JPH01103545A

JPH01103545A - 車両の操作スイッチ装置

Info

Publication number: JPH01103545A
Application number: JP62261166A
Authority: JP
Inventors: Tatsumi Fukunaga; 福永　辰已
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 1987-10-16
Filing date: 1987-10-16
Publication date: 1989-04-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、　産業上の利用分野本発明は車両、特に自動車に装備され、運転上の操作に
必要なスイッチ装置に関する。

ｂ、　従来の技術従来、自動車の運転上の操作に必要な各種のスイッチは
、運転席前方に配設された計器盤上に配置されており、
特に計器盤内の表示計器の片側または両側に連続して配
置されることが多い。

また、前記各種のスイッチの一部は、ハンドルコラムか
らその半径方向に突設されたスイッチ操作レバーを介し
て作動されるものがある。すなわち、該スイッチ操作レ
バーを前後に移動させたり、またはレバー軸を一定角度
回転することにより操作できるスイッチである。

Ｃ１発明が解決しようとする問題点しかしながら、前記各種のスイッチは、前記計器盤内の
表示計器側に配置されているものにあっては、運転者は
、運転中いちいち、ハンドルから手を離して、前記スイ
ッチの位置を目で確認してからスイッチ操作しなければ
ならず、非常に煩わしいという問題点があった。他方、
前記スイッチがハンドルコラムに突設された操作レバー
の一端に配置されているものにあっては、手の感覚や慣
れにのみ鎖らねばならず、また機構が複雑のため高価で
あるという問題点があった。

本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は前
記問題点を解消し、運転者が操作し易く、かつ経済的に
安価な操作スイッチ装置を提供することにある。

ｄ、　問題点を解決するための手段前記目的を達成するための本発明の構成は、車両に装備
され、かつ、運転者が運転上の操作に必要な複数のスイ
ッチを、かじ取りホイールに接近して設けられたアーム
に集中して配設した車両の操作スイッチ装置であること
を特徴とする。

ｅ、　実施例以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。

第１図は本発明の一実施例の操作スイッチ装置を装備す
る四輪小型自動車１０の外観図で、図の左側が前方を示
す。第２図は前記小型自動車１０のかじ取りホイール（
以下、ハンドルという）１１のハンドルコラム１２に設
けられた表示計器１３と一実施例の操作スイッチ装置１
７の配置図、第３図は取り付は状態における第２図の側
面図である。

第２，３図において、ハンドルコラム１２上に表示計器
１３のケース下側端を、摩擦をもたせた蝶番機構１４を
介して取り付けたものである。また、ハンドルコラム１
２の左側に添設したレバーは、自動車を変速操作するた
めのコラムシフトの変速レバー１５であり、他方、前記
ハンドルコラム１２の右側には、同コラム１２に一端を
固定したアーム１６を突設し、その他端には運転に際し
、操作される各種の電気的スイッチを集中して配設した
操作スイッチ装置１７を示す。該操作スイッチ装置１７
はハンドル１１の外周円の外側に接近し、ハンドル１１
をもった手から容易に操作できると共に、ハンドル操作
には支障のない空間位置に配置されている。

この操作スイッチ装置１７には各種の電気的スイッチ、
すなわち−例を挙げれば、ウィンカランプ用スイッチ１
８．パッシングランプ用スイッチ１９゜駐車ランプ（ま
たはサイドランプ）用スイッチ２０゜ヘッドランプ用ス
イッチ２１．スモールランプ用スイッチ２２．ワイパ用
スイッチ２３．ウオッシャ　（洗浄液）噴射用スイッチ
２４．ワイパ間けつ調整用スイッチ２５が集中して配設
されている。このうち、スイッチ２１〜２４および２５
はハンドル１１の円と同心円円周上に配列されている。

ウィンカランプ用スイッチ１８は３接点スイッチで、車
両の進行方向を表示するためのものであり、第３図のス
イッチ１８．１９のＡ−ＡＮＩＡによる断面を第４図に
示す、同図において、１８ａ　はスィッチ１８ノ操作レ
バー、１９ａ　はスイッチ１９の操作ボタンを示す、な
お、アーム１６上にある突起１６ｂは、前記ウィンカラ
ンプ用スイッチ１８の操作補助のためのものである。

また、ワイパ間けつ調整用スイッチ２５は、所謂間けつ
ワイパ作動のための調整用スイッチで、例えば小雨のと
き作動間隔を間けつ的に作動させるための間隔を、自由
に選択、調整が可能である。

前記スイッチ１９〜２４は例えば押しボタンスイッチで
、最初に押したときスイッチはＯＮになり、２回目に押
したときスイッチはＯＦＦになる構造のものである。こ
れらのスイッチ１９〜２４の表示が所謂照光式でスイッ
チがＯＮのとき照光し、スイッチがＯＦＦのとき消える
形式のものもある。

前記各種スイッチの接点形式は有接点または無接点でも
よく、ワイパ間けつ調整用スイッチ２５はスライドスイ
ッチまたは静電容量形作動の選択スイッチ等が適する。

前記各種スイッチへの配線は固定アーム１６．ハンドル
コラム１２の内部を貫通して、所要の各電気装置に接続
される。同時に、これら各種スイッチの動作状態を、前
記表示計器に表示させるようにしてもよい。

表示計器１３は、図示しない導線により車内の各部から
の電気信号を液晶表示する計器であり、表示面上には偏
光フィルムを重ね合せた透明ガラス板が配設されている
０表示計器１３のケース下側端をハンドルコラム１２に
取り付けるための蝶番機構１４は、公知技術を利用しで
ある程度の摩擦をもたせた蝶番であり、例えば、計器側
の蝶番部分とハンドルコラム側の蝶番部分を接続するた
め、該画部分に設けられた穴を貫通する蝶番軸に、円弧
状に形成した適度の弾性を有する線材を使用する。

そして、両蝶番部分の間には、自動車走行時の振動では
動かないが、運転者等の手で動かせる程度の摩擦を保持
させている。

このような蝶番機構１４を介在させることにより、表示
計器１３はハンドルコラム１２に対し、蝶番軸を中心に
して付与された角度を保持すると共に、運転者等の手動
により任意の角度にすることができる。

前述のように本実施例の操作スイッチ装置１７は単独で
、または前記表示計器１３と共にハンドル１１の周辺に
配置でき、自動車の運転に際し、運転者にとって操作し
易く、かつ各種スイッチが集中して一箇所に配設される
ので安価な操作スイッチ装置になっている。

なお、本発明における操作スイッチ装置は、前述の実施
例に限定されるものではなく、自動車の運転に際し、操
作に必要な他のスイッチ類をも配置できるばかりか、前
記発明の構成の範囲内において、種々の変更が可能であ
る。

ｆ、　発明の効果以上の説明から明らかなように本発明の操作スイッチ装
置によれば、自動車の運転に際し、操作に必要な各種の
スイッチをハンドル周辺に、接近した位置に集中して配
設したので、運転者は極めて容易にスイッチ操作できる
と共に、経済的に安価になっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の操作スイッチ装置を装備す
る四輪小型自動車の外観図、第２図は本実施例の操作ス
イッチ装置を前記自動車のハンドル周辺に配置した配置
図、第３図は取り付は状態における第２図の側面図、第
４図は第３図のＡ−Ａ線による部分断面図である。１０・・・四輪小型自動車、　　　１１・・・ハンドル
、１２・・・ハンドルコラム、　　　Ｉ３・・・表示計
器、１４・・・蝶番機構、　　　　　　１５・・・変速
レバー、１６・・・アーム、１７・・・操作スイッチ装置、１８・・・ウィンカランプ用スイッチ、１９〜２４・・
・各種スイッチ、２５・・・ワイパ間けつ調整用スイッチ。第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

車両に装備され、かつ、運転者が運転上の操作に必要な
複数のスイッチを、かじ取りホィールに接近して設けら
れたアームに集中して配設したことを特徴とする車両の
操作スイッチ装置。