JPH01100894A - 蛍光灯安定器の高調波低減方式 - Google Patents

蛍光灯安定器の高調波低減方式

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JPH01100894A
JPH01100894A JP25780187A JP25780187A JPH01100894A JP H01100894 A JPH01100894 A JP H01100894A JP 25780187 A JP25780187 A JP 25780187A JP 25780187 A JP25780187 A JP 25780187A JP H01100894 A JPH01100894 A JP H01100894A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラピッドスタート型蛍光灯安定器における高
調波の発生を低減させる高調波低減方式〔従来の技術〕 蛍光灯安定器は、コイルに発生する高い誘導電圧を点灯
開始電圧に利用し、点灯後は螢光管に発生する異常高電
流を阻止して安一定した照明を図るものであるが、石油
ショック以後、省エネルギーの観点から低消費電力型蛍
光灯安定器の開発がされてきている。
従来の低消費電力型の蛍光灯安定器としては、電流波形
を歪ませることにより節電を行う位相制御方式が知られ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の位相制御方式による安定器におい
ては、第4図(イ)に示すように、電流波形を歪ませる
ために2次電流側に一高調波が発生し、これが各種の電
磁波障害を引き起こすという問題を生じている。とくに
、近年、自動車、電車等の交通機関においては、コンピ
ユータ化が進展し、また、工場では産業用ロボット等の
FA化が進展し、さらにオフィスビルではOA化が急速
に進展し、その結果、電磁波障害による機器の故障或い
4よ誤動作が発生し、ひいては人身事故にまでつながる
という問題を生じている。
また、第5図(イ)の矢印に示すように、1次電流側に
も電流波形の乱れが生じ、これが電源機器に悪影響をも
たらすという問題を生じている。
さらに、前記高調波によりビニール被膜や安定器の絶縁
性能が低下し、漏電の危険性が増大すると共に、電流波
形が乱れるために安定器の温度が上昇し、安定器の寿命
が低下したり火災を招く危険性を有していた。
本発明は上記問題を解決するものであって、高調波によ
る1磁波障害、安定器の絶縁性能の低下および温度上昇
を防止できる蛍光灯安定器の高調波低減方式を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の蛍光灯安定器の高調波低減方式は、
ラピッドスタート型蛍光灯安定器において、トランスの
2次コイルの巻線数を、定格ランプ電流の40〜90%
に減少させるように増大させることにより、2次電流の
波形を乱さずにピーク電流値を減少させ高調波を低減さ
せることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明においては、2次電流を定格ランプ電流の40〜
90%に減少させるものであり、これにより、第4図(
ロ)に示すように2次電流の波形を乱さず、ピーク電流
値が殆ど無くなり、高調波が低減されることになる。
〔実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
1図は本発明の詳細な説明するための高調波ピーク電流
値と定格ランプ電流比との関係を示す図、第2図は本発
明が適用される蛍光灯安定器の電気回路図、第3図は本
発明が適用されるラピッドスタート型蛍光灯安定器の平
面図、第4図はランプ電流波形を説明するための図で(
イ)は従来の安定器、(ロ)は本発明による安定器を示
し、第5図は1次電流側の電流波形を説明するための図
で(イ)は従来の安定器、(ロ)は本発明による安定器
を示している。
第3図は本発明ψべ適用されるラピッドスタート型蛍光
灯安定器であり、1次コイル1.2次コイル2および鉄
心3を存するトランス4がケース5内に配設され、さら
にコンデンサ6、サーマルプロテクタ7および引き出し
線8が設けられる。
第2図は前記安定器を4灯式の蛍光灯9に適用したラピ
ッドスタート型の電気回路を示している。
電源を投入すると、蛍光灯9の両端に2次電圧が印加さ
れ、同時にフィラメントも加熱されて電極からの熱電子
放出が十分になると、非接地端の電極と接地導体(一般
には金属反射がさで代用)との間に微放電が生じ、やが
て管全体に拡がり完全な主放電に移行する。蛍光灯9の
フィラメントはトランス4の2次電流によって常時加熱
される。
なお10は雑音防止用コンデンサである。
JIS規格によれば、上記2次電流すなわちランプ電流
の定格は、40Wラピツドスタート型では415〜43
5mA、ll0Wラビツドスタート型では800mAに
なっているが、本発明においては2次コイルの巻数を増
してインピーダンスを大きくし、2次電流を定格ランプ
電流の40〜90%に減少させるものである。このとき
フィラメントにかかる電圧は、3.8±0.4■であり
2次電流を減少させても殆ど低下しないため、ラピッド
スタート型としての機能は維持される。
第4図(ロ)はその結果得られる2次電流の波形を示し
、(イ)の従来方式と比較してピーク電流値が殆ど無く
なり、高調波が発生しないことを示している。また、第
5図(ロ)その結果得られる1次電流の波形を示し、(
イ)の従来方式と比較して電流の乱れが殆ど無くなるこ
とを示している。すなわち、2次電流の波形の乱れをな
くす結果、1次電流の波形の乱れもなくなり、かつ、当
然のことながら1次電流値が低下するため、消費電力も
大幅に下がるという相乗効果を奏することになる。
第1図は上記高調波ピーク電流値と定格ランプ電流比と
の関係を示しており、(イ)は40Wの場合を、(ロ)
は110Wの場合を示している。
いずれの場合にも、2次電流が定格ランプ電流の40〜
90%の間では、高調波ピーク電流値が極端に減少する
ことが理解されよう。
なお、2次電流を減少させることにより照度の絶対値は
低下するが、照明の明るさの均一性は維持される。また
、従来の照度基準は1000Lx〜700Lxであるが
、眼の安全衛生管理上不滴格となっていて、照度を30
〜50%に下げる方向にあり、この点からも本発明の方
式が有効であると言える。さらに、蛍光灯グレアは視力
の低下を生ずるものであり、ルーバーを使ってグレアを
防いでいるが、本発明の方式を採用すれば、ルーバーよ
りはかなり安い費用でこれを防止することができる。ま
た、高演色ランプによる照明は、ランプの価格が高いた
め今まではあまり普及されていないが、コストの安い本
発明の方式を採用することにより、より良い質の照明を
達成することが可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の変更が可能である9例えば上記実施例においては、
4灯式の蛍光灯の例に適用しているが、1灯式或いは2
灯式に適用してもよいことは勿論である。
(発明の効果〕 以上のように本発明によれば、ラビッドスタート型蛍光
灯安定器において、トランスの2次コイルの巻線数を、
定格ランプ電流の40〜90%に減少させるように増大
させることにより、2次電流の波形を乱さずにピーク電
流値を減少させ高調波を低減させるため、下記の効果が
達成される。
(イ)高調波が低減されるため、電磁波障害が減少し安
全性が向上する。
(ロ)1次電流が低下するために、消費電力を大幅に減
少させ、節電率を35%〜45%と向上させることがで
きると共に、安定器の温度低下により冷房用消費電力も
減少させることができる。
(ハ)1次電流の波形に乱れが生じなくなり、電源機器
への悪影響を防止することができる。
(ニ)′/ML度上昇が小さくなるため、−蛍光灯およ
び安定器自体の寿命が延びると共に、ビニール被膜や安
定器の絶縁性能が向上し、漏電の危険性が少なくなり、
また、火災発生の危険性も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための高調波ピーク電
流値と定格ランプ電流比との関係を示す図、第2図は本
発明が適用される蛍光灯安定器の電気回路図、第3図は
本発明が適用されるラピッドスタート型蛍光灯安定器の
平面図、第4図はランプ電流波形を説明するための図で
(イ)は従来の安定器、(ロ)は本発明による安定器を
示し、第5図は1次電流側の電流波形を説明するための
図で(イ)は従来の安定器、(ロ)は本発明による安定
器を示している。 1・・・1次コイル、2・・・2次コイル、4・・・ト
ランス、5・・・ケース、9・・・蛍光灯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラピッドスタート型蛍光灯安定器において、トラ
    ンスの2次コイルの巻線数を、定格ランプ電流の40〜
    90%に減少させるように増大させることにより、2次
    電流の波形を乱さずにピーク電流値を減少させ高調波を
    低減させることを特徴とする蛍光灯安定器の高調波低減
    方式。
JP25780187A 1987-10-13 1987-10-13 蛍光灯安定器の高調波低減方式 Ceased JP3096462B2 (ja)

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