JPH01102883A - ガス入り放電管 - Google Patents

ガス入り放電管

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JPH01102883A
JPH01102883A JP25909287A JP25909287A JPH01102883A JP H01102883 A JPH01102883 A JP H01102883A JP 25909287 A JP25909287 A JP 25909287A JP 25909287 A JP25909287 A JP 25909287A JP H01102883 A JPH01102883 A JP H01102883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
gas
plate spring
melting point
detonator
Prior art date
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Pending
Application number
JP25909287A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Kasahara
笠原 正孝
Tatsushi Kitazawa
北沢 建士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガス入り放電管に関しより詳細には過熱等を防
止するフェイルセーフ機構を鍔えた避雷管等のガス入り
放電管に関する。
(従来の技tR) 電話線等の通信線には雷等の外来サージから通 、信機
器を保護したり、人体を保護する目的で避雷管が設置さ
れているものがあるが、この避雷管にガス入り放電管を
使用したものがある。場合によって、この避雷管に商用
電源線(AClooV、 200V、6600V)が継
続的に接触する(混触)ような事態が発生することがあ
るが、このように、ガス入り放電管に高電圧が継続的に
印加されると、放電管が放電しつづけ、それによって放
電管本体が過熱し、火災等の不測の事故を招くおそれが
ある。そこで、通常ガス入り放電管を使用する避雷管等
では過熱を防止するためのフェイルセーフ機構が設けら
れている。
第5図に従来の避雷管に設けられたフェイルセーフ機構
の例を示す。同図で1はセラミック等からなる管状の絶
縁体である避雷管本体である。2a、2bは避雷管本体
の両端面に固定されたライン電極であり、3は避雷管本
体1の中間部に設けられたアース電極である。また、4
はアース電極3上にスポット溶接されて固定されるフェ
イルセーフ導電板であり、このフェイルセーフ導電板4
は全体形状が略コの字状に形成され、両端部が絶縁体5
を介して前記ライン電極2a、2bの外側面に弾接して
いる。前記絶縁体5は加熱された場合に容易に融ける低
融点の素材からなるものである。
この避雷管のフェイルセーフ機構は、何らかの原因によ
って避雷管が継続的に放電して過熱すると、前記絶縁体
5が避雷管本体1の熱によって融け、フェイルセーフ導
電板4によってライン電極2aあるいは2bとアース電
極3とが短絡して放電を停止するように作用する。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、フェイルセーフ機構付きの避雷管は従
来から各種提供されているが、いずれも構成が複雑で部
品点数が多く、上述した例では絶縁体5を介装する等の
煩雑な組み立て工程を要し、その結果コストがかかると
いう問題点がある。
また、高熱で融ける絶縁体を用いたフェイルセーフ機構
を有する避雷管では、一つには、薄膜状の絶縁体がじか
にライン電極に接触しているので、取り扱い中に油等が
付着すると絶縁が完全でなくなること、二つには、避雷
管本体が過熱して絶縁体が融けた際、絶縁体が収縮など
して完全に除去されずライン電極との間に残留し、アー
ス電極との電気的導通が完全になされない場合があると
いう問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、構成が簡素で組み立
てが容易であり、かつ、確実に機能するフェイルセーフ
機構を備えた避雷管等のガス入り放電管を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、絶縁体を介在させてライン電極12a、12
bおよびアース電極14を配置したガス入り放電管にお
いて、弾性を有する導電性のフェイルセーフ用の仮バネ
18を、前記ライン電極12a、12bとアース電極1
4の一方の電極にスポット溶接等により固定し、他方の
電極に対して弾性力によって当接可能になす一方、当該
他方の電極に対して常時は離反させるべく、当該板バネ
と前記絶縁体との間に該絶縁体が過熱した際溶融するは
んだ24等の低融点材を介在させてなることを特徴とす
る。
(作用) 次に作用について述べる。
通常時においては、一方の電極に固定された板バネ18
の先端部は他方の電極から離反しているので、ライン電
極12a、12bとアース電極14とは絶縁される。何
らかの原因によって放電管が継続的に放電して放電管が
過熱すると、絶縁体の外側面に当接するはんだ24等の
低融点材が溶融し、板バネ18の弾性力により板バネ1
8が他方の電極に当接し、ライン電極12a、12bと
アース電極14とが短絡する。これによってガス入り放
電管の放電が停止する。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図(a)、0)、(C)は、本発明に係るガス入り
放電管を使用した避雷管の一実施例を示す正面図、側面
図、底面図である。
図で10はセラミック製の避雷管本体であり、この避雷
管本体10はガス入り放電管として形成されている。1
2a、12bはこの避雷管本体10の両端面に固設され
るライン電極である。前記避雷管本体10の中央部には
アース電極14が固設され、このアース電極14にはリ
ードピン16がろう付けされる。
また、18は前記アース電極14の外側面上に前記避雷
管本体10の軸線方向と平行にスポット溶接されて固定
される導電性の板バネである。
第2図にこの板バネ18の取り付は前の状態を示す。こ
の板バネ18は避雷管の長手方向の長さとほぼ同じ長さ
に形成され、長手方向の中央部にアース電極14にスポ
ット溶接される溶接部20が設けられる。また、板バネ
18は避雷管本体10への取り付は時に避雷管本体10
の外側面との間に若干の間隔をあけるため、中央の溶接
部20においてくぼんだハの字状の正面形状に形成され
る。実施例では板バネの素材として幅約3.5mm、厚
さ0.1mmのキュプロニッケルを使用した。22はボ
ール状に形成されたはんだを載せるための凹部である。
第1図(a)ではボール状に形成されたはんだ24を凹
部22に載せ、はんだ24が避雷管本体10の外側面に
当接するようにして板バネ18がスポット溶接された状
態を示す、前記はんだ24は板バネ18の弾性力によっ
て避雷管本体10の外側面に当接されるが、この際、板
バネ18と避雷管本体10およびライン電極12a、1
2bの周側面と板バネ18との間にわずかに間隔があく
ようにはんだ24のサイズが設定される。
上述したように、この避雷管では通常時においては、は
んだ24が避雷管本体10と板バネ18間に介在するの
で、板バネ18すなわちアース電極14とライン電極1
2a、12bとは電気的に絶縁されているが、何かの理
由によって避雷管が継続的に放電し避雷管本体10の温
度が上昇すると、この熱によってはんだ24が融け、板
バネ18の弾性力によって板バネ18の先端がライン電
極12a、12bの周側面に接触する。これによって、
ライン電極12a、12bとアース電極14とが短絡し
避雷管の放電が解消される。
第3図および第4図は板バネ18の他の実施例を示す側
面図である。第3図に示す実施例は前記凹部22位置に
透孔を穿設し、この透孔にはんだペレット26を挿入し
て固定したものである。同図で26aは固定前のはんだ
ペレットを説明的に示すものである。また、第4図の実
施例は板バネ18に凹部22を設けずに小円柱状に形成
したはんだ28を接着剤30によって板バネ18に固定
したものである。第3図および第4図に示す板バネ18
は、はんだが板バネ18にあらかじめ固定されているか
ら、前述した実施例のように、ボール状に形成されたは
んだ24を凹部22に挿入するものと比較して作業性を
向上させることができるという利点がある。
なお、上述した各実施例においては、避雷管本体10が
過熱した際、避雷管本体10の熱によって好適に融ける
ようにはんだを使用したが、もちろん、はんだの他に各
種低融点金属が使用でき、また、熱可塑性樹脂等の低融
点材を使用することもできる。
また、上述した第1実施例においてはアース電極14の
みにリードピン16が立設された避雷管について示した
が、もちろん第5図のような各電極にそれぞれリードピ
ンが立設された避雷管の場合であっても全く同様に使用
することができる。
この場合は、板バネ18をアース電極にスポット溶接す
る際、板バネ18の先端部が各ライン電極のリードピン
に接触しないようにして固定すればよい。
また、さらに3極を有する避雷管の他に、2極あるいは
多極の避雷管に対しても、一方の電極にスポット溶接す
るとともに他方の電極に対しては低融点材を介して弾性
力によって当接可能に板バネを設けることにより、上述
したと同様にフェイルセーフ機構を設けることができる
また、板バネを電極周側面に固定する位置はとくに限定
されるものではなく、適宜位置に配設することができる
なお、上述した実施例においては、ガス入り放電管を使
用した避雷管についてフェイルセーフ機構を説明したが
、このフェイルセーフ機構の使用は避雷管に限定される
ものではなく、各種ガス入り放電管を使用する機器にた
いしても過熱等を防止する目的として同様に利用するこ
とができる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(発明の効果) 本発明によれば、上述したように、放電管本体の外側面
に板バネの弾性力によって低融点材を介在させるように
設けたから、フェイルセーフ機構がきわめて簡素に構成
され、部品点数が少なくて済み、これによって、組み立
て工数を減少させることができ、作業性を大幅に向上さ
せることができる。また、板バネは電極の周側面に設け
られるから、絶縁体を電極端面に弾接するものにくらべ
端面に介在物がなく電極端面に外部接続端子が接するタ
イプのものに好適に使用することができる。
さらに、板バネは常時は他方の電極にたいして離反して
いるから絶縁が完全であり、また、短絡時には絶縁体を
介さずにじかに電極に接触するので電気的導通がより確
実になり、フェイルセーフ機構が一層確実に機能する等
の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)、(C)は本発明に係る避雷管
の一実施例を示す正面図、側面図、底面図、第2図(a
)、山)は板バネの平面図および側面図、第3図および
第4図は板バネの他の実施例を示す側面図、第5図は従
来例を示す斜視図である。 10・・・避雷管本体、  12a、12b・・・ライ
ン電極、  14・・・アース電極、  18・・・板
バネ、 22・・・凹部、 24.28・・・はんだ、
 26・・・はんだペレット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁体を介在させてライン電極およびアース電極を
    配置したガス入り放電管において、弾性を有する導電性
    のフェイルセーフ用の板バネを、前記ライン電極とアー
    ス電極の一方の電極にスポット溶接等により固定し、他
    方の電極に対して弾性力によって当接可能になす一方、
    当該他方の電極に対して常時は離反させるべく、当該板
    バネと前記絶縁体との間に該絶縁体が過熱した際溶融す
    るはんだ等の低融点材を介在させてなることを特徴とす
    るガス入り放電管。 2、前記板バネには低融点材を保持するための凹部が設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のガス入り放電管。 3、前記板バネには低融点材が固定されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のガス入り放電管。
JP25909287A 1987-10-14 1987-10-14 ガス入り放電管 Pending JPH01102883A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1030421A1 (de) * 1999-02-20 2000-08-23 KRONE Aktiengesellschaft Kabelader-Anschlusselement
JP2017534166A (ja) * 2014-11-11 2017-11-16 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 避雷器

Cited By (3)

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EP1030421A1 (de) * 1999-02-20 2000-08-23 KRONE Aktiengesellschaft Kabelader-Anschlusselement
DE19907319B4 (de) * 1999-02-20 2005-04-28 Krone Gmbh Überspannungsschutzelement
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