JPH01104596A - オートテンショナ装置 - Google Patents
オートテンショナ装置Info
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- JPH01104596A JPH01104596A JP25804287A JP25804287A JPH01104596A JP H01104596 A JPH01104596 A JP H01104596A JP 25804287 A JP25804287 A JP 25804287A JP 25804287 A JP25804287 A JP 25804287A JP H01104596 A JPH01104596 A JP H01104596A
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Landscapes
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、深海調査艇や海底探査機、カプセルなど母船
からケーブルで海中に吊り下ろして作業を行う海中装置
の動揺防止手段に関する。
からケーブルで海中に吊り下ろして作業を行う海中装置
の動揺防止手段に関する。
(従来の技術)
海洋調査や海底探査のために深海調査艇や海底探査機あ
るいはカプセルなどの海中装置を母船からケーブルで海
中に吊り下ろして作業を行う場合には、海面変動による
母船の動揺がケーブルを介して海中の装置に伝達するの
を防ぐために、ケーブルの張力を一定範囲に保つ必要が
ある。
るいはカプセルなどの海中装置を母船からケーブルで海
中に吊り下ろして作業を行う場合には、海面変動による
母船の動揺がケーブルを介して海中の装置に伝達するの
を防ぐために、ケーブルの張力を一定範囲に保つ必要が
ある。
このための8!構として、例えばアキニームレータに接
続されたラムシリンダの両端にシーブを取り付け、母船
と海中装置を連結するケーブルをこのシーブ間に複数条
に渡って掛は回したパッシブ方式のオートテンショナ装
置が知られている。この場合に、ラムシリンダはケーブ
ル張力が増加すると7キユームレータに蓄圧しつつ収縮
し、張力が低下すると7キユームレータに蓄えられた圧
力により伸張する。これにより、張力変化に応動する形
でケーブルが送り出しまたは取り込まれるようになって
いる。 ゛ (発明が解決しようとする間ffl 魚)しかし、この
装置の場合にはシーブの摩擦抵抗やラムシリンダ及びア
キュームレータの内部摩擦などのために、ケーブル張力
が一定以上に変動しないとラムシリンダが伸縮せず、小
さな動揺が吸収されないまま海中装置に伝わりやすい、
つまり、ラムシリンダの中立位置付近に張力変化に対す
る不感域が存在し、このために張力変動の滅貸率が低い
という問題があった。
続されたラムシリンダの両端にシーブを取り付け、母船
と海中装置を連結するケーブルをこのシーブ間に複数条
に渡って掛は回したパッシブ方式のオートテンショナ装
置が知られている。この場合に、ラムシリンダはケーブ
ル張力が増加すると7キユームレータに蓄圧しつつ収縮
し、張力が低下すると7キユームレータに蓄えられた圧
力により伸張する。これにより、張力変化に応動する形
でケーブルが送り出しまたは取り込まれるようになって
いる。 ゛ (発明が解決しようとする間ffl 魚)しかし、この
装置の場合にはシーブの摩擦抵抗やラムシリンダ及びア
キュームレータの内部摩擦などのために、ケーブル張力
が一定以上に変動しないとラムシリンダが伸縮せず、小
さな動揺が吸収されないまま海中装置に伝わりやすい、
つまり、ラムシリンダの中立位置付近に張力変化に対す
る不感域が存在し、このために張力変動の滅貸率が低い
という問題があった。
一方、最近ではこの上うな揚収用ケーブルに尤ファイバ
ーを使用することにより母船と海中装置間の信号伝達ケ
ーブルを兼用させる場合が多く、この場合にはケーブル
の変形や傷みによる信号回路の作動不良を防止するため
にケーブル張力を一定させることが特に必要とされる。
ーを使用することにより母船と海中装置間の信号伝達ケ
ーブルを兼用させる場合が多く、この場合にはケーブル
の変形や傷みによる信号回路の作動不良を防止するため
にケーブル張力を一定させることが特に必要とされる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、船体の
動揺を検出して積極的にラムシリンダを伸縮制御するこ
とにより、ケーブル張力の変動を防ぎつつ海中装置の安
定化を図ることを目的とする。
動揺を検出して積極的にラムシリンダを伸縮制御するこ
とにより、ケーブル張力の変動を防ぎつつ海中装置の安
定化を図ることを目的とする。
(間ffl魚を解決するための手段)
本発明は、母船から海中装置を吊り下げるケーブルの途
中を母船上に備えたラムシリンダのシーブ間に巻き回し
、油圧的に接続されたアキュームレークの蓄圧によりこ
のラムシリンダを伸張方向へ弾性支持したオートテンシ
履す装置において、ラムシリンダを伸縮駆動するサーボ
シリンダと、母船の動揺を検出する手段と、検出された
動揺を吸収するようにサーボシリンダを駆動制御する油
圧制御回路とを備えている。
中を母船上に備えたラムシリンダのシーブ間に巻き回し
、油圧的に接続されたアキュームレークの蓄圧によりこ
のラムシリンダを伸張方向へ弾性支持したオートテンシ
履す装置において、ラムシリンダを伸縮駆動するサーボ
シリンダと、母船の動揺を検出する手段と、検出された
動揺を吸収するようにサーボシリンダを駆動制御する油
圧制御回路とを備えている。
(作用)
検出手段が母船の動揺を検出すると、油圧制御回路がサ
ーボシリンダを介して動揺を吸収する方向へラムシリン
ダを駆動する。このため、FBI揺に伴うケーブルの張
力変化がラムシリンダの摩擦抵抗より小さい場合でも、
ラムシリンダが能動的に伸縮して動揺を吸収する。
ーボシリンダを介して動揺を吸収する方向へラムシリン
ダを駆動する。このため、FBI揺に伴うケーブルの張
力変化がラムシリンダの摩擦抵抗より小さい場合でも、
ラムシリンダが能動的に伸縮して動揺を吸収する。
また、動揺がある程度大きく、主としてケーブルの張力
変化によりラムシリンダが伸縮する場合においても、サ
ーボシリンダが伸縮を誘導することで船体の動揺に対す
るラムシリンダの応答が早まり、動揺が高滅貸率で吸収
される。
変化によりラムシリンダが伸縮する場合においても、サ
ーボシリンダが伸縮を誘導することで船体の動揺に対す
るラムシリンダの応答が早まり、動揺が高滅貸率で吸収
される。
(実施例)
第1図及び第2図に本発明の実施例を示す。
第1図において1は母船、2は海中装置としてのランチ
ャで、母船1の船尾後方へ突設したA型フレーム3の突
端に取り付けたシーブ3Aからケーブル4により海中へ
吊り下げられる。
ャで、母船1の船尾後方へ突設したA型フレーム3の突
端に取り付けたシーブ3Aからケーブル4により海中へ
吊り下げられる。
母船1にはこのケーブル4の巻き上げと送り出しのため
にケーブルウィンチ5とトラクシシンウィンチ6とが甲
板9上に備えられる。トラクションウィンチ6にはケー
ブル4の送り出し長さを検出するために第2図に示す索
艮計24が取り付けられる。また、ケーブル4の途中に
は母船1の動揺量検出手段としての動揺量検出シリング
7と、動揺を吸収するための2ムシリング8とが直列に
介装される。
にケーブルウィンチ5とトラクシシンウィンチ6とが甲
板9上に備えられる。トラクションウィンチ6にはケー
ブル4の送り出し長さを検出するために第2図に示す索
艮計24が取り付けられる。また、ケーブル4の途中に
は母船1の動揺量検出手段としての動揺量検出シリング
7と、動揺を吸収するための2ムシリング8とが直列に
介装される。
動揺量検出シリング7は甲板9にシリング部7Aを固設
した単動型の油圧シリングであり、シリングi7Aから
上方へ突出したピストンロッド7Bの先端にシーブ10
が支持され、その両側の甲板9にシーブ11と12が取
り付けられる。ケーブル4はシーブ11と12の下側と
シーブ10の上側を通るように掛は回され、シーブIQ
はこのケーブル4の張力により下向きに付勢され、ピス
トンロッド7Bを介して作用するシリング部7Aの油圧
とつり合う位置に保持される、シリング部7Aは第2図
に示すように7キエームレータ13に接続される。アキ
2−ムレータ13にはシリング部7Δとの間で流通する
作動油を加圧するための圧縮′/I!気が封入される。
した単動型の油圧シリングであり、シリングi7Aから
上方へ突出したピストンロッド7Bの先端にシーブ10
が支持され、その両側の甲板9にシーブ11と12が取
り付けられる。ケーブル4はシーブ11と12の下側と
シーブ10の上側を通るように掛は回され、シーブIQ
はこのケーブル4の張力により下向きに付勢され、ピス
トンロッド7Bを介して作用するシリング部7Aの油圧
とつり合う位置に保持される、シリング部7Aは第2図
に示すように7キエームレータ13に接続される。アキ
2−ムレータ13にはシリング部7Δとの間で流通する
作動油を加圧するための圧縮′/I!気が封入される。
この圧縮空気は図示されないコンプレッサ等のエアー源
がら供給される。
がら供給される。
動揺風検出シリンダ7にはシーブ1oの変位位置を検出
する位置センサ20が付設され、またケーブル4の張力
を検出するためのロードセル21がピストンロンドアB
に内装される。
する位置センサ20が付設され、またケーブル4の張力
を検出するためのロードセル21がピストンロンドアB
に内装される。
ラムシリンダ8も虫動型の油圧シリンダであり、シリン
グ部8Aの基端とシリング部8Aがら突出するピストン
ロッド8Bの先端とにシーブ14と15がそれぞれ支持
され、これらのシーブ14と15にケーブル4が複数条
に渡って掛は回される。
グ部8Aの基端とシリング部8Aがら突出するピストン
ロッド8Bの先端とにシーブ14と15がそれぞれ支持
され、これらのシーブ14と15にケーブル4が複数条
に渡って掛は回される。
シリング部8Aは前記アキュームレータ13と同様に構
成されたアキュームレータ16に接続される。
成されたアキュームレータ16に接続される。
シリング部8Aとピストンロッド8Bの間にはラムシリ
ンダ8のストローク位置を示すストロークセンサ23が
介装される。
ンダ8のストローク位置を示すストロークセンサ23が
介装される。
また、シリング部8Aとピストンロッド8Bとの間にサ
ーボシリンダ17が介装される。サーボシリンダ17は
シリング部17Aをシリング部8Aに、ロッド部17B
をピストンロッド8Bの上端にそれぞれ係止した複動型
シリングで、サーボパルプ18とコントローラ22から
なる油圧制御回路を介して図示されない圧油供給装置(
ポンプ)から選択的に圧油供給を受け、ピストンロッド
8Bを伸張側または収縮側へ駆動する。
ーボシリンダ17が介装される。サーボシリンダ17は
シリング部17Aをシリング部8Aに、ロッド部17B
をピストンロッド8Bの上端にそれぞれ係止した複動型
シリングで、サーボパルプ18とコントローラ22から
なる油圧制御回路を介して図示されない圧油供給装置(
ポンプ)から選択的に圧油供給を受け、ピストンロッド
8Bを伸張側または収縮側へ駆動する。
このコントローラ22には前記の位置センサ2010−
ドセル21、ストロークセンサ23及び索長計24がい
ずれも信号回路で接続され、それぞれの検出した値が信
号電流として入力される。
ドセル21、ストロークセンサ23及び索長計24がい
ずれも信号回路で接続され、それぞれの検出した値が信
号電流として入力される。
コントローラ22は位置センサ20及びロードセル21
からの入力信号をあらかじめ内部に設定された値と比較
することにより、吸収すべき船体の動揺を検出すると、
これを吸収するようにサーボパルプ18の開度を制御し
、サーボシリンダ17を伸縮させる。また、位置センサ
20.ストロークセンサ23と索艮計24からの入力信
号をもとに送り出されたケーブル4の重量を算定し、ア
キニームレータ13と16の圧力を調整することにより
、動揺量検出シリング7とラムシリンダ8の中立位fi
(平均位置)を常時一定に維持する。なお、このために
7キユームレータ13及び16とエアー源とを接続する
配管上にコントローラ22により制御される図示されな
い圧力制御パルプが介装される。
からの入力信号をあらかじめ内部に設定された値と比較
することにより、吸収すべき船体の動揺を検出すると、
これを吸収するようにサーボパルプ18の開度を制御し
、サーボシリンダ17を伸縮させる。また、位置センサ
20.ストロークセンサ23と索艮計24からの入力信
号をもとに送り出されたケーブル4の重量を算定し、ア
キニームレータ13と16の圧力を調整することにより
、動揺量検出シリング7とラムシリンダ8の中立位fi
(平均位置)を常時一定に維持する。なお、このために
7キユームレータ13及び16とエアー源とを接続する
配管上にコントローラ22により制御される図示されな
い圧力制御パルプが介装される。
次に作用を説明する。
ランチャ2をA型フレーム3から海中へ吊り下ろす場合
には、コントローラ22の操作で7キユームレータ13
と16の圧縮空気を大気に解放して動揺量検出シリング
7とラムシリンダ8を最収縮状態にし、ケーブルウィン
チ5と1272879インチ6のみを繰り出し操作して
ランチャ2を吊り下げる。この場合には、ランチャ2が
空中にあるため母船1の動揺はケーブル4の張力にほと
んど影響を与えない。
には、コントローラ22の操作で7キユームレータ13
と16の圧縮空気を大気に解放して動揺量検出シリング
7とラムシリンダ8を最収縮状態にし、ケーブルウィン
チ5と1272879インチ6のみを繰り出し操作して
ランチャ2を吊り下げる。この場合には、ランチャ2が
空中にあるため母船1の動揺はケーブル4の張力にほと
んど影響を与えない。
ランチャ2が着水したらコントローラ22を推作して直
ちにアキニームレータ13と16にエアー源から圧縮空
気を供給し、動揺量検出シリング7とラムシリンダ8を
それぞれケーブル4の張力に対抗して最圧縮と最伸張の
中立位置まで伸張させる。
ちにアキニームレータ13と16にエアー源から圧縮空
気を供給し、動揺量検出シリング7とラムシリンダ8を
それぞれケーブル4の張力に対抗して最圧縮と最伸張の
中立位置まで伸張させる。
この状態で母船1が!I!lIgすると、まず動揺量検
出シリング7がケーブル4の張力変化に対応して伸縮す
る。すなわち、張力の増加に対しては動揺量検出シリン
グ7が7キユームレータ13に蓄圧しつつ収縮してケー
ブル4が送り出され、張力が減少するとアキュームレー
タ13に蓄えた圧力で動揺量検出シリング7が伸張して
ケーブル4を船内に取り込む。これにより微小な動揺を
吸収するとともに、位置センサ20とロードセル21が
シーブ10の変位位置とケーブル4の張力をコントロー
ラ22に出力し続ける。
出シリング7がケーブル4の張力変化に対応して伸縮す
る。すなわち、張力の増加に対しては動揺量検出シリン
グ7が7キユームレータ13に蓄圧しつつ収縮してケー
ブル4が送り出され、張力が減少するとアキュームレー
タ13に蓄えた圧力で動揺量検出シリング7が伸張して
ケーブル4を船内に取り込む。これにより微小な動揺を
吸収するとともに、位置センサ20とロードセル21が
シーブ10の変位位置とケーブル4の張力をコントロー
ラ22に出力し続ける。
コントローラ22はこれらの入力信号をあらかじめ内部
に設定された値と比較し、これらの値が設定値を越える
とラムシリンダ8の伸縮が必要とfl定し、サーボパル
プ18を遮断状態から伸長または収縮セクションへ入力
信号の変化に応じて開度を制御する。これにより、サー
ボパルプ18を介してサーボシリンダ17に圧油が供給
され、静止状態にあったラムシリンダ8は動揺を吸収す
る方向、つまり張力が増加するときはラムシリンダ8が
収縮し、逆に減少するときはラムシリンダ8が伸張する
方向へと作動を開始する。
に設定された値と比較し、これらの値が設定値を越える
とラムシリンダ8の伸縮が必要とfl定し、サーボパル
プ18を遮断状態から伸長または収縮セクションへ入力
信号の変化に応じて開度を制御する。これにより、サー
ボパルプ18を介してサーボシリンダ17に圧油が供給
され、静止状態にあったラムシリンダ8は動揺を吸収す
る方向、つまり張力が増加するときはラムシリンダ8が
収縮し、逆に減少するときはラムシリンダ8が伸張する
方向へと作動を開始する。
母船1の動揺が小さく、ケーブル4の張力変化がラムシ
リンダ8の摩擦抵抗を下回り、ラムシリンダ8が静止し
ている場合でも、サーボシリンダ17の駆動によりラム
シリンダ8は強制的に伸縮する。つまり、検出した動揺
に応じてコントローラ22がラムシリンダ8をアクティ
ブ作動させるため、ラムシリンダ8は小さな動揺に対し
てもスムーズに作動する。このため、摩擦抵抗による中
立位置付近の不感域が解消され、小さな動揺も十分に吸
収される。
リンダ8の摩擦抵抗を下回り、ラムシリンダ8が静止し
ている場合でも、サーボシリンダ17の駆動によりラム
シリンダ8は強制的に伸縮する。つまり、検出した動揺
に応じてコントローラ22がラムシリンダ8をアクティ
ブ作動させるため、ラムシリンダ8は小さな動揺に対し
てもスムーズに作動する。このため、摩擦抵抗による中
立位置付近の不感域が解消され、小さな動揺も十分に吸
収される。
一方、は船1の動揺が大きいとケーブル4の張力変化も
大きく、ラムシリンダ8の伸縮はこの張力変化の直接的
な作用に基づくパッシブ作動が主体となる。しかし、そ
の場合もコントローラ22はサーボシリンダ17を駆動
し続け、サーボシリンダ17がラムシリンダ8の伸縮を
リードするためにラムシリンダ8は母船1の動揺に対し
て応答良く伸縮し、高い減衰率をもりて動揺を吸収する
。
大きく、ラムシリンダ8の伸縮はこの張力変化の直接的
な作用に基づくパッシブ作動が主体となる。しかし、そ
の場合もコントローラ22はサーボシリンダ17を駆動
し続け、サーボシリンダ17がラムシリンダ8の伸縮を
リードするためにラムシリンダ8は母船1の動揺に対し
て応答良く伸縮し、高い減衰率をもりて動揺を吸収する
。
こうして、海中のランチャ2は母船1の動揺の大きさに
よらず常に安定状態を維持する。
よらず常に安定状態を維持する。
ところで、ケーブル4が海中へ繰り出されて行゛(につ
れてケーブル重量も増加するが、これに対してコントロ
ーラ22はトラクシクンウィンチ6に付設した索艮計2
4とラムシリンダ8に付設したストロークセンサ23、
並びに動揺量検出シリング7の位置センサ20とから入
力される信号をもとに、送り出されたケーブル4の長さ
を計算し、*J a ill検出シリング7とラムシリ
ンダ8の中立位置が変わらないように、7キユームレー
タ13と16の空気圧を、エアー源との間に介装した圧
力制御バルブの制御を通じて11!l整する。このため
、ランチャ2が海面下のいがなる深さにあっても、また
上昇ないし下降しつつある場合でもラムシリンダ8の動
揺吸収能力が変化する恐れはないし、動揺量検出シリン
グ7の検出機能が損なわれることもない。
れてケーブル重量も増加するが、これに対してコントロ
ーラ22はトラクシクンウィンチ6に付設した索艮計2
4とラムシリンダ8に付設したストロークセンサ23、
並びに動揺量検出シリング7の位置センサ20とから入
力される信号をもとに、送り出されたケーブル4の長さ
を計算し、*J a ill検出シリング7とラムシリ
ンダ8の中立位置が変わらないように、7キユームレー
タ13と16の空気圧を、エアー源との間に介装した圧
力制御バルブの制御を通じて11!l整する。このため
、ランチャ2が海面下のいがなる深さにあっても、また
上昇ないし下降しつつある場合でもラムシリンダ8の動
揺吸収能力が変化する恐れはないし、動揺量検出シリン
グ7の検出機能が損なわれることもない。
なお、サーボシリンダ17はラムシリンダ8の摩擦抵抗
を上回る駆動力があれば良く、したがって小容量の油圧
シリングでも上記作用は十分に得られる。
を上回る駆動力があれば良く、したがって小容量の油圧
シリングでも上記作用は十分に得られる。
また、船体の動揺は規則性を持つ場合が多いことから、
コントローラ22に特定の波形パターンをあらかじめ設
定しておくか、あるいは位置センサ20の出力信号から
読み取った波形パターンがコントローラ221こ自動設
定さ托るようにして、この波形パターンに基づきサーボ
バルブ18の切換を行うことも可能である。
コントローラ22に特定の波形パターンをあらかじめ設
定しておくか、あるいは位置センサ20の出力信号から
読み取った波形パターンがコントローラ221こ自動設
定さ托るようにして、この波形パターンに基づきサーボ
バルブ18の切換を行うことも可能である。
(発明の効果)
以上のように、本発明のオートテンショナ装置はケーブ
ル張力を補償して伸縮するラムシリンダに並列にサーボ
シリンダを連結し、検出手段の検出した船体の動揺に基
いてこのサーボシリンダを伸縮駆動することとしたため
、従来の張力変化によるパッシブ作動では摩擦抵抗のた
めに吸収し得なかった小さな動揺が、サーボシリンダを
介したラムシリンダのアクティブ作動により吸収される
。
ル張力を補償して伸縮するラムシリンダに並列にサーボ
シリンダを連結し、検出手段の検出した船体の動揺に基
いてこのサーボシリンダを伸縮駆動することとしたため
、従来の張力変化によるパッシブ作動では摩擦抵抗のた
めに吸収し得なかった小さな動揺が、サーボシリンダを
介したラムシリンダのアクティブ作動により吸収される
。
また、大きな動揺に対してもサーボシリンダがラムシリ
ンダの伸縮をリードすることによりラムシリンダの応答
性が向上し、動揺吸収における減り率を高めることがで
きる。
ンダの伸縮をリードすることによりラムシリンダの応答
性が向上し、動揺吸収における減り率を高めることがで
きる。
したがって、本発明によれば母船から吊り下げられる海
中装置の姿勢を安定させ、かつこれを吊り下げるケーブ
ルの急激な張力変動を防止し、光ファイバーなどの使用
により信号伝達用のクープルを揚収用ケーブルと兼用す
る際の要求をも十分に満たすことができる。
中装置の姿勢を安定させ、かつこれを吊り下げるケーブ
ルの急激な張力変動を防止し、光ファイバーなどの使用
により信号伝達用のクープルを揚収用ケーブルと兼用す
る際の要求をも十分に満たすことができる。
第1図は本発明の実施例を示すオートテンショナ装置の
船上配置図、第2図は同じ(油圧回路図である。 1・・・母船、2・・・ランチャ%7・・・動揺量検出
シリング、8・・・ラムシリンダ、17・・・サーボシ
リンダ、18・・・サーボバルブ、22・・・コントロ
ーラ。 特許出願人 カヤバエ業株式会社(外1名)
a」−
船上配置図、第2図は同じ(油圧回路図である。 1・・・母船、2・・・ランチャ%7・・・動揺量検出
シリング、8・・・ラムシリンダ、17・・・サーボシ
リンダ、18・・・サーボバルブ、22・・・コントロ
ーラ。 特許出願人 カヤバエ業株式会社(外1名)
a」−
Claims (1)
- 母船から海中装置を吊り下げるケーブルの途中を母船上
に備えたラムシリンダのシーブ間に巻き回し、油圧的に
接続されたアキュームレータの蓄圧によりこのラムシリ
ンダを伸張方向へ弾性支持したオートテンショナ装置に
おいて、ラムシリンダを伸縮駆動するサーボシリンダと
、母船の動揺を検出する手段と、検出された動揺を吸収
するようにサーボシリンダを駆動制御する油圧制御回路
とを備えたことを特徴とするオートテンショナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62258042A JP2539462B2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | オ―トテンショナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62258042A JP2539462B2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | オ―トテンショナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01104596A true JPH01104596A (ja) | 1989-04-21 |
JP2539462B2 JP2539462B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=17314731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62258042A Expired - Lifetime JP2539462B2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | オ―トテンショナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539462B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04260576A (ja) * | 1991-02-15 | 1992-09-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料用支持体 |
JPH04110697U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-25 | 三菱重工業株式会社 | アクテイブ式ラムテンシヨナ |
JP2007099431A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Yorigami Maritime Construction Co Ltd | 吊荷の揺れ低減装置 |
JP2018131016A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | 三菱重工業株式会社 | 制御装置、艇運搬装置及び搬器の駆動方法 |
JP2021046126A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 三菱造船株式会社 | 船舶 |
CN116902146A (zh) * | 2023-09-13 | 2023-10-20 | 山东大学 | 一种主被动结合的海工用冗余张力控制装置及其工作方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102124432B1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-06-18 | 주식회사 케이오씨 | 수중 케이블의 균형적 당김을 위한 압력 가감식 보상장치 |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP62258042A patent/JP2539462B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH04110697U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-25 | 三菱重工業株式会社 | アクテイブ式ラムテンシヨナ |
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CN116902146B (zh) * | 2023-09-13 | 2023-12-08 | 山东大学 | 一种主被动结合的海工用冗余张力控制装置及其工作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2539462B2 (ja) | 1996-10-02 |
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