JPH01107815A - 沈殿槽における集排泥装置の運転方法 - Google Patents
沈殿槽における集排泥装置の運転方法Info
- Publication number
- JPH01107815A JPH01107815A JP26431887A JP26431887A JPH01107815A JP H01107815 A JPH01107815 A JP H01107815A JP 26431887 A JP26431887 A JP 26431887A JP 26431887 A JP26431887 A JP 26431887A JP H01107815 A JPH01107815 A JP H01107815A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- scraping
- tank
- settling tank
- scraper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 title claims abstract description 125
- 238000007599 discharging Methods 0.000 title claims abstract description 5
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims abstract description 19
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 241000218691 Cupressaceae Species 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000006228 supernatant Substances 0.000 description 1
- 238000004065 wastewater treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Removal Of Floating Material (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、固液分離に用いられる沈殿槽に備えられた汚
泥掻寄機及び排泥装置の運転方法に関する。
泥掻寄機及び排泥装置の運転方法に関する。
従来、台車往復走行式汚泥掻寄機を備えた沈殿槽におい
ては、第4図に示すように、沈殿槽1の底部に沈積して
いる汚泥(堆泥)2を、沈殿槽1の底部の−・端側(原
液流入側)に形成された集泥マス3内に収集するために
、汚泥掻寄1a4が設置されている。この汚泥掻寄機4
は、ホイール4aを備えた走行台車4bをレール4Cに
沿って走行自在に設G−1、この走行台車4bをレール
4Cに沿って牽引走行させるためのローブ4dを、沈殿
槽1内の適宜箇所に設けられた多数のシーブ4eと、沈
殿Wi1の近傍の地上部に設けられたドラム4fとに巻
き掛け、かつこのドラム4fに減3g!機4g、伝SW
構4hを介して連結された駆動礪41によ−)Cドラム
4rを回転させることにより、ローブ4d、レバー4j
を介して走行台車4bを引ぎ動かして、走行台車4bの
下部に上F方向に回動自在に設けられたスクレーパ4k
を、上記レバー4jの操作によってリンク機構4Jを介
して、台車前進(掻寄せ)F時には、立てた状態(掻寄
U姿勢)にして汚泥2を上記集泥マス3内に掻き寄せる
と共に、台車後退時には、寝かした状態にして引き戻す
ものである。また、上記沈殿槽1内の走行台車4bの前
進(掻寄せ)完了及び後退完了をそれぞれ検出する走行
完了検出器4m、4mが沈殿槽1に設置されており、こ
れらの走行完了検出器4m、4rnには、それぞれ走行
完了検知発信器4n、4nが接続されている。さらに、
集泥マス3内の汚泥2を沈殿槽1外に排出するために、
排泥元弁5及び排泥装置6が沈殿槽1に設備されている
。
ては、第4図に示すように、沈殿槽1の底部に沈積して
いる汚泥(堆泥)2を、沈殿槽1の底部の−・端側(原
液流入側)に形成された集泥マス3内に収集するために
、汚泥掻寄1a4が設置されている。この汚泥掻寄機4
は、ホイール4aを備えた走行台車4bをレール4Cに
沿って走行自在に設G−1、この走行台車4bをレール
4Cに沿って牽引走行させるためのローブ4dを、沈殿
槽1内の適宜箇所に設けられた多数のシーブ4eと、沈
殿Wi1の近傍の地上部に設けられたドラム4fとに巻
き掛け、かつこのドラム4fに減3g!機4g、伝SW
構4hを介して連結された駆動礪41によ−)Cドラム
4rを回転させることにより、ローブ4d、レバー4j
を介して走行台車4bを引ぎ動かして、走行台車4bの
下部に上F方向に回動自在に設けられたスクレーパ4k
を、上記レバー4jの操作によってリンク機構4Jを介
して、台車前進(掻寄せ)F時には、立てた状態(掻寄
U姿勢)にして汚泥2を上記集泥マス3内に掻き寄せる
と共に、台車後退時には、寝かした状態にして引き戻す
ものである。また、上記沈殿槽1内の走行台車4bの前
進(掻寄せ)完了及び後退完了をそれぞれ検出する走行
完了検出器4m、4mが沈殿槽1に設置されており、こ
れらの走行完了検出器4m、4rnには、それぞれ走行
完了検知発信器4n、4nが接続されている。さらに、
集泥マス3内の汚泥2を沈殿槽1外に排出するために、
排泥元弁5及び排泥装置6が沈殿槽1に設備されている
。
そして、上記汚泥掻寄機4の運転方法としては、従来、
第5図に示すように、沈殿Wi1の全長を繰返し往復す
るのが一般的で、稀には半分の距離を往復りる方法も採
られているが、いずれも沈殿槽1に取付けられた走行完
了検出器4m等の到達検出スイッチによる反転制御方式
である。なお、第5図において、符号Fu、Fjは、そ
れぞれ掻寄ぜ端(上流端)、後退端(F流端)を示して
おり、1、1’L 、 T+ 、 1−Dは、それぞれ
全行程走行距離、全行程走行時間、反転時切換静止時間
、排記時l閏を示している。
第5図に示すように、沈殿Wi1の全長を繰返し往復す
るのが一般的で、稀には半分の距離を往復りる方法も採
られているが、いずれも沈殿槽1に取付けられた走行完
了検出器4m等の到達検出スイッチによる反転制御方式
である。なお、第5図において、符号Fu、Fjは、そ
れぞれ掻寄ぜ端(上流端)、後退端(F流端)を示して
おり、1、1’L 、 T+ 、 1−Dは、それぞれ
全行程走行距離、全行程走行時間、反転時切換静止時間
、排記時l閏を示している。
また、排泥5A置6に関しては、汚泥掻寄機4の運転と
は切離したタイマー間欠運転や、汚泥掻寄機4の掻寄せ
完了信号を受けてから一定時間稼働する連動運転方式が
採られている。
は切離したタイマー間欠運転や、汚泥掻寄機4の掻寄せ
完了信号を受けてから一定時間稼働する連動運転方式が
採られている。
(発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記沈殿槽1における汚泥掻寄機4の運転速
度は、汚泥2の舞上り防止の点から上限設定がなされて
おり、これにより、工程時間の短縮を図ることはできず
、従っ′C1単位時間当りの掻泥能力を大きくすること
はできない。例えば、上水最初沈殿槽では掻寄速度は0
.6m /分、下水最終沈殿槽では0.3m /分程度
、また、1水沈殿槽では0.27FL/分以下とされて
いる。
度は、汚泥2の舞上り防止の点から上限設定がなされて
おり、これにより、工程時間の短縮を図ることはできず
、従っ′C1単位時間当りの掻泥能力を大きくすること
はできない。例えば、上水最初沈殿槽では掻寄速度は0
.6m /分、下水最終沈殿槽では0.3m /分程度
、また、1水沈殿槽では0.27FL/分以下とされて
いる。
ここで、沈降性が極度に悪い物質(下水道最終沈殿池の
汚泥)の場合には、第6図に示すように、その堆泥は分
布は、沈殿槽1内の全域に亘りほぼ均等であり、また、
傾斜板沈殿池等においては、傾斜板等の沈降促進装置の
下方に、短絡流防止策として流入液の流向に対して直角
の阻流壁が全幅に亘り設けられ、この阻流壁の間での描
記をb゛なうため、汚泥掻″W機の運転方向も流向に対
して直角どなり、この場合、汚泥掻寄機の運転方向での
堆WJ fi!分布はほぼ均一である。従って、これら
の沈殿檜内の汚泥掻寄機の運転方法は、第5図に示づよ
うな、沈殿槽の仝艮を繰返し往復して描記するものが良
い。
汚泥)の場合には、第6図に示すように、その堆泥は分
布は、沈殿槽1内の全域に亘りほぼ均等であり、また、
傾斜板沈殿池等においては、傾斜板等の沈降促進装置の
下方に、短絡流防止策として流入液の流向に対して直角
の阻流壁が全幅に亘り設けられ、この阻流壁の間での描
記をb゛なうため、汚泥掻″W機の運転方向も流向に対
して直角どなり、この場合、汚泥掻寄機の運転方向での
堆WJ fi!分布はほぼ均一である。従って、これら
の沈殿檜内の汚泥掻寄機の運転方法は、第5図に示づよ
うな、沈殿槽の仝艮を繰返し往復して描記するものが良
い。
しかしながら、第7図に示すように、沈殿槽1内の堆泥
は分布が沈殿槽1内の長手方向に対して負の一次関数的
になる、沈降性が中程1立の物質(通常時の上・1:水
道沈殿池及び下水道最初沈殿池の汚泥)の場合、あるい
は第8図に示すように、沈殿槽1内の堆泥間分布が沈殿
槽1内の長手方向に対し高次関数的な減少線となる、沈
降性が極めて高い物質(金属加工業や鉱山における廃液
処理槽、沈砂池及び高温時の上・工水形沈殿池の汚泥)
の場合には、上述したような運転方法(第5図参照)を
採ると、第9図に示すように、堆泥のない部分を走行す
る無駄があったり、掻寄回数が多くとれないために、堆
泥けが上流側′C−極端に大きくなって、第10図と第
11図に示すように、スクレーパ4kによって描記され
る汚泥2がスクレーパ4にの高さを1遍り、スクレーパ
4kからの汚泥の溢流が生じるという問題があった。こ
こで、第6図ないし第8図において符号7は、上澄水を
流出さ゛せるトラフであり、また、第10図と第11図
において、符号2a、 2b、2Cはそれぞれ有効掻寄
せ汚泥、無効掻寄せ汚泥、溢流汚泥を示している。
は分布が沈殿槽1内の長手方向に対して負の一次関数的
になる、沈降性が中程1立の物質(通常時の上・1:水
道沈殿池及び下水道最初沈殿池の汚泥)の場合、あるい
は第8図に示すように、沈殿槽1内の堆泥間分布が沈殿
槽1内の長手方向に対し高次関数的な減少線となる、沈
降性が極めて高い物質(金属加工業や鉱山における廃液
処理槽、沈砂池及び高温時の上・工水形沈殿池の汚泥)
の場合には、上述したような運転方法(第5図参照)を
採ると、第9図に示すように、堆泥のない部分を走行す
る無駄があったり、掻寄回数が多くとれないために、堆
泥けが上流側′C−極端に大きくなって、第10図と第
11図に示すように、スクレーパ4kによって描記され
る汚泥2がスクレーパ4にの高さを1遍り、スクレーパ
4kからの汚泥の溢流が生じるという問題があった。こ
こで、第6図ないし第8図において符号7は、上澄水を
流出さ゛せるトラフであり、また、第10図と第11図
において、符号2a、 2b、2Cはそれぞれ有効掻寄
せ汚泥、無効掻寄せ汚泥、溢流汚泥を示している。
このように、横流式沈殿槽において、沈降性が中程度以
上の物質の場合には、その堆泥間分布が、流入側に偏り
、最下流では略零となっているのに対して、従来の汚泥
掻rt機の運転方法では、沈1股槽の全長あるいは稀に
半長を必ず往復するため、後退端付近では徴btの堆泥
(要求掻寄せ吊)でしかなく、無駄が多い。また、沈殿
槽1の集泥マス3が掻泥能力を大幅に不遊る場合には、
集泥マス3内への直接降ト汚泥の量及び掻寄せ汚泥の集
泥マス3内落下で生ずる瀧度低不(稀釈)〜汚泥膨張に
よって、Wi泥完r地点に至る前に、再記掻寄114の
スクレーバ4により汚泥の溢流(後退、流]ζ)が発生
し、溢流弁は常に描記ロス分となる。
上の物質の場合には、その堆泥間分布が、流入側に偏り
、最下流では略零となっているのに対して、従来の汚泥
掻rt機の運転方法では、沈1股槽の全長あるいは稀に
半長を必ず往復するため、後退端付近では徴btの堆泥
(要求掻寄せ吊)でしかなく、無駄が多い。また、沈殿
槽1の集泥マス3が掻泥能力を大幅に不遊る場合には、
集泥マス3内への直接降ト汚泥の量及び掻寄せ汚泥の集
泥マス3内落下で生ずる瀧度低不(稀釈)〜汚泥膨張に
よって、Wi泥完r地点に至る前に、再記掻寄114の
スクレーバ4により汚泥の溢流(後退、流]ζ)が発生
し、溢流弁は常に描記ロス分となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その[1
的とするところは、汚泥掻寄機による無駄な掻寄せを極
力抑制でき、効率的な掻寄せ運転を実施できる共に、単
位時間当りの汚泥能力を向上さljることができる上に
、堆泥ff1等の多い集泥マス付近において、描記時の
スクレーバからの溢流を防止でき、掻泥ロス及び溢流に
よる処理液の液質の悪化を防ぐことができて、効果的な
排泥操作を行なうことができる沈殿槽における集排泥装
置の運転方法を提供Jることにある。
的とするところは、汚泥掻寄機による無駄な掻寄せを極
力抑制でき、効率的な掻寄せ運転を実施できる共に、単
位時間当りの汚泥能力を向上さljることができる上に
、堆泥ff1等の多い集泥マス付近において、描記時の
スクレーバからの溢流を防止でき、掻泥ロス及び溢流に
よる処理液の液質の悪化を防ぐことができて、効果的な
排泥操作を行なうことができる沈殿槽における集排泥装
置の運転方法を提供Jることにある。
上記目的を達成するために、本発明tよ、汚泥掻寄機が
沈殿槽の集泥マス側の短区間のみを複数回往復走行して
描記した後に、該沈殿槽の全長分を1往復走行するもの
である。
沈殿槽の集泥マス側の短区間のみを複数回往復走行して
描記した後に、該沈殿槽の全長分を1往復走行するもの
である。
また、汚泥itF機の前進による描記完了以前の任愈の
時点より槽外への排泥を開始するのが望ましい。
時点より槽外への排泥を開始するのが望ましい。
本発明の沈殿槽における集排泥Vt′11の運転方法に
あっ°(は、沈殿槽内の堆泥量が多い集泥マス側を重点
的に描記し、かつ堆泥量が少ない°ト流側の描記回数を
抑えることにより、無駄な描記運転を抑制すると共に、
単位時間当りの描記能力の向上を図る。
あっ°(は、沈殿槽内の堆泥量が多い集泥マス側を重点
的に描記し、かつ堆泥量が少ない°ト流側の描記回数を
抑えることにより、無駄な描記運転を抑制すると共に、
単位時間当りの描記能力の向上を図る。
また、排泥開始時点を汚泥掻寄機による掻泥完了時点よ
り以前に早めることにより、描記時のスクレーバからの
汚泥の渦流を防ぎ、掻泥ロス及び処理液液質の悪化の防
止を図って、効率的な排泥操作を実施する。
り以前に早めることにより、描記時のスクレーバからの
汚泥の渦流を防ぎ、掻泥ロス及び処理液液質の悪化の防
止を図って、効率的な排泥操作を実施する。
以下、第1図ないし第3図に基づいて本発明の一実施例
を説明する。
を説明する。
第1図と第2図は本発明の方法を実施するための集排泥
装置を備えた沈殿槽の一例を示すもの−C1第1図は断
面図、第2図は制御系の回路図で・ある。
装置を備えた沈殿槽の一例を示すもの−C1第1図は断
面図、第2図は制御系の回路図で・ある。
なお、第1図と第2図中、第4図に示す従来例と同様の
構成の部分については、同符号を付して説明を簡略化す
る。
構成の部分については、同符号を付して説明を簡略化す
る。
上記ドラム4fには、伝導機構10を介しτ台車位置発
信器11が設置されてJ3す、この台車位置発信器11
及び上記各走行完了検出器4m、4mからの台車位置連
続発信信号S1及び各台車地端到達信号32.S3はそ
れぞれ台車位置受信器12に入力されるように<【つて
いる。そして、この台車位置受信器12で補正された台
車位置連続発信信号S4は走行距l1lll設定器13
に入力されている。また、この走行距離設定器13から
の走行′!U!離設定仏号85は走行距離制御器14に
人力されて、この走行距離制tl1514は、この信号
S5に1.(づいで、走行距離制御信号S6を出力して
駆動機41を制御し、走行台車4bの往復走行区間を操
作りると共に、排泥開始地点制御信号$7を出力して排
泥元弁5を間き、排泥装置6による排泥操作を開始する
ように構成されている。
信器11が設置されてJ3す、この台車位置発信器11
及び上記各走行完了検出器4m、4mからの台車位置連
続発信信号S1及び各台車地端到達信号32.S3はそ
れぞれ台車位置受信器12に入力されるように<【つて
いる。そして、この台車位置受信器12で補正された台
車位置連続発信信号S4は走行距l1lll設定器13
に入力されている。また、この走行距離設定器13から
の走行′!U!離設定仏号85は走行距離制御器14に
人力されて、この走行距離制tl1514は、この信号
S5に1.(づいで、走行距離制御信号S6を出力して
駆動機41を制御し、走行台車4bの往復走行区間を操
作りると共に、排泥開始地点制御信号$7を出力して排
泥元弁5を間き、排泥装置6による排泥操作を開始する
ように構成されている。
次に、上記のように構成された集排泥装置を備えた沈殿
槽に本発明の運転方法を実施した場合について、第3図
を参照して説明する。
槽に本発明の運転方法を実施した場合について、第3図
を参照して説明する。
まず、第3図に示すように、汚泥掻寄機4の走行台車4
bは掻寄せ端「Uに位置しており、この状態において、
運転が開始されると、走行台車4bは、駆動機41によ
って後退(逆走)し始め、部分走行距1!tj+だけ後
退した復、ドラム4fに伝導機構10を介して連結され
た台車位置発信器11からの信号S1及びあらかじめ設
定された部分走行設定値が一致りることにより、−E4
、部分走行設定点1”aに停止する。ここで、符号T
J+μ部分走行時間を示す。
bは掻寄せ端「Uに位置しており、この状態において、
運転が開始されると、走行台車4bは、駆動機41によ
って後退(逆走)し始め、部分走行距1!tj+だけ後
退した復、ドラム4fに伝導機構10を介して連結され
た台車位置発信器11からの信号S1及びあらかじめ設
定された部分走行設定値が一致りることにより、−E4
、部分走行設定点1”aに停止する。ここで、符号T
J+μ部分走行時間を示す。
次いで、部分走行設定点Eaで反転時切換静止時間T1
だけ停止していた走行台車4bは、前進(掻寄U)を開
始し、排泥間始設定貞トbに達すると、走行距離制御l
器14から排泥開始地点制御信号S7が出力されて沈殿
槽1の集泥マス3からの汚泥の排出が開始される。そし
て、走行台車4bはW1奇せ端Fuに達すると停止して
、反転時切換静止時間T1後、再び逆走(後退)を開始
すると共に、排泥操作が停止される。従って、排泥時間
1’ Dは、初期排泥時間TJz十反転時切換静止時間
T + となり、通常5〜10分間要する。
だけ停止していた走行台車4bは、前進(掻寄U)を開
始し、排泥間始設定貞トbに達すると、走行距離制御l
器14から排泥開始地点制御信号S7が出力されて沈殿
槽1の集泥マス3からの汚泥の排出が開始される。そし
て、走行台車4bはW1奇せ端Fuに達すると停止して
、反転時切換静止時間T1後、再び逆走(後退)を開始
すると共に、排泥操作が停止される。従って、排泥時間
1’ Dは、初期排泥時間TJz十反転時切換静止時間
T + となり、通常5〜10分間要する。
上記操作を数回(第3図においては5回)繰り返して、
集泥マス3寄りの大へ1の堆泥を処理した後に、走行台
車4bを後退端Fjまで戻した後に、沈殿槽1の全長に
わたって1回ffi寄せを行なって、運転の1サイクル
を終了する。
集泥マス3寄りの大へ1の堆泥を処理した後に、走行台
車4bを後退端Fjまで戻した後に、沈殿槽1の全長に
わたって1回ffi寄せを行なって、運転の1サイクル
を終了する。
このような運転方法を採ることにより、従来の運転方法
により生じていた、堆泥のない部分を走行する無駄、あ
るいは、堆泥部の多い集泥マス付近でのスクレーパから
の汚泥の溢流を極力防止でき、従って効率的な掻寄せ及
び排泥運転が実施できて、単位時間当りの描記能力の向
上を図ることができる。
により生じていた、堆泥のない部分を走行する無駄、あ
るいは、堆泥部の多い集泥マス付近でのスクレーパから
の汚泥の溢流を極力防止でき、従って効率的な掻寄せ及
び排泥運転が実施できて、単位時間当りの描記能力の向
上を図ることができる。
なお、上記実施例において、部分走行設定点Fa及び排
泥開始設定点Fbについては、あらかじめ、汚泥界面計
等を用いて、沈殿槽1の堆泥界面分布を計測することに
より、適宜設定するのが望ましい。また、上記実施例に
おいては、部分走行距I!1lJ1を数回(5回)往復
走行するように説明したが、部分走行距離は、順次下流
側に延ばしていくようにしてもよい。
泥開始設定点Fbについては、あらかじめ、汚泥界面計
等を用いて、沈殿槽1の堆泥界面分布を計測することに
より、適宜設定するのが望ましい。また、上記実施例に
おいては、部分走行距I!1lJ1を数回(5回)往復
走行するように説明したが、部分走行距離は、順次下流
側に延ばしていくようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、汚泥掻寄機が、沈殿槽
の集配マス側の短区間のみを複数回往復走行して掻泥し
た後に、該沈殿槽の全長方を1往復走行するものである
から、沈殿槽内の堆泥部が多い集泥マス側(上流側)を
重点的に掻泥し、かつ堆泥部の比較的少ないF流側の描
記回数を抑えることにより、無駄な運転及び汚泥の溢流
を極力防止できて、単位時間当りの描記能力を向上させ
ることができる。また、汚泥i査線の前進による描記完
了以前の任意の時点から槽外への排泥を開始することに
より、集泥マス内にたまっている堆泥を効率的に排出で
き、従って、描記時のスクレーパからの溢流を一層効果
的に防止でき、描記L1ス及び溢流による処理液の液質
の悪化を防ぐことができる。
の集配マス側の短区間のみを複数回往復走行して掻泥し
た後に、該沈殿槽の全長方を1往復走行するものである
から、沈殿槽内の堆泥部が多い集泥マス側(上流側)を
重点的に掻泥し、かつ堆泥部の比較的少ないF流側の描
記回数を抑えることにより、無駄な運転及び汚泥の溢流
を極力防止できて、単位時間当りの描記能力を向上させ
ることができる。また、汚泥i査線の前進による描記完
了以前の任意の時点から槽外への排泥を開始することに
より、集泥マス内にたまっている堆泥を効率的に排出で
き、従って、描記時のスクレーパからの溢流を一層効果
的に防止でき、描記L1ス及び溢流による処理液の液質
の悪化を防ぐことができる。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を丞すもので、
第1図は断面図、第2図は制御系のブ1ツク図、第3図
は運転方法の説明図、第4図と第5図は従来例を示すも
ので、第4図は従来の沈殿槽の断面図、第5図は従来の
運転方法の説明図、第6図ないし第8図は沈殿槽内の堆
泥状態を示すもので、第6図は沈降性の極度に悪い物質
の場合の分布特性図、第7図は沈降性が普通の物質の場
合の分布特性図、第8図は沈降性が極めて高い物質の場
合の分布特性図、第9図ないし第11図はスクレーパに
よる汚泥の掻寄V状態を示すもので、第9図はスクレー
パが堆泥部に達する前の状態を示iJ説明図、第10図
はスクレーパがN tF IL中の状態を示す説明図、
第11図は汚泥がスクレーパから溢流づる状態の説明図
である。 1・・・・・・沈殿槽、2・・・・・・汚泥、3・・・
・・・集泥マス、4・・・・・・汚泥掻寄機、6・・・
・・・排泥装置。
第1図は断面図、第2図は制御系のブ1ツク図、第3図
は運転方法の説明図、第4図と第5図は従来例を示すも
ので、第4図は従来の沈殿槽の断面図、第5図は従来の
運転方法の説明図、第6図ないし第8図は沈殿槽内の堆
泥状態を示すもので、第6図は沈降性の極度に悪い物質
の場合の分布特性図、第7図は沈降性が普通の物質の場
合の分布特性図、第8図は沈降性が極めて高い物質の場
合の分布特性図、第9図ないし第11図はスクレーパに
よる汚泥の掻寄V状態を示すもので、第9図はスクレー
パが堆泥部に達する前の状態を示iJ説明図、第10図
はスクレーパがN tF IL中の状態を示す説明図、
第11図は汚泥がスクレーパから溢流づる状態の説明図
である。 1・・・・・・沈殿槽、2・・・・・・汚泥、3・・・
・・・集泥マス、4・・・・・・汚泥掻寄機、6・・・
・・・排泥装置。
Claims (2)
- (1)台車往復走行式等の汚泥掻寄機を設けた沈殿槽に
おける集排泥装置の運転方法において、上記汚泥掻寄機
が、沈殿槽の集泥マス側の短区間のみを複数回往復走行
して掻泥した後に、該沈殿槽の全長分を1往復走行する
ことを特徴とする沈殿槽における集排泥装置の運転方法
。 - (2)上記汚泥掻寄機が前進による掻寄せを完了する以
前の任意の地点に到達した時点より排泥装置による槽外
への汚泥排出を開始することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の沈殿槽における集排泥装置の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26431887A JPH01107815A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 沈殿槽における集排泥装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26431887A JPH01107815A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 沈殿槽における集排泥装置の運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107815A true JPH01107815A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17401517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26431887A Pending JPH01107815A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 沈殿槽における集排泥装置の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01107815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001062207A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Asahi Tec Corp | 沈殿池用排泥装置 |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP26431887A patent/JPH01107815A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001062207A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Asahi Tec Corp | 沈殿池用排泥装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2865509A (en) | Liquid filtering device | |
CN207031098U (zh) | 一种废水隔油槽 | |
US3235083A (en) | Apparatus and process for removing sludge from longitudinal basins | |
JPH01107815A (ja) | 沈殿槽における集排泥装置の運転方法 | |
US2155960A (en) | Scum remover | |
CN216073299U (zh) | 一种集成式污水处理装置 | |
US4166036A (en) | Floating skimming apparatus | |
US2009559A (en) | Sand settling plant | |
JP2004016862A (ja) | 油回収装置及び油汚染土壌の洗浄処理装置 | |
US1892648A (en) | Sedimentation device | |
JPS62289206A (ja) | 沈積汚泥の集泥装置 | |
SU1283226A1 (ru) | Устройство дл обработки окалино-маслосодержащих сточных вод | |
JPH08267059A (ja) | 汚泥掻寄機 | |
US1997161A (en) | Grit removal apparatus | |
CN216136742U (zh) | 一种便于倾倒式污水处理用刮渣装置 | |
US3545620A (en) | Waste water treatment plant | |
CN204454661U (zh) | 一种除悬浮物装置及污水处理设备 | |
SU1152617A1 (ru) | Барабанный фильтр | |
JPH0735412U (ja) | パイプ収納式ベルトコンベヤにおける砂等の排除装置 | |
CN111821728B (zh) | 一种污水处理用刮渣装置及其方法 | |
SU939403A1 (ru) | Устройство дл удалени активного ила из вторичных горизонтальных отстойников | |
US2235459A (en) | Method of and apparatus for removing inorganic solids from liquids | |
SU1263640A1 (ru) | Устройство дл очистки нефтесодержащих стоков | |
JPS5942051A (ja) | 洗砂装置 | |
US2204534A (en) | Seal for sand filter cleaning mechanism |