JPH0110786Y2 - - Google Patents

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JPH0110786Y2
JPH0110786Y2 JP7374982U JP7374982U JPH0110786Y2 JP H0110786 Y2 JPH0110786 Y2 JP H0110786Y2 JP 7374982 U JP7374982 U JP 7374982U JP 7374982 U JP7374982 U JP 7374982U JP H0110786 Y2 JPH0110786 Y2 JP H0110786Y2
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amplifier
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はトラツキング用自動利得制御回路に
関するもので、例えばビデオデイスクプレーヤの
トラツキング装置に用いられる。
〔考案の技術的背景〕
ビデオデイスクプレーヤに使用される記録盤
(以下ビデオデイスクと称する)には、その螺旋
状記録ラインに沿つて、更にトラツキング用情報
を記録したものがある。これは、ビデオデイスク
プレーヤの多様性を図るために記録ラインの溝を
無くし、トレース針が自由に記録ラインを飛び越
したり、一定の円周ラインを何回もトレースでき
るように図つたものである。しかしこのようなビ
デオデイスクにあつては、プレーヤのトレース針
を強制的に案内する溝が無いため、記録ラインの
両側に沿つてトラツキング用情報を記録しておく
方法がとられている。トラツキング用情報として
は、水平同期信号期間にP1=511kHzとP2=716k
Hzの信号として記録されており、ビデオ情報トラ
ツクの左右が判別できるようになつている。即
ち、第1図に示すようにビデオデイスク11の記
録ライン12に沿つてトラツキング情報P1P2
が破列されている。このトラツキング情報P1
P2はビデオデイスク11の1周毎に、内周側と
外周側との配列位置関係が入れ変つており、デイ
スクの外周から中心方向の配列をみた場合トラツ
キング情報P1P2が交互に位置するように設け
られている。トラツキング情報P1P2は、トレ
ース針の電極を介して再生された場合、互いの周
波数が異なるからバンドパスフイルタによつて分
離することができ、両出力を検波してレベル比較
し、大小関係をみるとによつてトレース針が何れ
の情報側(内周側あるいは外周側)に片寄つてい
るかを知ることができ、その検出結果に応じてト
レース針のトラツキング位置を修正することが行
なわれる。この場合、トラツキング情報P1P2
の配列位置関係が外周側と内周側とで入れ変つた
時点からは、先の検出結果を扱う判断も逆転させ
て認識する必要がある。即ち、この配列位置関係
の入れ変えは、できるだけトラツキング情報の占
める面積を少なくするために行なわれるのである
が、通常はデイスクの1周目の垂直同期信号記録
部13で行なわれており、ここにそのことを知ら
せるための切換情報P3が記録されている。この
切換情報P3は例えば275kHzであり、この情報も
バンドパスフイルタを介して導出することができ
る。
〔背景技術の問題点〕
上記したトラツキング情報P1P2P3をとり
だすには、トレース針を介して入力した信号を一
旦自動利得制御回路が設けられた増幅器により増
幅して各情報の周波数帯域に合わせた第1、第
2、第3のバンドパスフイルタに入力している。
そして各バンドパスフイルタから導出された信号
をそれぞれ検波器に加えて直流化している。即
ち、第2図に示すように、20は増幅器、21
a,21b,21cは第1乃至第3のバンドパス
フイルタ、22a,22b,22cの第1乃至第
3の検波器である。ここで、第1、第2の検波器
22a,22bの出力は、加算器23に入力さ
れ、その出力は低域フイルタ24を介して前記増
幅器20の利得制御端子に入力されている。増幅
器20の利得をコントロールするのは、検波器2
2a,22bの出力の合成レベルを一定に保ち、
両者の大小関係を判定しやすくするためである。
ここで問題となるのは、増幅器20の利得制御
を行うことにより、検波器22cの出力、即ち、
切換情報P3に相当する出力レベルがふらつくこ
とである。このため、切換情報P3が存在したに
もかかわらず、この出力を判定する回路が誤動作
することがある。またビデオデイスクプレーヤに
ては同一円周上を繰り返えして再生する機能、い
わゆるスチル再生が可能であるが、このスチル再
生を行いながら、トラツクを飛越して変えていく
と、スロー再生とか間欠送り(こま送り)再生も
可能である。このような場合は、倍速に応じて前
記切換情報P3の再生回数を計数しながらトラツ
ク移動を行うことがある。従つてこのような特殊
再生時にも切換情報P3を確実に再生するのは重
要なことであるが、特殊再生時にはトレース針が
トラツクを横切つて使用されることが多く、従つ
てトラツキング情報P1P2の検波出力も大振幅
になるときが多いため増幅器20の利得が押えら
れ低くなることが多い。この結果、先の切換情報
P3の検波出力も大きく低下されることがあり、
その検出に誤動作を生じることがあつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、切換情報の検波出力を常に安定して導出し得
るトラツキング用自動利得制御回路を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は、特殊再生時には、自動利得制御増
幅器26の増幅率を切換えるようにして切換情報
P3の検波出力レベルが低下するのを抑えるもの
である。
〔考案の実施例〕
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第3図において、25はビデオデイスクプレ
ーヤのトレース針からの再生信号が加えられる入
力端子であり、ここに加えられた信号は自動利得
制御増幅器26で利得調整を受けた後、第1、第
2、第3のバンドパスフイルタ27a,27b,
27cに加えられる。各バンドパスフイルタ27
a,27b,27cにおいては、先に説明したト
ラツキング情報P1=511kHz、P2=716kHz、P3
=275kHzがそれぞれ周波数分離され、各出力は、
検波器28a,28b,28cに入力される。こ
こで、検波器28a,28bの出力(トラツキン
グ情報P1P2に対応する)は、加算器29に入
力される。そして、その合成出力は、低域フイル
タ30にて平滑され、自動利得制御増幅器26の
制御端子に入力される。
ところで、上記自動利得制御増幅器26は例え
ば差動増幅器により構成されるもので、その第1
入力端26aには前記低域フイルタ30の出力つ
まり制御電圧V0が入力され、他方の第2入力端
26bにはバイアス電圧V1あるいはV1+V2が入
力される。
通常の再生状態においては、バイアス電圧V2
の両端がスイツチSWにより短絡された形となり
バイアス電圧V1が与えられ、制御電圧V0とこの
バイアス電圧V1の差に応じた増幅出力が得られ
る。しかし、スチル再生とかこま送り再生等の特
殊再生時には、モード検出装置31(トラツキン
グスケルチ回路であつても良い。)からの検出信
号によつて、スイツチSWが開放された形とな
り、第2入力端26bには、V1+V2のバイアス
電圧が印加され、増幅器26の利得が大きくな
る。このため、切換情報P3の検波出力レベルが
特殊再生時に低下する分を補償することができ、
確実に切換信号を得ることができる。自動利得制
御増幅器26は、具体的には例えば第4図に示す
ように構成されている。入力端子25は、トラン
ジスタQ1のベースに接続されている。このトラ
ンジスタQ1のエミツタは接地され、ベースには
抵抗R1,R2によるバイアス回路が接続されてい
る。このトランジスタQ1のコレクタは差動対を
なすトランジスタQ2,Q3の共通エミツタに接続
されている。トランジスタQ3のコレクタは電源
VCCに接続され、そのベースには前記低域フイル
タ30からの制御電圧が加えられる。一方トラン
ジスタQ2のコレクタは抵抗R4及びコイルL1の並
列回路を介して電源VCCに接続されるとともに、
出力端26cに接続される。このトランジスタ
Q2のベースには、抵抗R5,R6によるバイアス回
路が接続され、さらに抵抗R7を介して前述した
モード検出装置31の出力を加えることができ
る。この回路において、第3図のバイアス電圧
V1は、 V1=VCC/1+(R6+R7)R5/R6・R7 ……(1) に相当し、また(V1+V2)は (V1+V2)=VCC/1+R5・R7/R6(R5+R7)……(2) に相当する。つまり、(1)式は、モード検出装置3
1からハイレベルVCCの検出信号が得られたとき
であり(通常再生時)、(2)式はモード検出装置3
1からロウレベル0Vの検出信号が得られたとき
である。(特殊再生時)またこのときの利得増加
分は、 (V1+V2)/V1=1+R5/R7 となる。
〔考案の効果〕
上述したようにこの考案によると、特殊再生時
(スチル再生、こま送り再生等のように同一円周
上を数回再生する状況がある再生モード)に、切
換情報P3の検波出力レベルが低下してその検出
結果による判断にて誤動作が生じるのを防止でき
るように自動利得制御増幅回路の増幅率を切換え
られるようにしたトラツキング用自動利得制御回
路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオデイスクのトラツキング情報及
び切換情報の記録形態を示す説明図、第2図はト
ラツキング情報及び切換情報の検出回路を示す回
路図、第3図はこの考案の一実施例を示す回路
図、第4図は第3図の自動利得制御増幅器の具体
回路図である。 26……自動利得制御増幅器、27a〜27c
……第1〜第3のバンドパスフイルタ、28a〜
28c……第1〜第3の検波器、29……加算
器、30……低域フイルタ、31……モード検出
装置、SW……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤状記録媒体の螺旋状記録ラインの両側に沿
    つて記録された互いに周波数の異なる第1、第2
    のトラツキング情報及び前記記録ラインの一周毎
    に記録されて前記トラツキング情報の周波数関係
    が内周側と外周側とで入れ変つていることを知ら
    せるための切換情報の再生信号が入力される自動
    利得制御増幅器と、この自動利得制御増幅器の出
    力が加えられ、前記第1、第2のトラツキング情
    報及び切換情報を周波数分離する第1、第2、第
    3のバンドパスフイルタと、この第1、第2、第
    3のバンドパスフイルタの出力をそれぞれ検波す
    る第1、第2、第3の検波器と、前記第1、第2
    の検波器の出力を合成する加算器と、この加算器
    の出力を平滑して前記自動利得制御増幅器の利得
    制御端子に加える低域フイルタと、前記円盤状記
    録媒体に対する特殊再生モード時に前記自動利得
    制御回路の増幅率を切換えて前記第3の検波器の
    出力低下を抑える手段とを具備したことを特徴と
    するトラツキング用自動利得制御回路。
JP7374982U 1982-05-20 1982-05-20 トラツキング用自動利得制御回路 Granted JPS58176269U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58176269U JPS58176269U (ja) 1983-11-25
JPH0110786Y2 true JPH0110786Y2 (ja) 1989-03-28

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