JP7889366B2 - 金属板の成形方法 - Google Patents

金属板の成形方法

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本発明は、金属板の成形方法に関する。
下記特許文献1には、金属によって形成された車両のパネル部材の加工方法に関する技術が開示されている。この先行技術では、パネル部材の裏面側がレーザ光によって照射され加熱される。これにより、パネル部材は熱膨張及び熱収縮し、パネル部材に変形が生じ、パネル部材の意匠面側に幾何学的な模様や線等を加工(いわゆるレーザ加飾)することができ、所望の意匠をパネル部材に施すことができるというものである。
特開2022-072343号公報
しかしながら、上記先行技術では、プレス加工によるプレスラインが形成されたパネル部材において、レーザ加飾の追加工を行う場合、プレスラインによる曲率半径の大きさとレーザ加飾による曲率半径の大きさが異なっており、プレスラインとレーザ加飾との間で形状に連続性を持たせることが困難である。
本発明は、上記事実を考慮して、板状の本体に予め形成されたプレスラインとレーザ加飾の間で形状に連続性を持たせることが可能な金属板の成形方法を得ることが目的である。
請求項1に記載の金属板の成形方法は、金属板を板厚方向にプレスさせ所定の形状に成形するプレス成形工程と、前記プレス成形工程においてプレスにより形成された屈曲部に対して、前記金属板の意匠面とは反対側の裏面側からレーザを照射するレーザ照射工程と、を備え、前記レーザ照射工程は、前記金属板の裏面側において、前記プレスにより形成された屈曲部の延伸方向に沿って、表面の溶融により形成された溶融部の溶融幅を徐々に変化させ、前記屈曲部に対して前記溶融部に由来して生じる変形を付加して、前記屈曲部の曲率半径を徐々に変化させる徐変工程を含んでいる。
請求項1に記載の金属板の成形方法では、プレス成形工程及びレーザ照射工程を備えており、プレス成形工程では、金属板を板厚方向にプレスさせ所定の形状に成形する。一方、レーザ照射工程では、プレス成形工程によりプレスされた屈曲部に対して、金属板の意匠面とは反対側の裏面側からレーザを照射する。例えば、金属板を加熱すると、加熱された部位では熱膨張及び熱収縮が生じる。このため、屈曲部を加熱することによって、加熱しない部位よりも屈曲部の曲率半径を小さくすることが可能となり、本体の意匠面側では屈曲部の稜線(いわゆるキャラクタライン)をシャープにすることができる。
すなわち、例えば、プレス加工では、プレス成形後のスプリングバックやプレス成形時の線ずれ等の現象により屈曲部の曲率半径を小さくする(シャープなキャラクタラインを形成する)ことは困難であるが、一旦プレス加工により形成された屈曲部をレーザ照射加工により加熱することによって、金属板の意匠面側ではシャープなキャラクタラインを形成することが可能となる。
ここで、本発明では、レーザ照射工程は徐変工程を含んでいる。この徐変工程は、金属板の裏面側において、プレスにより形成された屈曲部の延伸方向に沿って、表面の溶融により形成された溶融部の溶融幅を徐々に変化させ、屈曲部に対して溶融部に由来して生じる変形を付加して、屈曲部の曲率半径を徐々に変化させる。例えば、溶融幅が広いと曲率半径は大きく形成され、溶融幅が狭いと曲率半径は小さく形成される。このため、本発明では、溶融幅を徐々に変化させることによって、屈曲部の曲率半径を徐々に変化させることが可能となる。
したがって、本発明では、金属板に予めプレス加工による屈曲部(プレスライン)が形成されたとしても、当該屈曲部又はそれ以外の部位とレーザ加工による屈曲部(プレスライン+レーザ加飾)との間でこれらの形状を自然に繋げることが可能となる。
請求項2に記載の金属板の成形方法は、請求項1に記載の金属板の成形方法において、前記溶融幅が狭い部位では、前記屈曲部において板厚方向に沿って切断された断面の曲率半径が当該溶融幅が広い部位よりも小さく形成されている。
請求項2に記載の金属板の成形方法では、溶融幅が狭い部位は溶融幅が広い部位よりも屈曲部の曲率半径が小さく形成されているため、意匠面側では屈曲部のキャラクタラインがシャープになる。
請求項3に記載の金属板の成形方法は、請求項1又は請求項2に記載の金属板の成形方法において、前記徐変工程では、レーザ集光径及びレーザ出力の少なくとも一方を徐変させる。
請求項3に記載の金属板の成形方法では、徐変工程では、レーザ集光径及びレーザ出力の少なくとも一方を徐変させることによって、溶融部の溶融幅を徐々に変化させることが可能となる。
例えば、レーザ集光径の場合、レーザ集光径が小さい方が大きい場合よりも溶融部の溶融幅は狭く、屈曲部の曲率半径は小さくなる。また、レーザ出力の場合、レーザ出力が高い方が低い場合よりも溶融部の溶融幅は狭く、屈曲部の曲率半径は小さくなる。一方、レーザ出力を低くすることによって、レーザ照射による急激な入熱を抑制することができ、入熱が行われる部位とそれ以外の部位との間で生じる応力差を低減することが可能となる。
以上、説明したように、本発明に係る金属板の成形方法によれば、板状の本体に予め形成されたプレスラインとレーザ加飾の間で形状に連続性を持たせることができる。
本実施形態に係る金属板の成形方法による加工条件を説明するための金属板としてのサイメンアウタを示す正面図である。 本実施形態に係る金属板の成形方法により加工された金属板としてのサイメンアウタを示す正面図である。 本実施形態に係る金属板において、左図はプレス加工された状態を示す模式的な斜視図であり、右図はプレス加工された後レーザ照射加工された状態を示す模式的な斜視図である。
次に、図面を用いて本発明の各実施の形態について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UPは、車両(車体)の前方向(車両の進行方向)、上方向をそれぞれ示している。また、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(金属板の構成)
図1には、本実施の形態に係る金属板が適用され車両外側部を構成するアウタパネルとしてのサイメンアウタ(金属板)10の正面図が示されている。このサイメンアウタ10は、例えば、鋼板、アルミニウム合金等で形成された金属板が用いられている。
一般に、サイメンアウタ10は、プレス加工により当該サイメンアウタ10の板厚方向に沿って屈曲され、意匠面10Aには屈曲部(いわゆるプレスライン)12が形成される。このように、サイメンアウタ10に屈曲部12(図3参照)が形成されることによって、当該サイメンアウタ10の張り剛性及びデザイン性を向上させることが可能となる。
一方、サイメンアウタ10のデザイン性においては、キャラクタラインとしてシャープな稜線を施すことが要求されるが、プレス加工によって形成された屈曲部12では、プレス成形後のスプリングバック等の現象により、サイメンアウタ10の(板厚方向に沿って切断された断面の)曲率半径(以下、「R」と称する)は大きくなり、シャープな稜線を得ることは困難とされる。
そこで、本実施形態では、図3の左図に示されるように、サイメンアウタ10において、プレス成形工程により形成された屈曲部12において、レーザ照射工程により当該サイメンアウタ10の裏面10B(意匠面10Aの反対側)側から当該屈曲部12に対してレーザ光が照射される。
このレーザ照射工程では、レーザ照射によりサイメンアウタ10が熱膨張及び熱収縮することによって、図3の右図に示されるように、サイメンアウタ10のRを小さく形成することが可能となる。なお、当該サイメンアウタ10の意匠面10A側には屈曲部12のRよりも小さく形成された凸部13が形成される。
また、サイメンアウタ10のプレス加工によって形成された屈曲部12において当該サイメンアウタ10の裏面10B側からレーザ照射が行われると、サイメンアウタ10の裏面10B側は、レーザ光による加熱によってその表面が溶融される(溶融部14)。なお、本実施形態では、溶融部14の幅(溶融幅W)が大きいと凸部13のRは大きく形成され、溶融幅Wが小さいとサイメンアウタ10の凸部13のRは小さく形成される。
ここで、レーザ照射では、レーザ装置21(図1参照)において、レーザ光の集光径(レーザ集光径)、レーザ光の出力(レーザ出力)、レーザ光の走査速度(レーザ速度)、レーザ光の走査回数(パス数)等の条件を変えることによってサイメンアウタ10の屈曲部12において溶融幅Wを徐々に変化させ、凸部13においてRの大きさを徐々に変化させることが可能となる(いわゆる徐変部24;図2参照)。
例えば、レーザ集光径の場合、凸部13のRを小さくするにはレーザ集光径を小さくする。また、レーザ出力の場合、凸部13のRを小さくするにはレーザ出力を高くし、レーザ速度の場合は、凸部13のRを小さくするにはレーザ速度を遅くする。そして、パス数の場合は、凸部13のRを小さくするにはパス数を増やす。これらの条件を少なくとも1つ変えることによってサイメンアウタ10に形成されるRの大きさを変えることが可能となる。
(レーザ照射工程)
以下、レーザ照射工程について一例として簡単に説明する。
図1に示されるように、サイメンアウタ10の車両前後方向に並んで形成された開口部16、18の上方側に設けられたルーフサイドレール部20においてプレス加工に加え、レーザ照射加工が行われる。なお、サイメンアウタ10の上方側にはルーフサイドレール部20の断面が直線状に示されており、当該ルーフサイドレール部20におけるレーザ照射工程について第1工程~第5工程に分けて説明する。各工程の番号は、レーザ装置21にそれぞれ付している。
レーザ照射工程の第1工程ではレーザ装置21によるレーザ照射が開始され(ポイントA)、第5工程ではレーザ装置21によるレーザ照射が終了する(ポイントE)。
まず、ポイントAでは、レーザ装置21のレーザ出力をW1、レーザ集光径をD1としてレーザ照射が開始される。また、ポイントBでは、レーザ装置21のレーザ出力をW2(>W1)、レーザ集光径をD2(=D1)とし、ポイントCでは、レーザ装置21のレーザ出力をW3(=W2)、レーザ集光径をD3(<D2)とする。次に、ポイントDでは、レーザ装置21のレーザ出力をW4(<W3)、レーザ集光径をD4(=D3)とし、ポイントEでは、レーザ装置21のレーザ出力をW5(<W4)、レーザ集光径をD5(=D4)としてレーザ照射が終了する。
一般に、金属板において、急激な入熱が行われると、急激な入熱が行われた部位とそれ以外の部位との間で応力差が生じる。このため、第1工程では、レーザ装置21によるレーザ照射が開始されるポイントAにおいて、レーザ装置21のレーザ出力W1をポイントBのレーザ出力W2よりも低く設定する(W1<W2)。
ポイントAでは、レーザ装置21のレーザ出力がW1、レーザ集光径がD1とされ、ポイントBでは、レーザ装置21のレーザ出力がW2(>W1)、レーザ集光径がD2(=D1)とされる。このため、第1工程では、ポイントAからポイントBに到達するまでの間にレーザ装置21のレーザ出力をW1からW2になるまで徐々に上げていく(いわゆる徐変工程)。なお、この徐変工程によって、図3に示す屈曲部12の溶融部14において溶融幅W(図3参照)が徐々に変化した徐変部24(図2参照)が形成される。
次に、ポイントCでは、レーザ装置21のレーザ出力がW3(=W2)、レーザ集光径がD3(<D2)となっている。このため、第2工程では、ポイントBからポイントCに到達するまでの間にレーザ装置21のレーザ集光径をD2からD3になるまで徐々に小さくしていく(いわゆる徐変工程)。なお、この徐変工程によって当該溶融幅W(図3参照)が徐々に変化した徐変部26(図2参照)が形成される。
一方、ポイントDでは、レーザ装置21のレーザ出力がW4(<W3)、レーザ集光径がD4(=D3)となっているが、第3工程では、ポイントCからポイントDに到達するまでの間はレーザ装置21のレーザ出力及びレーザ集光径は略一定となっている。つまり、第4工程において、レーザ装置21のレーザ出力をW3からW4に下げる。
また、ポイントEでは、レーザ装置21のレーザ出力がW5(<W4)、レーザ集光径がD5(=D4)となっている。つまり、第5工程では、レーザ装置21のレーザ出力をW4からW5に下げ、レーザ照射が終了する。レーザ装置21による加熱温度は、レーザ照射開始からの時間の経過と共に高くなる。このため、ポイントEでは、レーザ装置21のレーザ出力W5(<W4)をポイントDのレーザ出力W4よりもさらに低くなるように設定する。
以上のように、本実施形態では、レーザ照射工程において、レーザ装置21のレーザ集光径及びレーザ出力の少なくとも一方を徐々に変えている(徐変させている)。このように、レーザ照射の条件を変えることによって、本実施形態では、溶融幅W(図3参照)が徐々に変化し、屈曲部12(図3参照)のRを徐々に変化させることが可能となる。
(金属板の作用及び効果)
次に、本実施の形態に係る金属板が適用されたサイメンアウタ10の作用及び効果について説明する。
図2に示されるように、サイメンアウタ10のルーフサイドレール部20において、キャラクタライン22が車両前方側へ向かうにつれて徐々に濃くなるように形成されている。つまり、本実施形態では、ルーフサイドレール部20において車両前方側へ向かうにつれてRの大きさが徐々に小さくなるように形成されている。
なお、図2では、キャラクタライン22の濃さ(稜線の濃さ)について、実線及び破線の長さで表現しており、キャラクタライン22が濃くなるにつれて破線の長さが徐々に長くなり一番濃い状態が実線となっている。このキャラクタライン22の濃さと対比させるようにして、キャラクタライン22の上方側にはキャラクタライン22の断面形状が図示されている。
図2に示されるように、サイメンアウタ10の屈曲部12において、サイメンアウタ10の裏面10B側には、表面の溶融により形成された溶融部14が設けられている。サイメンアウタ10を加熱すると、加熱された部位では熱膨張及び熱収縮が生じる。このため、図3に示されるように、屈曲部12を加熱することによって、加熱しない部位よりも屈曲部12のRを小さくすることが可能となり、サイメンアウタ10の意匠面10A側では屈曲部12のキャラクタライン22をシャープにすることができる。
ここで、本実施形態では、図3に示す屈曲部12の裏面10B側に形成された溶融部14には、図2に示されるように、徐変部24、26が設けられており、徐変部24、26では、溶融部14における溶融幅Wが徐々に変化している。例えば、溶融幅Wが大きいとRは大きく形成され、溶融幅Wが小さいとRは小さく形成される。このため、本実施形態では、溶融幅Wを徐々に変化させることによって、屈曲部12のRを徐々に変化させることが可能となる。
したがって、本実施形態では、サイメンアウタ10において、予めプレス加工による屈曲部12(プレスライン)が形成されたとしても、当該屈曲部12又はそれ以外の部位と図2に示すレーザ加工による凸部(屈曲部)13との間でこれらの形状を自然に繋げることが可能となる。
前述のように、レーザ照射工程の第1工程では、図1、図2に示されるポイントAからポイントBに到達するまでの間にレーザ装置21によるレーザ出力をW1からW2になるまで徐々に上げていく(徐変部24)。言い換えると、レーザ照射が開始されるポイントAでは、レーザ出力を低く設定することができる。これにより、サイメンアウタ10において、急激な入熱を抑制して、入熱が行われる部位とそれ以外の部位との間で生じる応力差を低減し、サイメンアウタ10に対して応力差により生じる歪みを抑制することが可能となる。
また、第2工程では、ポイントBからポイントCに到達するまでの間にレーザ装置21によるレーザ集光径をD2からD3になるまで徐々に小さくなるように設定し、屈曲部12のRが徐々に小さくなるように形成される(徐変部26)。つまり、ポイントBからポイントCに向かうにつれて、キャラクタライン22が徐々にシャープになるように形成される。
そして、第3工程では、ポイントCからポイントDに到達するまでの間、レーザ装置21によるレーザ出力及びレーザ集光径は略一定となっている。つまり、ポイントCからポイントDの間は、屈曲部12のRは略一定とされ、キャラクタライン22のシャープさが略一定となっている。
また、第4工程では、ポイントDにおいて、レーザ装置21によるレーザ出力をW3からW4に下げ、第5工程では、ポイントEにおいて、レーザ装置21によるレーザ出力をW4からW5に下げ、レーザ照射を終了させる。加熱温度は、レーザ照射開始からの時間の経過と共に高くなるため、ポイントD、ポイントEにおいて、レーザ装置21によるレーザ出力を段階的に低くする。
以上のような加工条件により、本実施形態では、ルーフサイドレール部20に形成されるキャラクタライン22が車両前方側へ向かうにつれて徐々にシャープになるように形成することが可能となる。つまり、本実施形態では、ルーフサイドレール部20において車両前方側へ向かうにつれて屈曲部12のRを徐々に小さくすることができる。なお、本実施形態では、ポイントCからポイントEに亘っては屈曲部12のRの大きさは略同じとされている。
また、本実施形態では、レーザ照射工程において、レーザ装置21のレーザ集光径及びレーザ出力の少なくとも一方を徐々に変えているが、これらに限るものではない。例えば、レーザ光のレーザ速度、レーザ光のパス数等の条件を変えてもよい。また、本実施形態では、ポイントAからポイントCに到達するまでの間に徐変工程を設けているが、徐変工程をどこに設けるかについては、キャラクタライン22の稜線の濃さによって適宜変更可能である。
以上のように、本実施形態では、図2に示されるように、サイメンアウタ10に予めプレス加工による屈曲部12(プレスライン)が形成されたとしても、当該屈曲部12又はそれ以外の部位とレーザ加工による凸部13(プレスライン+レーザ加飾)との間でこれらの形状を自然に繋げることが可能となる。
このように、本実施形態では、追加工としてレーザ照射加工を行うことによって、プレス加工により形成されたキャラクタライン22をよりシャープに形成することが可能となるため、例えば、既存のプレスラインにおいて、レーザ照射加工の有無によって、印象の異なる車両のデザインを創ることが可能となる。
例えば、プレス加工の場合、専用の型が必要となるが、レーザ照射加工では、専用の型は不要である。このため、プレス加工を行った金属板に対して、レーザ照射加工の有無によってマイナチェンジ、特別仕様車両等に対しての適用が可能になると、大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
なお、本実施形態では、金属板として、サイメンアウタ10が適用された例について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、図示はしないが、ドアパネルの上部に設けられるベルトライン、ドアパネルの下部、フードパネル、バックドア等に適用可能である。
さらに、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 サイメンアウタ(金属板)
10A 意匠面
10B 裏面
12 屈曲部
13 凸部(屈曲部)
14 溶融部
20 ルーフサイドレール部(金属板)
21 レーザ装置
22 キャラクタライン(屈曲部)
24 徐変部
26 徐変部
W 溶融幅

Claims (3)

  1. 金属板を板厚方向にプレスさせ所定の形状に成形するプレス成形工程と、
    前記プレス成形工程においてプレスにより形成された屈曲部に対して、前記金属板の意匠面とは反対側の裏面側からレーザを照射するレーザ照射工程と、
    を備え、
    前記レーザ照射工程は、前記金属板の裏面側において、前記プレスにより形成された屈曲部の延伸方向に沿って、表面の溶融により形成された溶融部の溶融幅を徐々に変化させ、前記屈曲部に対して前記溶融部に由来して生じる変形を付加して、前記屈曲部の曲率半径を徐々に変化させる徐変工程を含んでいる金属板の成形方法。
  2. 前記溶融幅が狭い部位では、前記屈曲部において板厚方向に沿って切断された断面の曲率半径が当該溶融幅が広い部位よりも小さく形成されている請求項1に記載の金属板の成形方法。
  3. 前記徐変工程では、レーザ集光径及びレーザ出力の少なくとも一方を徐変させる請求項1又は請求項2に記載の金属板の成形方法。
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