JPH01110836A - クランク軸の点検要具 - Google Patents

クランク軸の点検要具

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JPH01110836A
JPH01110836A JP26529187A JP26529187A JPH01110836A JP H01110836 A JPH01110836 A JP H01110836A JP 26529187 A JP26529187 A JP 26529187A JP 26529187 A JP26529187 A JP 26529187A JP H01110836 A JPH01110836 A JP H01110836A
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JP
Japan
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crankshaft
bearing
crankcase
rollers
demounted
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Application number
JP26529187A
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English (en)
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JPH0478823B2 (ja
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Mitsuru Arai
満 新井
Katsuzo Iwazawa
岩澤 勝三
Kenji Kitajima
北嶋 賢治
Nobuyuki Mogi
茂木 信之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01110836A publication Critical patent/JPH01110836A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、吊メタル構造のクランクケースにおいて、軸
受の外されたクランク軸をクランクケース内の所定支持
位置で回動自在に支えることができるクランク軸の点検
要具に関するものである。
[従来の技術] 例えば船舶の主機関に使用される中速・低速機関におい
ては、クランクシャフトの支持・軸受構造として合板を
用いたものが採用されてきた。第5図及び第6図に示す
ように、このような機関はクランクケース1の下端面に
台板2をテンションボルト3で固定した構造になってい
る。そして該機関は、台板2の内部に設けられた支持部
4と、これに上側から固定されたキャップ5によって、
クランク軸6をクランクケース1内において回動自在に
軸受・支持した構造を有している。このような構造によ
れば、機関に発生する爆発力・慣性力等は台板2が支え
ることになる。ところが、最近の機関では燃費や出力の
向上に伴ってこれらの作用力も増大しており、これは機
関の設計工廠しい条件になっている。従って、基本的構
造は前述のままで、肉厚の増加等によって剛性の向上を
図ろうとすれば、機関重量が過大となってしまい、コス
ト面からも不利になってしまう。
このような課題を解決するため、すでに小形高速機関に
おいては、下端面が開放されたクランクケース内にクラ
ンク軸を吊下げて支持する吊メタル構造が採用されてい
る。第3図及び第4図は、吊メタル構造のクランクケー
スを示す断面図である。このクランクケース7は底面側
が開放されており、図示はしないがこの底面側にオイル
パンが設けられるようになっている。クランクケース7
内の下半部には、所定の間隔で複数箇所にアーチ形の軸
受リブ8がそれぞれ形成されている。この軸受リブ8の
上方部分は、クランク軸9の軸受部10の上半部となる
もので、その半円筒形の内周面には半リング形状の割メ
タル8aが装着されている。また、軸受リブ8の上方部
分には、支持されるクランク軸9をはさむように一対の
植込スタッド11.11が固設されている。また各軸受
リブ8の下方には、クランクケース7の対向する両壁部
を水平に貫通する各一対の横ボルト孔12.12がそれ
ぞれ設けられており、各横ボルト孔12の内端は軸受リ
ブ8の内方に突出したボス13になっている。
そして、この軸受リブ8の割メタル8aには下方からク
ランク軸9の主軸が係合し、さらに半リング形状の割メ
タル14aを有する軸受部材としてのキャップ14が、
固設されている。即ち、このキャップ14には前記植込
スタッド11.11に対応する一対のスタッド孔15.
15が設けられており、該キャップ14はこのスタッド
孔15を植込スタッド11に挿通されて前記軸受リブ8
に下側から当接している。そして、スタッド孔15から
突出した植込スタッド11にナツト16をしめつけるこ
とにより、キャップ14と軸受リブ8はクランク軸9を
はさんで一体に固定されている。また、キャップ14の
両側面には、ねじ孔14bがそれぞれ設けられており、
このねじ孔14bが水平な横ボルト孔12の前記ボス1
3に当接している。そしてこの横ボルト孔12には横ボ
ルト17が挿入されており、該横ボルト17は前記キャ
ップ14のねじ孔14bにねじ込まれてキャップ14の
位置を確実に固定している。
即ちクランク軸9は、クランクケース7の軸受リブ8に
取付けられた軸受部10の下半部となるキャップ14に
よってクランクケース7内に吊下げられた構造になって
いる。
[発明が解決しようとする問題点1 以上説明したような吊メタル構造の機関によれば、比較
的軽量で所期の剛性を確保することができるが、この構
造を中・大形機関に採用した場合、例えば船舶等の定期
点検時にクランク軸及び主軸受部品の分解点検が困難に
なるという問題点があった。即ち、このような構造でク
ランク軸の全周面を検査するには軸受部品を外さなけれ
ばならないが、吊られた重量の重いクランク軸をクラン
クケース内で一度落してしまうと、クランクケース底面
に設けられた貧弱なオイルパンでは対応不可能であった
り、あるいは復旧に大変な手間がかかってしまう。この
ような事情から、特に重量型の低速機関においては、吊
メタル構造の採用になかなか踏切れなかった。
[発明の目的] 吊メタル構造の機関においてクランク軸の表面を簡単に
もれなく検査できるようにするため、クランク軸をクラ
ンクケース内の軸受支持位置に回動自在に下側から支持
できる点検要具を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係るクランク軸の点検要具は、軸受部の上半部
をなすクランクケースの軸受リブに軸受部の下半部をな
す軸受部材を下側から固定してクランク軸を回動自在に
支持する吊メタル構造のクランクケースにおけるクラン
ク軸の点検要具において、クランクケース内の前記支持
位置にあるクランク軸の周面に下方から少くとも2点で
接触して軸受部材の外されたクランク軸を回動自在に支
持する複数のローラを具備することを特徴としている。
[作用] 本発明の点検要具は、ローラによってクランク軸を下方
から少くとも2点で支えるので、この点検要具を複数個
用いれば、軸受部材をすべて取外しても、クランク軸は
クランクケース内で落下することなく基の位置で回動自
在に支えられる。
[実施例] 本発明の一実施例を第1図及び第2図によフて説明する
。この点検要具は、吊メタル構造の機関におけるクラン
ク軸の点検に有用なものであり、前記ボス13.13間
に取外し自在に固定されて、軸受部材がすべて取外され
た状態にあるクランク軸9を基のままの位置で回動自在
に支持することができるものである。第1図及び第2図
に示すように、クランクケース7の前記ボス13゜13
の間には、前記キャップ14の固定に用いられる横ボル
ト17を利用して、略角棒状の軸受台20が、水平状態
でねじ固定されている。この軸受台20の前面に形成さ
れた一対の凹部20a。
20aには、前記一対の植込スタッド11.11が嵌入
しており、さらに軸受台20の前面にボルト止めされた
止め板21によってこの植込スタ、ツド11,11は軸
受台20と一体になっている。
即ち、この軸受台20は、吊メタル構造のクランクケー
ス7に既設の2種類の植込スタッド11゜及び横ボルト
17によって、クランクケース7側に確実に取付けられ
ている。そして、この軸受台20には上下に貫通した一
対のねじ孔20b。
20bが設けられており、各ねじ孔20bには下面側か
らジヤツキボルト22がそれぞれねじ込まれて先端を上
面側に突出させている。次に、前記稀受合20の上面に
は軸受23が載設されている。第2図に示すように、こ
の軸受23は、前記ジヤツキボルト22.22の先端に
係合する一対の凹部24a、24aが設けられた座板2
4と、座板24の上面に固設された一対の支持板25゜
25と、座板24の後端面に固設されて前記軸受台20
の後面に引掛る係止板26とを有している。一対の支持
板25.25の間には、適当な間隔をおいて2木のロー
ラ軸27,27が同じ高さで平行に設けられている。そ
して両ローラ軸27.27には各1個のローラ28がそ
れぞれ回動自在に設けられている。また前記各ローラ軸
27の一方の軸端にはグリースニップル29が設けられ
ていて、このグリースニップル29は図示しない注油孔
を介してローラ軸27の周面に設けられた油溝27aに
連通している。なお、以上の構成において、この点検要
具をクランクケース7に取付けた場合、クランクケース
7側に軸受されたクランク軸9の主軸に対し、前記一対
のローラ28.28が下側から接触するか、もしくは若
干の間隔をあけてクランク軸9の下方にローラ28.2
8が位置するようになっている。
次に吊メタル構造の機関において、前記点検要具を用い
て行なうクランク軸9の点検作業について簡単に説明す
る。
まず、少くとも2箇所のキャップ14を外す。
この状態では、クランク軸9は他の箇所で軸受部10に
よってクランクケース7側に取付けられており、クラン
クケース7内における支持位置は変っていない。そして
、キャップ14を外した前記2箇所に前記点検要具をそ
れぞれ取付け、各ジヤツキボルト22を調整することに
よって各要具のローラ対をクランク軸9に下側から接触
させる。そして最後に、残りのキャップ14をすべて取
外す。このようにすわば、クランク軸9は少くとも2組
のローラ対上に回動自在に載置された状態となるから、
クランク軸9をターニングさせれば、クランク軸9の全
周面をもれなく検査することができる。またクランク軸
9の支持は回動自在のローラ対によっているから、当該
支持部分のクランク軸表面を傷つける心配はない。また
以上の説明では、2組の要具を用いてクランク軸9の両
端を支持したが、クランク軸が特に重く、3箇所以上で
支持する必要がある場合には、3組以上の要具を使用し
てもさしつかえない。
[発明の効果] 本発明に係るクランク軸の点検要具によれば、吊メタル
構造の機関において、クランク軸をクランクケース内の
所定の支持位置で回動自在に下側から支えることができ
、クランク軸の位置は元のままで機関側の軸受部材をす
べて取外すことができるので、同機関におけるクランク
軸の全面検査を容易に行なうことができるという効果が
ある。
このため、例えば重量型の低速機関等においても吊メタ
ル構造を採用できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は同実
施例の断面図、第3図は吊メタル構造の機関を示す一部
切欠正面図、第4図は第3図のV−V切断線における断
面図、第5図は合板を有する従来の機関の断面図、第6
図は同機関の一部切欠側面図である。 7・・・クランクケース、   8−・軸受リプ。 9・−クランク軸、     10−・軸受部。 14−軸受部材としてのキャップ。 28−ローラ。 特許出願人 株式会社新潟鉄工所 代理人・弁理士 西  村  教  光1図 IE3図 第4 図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸受部の上半部をなすクランクケースの軸受リブに軸受
    部の下半部をなす軸受部材を下側から固定してクランク
    軸を回動自在に支持する吊メタル構造のクランクケース
    におけるクランク軸の点検要具において、クランクケー
    ス内の前記支持位置にあるクランク軸の周面に下方から
    少くとも2点で接触して軸受部材の外されたクランク軸
    を回動自在に支持する複数のローラを具備することを特
    徴とするクランク軸の点検要具。
JP26529187A 1987-10-22 1987-10-22 クランク軸の点検要具 Granted JPH01110836A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26529187A JPH01110836A (ja) 1987-10-22 1987-10-22 クランク軸の点検要具

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JP26529187A JPH01110836A (ja) 1987-10-22 1987-10-22 クランク軸の点検要具

Publications (2)

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JPH01110836A true JPH01110836A (ja) 1989-04-27
JPH0478823B2 JPH0478823B2 (ja) 1992-12-14

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ID=17415167

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0887536A1 (de) * 1997-06-25 1998-12-30 Wärtsilä NSD Schweiz AG Verfahren zur Inspektion einer Lagerschale und Verfahren zum Ausbau einer Schubstange bei Grossdieselmotoren, Werkzeugsatz hierfür, sowie Grossdieselmotor mit eingebautem Werkzeugsatz
US7315362B2 (en) * 2005-05-18 2008-01-01 Sears Brands, Llc. System and method for inspecting a mower

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JPS55156887U (ja) * 1979-04-12 1980-11-11

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