JP7842281B2 - 作業車両 - Google Patents

作業車両

Info

Publication number
JP7842281B2
JP7842281B2 JP2025069621A JP2025069621A JP7842281B2 JP 7842281 B2 JP7842281 B2 JP 7842281B2 JP 2025069621 A JP2025069621 A JP 2025069621A JP 2025069621 A JP2025069621 A JP 2025069621A JP 7842281 B2 JP7842281 B2 JP 7842281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna unit
cabin
support
fixing
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2025069621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2025105751A (ja
Inventor
勇一 新福
英司 有田
治正 北岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Holdings Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Holdings Co Ltd filed Critical Yanmar Holdings Co Ltd
Priority to JP2025069621A priority Critical patent/JP7842281B2/ja
Publication of JP2025105751A publication Critical patent/JP2025105751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7842281B2 publication Critical patent/JP7842281B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
    • H01Q1/3283Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle side-mounted antennas, e.g. bumper-mounted, door-mounted
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B69/00Steering of agricultural machines or implements; Guiding agricultural machines or implements on a desired track
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B69/00Steering of agricultural machines or implements; Guiding agricultural machines or implements on a desired track
    • A01B69/007Steering or guiding of agricultural vehicles, e.g. steering of the tractor to keep the plough in the furrow
    • A01B69/008Steering or guiding of agricultural vehicles, e.g. steering of the tractor to keep the plough in the furrow automatic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D41/00Combines, i.e. harvesters or mowers combined with threshing devices
    • A01D41/12Details of combines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D41/00Combines, i.e. harvesters or mowers combined with threshing devices
    • A01D41/12Details of combines
    • A01D41/127Control or measuring arrangements specially adapted for combines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D41/00Combines, i.e. harvesters or mowers combined with threshing devices
    • A01D41/12Details of combines
    • A01D41/127Control or measuring arrangements specially adapted for combines
    • A01D41/1278Control or measuring arrangements specially adapted for combines for automatic steering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • B62D33/06Drivers' cabs
    • B62D33/0617Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1207Supports; Mounting means for fastening a rigid aerial element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/125Means for positioning
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、衛星からの位置情報を受信するためのアンテナユニットを備えた作業車両に関する。
従来、衛星からの位置情報を受信するためのアンテナユニットを備えた作業車両が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、アンテナユニットとして、測位衛星からの位置情報に関する電波を受信するGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機等の受信装置と、受信装置が受信した電波に基づいて位置データを算出する演算装置と、演算装置によって算出された位置データを送信する無線通信装置とを備え、これらの装置をケース内に収容した構成が開示されている。
特許文献1に開示された構成では、アンテナユニットは、作業車両としてのコンバインにおいて運転部を覆うキャビンの側面の上部に配置されている。具体的には、アンテナユニットのケースは、キャビンの左側面部の上部となるキャビンのルーフの左側の部分に対し、支持フレームを介して支持されている。
特許第6688545号公報
特許文献1に開示された構成のように、例えばキャビンのルーフの側部等、キャビンの側面の上部にアンテナユニットを設けた構成によれば、アンテナユニットが高い位置にあることから、アンテナユニットの取外しや位置調整やメンテナンス等の作業の際に、作業者は台や脚立等に乗って作業を行うことになる。台や脚立等に乗った状態での作業においては、安全性の面で懸念がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、キャビンの上部の高さ位置にアンテナユニットを設けた構成において、アンテナユニットに対する作業の安全性を向上させることができる作業車両を提供することを目的とする。
本発明に係る作業車両は、運転部を覆うキャビンを備えた作業車両であって、前記キャビンの左右の側面部のうち一方の側面部の上部に設けられたアンテナユニットと、前記一方の側面部に設けられ、前記アンテナユニットに対する作業を行うために用いられる手摺部と、を備えたものである。
本発明に係る作業車両は、前記作業車両において、前記アンテナユニットと前記手摺部とは、平面視で互いに前後に位置するように配置されているものである。
本発明に係る作業車両は、前記作業車両において、前記一方の側面部に設けられ、前記アンテナユニットを支持する支持部材を備え、前記支持部材は、前後に延伸するように構成され、前端部および後端部を、前記一方の側面部に固定させた状態で設けられており、前記手摺部は、上下に延伸するように構成され、上端部を前記支持部材に連結させるとともに、下端部を前記一方の側面部に固定させた状態で設けられているものである。
本発明に係る作業車両は、前記作業車両において、前記キャビンは、作業車両の機体の左右方向の外側に開くように、走行機体に対して上下方向の軸回りに回動可能に設けられており、前記一方の側面部は、前記キャビンの左右の側面部のうち、前記機体の左右方向の内側に位置する側面部であるものである。
本発明に係る作業車両は、前記作業車両において、前記手摺部は、金属製の部品により構成されており、上端を、前記アンテナユニットより下方の高さに位置させるように設けられているものである。
本発明に係る作業車両は、前記作業車両において、前記アンテナユニットは、上下方向の位置である高さ位置について、全体を前記支持部材よりも上方に位置させる第1の高さ位置と、少なくとも一部を前記支持部材と重ねる第2の高さ位置に、位置変更可能に設けられているものである。
本発明に係る作業車両は、前記作業車両において、前記アンテナユニットに対する情報を取得するためのアンテナを備え、前記アンテナは、前記支持部材に対する前記手摺部の連結部に設けられているものである。
本発明によれば、キャビンの上部の高さ位置にアンテナユニットを設けた構成において、アンテナユニットに対する作業の安全性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るコンバインの左側面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの右側面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの平面図である。 本発明の一実施形態に係るキャビンの左側面図である。 本発明の一実施形態に係るキャビンの正面図である。 本発明の一実施形態に係るキャビンの平面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットおよびその支持構成を示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットおよびその支持構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットおよびその支持構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットの取付け構造を示す部分断面分解左側面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットおよびその支持構成を示す下方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る手摺部の下部の支持構成を示す後方斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャビンの回動構成についての説明図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットの内部構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットの内部構成を示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットの内部構成を示す部分拡大平面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットのアンテナ支持台を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナユニットにおける受信装置に関する回路構成を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るアンテナユニットおよびその支持構成を示す左側面図である。 本発明の他の実施形態に係るアンテナユニットおよびその支持構成を示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係るアンテナユニットを移動させた状態を示す正面図である。
本発明は、衛星からの位置情報を受信するためのアンテナユニットを、運転部を覆うキャビンの上部の高さ位置に備えた構成において、キャビンに手摺部を設けることにより、アンテナユニットに対する作業の安全性の向上を図ろうとするものである。以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
以下に説明する本発明の実施の形態では、本発明に係る作業車両として、コンバインを例にとって説明する。ただし、本発明に係る作業車両は、運転部を覆うキャビンを備えたものであればよい。本発明が適用される作業車両としては、自脱型コンバインや普通型コンバイン等の各種コンバインの他、例えばトラクタや土木作業用のホイルローダ等が挙げられる。
図1から図3を用いて、本実施形態に係る作業車両としてのコンバイン1の全体構成について説明する。なお、以下の説明では、コンバイン1の前方に向かって左側および右側を、それぞれコンバイン1における左側および右側とする。
図1から図3に示すように、コンバイン1は、左右一対のクローラ部3,3を有するクローラ式の走行装置として構成された走行部2と、走行部2により支持された走行機体4とを備える。コンバイン1は、刈取部5と、脱穀部6と、穀粒タンク7と、選別部8と、排出オーガ9と、排藁処理部10とを備える。走行機体4上には、駆動源としてのエンジン11が搭載されている。また、コンバイン1は、運転部12を覆うキャビン30を備えている。
走行部2を構成する各クローラ部3は、走行機体4の下方において前後方向に延設されたトラックフレーム3aと、トラックフレーム3aに支持された駆動スプロケット3c等の各種回転体と、これらの回転体に巻回された履帯3bとを有する。クローラ部3は、駆動スプロケット3cにおいて、エンジン11の動力の伝達を受けて駆動する。
刈取部5は、圃場の穀稈を刈り取りながら取り込むための装置構成であり、走行機体4の前部に設けられている。刈取部5は、走行機体4の前側において、コンバイン1の機体幅の略全体にわたって設けられている。刈取部5は、走行機体4に対して、昇降用の油圧シリンダを介して所定の軸回りに回動可能に装着されており、油圧シリンダの伸縮動作による回動動作によって昇降調節可能に設けられている。
刈取部5は、刈取フレームとしての刈取支持機枠5aを有し、この刈取支持機枠5aに、分草体5b、引起装置5c、刈刃装置5e、および穀稈搬送装置5fを支持させて構成されている。刈取部5は、分草体5bにより圃場の穀稈を分草し、分草した穀稈を引起装置5cにより引き起し、引き起した穀稈を穀稈搬送装置5fにより後側へ搬送しつつ刈刃装置5eにより切断して刈り取る。刈取部5により刈り取られた穀稈は、脱穀部6へと搬送される。刈取部5が有する各装置は、エンジン11から動力が伝達されることで作動する。
刈取部5は、走行機体4に対してサイドオープン可能に設けられている。具体的には、刈取部5を構成する刈取支持機枠5aが、走行機体4に対して、軸方向を上下方向に沿わせた回動支持部により回動可能に支持されている。回動支持部は、例えば走行機体4の左側に設けられている。刈取部5は、正面を向く通常状態から、回動支持部による回動軸を中心として左方に向けて回動し、例えば左側を向く状態となるまでの角度範囲で回動する。
走行機体4上には、刈取部5により刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀部6と、脱穀部6から取り出された穀粒を貯留する穀粒貯留部としての穀粒タンク7とが、横並び状に設けられている。脱穀部6は機体左側に、穀粒タンク7は機体右側にそれぞれ配置されている。コンバイン1は、走行部2により走行しながら刈取部5による穀稈の刈取りや脱穀部6による脱穀等を行う。
脱穀部6は、前後方向を回転軸方向とする扱胴6aおよび処理胴(図示略)と、扱胴6aの左方に設けられた穀稈供給装置(図示略)とを有する。穀稈供給装置は、刈取部5により刈り取られた穀稈の株元を挟持して穂先を扱胴6a側とした横臥姿勢で穀稈を後方へ搬送する。穀稈供給装置は、左右方向を回転軸方向とする複数のスプロケットに巻回されたフィードチェンと、フィードチェンと協働して穀稈の株元を挟扼する穀稈供給挟扼体とを有する。
走行機体4上における脱穀部6の下方には、脱穀部6により脱穀処理された処理物を選別処理する選別部8が設けられている。選別部8は、揺動選別装置8aと、図示せぬ風選別装置および穀粒搬送装置を有する。選別部8は、脱穀部6から落下してきた処理物を揺動選別装置8aにより揺動選別し、揺動選別後の処理物を風選別装置により風選別する。選別部8は、風選別後の処理物のうち、穀粒を穀粒搬送装置により穀粒タンク7に向けて右方へ搬送し、藁屑や塵埃などを風選別装置により後方へ飛ばして機体の外部に排出する。穀粒搬送装置により穀粒タンク7に向けて搬送された穀粒は、穀粒タンク7に貯留される。
走行機体4上には、穀粒タンク7内の穀粒を外部へ排出するための穀粒排出装置としての排出オーガ9が設けられている。排出オーガ9は、走行機体4の右後側に設けられた縦取出しコンベア9bを介して走行機体4に対して旋回可能に設けられている。また、排出オーガ9は、その基部を中心として上下昇降回動可能に設けられている。
排出オーガ9は、走行機体4の右後側の縦取出しコンベア9bから左前方に水平状に延伸した状態を収納状態としている。排出オーガ9は、収納状態において、平面視で、先端部を刈取部5の左側の部分に位置させ、機体の対角線に沿うように延伸している(図3参照)。排出オーガ9は、オーガ受け部としてのオーガレスト27に載置支持されることで収納状態となる。
オーガレスト27は、キャビン30の後部の左方において所定の支持部材により支持された状態で設けられている。オーガレスト27は、円筒状の排出オーガ9を位置決めした状態で収納支持するように上側を開放側とした凹形状を有し、排出オーガ9の延伸方向の中間部における所定の部位を下側から支持する。
穀粒タンク7に貯留されている穀粒は、スクリューコンベアを内装した排出オーガ9により搬送され、排出オーガ9の先端部に設けられた排出口9aから排出される。排出口9aから排出された穀粒は、トラックの荷台やコンテナ等に投入される。排出オーガ9は、穀粒の排出作業の際、収納状態から機体の左右方向または上下方向に回動することで、排出口9aを機体の外側に移動させる。
走行機体4上において、脱穀部6の後方には、脱穀部6による脱穀処理後の排藁を処理する排藁処理部10が設けられている。排藁処理部10は、排藁搬送装置10aと、排藁切断装置10bとを有する。排藁搬送装置10aは、脱穀部6により脱穀済みの穀稈(排稈)を後方に搬送して機体の外部に排出するかあるいは排藁切断装置10bに搬送する。排藁切断装置10bは、排藁搬送装置10aから搬送された排稈を切断して機体の外部に排出する。
走行機体4上において、刈取部5の右方であって穀粒タンク7の前方には、キャビン30により覆われた運転部12が設けられている。つまり、運転部12は、走行機体4の前部の上方においてキャビン30内に設けられている。運転部12の前部には、操向操作部としてのハンドル13が設けられており、ハンドル13の後方に、運転席14が設けられている。また、運転席14の左側方には、主変速レバー15を含む各種操作具等が配設されている。
運転部12の後下方には、エンジン11を含む原動機部が設けられている。エンジン11の動力は、変速装置等を介して、走行部2、刈取部5、脱穀部6、選別部8、排出オーガ9、排藁処理部10等、コンバイン1が備える各部の各種装置に伝達される。エンジン11は、ディーゼルエンジンである。エンジン11の右側方には、エンジンルームの右側を覆うエンジンカバー16が設けられている。
また、コンバイン1は、エンジン11からの排気ガスを浄化するための排気ガス浄化装置17を備えている。排気ガス浄化装置17は、DPFケース(ディーゼルパティキュレートフィルタケース)およびSCR(選択触媒還元)ケースを有し、これらのケースにエンジン11からの排気ガスを導入して、排気ガス中に含まれる煤等の粒子状物質や窒素酸化物(NOx)等を除去することで、排気ガスを浄化する。排気ガス浄化装置17は、エンジン11の本体部分の上方であって、キャビン30の左後側の位置に設けられている。
図4から図6を用いて、キャビン30の構成について説明する。キャビン30は、前面部31、後面部32、左側壁部33、右側壁部34、天井部をなすルーフ部35、および床部36を有し、これらの部分により全体として略箱状に構成されている。
キャビン30の前面部31は、その上側の過半部分を構成する前傾状の前上面部31aと、前面部31の略下半部を構成する前下がりの傾斜状の前下面部31bとを有し、全体として側面視で後側に凹の屈曲形状を有する。前上面部31aは、ガラスやアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等からなる矩形状の透明板により、全体的に透明な窓部として形成されている。前下面部31bは、鋼板等の金属製の部材により構成されている。
キャビン30の後面部32は、側面視で後傾形状を有する。すなわち、後面部32は、全体として、前側から後側にかけて下側から上側に向かうように、前下がりの傾斜面部として設けられている。
キャビン30の左側壁部33は、下側の部分を、鋼板等により構成された板金製の部分である下部側面部41としている(図4参照)。左側壁部33において、前後方向の中間部には、上下方向に沿う直線状の左支柱部42が設けられている。
左支柱部42は、左側壁部33において上下方向の略全体にわたるように設けられている。左支柱部42は、平面断面視で矩形状をなす中空状の柱部分であり、鉛直状の平坦な左側面42aを有する。左支柱部42は、左側面42aを、左側壁部33における他の部分に対してわずかに左方に突出させるように設けられている。
左側壁部33において、下部側面部41の上側かつ左支柱部42の後側には、矩形状の左後窓部43が設けられている。左後窓部43は、左側壁部33において左支柱部42の後側の部分をなす左側板44の上部に形成された枠状の部分に対して矩形状のガラス等の透明板45を取り付けることにより構成されている。左側板44の下部により、下部側面部41が形成されている。
左側壁部33において、左後窓部43の前方の部分は、左前窓部47となっている。左前窓部47は、略逆台形状を有し、前側の縁部を前面部31の前上面部31aの前傾状の傾斜に沿わせるとともに、後側の縁部を左支柱部42の上部に沿わせている。左前窓部47は、ガラスやアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等からなる矩形状の透明板により形成されており、上下方向について前面部31の前上面部31aと略同じ範囲に設けられている。
左側壁部33において、左前窓部47の上側には、前上側板57が設けられている。前上側板57は、左側壁部33の左支柱部42よりも前側の部分の上縁部を形成している。前上側板57は、下部を、左前窓部47の上縁部に対して内側(右側)から重ねている。
キャビン30の右側壁部34には、乗降用の開閉扉であるドア48が設けられている(図2参照)。ドア48は、前側から外方に開くようにキャビン30のフレーム部分に対して回動可能に支持されている。ドア48の前部には、取手49が設けられている。
キャビン30のルーフ部35は、平面視で前後方向を長手方向とする略矩形状の外形を有する。ルーフ部35は、前側の縁端部を、前面部31の上端部に対して前側に庇状に突出させており、後側の縁端部を、後面部32の上端部に対して後側に庇状に突出させている。ルーフ部35の前端面部には、複数の照明部51が横並びに設けられている(図5参照)。
ルーフ部35は、扁平状の外形を有するとともに中空状に構成されている。ルーフ部35は、ルーフ部35の基部をなす下側パネル(図示略)と、下側パネルの上側に設けられたルーフパネル50とを有し、これらのパネルにより中空部を形成している。ルーフパネル50は、上面部50aと、上面部50aの左右両側において下側に向けて屈曲形成された左右の側面部50bとを有する。ルーフパネル50は、下側パネル部を全体的に上側および左右両側から被覆するように設けられたカバー部材である。
また、ルーフパネル50の左側の側面部50bは、左側壁部33の上縁部を左方から覆っており、ルーフパネル50の右側の側面部50bは、右側壁部34の上縁部を右方から覆っている。なお、ルーフ部35の内部には、コンバイン1が備える空調装置の室内機等が設けられている。
キャビン30の床部36は、運転席14の前下方において、水平面状の床面部52を形成している。床面部52の後側に、前下がりの傾斜面部53を介して、略水平状の座席支持面部54が設けられており、座席支持面部54上に運転席14が設置されている(図4参照)。
以上のような構成を備えたキャビン30において、キャビン30の左方の側面部は、左側壁部33とルーフ部35の左側の部分とにより形成されている。また、キャビン30の右方の側面部は、右側壁部34とルーフ部35の右側の部分とにより形成されている。以下では、キャビン30において、左側壁部33とルーフ部35の左側の部分とを含む左方の側面部をキャビン左側面部37とする。
本実施形態に係るコンバイン1は、衛星からの位置情報を受信するためのアンテナユニット60を備える。アンテナユニット60は、キャビン30の左右の側面部のうちキャビン左側面部37の上部に設けられている。アンテナユニット60は、キャビン左側面部37の上部の左方の近傍に位置するように、キャビン30に対して所定の支持部材を介して支持された状態で設けられている。
アンテナユニット60は、平面視で略矩形状をなす箱状の外形を有し、長手方向を前後方向とする向きで設けられている。アンテナユニット60は、上下方向について、ルーフ部35と略同じ高さ位置に設けられている。具体的には、アンテナユニット60は、上下方向の寸法を、ルーフパネル50の側面部50bの上下方向の寸法と略同じとし、上下方向について、上下方向の略全体を、ルーフパネル50の側面部50bの高さ範囲に位置させるように設けられている。
アンテナユニット60は、前後方向について、キャビン左側面部37に設けられた左支柱部42よりも前側に位置している。具体的には、アンテナユニット60は、前後方向について、後端部を、左支柱部42の近傍に位置させており、左側面視で左前窓部47の上縁部に沿うように設けられている。アンテナユニット60は、前後方向について、左前窓部47の上縁部と略同じ長さを有する。アンテナユニット60は、前後方向について、ルーフ部35の全体の長さに対して略1/3の寸法を有し、ルーフ部35に対して左前側に位置するように設けられている(図6参照)。
アンテナユニット60は、左右方向について、右側面部を、ルーフパネル50の左側の側面部50bの直左方に位置させるように設けられている。このように、アンテナユニット60は、キャビン30に対して、ルーフ部35の前部の左方に隣接配置されている。
このようなアンテナユニット60の配置構成によれば、キャビン30をコンバイン1の機体における右前部に設けた構成において、アンテナユニット60は、左右方向について機体の略中央部に位置する(図3参照)。また、アンテナユニット60がルーフ部35の前左方に位置することから、照明部51による配光やキャビン30内からの視野がアンテナユニット60により妨げられることがない。
また、キャビン30の左側方には、収納状態の排出オーガ9との間に空間が形成されており、アンテナユニット60は、その空間を利用して配置されている。排出オーガ9は、収納状態から機体の左方または上方に回動する。このため、アンテナユニット60が排出オーガ9に干渉することがない。
アンテナユニット60は、測位衛星からの電波を受信してコンバイン1の位置を測定するための測位ユニットとして構成されている。アンテナユニット60は、受信部としての受信装置61と、演算部としての慣性航法装置62と、通信部としての無線通信装置63と、これらの装置を収容するケース64とを備えている。アンテナユニット60により、コンバイン1の自動操舵システムが構成されている。
受信装置61は、測位衛星からの電波を受信し、受信した電波を信号に変換して慣性航法装置62に送信する。受信装置61は、例えば、GNSS衛星群からの電波を受信するGNSS受信機(GNSSアンテナ)や、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信するGPS受信機(GPSアンテナ)等である。
慣性航法装置62は、3軸のジャイロと3方向の加速度を測定し、姿勢方位データを算出する。また、慣性航法装置62は、受信装置61から送信される信号に基づいて位置データを算出する。慣性航法装置62は、受信装置61からの位置情報に基づいて位置データを算出する演算装置として機能する。例えば、慣性航法装置62がGNSS受信機を搭載することで、慣性航法装置62により算出される姿勢方位データの信頼性が向上する。
アンテナユニット60は、慣性航法装置62を備えることで、悪天候、電波障害等で測位衛星からの電波を受信できない状況においても、慣性航法装置62によって検出した3方向の加速度に基づいて、移動速度や移動距離などを算出して測位する慣性航法を利用することが可能となる。
無線通信装置63は、慣性航法装置62によって算出された位置データおよび姿勢方位データを無線通信によって外部に送信する。無線通信装置63は、例えば無線LAN(Local Area Network)やモバイル通信を用いたデータ通信装置である。無線通信装置63から送信されるデータは、例えばオペレータが所持する携帯端末やコンバイン1のECU(Electronic Control Unit)等で受信され、圃場内での位置確認やコンバイン1の姿勢(前後左右への傾き等)の確認等に利用される。
ケース64は、ケース64の下部をなす下ケース体65と、ケース64の上部をなす上ケース体66とを有し、これらのケース体によって収容空間を形成するとともにアンテナユニット60の外形をなしている。ケース64は、下ケース体65および上ケース体66により、前後方向を長手方向とした比較的扁平な箱状の外形をなしている。下ケース体65および上ケース体66は、例えば樹脂製の部材である。
下ケース体65は、上側を開放させた箱状の部材であり、水平状の底面部65aと、前後左右の側面部を含み上縁部によって矩形状の開口部を形成する周壁部65bとを有する。上ケース体66は、下ケース体65の開口部を上側から覆う蓋状の部分である。上ケース体66は、前後左右の面部によって矩形状の縁部を形成しており、この縁部を下ケース体65の矩形状の開口部に嵌合させた状態で設けられている。上ケース体66は、下側の開口縁部を下ケース体65の上側の開口縁部に対して外側から重ねた状態で下ケース体65に嵌合しており、両ケース体は、互いの嵌合部分を貫通するボルト等の固定具67により複数箇所で互いに固定されている。
ケース64内において、前方から後方にかけて、無線通信装置63、受信装置61および慣性航法装置62の順に、これらの装置が所定の間隔をあけて配置されている。これらの装置は、ケース64内において下ケース体65の底面部65aの上側に設けられた装置取付板68(図16参照)に対してボルト等の固定具によって固定された状態で設けられている。
以上のように、アンテナユニット60は、ケース64内に受信装置61、慣性航法装置62および無線通信装置63を収容した一体的なユニットとして構成されている。これにより、アンテナユニット60について、機体に対する良好な取付け性と、複数の機種に対する高い汎用性が得られる。
また、アンテナユニット60の配置構成に関し、アンテナユニット60が機体の左右中央部に位置することにより、コンバイン1の位置情報および姿勢方位情報を取得する際の誤差を少なくすることができ、良好な測位精度を得ることができる。また、アンテナユニット60は、コンバイン1において高い位置であるキャビン30のルーフ部35と略同じ高さ位置に設けられているため、良好な測位精度を得ることができる。
アンテナユニット60によって取得される測位データ(位置データおよび姿勢方位データ)は、あらかじめ設定された経路上を自律的に走行しながら作業を行う自律型のコンバイン1の制御に用いられる。位置データは、例えば、コンバイン1が所定の経路に沿って走行しているか否かの判定に用いられる。また、姿勢方位データは、例えば、コンバイン1の傾斜を認識することで、コンバイン1の走行状態や圃場の状態の確認に用いられる。また、オペレータが無線通信装置63からの送信データを受け取ることで、コンバイン1に対してリアルタイムの指示を送ることができる。
なお、アンテナユニット60の構成は、本実施形態に限定されるものではない。アンテナユニット60の構成としては、例えば、受信装置61に、受信装置61によって受信した位置情報から位置データを算出する演算部としての機能を持たせることで、慣性航法装置62を省略した構成であってもよい。
アンテナユニット60の支持構成について、図4から図13を用いて説明する。なお、図7、図8および図10においては、ルーフパネル50の一部を切り欠いた状態で示している。また、図10においては、一部を断面で示している。
コンバイン1は、アンテナユニット60を支持する支持部材としての支持フレーム70を備えている。支持フレーム70は、所定の屈曲形状ないし湾曲形状を有する丸パイプ状の部材により構成されたフレーム部分であり、キャビン左側面部37に設けられている。
支持フレーム70は、前後に延伸するように構成されている。支持フレーム70は、前後の両端部を除いた大部分を、略前後方向に延伸したフレーム本体部としている。支持フレーム70は、パイプ状の部材による屈曲形状をなす部分として、前側から後側にかけて順に、前固定部71と、前後延伸部72と、傾斜部73と、後固定部74とを有する。
前固定部71は、左右方向を軸方向とした部分であり、キャビン左側面部37から左方に向けて延出した部分である。前固定部71の右側の端部が、支持フレーム70の前側の端部となる。
前後延伸部72は、前後方向を軸方向とした部分であり、前固定部71の左端部から、前固定部71とともに直角状の角部をなすように後方に向けて水平状に延伸した部分である。前後延伸部72と前固定部71との間の角部は湾曲部となっている。
傾斜部73は、側面視において後上がりの傾斜方向、かつ平面視において前側から後側にかけて徐々に左右外側(左側)から左右内側(右側)に向かう傾斜方向を軸方向とした部分である。傾斜部73は、前後延伸部72の後端部から、側面視かつ平面視において前後延伸部72とともに鈍角状の角部をなすように斜め後上右方に向けて延伸した部分である。
側面視において、傾斜部73と前後延伸部72のなす角度は、例えば170°程度である。また、平面視において、傾斜部73と前後延伸部72のなす角度は、例えば170°程度である。
後固定部74は、左右方向を軸方向とした部分であり、傾斜部73の後端部から、傾斜部73とともに鈍角状の角部をなすように右方に向けて水平状に延伸した部分である。平面視において、傾斜部73と後固定部74のなす角度は例えば100°程度である。傾斜部73と後固定部74との間の角部は湾曲部となっている。後固定部74の右側の端部が、支持フレーム70の後側の端部となる。
支持フレーム70においては、前後延伸部72および傾斜部73により、略前後方向に延伸したフレーム本体部が形成されている。支持フレーム70は、左側面視において、ルーフパネル50の左側の側面部50bの下縁部の下方近傍に位置し、ルーフパネル50の左側の側面部50bに沿うように設けられている。
支持フレーム70は、前端部および後端部を、キャビン左側面部37に固定させた状態で設けられている。すなわち、支持フレーム70は、前端部となる前固定部71の右側の端部、および後端部となる後固定部74の右側の端部を、それぞれキャビン左側面部37に固定させた状態で設けられている。
支持フレーム70の前側の端部は、キャビン左側面部37において、前面部31を構成する前上面部31aの上端部近傍に位置している。支持フレーム70の前側の端部は、キャビン左側面部37の前上部を構成する前上側板57に対して、前取付プレート76を介して固定されている。
前取付プレート76は、略矩形状の外形を有する板状部材であり、板厚方向を左右方向とするとともに、長手方向を上下方向とする向きで、前上側板57に対して固定されている。前取付プレート76は、前上側板57に固設された取付座77に対して、固定ボルト78により固定されている。つまり、前取付プレート76は、前上側板57に対して取付座77を介して固定されている。
取付座77は、互いに平行な上面部および下面部並びに左側面部を有し、正面視で右側(前上側板57側)を開放側とした略「U」字形状をなす金具であり(図8参照)、溶接等によって前上側板57に固定されている。取付座77は、前後方向について前取付プレート76と略同じ寸法を有する。取付座77においては、左側面部が、前取付プレート76の取付けを受ける面部となる。
前取付プレート76は、固定ボルト78により、前後2箇所で取付座77に固定されている。固定ボルト78は、前取付プレート76および取付座77の左側面部を貫通し、左側面部の裏側(右側)に設けられたナット部79に螺挿されている。固定ボルト78による固定部は、前取付プレート76の上部の前後の角部近傍に位置している。前取付プレート76は、上部を固定ボルト78により取付座77に対して固定させ、下部を、取付座77から下方に延出させている。
前取付プレート76の下部は、左前窓部47の前上側の角部に対して左右外側(左側)の近傍に位置している。前取付プレート76の下部に対して、支持フレーム70の前固定部71の右端部が固定されている。前固定部71の右端部は、前取付プレート76の下部に形成された円形状の開口部76aに嵌合した状態で、溶接等により前取付プレート76に固定されている。
前取付プレート76と支持フレーム70との間には、補強プレート80が設けられている。補強プレート80は、上下方向について前取付プレート76と略同じ寸法を有する板状の部材であり、前後方向を板厚方向とする向きで、前固定部71の後側に設けられている。
補強プレート80は、前取付プレート76の前後方向の中間部の位置において前取付プレート76に対して垂直状に左方に突出するように設けられている。補強プレート80は、前取付プレート76に対して溶接等によって固定されるとともに、前固定部71の右端部に対して溶接等によって固定されている。補強プレート80は、前固定部71に対する固定部分について、左右方向の寸法を他の部分に対して長くした膨出形状を有する。
支持フレーム70の前固定部71は、前取付プレート76に対して、ルーフパネル50の左側の側面部50bから下方に延出した部分に対して固定されている。前上側板57に対する固定ボルト78による前取付プレート76の固定部分は、ルーフパネル50の左側の側面部50bによって左方から覆われている。したがって、前上側板57に対する前取付プレート76の固定部分は、左側面視において、ルーフパネル50の左側の側面部50bにより隠れた部分となっている。
支持フレーム70の後側の端部は、キャビン左側面部37において、左後窓部43の後部の上方に位置している。支持フレーム70の後側の端部は、キャビン左側面部37の後部を構成する左側板44の上端部に対して、後取付プレート81を介して固定されている。
後取付プレート81は、略截頭二等辺三角形状の外形を有する板状部材であり、板厚方向を左右方向とするとともに、頂部側を下側とする向きで、左側板44に対して固定されている。後取付プレート81は、左側板44に対して、固定ボルト82により固定されている。
後取付プレート81は、固定ボルト82により、前後2箇所で左側板44に固定されている。固定ボルト82は、左側板44を貫通し、左側板44の裏側(右側)に設けられた図示せぬ雌ネジ部に螺挿されている。固定ボルト82による固定部は、後取付プレート81の上部の前後の角部近傍に位置している。
後取付プレート81の下部に対して、支持フレーム70の後固定部74の右端部が固定されている。後固定部74の右端部は、後取付プレート81の下部に形成された円形状の開口部81aに嵌合した状態で、溶接等により後取付プレート81に固定されている。
支持フレーム70の後固定部74は、後取付プレート81に対して、ルーフパネル50の左側の側面部50bから下方に延出した部分に対して固定されている。左側板44に対する固定ボルト82による後取付プレート81の固定部分の上部は、ルーフパネル50の左側の側面部50bによって左方から覆われている。したがって、左側板44に対する後取付プレート81の固定部分の上部は、左側面視において、ルーフパネル50の左側の側面部50bにより隠れた部分となっている。
以上のようにキャビン30に対して固定支持された支持フレーム70に対して、支持フレーム70の前部の上にアンテナユニット60が支持されている。アンテナユニット60は、支持フレーム70の前後延伸部72において前後2箇所に設けられた支持ブラケット90に固定された状態で支持されている。前側の支持ブラケット90は、支持フレーム70に対し、前固定部71と前後延伸部72による角部の近傍に設けられており、後側の支持ブラケット90は、前後延伸部72の前後の中間部に設けられている。
支持ブラケット90は、支持フレーム70に固設された取付ブラケット91に固定されている。つまり、支持ブラケット90は、支持フレーム70に対して取付ブラケット91を介して設けられている。支持ブラケット90および取付ブラケット91は、支持フレーム70の前後延伸部72の軸心位置を中心として左右対称または略左右対称となるように構成されている。また、前後の支持ブラケット90および取付ブラケット91の組同士は、前後方向について対称または略対称となるように構成されている。
取付ブラケット91は、板状の部材を屈曲形成した態様の長手状の部材であり、長手方向を左右方向として、平面視で前後延伸部72の軸方向に直交するように、前後延伸部72の上側に設けられている。取付ブラケット91は、互いに平行な前面部91aおよび後面部91b並びに上面部91cを有し、これらの面部によって側面視で下側を開放側とした略「U」字形状をなしている。
取付ブラケット91の前面部91aおよび後面部91bの左右の中央部の下側には、前後延伸部72を嵌合させるための半円状の切欠部91dが形成されている。取付ブラケット91は、前面部91aおよび後面部91bの切欠部91dに前後延伸部72を嵌合させた状態で、溶接等により前後延伸部72に固定されている。取付ブラケット91は、長手方向について、アンテナユニット60のケース64の幅方向(左右方向)の寸法よりも短く、同寸法の半分よりも長い寸法を有する。
支持ブラケット90は、板状の部材を屈曲形成した態様の長手状の部材であり、長手方向を左右方向として、平面視で前後延伸部72の軸方向に直交するように、前後延伸部72の上側に設けられている。支持ブラケット90は、取付ブラケット91と略同じ長さを有する。
支持ブラケット90は、前後方向を板厚方向とする固定面部90aと、固定面部90aの上端から直角状に屈曲形成された水平状の支持面部90bと、固定面部90aの左右両端から直角状に屈曲形成された左右の側面部90cとを有する。支持ブラケット90においては、支持面部90bが、アンテナユニット60のケース64の取付けを受ける面部となる。支持面部90bは、取付ブラケット91の上面部91cと略同じ高さに位置している。
前側の支持ブラケット90は、固定面部90aを後側とする向きで、取付ブラケット91の前側に位置し、固定面部90aを取付ブラケット91の前面部91aに重ねた状態で、固定ボルト92により左右両端の2箇所で取付ブラケット91に固定されている。固定ボルト92は、固定面部90aおよび前面部91aを貫通し、取付ブラケット91の前面部91aの後側に設けられたナット部93に螺挿されている。
後側の支持ブラケット90は、固定面部90aを前側とする向きで、取付ブラケット91の後側に位置し、固定面部90aを取付ブラケット91の後面部91bに重ねた状態で、固定ボルト94により左右両端の2箇所で取付ブラケット91に固定されている。固定ボルト94は、固定面部90aおよび後面部91bを貫通し、取付ブラケット91の後面部91bの前側に設けられたナット部95に螺挿されている。
支持ブラケット90の固定面部90aの左右の中央部の下側には、前後延伸部72を嵌合させるための半円状の切欠部90dが形成されている。支持ブラケット90は、下側の左右中間部において切欠部90dを中央部に位置させた逆V字状の凹形状を有し、切欠部90dに前後延伸部72を嵌合させることで、左右両側の下縁部を前後延伸部72よりも下方に位置させている。
このような前後の支持ブラケット90に対し、アンテナユニット60のケース64が、固定ボルト96により支持面部90bに固定されている。固定ボルト96による固定部は、各支持ブラケット90において左右両側の2箇所に設けられている。このため、支持ブラケット90の支持面部90bには、左右両側の2箇所に、固定ボルト96を貫通させるための孔部90eが形成されている(図9参照)。このように、アンテナユニット60は、前後の支持ブラケット90に対して2箇所ずつ計4箇所で固定ボルト96により固定されている。
アンテナユニット60においては、ケース64内に、固定ボルト96の螺挿を受ける雌ネジ部97が設けられている。雌ネジ部97は、ネジ穴を有する筒状の部材により構成されており、ケース64の下ケース体65の底面部65aに臨んでネジ穴を開口させるように、ケース64に固設されている。雌ネジ部97は、固定ボルト96による固定部に対応して4箇所に設けられている。このような構成において、固定ボルト96は、支持ブラケット90の支持面部90bを下側から貫通し、雌ネジ部97に螺挿され、支持ブラケット90に対してケース64を固定させる。
アンテナユニット60は、支持フレーム70の略前半部の上側に支持された状態で設けられている。具体的には、アンテナユニット60は、支持フレーム70に対して、平面視において、ケース64の外形の左右の中心を前後延伸部72の軸心位置に一致または略一致させる位置に設けられている。また、アンテナユニット60は、前後方向について、ケース64の前端部を、前固定部71より前方に位置させるとともに、ケース64の後端部を、前後延伸部72と傾斜部73による屈曲部よりも前方に位置させている。
以上のようにキャビン30の左方上部に支持フレーム70によってアンテナユニット60を支持した構成に対し、手摺部100が設けられている。すなわち、コンバイン1は、アンテナユニット60に対する作業を行うために用いられる手摺部100を備えている。手摺部100は、所定の屈曲形状ないし湾曲形状を有する丸パイプ状の部材により構成されており、キャビン30のキャビン左側面部37に設けられている。
手摺部100は、上下に延伸するように構成されている。手摺部100は、上下の両端部を除いた大部分を、側面視で上下方向に延伸した手摺本体部としている。手摺部100は、パイプ状の部材による屈曲形状をなす部分として、下側から上側にかけて順に、下固定部101と、傾斜延伸部102と、上固定部103とを有する。
下固定部101は、左右方向を軸方向とした部分であり、キャビン左側面部37から左方に向けて延出した部分である。下固定部101の右側の端部が、手摺部100の下側の端部となる。
傾斜延伸部102は、側面視において上下方向に沿う方向、かつ正面視において下側から上側にかけて徐々に左右内側(右側)から左右外側(左側)に向かう傾斜方向を軸方向とした部分である。傾斜延伸部102は、正面視において下固定部101とともに鈍角状の角部をなすように斜め左上方に向けて延伸した部分である。正面視において、傾斜延伸部102の軸方向が上下方向に対してなす角度は、例えば5~10°程度である。傾斜延伸部102と下固定部101との間の角部は湾曲部104となっている。
上固定部103は、上下方向を軸方向とした部分であり、傾斜延伸部102の上端部から、傾斜延伸部102とともに鈍角状の角部をなすように上方に向けて延伸した部分である。上固定部103の上端部が、手摺部100の上側の端部となる。
手摺部100においては、傾斜延伸部102および上固定部103により、側面視で上下方向に延伸した手摺本体部が形成されている。この手摺本体部の大部分をなす傾斜延伸部102が、手摺部100において主に作業者により把持される部分となる。手摺部100は、左側面視において、キャビン左側面部37を構成する左支柱部42の上部に重なるように設けられている。手摺部100は、上下方向について、キャビン左側面部37の半分以上の範囲にわたって設けられている。具体的には、手摺部100は、上端部を、キャビン30の前上面部31aの上端と略同じ高さに位置させており、下端部を、前上面部31aの下端よりも下方の高さに位置させている。
手摺部100は、上端部を支持フレーム70に連結させるとともに、下端部をキャビン左側面部37に固定させた状態で設けられている。すなわち、手摺部100は、上端部となる上固定部103の上端部を支持フレーム70に連結支持させ、下端部となる下固定部101の右側の端部をキャビン左側面部37に固定させた状態で設けられている。
手摺部100の上端部は、支持フレーム70に固設された上側の連結部材である上支持ブラケット110を介して、支持フレーム70に連結されている。上支持ブラケット110は、支持フレーム70において、後側の支持ブラケット90と、前後延伸部72と傾斜部73による角部との間の部分に対して、支持フレーム70の下側に設けられている。
上支持ブラケット110は、板状の部材を所定の形状に屈曲形成した態様の部材である。上支持ブラケット110は、左右方向を板厚方向とした略矩形状の固定面部110aと、固定面部110aの前後の端部から左右内側(右側)に向けて直角状に屈曲した前後の側面部110bとを有し、これらの面部によって上面視で右側を開放側とした略「U」字形状をなしている。上支持ブラケット110においては、固定面部110aが、手摺部100の上端部の取付けを受ける面部となる。
上支持ブラケット110の前後の側面部110bの上部の左側には、支持フレーム70の前後延伸部72を嵌合させるための凹状の切欠部110cが形成されている。上支持ブラケット110は、前後の側面部110bの切欠部110c内に前後延伸部72を位置させた状態で、溶接等により前後延伸部72に固定されている。上支持ブラケット110は、固定面部110aの上縁部を、前後延伸部72の左方に位置させている。
手摺部100は、固定プレート115を介して、上固定部103の上端部を上支持ブラケット110に固定させている。固定プレート115は、略截頭二等辺三角形状の外形を有する板状部材であり、板厚方向を左右方向とするとともに、頂部側を下側とする向きで設けられている。固定プレート115は、上固定部103の上端部の左側に溶接等により固定されている。
固定プレート115は、上支持ブラケット110の固定面部110aに裏側(右側)から重なった状態で、固定ボルト116により、前後2箇所で固定面部110aに固定されている。固定ボルト116は、固定面部110aおよび固定プレート115を貫通し、固定プレート115の裏側(右側)に設けられたナット部117に螺挿されている。固定ボルト116による固定部は、固定プレート115の上部の前後の角部近傍に位置している。
手摺部100、並びに手摺部100の上端部を支持フレーム70に連結させるための上支持ブラケット110および固定プレート115は、左側面視において、上下方向に沿う手摺部100の軸心位置を中心として左右対称または略左右対称となるように構成されている。また、左側面視において、手摺部100は、全体を、キャビン左側面部37を構成する左支柱部42の幅(前後方向の寸法)の範囲内に位置させている。
手摺部100の下端部は、キャビン左側面部37を構成する左支柱部42に対して、取付部材である下支持ブラケット120を介して固定されている。下支持ブラケット120は、図12に示すように、略「L」字状の屈曲形状をなす取付け金具である。下支持ブラケット120は、屈曲形状をなす面部として、固定面部121と支持面部122とを有する。
下支持ブラケット120は、上下方向を長手方向として、固定面部121を左支柱部42の左側面42aに沿わせた状態で、固定ボルト124により上下2箇所で左支柱部42に固定されている。固定ボルト124は、固定面部121および左側面42aをなす左支柱部42の左面部を貫通し、この左面部の裏側に設けられた図示せぬナット部に螺挿されている。支持面部122は、固定面部121の前側から左方に向けて突出し、前後方向を板厚方向としている。
下支持ブラケット120において、上下方向の中央部には、貫通状の開口部123が形成されている。開口部123は、固定面部121と支持面部122による角部を切り欠いた態様で形成されている。開口部123は、固定面部121に対する形成部位について、手摺部100の下固定部101の軸方向視である左側面視で下固定部101の外形に対応して円形状に沿う部分を有する。固定面部121においては、開口部123の上下両側に、固定ボルト124による固定部が設けられている。
以上のような下支持ブラケット120に対して、手摺部100は、下固定部101の先端部を固定面部121における開口部123に嵌合させるとともに、下固定部101と湾曲部104の一部を支持面部122の後面122a側に位置させた状態で、溶接等によって下支持ブラケット120に固定されている。下支持ブラケット120に対する手摺部100の溶接部位は、例えば、開口部123に対する下固定部101の嵌合部分と、支持面部122の後面122aに対する下固定部101および湾曲部104の接触部分である。
以上のように、手摺部100は、上端側を支持フレーム70に連結支持させるとともに、下端側をキャビン左側面部37に連結支持させ、支持フレーム70とキャビン左側面部37との間に架設された状態で設けられている。
以上のようにアンテナユニット60の支持フレーム70に対して手摺部100を設けた構成において、アンテナユニット60と手摺部100とは、平面視で互いに前後に位置するように配置されている。
図6に示すように、本実施形態では、手摺部100は、前後方向について、アンテナユニット60の後方に位置しており、アンテナユニット60と手摺部100とは、前後に並んで配置されている。具体的には、平面視で左右方向に沿って延伸した態様となる手摺部100が、アンテナユニット60に対して、ケース64の後端の後方の近傍に位置している。
本実施形態では、手摺部100は、前後方向についてアンテナユニット60の後方に位置しているが、平面視で互いに前後に位置するような配置は、本実施形態に限定されてない。例えば、アンテナユニット60の下方に位置する手摺部100が、平面視で一部(前側の部分)をアンテナユニット60の後端部に重ねるような配置であってもよい。
また、手摺部100は、金属製の部品により構成されている。具体的には、手摺部100は、円形の横断面形状を有する鋼管により構成されている。そして、手摺部100は、上端を、アンテナユニット60より下方の高さに位置させるように設けられている。
図7に示すように、手摺部100の上端は、固定プレート115の上端よりも下方に位置している。固定プレート115の上端は、上支持ブラケット110において、固定面部110aの上端よりも下方に位置している。上支持ブラケット110は、支持フレーム70の前後延伸部72の上端よりも下方に位置している。アンテナユニット60は、ケース64の底面部65aを、前後延伸部72の上側に設けられた支持ブラケット90に支持させた状態で、支持ブラケット90を介して前後延伸部72の上方に設けられている。
このように、手摺部100の上端は、アンテナユニット60の下面部となる底面部65aよりも下方に位置している。なお、手摺部100の上端は、手摺部100を構成する鋼管の水平な開口端面となっている。
図13に示すように、キャビン30は、コンバイン1の機体の左右方向の外側に開くように、走行機体4に対して上下方向の軸である開閉軸A1回りに回動可能に設けられている。図13に示す例では、開閉軸A1は、平面視でキャビン30の後部の左寄りの位置に設けられている。
図13に示すように、キャビン30は、正面を向く収納状態から、開閉軸A1を中心に右方に向けて略90°の角度範囲で回動可能に設けられている(矢印B1参照)。キャビン30が収納状態から略90°右方に回動した状態を開放状態とする。図13では、開放状態のキャビン30を二点鎖線で示している。
開閉軸A1を中心としたキャビン30の回動支持部は、例えば、走行機体4に立設された支柱部と、キャビン30側に設けられ支柱部に対して回動可能に連結された筒状の軸支部とを含んで構成される。キャビン30は、収納状態および開放状態の各状態で、図示せぬロック機構によって走行機体4側に固定される。キャビン30が開放状態となることで、キャビン30の下方に位置するエンジン11やその付近の装置の点検や修理等が行いやすくなる。
キャビン30が開放状態となるに際し、穀粒タンク7は、通常の収納位置から、前側を機体の外側へと開くように、排出オーガ9の縦取出しコンベア9b(図1参照)の軸心回りに外側に回動した状態(サイドオープンした状態)となる。これにより、開放状態となるキャビン30の配置スペースが確保され、キャビン30が穀粒タンク7に干渉することが避けられる。穀粒タンク7を回動させて機外側方(右側方)へと開くことで、脱穀部6の右側やエンジン11の設置スペース等が開放される。なお、穀粒タンク7に対しては、穀粒タンク7を収納位置に固定するためのロック装置(図示略)が設けられている。
このように機体の幅方向(左右方向)の外側に回動するように設けられたキャビン30において、アンテナユニット60、支持フレーム70および手摺部100の設置面部となるキャビン左側面部37は、キャビン30の左右の側面部のうち、機体の左右方向の内側に位置する側面部である。つまり、アンテナユニット60、支持フレーム70および手摺部100は、キャビン30の左右の側面部のうち、キャビン30が開く側と反対側の側面部であるキャビン左側面部37に対して設けられている。
したがって、キャビン30が開閉軸A1回りに右側に回動して開放状態となることで(図13、矢印B1参照)、キャビン左側面部37は略前方または前方を向くことになる。つまり、右側に回動したキャビン30に対し、アンテナユニット60、支持フレーム70および手摺部100が前側に位置し、機体の右方において開放された状態となる。
また、コンバイン1は、アンテナユニット60に対する補助的な情報を取得するためのアンテナとしての補助アンテナ130を備える(図7参照)。補助アンテナ130は、アンテナユニット60によるコンバイン1の自動操舵システムにおいて、GPS補正情報の取得用のアンテナである。補助アンテナ130は、直線棒状の部材である。
補助アンテナ130は、独自に設けたアンテナや通信キャリア等の通信キャリア基地局、あるいは自治体等により設置された固定基地局から、インターネット回線等の通信手段を介してGPS補正情報を受信する。アンテナユニット60は、受信装置61が受信した測位衛星からの位置情報を、補助アンテナ130が受信した補正情報によって慣性航法装置62等により補正し、無線通信装置63等によって本機の位置情報を出力(送信)する。
補助アンテナ130は、支持フレーム70に対する手摺部100の連結部に設けられている。具体的には、支持フレーム70に対する手摺部100の連結部を構成する連結部材としての上支持ブラケット110に、補助アンテナ130を支持する部分として、アンテナ支持面部110dが設けられている。
アンテナ支持面部110dは、上支持ブラケット110において、固定面部110aの上端部から左方に向けて直角状に屈曲形成された水平状の板状部分である。アンテナ支持面部110dの左方の端部の前後中央部に、切欠き状の支持凹部110eが形成されている。支持凹部110eは、左側を開放側とした凹状の部分であり、アンテナ支持面部110dの板厚方向に対して貫通状に形成されている。
アンテナ支持面部110dが補助アンテナ130の取付座となり、支持凹部110eの部分に対して、補助アンテナ130が立った状態で支持される。アンテナ支持面部110dに対する補助アンテナ130の固定構造としては、例えば、図7に示すように、補助アンテナ130の下端部に拡径状のフランジ部131を形成するとともにその下側の部分に雄ネジ部を形成し、フランジ部131と雄ネジ部に螺合したナット132とによりアンテナ支持面部110dを上下に挟持固定させる構造がある。補助アンテナ130の高さは、例えば、補助アンテナ130の先端(上端)がケース64の上下中間部に位置する程度である。
このように、補助アンテナ130は、上支持ブラケット110に対して取り付けられることで、手摺部100の直上に設けられている。なお、補助アンテナ130の形状や、アンテナ支持面部110dに対して補助アンテナ130を固定するための構成は特に限定されるものではない。また、上支持ブラケット110に支持されるアンテナは、補助アンテナ130に限られるものではなく、アンテナユニット60に関する情報を取得するためのアンテナであればその機能や形状等は限定されない。
以上のような構成を備えた本実施形態に係るコンバイン1によれば、キャビン30の上部の高さ位置にアンテナユニット60を設けた構成において、アンテナユニット60に対する作業の安全性を向上させることができる。
コンバイン1は、キャビン左側面部37において手摺部100を備える。このような構成によれば、地面から高い位置にあるアンテナユニット60の取外しや高さ調整等の位置調整やメンテナンス等の際、作業者が台や脚立等に乗った状態で行われるアンテナユニット60に対する作業において、作業者は手摺部100を把持することで体を安定させることができる。これにより、作業の安全性を向上させることができる。なお、アンテナユニット60に対する作業に際しては、刈取部5をサイドオープンさせることでキャビン30の左前側のスペースが開放され、かかるスペースが、台や脚立等の設置スペースや作業者の作業スペースとして用いられる。
また、手摺部100の形態に関し、手摺部100は、その大部分をなす傾斜延伸部102において、上側から下側にかけてキャビン左側面部37に近付く向きに傾斜した形状を有する。このような構成によれば、例えば手摺部100が手摺本体部を全体的に鉛直状に延伸させた構成との比較において、良好な把持性を得ることができるとともに、刈取部5の後部に対して手摺部100が接触することを避けて機体のコンパクト化を図ることができる。
また、コンバイン1において、アンテナユニット60と手摺部100とは、前後方向に並べて配置されている。このような構成によれば、アンテナユニット60および手摺部100それぞれの配置スペースが前後に分かれるため、手摺部100に対する良好な把持性を得ることができる。これにより、手摺部100の使い勝手が良くなり、台や脚立等に乗った状態でのアンテナユニット60に対する作業の安全性を効果的に向上させることができる。
なお、本実施形態では、アンテナユニット60の後側に手摺部100が設けられているが、これらの前後関係が逆であってもよい。つまり、前後方向について、アンテナユニット60の前側に手摺部100を配置した構成であってもよい。
また、コンバイン1において、アンテナユニット60を支持する支持フレーム70は、前後方向に延びた態様で設けられ、前端部および後端部をキャビン左側面部37に固定させており、手摺部100は、上下方向に延びた態様で設けられ、上端部を支持フレーム70に連結させるとともに下端部をキャビン左側面部37に固定させている。このような構成によれば、アンテナユニット60をキャビン30に対して強固に支持することができる。
具体的には、図4に示すように、アンテナユニット60を支持する支持フレーム70は、キャビン左側面部37に対し、前取付プレート76による上部前側の第1固定部と、後取付プレート81による上部後側の第2固定部とにより前後2箇所で固定支持されている。そして、上端部を支持フレーム70の前後中間部に連結させた手摺部100の下端部は、キャビン左側面部37に対し、下支持ブラケット120による第3固定部により固定支持されている。
このように、キャビン左側面部37に対するアンテナユニット60の支持構成として、第1固定部および第2固定部により前後で支持された支持フレーム70を、一端側が第3固定部で支持された手摺部100により下側から支持したフレーム構造が構成されている。このようなフレーム構造によれば、キャビン左側面部37に対し、左側面視で略逆二等辺三角形の頂点に位置する3箇所の固定部、つまり第1固定部、第2固定部および第3固定部の3点でバランス良くしっかりとアンテナユニット60を支持することができ、十分な支持強度を得ることができる。
また、支持フレーム70の形態に関し、支持フレーム70は、後部において、平面視で前側から後側にかけてキャビン左側面部37に近付く向きに傾斜した傾斜部73を有する。このような構成によれば、収納状態で支持フレーム70の左方の近傍に位置する排出オーガ9に対して支持フレーム70が接触することを回避することができる。なお、平面視において、傾斜部73の延伸方向は、収納状態の排出オーガ9の延伸方向と略平行となっている。
また、コンバイン1において、キャビン30は、走行機体4に対して右側に回動して開くように設けられており、キャビン30が開く側と反対側のキャビン左側面部37に、アンテナユニット60および手摺部100が設けられている。このような構成によれば、キャビン30が開放状態となることで、キャビン左側面部37が前側を向いた状態となり、アンテナユニット60および手摺部100の前側が開放空間となる。これにより、台や脚立等に乗った状態でのアンテナユニット60に対する作業について良好な作業性を得ることができ、作業性の向上を図ることができる。
また、コンバイン1において、手摺部100は、金属製の部品で構成されており、手摺部100の上端は、アンテナユニット60より下方に位置している。このような構成によれば、手摺部100の強度を容易に確保することができるとともに、手摺部100の製造において良好な加工性を得ることができる。また、手摺部100がアンテナユニット60による電波受信の妨げになることを抑制することができ、アンテナユニット60における電波受信について良好な感度を得ることができる。これにより、アンテナユニット60によるコンバイン1の測位精度を確保することができる。
また、コンバイン1は、補助アンテナ130を備え、補助アンテナ130の支持部が、支持フレーム70に対する手摺部100の上端側の連結部を構成する上支持ブラケット110に設けられている。このような構成によれば、キャビン30内の運転部12に補助アンテナ130を設けた場合と比べて、補助アンテナ130をキャビン30の外部に設置することができるので、良好な通信感度を得ることができる。
また、手摺部100の連結構造を利用して補助アンテナ130を設けることができるので、補助アンテナ130を支持するための構成を別途設けることなく、簡単な構成により補助アンテナ130を設置することができる。また、支持フレーム70に対する手摺部100の連結部は、例えば支持フレーム70の他の部分と比べて機体の振動の影響を受けにくい部分となるため、補助アンテナ130の振れに対して有利な位置に補助アンテナ130を設けることができる。以上のように、支持フレーム70に対する手摺部100の連結部に補助アンテナ130を立てた構成によれば、簡単な構成により、アンテナユニット60によるコンバイン1の測位精度を確保することができる。
[アンテナユニットの構成]
アンテナユニット60の構成について、図14から図18を用いて説明する。なお、図14および図16においては、上ケース体66を外した状態を示している。
図14および図15に示すように、アンテナユニット60は、前側から後側にかけて設けられた無線通信装置63、受信装置61および慣性航法装置62を有し、これらの装置は、ケース64内において底面部65aに対して平行状に設けられた水平板状の装置取付板68に固定された状態で設けられている。
装置取付板68は、ケース64の内部において底面部65aの略全体を上側から被覆するように設けられており、底面部65aの形状に対応して前後方向を長手方向とした略矩形状の外形を有する。装置取付板68は、上面を、各装置の取付けを受ける水平状の取付面68aとしている。装置取付板68の四隅の部分は、面取状の傾斜辺部となっている。また、装置取付板68の短手方向(左右方向)の両側の長辺部には、装置取付板68の水平状の本体部分に対して下側に直角状に屈曲した補強用の屈曲面部68bが形成されている(図15参照)。装置取付板68は、例えば鋼板等の金属製の部材であり、図示せぬボルト等の固定具によって下ケース体65の底面部65aに固定されている。
無線通信装置63は、装置取付板68の前端部上に設けられている。無線通信装置63は、略直方体状の外形を有する本体部63aと、本体部63aの左側の側面部に立設された前後2本のアンテナ部63bとを有する。無線通信装置63は、本体部63aの前後両側に、無線通信装置63を装置取付板68に固定するための固定片部63cを有する。固定片部63cは、本体部63aの下縁部から取付面68aに沿うように外側に突設された板状の部分である。
無線通信装置63は、固定片部63cおよび装置取付板68を上側から貫通するボルト151により、装置取付板68に固定されている。ボルト151は、装置取付板68の下側に位置するナット部152に螺挿されている。固定片部63cによる無線通信装置63の固定部は、本体部63aの前後両側において左右2箇所ずつ、計4箇所に設けられている(図14参照)。
慣性航法装置62は、装置取付板68の後端部上に設けられている。慣性航法装置62は、平面視で略矩形状の外形を有し、下部において下窄まりの形状である略逆四角推台形状を有する。慣性航法装置62は、装置取付板68上に載置された状態で、装置取付板68を下側から貫通するボルト153により装置取付板68に固定されている。ボルト153は、慣性航法装置62内に設けられ慣性航法装置62の底面に臨んで開口した雌ネジ部154に螺挿されている。ボルト153による固定部は、前後両側において左右2箇所ずつ、計4箇所に設けられている(図14参照)。
受信装置61は、平面視で略角丸正三角形状をなす扁平状の外形を有し、平面視外形について、1つの頂部側を右側とするとともに、左側に位置する辺部を前後方向に沿わせた向きで設けられている。受信装置61は、装置取付板68の前後の中間部において、装置取付板68に対してアンテナ支持台160を介して設けられている。
アンテナ支持台160は、板状の部材を所定の形状に屈曲形成した箱状の部材である。アンテナ支持台160は、装置取付板68に固定された状態で設けられている。アンテナ支持台160は、受信装置61を支持する面として、装置取付板68に対して上方に離間した高さに位置する支持面160aをなしている。
アンテナ支持台160は、上面を支持面160aとする水平状の上面部161と、上面部161の前側の縁部から下側に向けて直角状に屈曲した前面部162と、上面部161の右側の縁部から下側に向けて直角状に屈曲した右側面部163と、上面部161の右後側の縁部から下側に向けて直角状に屈曲した右後側面部164とを有する。
アンテナ支持台160は、前後両側に、アンテナ支持台160を装置取付板68に固定するための固定片部165a,165b,165cを有する。これらの固定片部は、装置取付板68に取り付けられる他の装置等に干渉しないように所定の形状を有する。前側の固定片部165a,165bは、前面部162の下端部から取付面68aに沿うように外側(前側)に突設された板状の部分である。後側の固定片部165cは、右後側面部164の下端部から取付面68aに沿うように外側(後右側)に突設された板状の部分である。
アンテナ支持台160は、装置取付板68および各固定片部165a,165b,165cを下側から貫通するボルト167により、装置取付板68に固定されている。ボルト167は、装置取付板68の上側に位置するナット部168に螺挿されている。ボルト167によるアンテナ支持台160の固定部は、前側の固定片部165a,165bにおいて1箇所ずつ、後側の固定片部165cにおいて2箇所、計4箇所に設けられている(図16参照)。各固定片部165a,165b,165cには、ボルト167を貫通させるための孔部166が形成されている(図17参照)。
アンテナ支持台160の上面部161には、受信装置61の平面視外形に対応した略正三角形状の貫通孔部である開口部161aが形成されている。アンテナ支持台160に対し、受信装置61は、支持面160a上に載置され上面部161に固定された状態で設けられている。受信装置61は、上面部161上に、開口部161aの全体を覆うように設けられ、ボルト169により上面部161に固定されている。ボルト169は、下側から上面部161を貫通し、受信装置61内に設けられ受信装置61の底面に臨んで開口した雌ネジ部に螺挿されている(図15参照)。ボルト169による固定部は、略正三角形状の開口部161aの各頂部の近傍の3箇所に設けられている。上面部161には、ボルト169を貫通させるための孔部161bが形成されている。
このように装置取付板68に対して受信装置61の台座を構成するアンテナ支持台160は、装置取付板68との間に空間部170を形成している(図15参照)。空間部170は、装置取付板68、上面部161、前面部162、右側面部163、および右後側面部164により形成された空間部分であり、左側を開放させている。
アンテナユニット60が有する受信装置61、慣性航法装置62、および無線通信装置63の各装置には、電力の供給を受けるための電力供給線や信号線等を含むケーブル(図示略)が接続されている。無線通信装置63においては、本体部63aの右側面部に、ケーブルの接続を受けるコネクタ63dが設けられている。受信装置61においては、後側の側面部に、ケーブルの接続を受けるコネクタ61dが設けられている。慣性航法装置62においては、右側の側面部に、ケーブルの接続を受けるコネクタ(図示略)が設けられている。
下ケース体65の周壁部65bのうち、前部の右側の側面部に、ケーブルを貫通させるガイド孔部をなすケーブル挿通部69が設けられている。アンテナユニット60におけるケーブルの配線の構成としては、例えば、ケース64内において各装置のコネクタに接続された分岐ケーブルを1本に集約させた集約ケーブル175とし、その集約ケーブル175を、ケーブル挿通部69を介してケース64の外部に延出させた構成が採用される。ケース64から外部に延出した集約ケーブル175は、コンバイン1の本機側から延出した所定のケーブルに接続される。このように、アンテナユニット60においては、ケース64の左右内側、つまりキャビン30側からケーブルが外部に延出される。
アンテナユニット60は、受信装置61に対して設けられたコンバータ180を有する。コンバータ180は、直流電力の電圧を制御して直流電力を直流電力に変換するDC/DCコンバータであり、電圧の変換や安定化等を行うための機能を有する。
コンバータ180は、略直方体状の外形をなすケーシング181を有し、アンテナ支持台160による空間部170内において、装置取付板68上に設置されている。コンバータ180は、平面視において、左右方向に対して略30°傾斜させた向きで、全体が空間部170に納まるように設けられている。なお、コンバータ180の設置の向きは特に限定されない。
コンバータ180は、ケーシング181において平面視で対角状に位置する一対の角部に切欠き状に形成された板状の固定部182において、ボルト183により装置取付板68に固定されている。ボルト183は、固定部182および装置取付板68を貫通し、装置取付板68の下側に位置するナット部184に螺挿されている。
コンバータ180は、電源から受信装置61に送られる電力を制御する。図18に示すように、コンバータ180は、コンバイン1が備える補機バッテリ等の電源部190から供給される直流電力を受け、この直流電力の電圧を昇圧させて高電圧を生成する。コンバータ180により変換された直流電力が受信装置61に供給される。
コンバータ180は、電源部190に接続される入力電源の端子である第1端子と、一端側が受信装置61に接続された第1接続線191の他端側の接続を受ける出力電源の端子である第2端子とを有する。また、コンバータ180は、一端側が受信装置61のGNDに接続された第2接続線192の他端側の接続を受ける入力GNDの端子である第3端子と、GNDに接続された出力GNDの端子である第4端子とを有する。
図16に示すように、コンバータ180は、第1~4端子を含むコネクタ185を有する。コネクタ185は、コンバータ180のケーシング181の右側の側面部に設けられている。コネクタ185には、ケース64内において集約ケーブル175から分岐したコンバータ180用の分岐ケーブルが接続される。
以上のように、アンテナユニット60において受信装置61に対するコンバータ180を備えた構成によれば、コンバータ180の昇圧作用等により、受信装置61に供給される電力について十分な電圧を得ることができるとともに電圧を安定させることができ、アンテナユニット60の良好な動作状態を確保することができる。
例えば、受信装置61に対する給電が、コンバイン1が備える各種電子機器への給電を行うための補機バッテリにより行われる構成においては、受信装置61に供給される電力について十分な電圧を得ることが難しい。特に、エンジンの始動時においは、クランキングによる電圧降下により、受信装置61のリセット(アンテナのリセット)が発生する場合があり、かかる場合、衛星の測位情報や方位角の情報がリセットされ、衛星を測位するための再設定が必要となるときがある。
そこで、昇圧機能を有するコンバータ180を備えることにより、受信装置61に供給される電力についての電圧を昇圧させることができ、受信装置61に対する電圧を安定化させることができる。これにより、上述のようなアンテナのリセット等の不具合を抑制することができ、使い勝手の良いアンテナユニット60を実現することができる。
また、アンテナユニット60において、コンバータ180は、装置取付板68上においてアンテナ支持台160により受信装置61の下方に形成された空間部170内に設けられている。このような構成によれば、ケース64内のスペースを有効に利用することができるとともに、受信装置61およびコンバータ180に接続されるケーブル等の接続線を短くすることができる。これにより、アンテナユニット60のコンパクト化を図ることができる。
また、受信装置61をアンテナ支持台160上に設置することにより、受信装置61を慣性航法装置62および無線通信装置63に対して高い位置に配置することができる。これにより、アンテナユニット60における電波受信について良好な感度を得ることができ、アンテナユニット60によるコンバイン1の測位精度を確保することができる。
[他の実施形態]
アンテナユニット60の支持構成の他の実施形態について、図19から図21を用いて説明する。なお、上述した実施形態と共通の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の構成は、アンテナユニット60の位置が変更可能である点で上述した実施形態と異なる。本実施形態に係るアンテナユニット60は、上下方向の位置である高さ位置について、全体を支持フレーム70よりも上方に位置させる第1の高さ位置と、少なくとも一部を支持フレーム70と重ねる第2の高さ位置に、位置変更可能に設けられている。
図19から図21に示すように、本実施形態では、アンテナユニット60は、アンテナユニット60の右下側に位置する前後方向に沿う回動軸O1を中心軸として回動可能に設けられている。すなわち、アンテナユニット60は、図19および図20に示すように、底面部65aを水平状とした水平状態を、第1の高さ位置にある状態とし、回動軸O1を中心軸として、左側(図20における右側)を下げる方向に回動し、底面部65aを左下がりの傾斜状とした状態を、第2の高さ位置にある状態とする。
以下では、アンテナユニット60について、第1の高さ位置にある状態を通常状態とし、第2の高さ位置にある状態を傾斜状態とする。また、以下では、特に断わりのない限り、アンテナユニット60の通常状態について説明している。
アンテナユニット60は、支持フレーム70の前後延伸部72において前後2箇所に設けられた支持ブラケット200に固定された状態で支持されている。前側の支持ブラケット200は、支持フレーム70に対し、前固定部71と前後延伸部72による角部の近傍に設けられており、後側の支持ブラケット200は、前後延伸部72の前後の中間部に設けられている。
支持ブラケット200は、支持フレーム70に固設された取付板210に固定されている。つまり、支持ブラケット200は、支持フレーム70に対して取付板210を介して設けられている。前後の支持ブラケット200は、一体の取付板210に対して固定されている。すなわち、取付板210の前側に、前側の支持ブラケット200が固定されており、取付板210の後側に、後側の取付板210が固定されている。取付板210および前後の支持ブラケット200は、左側面視において前後方向について対称または略対称となるように構成されている。なお、図19において、後側の支持ブラケット200は断面で示している。
取付板210は、板状の部材を屈曲形成した態様の長手状の部材であり、長手方向を前後方向として、前後延伸部72の上側に設けられている。取付板210は、その大部分をなす平板部分である本体板部211と、本体板部211の長手方向の両端側に設けられた取付板部212とを有する。
本体板部211は、長手方向の中間部を、比較的狭い所定の幅を有する幅狭部211aとし、長手方向の両端部を、幅狭部211aに対して幅が広い拡幅部211bとしている(図19参照)。前後の拡幅部211bは、幅狭部211a側において、幅狭部211a側から前後の端部側にかけて徐々に幅を広げるとともに幅方向両側に斜辺をなす部分を有する。拡幅部211bの幅方向の寸法は、例えば、上述した実施形態の取付ブラケット91の長手方向(左右方向)の寸法と同程度である。
取付板部212は、本体板部211の前後の端から下側に向けて直角状に屈曲形成された部分である。取付板部212の左右の中央部の下側には、前後延伸部72を嵌合させるための半円状の切欠部212aが形成されている。
取付板210は、前後の取付板部212の切欠部212aに前後延伸部72を嵌合させた状態で、溶接等により前後延伸部72に固定されている。取付板210は、本体板部211を左下がりに傾斜させるように傾斜状に設けられている。回動軸O1の軸方向視において、本体板部211が水平面に対してなす角度は、例えば20°程度である。
支持ブラケット200は、板状の部材を屈曲形成した態様の長手状の部材であり、長手方向を左右方向として、平面視で支持フレーム70の前後延伸部72の軸方向に直交するように、前後延伸部72の上側に設けられている。
支持ブラケット200は、前後方向を板厚方向とする固定面部221と、固定面部221の上端から直角状に屈曲形成された水平状の支持面部222と、固定面部221の左端から直角状に屈曲形成された側面部223とを有する。支持ブラケット200においては、支持面部222が、アンテナユニット60のケース64の取付けを受ける面部となる。支持面部222は、取付板210の本体板部211の上端に対して上方の高さに位置している。
固定面部221は、回動軸O1の軸方向視において、左右方向に延伸した形状を有するとともに、左側の部分において前後延伸部72よりも下方に突出した突出部221aを有し、全体として略「L」字形状を有する。固定面部221の左右の中央部の下側には、前後延伸部72を嵌合させるための凹状の切欠部221bが形成されている。
前側の支持ブラケット200は、固定面部221を後側とする向きで、取付板210の前側の取付板部212の前側に位置し、固定面部221を取付板部212に重ねた状態で、固定支持具としての第1ボルト231および第2ボルト232により左右両側の2箇所で取付板210に固定されている。第1ボルト231および第2ボルト232は、固定面部221および取付板部212を貫通し、取付板部212の後側に設けられたナット部235に螺挿されている。第1ボルト231による固定部は、支持フレーム70の前後延伸部72よりも右方に位置し、第2ボルト232による固定部は、前後延伸部72よりも左方に位置している。
後側の支持ブラケット200は、固定面部221を前側とする向きで、取付板210の後側の取付板部212の後側に位置し、固定面部221を取付板部212に重ねた状態で、固定支持具としての第3ボルト233および第4ボルト234により左右両側の2箇所で取付板210に固定されている。第3ボルト233および第4ボルト234は、固定面部221および取付板部212を貫通し、取付板部212の前側に設けられたナット部236に螺挿されている。第3ボルト233による固定部は、支持フレーム70の前後延伸部72よりも右方に位置し、第4ボルト234による固定部は、前後延伸部72よりも左方に位置している。
このような前後の支持ブラケット200に対し、アンテナユニット60のケース64が、固定ボルト96により支持面部222に固定されている。固定ボルト96による固定部は、各支持ブラケット200において左右両側の2箇所に設けられている。このため、支持ブラケット200の支持面部222には、左右両側の2箇所に、固定ボルト96を貫通させるための孔部222aが形成されている。固定ボルト96は、支持ブラケット200の支持面部222を下側から貫通し、雌ネジ部97(図10参照)に螺挿され、支持ブラケット200に対してケース64を固定させる。
本実施形態において、アンテナユニット60は、上下方向について、ルーフ部35よりもわずかに高い高さ位置に設けられている。つまり、アンテナユニット60は、ケース64の上面部を、ルーフパネル50の上面部50aよりもわずかに上方に位置させている。
以上のようなアンテナユニット60の支持構成において、アンテナユニット60は、前後の支持ブラケット200と一体的に、支持フレーム70に固設された取付板210に対して、回動軸O1を中心に回動可能に設けられている。
回動軸O1回りにアンテナユニット60を支持する回動支持部は、前側の支持ブラケット200における第1ボルト231による固定部と、後側の支持ブラケット200における第3ボルト233による固定部とにより構成されている。すなわち、第1ボルト231および第3ボルト233は、中心軸を、前後方向に沿う共通の直線上、つまり回動軸O1上に位置させている。
また、前後の支持ブラケット200において、第2ボルト232および第4ボルト234は、中心軸を、前後方向に沿う共通の直線L1上に位置させている。第2ボルト232および第4ボルト234は、それぞれ支持ブラケット200の固定面部221に対し、固定面部221に略上下方向を長手方向として形成された長孔221cを貫通している。長孔221cは、固定面部221の左側の部分において、上部から突出部221aにわたる範囲に形成されている。長孔221cは、回動軸O1の軸方向視において、回動軸O1の位置を中心とした円弧に沿う湾曲形状を有する。
このように、前後の支持ブラケット200およびアンテナユニット60を含む回動体は、第1ボルト231および第3ボルト233による固定部を固定側の支持部とするとともに、第2ボルト232および第4ボルト234による固定部を可動側の支持部として、回動軸O1回りに回動可能に設けられている。
アンテナユニット60を回動させる手順の一例について説明する。図19および図20に示すように、アンテナユニット60の通常状態から、第1ボルト231、第2ボルト232、第3ボルト233および第4ボルト234の締結を緩める。前後の支持ブラケット200およびこれらに固定されたアンテナユニット60の回動軸O1回りの回動が可能となる。
その後、アンテナユニット60および前後の支持ブラケット200を、傾斜状態となるまで、つまり第1の高さ位置から第2の高さ位置となるまで、正面視で時計方向(右回り)に回動させる(図21、矢印M1参照)。ここで、前後の支持ブラケット200において長孔221cがガイド孔となり、第2ボルト232および第4ボルト234が長孔221cに沿って移動する。アンテナユニット60および前後の支持ブラケット200を第2の高さ位置まで移動させた後、第1~4の4本のボルトを締め付け、前後の支持ブラケット200をそれぞれ取付板210に対して固定させることで、アンテナユニット60が傾斜状態となる。
アンテナユニット60の通常状態から傾斜状態までの回動軸O1回りの回動角度は、例えば20°程度である。アンテナユニット60の傾斜状態での傾斜角度は、取付板210の本体板部211の水平面に対する傾斜角度と同一または略同一となっている。なお、アンテナユニット60の回動角度は特に限定されるものではない。
アンテナユニット60の通常状態において、第2ボルト232および第4ボルト234は、長孔221cの下端部またはその近傍に位置しており、アンテナユニット60の傾斜状態において、第2ボルト232および第4ボルト234は、長孔221cの上端部またはその近傍に位置している。また、支持ブラケット200の切欠部221bは、アンテナユニット60の回動範囲において、支持フレーム70の前後延伸部72と干渉しないように形成されている。
アンテナユニット60は、通常状態において、支持フレーム70より上方の高さに位置する支持ブラケット200の支持面部222上に位置しており、全体を支持フレーム70よりも上方に位置させている。
一方、アンテナユニット60は、傾斜状態において、支持フレーム70が位置する高さ範囲内に一部を位置させている。具体的には、図21に示すように、支持フレーム70が位置する高さ範囲は、後固定部74の上端の高さ位置H1から、後固定部74よりも下側に位置する前固定部71の下端の高さ位置H2までの高さ範囲ΔHである。
これに対し、アンテナユニット60は、傾斜状態において、アンテナユニット60の下端となるケース64の下端の高さ位置H3を、高さ範囲ΔHの範囲内に位置させている。つまり、アンテナユニット60の下端の高さ位置H3は、支持フレーム70の上端の高さ位置H1よりも下方、かつ支持フレーム70の下端の高さ位置H2よりも上方の高さに位置している。なお、アンテナユニット60は、傾斜状態において、上側の大部分を、支持フレーム70よりも上方、つまり高さ位置H1よりも上方に位置させている。
本実施形態に係るアンテナユニット60の支持構成によれば、アンテナユニット60を傾斜状態とすることで、アンテナユニット60を通常状態に対して低い位置に位置させることができる。これにより、アンテナユニット60の取外しや高さ調整等の位置調整やメンテナンス等、作業者が台や脚立等に乗った状態で行われる作業について、手摺部100による安全性の向上を図ることができるとともに、アンテナユニット60の取扱いを容易にすることができ作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、アンテナユニット60の高さ位置を変更するための構成として、回動軸O1を中心としてアンテナユニット60を回動させる構成が採用されているが、アンテナユニット60の高さ位置を変更するための構成は、このような構成に限定されるものではない。アンテナユニット60の高さ位置を変更するための構成は、例えば、アンテナユニット60の水平状態を保ったままアンテナユニット60を平行移動させるような構成であってもよい。
上述した各実施形態は本発明の一例であり、本発明は上述の実施形態に限定されることはない。このため、上述した実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。また、本開示に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
上述した実施形態において、支持部材としての支持フレーム70は、パイプ状の部材により構成されたものであるが、支持部材はこのような構成に限定されるものではない。本発明に係る支持部材は、例えば板状の部材により構成されたものであってもよい。
1 コンバイン(作業車両)
4 走行機体
12 運転部
30 キャビン
35 ルーフ部
37 キャビン左側面部(一方の側面部)
50 ルーフパネル
60 アンテナユニット
70 支持フレーム(支持部材)
76 前取付プレート
81 後取付プレート
100 手摺部
102 傾斜延伸部
110 上支持ブラケット
115 固定プレート
120 下支持ブラケット
130 補助アンテナ(アンテナ)
200 支持ブラケット
210 取付板

Claims (6)

  1. 運転部を覆うキャビンを備えた作業車両であって、
    前記キャビンの左右の側面部のうち一方の側面部の上部に設けられたアンテナユニットと、
    前記一方の側面部に設けられた手摺部と、を備え、
    前記手摺部は、上下に延伸するように構成され、上下方向に対して傾斜した方向を軸方向とした傾斜延伸部を有する
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 前記傾斜延伸部は、上側から下側にかけて前記キャビンに近付く向きに傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記傾斜延伸部は、側面視において上下方向に沿う方向を軸方向とし、正面視において上側から下側にかけて前記キャビンに近付く向きに傾斜している
    ことを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
  4. 前記アンテナユニットと前記手摺部とは、平面視で互いに前後に位置するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の作業車両。
  5. 前記一方の側面部に設けられ、前記アンテナユニットを支持する支持部材を備え、
    前記支持部材は、前後に延伸するように構成され、前端部および後端部を、前記一方の側面部に固定させた状態で設けられており、
    前記手摺部は、上端部を前記支持部材に連結させるとともに、下端部を前記一方の側面部に固定させた状態で設けられている
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の作業車両。
  6. 前記アンテナユニットは、上下方向の位置である高さ位置について、全体を前記支持部材よりも上方に位置させる第1の高さ位置と、少なくとも一部を前記支持部材と重ねる第2の高さ位置に、位置変更可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
JP2025069621A 2021-09-06 2025-04-21 作業車両 Active JP7842281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025069621A JP7842281B2 (ja) 2021-09-06 2025-04-21 作業車両

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021144482A JP7729756B2 (ja) 2021-09-06 2021-09-06 作業車両
JP2025069621A JP7842281B2 (ja) 2021-09-06 2025-04-21 作業車両

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021144482A Division JP7729756B2 (ja) 2021-09-06 2021-09-06 作業車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2025105751A JP2025105751A (ja) 2025-07-10
JP7842281B2 true JP7842281B2 (ja) 2026-04-07

Family

ID=83152140

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021144482A Active JP7729756B2 (ja) 2021-09-06 2021-09-06 作業車両
JP2025069621A Active JP7842281B2 (ja) 2021-09-06 2025-04-21 作業車両

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021144482A Active JP7729756B2 (ja) 2021-09-06 2021-09-06 作業車両

Country Status (5)

Country Link
US (2) US12419207B2 (ja)
EP (1) EP4145629A1 (ja)
JP (2) JP7729756B2 (ja)
KR (1) KR20230036039A (ja)
CN (1) CN115742975A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023150888A (ja) * 2022-03-31 2023-10-16 株式会社クボタ コンバイン
JP2025024524A (ja) * 2023-08-07 2025-02-20 株式会社クボタ 収穫機
KR20250123030A (ko) * 2024-02-07 2025-08-14 얀마 홀딩스 주식회사 작업 차량

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001308618A (ja) 2000-04-19 2001-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置及び移動体装置及び双方向通信システム
JP2002354929A (ja) 2001-06-01 2002-12-10 Kubota Corp コンバインの運転部構造
JP2009207414A (ja) 2008-03-04 2009-09-17 Kubota Corp 作業機
JP2018077174A (ja) 2016-11-10 2018-05-17 ヤンマー株式会社 測位ユニット及びそれを備えたコンバイン
JP2020103054A (ja) 2018-12-26 2020-07-09 株式会社クボタ 収穫機
JP2021006005A (ja) 2019-06-27 2021-01-21 株式会社クボタ 作業車

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001348196A (ja) * 2000-06-08 2001-12-18 Aichi Corp 作業用車両の作業台支持装置
JP4673269B2 (ja) * 2006-08-30 2011-04-20 日立建機株式会社 建設機械
JP4816982B2 (ja) * 2008-12-25 2011-11-16 井関農機株式会社 コンバイン
WO2014076760A1 (ja) * 2012-11-13 2014-05-22 株式会社小松製作所 油圧ショベル
EP2733506B1 (en) 2013-11-29 2016-08-10 Trimble Nantes S.A.S. Positioning device with communication module and antenna
JP6901336B2 (ja) * 2017-07-14 2021-07-14 株式会社小松製作所 建設機械、較正システム、および方法
CN214011798U (zh) 2020-12-04 2021-08-20 无锡卡尔曼导航技术有限公司 一种智能交接行装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001308618A (ja) 2000-04-19 2001-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置及び移動体装置及び双方向通信システム
JP2002354929A (ja) 2001-06-01 2002-12-10 Kubota Corp コンバインの運転部構造
JP2009207414A (ja) 2008-03-04 2009-09-17 Kubota Corp 作業機
JP2018077174A (ja) 2016-11-10 2018-05-17 ヤンマー株式会社 測位ユニット及びそれを備えたコンバイン
JP2020103054A (ja) 2018-12-26 2020-07-09 株式会社クボタ 収穫機
JP2021006005A (ja) 2019-06-27 2021-01-21 株式会社クボタ 作業車

Also Published As

Publication number Publication date
CN115742975A (zh) 2023-03-07
US12419207B2 (en) 2025-09-23
US20260000005A1 (en) 2026-01-01
JP7729756B2 (ja) 2025-08-26
US20230076284A1 (en) 2023-03-09
JP2023037731A (ja) 2023-03-16
KR20230036039A (ko) 2023-03-14
EP4145629A1 (en) 2023-03-08
JP2025105751A (ja) 2025-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7842281B2 (ja) 作業車両
JP7232286B2 (ja) トラクタ
KR102717529B1 (ko) 작업 차량용 안테나 유닛 및 작업 차량
US12115920B2 (en) Work vehicle
JP2026065101A (ja) 作業車両
KR102944743B1 (ko) 건설 기계, 안테나 장착 방법, 및 안테나 장착 구조
US20250248334A1 (en) Work vehicle
JP6688545B2 (ja) コンバイン
US11904777B2 (en) Work vehicle
KR20250056795A (ko) 작업 차량
US20240196792A1 (en) Work vehicle
JP2018108048A (ja) コンバイン
JP7844365B2 (ja) コンバイン
KR20250043289A (ko) 콤바인
WO2025229779A1 (ja) 作業車
JP2025179956A (ja) 作業車両
JP2025179951A (ja) 作業車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20250422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7842281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150