JP7842615B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法およびプログラムInfo
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Description
以下では、本発明の情報処理装置を、コンクリート構造物などのインフラ構造物の点検に用いられるコンピュータ装置に適用した実施形態について説明する。
データ取得部223が処理対象の画像データを取得する処理を行う。本実施形態では、コンクリート構造物の壁面を撮影した画像データを処理対象データとして取得するものとする。処理対象データの取得方法は、例えば、ユーザ操作を受け付ける画面を表示し、ユーザの操作指示に応じて処理対象データを取得する方法が挙げられる。ユーザの操作指示に応じた処理対象データの取得処理について、図5を用いて説明する。
検出対象設定部224が検出対象の変状種別を設定する処理を行う。検出対象を設定する方法として、例えば、予め記憶部221に記憶している変状種別情報を管理部222が取得して検出対象に設定する方法が挙げられる。図6(a)は、検出対象601を例示している。
優先検出対象選択部225が、優先して検出する変状種別を優先検出対象として選択する処理を行う。優先検出対象の選択方法として、例えば、点検対象の構造物の点検履歴情報を用いる方法が挙げられる。優先検出対象の選択処理を図7および図8を用いて説明する。
表示制御部226が、検出対象が優先検出対象に選択されていることを示す選択情報を表示するための表示データを作成し表示する処理を行う。本実施形態において、検出対象の選択情報は、S403で選択された優先検出対象に基づいて作成される。詳しくは、表示制御部226は、S402で設定された検出対象の中から変状種別を1つ選択し、S403で選択された優先検出対象に含まれるか否かを判定する。表示制御部226は、選択した検出対象の変状種別が優先検出対象に含まれると判定した場合、その変状種別が優先検出対象として選択済みであると判定する。この判定処理を検出対象の全ての変状種別に対して繰り返し行うことで、検出対象の選択情報の初期値を設定する。図9(a)は、検出対象902の選択情報を表示する画面901を例示している。検出対象902において、選択済みの変状種別903は、優先検出対象として選択された検出対象の変状種別に対応する。なお、画面901では、検出対象902の選択情報と共に処理対象の画像904が表示されている。このように処理対象の画像を表示することで、ユーザが優先検出対象の選択が適切であるか(処理対象の画像に応じた検出対象が選択されているか)否かを判定しやすくなる。
検出処理部227が処理対象の画像データに対して優先検出対象の変状検出処理を実行する。変状検出処理の実行を開始する方法として、例えば、ユーザの指示に基づく方法が挙げられる。例えば、検出対象905の選択情報903を表示する図9(a)の画面901において、ユーザが検出実行ボタン907を操作すると、検出処理部227は、処理対象の画像データに対して、画面901で選択済みの変状種別903について検出処理を実行する。検出処理の実行には、例えば、機械学習により学習した学習済みモデルを用いることができる。学習済みモデルを用いて検出処理を実行する場合、学習済みモデルの選択や多数のパラメータの指定が必要となる。学習済みモデルやパラメータの指定方法は、変状種別ごとに予め定めた既定の学習済みモデルおよびパラメータを用いてもよいし、処理対象の画像特性に応じて学習済みモデルやパラメータを切り替えて指定してもよい。また、検出処理を実行するにあたり、ユーザが学習済みモデルやパラメータを指定するようにしてもよい。
上述した実施形態1では、処理対象の画像データに応じて検出対象の変状の中から優先して検出する優先検出対象の変状を選択して表示した後、ユーザ指示に応じて変状検出処理を実行する例を説明した。多数の画像に対して変状検出処理を実行する場合、処理対象の画像ごとに検出対象の選択情報を確認することは非常に手間がかかる。このような場合、ユーザ指示なしで検出処理を実行してもよい。詳しくは、S401において処理対象の画像データを取得し、検出対象の設定処理および優先検出対象の選択処理を行う。その後、検出対象の選択情報を表示すると共に、自動で検出処理を開始する。変状検出処理の開始後は、変状検出処理の進捗状況と共に処理対象の画像ごとの優先検出対象の変状をユーザが確認する。このように、ユーザ指示を待たずに変状検出処理を実行することにより、ユーザによる変状検出処理に関する操作を効率化することができる。
実施形態1では、処理対象の画像に応じて検出対象の変状を選択、表示し、検出処理を実行する例を説明したが、検出対象の選択情報を確認する際にユーザが変状検出処理に要するコストを同時に確認できることが望ましい。実施形態2におけるコストの例として、変状検出処理に要する費用(金額)が挙げられる。そして、実施形態2では、検出対象の選択情報と変状検出処理に要するコストを表示することにより、ユーザはコストを考慮しながら検出対象の変状を確認し変更しやすくなる。
S1201では、算出部1101が変状検出処理に関するコストを算出する処理を行う。実施形態2では、変状検出処理に要するコストとして検出処理を実行するための金額を見積金額として算出する。見積金額Cpを算出する式1を以下に示す。
(式1)
式1において、パラメータIはS401で取得する対象データ数、すなわち処理対象の画像枚数を示している。パラメータPnは、検出対象とするN個の変状種別のうち、n番目の変状種別における1画像あたりの単価を示している。パラメータPnを設定する基本的な方法として、全ての変状種別で一律の単価(例:1,000円)を予め記憶部221に記憶しておき、管理部222が記憶部221から取得する方法が挙げられる。単価は変状種別ごとに異なる金額を設定してもよい。変状検出処理に要する計算リソースは変状種別ごとに異なるため、変状種別ごとに単価を変えることが望ましい。パラメータNは、検出対象とする変状種別の総数であり、検出対象の選択情報から求めることができる。このように、式1を用いて変状検出処理に要する見積金額を求めることができる。
(式2)
式2において、パラメータIは式1と同様、S401で取得した対象データ数を示している。パラメータTnは、検出対象とするN個の変状のうち、n番目の変状種別における1画像あたりの変状検出処理に要する処理時間を示している。パラメータTnを設定する方法として、全ての変状種別で一律の処理時間(例:10分)を予め記憶部221に記憶しておき、管理部222が記憶部221から取得する方法が挙げられる。処理時間は変状種別ごとに異なる時間を設定してもよい。変状検出処理に要する時間は変状種別ごとに異なるため、変状種別ごとに処理時間を設定することが望ましい。また、パラメータNは、式1と同様に検出対象とする変状種別の総数であり、検出対象の選択情報から求めることができる。このように、式2を用いて予測時間を求めることができる。
S1202では、表示制御部226が検出対象の選択情報と変状検出処理に要するコストを表示する表示データを作成し表示する処理を行う。
本発明は、各実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
[構成1]
処理対象の画像を取得する取得手段と、
前記処理対象の画像に対して少なくとも1つの変状を検出対象として設定する設定手段と、
前記検出対象の中から優先して検出する優先検出対象を選択する選択手段と、
前記検出対象が前記優先検出対象に選択されていることを示す情報を表示する表示制御手段と、
前記処理対象の画像に対して前記優先検出対象として選択されている検出対象の変状検出処理を実行する検出処理手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
[構成2]
前記取得手段は、前記処理対象の画像の属性情報を取得することを特徴とする構成1に記載の情報処理装置。
[構成3]
前記属性情報は、検査対象に関する情報および前記処理対象の画像から検出された変状に関する情報を含むことを特徴とする構成2に記載の情報処理装置。
[構成4]
前記選択手段は、検査対象の点検履歴情報に基づいて前記検出対象の中から前記優先検出対象を選択することを特徴とする構成1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[構成5]
前記点検履歴情報は、前記処理対象の画像に関する検査対象と同一の検査対象の点検履歴情報を含むことを特徴とする構成4に記載の情報処理装置。
[構成6]
前記点検履歴情報は、前記処理対象の画像に関する検査対象とは異なる検査対象の点検履歴情報を含むことを特徴とする構成4に記載の情報処理装置。
[構成7]
前記表示制御手段は、前記処理対象の画像および前記点検履歴情報を表示することを特徴とする構成4から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[構成8]
前記表示制御手段は、前記情報を変更可能に表示することを特徴とする構成1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[構成9]
前記検出処理手段は、ユーザ指示または前記情報の表示に応じて前記変状検出処理を実行することを特徴とする構成1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[構成10]
前記検出処理手段は、予め決められた優先順位に応じて前記優先検出対象として選択されている検出対象の変状検出処理を実行することを特徴とする構成1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[構成11]
前記検出対象の変状検出処理に関するコストを算出する算出手段を有することを特徴とする構成1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
[構成12]
前記コストは、前記検出対象の変状検出処理を実行するための金額または処理時間の少なくともいずれかを算出することを特徴とする構成11に記載の情報処理装置。
[構成13]
前記表示制御手段は、前記検出対象と前記コストを表示することを特徴とする構成11または12に記載の情報処理装置。
[構成14]
前記処理対象の画像は、検査対象を撮影した画像であり、
前記変状は、ひび割れを含むことを特徴とする構成1に記載の情報処理装置。
[構成15]
取得手段が、処理対象の画像を取得するステップと、
設定手段が、前記処理対象の画像に対して少なくとも1つの変状を検出対象として設定するステップと、
選択手段が、前記検出対象の中から優先して検出する優先検出対象を選択するステップと、
表示制御手段が、前記検出対象が前記優先検出対象に選択されていることを示す情報を表示するステップと、
検出処理手段が、前記処理対象の画像に対して前記優先検出対象として選択されている検出対象の変状検出処理を実行するステップと、を有することを特徴とする情報処理方法。
[構成16]
コンピュータを、構成1から14のいずれか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Claims (12)
- 処理対象の画像に対応する属性情報を取得する取得手段と、
検査対象の点検日時、構造物、変状種別および変状数量に関する点検履歴情報を記憶する記憶手段と、
前記検査対象の構造物に基づいて前記処理対象の画像に対して少なくとも1つの変状を検出対象として設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された検出対象を表示する表示手段と、
前記処理対象の画像に対応する属性情報と前記記憶手段に記憶されている点検履歴情報とに基づいて前記検出対象の中から優先して検出する優先検出対象を選択する選択手段と、
前記表示手段に表示されている検出対象に対して前記優先検出対象に選択されていることを示す所定の情報を表示する表示制御手段と、
前記処理対象の画像に対して前記優先検出対象として選択されている検出対象の変状検出処理を実行する検出処理手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記優先検出対象に選択されている検出対象を変更可能に表示すると共に、前記検出対象に関する複数の点検履歴情報を表示し、
前記優先検出対象は、前記表示手段に表示されている検出対象または前記検出対象に関する点検履歴情報を選択することにより変更可能であることを特徴とする情報処理装置。 - 前記属性情報は、前記検査対象の点検日時、構造物、部材に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記検出対象に関する点検履歴情報は、前記処理対象の画像に関する検査対象と同一の検査対象の点検履歴情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記検出対象に関する点検履歴情報は、前記処理対象の画像に関する検査対象とは異なる検査対象の点検履歴情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記検出処理手段は、ユーザ指示または前記優先検出対象に選択されている検出対象を示す情報の表示に応じて前記変状検出処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記検出処理手段は、予め決められた優先順位に応じて前記優先検出対象として選択されている検出対象の変状検出処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記検出対象の変状検出処理に関するコストを算出する算出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記コストは、前記検出対象の変状検出処理を実行するための金額または処理時間の少なくともいずれかを算出することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出対象と前記コストを表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記処理対象の画像は、検査対象を撮影した画像であり、
前記変状は、ひび割れを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、
検査対象の点検日時、構造物、変状種別および変状数量に関する点検履歴情報を記憶する記憶手段を有し、
前記情報処理方法は、
処理対象の画像に対応する属性情報を取得するステップと、
前記検査対象の構造物に基づいて前記処理対象の画像に対して少なくとも1つの変状を検出対象として設定するステップと、
前記設定された検出対象を表示部に表示するステップと、
前記処理対象の画像に対応する属性情報と前記記憶手段に記憶されている点検履歴情報とに基づいて前記検出対象の中から優先して検出する優先検出対象を選択するステップと、
前記表示部に表示されている検出対象に対して前記優先検出対象に選択されていることを示す所定の情報を表示するステップと、
前記処理対象の画像に対して前記優先検出対象として選択されている検出対象の変状検出処理を実行するステップと、を有し、
前記所定の情報を表示するステップでは、前記優先検出対象に選択されている検出対象を変更可能に表示すると共に、前記検出対象に関する複数の点検履歴情報を表示し、
前記優先検出対象は、前記表示部に表示されている検出対象または前記検出対象に関する点検履歴情報を選択することにより変更可能であることを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載された情報処理装置の前記記憶手段および前記表示手段を除く各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022067122A JP7842615B2 (ja) | 2022-04-14 | 2022-04-14 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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| JP2016065809A (ja) | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 前田建設工業株式会社 | コンクリート構造物の点検支援装置、点検支援方法、及びプログラム |
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