JPH01107971A - アルミニウム合金形材の接合方法 - Google Patents
アルミニウム合金形材の接合方法Info
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- JPH01107971A JPH01107971A JP26277687A JP26277687A JPH01107971A JP H01107971 A JPH01107971 A JP H01107971A JP 26277687 A JP26277687 A JP 26277687A JP 26277687 A JP26277687 A JP 26277687A JP H01107971 A JPH01107971 A JP H01107971A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、例えば車両構体のごとき構造物をアルミニウ
ム合金形材を接合することによって形成する場合の接合
方法に関する。
ム合金形材を接合することによって形成する場合の接合
方法に関する。
［従来の技術］
従来、鋼構体と同様の各種構体（例えば車両構体）をア
ルミニウム合金材を用いて構成することは知られている
。そして、各種のけた等の骨組にはへ又−ＭＣＩ系の５
０５２．５０８３合金、へ又−Ｍｑ−ｓｉ系（７） ６
０６３合金、１−Ｚｎ−Ｍｇ系の７８０１合金等か、ま
た、屋根板には Ａｌ２−Ｍｇ系の５０５２合金、妻や
側の外板には５０８３合金が用いられ、これらの組立て
には半自動ＭＩＧ溶接、抵抗スポット溶接が用いられて
いる。
ルミニウム合金材を用いて構成することは知られている
。そして、各種のけた等の骨組にはへ又−ＭＣＩ系の５
０５２．５０８３合金、へ又−Ｍｑ−ｓｉ系（７） ６
０６３合金、１−Ｚｎ−Ｍｇ系の７８０１合金等か、ま
た、屋根板には Ａｌ２−Ｍｇ系の５０５２合金、妻や
側の外板には５０８３合金が用いられ、これらの組立て
には半自動ＭＩＧ溶接、抵抗スポット溶接が用いられて
いる。
ところが、最近では、組立工程の合理化が図られ、アル
ミニウム合金の特徴を生かして、押出性の優れたへ又−
ＭＯ−８ｉ系の６８０１．６０６３合金の大型形材を長
手方向に配置した構体が採用されるようになった。そし
てその接合は、自動ＭＧＩ溶接によっている。この場合
、電極ワイヤーには一般にＡｌ２−Ｍｇ系の５３５６合
金が用いられている。
ミニウム合金の特徴を生かして、押出性の優れたへ又−
ＭＯ−８ｉ系の６８０１．６０６３合金の大型形材を長
手方向に配置した構体が採用されるようになった。そし
てその接合は、自動ＭＧＩ溶接によっている。この場合
、電極ワイヤーには一般にＡｌ２−Ｍｇ系の５３５６合
金が用いられている。
［発明が解決しようとする問題点］
大型形材を構体に用いる場合、その材質は押出性、溶接
性、継手強度および耐食性からＡｌ２−ｖｏｇ−ｓ；系
合金に限定される。Ａｌ−Ｍｇ−３ｉ系合金は、共金の
溶加材で溶接した場合、溶接凝固割れ感受性が大きい。
性、継手強度および耐食性からＡｌ２−ｖｏｇ−ｓ；系
合金に限定される。Ａｌ−Ｍｇ−３ｉ系合金は、共金の
溶加材で溶接した場合、溶接凝固割れ感受性が大きい。
したがって、現状では溶接割れ防止の点からＡ１−ＭＱ
系の電極ワイヤ（５３５６合金）を用いたＭＩＧ溶接が
採用されている。このＭＩＧ溶接は、溶接操作の簡易度
、溶接条件の設定の容易さ、装置の構造の簡易さ等の点
で問題がある。
系の電極ワイヤ（５３５６合金）を用いたＭＩＧ溶接が
採用されている。このＭＩＧ溶接は、溶接操作の簡易度
、溶接条件の設定の容易さ、装置の構造の簡易さ等の点
で問題がある。
Ｕ８題を解決するための手段］
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、アルミ
ニウム合金形材を開先部を設けて併置し、該開先部に、
断面積が開先部の断面積より大きい形状のアルミニウム
合金系溶加材を充填して、直流正極性ＴＩＧ溶接するこ
とを特徴とするアルミニウム合金形材の接合方法である
。
ニウム合金形材を開先部を設けて併置し、該開先部に、
断面積が開先部の断面積より大きい形状のアルミニウム
合金系溶加材を充填して、直流正極性ＴＩＧ溶接するこ
とを特徴とするアルミニウム合金形材の接合方法である
。
これを図面に基づいて説明すると、アルミニウム合金形
材１および２を開先部４を設けて並置し、この開先部内
にアルミニウム合金系の溶加材３を充填する。溶加材３
の断面積は開先部４の断面積より大きくする。すなわち
、溶加材３を開先部４に充填した場合にその頭部が多少
突出する程度とする。ついで、直流正極性ＴＩＧ溶接す
ることによって、溶加材３がとけて開先部４内に充填し
、かつ余盛の与えられた溶接部を形成する。
材１および２を開先部４を設けて並置し、この開先部内
にアルミニウム合金系の溶加材３を充填する。溶加材３
の断面積は開先部４の断面積より大きくする。すなわち
、溶加材３を開先部４に充填した場合にその頭部が多少
突出する程度とする。ついで、直流正極性ＴＩＧ溶接す
ることによって、溶加材３がとけて開先部４内に充填し
、かつ余盛の与えられた溶接部を形成する。
ＴＩＧ溶接においてもワイヤ状の溶加材を送球する溶接
装置がおるが、装置の簡便さからそのような装置は使用
しない方がよい。
装置がおるが、装置の簡便さからそのような装置は使用
しない方がよい。
アルミニウム合金形材１および２は Ａｌ−Ｍｇ−３ｉ
系合金例えば６ＮＯ１合金を用いる。
系合金例えば６ＮＯ１合金を用いる。
溶加材３は、へ又−ＭＱ系例えば５１８３．５３５６．
５５５６合金等またはへ又−３ｉ系例えば ４０４３．
４３４３．４０４５．４０４７合金等を用いる。これら
の合金において、結晶粒微細化元素 （Ｔｉ、Ｂ。
５５５６合金等またはへ又−３ｉ系例えば ４０４３．
４３４３．４０４５．４０４７合金等を用いる。これら
の合金において、結晶粒微細化元素 （Ｔｉ、Ｂ。
ｚｒ等）、不可避的な不純物元素（Ｆｅ、Ｚｎ等）は限
定されない。
定されない。
図における溶加材３の形状は断面矩形であるが、例えば
くさび形でもよく、形状は限定されない。
くさび形でもよく、形状は限定されない。
溶加材の製法としては、Ｉ／Ｍ、Ｐ／Ｍ等の素材、押出
・抽伸、鋳造等種々の方法がある。
・抽伸、鋳造等種々の方法がある。
溶接部の溶接金属の組成は、Ａｌ２−３ｉ系溶加材を用
いた場合、３ｉが２．５〜１２ｗｔ％、Ａｌ２−Ｍｇ系
溶加材を用いた場合、ＭＣＩが２．５〜７ｗｔ％の範囲
内とする。
いた場合、３ｉが２．５〜１２ｗｔ％、Ａｌ２−Ｍｇ系
溶加材を用いた場合、ＭＣＩが２．５〜７ｗｔ％の範囲
内とする。
当然のことながら溶接金属のそれぞれＳｉおよびＭｑ量
は、形材および溶加材の３ｉおよび量、開先および溶加
材の形状並びに溶接金属が生成される時の形材からの成
分元素の希釈の程度に依存する。
は、形材および溶加材の３ｉおよび量、開先および溶加
材の形状並びに溶接金属が生成される時の形材からの成
分元素の希釈の程度に依存する。
Ｓ ｉ 、Ｍ（７量が上記範囲であれば有効に溶接凝固
割れを防止することができる。
割れを防止することができる。
［実施例］
通常の苛性処理による洗浄後、開先部をステンレス鋼製
ワイヤブラシで清浄した板厚２ｍｍの６ＮＯ１−Ｔ５合
金よりなるアルミニウム合金形材を、開先部を設けて並
置し、該開先部に断面２Ｘ５ｍｍの４３４３合金よりな
る溶加材を５ｍｍ側を形材の板厚方向に配置し、溶接電
流２１ＯＡ、アーク電圧１７．５Ｖ 、溶接速度１３０
ｃｍ／ｍｉｎ 、シールドガスＨｅ、流量２５１／ｍｉ
ｎで自動直流正極性ＴＩＧ溶接をした。余盛を除去して
溶接継手部の引張試験をしたところ、形材が破断した。
ワイヤブラシで清浄した板厚２ｍｍの６ＮＯ１−Ｔ５合
金よりなるアルミニウム合金形材を、開先部を設けて並
置し、該開先部に断面２Ｘ５ｍｍの４３４３合金よりな
る溶加材を５ｍｍ側を形材の板厚方向に配置し、溶接電
流２１ＯＡ、アーク電圧１７．５Ｖ 、溶接速度１３０
ｃｍ／ｍｉｎ 、シールドガスＨｅ、流量２５１／ｍｉ
ｎで自動直流正極性ＴＩＧ溶接をした。余盛を除去して
溶接継手部の引張試験をしたところ、形材が破断した。
一方、溶加材なしての溶接継手部では、溶接金属に割れ
が発生した。
が発生した。
［発明の効果コ
本発明によれば、簡単な設備をもって、従来のＭＩＧ溶
接の場合よりも高速で溶接することが可能であり、しか
もその溶接部の強度は高い。
接の場合よりも高速で溶接することが可能であり、しか
もその溶接部の強度は高い。
したがって、アルミニウム合金形材を用いた各種構体の
製造に有用である。
製造に有用である。
図は本発明の詳細な説明図である。
１．２・・・アルミニウム合金形材、
３・・・・・・溶加材、４・・！・・・開先部。
特許出願人 住友軽金属工業株式会社
代理人 弁理士 小 松 秀 岳
代理人 弁理士 旭 宏
代理人 弁理士 加々 美紀雄
Claims (1)
- アルミニウム合金形材を開先部を設けて並置し、該開先
部に、断面積が開先部の断面積より大きい形状のアルミ
ニウム合金系溶加材を充填して、直流正極性ＴＩＧ溶接
することを特徴とするアルミニウム合金形材の接合方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26277687A JPH01107971A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | アルミニウム合金形材の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26277687A JPH01107971A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | アルミニウム合金形材の接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01107971A true JPH01107971A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17380435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26277687A Pending JPH01107971A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | アルミニウム合金形材の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01107971A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011255403A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | アルミニウム板材の接合方法 |
| JP2012011413A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Alum Co Ltd | アルミニウム材の溶接方法 |
| JP2012061481A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Nippon Steel Corp | アルミニウム合金板材のプラズマ溶接方法 |
| JP2013056349A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | アルミニウム板材の接合方法 |
| CN105328310A (zh) * | 2015-12-01 | 2016-02-17 | 山东省科学院新材料研究所 | 一种用于镁合金搭焊的自动氩弧开缝填丝焊接方法 |
| CN106312263A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-01-11 | 中国化学工程第六建设有限公司 | 铝合金厚板的焊接方法 |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP26277687A patent/JPH01107971A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011255403A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | アルミニウム板材の接合方法 |
| JP2012011413A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Alum Co Ltd | アルミニウム材の溶接方法 |
| JP2012061481A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | Nippon Steel Corp | アルミニウム合金板材のプラズマ溶接方法 |
| JP2013056349A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | アルミニウム板材の接合方法 |
| CN105328310A (zh) * | 2015-12-01 | 2016-02-17 | 山东省科学院新材料研究所 | 一种用于镁合金搭焊的自动氩弧开缝填丝焊接方法 |
| CN106312263A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-01-11 | 中国化学工程第六建设有限公司 | 铝合金厚板的焊接方法 |
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