JPH01105484A - ケーブル接続部の形成方法 - Google Patents

ケーブル接続部の形成方法

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JPH01105484A
JPH01105484A JP23612788A JP23612788A JPH01105484A JP H01105484 A JPH01105484 A JP H01105484A JP 23612788 A JP23612788 A JP 23612788A JP 23612788 A JP23612788 A JP 23612788A JP H01105484 A JPH01105484 A JP H01105484A
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composite insulating
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Yoshinari Hane
良成 羽根
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洋 鈴木
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高電圧プラスチック絶縁ケーブルの接続部を形
成する方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、6.6 KV級の架橋ポリエチレン絶縁PVCシ
ースケーブル(C■ケーブル)の直線接続部を形成する
には、ケーブル接続端部を段剥ぎしてケーブル導体をス
リーブ接続し、このケーブル導体接続部上に絶縁テープ
を巻回積層するテープ巻式直線接続部や、接続する一方
のケーブル上にゴムモールド絶縁筒を挿通しておきこれ
をケーブル導体接続部上に引き寄せて被せるゴムモール
ド絶縁筒差込式直線接続部等が知られている。
・[発明が解決しようとする課題] 前記のような従来のケーブル直線接続部を形成する方法
では、テープ巻式直線接続部の場合は、絶縁テープを引
張りながら多層に巻回したければならないので作業性が
悪くそのテープ巻回作業に熟練を要し作業者の技能によ
り絶縁性能にばらつきが生ずる欠点があり、またゴムモ
ールド絶縁筒差込式直線接続部の場合は、ゴムモールド
絶縁筒をケーブル導体接続部上に引き寄せるのに、ケー
ブル絶縁体やゴムモールド絶縁筒の半径方向の寸法公差
によっては大きな力と時間を要する欠点があり、また前
記いずれの接続部も、ケーブル導体接続部上に絶縁層を
形成した後に外部導電層端部の電界緩和処理や接地線の
取付は作業や防水保護層を形成する複雑な作業をしたけ
ればならず作業性が悪いという問題点があった。
そこで本発明は、高電圧プラスチック絶縁ケーブルの直
線接続作業を省力化し熟練の必要がなく接続作業を行な
うことができるケーブル接続部の形成方法を提供するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明のケーブル接続部
の形成方法は、最内層の内部電界緩和層と、その上の絶
縁層と、その上の外部半導電層と、両端に引出接続金具
が取付けられ前記外部半導電層の外周面または内部に円
周方向に分散配列された接地線と、最外層の防水保護層
とを順次積層して一体に成型した熱収縮性複合絶縁筒を
構成し、ケーブル接続部の段剥ぎしたケーブル導体接続
部上に前記熱収縮性複合絶縁筒を嵌挿し、前記両端の引
出接続金具間の接地線に通電して複合絶縁筒の内部から
加熱するとともに、複合絶縁筒の外部からも加熱するこ
とにより、段剥ぎしたケーブル導体接続部上に複合絶縁
筒を収縮密着させてケーブル接続部を形成するようにし
たものである。
[作用] 前記の熱収縮性複合絶縁筒の内部電界緩和層、絶縁層、
外部半導電層は、熱収縮したときに段剥ぎしたケーブル
導体接続部上に密着して接続部の内部電界緩和層、絶縁
層、外部半導電層を形成し、防水保護層はその両端部が
ケーブルシース上に収縮密着して水の侵入を防ぐ防水保
護層を形成するものである。
外部半導電層に分散配列された接地線は、両端の引出接
続金具に通電加熱用電源を接続して通電したときに発熱
し、これにより複合絶縁筒内部から前記の熱収縮性の各
層を加熱する。このとき接地線両端の引出接続金具は電
源コードを接続する端子となる。またこの接地線と両端
の引出接続金具は、熱収縮性複合絶縁筒がケーブル導体
接続部上に収縮密着してケーブル接続部が形成されたと
きに、接続される両ケーブル端部の各ケーブル遮蔽層上
に引出接続金具が接触し、接地線により両ケーブル遮蔽
層を電気的に接続する。
前記の熱収縮性複合絶縁筒を内部から通電加熱するとと
もに、絶縁筒の外部からも適宜の加熱具で加熱すること
により、肉厚の複合絶縁筒でも十分に加熱され収縮して
ケーブル導体接続部上に密着することになる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明のケーブル接続部の形成方法において用
いる熱収縮性複合絶縁筒1を断面で示したものであり、
これは筒体最内層の熱収縮性内部電界緩和層2の外周上
に熱収縮性絶縁層3を設け、この絶縁層3の外周上に熱
収縮性外部半導電層4を設け、両端に引出接続金具6.
6を取付けた接地線5をこの外部半導電層4に接触させ
て配列し、最外層に熱収縮性防水保護層7を設け、これ
らを順次積層し一体に成型して熱収縮性の複合絶縁筒1
を構成したものである。
前記の熱収縮性の内部電界緩和層2はEPゴム、架*P
E、等を用いて熱収縮性を持たせた筒状層を形成し誘電
率が10〜50程度の高誘電率となるように電界緩和層
を形成したものであり、熱収縮性の絶縁層3はBPゴム
、架橋PE等を用いて熱収縮性を持たせた筒状層に形成
したものである。また外部半導電層4はEPゴム、架橋
PE等にカーボンを混入して抵抗率が10〜105Ω■
程度になるようにし熱収縮性を持たせた筒状層に形成し
たものである。
また接地線5は銅線または銅m#lI線により形成し、
外部半導電層4の内部に円周方向に分散させて配列しま
たは外周面に接触させて円周方向に分散させて配列した
ものであり、この接地線5の両端に図示のように屈曲さ
せた引出接続金具6.6を取付ける。
また防水保護層7はEPゴム、架橋PE等により形成し
て熱収縮性を持たせ、その両端部は引出接続金具6.6
の両側に長く延長して設ける。
前記のように構成した熱収縮性複合絶縁筒1は第2図示
のように接続するべき両ケーブルの導体接続部上に嵌挿
する。第2図は直線接続すべき通常のC■ケーブル10
.10′の段剥ぎしたケーブル接続端部上に前記の熱収
縮性複合絶縁筒1を嵌挿した状態を上半部断面で示した
もので、11.11′はケーブルの導体、8は両ケーブ
ル導体11.11′の接続スリーブ、12.12′はケ
ーブル絶縁層、13.13′はケーブル外部半導電層、
14.14′はケーブル遮蔽層、15.15′はケーブ
ルシースを示し、これらはCvケーブルの通常の構成部
材である。
この接続すべき両ケーブル10.10′の段剥ぎした一
方の端部上に前記の熱収縮性複合絶縁筒1をあらかじめ
嵌挿しておいてケーブル導体11.11′をスリーブ8
で接続し、この段剥ぎしたケーブル導体接続部上に前記
の熱収縮性複合絶縁筒1を引き寄せて置く。
つぎに接地線5の両端の引出接続金具6.6に接続コー
ド16で通電加熱用電源Eを接続して画引出接続金具6
.6に通電する。この通電により画引出接続金具6.6
間の接地線5に電流が流れて発熱し、この発熱により熱
収縮性複合絶縁筒1の熱収縮性内部電界緩和層2、熱収
縮性絶縁層3、熱収縮性外部半導電層4、熱収縮性防水
保護層7が加熱されて収縮する。
また前記のように熱収縮性複合絶縁ftJ1を内部から
通電加熱すると同時に、熱収縮性複合絶縁筒1の外部か
らも適宜の加熱具たとえばトーチバーナ9等により加熱
して収縮させる。
このようにして熱収縮性複合絶縁筒1が内外から加熱さ
れて収縮することにより第3図示のように段剥ぎされた
ケーブル導体接続部上に収縮密着してケーブル接続部が
形成される。この後に接地線接続用引出金具6.6に接
続されているコード16を切離す。
前記のようにして形成されたケーブル接続部は、両ケー
ブル10.10′の段剥ぎしたケーブル接続端部上に熱
収縮性複合絶縁筒1の各層が隙間なく密着するとともに
、両ケーブル端部のケーブル遮蔽層14.14′上に接
地線5の両端の引出接続金具6.6が接触して電気的に
接続し、また最外層の防水保護層7の両端部7a、7b
が両ケーブル10.10′のケーブルシース15.15
′上に隙間なく密着して内部に水が侵入するのを防ぐ、
このようにして高電圧プラスチック絶縁ケーブルの完全
な直線接続部が形成されるのである。
[発明の効果] 前述のように本発明は、引出接続金具を取付けた接地線
を内部に設けた熱収縮性複合絶縁筒な用いてこれをケー
ブル導体接続部上に嵌挿し、この熱収縮性複合絶縁筒を
内部から通電加熱するとともに外部からも加熱するよう
にしたので、複合絶縁筒を十分に加熱収縮させてケーブ
ル導体接続部上に密着させ完全な接続部を形成すること
かができ、しかも熟練の必要がなく容易に接続作業を行
なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に用いる熱収縮性複合絶縁筒の断面
図、第2図は本発明方法の接続工程説明のための上半部
断面図、第3図は本発明方法によるケーブル接続部の上
半部断面図である。 1:熱収縮性複合絶縁筒 2:内部電界緩和層3:絶縁
層   4:外部半導電層 5:接地線   6:引出接続金具 7:防水保護層 特許出願人  古河電気工業株式会社 代理人  弁理士 岡1)喜久治

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部電界緩和層、絶縁層、外部半導電層、防水保護層を
    順次積層するとともに両端に引出接続金具を有する接地
    線を前記外部半導電層に配列して一体成型した熱収縮性
    複合絶縁筒を、ケーブル接続部の段剥ぎしたケーブル導
    体接続部上に嵌挿し、前記引出接続金具間の接地線の通
    電加熱により前記複合絶縁筒を内部から加熱するととも
    に外部からも加熱して複合絶縁筒を前記ケーブル導体接
    続部上に熱収縮させることを特徴とするケーブル接続部
    の形成方法。
JP23612788A 1988-09-20 1988-09-20 ケーブル接続部の形成方法 Granted JPH01105484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23612788A JPH01105484A (ja) 1988-09-20 1988-09-20 ケーブル接続部の形成方法

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JP23612788A JPH01105484A (ja) 1988-09-20 1988-09-20 ケーブル接続部の形成方法

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Publication Number Publication Date
JPH01105484A true JPH01105484A (ja) 1989-04-21
JPH0311506B2 JPH0311506B2 (ja) 1991-02-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005029581A1 (ja) * 2003-09-24 2005-03-31 Ibiden Co.,Ltd. インターポーザ、多層プリント配線板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005029581A1 (ja) * 2003-09-24 2005-03-31 Ibiden Co.,Ltd. インターポーザ、多層プリント配線板

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JPH0311506B2 (ja) 1991-02-18

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