JP7846575B2 - 静電荷像現像用トナーの製造方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナーの製造方法Info
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Description
さらに、原料混合物の溶融混練にオープンロール型二軸混練機を用いる場合、高回転ロールの混練物排出側の温度が低すぎると、混練中に結晶性ポリエステル樹脂の一部が結晶化するためか、非晶質樹脂中での分散性が低下する。一方、高回転ロールの混練物排出側の温度が高すぎても、結晶性ポリエステル樹脂の粘度が低下するためか、非晶質樹脂中での分散性が低下し、いずれの場合においても加圧保存性が低下する。これに対し、本発明では、オープンロール型二軸混練機の混練物排出側の温度を、結晶性ポリエステル樹脂の融点近傍に制御することにより、結晶性ポリエステル樹脂の非晶質樹脂中の分散性が向上し、加圧保存性を向上させることができる。
一方、非晶質樹脂は、吸熱ピークが観測されないか、観測される場合は、結晶性指数が1.4を超える、好ましくは1.5を超える、より好ましくは1.6以上の樹脂であるか、または、0.6未満、好ましくは0.5以下の樹脂である。
樹脂の結晶性は、原料モノマーの種類とその比率、及び製造条件(例えば、反応温度、反応時間、冷却速度)等により調整することができる。なお、吸熱の最大ピーク温度とは、観測される吸熱ピークのうち、ピーク面積が最大のピークの温度を指す。結晶性樹脂においては、吸熱の最大ピーク温度を融点とする。
で表される化合物が好ましい。
また、両反応性モノマーの使用量は、低温定着性の観点から、スチレン系樹脂の原料モノマーの合計100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは2質量部以上であり、そして、スチレン系樹脂とポリエステル樹脂との分散性を高め、トナーの加圧保存性を向上させる観点から、好ましくは30質量部以下、より好ましくは20質量部以下、さらに好ましくは10質量部以下である。ここで、スチレン系樹脂の原料モノマーの合計に重合開始剤は含める。
この方法では、重縮合反応に適した反応温度条件下で工程(A)を行い、反応温度を低下させ、付加重合反応に適した温度条件下で工程(B)を行う。スチレン系樹脂の原料モノマー及び両反応性モノマーは、付加重合反応に適した温度で反応系内に添加することが好ましい。両反応性モノマーは付加重合反応をすると共にポリエステル樹脂とも反応する。
工程(B)の後に、再度反応温度を上昇させ、必要に応じて架橋剤となる3価以上のポリエステル樹脂の原料モノマー等を重合系に添加し、工程(A)の重縮合反応や両反応性モノマーとの反応をさらに進めることができる。
この方法では、付加重合反応に適した反応温度条件下で工程(B)を行い、反応温度を上昇させ、重縮合反応に適した温度条件下で、工程(A)の重縮合反応を行う。両反応性モノマーは付加重合反応と共に重縮合反応にも関与する。
ポリエステル樹脂の原料モノマーは、付加重合反応時に反応系内に存在してもよく、重縮合反応に適した温度条件下で反応系内に添加してもよい。前者の場合は、重縮合反応に適した温度でエステル化触媒を添加することで重縮合反応の進行を調節できる。
この方法では、付加重合反応に適した反応温度条件下で工程(A)と工程(B)とを並行して行い、反応温度を上昇させ、重縮合反応に適した温度条件下で、必要に応じて架橋剤となる3価以上のポリエステル樹脂の原料モノマーを重合系に添加し、工程(A)の重縮合反応をさらに行うことが好ましい。その際、重縮合反応に適した温度条件下では、重合禁止剤を添加して重縮合反応だけを進めることもできる。両反応性モノマーは付加重合反応と共に重縮合反応にも関与する。
フローテスター「CFT-500D」((株)島津製作所製)を用い、1gの試料を昇温速度6℃/minで加熱しながら、プランジャーにより1.96MPaの荷重を与え、直径1mm、長さ1mmのノズルから押し出す。温度に対し、フローテスターのプランジャー降下量をプロットし、試料の半量が流出した温度を軟化点とする。
示差走査熱量計「Q-100」(ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)製)を用いて、試料0.01~0.02gをアルミパンに計量し、室温(25℃)から降温速度10℃/minで0℃まで冷却し、0℃にて1分間維持する。その後、昇温速度10℃/minで測定する。観測される吸熱ピークのうち、ピーク面積が最大のピークの温度を吸熱の最大ピーク温度とする。結晶性樹脂においては、吸熱の最大ピーク温度を融点とする。
示差走査熱量計「Q-100」(ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン社製)を用いて、試料0.01~0.02gをアルミパンに計量し、200℃まで昇温し、その温度から降温速度10℃/minで0℃まで冷却する。次に試料を昇温速度10℃/minで昇温し、吸熱ピークを測定する。吸熱の最大ピーク温度以下のベースラインの延長線とピークの立ち上がり部分からピークの頂点までの最大傾斜を示す接線との交点の温度をガラス転移温度とする。
JIS K 0070:1992の方法に基づき測定する。ただし、測定溶媒のみJIS K 0070の規定のエタノールとエーテルの混合溶媒から、非晶質樹脂はアセトンとトルエンの混合溶媒(アセトン:トルエン=1:1(容量比))に、結晶性樹脂はクロロホルムとジメチルホルムアミドの混合溶媒(クロロホルム:ジメチルホルムアミド=7:3(容量比))に、それぞれ変更する。
以下の方法により、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)法により数平均分子量及び重量平均分子量を求める。
(1) 試料溶液の調製
濃度が0.5g/100mLになるように、樹脂をテトラヒドロフランに溶解させた。ついで、この溶液をポアサイズ2μmのフッ素樹脂フィルター(住友電気工業(株)製、商品名:FP-200)を用いて濾過して不溶成分を除き、試料溶液とする。
(2) 分子量測定
下記の測定装置と分析カラムを用いて、溶離液としてテトラヒドロフランを、毎分1mLの流速で流し、40℃の恒温槽中でカラムを安定化させる。そこに試料溶液100μLを注入して測定を行った。試料の分子量は、あらかじめ作成した検量線に基づき算出する。このときの検量線には、数種類の分子量が既知の単分散ポリスチレン(東ソー(株)製;2.63×103、2.06×104、1.02×105、ジーエルサイエンス(株)製;2.10×103、7.00×103、5.04×104)を標準試料として作成したものを用いる。
測定装置:CO-8010(商品名、東ソー(株)製)
分析カラム:GMHXL+G3000HXL(いずれも商品名、東ソー(株)製)
示差走査熱量計「Q100」(ティー エイ インスツルメント ジャパン(株)製)を用いて、試料0.02gをアルミパンに計量し、200℃まで昇温した後、200℃から降温速度10℃/minで0℃まで冷却する。次いで、試料を昇温速度10℃/minで昇温し、熱量を測定し、吸熱の最大ピーク温度を融点とする。
平均粒子径は、個数平均粒子径を指し、走査型電子顕微鏡(SEM)写真から500個の粒子の粒径(長径と短径の平均値)を測定し、それらの数平均値とする。
・測定機:「コールターマルチサイザー(登録商標)III」(ベックマン・コールター(株)製)
・アパチャー径:50μm
・解析ソフト:「マルチサイザー(登録商標)IIIバージョン3.51」(ベックマン・コールター(株)製)
・電解液:「アイソトン(登録商標)II」(ベックマン・コールター(株)製)
・分散液:電解液に、ポリオキシエチレンラウリルエーテル「エマルゲン(登録商標)109P」〔花王(株)製、HLB(グリフィン)=13.6〕を溶解して5質量%に調整したもの
・分散条件:前記分散液5mLに測定試料10mgを添加し、超音波分散機(機械名:(株)エスエヌディー製US-1、出力:80W)にて1分間分散させ、その後、電解液25mLを添加し、さらに、超音波分散機にて1分間分散させて、試料分散液を調製する。
・測定条件:前記試料分散液を前記電解液100mLに加えることにより、3万個の粒子の粒径を20秒で測定できる濃度に調整した後、3万個の粒子を測定し、その粒径分布から体積中位粒径(D50)を求める。
(1) プロピレンテトラマー(新日本石油(株)製、商品名:「ライトテトラマー」)を用いて、183~208℃の加熱条件で分留してアルキレン化合物(a)を得た。得られたアルキレン化合物(a)は、後述するガスクロマトグラフィー質量分析において、40個のピークを有していた。アルキレン化合物の分布は、特開2014-013384号公報のアルキレン化合物Aの質量分析ガスクロマトグラフィーによる分析に従って測定し、C9H18:0.5質量%、C10H20:4質量%、C11H22:20質量%、C12H24:66質量%、C13H26:9質量%、C14H28:0.5質量%(炭素数9~14のアルキレン化合物に相当するピーク数6)であった。
表1に示すアルコール成分及びカルボン酸成分を、温度計、ステンレス製攪拌棒、流下式コンデンサー及び窒素導入管を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気にてマントルヒーター中で、200℃まで8時間かけて昇温を行った。その後、エステル化触媒を添加し、8.0kPaにて表1に示す軟化点に達するまで反応を行い、結晶性ポリエステル樹脂(樹脂C1~C9)を得た。物性を表1に示す。
表2に示す、無水トリメリット酸以外のポリエステル樹脂の原料モノマー、エステル化触媒及びエステル化助触媒を、窒素導入管、撹拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、235℃まで昇温した後、235℃で6時間重縮合させた。その後、210℃まで降温し無水トリメリット酸を添加し、210℃で1時間反応させた後、さらに210℃で10kPaの減圧下にて表2に記載の軟化点に達するまで反応を行って、非晶質ポリエステル樹脂(樹脂AH1)を得た。物性を表2に示す。
表2に示す無水トリメリット酸及びフマル酸以外のポリエステル樹脂の原料モノマー、エステル化触媒及びエステル化助触媒を、窒素導入管を装備した脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、235℃まで昇温した後、235℃で6時間重縮合させた。その後、160℃まで降温し、両反応性モノマー、スチレン系樹脂の原料モノマー及び重合開始剤の混合物を滴下ロートにより1時間かけて滴下した。滴下後、160℃に保持したまま、1時間付加重合反応を熟成させた後、200℃まで上昇させ、1時間10kPaで減圧した。開圧後、180℃まで降温し、表2に示す無水トリメリット酸、フマル酸、及び重合禁止剤を添加し、180℃で1時間保温した後に180℃から210℃まで10℃/hで昇温し、210℃で1時間反応させた。さらに、210℃で10kPaの減圧下にて表2に記載の軟化点に達するまで反応を行って、非晶質複合樹脂(樹脂AH2)を得た。物性を表2に示す。
表2に示す、無水トリメリット酸及びフマル酸以外のポリエステル樹脂の原料モノマー、エステル化触媒及びエステル化助触媒を、窒素導入管、撹拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、235℃まで昇温した後、235℃で6時間重縮合させた。その後、180℃まで降温し、無水トリメリット酸、フマル酸、及び重合禁止剤を添加し、180℃で1時間保温した後に180℃から210℃まで10℃/hで昇温し、210℃で1時間反応させた。さらに、210℃で10kPaの減圧下にて表2に記載の軟化点に達するまで反応を行って、非晶質ポリエステル樹脂(樹脂AH3)を得た。物性を表2に示す。
表2に示す、ポリエステル樹脂の原料モノマー、エステル化触媒及びエステル化助触媒を、窒素導入管、撹拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、235℃まで昇温した後、235℃で6時間重縮合させた。その後、210℃まで降温し10kPaの減圧下にて表2に記載の軟化点に達するまで反応を行って、非晶質ポリエステル樹脂(樹脂AL1、AL3)を得た。物性を表に示す。
表2に示すフマル酸以外のポリエステル樹脂の原料モノマー、エステル化触媒及びエステル化助触媒を、窒素導入管を装備した脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、235℃まで昇温した後、235℃で6時間重縮合させた。その後、160℃まで降温し、両反応性モノマー、スチレン系樹脂の原料モノマー及び重合開始剤の混合物を滴下ロートにより1時間かけて滴下した。滴下後、160℃に保持したまま、1時間付加重合反応を熟成させた後、200℃まで上昇させ、1時間10kPaで減圧した。開圧後、180℃まで降温し、表2に示すフマル酸及び重合禁止剤を添加し、180℃で1時間保温した後に180℃から210℃まで10℃/hで昇温し、210℃で1時間反応させた。さらに、210℃で10kPaの減圧下にて表2に記載の軟化点に達するまで反応を行って、非晶質複合樹脂(樹脂AL2)を得た。物性を表2に示す。
表2に示す無水トリメリット酸以外のポリエステル樹脂の原料モノマー、エステル化触媒及びエステル化助触媒を、窒素導入管を装備した脱水管、攪拌器及び熱電対を装備した5リットル容の四つ口フラスコに入れ、窒素雰囲気下、235℃まで昇温した後、235℃で6時間重縮合させた。その後、160℃まで降温し、両反応性モノマー、スチレン系樹脂の原料モノマー及び重合開始剤の混合物を滴下ロートにより1時間かけて滴下した。滴下後、160℃に保持したまま、1時間付加重合反応を熟成させた後、200℃まで上昇させ、1時間10kPaで減圧した。開圧後、180℃まで降温し、表2に示す無水トリメリット酸を添加し、180℃で1時間保温した後に180℃から210℃まで10℃/hで昇温し、210℃で1時間反応させた。さらに、210℃で10kPaの減圧下にて表2に記載の軟化点に達するまで反応を行って、非晶質複合樹脂(樹脂AL4)を得た。物性を表2に示す。
表3に示す結着樹脂100質量部、着色剤「ECB-301」(大日精化社製、フタロシアニンブルー(P.B.15:3))5質量部、離型剤「カルナウバワックスC1」(加藤洋行社製、融点:83℃)3質量部、離型剤「HNP-9」(日本精蝋社製、パラフィンワックス、融点:75℃)3質量部、及び負帯電性荷電制御剤「ボントロンE-304」(オリヱント化学工業社製)0.5質量部をヘンシェルミキサーにて混合した。
負帯電性荷電制御剤「ボントロンE-304」(オリヱント化学工業社製)0.5質量部の代わりに、高分子型の正帯電性荷電制御剤「FCA-201-PS」(藤倉化成社製)5質量部を使用した以外は、実施例1と同様にして、体積中位粒径が6.5μmのトナー粒子を得た。
複写機「AR-505」(シャープ(株)製)の定着機を装置外での定着が可能なように改良した装置にトナーを実装し、未定着の状態で印刷物を得た(印字面積:2cm×12cm、付着量:0.5mg/cm2)。
なお、実施例20のトナーのみプリンター「HL-L2360DN」(ブラザー工業社製)の定着機を装置外での定着が可能なように改良した装置にトナーを実装し、未定着の状態で印刷物を得た(印字面積:2cm×12cm、付着量:0.5mg/cm2)。
その後、総定着圧が40kgfになるように調整した複写機「AR-505」(シャープ(株)製)の定着機(定着速度300mm/sec)を用い、定着ロールの温度を100℃から200℃へと5℃ずつ順次上昇させながら、各温度で未定着状態の印刷物の定着試験を行った。得られた印刷物の画像部分にセロハン粘着テープ「ユニセフセロハン」(三菱鉛筆(株)製、幅:18mm、JIS Z1522:2009)を貼り付け、定着機の定着ロールとは別の、30℃に設定した定着ローラーに通過させた後、テープを剥がした。テープを貼る前と剥がした後の光学反射密度を反射濃度計「RD-915」(グレタグマクベス社製)を用いて測定し、両者の比率(剥離後/貼付前×100)が最初に90%を越える定着ロールの温度を最低定着温度とした。結果を表3に示す。最低定着温度が低いほど、低温定着性が優れることを示す。なお、定着紙には、「CopyBond SF-70NA」(シャープ(株)製、75g/m2)を使用した。
複写機「AR-505」(商品名、シャープ(株)製)にトナーを実装し、定着機を通過する前にベタ画像を取り出して未定着の状態で印刷物を得た(印字面積:2cm×12cm、付着量:0.5mg/cm2)。さらに、同じ紙に対して2度未定着画像を印刷し、付着量を1.5mg/cm2とした。
なお、実施例20のトナーのみプリンター「HL-L2360DN」(ブラザー工業社製)にトナーを実装し、定着機を通過する前にベタ画像を取り出して未定着の状態で印刷物を得た(印字面積:2cm×12cm、付着量:0.5mg/cm2)。さらに、同じ紙に対して2度未定着画像を印刷し、付着量を1.5mg/cm2とした。
このようにして得られた未定着画像を複写機「AR-505」(商品名、シャープ(株)製)にて150℃、300mm/sで定着して印刷物を得た。
得られた印刷物に、縦3cm、横3cm、高さ6.5cm、重さ500gのステンレス製の重りをのせて、速度0.5m/sで印字上を往復させた。1往復を1回とし、50回を上限とした。黒い帯状のトナーの付着物が非印字部に現れた回数を目視で確認し、スメア性を評価した。結果を表3に示す。回数が多いほどスメア性が良好であることを示す。表中、「>50」は、50回でもトナー付着物が確認できなかったことを示す。
トナー10gを半径12mmの円筒型容器に入れ、上から100gの重りをのせ、50℃及び相対湿度60%の環境で24時間加圧保存した。パウダーテスター(ホソカワミクロン(株)製)に、上から順に、篩いA(目開き250μm)、篩いB(目開き150μm)、篩いC(目開き75μm)の3つの篩を重ね合わせて設置し、篩いA上に加圧保存したトナー10gを乗せて60秒間振動を与えた。篩いA上に残存したトナー重量WA(g)、篩いB上に残存したトナー重量WB(g)、篩いC上に残存したトナー重量WC(g)を、それぞれ測定し、下記式に従って算出される値(α)をもとに、以下の評価基準に従って、加圧保存性を評価した。結果を表3に示す。値(α)が100に近いほど、加圧保存性に優れることを示す。
α=100-(WA+WB×0.6+WC×0.2)/10×100
なかでも、実施例1、9、10と実施例11の対比から、1官能のモノマーを用いて得られた結晶性ポリエステル樹脂を用いることにより、特に、加圧保存性が顕著に向上することが分かる。
Claims (2)
- 結晶性ポリエステル樹脂C及び非晶質樹脂Aを含有する静電荷像現像用トナーの製造方法であって、前記結晶性ポリエステル樹脂Cがエチレングリコールを含有するアルコール成分とカルボン酸成分との重縮合物であり、前記非晶質樹脂Aが、非晶質のポリエステル樹脂又はポリエステル樹脂とスチレン系樹脂が結合した複合樹脂であり、前記非晶質樹脂A及び前記結晶性ポリエステル樹脂Cを含有する混合物を、周速度の異なる2本のロールを備えたオープンロール型二軸混練機を用いて溶融混練する工程を含み、該オープンロール型二軸混練機の高回転ロールの原料投入側の温度が、前記結晶性ポリエステル樹脂Cの融点+5℃以上+40℃以下であり、該オープンロール型二軸混練機の高回転ロールの混練物排出側の温度が、前記結晶性ポリエステル樹脂Cの融点-20℃以上+15℃以下であり、低回転ロールの原料投入側の温度及び混練物排出側の温度が25℃以上80℃以下であり、高回転ロール及び低回転ロールの混練物排出側よりも原料投入側の温度の方が高く、前記結晶性ポリエステル樹脂Cのアルコール成分及び/又はカルボン酸成分が1官能のモノマーを含有し、前記結晶性ポリエステル樹脂Cの含有量が、前記結晶性ポリエステル樹脂Cと前記非晶質樹脂Aの合計量中、3質量%以上30質量%以下である、静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 結晶性ポリエステル樹脂Cのカルボン酸成分が、炭素数が10以上16以下の脂肪族ジカルボン酸系化合物を含有する、請求項1記載の製造方法。
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