JPH0110634Y2 - - Google Patents

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JPH0110634Y2
JPH0110634Y2 JP1982124449U JP12444982U JPH0110634Y2 JP H0110634 Y2 JPH0110634 Y2 JP H0110634Y2 JP 1982124449 U JP1982124449 U JP 1982124449U JP 12444982 U JP12444982 U JP 12444982U JP H0110634 Y2 JPH0110634 Y2 JP H0110634Y2
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latch
casing
connecting shaft
control rod
latch casing
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JP1982124449U
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Transmission Devices (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高速増殖炉の各種制御棒駆動機構に
おける制御棒連結軸の係止装置に関するものであ
る。
一般に、制御棒駆動機構は、原子炉の運転中に
制御棒を炉内へ挿入或いは引き抜く動作を行なう
ことにより炉の出力制御を行なうものである。す
なわち従来の制御棒駆動機構の全体構造の概要と
燃料交換を可能状態にする操作手順を第1図およ
び第2図にもとづいて説明すると、制御棒1は連
結軸2を介して係止装置15により吊り下げられ
ているが、係止装置15は、ボールねじ3に係合
しているナツト4に固定されており、ボールねじ
3を駆動モータ5により回転させればナツト4を
介して上下方向に昇降駆動する。係止装置15
は、駆動部13のケーシング6内に設けられたラ
ツチケーシング7、ラツチ8およびラツチホルダ
9とラツチロツクモータ10および電磁石11と
で構成されるが、係止装置15は、電磁石11が
励磁されることによつてラツチ8を連結軸2に噛
み合うように振り込み、逆に消磁されるとこの噛
み合いが解除される機構になつている。なお、1
2は操作軸、14は延長管部である。
かかる従来機構において燃料交換を可能状態に
するための操作手順について説明すると、まず第
2図aに示すように、駆動モータ5によりボール
ねじ3を回転させ、制御棒1を下限位置にする。
これは、原子炉の運転中に、例えば電源喪失や地
震等に遭遇して緊急に停止すべき異常事態が発生
した場合に電磁石11を消磁させることにより連
結軸2がラツチ8の噛み合いから解放されて制御
棒1を炉内へ急速に挿入させることができる状態
である。
つぎに第2図bに示すように、ラツチロツクモ
ータ10によりラツチホルダー9を降下させてそ
の下部に取付けらているラツチ8を連結軸2の内
部から出ている操作軸12の突起部に振りこませ
る。この状態にすることにより、最終的に燃料交
換が可能な状態にした時に停電等の事象が起つて
も操作軸12及び連結軸2が落下することはな
い。
さらに第2図cに示すように、駆動モータ5に
よりボールねじ3を回転させ、ラツチケーシング
7を引き上げることにより、連結軸2の内部にあ
る操作軸12を引き上げ、制御棒1を切離す。こ
れは燃料交換作業中に電源喪失事故やスクラム動
作を生じるような誤操作等による連結軸2の不測
の落下を防止する状態であつて、ラツチロツクモ
ータ10の駆動により電磁石11は消磁状態に保
持され、ラツチ8を連結軸2に係合させてラツチ
ロツクが行なわれている。
制御棒1を切離した状態で、さらに操作軸12
を引き上げることにより、操作軸12に吊り下が
るように連結軸2が第2図dに示すように上昇す
る。原子炉の運転を停止して燃料交換作業を行な
う場合には、制御棒駆動機構を搭載している回転
プラグを回転させて行なうため、制御棒1と連結
軸2との連結を解除させるとともに、連結軸2を
回転プラグの回転に支障をきたさない範囲に上方
へ引き上げた状態に保持しておく訳である。
以上のように操作されて燃料交換が可能状態に
なるのであつて、燃料交換が完了した後には上記
の逆操作手順により通常状態に戻されるが、ラツ
チロツクモータ10に故障などのトラブルが発生
した場合、あるいはそれに係る動力伝達機構のど
こかにトラブルが発生した場合には通常状態に戻
すことが不可能になる。また、制御棒駆動機構の
メンテナンス作業においては、係止機構15の連
結軸2に対する係止を解いて延長管部14との連
結を切離し、駆動部13のみを吊り上げることに
より行なうものであるが、ラツチロツクが解除不
能という事態が生じた場合には延長管部14から
の切離しが不可能となつてメンテナンス作業は非
常に困難となる。
このような従来の係止装置15にトラブルが発
生した場合に対処するため、駆動部13を上部か
ら分解してラツチロツクモータ10を修理する
法、駆動部13と延長管部14を一体に引き上げ
メインテナンス建屋にて分解修理する法などの手
段が考えられるが、前者では他の制御棒駆動機構
が隣接しているため作業スペースが狭く、遠隔操
作により分解出来るような複雑な治工具の製作が
余儀なくされる。また、後者では駆動部13と延
長管部14との一体引き上げにより炉内バウンダ
リーが崩れるために、全長約16mの制御棒駆動機
構を収納できるキヤスク及びその後の分解修理作
業を安全に行なうための治工具類の製作が余儀な
くされる。さらに両者いずれの場合においても作
業は困難を極め、作業者の安全を確保しつつ行な
うためにも長時間を要する等の問題がある。
本考案は、かかる従来構造に基因する問題点を
解決するため、高速増殖炉の制御棒駆動機構にお
けるラツチロツクモータ部に故障が生じた場合で
もラツチロツク解除を可能にするバツクアツプ機
構をあらかじめ内蔵する制御棒連結軸の係止装置
を提供せんとするものであつて、その要旨とする
ところは、連結軸を介して制御棒を吊り下げると
ともに、ボールねじに係合したナツトに固定さ
れ、前記ボールネジを駆動モータにより回転する
と前記ナツトを介して上下方向に昇降駆動する駆
動部のラツチケーシング内に設けられた制御棒連
結軸の係止装置において、前記ラツチケーシング
を上部ラツチケーシングと下部ラツチケーシング
とに2分割するとともに、前記下部ラツチケーシ
ングを前記上部ラツチケーシングに固定された下
部ラツチケーシング支持パイプにより吊り下げ、
前記上部ラツチケーシングと前記下部ラツチケー
シングとの間に圧縮ばねを介在させる一方、前記
下部ラツチケーシングにピンを介して枢支された
リンクを介してラツチの下端部を枢支し、前記ラ
ツチの上端部をピンを介してラツチロツクモータ
によ昇降駆動するラツチホルダと枢支せしめたこ
とを特徴とする。
以下、本考案に係る制御棒連結軸の係止装置を
図面に示した実施例にもとづいて具体的に説明す
る(従来構造と対応する箇所には同一番号を付し
説明を省略する。)。
本考案においては、第3図に示すように、従来
一体であつたラツチケーシング7を上部ラツチケ
ーシング7aと下部ラツチケーシング7bとに2
分割するとともに、上部ラツチケーシング7aに
ねじこまれて固定された下部ラツチケーシング支
持パイプ16により下部ラツチケーシング7bが
吊り下げられる一方、上部ラツチケーシング7a
と下部ラツチケーシング7bとの間に非常ラツチ
ロツクを解除するための圧縮ばね17が取付けら
れていることを特徴とする。そして、ラツチ8の
下端部は下部ラツチケーシング7bにピンを介し
て枢支されたリンクを介して枢支されるととも
に、ラツチ8の上端部はピンを介してラツチロツ
クモータ10により昇降駆動するラツチホルダ9
と枢支されているから、通常時は圧縮バネ17に
より下部ラツチケーシング7bは押下げられてい
るが、駆動部ケーシング6の下部内突部へ下部ラ
ツチケーシング7bを押し付けることにより非常
ラツチロツク解除ばね17は圧縮され、ラツチ8
は制御棒が下限位置となるラツチ状態(第2図a
参照)とは逆のデラツチ状態となり、連結軸2の
内部にある操作軸12のラツチロツク状態を解除
することができるように構成されている。
このように構成された本考案に係る制御棒連結
軸の係止装置の操作手順を説明すると、まず第4
図aに示されるように、駆動モータ5によりボー
ルねじ3を回転させ、上部ラツチケーシング7a
及び下部ラツチケーシング支持パイプ16、下部
ラツチケーシング7bを引き上げることにより操
作軸12を介して連結軸2が引き上げられる。つ
いで第4図bに示すように、図示しないクレーン
等により駆動部13全体を連結軸2とともに吊り
上げる。しかる後、第4図cに示されるように駆
動モータ5によりボールねじ3を回転させ、上部
ラツチケーシング7a及び下部ラツチケーシング
支持パイプ16、下部ラツチケーシング7bを降
下させ、下部ラツチケーシング7bを駆動部ケー
シング6の下部内突部に載せる。そして、さらに
降下させることにより、圧縮ばね17を圧縮し、
ラツチ8を通常デラツチと逆の方向にし、操作軸
12から解除する。
以上、図面に示した実施例にもとづいて詳細に
説明したように、本考案に係る制御棒連結軸の係
止装置によれば、ラツチロツクモータ部に故障が
生じた場合でもラツチロツク解除を可能にするバ
ツクアツプ機構を予め内蔵した装置であるから、
簡単な操作でラツチロツク解除が可能となり、複
雑で多大な治工具類を必要とせず、しかも、修理
作業時間を大幅に短縮することができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の制御棒駆動機構の全体構造を示
す断面図、第2図a〜dは従来機構における燃料
交換を可能状態にするための操作手順の説明図、
第3図は本考案の構造の特徴を示す要部拡大図、
第4図a〜cは本考案の操作手順を示す説明図で
ある。 図面中、1は制御棒、2は連結軸、3はボール
ねじ、4はナツト、5は駆動モータ、7aは上部
ラツチケーシング、7bは下部ラツチケーシン
グ、8はラツチ、9はラツチホルダ、10はラツ
チロツクモータ、11は電磁石、12は操作軸、
13は駆動部、14は延長管部、15は係止装
置、16は支持パイプ、17は圧縮バネである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結軸を介して制御棒を吊り下げるとともに、
    ボールねじに係合したナツトに固定され、前記ボ
    ールネジを駆動モータにより回転すると前記ナツ
    トを介して上下方向に昇降駆動する駆動部のラツ
    チケーシング内に設けられた制御棒連結軸の係止
    装置において、前記ラツチケーシングを上部ラツ
    チケーシングと下部ラツチケーシングとに2分割
    するとともに、前記下部ラツチケーシングを前記
    上部ラツチケーシングに固定された下部ラツチケ
    ーシング支持パイプにより吊り下げ、前記上部ラ
    ツチケーシングと前記下部ラツチケーシングとの
    間に圧縮ばねを介在させる一方、前記下部ラツチ
    ケーシングにピンを介して枢支されたリンクを介
    してラツチの下端部を枢支し、前記ラツチの上端
    部を介してラツチロツクモータによ昇降駆動する
    ラツチホルダと枢支せしめたことを特徴とする制
    御棒連結軸の係止装置。
JP1982124449U 1982-08-19 1982-08-19 制御棒連結軸の係止装置 Granted JPS5929793U (ja)

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JP1982124449U JPS5929793U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 制御棒連結軸の係止装置

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JP1982124449U JPS5929793U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 制御棒連結軸の係止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5929793U JPS5929793U (ja) 1984-02-24
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JP1982124449U Granted JPS5929793U (ja) 1982-08-19 1982-08-19 制御棒連結軸の係止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS643583Y2 (ja) * 1985-07-10 1989-01-31
JPH0718470Y2 (ja) * 1990-04-28 1995-05-01 敦賀断熱工業株式会社 溶断スラグの受け具

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Publication number Publication date
JPS5929793U (ja) 1984-02-24

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