JP7843464B2 - ケースレスコンデンサ - Google Patents
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Description
(1)概要
図1A~図1Cに示すように、本実施形態に係るケースレスコンデンサ1は、コンデンサ素子2と、封止部7と、金属板9と、を備える。
以下、本実施形態に係るケースレスコンデンサ1について、図面を参照して説明する。各図は模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさは必ずしも実際の寸法を反映しているとは限らない。なお、図中に第1方向D1、第2方向D2及び第3方向D3を規定する矢印を図示しているが、これらの矢印は、説明の都合上図示しているだけであり、ケースレスコンデンサ1の方向を限定する趣旨ではなく、実体を伴わない。第1方向D1、第2方向D2及び第3方向D3は、相互に直交する。また以下において、「正面視」とは、第1方向D1に沿って視ることを意味し、「平面視」とは、第2方向D2に沿って視ることを意味し、「側面視」とは、第3方向D3に沿って視ることを意味する。
コンデンサ素子2は、本体部5と、第1端面電極61と、第2端面電極62と、を有する。
本体部5は、正面視角丸長方形をなし、第1方向D1に延びる立体形状をなす。
第1端面電極61は、第1端面31に設けられている。第1端面電極61は、金属溶射法により形成可能である。第1端面電極61の材質としては、特に限定されないが、例えば、亜鉛、銅、及び錫等が挙げられる。
第2端面電極62は、第2端面32に設けられている。第2端面電極62も、金属溶射法により形成可能である。第2端面電極62の材質としては、第1端面電極61の材質と同様の材質が挙げられる。
コンデンサ素子2は、巻回型又は積層型である。本実施形態では、巻回型のコンデンサ素子2を使用している。以下、巻回型のコンデンサ素子2の形成方法について説明する。
一対のバスバー600(第1バスバー601及び第2バスバー602)は、第2方向D2に延びる導電性部材である。第1バスバー601は、第1端面電極61に接続されている。第2バスバー602は、第2端面電極62に接続されている。第1バスバー601及び第2バスバー602は、第1方向D1に並んで、第2方向D2に平行に配置されている。一対のバスバー600の材質としては、特に限定されないが、例えば、銅等が挙げられる。
封止部7は、コンデンサ素子2を封止している(図1A~図1C参照)。すなわち、封止部7にコンデンサ素子2が埋没している。更に換言すれば、封止部7は、正面視、平面視、及び側面視で、コンデンサ素子2よりも一回り大きい。
金属板9は、コンデンサ素子2の第2平面42と絶縁層8を介して対向している。また金属板9は、封止部7の下面7dと絶縁層8を介して対向している。金属板9の材質としては、特に限定されないが、例えば、アルミニウム等が挙げられる。金属板9の厚さは、好ましくは0.3mm以上2.5mm以下、より好ましくは0.5mm以上2.0mm以下、さらに好ましくは0.8mm以上1.5mm以下である。金属板9は、平面視で封止部7よりもわずかに大きい矩形状をなす。なお、金属板9の平面視の形状及び大きさは、特に限定されない。
本実施形態では、コンデンサ素子2の扁平率(B/A)が2.0以上10.0以下である。
本実施形態では、コンデンサ素子2の平面間距離(A)は、好ましくは10mm以上30mm以下である。平面間距離(A)が10mm以上であることで、ケースレスコンデンサ1の低容量化を抑制することができる。一方、平面間距離(A)が30mm以下であることで、放熱性の低下を抑制することができる。
本実施形態では、コンデンサ素子2の全長(X)は、好ましくは10mm以上30mm以下である。
本実施形態では、第1端面電極61及び第2端面電極62の厚さ(Y)(以下「電極厚(Y)」ともいう)は、好ましくは0.5mm以上1.5mm以下である(図1B参照)。電極厚(Y)が0.5mm以上であることで、放熱性の低下を抑制することができる。一方、電極厚(Y)が1.5mm以下であることで、はんだ濡れ性の低下を抑制することができる。
本実施形態に係るケースレスコンデンサ1は、一対のバスバー600間に電圧を印加することにより充電される。特に一対のバスバー600間に交流電圧を印加することにより、ケースレスコンデンサ1は、充電及び放電を繰り返す。これにより、コンデンサ素子2に熱が発生し得る。
次に第2実施形態に係るケースレスコンデンサ1について、図面を参照して説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態では、第1平面41と第2平面42との平面間距離(A)が10mm以上30mm以下である。なお、本実施形態では、コンデンサ素子2の扁平率(B/A)が2.0以上10.0以下の範囲を逸脱していてもよい。
第1実施形態と同様に、本実施形態に係るケースレスコンデンサ1も、一対のバスバー600間に交流電圧を印加することにより充電及び放電を繰り返す。これにより、コンデンサ素子2に熱が発生し得る。
次に第3実施形態に係るケースレスコンデンサ1について、図面を参照して説明する。第3実施形態では、第1~2実施形態と同様の構成要素には第1~2実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態では、コンデンサ素子2の第1方向D1に沿った全長(X)が10mm以上30mm以下である(図1B参照)。なお、本実施形態では、コンデンサ素子2の扁平率(B/A)が2.0以上10.0以下の範囲を逸脱していてもよい。
第1実施形態と同様に、本実施形態に係るケースレスコンデンサ1も、一対のバスバー600間に交流電圧を印加することにより充電及び放電を繰り返す。これにより、コンデンサ素子2に熱が発生し得る。
次に第4実施形態に係るケースレスコンデンサ1について、図面を参照して説明する。第4実施形態では、第1~3実施形態と同様の構成要素には第1~3実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する場合がある。
第1端面電極61及び第2端面電極62の厚さ(Y)が0.5mm以上1.5mm以下である(図1B参照)。なお、本実施形態では、コンデンサ素子2の扁平率(B/A)が2.0以上10.0以下の範囲を逸脱していてもよい。
第1実施形態と同様に、本実施形態に係るケースレスコンデンサ1も、一対のバスバー600間に交流電圧を印加することにより充電及び放電を繰り返す。これにより、コンデンサ素子2に熱が発生し得る。
放熱効果を評価するため、コンデンサ素子2(巻回型)の寸法を変えて、図1A~図1Cに示すケースレスコンデンサ1を20個(サンプル1~22)製造した(表1参照)。なお、各サンプルの静電容量は115μFである。また各サンプルの封止部7は、エポキシ樹脂の硬化物で形成されている。封止部7の幅(W)は(B+5)mm、封止部7の高さ(H)は(A+5)mm、封止部7の全長(TL)は(X+6)mmである。
85℃の雰囲気下において、図2A及び図2Bに示すように、金属板9を下にしてケースレスコンデンサ1を65℃の冷却板90の上に置いた。このように、金属板9と冷却板90とを接触させた。この状態で十分に時間が経過して平衡に達したときのケースレスコンデンサ1の温度を測定し、この温度を基準温度(通電前の温度)とした。なお、ケースレスコンデンサ1の温度の測定点は、コンデンサ素子2の第1平面41の中央部である。温度の測定は、熱電対を用いて行った。
(1)扁平率(B/A)
表2は、表1中の一部のサンプルを抜き出して作成されたものである。
表3は、表1中の一部のサンプルを抜き出して作成されたものである。
表4は、表1中の一部のサンプルを抜き出して作成されたものである。
表5は、表1中の一部のサンプルを抜き出して作成されたものである。
B:接触角が30°以上45°未満
C:接触角が45°超。
2 コンデンサ素子
31 第1端面
32 第2端面
41 第1平面
42 第2平面
5 本体部
61 第1端面電極
62 第2端面電極
7 封止部
8 絶縁層
9 金属板
A 平面間距離
B 幅
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
L 全長
T 厚さ
Claims (7)
- 第1方向に延び、前記第1方向の一方側に第1端面、及び前記第1方向の他方側に第2端面を持ち、かつ前記第1方向に直交する第2方向の一方側に第1平面、及び前記第2方向の他方側に第2平面を持つ本体部と、前記第1端面に設けられた第1端面電極と、前記第2端面に設けられた第2端面電極と、を有するコンデンサ素子と、
前記コンデンサ素子を封止する封止部と、
前記コンデンサ素子の前記第2平面と絶縁層を介して対向し、かつ前記絶縁層に固定されて外部に露出した金属板と、を備え、
前記封止部は、前記金属板と対向する面を除き、全体が外部に露出しており、
前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に沿った前記コンデンサ素子の幅(B)の、前記第1平面と前記第2平面との平面間距離(A)に対する比の値である扁平率(B/A)が2.0以上10.0以下である、
ケースレスコンデンサ。 - 前記第1端面電極及び前記第2端面電極の厚さが0.5mm以上1.5mm以下である、
請求項1に記載のケースレスコンデンサ。 - 前記平面間距離(A)が10mm以上30mm以下である、
請求項1又は2に記載のケースレスコンデンサ。 - 前記コンデンサ素子の前記第1方向に沿った全長が10mm以上30mm以下である、
請求項1~3のいずれか1項に記載のケースレスコンデンサ。 - 第1方向に延び、前記第1方向の一方側に第1端面、及び前記第1方向の他方側に第2端面を持ち、かつ前記第1方向に直交する第2方向の一方側に第1平面、及び前記第2方向の他方側に第2平面を持つ本体部と、前記第1端面に設けられた第1端面電極と、前記第2端面に設けられた第2端面電極と、を有するコンデンサ素子と、
前記コンデンサ素子を封止する封止部と、
前記コンデンサ素子の前記第2平面と絶縁層を介して対向し、かつ前記絶縁層に固定されて外部に露出した金属板と、を備え、
前記封止部は、前記金属板と対向する面を除き、全体が外部に露出しており、
前記第1端面電極及び前記第2端面電極の厚さが0.5mm以上1.5mm以下である、
ケースレスコンデンサ。 - 前記第1平面と前記第2平面との平面間距離が10mm以上30mm以下である、
請求項5に記載のケースレスコンデンサ。 - 前記コンデンサ素子の前記第1方向に沿った全長が10mm以上30mm以下である、
請求項5又は6に記載のケースレスコンデンサ。
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