JPH01107814A - 沈殿槽における集排泥装置の運転方法 - Google Patents

沈殿槽における集排泥装置の運転方法

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JPH01107814A
JPH01107814A JP26431787A JP26431787A JPH01107814A JP H01107814 A JPH01107814 A JP H01107814A JP 26431787 A JP26431787 A JP 26431787A JP 26431787 A JP26431787 A JP 26431787A JP H01107814 A JPH01107814 A JP H01107814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
scraper
scraping
pit
settling tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP26431787A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Kawasaki
川崎 信彦
Masao Sugimoto
杉本 正夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、固液分離に用いられる沈殿槽に備えられた汚
泥掻寄機及び排泥装置の運転方法に関する。
「従来の技術」 従来、台車往復走行式汚泥掻寄機を備えた沈殿槽におい
ては、第2図ないし第5図に示すように、沈殿槽lの底
部に沈積している汚泥2を、沈殿槽1の底部の一端側(
原液流入側)に形成された集泥マス3内に収集するため
に、汚泥掻寄機4が設置されている。この汚泥掻寄機4
は、ホイール4aを備えた走行台車4bをレール4cに
沿って走行自在に設け、この走行台車4bをレール4c
に沿って牽引走行させるためのローブ4dを、沈殿1内
の適宜箇所に設けられた多数のシーブ4eと、沈殿槽l
近傍の地上部に設けられたドラム4fとに巻き掛け、か
つこのドラム4fに連結された駆動機4gによってドラ
ム4fを回転させることにより、ロープ4d、レバー4
hを介して走行台車4bを引き動かして、走行台車4b
の下部に上下方向に回動自在に設けられたスクレーパ4
1を、上記レバー4hの操作によってリンク機構4jを
介して、掻寄機前進F時には、立てた状態(掻寄せ姿勢
)にして汚泥2を上記集泥マス3内に掻き寄せると共に
、掻寄機後退R時には、寝かした状態にして引き戻すも
のである。また、上記沈殿槽l内の走行台車4bの前進
(掻寄せ)完了及び後退完了をそれぞれ、検出するスイ
ッチ5.6 が沈殿槽1に設置されている。さらに、集
泥マス3内の汚泥2を沈殿槽l外に排出するために、排
泥元弁7及び排泥装置8が沈殿槽1に設備されている。
そして、一般に、上記台車走行式汚泥掻寄機を設けた沈
殿槽においては、上記汚泥掻寄機4と排泥装置8とを互
いに独立させて運転する方法と、連動させて運転する方
法とがある。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、前者のように汚泥掻寄機4と排泥装置8
とを互いに独立させて運転した場合には、集泥マス3内
に収集された汚泥2を排出する前に過大な静置時間がと
られるおそれがあり、この場合には、集泥マス3内に収
集された汚泥が高粘度となり、該汚泥の流動性が低下す
るため、汚泥が抜出しにくくなり、最悪の場合には抜出
し不能(排泥不能)に陥ることがある。
そこで、この問題を解消するために、後者のように汚泥
掻寄機4と排泥装置8とを互いに連動させて運転する方
法が用いられている。この方法は、第6図に示すように
、まず、沈殿槽1の下流端側に待機中の汚泥掻寄機4に
描記指令が入力されると(ステップSPI参照)、該汚
泥掻寄機4の走行台車4bが前進を開始しくステップS
P2参照)、前進完了検出スイッチ5がONになる (
ステップSP3参照)までの間、スクレーパ41による
掻寄せ工程lOが行なわれる。そして、上記前進完了検
出スイッチ5がONになることによって汚泥掻寄機4が
停止しくステップSP4参照)、この汚泥掻寄機4の走
行台車4bは後退を開始すると共に(ステップSP5参
照)、排泥装置8による集泥マス3内の汚泥2の排出を
開始しくステップSP6参照)、ステップSP7に示す
後退完了検出スイッチ6がONになることにより走行台
車4bの後退工程11を完了して汚泥掻寄機4の運転を
停止する一方(ステップSP8参照)、ステップSP9
に示す排泥完了検出によって排泥装置8による排泥工程
12を終了して排泥装置8を停止させる (ステップ5
PIO参照)ようになっている。この場合、第6図に示
すステップSP4において汚泥掻寄機4の走行台車4b
が前進を停止してから後退に移るのに要する時間は1〜
2秒であるのに対して、排泥装置8による集泥マス3内
の排泥時間は5〜10分必要とする。
ところで、一般に、上述したような横流式沈殿槽にあっ
ては、短絡密度流等による流出処理液への沈殿物の舞上
り混入を防ぐため、集泥マス3は上流(流入)側に設け
られているが、槽底部には上流より下流に向かっての流
速エネルギーが存在しており、槽底部に局部的に盛り上
がった堆積汚泥があると、上記流速エネルギー及び堆積
汚泥の自壊作用が相俟って流下現象を起こすことがあり
、下流汚泥粒子の舞上りを生ずることがある。
また、集泥マス3を深く造ると、付帯構造物等も必要以
上の深さとなり、建設費が嵩むと共に、維持管理性が悪
くなるため、一般に集泥マス3は浅く造られており、集
泥マス3内での堆泥可能高さが小で、従って、排泥する
際の上澄液の同伴流出割合が高くなり、沈殿槽としての
分離効率が悪くなる上に、集泥マス3の容積が汚泥掻寄
機4の集泥能力を下廻る場合には、掻寄せられた汚泥が
集泥マス3の上方に盛り上がることになるため、上述し
たように、掻寄せ工程が完了して、1〜2秒後に走行台
車4bが後退し始めると、折角集泥マス3上に盛り上が
っていた汚泥2がスクレーパ41による拘束を解かれて
、集泥マス3から下流側に溢れ後退ないし流下すること
になる。この結果、このようにして、集泥マス3上から
溢れた汚泥は排泥されることなく、取り残されて、特に
、約1日1回の掻寄回数しかとれない上水用の沈殿槽に
おいては、上記取り残された汚泥が再度掻き寄せられる
ことになるのでその量は掻寄せ能力の低下となり、また
圧密化して固くなり、次の掻寄せ工程時の障害となるお
それがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、汚泥掻寄機によって掻き寄せられ集泥
マスに集積された汚泥を確実にかつ効果的に排出するこ
とができ、汚泥の取り残し、あるいは汚泥粒子の流下、
舞上りを抑制することができる沈殿槽における集排泥装
置の運転方法を堤供することにある。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明は、汚泥掻寄機によ
る掻寄せ終了後、排泥を開始し、排泥完了時点まで、上
記汚泥掻寄機のスクレーパを立てた掻寄せ姿勢を維持し
、集泥マス端線に停止させておくものである。
「作用」 本発明の沈殿槽における集排泥装置の運転方法にあって
は、仮りに、汚泥掻寄機の1サイクル当りの描記能力量
が集泥マスの容積を上廻って、スクレーパによる描記に
よって集泥マス上面より汚泥界面が上方に位置した場合
であっても、スクレーパを掻寄せ姿勢にした状態で汚泥
掻寄機の走行台車を集泥マス端縁に停止させることによ
って、集泥マスの上方に盛り上がった汚泥をスクレーパ
によって拘束して集泥マスから溢流するのを防止し、集
泥マスの容量不足をカバーする。
「実施例」 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の詳細な説明するフローチャートであり
、この方法を第2図ないし第5図に示す沈殿槽1に適用
して実施した場合について説明する。まず、沈殿槽!の
下流端側に走行台車4bを待機させた状態の汚泥掻寄機
4に描記指令か入力されると(ステップ5P20参照)
、該汚泥掻寄機4の走行台車4bh<前進を開始しくス
テップ5P21参照)、前進完了検出スイッチ5がON
になる(ステップ5P22参照)までの間掻寄せ工程I
Oが行なわれる。そして、上記前進完了検出スイッチ5
がONになることによって、汚泥掻寄機4が停止すると
(ステップ5P23参照)、排泥装置8が起動しくステ
ップ5P24参照)、排泥完了が検出される(ステップ
5P25参照)までの間排泥工程12が行なわれる。次
いで、排泥完了が完了検出器で検出されるか、またはタ
イマーによる排泥完了信号が発せられると、ステップ5
P26に示すように排泥装置8を停止させると共に、ス
テップ5P27に示すように汚泥掻寄機4の走行台車4
bを後退させ、ステップ5P2Bに示すように後退完了
検出スイッチ6からの検出信号を受けて、汚泥掻寄機4
を停止させる(ステップ5P29参照)。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明は、汚泥掻寄機による掻寄
仕終了後、排泥を開始し、排泥完了時点まで、上記汚泥
掻寄機のスクレーパを立てた掻寄せ姿勢を維持し、集泥
マス端縁に停止させておくものであるから、仮りに、汚
泥掻寄機の1サイクル当りの描記能力量が集泥マスの容
積を上廻って、スクレーパによる描記によって集泥マス
上面より汚泥界面が上方に位置した場合であっても、ス
クレーパを掻寄せ姿勢にした状態で汚泥掻寄機の走行台
車を集泥マス端縁に停止させることによって、集泥マス
の上方に盛り上がった汚泥をスクレーパによって拘束し
て集泥マスから溢流するのを防止し、集泥マスの容積不
足がカバーでき、従って、集泥マスに集積された汚泥を
確実にかつ効果的に排出することができ、汚泥の取り残
し、あるいは汚泥粒子の流下、舞上りを抑制することが
できるという優れた効果を何する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流れ図、第2図ないし
第5図は台車走行式汚泥掻寄機を備えた沈殿槽の一例を
示すもので、第2図は掻寄せ時を示す断面図、第3図は
掻寄せ完了時を示す断面図、第4図は掻寄せ時の詳細を
示す断面図、第5図は後退時の状態を示す断面図、第6
図は従来の運転方法を示す流れ図である。 ■・・・・・・沈殿槽、2・・・・・・汚泥、3・・・
・・・集泥マス、4・・・・・・汚泥掻寄機、8・・・
・・・排泥装置、41・・・・・・スクレーパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  台車往復走行式等の汚泥掻寄機を設けた沈殿槽におけ
    る集排泥装置の運転方法において、上記汚泥掻寄機によ
    る掻寄せ終了後、排泥を開始し、排泥完了時点まで、上
    記汚泥掻寄機のスクレーパを立てた掻寄せ姿勢の状態で
    集泥マス端縁に停止させておくことを特徴とする沈殿槽
    における集排泥装置の運転方法。
JP26431787A 1987-10-20 1987-10-20 沈殿槽における集排泥装置の運転方法 Pending JPH01107814A (ja)

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JP26431787A JPH01107814A (ja) 1987-10-20 1987-10-20 沈殿槽における集排泥装置の運転方法

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JP26431787A Pending JPH01107814A (ja) 1987-10-20 1987-10-20 沈殿槽における集排泥装置の運転方法

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JP (1) JPH01107814A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05291540A (ja) * 1992-04-06 1993-11-05 Nec Corp 半導体集積回路
JP2001062207A (ja) * 1999-08-31 2001-03-13 Asahi Tec Corp 沈殿池用排泥装置
CN109126222A (zh) * 2018-09-29 2019-01-04 安徽新瑞环保设备有限公司 一种污水池浮泥渣清理装置

Cited By (3)

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