JP7843522B2 - 回転工具用治具 - Google Patents
回転工具用治具Info
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Description
一般にボルト類の頭部やナットでは、頭部(ナット)の径が異なるボルト類に合わせて、様々な径の治具を用意して、回転工具のチャックに着脱しているので、作業が煩雑となる第一の問題があった。
また、弾性体からなる螺入部を設けた治具を設けた場合、弾性体部分以外が鋼製であるので、弾性体以外の部分にボルト類の頭部があたり、やはりボルト類の頭部を傷つけることを防止できなかった。逆に、弾性体以外の部分にボルト類の頭部があたらないようにゆっくり慎重に作業をした場合には、作業効率が悪くなるという問題点があった。
(1) 前記治具は、前記取付軸を備える鋼製の第一部材と、平盤状でボルト類嵌挿部を備える硬質樹脂材料製の第二部材とを備えた。
(2) 前記第一部材は、平盤状の盤体の一側に前記取付軸が固定され、前記盤体の他側に前記第二部材の多角形の外周係止部を嵌挿する回転凹部を備えた。
(3) 前記第一部材の1個と、同一の外周係止部で異なる径のボルト類嵌挿部を備える第二部材の複数個とを組み合わせて構成された。
(4) 前記第一部材に前記第二部材を嵌挿した状態で、前記第二部材の先端面が、前記第一部材の先端面から突出するように、前記第一部材と前記第二部材を構成した。
H2>H1
としたことを特徴とする回転工具用の治具である。
(1) 第二部材で、基体に一側から他側に向けて開口を形成してボルト類嵌挿部と形成した。
(2) 第一部材で、回転凹部の底に保護シートを取り付けた。
また、第一部材に第二部材を嵌挿した状態で、第二部材の先端面を第一部材の先端面より突出するように構成したので、目視しなくてもボルト類の頭部を第二部材に容易に嵌挿することができる効果がある。とりわけ、塗装したボルト類の場合に、ボルト類が第一部材に触れずに、ボルト類を第二部材に嵌挿することできるので、その塗装を傷つけることがない。
なお、平盤体3は、六角形の平板(一面が4a、他面が底面6)に、帯状の平板を六角形の枠状体(外周が外周面3a)を固定して、枠状体内を回転凹部5とすることもできる。また、正六角形の平盤体3をくり抜いて回転凹部5を形成してもよく、製造方法は任意である。
また、平盤体3の回転凹部5の底面6と平盤体3の一面4aとの間にで、6角形の各辺の中間に付近に小開口10、10を形成する(図2(a)(f))。小開口10、10は第一部材1から第二部材21を取り外す際に、小開口10、に棒状の物を差し込んで使用する。現状は、六角形の全辺に対応した位置に形成してあるが、少なくも回転対称の位置(角度180度の位置)に2つ形成してあればよい。
第二部材21の材質は通常は、全体で同一で形成し、ボルト類嵌挿部25は鋼製より硬度が低い(ボルト頭部の塗装被膜を傷付けない程度)材質で、かつ回転動工具33の回転をボルトに伝えることができる保形力を備えた材料であるので、ある程度の強度を備えた各種樹脂材料を採用する。一例としてはポリアセタール樹脂(POM樹脂)を使用する。
この実施形態で、ボルトの頭部径(ナット径)の規格に合わせて、以下の4種類を用意する。
(a)ボルト呼び径M12に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL12のもの(図1(a)、図3(1-a)~(1-c))、基体23の残余部分の幅はD12となる。
(b)ボルト呼び径M10に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL10のもの(図3(2-a)~(2-c))、基体23の残余部分の幅はD10となる。
(c)ボルト呼び径M8に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL08のもの(図4(3-a)~(3-c))、基体23の残余部分の幅はD08となる。
(d)ボルト呼び径M6に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL06のもの(図4(4-a)~(4-c))、基体23の残余部分の幅はD06となる。
L06<L08<L10<L12
となり、対応して残余部分の幅は
D12<D10<D08<D6
となる。
この際、予備径M12の場合
・・第一部材1の回転凹部5の深さH01=6mm
・・第二部材21のボルト類嵌挿部25の高さHa2=10mm
程度となり、回転凹部5とボルト類嵌挿部25とは重なるので、従来に比して極めて薄い治具30を構成できる(図1(b))。したがって、回転工具33の回転にブレが無く、確実な作業ができる。
また、第一部材1の回転凹部5の深さH01、第二部材21の基材の厚さHa2で
H01<Ha2
で形成してあるので、第二部材1の他面24b側が常に第一部材の他面4bより突出しているので(図1(b))、作業中にタッピングビス35の頭部36が第一部材1に触れることが無いので、作業中に、目視で、第二部材21の位置(ボルト類嵌挿部35の位置)を正確に確認する必要が無く、タッピングビス35の頭部36をボルト類嵌挿部35に嵌挿できる。よって、より確実にタッピングビス35の塗装の傷つきを防止できる。
次に、使用するボルトの呼び径に合わせて、M10、M08、M06などの第二部材21を取り出して、前記同様に、第一部材1の回転凹部5に第二部材21を固定する(図示していない)。
このように、第二部材21の着脱作業(異なる呼び径への変更作業)も容易である。
・回転凹部5の深さH01<H02
・第二部材21の基体の厚さHa2<Hb2
と異なる構成としたが、他の構成は同一である。
(a)ボルト呼び径M12に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL12のもの(図5(a)、図7(1-a)~(1-c))、基体23の残余部分の幅はD12となる。
(b)ボルト呼び径M10に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL10のもの(図7(2-a)~(2-c))、基体23の残余部分の幅はD10となる。
(c)ボルト呼び径M8に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL08のもの(図8(3-a)~(3-c))、基体23の残余部分の幅はD08となる。
(d)ボルト呼び径M6に合わせたボルト類嵌挿部25で、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL06のもの(図8(4-a)~(4-c))、基体23の残余部分の幅はD06となる。
すなわち、使用する袋ナット41の呼び径例えばM12に合わせて、ボルト類嵌挿部25の対角長さがL12の第二部材21を採用して(図5(a))、第二部材21を第一部材1の回転凹部5内に嵌挿して、ビス孔8、8からビスを打ち(図示していない)、第一部材1から第二部材21が外れない程度に固定する(図5(b))。この状態で、治具30を構成する。
この際、予備径M12の場合
・・第一部材1の回転凹部5の深さH02=15mm
・・第二部材21のボルト類嵌挿部25の高さHb2=16mm
程度となり、回転凹部5とボルト類嵌挿部25とは重なるので、第一の実施形態と同様に、従来に比して極めて薄い治具30を構成できる(図5(b))。
また、従来の治具と比較しても、第一の実施形態と同様の優れた効果を発揮できる。
他の製造方法を取る場合には、ボルト類嵌挿部25を、基体23を貫通して形成する必要はなく、蓋27を形成して、凹部とすることもできる(図1(c)図5(c))この場合には、凹部の深さをHa2(第一の実施形態)、Hb2(第二実施形態)とする。
3 平盤体(第一部材)
3a 平盤体の外周
4a 平盤体の一面
4b 平盤体の他面
5 平盤体の回転凹部
6 回転凹部の底
7 回転凹部の側壁面
8 ビス孔
9 保護シート
10 取出孔
11 取付軸(第一部材)
12a 取付軸の基端部
12b 取付軸の先端部
21 第二部材
23 第二部材の基体
23a 基体の外周係止部
24a 基体の一面
24b 基体の他面
25 基体のボルト類嵌挿部
26 ボルト類嵌挿部の蓋(図1(c)、図5(c))
30 治具
33 回転工具(インパクトドライバー)
35 タッピングビス(ボルト類)
36 タッピングビスの頭部
38 ボルト軸
39a、39b ワッシャー
41 袋ナット(ボルト類)
Claims (4)
- ボルト類の頭部を回転させる回転工具に装着する治具であり、
一側を前記回転工具に装着する取付軸を備え、他側に前記ボルト類の頭部を嵌挿できるボルト類嵌挿部を備え、以下のように構成したことを特徴とする回転工具用の治具。
(1) 前記治具は、前記取付軸を備える鋼製の第一部材と、平盤状でボルト類嵌挿部を備える硬質樹脂材料製の第二部材とを備えた。
(2) 前記第一部材は、平盤状の盤体の一側に前記取付軸が固定され、前記盤体の他側に前記第二部材の多角形の外周係止部を嵌挿する回転凹部を備えた。
(3) 前記第一部材の1個と、同一の外周係止部で異なる径のボルト類嵌挿部を備える第二部材の複数個とを組み合わせて構成された。
(4) 前記第一部材に前記第二部材を嵌挿した状態で、前記第二部材の先端面が、前記第一部材の先端面から突出するように、前記第一部材と前記第二部材を構成した。 - 第一部材は、前記盤体は前記取付軸を固定した一側で、前記取付軸の周りに、一側から回転凹部側に向けて貫通する取出孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転工具用の治具。
- 第一部材の回転凹部で開口縁から底までの深さをH1とし、第二部材の基体の厚さをH2とした場合、
H2>H1
としたことを特徴とする請求項1に記載の回転工具用の治具。 - 以下のように構成したことを特徴とする請求項1に記載の回転工具用の治具。
(1) 第二部材で、基体に一側から他側に向けて開口を形成してボルト類嵌挿部と形成した。
(2) 第一部材で、回転凹部の底に保護シートを取り付けた。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024059884A JP7843522B2 (ja) | 2024-04-03 | 2024-04-03 | 回転工具用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024059884A JP7843522B2 (ja) | 2024-04-03 | 2024-04-03 | 回転工具用治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025157712A JP2025157712A (ja) | 2025-10-16 |
| JP7843522B2 true JP7843522B2 (ja) | 2026-04-10 |
Family
ID=97352008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024059884A Active JP7843522B2 (ja) | 2024-04-03 | 2024-04-03 | 回転工具用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7843522B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0344566U (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-25 | ||
| JPH10249743A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | Nippon Oozatsuto:Kk | ソケットレンチ用ソケット |
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-
2024
- 2024-04-03 JP JP2024059884A patent/JP7843522B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2025157712A (ja) | 2025-10-16 |
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