JPH01105077A - 混合弁装置 - Google Patents

混合弁装置

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JPH01105077A
JPH01105077A JP25895587A JP25895587A JPH01105077A JP H01105077 A JPH01105077 A JP H01105077A JP 25895587 A JP25895587 A JP 25895587A JP 25895587 A JP25895587 A JP 25895587A JP H01105077 A JPH01105077 A JP H01105077A
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pilot valve
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Mutsuji Muramoto
村本 睦司
Takayuki Ohata
大幡 高之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、工場等で任意に使用できる蒸気(熱湯も含む
)と冷水等の冷液を混合して所望温度の混合液を得るた
めの混合弁装置であって、その下流側の蛇口等を開弁す
ることによI)始めて作動する冷水先行型の混合弁装置
に関する。
〈先願技術〉 本願出願人がすでに出願した特願昭62−101398
号の実施例においては、金属製のパイロット弁ばねで感
温移動子側へ付勢されたパイロット弁子を有する混合弁
装置が示されている。
しかし、これにおいては、使用者が下流側の蛇口を閉止
した場合、ダイヤフラムの上側の感圧室内圧力は、感圧
移動子に設けられたパイロット弁口から主に排出される
が、その排出量は機構上非常に微量であるため、感圧室
内圧力の低下が蛇口閉止タイミングより遅れていた。そ
の結果、混合液の排出が止まったにもかかわらず、蒸気
入口弁が閉じていないので、蒸気が混合室内に流れこみ
、高温の混合液が混合室と蛇口の間に滞溜する場合があ
った。
また、不意な断水時(冷液停止時)には、前記装置では
蒸気入口弁の閉弁タイミングの遅れから蒸気が蛇口より
吹き出す危険性があった。
く目的〉 そこで、本発明は、蛇口の閉止時には、蒸気入口弁の閉
塞タイミングの遅れが生じにくく、高温の混合液が混合
室と蛇口、の間に滞溜する危険や、蒸気が蛇口より吹き
出す危険を防止できる混合弁装置の提供を目的としてい
る。
く 問題点を解決するだめの手段 〉 本発明の問題点解決手段では、第1図ないし第6図の様
に、ケーシング1と、蒸気(本発明では高温液体も含む
)を導入する蒸気人口2と、冷液を導入する冷液入口3
と、前記蒸気と冷液とを所定温度に混合する混合室4と
、その混合液を導出する混合液出口5とを具えた混合弁
装置において、前記蒸気人口2に蒸気入口弁■1が設け
られ、前記冷液入口3に冷液を混合室4に導入すると共
に冷液入口3と混合室4との間に差圧ΔPを発生させる
差圧機構Y2が設けられている。
前記冷液入口3がら、前記蒸気入口弁v1を強制開弁さ
せるための感圧室6まで前記差圧ΔPを伝達するパイロ
ット通路R1,R2,R3の一部に ・微小間隙L(パ
イロット弁口L)が形成されている。
前記微小間隙L(パイロット弁口L)を形成するパイロ
ット弁v3の球形パイロット弁子40は、冷液入口3側
から作用する冷液差圧のみにより前記微小間隙L(パイ
ロット弁口L)を狭める上うにされ、かつ感圧室6側か
らの冷液逆流のみによりパイロット弁子40は前記微小
間隙りを広げる(パイロット°弁口りを全開する)よう
に構成されている。
く作用〉 上記問題点解決手段において、混合液出口5側の蛇口の
閉止時には、パイロット弁子40が感圧室6内の高圧液
により逆方向に押されて仮想線図示の位置となり、全開
となったパイロット弁口りと感温移動子9の通路間隙L
2とを通って感圧室内液体が排出され、感圧室6内は一
気に圧力が下がり感圧移動子7は上動する。このため、
蛇口の閉止時には、蒸気入口弁v1の閉塞タイミングの
遅れが生じにくく、高温の混合液が混合室4と蛇口の間
に滞溜する危険や、蒸気が蛇口より吹き出す危険は防止
される。     □ 〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明混合弁装置の実施例における混合液非使用状
態の中央縦断正面図、第2図は同じく上蓋およびダイヤ
フラム除去状態平面図、第3図は同じくパイロット弁部
の断面図、第4図は混合液使用状態の中央縦断側面図、
第5図は差圧機構部の縦断面図、第6図は同じく差圧機
構の性能を示す線図である。    ・ そして、図示の如く、本発明混合弁装置は、ケーシング
1と、蒸気(本発明では高温液体も含む)を導入する蒸
気人口2と、冷液を導入する冷液入口3と、前記蒸気と
冷液とを所定温度1ご混合する混合室4と、その混合液
を導出する混合液出口5とを具えている。そして、前記
蒸気人口2と混合室4との間に画室に連通する入口弁室
Jが形成され、該入口弁室Jに蒸気入口弁V1が設けら
れ、該弁室Jの外周の大部分を包囲することにより蒸気
人口2と混合室4との仕切部Qを冷却する冷液室Kが形
成され、該冷液室には前記冷液入口3に連通されている
また、前記冷液入口3に冷液を混合室4に導入すると共
に冷液入口3と混合室4との間に差圧ΔPを発生させる
差圧機構V2が設けられている。
そして、前記冷液入口3と混合室4間の壁面に常時冷液
の最小通過量を確保するバイパス孔Hが形成されている
なお、第5図の仮想線図示の様に、冷液入口3と混合室
4tJ]に位置する後記差圧弁子14に常時冷液の最小
通過量を確保するバイパス孔H2を形成してもよい。
さらにまた、前記蒸気入口弁v1を強制開弁させるため
に、感圧室6と、その圧力に比例して移動する感圧移動
子7および水量絞り弁体8とを有する開弁機構Mが設け
られている。そして、水量絞り弁体8は、それ自身と移
動子7が開弁方向へ一定値S(蒸気入口弁■1のほぼ全
開値)以上移動した後に混合室4の冷液孔4aの開口面
積を徐々に絞るよう前記移動子7に固設され、該水量絞
り弁体8は、絞り用周壁8aと上下貫通孔8bと移動子
7に螺嵌固定された中央押杆8cとから構成され、該水
量絞り弁体8は、ケーシング1に固定された弁ケースE
に上下摺動自在に嵌合されている。
第3図の様に、前記混合室4の出口側に混合液の液温を
感じて移動する感温移動子9を有する自動温調機構Nが
設けられ、前記冷液入口3から前記感圧室6まで前記差
圧ΔPを伝達するパイロット通路R1,R2,R3の一
部に微小間隙L(パイロット弁口L)が形成されている
。また、パイロット通路の微小間隙りの寸法を可変に設
定する温度設定機構Cが設けられている。
そして、前記微小間隙りの寸法は、前記感温移動子9の
高温側移動Xにより自動的に小とされまた低温側移動Y
により自動的に大とされるよう、微小間隙りと感温移動
子9とは関係付けられている。
第1図の様に、前記蒸気入口弁■1は、蒸気人口2と混
合室4とを連通する弁孔10a、10b付の弁座部11
aと、該弁座部11aに離着座自在な弁子12と、該弁
子12を着座側に付勢する弁ばね13とから構成される
。そして、前記弁座部11aと弁子12用の昇降ガイド
llbは前記弁ケースEと一体形成されている。
また差圧機構■2は、ケーシング1のガイド部1aに上
下摺動自在に嵌合されたきの予成の差圧弁子14と、該
弁子14の頭部14aが着座する冷液流人孔15付弁座
1bと、前記弁子14を流入孔15閉ヒ側に付勢して入
口3と混合室4との間に差圧を生ぜしめる弁ばね16と
、該ばね16の収容室17と混合室4を連通するよう弁
子14の胴部14bに貫通された均圧用達通孔14cと
、前記冷液孔4aとから構成されている。
また、前記混合室4に、連絡孔19で連通された混合圧
室20と前記感圧室6との間にダイヤフラム21が介装
されている。該ダイヤフラム21には、その下面の基板
22を介して前記感圧移動子7の基端が連結され、無負
荷時のダイヤフラム21の受圧面(上面)とこれと対向
する感圧室6の天壁23a(上蓋23の下面)との間隙
である感圧室深さFは可及的薄くするようにダイヤフラ
ム21を付勢する付勢手段24が設けられている。
この付勢手段24は、円錐状ばね(またはダイヤフラム
自身の弾力)からなり、前記感圧室深さFを保持するた
めのに、ダイヤフラム21と基板22を貫通して移動子
7の上端に螺嵌されたストッパー25が設けられ、前記
感圧室6と混合圧室20の間は、移動子7とストッパー
25とに穿設された小孔25a、25b、7aで連通さ
れている。
前記ばね24は、移動子7と水量絞り弁体8の自重を押
上げる程度の力を有し、感圧室6に圧力流体が作用しな
いときはダイヤフラム21のストッパー25を上蓋23
に押付け、感圧室6内部の初期空気の残留を防止する。
したがって、前記開弁機構Mは、ケーシング1に内嵌固
定された案内盤26と、該案内盤26の中央孔26aに
上下摺動自在に内嵌された前記感圧移動子7の上端部に
固定されたダイヤフラム21と、該ダイヤフラム21と
ケーシング1の上蓋23とにより形成された前記感圧室
6と、前記ダイヤフラム21と案内盤26で囲まれかつ
混合室4と連絡孔19で接続された混合圧室20と、前
記感圧移動子7の上端部に穿設された室間連通小孔25
a、25b、7aとから構成される。
第3図の様に、前記自動温調機構Nは、弁ケース27と
、該ケース27に摺動自在に内嵌された前記感温移動子
9と、該感温移動子9の中間部に突設されたばね受は部
28と、前記ケース27に螺嵌され移動子9と摺動自在
なばね座30と、前記ばね受は部28とばね座30との
間に介装された弁ばね31と、感温移動子9のばね受は
部28と感温室32の側壁との間に介装された混合液温
度感知用の感熱変形素子としてのバイイタル33と、感
温移動子9の先端子9bを包囲するパイロット用第三通
路R3と、前記ケース27に螺嵌34aされた温度設定
杆34とから構成され、該温度設定杆34の一端部には
、パイロット用第一通路R1と連通するパイロット用第
二通路R2が穿設されている。
前記バイメタル33は、低膨張側を向かい合わせた一対
のバイメタル片の複数個組み合わせからなり、零度以下
の温度で偏平となり、常温時は湾曲している。そして、
前記第一通路R1はストレーナ35を通して冷液入口3
とパイロット圧導入孔36と連通されている。
第3図の様に、前記微小間隙L(パイロット弁口L)を
形成するパイロット弁v3が設けられ、該パイロット弁
V3の微小間隙りは、弁座孔37が形成された弁座38
と、該弁座38に離着座自在に配された球形パイロット
弁子40と、前記感温移動子9により構成されている。
前記球形パイロット弁子40は、合成樹脂等の軽量材に
より形成され、前記温度設定杆34内の前記パイロット
用第二通路R2は、前記パイロット弁子40より大径の
大径路r1と、前記パイロット弁子40より小径で前記
大径路r1に直交する複数本の小径路r2とから形成さ
れ、前記パイロット弁子40は、冷液入口3側から作用
する差圧のみにより感温移動子9の先端子9bに当接し
て前記微小間隙L(パイロット弁口L)を狭めるように
され、かつ感圧室6側からの冷液逆流によりパイロット
弁子40は先端子9bより離間して前記微小間隙りを広
げる(パイロット弁口りを全開する)と共に大径路r1
と小径路r2を開放するように構成されている。
前記弁座孔37には、前記感温移動子9の先部に嵌合さ
れた先端子9bが通路間隙L2を保持して嵌入されると
共にその先端は前記パイロット弁子40に微小間隙りの
大側に作用すべく当接され、前記差圧ΔPが増大すると
微小間隙りは小さくなるようにパイロット弁子40に作
用するよ)該弁子40と前記差圧機構■2は関係付けら
れている。
前記温度設定機構Cは、前記温度設定杆34が。
弁ケース27にねじ34aで嵌合され、該温度設定杆3
4の他端部には手動回動環41が小ねじ42で固定され
ることにより構成されている。そして、前記回動環41
を回動操作して温度設定杆34をX先方向に移動すれば
、弁座38を押すので、微小間隙りが大となり、混合室
4内のパイロット圧は大となり、蒸気入口弁■1が大き
く開放するので、混合液の所定温度は高温に設定され、
また逆に温度設定杆34をY先方向に移動すれば微小間
隙りが小さくなり、混合室4内のパイロット圧は小とな
り、蒸気入口弁V1が小さく開放するので一混合液は低
温に設定される。
なお、Tはウオールブラケットである。
次に作用を説明する。まず、混合液の所望温度は温度設
定杆34を回動することによりXまたはY方向へ移動し
て設定する。この状態において、混合液出口5側の蛇口
を開くと、混合液出口5内および混合室4内に溜ってい
る低温の混合液がまず流出する。
なお、長時間、混合弁装置の使用が止まっていた場合は
、蒸気入口弁室J内の蒸気は復水となり、これは、混合
弁装置全体の熱収支バランスが取れた温度で安定する。
そして、ジャケット状の冷液室にの室容積は適当に設定
されているので、混合液出口5内および混合室4内の滞
留混合液の温度が異常に上昇することは防止され、使用
者が火傷をおうような危険は排除される。
上記のごとき、混合液出口5内お上び混合室4内に溜っ
ていた低温混合液が流出すると、これにより混合室4内
の液圧が低くなり、冷液入口3との間に差圧ΔPが発生
するので、差圧機構v2の弁子14が上昇し、流入孔1
5が開き、冷液入口3内の冷液が混合室4内に流入する
このとき、混合室4と冷液入口3との間にはバイパス孔
Hが形成されているので、第6図のように、冷液流量が
小さく差圧が小さいときには、弁ばね16は圧縮しない
ので、差圧機構V2は動作せず、バイパス孔Hのみによ
る差圧伝達となって冷液が流入し、極微小流量の制御が
可能となる。
また、冷液流量が次第に増して弁ばね16の閉弁力に打
ち勝つと、弁ばね16は圧縮しはじめ、その後は、バイ
パス孔Hと差圧機構V2の両方を通して冷液が流入する
この流入と同時にパイロット用の第一、第二、第三通路
R1,R2,R3および微小間隙りを通ってパイロット
冷液が感圧室6内に入り、該感圧室6内と、混合室4と
叩圧の混合圧室20内との差圧を受けてダイヤフラム2
1および感圧移動子7が下動し、蒸気入口弁■1の弁子
12を下動してその弁孔10a、10bを開放する。こ
れにより、初めて蒸気が混合室4内に入いり、すでに入
っている冷液と混合し、所定温度に達した混合液が混合
液出口5から蛇口を通り流出する。すなわち冷液が混合
室4に流入しない限り蒸気のみが流入することがないの
で安全である。なお、感圧室6内へ入った冷液は小孔2
5a、25b、7aを通り混合室4内へ入いる。
また混合液が所定温度より高温になると、感温変形素子
であるバイメタル33は所定の形状よりも更に湾曲し感
温移動子9を弁ばね31に抗してX矢方向へ押すので、
微小間隙りは小さくなり、パイロット冷液は少ししか微
小間隙りへ入らなくな9、ダイヤフラム21と感圧移動
子7は上動し蒸気入口弁V1の開度を小さくし、蒸気の
流入量を少なくするので混合液は所定温度に保たれる。
なお、通常の混合液温度設定における使用範囲では問題
ないが、配管設備等の条件により混合液として必要な高
温水を得られない場合がある。すなわち、本実施例の混
合弁装置は基本的に混合液の流量は使用者が下流側の蛇
口で決定するため、混合液流量を増加させかつ温度設定
を高温にした場合、蒸気入口弁が全開でも熱量が不足す
るので、そのような時は、第4図に示されるごとく、感
圧室6と混合圧室20との間の差圧により、感圧移動子
7は下降し、同時に水量絞り弁体8も下降して冷液孔4
aを初期の温度が得られるまで絞り、高温温水を得る。
しかし、当然の結果として混合液の流量は設定値より減
少する。なお、水量絞り弁体8が絞り始めるのは蒸気入
口弁■1の弁子12が全開となった後である。
なお、パイロット弁口りは、パイロット弁子40、大径
路r1およびこれに直交する複数本の小径路r2とによ
り、ここを流体が逆流した時にも流路を閉塞しないよう
に構成されているので、蛇口の閉止時には、パイロット
弁子40が感圧室6内の高圧液により逆方向に押されて
仮想線図示の位置となり、全開となったパイロット弁口
りと感温移動子9の通路間隙L2とを通って感圧室内液
体が排出され、−気に圧力が下がる。このため、蛇口の
閉止時には、蒸気入口弁v1の閉塞タイミングの遅れが
生じにくく、高温の混合液が混合室4と蛇口の間に滞溜
する危険や、蒸気が蛇口より吹き出す危険は防止される
また、パイロット弁子40に、ゴムもしくは合成樹脂等
の比重の小さい材料を用いることにより、冷液入口3側
から感圧室6側への冷液流動圧のみでパイロット弁子4
0が弁口りへ導かれて感温移動子9の先端子9bに当接
するのでがイド用のパイロット弁ばねも不要となる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明は、パイロット弁
口を流体が逆流した時にも流路を閉塞しないように構成
したものである。したがって、本発明によると、蛇口の
閉止時にはパイロット弁子が感圧室内の高圧液により逆
方向に押され、全開となったパイロット弁口より感圧室
内液体が排出され、−気に圧力が下がるので、蛇口の閉
止時には、蒸気入口弁の閉塞タイミングの遅れが生じに
くく、高温の混合液が混合室と蛇口の間に滞溜する危険
や、蒸気が蛇口より吹き出す危険は防止できるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明混合弁装置の実施例における混合液非使
用状態の中央縦断正面図、第2図は同じく上蓋およびダ
イヤプラム除去状態平面図、第3図は同じくパイロット
弁部の断面図、第4図は混合液使用状態の中央縦断側面
図、第5図は差圧機構部の縦断面図、第6図は同じく差
圧機構の性能を示す線図である。 1:ケーシング、2:蒸気入口、3:冷液入口、4:混
合室、4a:冷液孔、5:混合液出口、6:感圧室、7
:感圧移動子、8:水量絞り弁体、L:微小間隙(パイ
ロット弁口)、40:パイロット弁子、J:入口弁室、
K:冷液室、M:開弁機構、Q:仕切部、R1,R2,
R3:パイロット用の第一、第二、第三通路、rl:大
径路、rl:小径路、Sニ一定値、Vl:蒸気入口弁、
V2:差圧機構、■3:パイロット弁。 出 願 人  株式会社ミャワキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシングと、蒸気を導入する蒸気入口と、冷液を導入
    する冷液入口と、前記蒸気と冷液とを所定温度に混合す
    る混合室と、その混合液を導出する混合液出口とを具え
    た混合弁装置において、前記蒸気入口に蒸気入口弁が設
    けられ、前記冷液入口に、冷液を混合室に導入すると共
    に冷液入口と混合室との間に差圧を発生させる差圧機構
    が設けられ、前記冷液入口から、前記蒸気入口弁を強制
    開弁させるための感圧室まで前記差圧を伝達するパイロ
    ット通路にパイロット弁口が形成され、該パイロット弁
    口を形成するパイロット弁子は、冷液入口側から作用す
    る冷液差圧のみにより前記パイロット弁口を狭めるよう
    にされ、かつ感圧室側からの冷液逆流のみによりパイロ
    ット弁子は前記パイロット弁口を全開するように構成さ
    れていることを特徴とする混合弁装置。
JP62258955A 1987-10-13 1987-10-13 混合弁装置 Expired - Lifetime JP2584250B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320778U (ja) * 1989-07-07 1991-02-28
JP2013002591A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Miyawaki Inc 混合弁装置とそのガイド体取り出し方法

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