JP7841910B2 - シート化粧料 - Google Patents
シート化粧料Info
- Publication number
- JP7841910B2 JP7841910B2 JP2022037299A JP2022037299A JP7841910B2 JP 7841910 B2 JP7841910 B2 JP 7841910B2 JP 2022037299 A JP2022037299 A JP 2022037299A JP 2022037299 A JP2022037299 A JP 2022037299A JP 7841910 B2 JP7841910 B2 JP 7841910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- cosmetic composition
- component
- sheet
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
〔1〕シート基材と、前記シート基材に含浸された化粧料組成物を含むシート化粧料であって、
前記化粧料組成物が、下記成分(A)、(B)、(C)および(D)を含有し、
下記成分(A)の含有量が0.2~1.2質量%であり、
下記成分(B)の含有量が0.005~0.5質量%であり、
下記成分(C)に対する下記成分(A)の質量含有比が0.68以上であり、
前記化粧料組成物のpHが4.0~6.5であり、
前記化粧料組成物の低級アルコールおよび炭素数2~10の多価アルコールの合計含有量が5.0質量%以下である、シート化粧料。
成分(A):フェノキシエタノール
成分(B):安息香酸および/またはその塩
成分(C):界面活性剤
成分(D):水
〔2〕前記化粧料組成物が、さらに下記成分(E)を含有する、上記〔1〕記載のシート化粧料。
成分(E):エデト酸ナトリウム塩
〔3〕前記成分(C)がノニオン性界面活性剤を含む、上記〔1〕または〔2〕に記載のシート化粧料、に関する。
シート基材は、本実施形態の化粧料組成物が含浸可能なシート状の支持体であれば特に制限されないが、不織布が好適に用いられる。
本実施形態の化粧料組成物は、フェノキシエタノール、安息香酸および/またはその塩、界面活性剤、および水を必須の成分として含有する。また、エデト酸ナトリウム塩を任意成分として含有することが好ましい。なお、本明細書において、「~」を用いて数値範囲を示す場合、その両端の数値を含むものとする。
本実施形態の化粧料組成物は、防腐性を高める観点および低刺激性の観点から、フェノキシエタノールを必須の成分として含有する。成分(A)としては、市販品を用いてもよく、適宜製造して取得したものを用いてもよい。
安息香酸および/またはその塩は、水溶性の抗菌剤であり、ヒトの皮膚に対する安全性が高い。安息香酸の塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩や、カルシウム塩やマグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩等の金属塩が挙げられ、ナトリウム塩またはカリウム塩が好ましく、ナトリウム塩がより好ましい。これらの安息香酸および/またはその塩は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本実施形態の化粧料組成物は、洗浄力および製剤化の観点から、界面活性剤を必須の構成成分として含有する。界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、および両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種以上を含むことが好ましく、ノニオン性界面活性剤を含むことがより好ましく、ノニオン性界面活性剤であることがさらに好ましい。界面活性剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本実施形態において使用する水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、超純水等が挙げられる。
本実施形態に係る化粧料組成物100質量%中の低級アルコールおよび炭素数2~10の多価アルコールの含有量は、本発明の効果の観点から、5.0質量%以下であり、2.5質量%以下が好ましく、1.0質量%以下がさらに好ましく、0.5質量%以下が特に好ましく、低級アルコールおよび炭素数2~10の多価アルコールを含まないことが最も好ましい。
本実施形態に係る化粧料組成物のpHは、成分(B)の安定性の観点から、4.0以上であり、4.5以上が好ましく、4.6以上がより好ましく、4.8以上がさらに好ましい。また、本実施形態に係る化粧料組成物のpHは、低刺激性の観点から、6.5以下であり、6.4以下が好ましく、6.2以下がより好ましく、6.0以下がさらに好ましい。pHは下記のpH調整剤等を用いて調節することができる。
本実施形態に係る化粧料組成物は、さらにエデト酸ナトリウム塩を含有することが好ましい。成分(E)としては、エデト酸二ナトリウム塩(EDTA-2Na)、エデト酸三ナトリウム塩(EDTA-3Na)、エデト酸四ナトリウム塩(EDTA-4Na)が挙げられ、EDTA-2Naが好ましい。また、エデト酸ナトリウム塩は、その水和物も含むものとする。成分(E)を、成分(A)や成分(B)と併用することで、防腐性がさらに向上すると考えられる。成分(E)としては、市販品を用いてもよく、適宜製造して取得したものを用いてもよい。
本実施形態に係る化粧料組成物は、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、および成分(E)以外の成分を含んでいてもよい。その他の成分としては、例えば、清涼化剤、増粘剤、pH調整剤、香料、色素、酸化防止剤、ビタミン類、動植物抽出物、成分(E)以外の金属イオン封鎖剤等が挙げられる。
フェノキシエタノール:四日市合成(株)製の「フェノキシエタノール-S」
安息香酸ナトリウム:東亞合成(株)製の「安息香酸ナトリウム」
界面活性剤:日本エマルジョン(株)製のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油「EMALEX HC-60」(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)
三リン酸5ナトリウム:米山化学工業(株)製の「トリポリリン酸ナトリウム」
EDTA-2Na:ライオン(株)製の「ディゾルビンNA-2」
クエン酸:扶桑化学工業(株)製の「精製クエン酸M(結晶)」
クエン酸ナトリウム:昭和化工(株)製の「クエン酸三ナトリウム(結晶)S」
水:精製水
寒天培地を用いて35℃で培養した緑膿菌を液体培地に移し、緑膿菌が約108CFU/mLになるまで培養し、接種用菌液とした。
各シート化粧料1枚を、滅菌処理済みのバイアル(容積100mL)に投入し、接種用菌液を均一に接種してバイアルを密閉し、各試験試料を得た。接種用菌液の接種量は、シート化粧料1枚に対して化粧料組成物の含浸量の1/100量とした。得られた各試験試料は35℃で恒温槽内に保存した。1日間または7日間保存後、バイアルからシート化粧料を取り出し、2%Tween80を添加した生理食塩水10mLをシート化粧料に添加して十分に撹拌した。懸濁液を回収し、懸濁液を寒天培地に混釈して2日間培養し、コロニー数を計測した。防腐性は、懸濁液中のコロニー形成単位(CFU/mL)により下記の通り評価した。
+(良好):1日後および7日後の生菌数が10CFU/mL未満
-(不良):1日後および/または7日後の生菌数が10CFU/mL以上
不織布(大きさ20cm×25cm、目付45g/m2、重さ2.25g)100質量部に下記組成からなる化粧料組成物400質量部を含浸させて、シート化粧料とした。
フェノキシエタノール 0.50質量%
安息香酸ナトリウム 0.20質量%
ハッカ油 0.10質量%
PEG-50水添ヒマシ油 0.50質量%
メントキシプロパンジオール 0.10質量%
ベタイン 0.50質量%
クエン酸 0.10質量%
クエン酸ナトリウム 0.05質量%
香料 0.02質量%
精製水 残部
合計 100.00質量%
不織布(大きさ20cm×25cm、目付45g/m2、重さ2.25g)100質量部に下記組成からなる化粧料組成物550質量部を含浸させて、シート化粧料とした。
フェノキシエタノール 0.70質量%
安息香酸ナトリウム 0.10質量%
PPG-6デシルテトラデセス-20 0.90質量%
EDTA-2Na 0.10質量%
ラベンダー油 0.01質量%
クエン酸 0.10質量%
クエン酸ナトリウム 0.05質量%
フィチン酸 0.01質量%
ジプロピレングリコール 2.00質量%
キサンタンガム 0.02質量%
精製水 残部
合計 100.00質量%
Claims (2)
- シート基材と、前記シート基材に含浸された化粧料組成物を含むシート化粧料であって、
前記化粧料組成物が、下記成分(A)、(B)、(C)および(D)を含有し、
下記成分(A)の含有量が0.2~1.2質量%であり、
下記成分(B)の含有量が0.005~0.5質量%であり、
下記成分(C)に対する下記成分(A)の質量含有比が0.68以上2.00以下であり、
前記化粧料組成物のpHが4.0~6.5であり、
前記化粧料組成物の低級アルコールおよび炭素数2~10の多価アルコールの合計含有量が2.5質量%以下である、シート化粧料。
成分(A):フェノキシエタノール
成分(B):安息香酸および/またはその塩
成分(C):ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油を含む、界面活性剤
成分(D):水 - 前記化粧料組成物が、さらに下記成分(E)を含有する、請求項1記載のシート化粧料。
成分(E):エデト酸ナトリウム塩
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022037299A JP7841910B2 (ja) | 2022-03-10 | 2022-03-10 | シート化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022037299A JP7841910B2 (ja) | 2022-03-10 | 2022-03-10 | シート化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023132137A JP2023132137A (ja) | 2023-09-22 |
| JP7841910B2 true JP7841910B2 (ja) | 2026-04-07 |
Family
ID=88065589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022037299A Active JP7841910B2 (ja) | 2022-03-10 | 2022-03-10 | シート化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7841910B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001206818A (ja) | 1999-11-12 | 2001-07-31 | Pigeon Corp | ウエットティッシュ用薬液および包装ウエットティッシュ |
| JP2003155225A (ja) | 2001-11-16 | 2003-05-27 | Pigeon Corp | 乳幼児用の日焼け止め落とし用シート |
| JP2009291490A (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Daio Paper Corp | 拭取り用シート及び拭取り用シート製品 |
| US20140004163A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Dispersible moist wipe with emulsion for prevention of skin irritation |
| WO2021182163A1 (ja) | 2020-03-13 | 2021-09-16 | 大王製紙株式会社 | ウェットシート用乳液及びウェットシート |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5721490B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2015-05-20 | ライオン株式会社 | シート状化粧料 |
| JP2013139410A (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-18 | Kracie Home Products Ltd | 不織布含浸化粧料 |
| JP2021050156A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 株式会社マンダム | 身体の清拭方法およびシート化粧料製品 |
-
2022
- 2022-03-10 JP JP2022037299A patent/JP7841910B2/ja active Active
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001206818A (ja) | 1999-11-12 | 2001-07-31 | Pigeon Corp | ウエットティッシュ用薬液および包装ウエットティッシュ |
| JP2003155225A (ja) | 2001-11-16 | 2003-05-27 | Pigeon Corp | 乳幼児用の日焼け止め落とし用シート |
| JP2009291490A (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Daio Paper Corp | 拭取り用シート及び拭取り用シート製品 |
| US20140004163A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Dispersible moist wipe with emulsion for prevention of skin irritation |
| WO2021182163A1 (ja) | 2020-03-13 | 2021-09-16 | 大王製紙株式会社 | ウェットシート用乳液及びウェットシート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023132137A (ja) | 2023-09-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6773594B2 (ja) | 皮膚化粧料 | |
| JP5567264B2 (ja) | アルコール除菌シート用薬液およびそれを含むアルコール除菌シート | |
| KR20170093641A (ko) | 머드 팩용 조성물 및 이를 포함하는 머드 팩 | |
| CN103583515A (zh) | 用于湿纸巾的新型消毒杀菌液及消毒杀菌棉湿巾的制备方法 | |
| JP2020070256A (ja) | シート化粧料 | |
| CN106038422A (zh) | 一种洗涤组合物及其制备方法与用途 | |
| JP6773595B2 (ja) | 皮膚化粧料 | |
| JP6448376B2 (ja) | 化粧水 | |
| TW200530393A (en) | Detergent composition | |
| JP6134837B1 (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
| CN106999398B (zh) | 卸妆洗液、片化妆料和美容方法 | |
| JP7841910B2 (ja) | シート化粧料 | |
| CN106132385B (zh) | 洁齿剂组合物 | |
| CN107854329B (zh) | 一种易冲洗型抑菌保湿泡沫洗手液及其制备方法 | |
| JP4175787B2 (ja) | 洗浄用シート | |
| KR102170742B1 (ko) | 피부 화장료 | |
| JPH02104511A (ja) | クレンジングティッシュ用組成物 | |
| WO2019225238A1 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
| CN105232374A (zh) | 一种高效温和滋润型卸妆霜 | |
| JP2021143205A (ja) | ニキビの予防又は改善用の外用組成物 | |
| JP2017178787A (ja) | 乳化化粧料及びシート化粧料 | |
| CN105708785A (zh) | 一种妇婴专用的润肤湿巾及其制备方法 | |
| JP7572193B2 (ja) | 冷感付与組成物 | |
| JP2025065944A (ja) | シート状クレンジング化粧料 | |
| JP7500468B2 (ja) | 繊維処理用組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240823 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20250730 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250819 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250910 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20251118 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20251219 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20260324 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20260326 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7841910 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |