との間に介在させである。各々のカッ
プ状の部材１２は、その側面部分をシリンダーの延長ス
カー）４ｇの中で摺動可能に取付けている。

作動中において、カップ状の部材１２は、シリンダー４
のスカート部分４ａ上に、偏心部６が作用させる接線方
向の力を放出して、ピストン１０に、ピストンの軸方向
の力のみを効果的に伝える。

ピストンとシリンダーとの間の摩擦および作動中に発生
する騒音は、このために減殺される。

各シリンダー４は、１３で示す３対のスタッド・ボルト
を用いてケーシング２および蓋３をクランプすることに
よって、所定位置にクランプされる。特に第１図および
第３図を参照すれば明らかな通り、蓋３と対面するシリ
ンダー４の表面は、その中に室９が形成される中央部分
と対応して、蓋の対応表面部分から間隔を保たせである
。これは、例えば、各シリンダー４に対応して、第２図
および第３図に１４で示すものなどの、蓋３内の凹みを
設けることによって、達成させる。

または、各シリンダー４の中央部分の、蓋３の対面表面
部分からの間隔保持は、第４図および第５図に１１４で
示すものなどの各シリンダーにおけろ凹みを設けること
によって達成させる。

各事例において、シリンダー４と蓋３とは、その中に室
９が形成されろシリンダーの部分の外側の、シリンダー
の表面と対応し限定された接触状態にある。その結果、
ボルト１３のクランピングに基づく、室９の押つぶしく
卵形化）のいかなる危険も防ぐことができる。

ケーシング２の底壁に対面する、シリンダーの表面の中
央部分におけるケーシング２の壁面からの間隔保持は、
同様の方法（図示しない方法）で達成してもよい。

本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に示す効果を奏する。

摺接可動するピストンを入れる室をその中に形成したシ
リンダーの中央部分に対応して、ポンプ本体の少なくと
も１つの部材と各シリンダーとの対向面が、間隔を保っ
ているので、シリンダーとポンプの本体の少くとも１つ
の部材との間の接触部を、シリンダーの中央部分の外側
に限定させることができ、クランプ部材によりシリンダ
ーをクランプしても、押しつぶして、シリンダー内の流
体の洩れおよびジャミングをもたらす恐れをなくすこと
ができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明におけるラジアル・ピストン・ポンプ
の部分断面図、 第２図は、第１図ＩＩ−ＩＩ線要部断面図、第３図は、
第２図１［−１［線要部断面図、第４図は、本発明にお
ける他の実施例で第２図と同様線上の要部断面図、 第５図は、第４図ＩＶ−１１７線要部断面図である。 １・・・ラジアル°ピストン°ポンプｔ２・・第１部材
（本体）、　３・・・第２部材（本体）。 ４・・・シリンダー、　　　　　５・・・軸。 ６・・偏心部、　　　　　　９・・・室。 １３・・・クランプ部材 ４ｅ許出［人　　　　ウェーバ−ニス、アール、エル。 代理人　弁理士　　小　　倉　　正　　明図面の浄Ｃ 手続補正書（方式） 昭和６３年１１月１４　日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．第１および第２の部材（２，３）から成る本体（２
   ，３）内に、偏心部（６）を有する軸（５）を設け、偏
   心部（６）の周囲に、前記軸（５）の半径方向に星形状
   に、複数のシリンダー（４）を配設し、それぞれにケー
   シング（２）および蓋（３）とが、複数の軸方向にクラ
   ンプ部材（１３）によって共に結合され、各シリンダー
   （４）が前記クランプ部材（１３）の対の間で本体の第
   １および第２部材間の所定位置にクランプされ、さらに
   各シリンダー（４）とポンプ本体の部材（２，３）の少
   くとも１つの部材との対面する表面に、摺動するピスト
   ン（１０）を入れる室（９）を形成するシリンダー（４
   ）の中央部分と対応して間隔を設け、シリンダー（４）
   とポンプの本体（２，３）の少くとも１つの部材との間
   の接触を、シリンダー（４）の中央部分の外側の表面に
   限定することを特徴とするラジアル・ピストン・ポンプ
   。
2. ２．本体（２，３）の１つの部材（３）と対面する各シ
   リンダー（４）の少なくとも１つ表面が、室（９）がそ
   の中に形成されるシリンダー（４）の部分と対応した凹
   みまたは中央切欠き（１１４）を設けた請求項１記載の
   ラジアル・ピストン・ポンプ。
3. ３．シリンダー（４）に対面する、本体（２）の少くと
   も１つの部材の表面の部分が、それぞれの凹み（１４）
   を有し、その各々の凹みが、室（９）がその中に形成さ
   れるシリンダー（４）の部分に対面するように設けた請
   求項１又は２記載のラジアル・ピストン・ポンプ。
4. ４．各シリンダー（４）が、その中をクランプ部材（１
   ３）が伸びる、室（９）の軸の反対側に位置させた付属
   部分を設けた請求項１，２又は３記載のラジアル・ピス
   トン・ポンプ。