JPH01108374A - 陰極スパツタリング装置 - Google Patents

陰極スパツタリング装置

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JPH01108374A
JPH01108374A JP23514088A JP23514088A JPH01108374A JP H01108374 A JPH01108374 A JP H01108374A JP 23514088 A JP23514088 A JP 23514088A JP 23514088 A JP23514088 A JP 23514088A JP H01108374 A JPH01108374 A JP H01108374A
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plasma beam
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plasma
vacuum chamber
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JP23514088A
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Rolf Adam
ロルフ・アダム
Hans Aichert
ハンス・アイヒエルト
Hans Betz
ハンス・ベツツ
Anton Dietrich
アントン・デイートリツヒ
Gonde Dittmer
ゴンデ・デイトマー
Klaus Hartig
クラウス・ハルテイヒ
Friedrich Hass
フリードリツヒ・ハス
Rainer Ludwig
ランナー・ルートヴイヒ
Alfred Thelen
アルフレート・テーレン
Max Mayr
マツクス・マイル
Gregor A Campbell
グレゴール・エイ・キヤンプベル
Robert W Conn
ロバート・ダブリユ・コン
Daniel M Goebel
ダニエル・エム・ゲーベル
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3402Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering using supplementary magnetic fields
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/0021Reactive sputtering or evaporation
    • C23C14/0036Reactive sputtering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
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    • C23C14/46Sputtering by ion beam produced by an external ion source

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は陰極スパッタリング装置に関する。
従来の技術: 混合酸化インジウム″!たは酸化スズからなるフィルム
を基材上へ沈積させることによって透明なヒートミラー
を製造する方法は公知である(ヨーロッパ特許第0 0
20 456号明細書参照)。この場合沈積法としてス
パッタリング、熱蒸着、真空蒸着または電子照射による
ポリマー基材への低温沈積が使用され、沈積の間前記材
料の高い透明度および高い反射能全方するフィルムが直
接発生する範囲の酸素分圧が使用されろ。
この方法を実施するため使用する装置の場合、水冷ター
ゲットがガス入ロ全備える真空室内にビーム源から発生
したイオンビームに対し約45°の角度で配置され、そ
の際スパッタされ几ターゲット材料はターゲットに対し
角度金もって配置したポリマー被覆基材の被覆に作用す
る。
さらにイオンビーム発生器を有するプラズマ発生装置が
公知であり(D、M、 aoebe:t、 G。
CampbellおよびR+W、 ConnによろJo
urnal ofNuclear yaterial 
121 (1984) 277〜282、North 
Ho1land Phy+11es Publishj
、ng1)ivision 、  Amoterdam
の論文参照)、このプラズマ発生装置は真空室と結合し
た別個の室内に配置され、その際この別個の室のほぼ円
筒形の室壁は陽極全形成し、プロセスガスの導入管全備
える。円筒形の室はリング状マグネットコイルによって
巻かれ、室壁を冷却する管と備える。電子エミッタ自体
は円筒室の本来の真空室と反対側の端部を閉鎖する壁部
に存在する。
さらにスパッタして基材に沈積させる材料を表面の1つ
に有する陰極を備えるスパッタリング速度の高い陰極ス
パッタリング装置が公知であり(米国特許第2,417
.288号明細書参照)、その際スパッタリング表面か
ら出てその表面に戻る磁力線が閉鎖ループの形を有する
放電領域を形成するようにマグネット装置が配置され、
スパッタリング表面から基材へ動くスパッタされた材料
の軌道の外側に陽極が配置され、被覆すべき基材に面す
るスパッタすべき陰極表面は平らであり、磁場を発生す
るマグネット装置は陰極の平らなスパッタリング表面と
反対側に配置される。
発明が解決しようとする課題: 本発明の目的は外部で発生したプラズマによる金属また
は誘電材料の高速スパッタリングおよび(または)蒸発
装置を得ることであり、その際ターゲット装置に供給し
うる電力がとくに大きく、構造が簡単であり、プラズマ
発生がターゲット装置と無関係に行われ、ターゲット電
圧およびターゲット電流が互いに独立に調節可能でなけ
ればならない。さらに常用の磁場に基く陰極スパッタリ
ングから外部供給プラズマによる陰極スパッタリングへ
の切替が可能でなければならない。最後に利用しうるタ
ーゲット厚さができるだけ大きく、その摩耗はできるだ
け均一でなければならない。
課題を解決するための手段: この目的は本発明により真空室がプラズマビーム発生装
置と結合し、プラズマビームをターゲットの表面へ向け
るマグネットと協力作用するターゲットを有し、プラズ
マビーム中のイオンをターゲットの表面に当って粒子を
スパッタするように加速する装置を備え、スパッタした
粒子で被覆するための基材を保持するため真空室の内部
に配置した基材ホルダを有し、最後にプラズマビームの
一部を基材へ偏向する装置を備えていることによって解
決される。
作用: プラズマビーム発生装置は管状陽極を後置した電子エミ
ッタ、プラズマビームを発生させるプロセスガス入口、
陽極とも真空室とも協力作用する接続管、およびさらに
プラズマビームを陽極を介してプロセス室へ配向および
案内するマグネット装置えるのが適当である。
有利な実施例によればプラズマ源、真空室内でプラズマ
ビームにさらされるターゲット、プラズマビームをター
ゲットの表面へ向けるマグネット、プラズマビーム中の
イオンをターゲットの表面へ加速してそこで粒子をスパ
ッタする′電圧源およびターゲット前面のケージ状基材
ホルダが備えられ、このホルダはプラズマビーム全包囲
し、被覆するための基材全保持する。
選択的に装置はプラズマビームを発生するため真空室と
結合する装置を有し、プラズマビームをターゲットの表
面へ偏向するマグ$7)i有する真空室に配置したター
ゲットおよびターゲット上の粒子をスパッタするためプ
ラズマビーム中のイオンをターゲットの表面へ加速する
装置ならびに基材をスパッタした粒子で被覆するように
基材を保持するため真空室に配置した基材ホルダを備え
、しかしその際ターゲットはプラズマビームの通路の外
側に配置される。
有利に真空室はその内部へ作用するプラズマビーム発生
装置と結合し、真空室内にターゲットおよび基材をその
被覆のため保持する基材ホルダ全備え、マグネット装置
によりプラズマビームをターゲットの表面へ偏向し、そ
の際プラズマビーム中のイオンをターゲットの表面へ当
ってそこから粒子をスパッタするように加速し、かつプ
ラズマビームの一部を分割して基材上へ偏向する方法が
使用される。
実施例: 本発明は種々の実施例が可能であり、その−部を図面に
より説明する。
第1図の被覆装置は吸出孔2を有する真空容器1からな
り、この容器1の内部には繰出しローラ3、巻取ロー2
4および被覆ローラ5が回転可能に支持される。真空容
器1は隔壁18によって2つの室16゜17に分割され
、接続管19が真空容器1内に隔壁18と平行に横方向
に拡がり、この接続管19金マグネツトコイル21およ
び冷却蛇管全形成する管22が巻ぎ、支持ブラケット2
4に隔壁18および接続管19に対し傾斜した配置でタ
ーゲット7が支持され、このターゲットは絶縁体14.
14A。
電流および冷却水を導く2つの導管25.26を有し、
この導管は管22と同様真空容器1の1つの端壁27全
γ、8“28″でシール下に貫通し、さらに被覆ロー2
5またはシート状基材15の背後にマグネットコイル1
06が配置される。
さらに被覆装置は真空容器1の他の端壁28に固定配置
したレール29を有し、このレールにマグネットコイル
64.30がそのコイルホルダ31.32により矢印A
の方向に摺動可能に導かれる。マグネットコイル64.
30と同心に中空体として形成した陽極11が備えられ
、その縦軸は接続管19の縦軸と1線にあり、その真空
容器1の室17と反対側の端部はヒータ10を有する電
子エミッタ9を支持する絶縁体14bで閉鎖されろ。
陽極11はその真空容器1側の端部にフランジ33會有
し、このフランジで陽極は真空容器1の端壁28に支持
され、その際7う/ジ33と端壁28の間に絶縁体34
が配置され、これによって管状陽極11は接続管19ま
たは端壁28と電気的に絶縁される。中空体として形成
した陽極11は横に半径方向外側へ拡がる導入口13を
有し、冷却水が流れる蛇管12によって包囲される。絶
縁体14′oは水および電流導管36.36’・・・・
・・全備える孔板35と固定的に結合する。
排気し友管状の発生室3γの内部で電子エミッタ9(九
とえば6ホウ化ランタンからなる)の大表面から電子が
放出され、陽極11へ加速される。同時に導入口13か
も発生室37へ入るガスによって発生室3T内にプラズ
マが発生する。
発生室37、接続管19、端壁27に固定した管部材2
0、ターゲット7、および被覆ローラ5を包囲し、また
はこれらの部材に支持され、もしくはこれら部材の後部
に固定したマグネットコイル30,21.21′、64
.106によって、プラズマは発生室3Tの電子エミッ
タ9とタービン)7または基材15の間の管状領域に制
限される。この場合磁場は放出された1次電子が磁力線
に沿ってドリフトし、衝突?介してしか陽極1を達しな
いように作用し、その際ターゲットから放出された同様
イオン化に役立つ2次電子は捕集される。この場合発生
したイオンは同様磁力線に沿ってドリフトする。タービ
ン)7に強度の高い(A/12程度までの)イオン電流
が得られる。しかしイオンのエネルギーは比較的小さい
ターゲットTに負電位を印加するとイオンはプラズマ周
辺層からタービン)7へ加速されろ。
磁場の変化によってプラズマビームS2を180°1で
曲げることができ、それゆえターゲット7の組込位置を
発生室3TもしくはプラズマビームSの縦軸または接続
管19、管部材20に対してほぼ任意に選択することが
できる。
金属の陰極スパッタリングの場合、発生室37へ導入口
13を介してアルビンガスを導入し、アルビンプラズマ
を発生させ、ターゲット7へ100v〜1kVの範囲の
電圧を印加する。
ターゲット表面はDC−陰極スパッタリングのような条
件に支配され、その際比較可能の性質を有するスパッタ
リング層が得られる。しかしDC−陰極スパッタリング
に比して次の利点が確認される: タービン)7に供給される電力が著しく大きい。たとえ
ば1A/c!n2のイオンビームおよび750■の、タ
ーゲット電圧でターゲットに750W/cllL2の表
面電力が得られる。これはDC−マグネトロン−陰極ス
パッタリングの場合の数10W/cIrL2の最大表面
電力と比較される。しA75にってスパッタリング速度
が上昇する。銅に対して基材距離100朋およびプラズ
マビーム直径同様100關の場合、1200^/8の速
度が測定された。
ターゲット電流およびターゲット電圧は互いに独立に調
節可能であり、これに対しDC−陰極スパッタリングの
場合2つの値は特性曲線を介して関連している。電流お
よび電圧の独立の調節可能性はターゲット電流を介して
スパッタリング速度を、ターゲット電圧を介してスパッ
タし次層の性質を互いに独立に制御しうる利点を有する
反応陰極スパッタリングの場合、基材15の付近に導入
管38を介して反応ガスが室17へ導入され、物理的条
件は常用の反応陰極スパッタリングのそれと比較可能で
ある。反応ガスとしてはとくに酸素、チッ素、アンモニ
アまたはアセチレンが適する。
常用装置との重要な差はイオン化を誘起する電子が反応
陰極スパッタリングの場合ターゲットTから供給され、
それゆえプロセスがターゲット宍面の化学的性質の変化
に非常に敏感に反応することである。ここに記載した本
発明の装置の場合、イオンは外部から供給され、系は極
めて安定に挙動する。
金属の陰極スパッタリングに対して挙げた利点はこの場
合も完全に発揮される。付加的利点は強力なプラズマビ
ームが導入した反応ガスの反応性を高める九め(反応ガ
ス原子の解離)利用されることにある。反応陰極スパッ
タリング法の際に原則的に必要な付加的絞り系、陽極お
よび陽極電流供給源はこの場合・不用である。
1つの実験によれば前記系により約100X/eの速度
で亜硝酸アルミニウム層の被覆が得られ友。この速度は
反応DC−マグネトロンスパッタリングの際の約3倍で
あった。
ターゲット7の後方の磁場の減衰が十分な場合、プラズ
マビームを2つの部分ビームに分割することができ、そ
の1つは金属ターゲット7のスパッタリングに、第2は
反応ガスの活性化iたは基材15のプラズマ処理に使用
することができる。この場合適当な圧力段階によって2
つの部分ビームの電子温度を独立に制御することができ
る。
高いエネルギー密度が達成される場合、ターゲット7の
冷却を十分弱くして適当なターゲットをプラズマビーム
によって融解し、蒸発させることもできる。この場合タ
ーゲット7は水平に、すなわち第2B図に示すように接
続管19の縦軸と平行に配置しなければならない。
存在する強力なプラズマによって常用蒸発装置に比して
改善された性質を有する層が発生する。それはプラズマ
内で金属クラスタが破壊され、蒸発した金属原子が一部
イオン化されるからである。
装置面からはイオンまたは電子ビーム蒸発に比して高圧
を必要としないので(代表的電圧源80v1代表的ター
ゲット電圧700V)、装置が簡単になる。
プラズマビームは任意の形で大表面積に発生させろこと
ができる。スキャン装置は必要がない。プラズマビーム
自体が擬似中性であることによって操作は著しく簡単に
なる。ビームを中性にする付加的装置は必要がない。
基材15を一定組成の合金で被覆するため、相当するタ
ーゲット7を使用して陰極スバツタリ/′グを実施する
ことができる。しかし被覆すべき層の組成を変化したい
場合、個々の合金成分からなる種々のターゲット7を使
用し、大表面のプラズマげ−ムによってすべてのターゲ
ットをカバーするのが有利である。種々の高さの電圧を
個々のターゲットに印加することによって、基材15ヘ
スバツタする層の所望の組成を調節することができる。
ここに使用するターゲット7の構造サイズを小さくする
ことによってたとえば部分ターゲットを2種の材料から
チェス盤状に配置し、被覆幅にわ友る組成の小さい変動
をもって基材15への合金スパッタリング全達成するこ
とができる。
さらに多数のターゲットγ全プラズマビーム軸Sに対し
同心に、または磁力線mに対し垂直に配置1′ることが
できる。各ターゲットTにビーム軸に対し対称のスパッ
タリング速度が発生するので、基材トにプラズマビーム
Sと平行に全被覆表面にわたって一定組成の種々のスパ
ッタ層成分が得られろ。
作業パラメータの選択が適当な場合さらに前記装置金金
属−イオン源として作業することができる。プラズマビ
ーム内でスパッタした金属原子のイオン化確率はとくに
プラズマ密度および電子温度の関数である。常用プラズ
マ密度の場合、中性分圧k 3 X 1 []−’ m
barへ低下することによって、電子温度をたとえばC
u原子が数mの道程内ですでにプラズマによってイオン
化される程度に」二昇することができる。
ター・プツト7が磁力線に対し垂直に立つ場合、種々の
イオン種の質量およびエネルギーが異なるため、個々の
イオン種が磁力線を中心に回転する種々のラーモア半径
(たとえば磁場の強さ100ガウスでAr = 4cm
; Cu =約14α)が生ずる。それによって金属イ
オンat分離することができる。
さらに第1図で説明すべきことは端壁2Tおよび隔壁1
8を貫通する導入管38全備え、これによってガスをタ
ーゲット7と基材15の間へ導入できることである。第
1図の実施例ではタービン)7は固定的に支持ブラケッ
ト24に斜め位置で支持されているけれど、第2図の実
施例は第2A図に示すようにターゲット7を支持ブラケ
ット24で垂直方向に摺動する可能性金示し、さらに第
2.2 A % 2 B図の装置の場合ターゲット7は
その裏面にマグネット6全備えている。
第6図の装置は断面が矩形の陽極55および相当する形
の接続管38′金有し、その際接続管38′は矢印Eの
方向に摺動可能なフレーム状の付加的電磁石39によっ
て包囲される。さらに吸出孔52を有し、かつ真空容器
53の室51と結合する室50内に配置したターゲット
40は冷却7ランゾ41′とともにリング状またはフレ
ーム状絶縁体42に固定され、この絶縁体自体は接続W
3B′の一部であるフランジ43に固定的に配置されろ
。接続管38′は蛇管44で巻かれ、この蛇管は同時に
マグネットコイルとして作用し、冷却水全供給および導
出する管45へ接続シ、他面マグネットコイル44の電
流導体を形成する。ターゲット40に対向して被覆ロー
ラ46が配置され、このローラ全弁して基材または基材
シート47が繰出ローラ48から巻取ローラ49へ走る
作業の間接読管38′から出ろプラズマはとくにマグネ
ット39によってターゲット40へ引付けられ、その際
プラズマ周辺層でガスイオンが電場によって加速され、
ターゲット40へ当り、その表面全スパッタする。この
場合ターゲット40にはエロージョン孔が形成されず、
ターゲット40の材料は比較的均一に剥離されろ。
ターゲット40と基材41の間の板66はプラズマビー
ムSの中心ビーム線が直接基材47へ当るの奮防止する
。最後に2つの室so、si全互いに分離する壁部材に
さらにリング状またはフレーム状のマグネットフィル6
0が固定され、これによってプラズマビーム線S2を制
御または調節することができろ。
第4図の装置によれば接続管54および陽極55は絞り
56,5γを備え、2つの絞り56゜5γによって仕切
られた室58に付加的吸出管59が接続されろ。この中
間吸出管によりターゲット40からエミッタ9への可能
な中性粒子流れを減少し、または完全に避けることがで
きる。被覆ロー246とターゲット40の間のマグネッ
トコイル60の近くに導管62へ接続し友フレーム状の
ガス入ロ管61がノズル63゜63′等とともに配置さ
れる。さらにもう1つの摺動可能のマグネットコイル6
5が備えられ、これによって他のマグネットコイル44
.60とともにターゲット40の領域内のプラズマ雲の
制御が可能になる。ノズル63.63’から流出するガ
ス(たとえば酸素)によりプラズマ金反応性にすること
ができる。接続管54の縦軸の領域に配置した板66′
によりプラズマ中心「−ム線を遮蔽することができる。
第5図の実施例によればターゲット67は第3図のそれ
と異なり容器形またはホッパ形に形成され、冷却液導管
69へ接続し几冷却フランジ68も絶縁リング42に固
定され、かつ相当する容器形またはホッパ形を有する。
ターゲット67の表面が接続管38′の縦軸に対し傾斜
している危めに、磁場に対し垂直な電場の成分が利用さ
れるので、ターゲット67にマグネトロンによるような
レーストラック(Rθnnbahn )が発生する。
第6図の実施例によれば2つの板ま九は直方体形ターゲ
ット70.70’が冷却導管73へ接続した2つの冷却
フラ/シフ1.71’に固定され、これらはその内部に
永久磁石72.72′、72“・・・・・・ または7
4.74’・・・・・・ を有しく第8図)、その磁場
は多数のレーストラック75゜76または75′、76
’を発生する。2つのターゲット70.70’はそれぞ
れ矩形断面を有する接続管38′の縦軸とそれぞれ約4
5°の角α、α′全形成する。
第7図に示すように、第6および4図のターゲット40
は多数の円セクタ形部材40′、40″、40”、  
・・・・・・から組合せることもでき、その際個々の部
材40′、40″、・・・・・・は異なる素材から形成
し、個々に電源78へ接続することができる。
第8および9図に断面図および斜視図で示すターゲット
70.70’により比較的幅の広い帯状基材47の完全
に均一な被覆が可能である。
ここに第9図は接続管38′が矩形断面を有し、2つの
平らなターゲット表面が接続管38′の互いに相対する
内壁77.77’に対し傾斜配置されていることを明ら
かに示す。
第10図の装置は真空容器80内に繰出および巻取ロー
ラ3,4または被覆ローラ5を介して導く帯状基材15
の代りに線として形成した基材83が6つの互いに平行
するローラ82゜82′、・・・・・・全回転可能に支
持するケージ状フレーム105を介して導かれろ。線8
3は被覆過程の間、軸85に支持した繰出ローラ84か
らローラ82.82′、  ・・・・・・全弁して駆動
軸87に配置した巻取ローラ83へ巻取られる。ヒータ
89ならびに水および電流導管so、so’を有する電
子エミッタ88は原則として第1図に示すように形成さ
れるけれど、この場合B方向に摺動可能の1つのマグネ
ットコイル91のみが蛇管93を有する管状陽極92全
包囲する。ターゲット95は多数の互いに同心配置の部
材94.94′、94“によって形成され、その円板状
端面ば管状陽極92の縦軸と直角の位置にある。
その他ターゲット95は水および電流接続導管96.9
6′、96“全備え、これらの導管は端壁97を98.
98′、98“で貫通して導かれる。99はノズル10
3,103’を介するガス源への導入接続管を表わし、
101は真空容580を包囲するマグネットコイルであ
る。2つのマグネットコイル91.101は管状陽極9
2の縦軸と平行に矢印Bの方向に摺動可能である。
図示されていない真空ポンプは真空容器80の室104
の吸出孔102に接続される。
管状陽極92はさらにプロセスガスを発生室100へ導
入するための接続管99も有することが指摘される。ロ
ー:1782.82′、  ・・・・・・はリング状の
ローラホルダ81.81’へ支持され、プラズマビーム
SOはその中心全ターゲット95に向って通過する。マ
グネット101’e介してプラズマビームをケージ状フ
レーム105の領域で直接制御することができる。
発明の効果: 本発明により本来の真空室の外部で発生した任意断面の
プラズマビームによる金属または誘電材料の高速スパッ
タリングおよび(または)蒸発装置が得られる。ターゲ
ットへ作用するエネルギーは九とえはマグネトロン″!
友はダイオード装置のような常用装置の場合より著しく
大きい。本発明の装置の構造は比較的簡単であり、プラ
ズマは完全にターゲットと無関係に発生する。ターゲッ
ト電圧およびターゲット電流は互いに無関係に調節でき
るけれど、これは公知装置の場合不可能である。
前記本発明と異なり常用のマグネトロン被覆装置は6〜
10ミリトルの範囲の圧力全必要とする。このような圧
力の場合スパッタした原子の自由行路は最善でも1αで
ある。この短い自由行路のためスパッタした素材粒子は
基材へ達する前に散乱する。通常使用可能のマグネトロ
ンスパッタリング速度を達成するため400〜600 
eVのエネルギーを導入しなければならない。このエネ
ルギーレベルでは一般にターゲットも基材も急速に損傷
もしくは変形し、またはターゲットの表面で不所望の化
学反応が発生する。(その1例は米国特許第4,588
.490号明細書に記載される。)マグネトロ/系はさ
らに材料特異性であり、これはターゲット表面の2次電
子収率かプラズマの効果全決定すること全意味する。さ
らに電気力線が磁力線と交差するスパッタリングの際の
磁気的ドリフト(ExB)の効果は一般に公知の現象で
ある(米国特許第2,146,025号および第4.1
 <56,018号明細書参照)。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラズマビームに対し斜めに保持し几ターゲッ
トにより帯およびシート材料を被覆する別個のプラズマ
源を有する装置の縦断面図、第2図はプラズマビームに
対し直角方向に摺動可能に保持したターデットヲ有する
第1図と同様の装置の縦断面図、第2A図および第2B
図は第2図装置のプラズマビームの経過を示す図、第6
図は発生室に直接配置した円環状メービット全方するプ
ラズマ被覆装置の縦断面図、第4図はターゲットと基材
の間の付加的反応ガス入口および絞りで仕切つ友室から
の付加的吸出装置?有する第6図と同様の装置の縦断面
図、第4A図は第4図装置のリング状ターゲットにおけ
ろ磁力線の鮭過を示す図、第5図は容器状またはホッパ
状に形成したターゲットを有する第6図と同様の装置の
縦断面図、第6図は2つのターゲットの領域に付加的永
久磁石金宵する装置の縦断面図、第7図は多分割リング
グープツトの斜視図、第8図は第6図に示すターゲット
の拡大図、第9図は第6図および第8図による矩形横断
面を有するターゲットおよびプロセス室の斜視図、第1
0図はプラズマビームに対し直角に配置し丸板状の多分
割ターゲットおよびガス導入ノズルを有する線材のプラ
ズマ被覆装置の縦断面図である。 1・・・真空容器、2・・・吸出孔、3・・・繰出ロー
2.4・・・巻取ローラ、5・・・被覆ローラ、6・・
・マグネット、7・・・ターゲット、9・・・電子エミ
ッタ、10・・・ヒータ、11・・・陽極、12・・・
蛇管、13・・・導入口、15.4’7・・・基材、1
6.17・・・真空室、18・・・隔壁、19・・・接
続管、21・・・マグネットコイル、24・・・支持ブ
ラケット、37・・・発生室、38・・・ガス導入管、
56.57・・・絞りSl・・・ターゲットに当るプラ
ズマビームm ・・・磁力線 S2・・・基材へ当るプラズマビーム SO・・・閉鎖プラズマビーム R・・・タービットのレーストラック FIG、10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真空室(16、17、50、51、104)がプラ
    ズマビーム(S)を発生する装置(9〜13、37)と
    結合され、プラズマビーム(S)をターゲット(7、4
    0、67、70、70′、94、95)の表面へ偏向す
    るマグネット(21、21′、6、39、44、65、
    101)と協力作用するターゲット(7、40、67、
    70、70′、94、95)を有し、ターゲット(7、
    40、67、70、70′、94、95)の表面に当つ
    て粒子をスパッタするプラズマビーム(S)中のイオン
    を加速する装置を備え、スパッタした粒子で被覆する基
    材(15、47、83)を保持するため真空室(16、
    17、50、51、104)の内部に配置した基材ホル
    ダ(5、46、82、82′、……)を有し、プラズマ
    ビーム(S)の少なくとも1つの線または部分ビーム(
    S2)をターゲットから基材(15、47、83)へ向
    けるためマグネット配置(60、101、106)の装
    置を備えていることを特徴とする陰極スパッタリング装
    置。 2、プラズマビーム発生装置(9〜13、37)が管状
    陽極(11、23、55、55′)を後置した電子エミ
    ッタ(9)を有し、この陽極がプラズマビームを発生さ
    せるためのプロセスガスの入口(13)を有し、その際
    陽極が陽極(11、55)および真空室(16、17、
    50、51)の両方と協力作用する接続管(19、38
    、38′、54)と連通し、プラズマビーム(S)を陽
    極(11、55)からプロセス室へ配向および案内する
    ためのマグネット(21、21′、44、93)を有す
    る請求項1記載の装置。 3、板状電子エミッタ(9)の形がプラズマビーム(S
    )の断面に相当する請求項2記載の装置。 4、板状電子エミッタ(9)の形が円板状である請求項
    3記載の装置。 5、電子エミッタ(9)の形が矩形である請求項3記載
    の装置。 6、ターゲット(7、40、67、70、70′)がプ
    ラズマビーム(S2)の中心通路より外側にある請求項
    1記載の装置。 7、ターゲット(40、67)がプラズマビーム(S)
    を包囲し、被覆すべき基材(47)に面している請求項
    6記載の装置。 8、ターゲット(7、40、94、94′、94″)の
    表面近くへ反応物質を導入する導入管(38′、61、
    62、99、103、103′)を有する請求項1記載
    の装置。 9、プラズマビーム(S)の線(S2)を偏向する装置
    が基材ホルダの至近に配置したマグネット(60、10
    1、106)を含む請求項1記載の装置。 10、プラズマビーム(S1)を案内するマグネット(
    6、21′、39、65)がターゲット(7、40、6
    7、70、70′)の背面に配置されている請求項1記
    載の装置。11、ターゲットホルダ(24)上のターゲ
    ット(7)がプラズマビーム(S1)に対し摺動可能に
    配置されている請求項1記載の装置。 12、接続管(19、38、38′、54)の断面がほ
    ぼ多角形に形成されている請求項2記載の装置。 13、接続管(19、38、38′、54)の断面がほ
    ぼ矩形に形成されている請求項2記載の装置。 14、接続管(19、38、38′、54)がほぼダ円
    形断面を有する請求項2記載の装置。 15、接続管(19、38、38′、54)がほぼ円形
    断面を有する請求項2記載の装置。 16、ターゲット(7、40、67、70、70′)を
    冷却する冷却装置(41、68、69、 71、71′、73、73′)を有する請求項1記載の
    装置。 17、陽極(55′)および接続管(54)が2つの絞
    り(56、57)によつて、吸出管(59)を介して真
    空源へ接続した室(37、58)に分割されている請求
    項2記載の装置。 18、ターゲット(67)がほぼカップ状または容器状
    に形成されている請求項7記載の装置。 19、ターゲット(70、70′)の2つの半分が互い
    に角度を形成するように配置されている請求項7記載の
    装置。 20、ターゲット(67)がほぼホッパ状に形成されて
    いる請求項7記載の装置。 21、ターゲット(40、40′、40″、40′″ま
    たは94、94′、94″)種々の材料からなる多数の
    個々の部材から形成されている請求項1記載の装置。 22、ターゲット(40、40′、40″、40′″)
    の個々の部材がプラズマビーム(S)の縦軸を中心に同
    心に配置され、その際それぞれの部材が隣接部材と無関
    係にプラズマビーム中のイオンを加速する請求項21記
    載の装置。 23、ターゲット(94、94′、94″)の個々の部
    材が共通平面内に隣接セグメントとして配置され、各個
    の部材が隣接部材と無関係にプラズマビーム中のイオン
    を加速する請求項21記載の装置。 24、ターゲット(70、70′)がその表面に閉鎖し
    た磁気トンネル(m)を発生するマグネット(72、7
    2′、72″、72′″または74、74′、74″、
    74′″)を有する請求項7記載の装置。 25、電子エミッタ(9、88)の部材が6ホウ化ラン
    タンからなる請求項2記載の装置。 26、ターゲット装置が1組のターゲット(70、70
    ′)から形成されている請求項7記載の装置。 27、1組のターゲットのそれぞれのターゲット(70
    、70′)がそれぞれ矩形断面を有し、分割されたプラ
    ズマビーム(S)の縦軸(L)に対し90゜より大きく
    ない角度(α、α′)をもつて配置されている請求項1
    9または26記載の装置。 28、イオンを加速する装置が高周波電圧もしくは電圧
    衝撃または調節可能の交流電圧によつて負荷される請求
    項1から27までのいずれか1項記載の装置。 29、装置がガス導入孔(38、38′、61、62、
    103、103′)を有し、反応物質がガスである請求
    項8記載の装置。 30、ガス導入孔(61、103、103′)がターゲ
    ット(40、94、94′、94″)に対し同心または
    ターゲットを中心にリング状に配置されている請求項2
    9記載の装置。 31、ガス導入孔(38、38′)がターゲット(7)
    の平面とほぼ平行に配置されている請求項29記載の装
    置。 32、被覆すべき基材が調節可能の電圧源へ接続可能で
    ある請求項1から31までのいずれか1項記載の装置。 33、プラズマ源(88)、真空室(104)内でプラ
    ズマビーム(S0)にさらされるターゲット(94、9
    4′、94″)、プラズマビーム(S0)をターゲット
    (94、94′、94″)の表面へ偏向するマグネット
    (101)、プラズマビーム(S0)中のイオンをター
    ゲット(94、94′、94″)の表面へ加速し、そこ
    で粒子をスパッタさせる電圧源、およびプラズマビーム
    (S0)をリング状に包囲して被覆すべき基材(83)
    を保持するターゲット前方のケージ状基材ホルダ(10
    5)を有することを特徴とする陰極スパッタリング装置
    。 34、基材ホルダ(105)が多数の互いに平行のロー
    ラ(82、82′、82″、82′″)を有し、線状基
    材(83)がケージ状基材ホルダ(105)を巻いてい
    る請求項33記載の装置。 35、真空室へプラズマビーム発生装置が接続され、真
    空室内に蒸発させる材料を含む容器が配置され、プラズ
    マビームを蒸発させるべき材料へ向けるマグネット装置
    を備え、プラズマビーム中のイオンを蒸発させるべき材
    料へ向つて加速する装置を備え、その際蒸発した材料で
    被覆する基材を保持する基材ホルダが真空室内に配置さ
    れていることを特徴とする陰極スパッタリング装置。 36、プラズマビームの主ビームから分岐した部分を基
    材へ向けるマグネット装置を有する請求項35記載の装
    置。 37、真空室と結合したプラズマビーム発生装置および
    真空室に配置したターゲット(7、 40、67、70、70′)を有し、このターゲットが
    プラズマビームをターゲットの表面へ向けるマグネット
    (6、39、65)、ターゲット表面の粒子をスパッタ
    するためプラズマビーム中のイオンをターゲット(7、 40、67、70、70′)の表面へ加速する装置およ
    び基材(5、47)をスパッタした粒子で被覆すること
    ができるように、基材を保持するため真空室内に配置し
    た基材ホルダ(24、46)を有し、その際ターゲット (7、40、67、70、70′)がプラズマビーム(
    S)の中心通路より外側に配置されていることを特徴と
    する陰極スパッタリング装置。 38、プラズマビーム(S)を発生する発生室(37、
    100)が電子エミッタ(9、88)およびその下流に
    管状陽極(11、92)を有し、プラズマビームを発生
    させるためプロセスガスを供給する入口孔(13、99
    )を備え、陽極(11、92)およびプロセス室を通る
    プラズマビームを偏向および案内するため、陽極(11
    、92)、真空室(17、50、104)およびマグネ
    ット(6、39、65)と協力作用するプロセス室を形
    成している請求項37記載の装置。 39、電子エミッタ(9)の形がプラズマビーム(S)
    の形に相当する請求項38記載の装置。 40、電子エミッタ(9)が円板状断面を有する請求項
    39記載の装置。 41、電子エミッタ(9)が矩形に形成されている請求
    項39記載の装置。 42、プラズマビーム(S)の中心線を基材(47)か
    ら遮蔽および偏向するための衝突板(66、66′)を
    備えている請求項37記載の装置。 43、反応物質をターゲット(7、40)の表面領域へ
    導入する導入管(38、38′、62)を備えている請
    求項37記載の装置。 44、プラズマビーム(S)の一部(S2)を遮蔽する
    装置(66、66′)が基材ホルダ(46)に対して配
    置したマグネット(60)と協力作用する請求項42記
    載の装置。45、プラズマビームを案内するマグネット
    (6、39、65)がターゲット(7、40)表面の後
    方に配置されている請求項37記載の装置。 46、ターゲット(7)がそのプラズマビーム(S)に
    対する位置を調節可能に保持されている請求項37記載
    の装置。 47、プロセス室(37、55、58、100)がほぼ
    多角形の断面を有する請求項38記載の装置。 48、プロセス室がほぼ矩形の断面を有する請求項38
    記載の装置。 49、プロセス室がほぼダ円形の断面を有する請求項3
    8記載の装置。 50、プロセス室がほぼ円形の断面を有する請求項38
    記載の装置。 51、ターゲット(7、40、67、70、70′)が
    冷却通路または冷却フランジ(41、41′、68、7
    1、71′)を備えている請求項37記載の装置。 52、陽極(55)および接続管(54)が真空源(5
    9)へ接続した室(58)を仕切る絞り(56、57)
    を有する請求項38記載の装置。 53、ターゲットが異なる材料の多数の個々の部材(4
    0、40′、40″、40′″)からなる請求項37記
    載の装置。 54、ターゲットの部材(40、40′、40″、40
    ′″)がプラズマビームの縦軸を中心にリング状に配置
    され、各部材(40、40′、40″、40′″)がプ
    ラズマビーム中のイオンを加速するため固有の電圧源(
    78)へ接続している請求項53記載の装置。 55、ターゲットの部材(40、40′、40″、40
    ′″)が共通の平面内に互いに隣接配置され、各部材が
    プラズマビーム中のイオンを加速するため固有の電源(
    78)に接続している請求項53記載の装置。 56、電子エミッタ(9)が6ホウ化ランタンからなる
    請求項58記載の装置。 57、イオンを加速する装置に高周波電圧、電圧衝撃ま
    たは調節可能の交流電圧を印加する請求項37記載の装
    置。 58、供給装置がガス導入管(38、62)を有し、反
    応媒体がガスである請求項43記載の装置。 59、ガス導入孔(61)がターゲット(40)に対し
    同心に配置されている請求項58記載の装置。 60、ガス導入孔(38)がターゲット(7)の表面と
    ほぼ平行に配置されている請求項58記載の装置。 61、被覆のため調節可能の電圧によつて基材を供給す
    る装置を有する請求項37記載の装置。 62、真空室(17、50、104)を真空室の内部へ
    作用するプラズマビーム発生装置(9、10、11、1
    2、13または88、89、92、93、99)と結合
    し、ターゲット(7、40、67、70、70′、95
    )および基材を保持して送る基材ホルダ(5、46、1
    05)を真空室(17、50、104)内に備え、マグ
    ネット装置(39、65、101)がプラズマビームを
    ターゲット(7、40、67、70、70′、95)の
    表面へ偏向し、プラズマビーム中のイオンをターゲット
    の表面に当つて表面から粒子をスパッタするように加速
    し、プラズマビームの一部を分割して基材へ向けること
    を特徴とする陰極スパッタリング法。 63、ターゲット(7、40、67、70、70′)を
    プラズマビームの通路の外側に配置し、プラズマビーム
    (S)の一部(S2)を偏向して基材(15、47)へ
    向ける請求項62記載の方法。 64、ターゲット(40、67、70、70′)がプラ
    ズマビーム(S)を対称的に包囲し、かつ被覆すべき基
    材(47)に面して配置される請求項62記載の方法。 65、ターゲット(95)をプラズマビーム(S0)の
    正面に対向配置し、基材ホルダ(105)をプラズマビ
    ーム(S0)を包囲するケージ状に形成してターゲット
    (95)の前に配置し、プラズマビームの一部を偏向し
    て基材(83)へ向ける請求項62記載の方法。 66、ターゲットを種々の形成の多数の個々の部材(4
    0、40′、40″、40′″または94、94′、9
    4″)から構成し、これを全体として均一にスパッタリ
    ングする請求項62記載の方法。 67、ターゲットの部材(40、40′、40″、40
    ′″)を互いに同心に配置する請求項66記載の方法。 68、ターゲットの部材(40、40′、40″、40
    ′″または94、94′、94″)を同じ平面内に互い
    に隣接するセグメントとして形成する請求項66記載の
    方法。 69、反応物質をターゲットの至近へ導入するプロセス
    時期を有する請求項62記載の方法。 70、反応物質がガスである請求項69記載の方法。 71、ガスをターゲットと同心に導入する請求項70記
    載の方法。 72、プラズマビームがスパッタした粒子をイオン化し
    、その際この粒子を基材に沈着させ、その際プラズマビ
    ームの一部を偏向して基材へ向ける請求項62記載の方
    法。 73、ターゲットを金属から形成し、金属イオンを被覆
    のため基材上へスパッタさせる請求項72記載の方法。 74、ターゲットをプラズマビームで蒸発させて基材へ
    沈析させる材料によつて形成し、その際プラズマビーム
    の一部を偏向して基材へ向ける請求項62記載の方法。 75、真空室(17、50、104)内に配置した基材
    (15、47、83)および真空室と連通する陽極(1
    1、23、92)を形成する別個の発生室(37、10
    0)に配置され、かつプロセスガスを発生室(37、1
    00)へ導入した後大表面のプラズマ柱(S)を発生す
    る電子エミッタ(9、88)を有し、このプラズマ柱が
    マグネット(64、30、20、21、39、65、1
    01)の作用下に電子エミッタ(9、88)とターゲッ
    ト装置(7、40、67、70、70′、95)の間を
    案内され、その際正イオンがターゲツトへ調節可能の負
    電圧を印加することによつて加速され、ターゲツトから
    スパッタした金属原子が基材(15、47、83)へ達
    し、その際ターゲット装置(7、40、67、70、7
    0′、95)が発生室(37、100)の延長である接
    続管(19、38、38′、54)の電子エミッタ(9
    、88)と反対側の端部またはノズル(63)の至近に
    配置され、かつターゲット装置の基材(15、47、8
    3)と反対側に配置した少なくとも1つのマグネット(
    6、39、65、101)を有することを特徴とする陰
    極スパッタリング装置。 76、ターゲット装置(7)が固定的ブラケット(24
    )に支持され、その電子エミッタ(9)と反対側の接続
    管端に対する位置が旋回(矢印F)および縦方向摺動(
    矢印D)可能に支持されている請求項75記載の装置。 77、ターゲットがほぼフレーム状の形を有し、接続管
    (38、54)の電子エミッタ(9)と反対側の端部に
    支持されている請求項75記載の装置。 78、接続管(38、54)のエミッタと反対側の端部
    がカラーまたはフランジ(43)を有し、これにターゲ
    ット装置(40、67、70、70′)が支持され、タ
    ーゲット装置とフランジ(43)の間に少なくとも1つ
    の絶縁体(42)および冷却媒体が貫流する少なくとも
    1つの冷却フランジ(41、41′、68、71、71
    ′)が配置されている請求項75記載の装置。 79、ターゲット(67)と絶縁体(42)の間に配置
    した冷却フランジ(68)が冷却室を有する回転対称の
    円錐台として形成されている請求項75から78までの
    いずれか1項記載の装置。 80、ターゲツト装置(67)が容器状、皿状またはホ
    ッパ状の形を有する請求項75から79までのいずれか
    1項記載の装置。 81、冷却フランジ(71、71′)が冷却媒体の流れ
    によつて包囲された1つまたは多数のマグネット(72
    、72′、……;74、74′、……)を有し、その磁
    場が直接ターゲット(70、70′)に形成され、そこ
    でレーストラック(または電子軌道)(75、75′;
    76、76′)の形成に作用する請求項75から80ま
    でのいずれか1項記載の装置。 82、接続管(38′)のエミッタ(9)と反対側の端
    部に多数のターゲット(70、70′)が配置され、そ
    れぞれがほぼ平行6面体形を有し、接続管(38′)の
    縦軸に対しそれぞれ直角以下の角(α、α′)をもつて
    配置されている請求項75から81までのいずれか1項
    記載の装置。 83、真空室(17)がプラズマビーム(S)を発生す
    る装置と結合し、この装置が管状陽極(11)を後置し
    た電子エミッタ(9)を有し、この陽極がプラズマビー
    ム(S)を発生させるためのプロセスガス導入管(13
    )を有し、その際陽極(11)が陽極(11)へも真空
    室(17)へも開口する接続管(19)と連通し、マグ
    ネット(12、21、30、64、106)がプラズマ
    ビーム(S)を陽極(11)を介して真空室(17)へ
    配向および案内するため備えられ、この室が基材を支持
    および(または)案内する基材ホルダを有し、その際接
    続管(19)から出るプラズマビーム(S)へプラズマ
    重合に作用する物質を導入するための導入管(38)が
    開口していることを特徴とする陰極スパッタリング装置
JP23514088A 1987-09-21 1988-09-21 陰極スパツタリング装置 Pending JPH01108374A (ja)

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