JP7835728B2 - 決定論的診断装置のナノファブリケーション - Google Patents
決定論的診断装置のナノファブリケーションInfo
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本願は、2020年7月29日に出願された「Nanofabrication of Point-of-Use Deterministic Diagnostic Devices」という名称の米国仮特許出願第63/058,284号に対する優先権を主張するものであり、この特許出願を、参照によりその全体を本明細書に組み込む。
本願は、2020年7月29日に出願された「Nanofabrication of Point-of-Use Deterministic Diagnostic Devices」という名称の米国仮特許出願第63/058,284号に対する優先権を主張するものであり、この特許出願を、参照によりその全体を本明細書に組み込む。
本発明は概して診断装置に、より詳細には決定論的診断装置のナノファブリケーションに関する。
医療診断装置のような診断装置は、臨床医が患者の健康のさまざまな側面を測定および観察して診断を形成するのに役立つ。診断が下されると、臨床医は次いで適切な治療計画を処方することができる。
医療診断装置は、成人および小児科用の外来治療センターにおいて、緊急治療室において、ならびに入院病室および集中治療室において見られる。
疾患の早期検出を提供するとともに治療に対する患者の反応を監視するため、このような診断装置を使用して低濃度の生体分子を検出することができる。このような診断ツールは、臨床医が治療方法に関する重要な決定を下し、患者の治療結果を改善することを支援することができる。疾患の初期段階では、疾患マーカの濃度は非常に低く、血液、尿、血漿、血清などのような典型的な媒体で検出することが困難である。腫瘍細胞およびエクソソームのようなバイオマーカを捕捉および分離することにより、センサがこれらを検出することが可能になり得る。生物医学の文脈において、バイオマーカまたは生物学的マーカは、何らかの生物学的状態または条件の測定可能な指標である。同様に、化学混合物中または水中の微量のナノ粒子を検出することには重要な用途がある。
残念ながら、診断装置がこのようなバイオマーカを効果的に検出する、または化学混合物中または水中の微量のナノ粒子を効果的に検出する手段は現在のところない。
Huangら、「Continuous Particle Separation Through Deterministic Lateral Displacement」、Science、Vol. 304、No. 5673、2004年5月、987頁~990頁
McGrathら、「Deterministic Lateral Displacement for Particle Separation: A Review」、Lab on a Chip、Vol. 14、No. 21、2014年、4139頁~4158頁
Inglisら、「Critical Particle Size for Fractionation by Deterministic Lateral Displacement」、Lab on a Chip、Vol. 6、No. 5、2006年5月、655頁~658頁
Wunschら、「Nanoscale Lateral Displacement Arrays for the Separation of Exosomes and Colloids Down to 20 nm」、Nature Nanotechnology、Vol. 11、No. 11、2016年11月、936頁~940頁
Cheralaら、「Nanoshape Imprint Lithography for Fabrication of Nanowire Ultracapacitors」、IEEE Transactions on Nanotechnology、Vol. 15、No. 1、2016年1月、448頁~456頁
Mallavarapuら、「Enabling Ultra-High Aspect Ratio Silicon Nanowires Using Precise Experiments for Detecting Onset of Collapse」、Nano Letters、Vol. 20、No. 11、2020年、7896頁~7905頁
Mallavarapuら、「Scalable Fabrication and Metrology of Silicon Nanowire Arrays made by Metal Assisted Chemical Etching」、IEEE Transactions on Nanotechnology、Vol. 20、2021年、83頁~91頁
Sharmaら、「SERS: Materials, Applications and the Future」、Materials Today、Vol. 15、Nos. 1-2、2012年1月~2月、16頁~25頁
Nichkaloら、「Silicon Nanostructures Produced by Modified MacEtch Method for Antireflective Si Surface」、Nanoscale Research Letters、Vol. 12、No. 106、2017年、1頁~6頁
Choiら、「UV Nanoimprint Lithography」、Handbook of Nanofabrication、Gary Wiederrechtsによる編集、Elsevier Pres、2009年10月、310頁、149頁~181頁
T.A. Green、「Gold Etching for Microfabrication」、Gold Bulletin、Vol. 47、No. 3、2014年、205頁~216頁
Volker Lehmann、「Electrochemistry of Silicon: Instrumentation, Science, Materials and Applications」、Wiley-VCH Verlag GmbH、Weinheim、2002年、1頁~115頁
Alexey Ivanov、「Silicon Anodization as a Structuring Technique: Literature Review, Modeling and Experiments」、2018年、1頁~316頁
本発明の一実施形態において、診断チップが1つまたは複数の入力部を含み、異なるサイズの粒子を含むサンプルが1つまたは複数の入力部の少なくとも1つに導入される。診断チップはさらに複数の分離領域を含み、サンプルは、複数の分離領域を通過する際に加圧され、複数の分離領域のそれぞれが決定論的横置換アレイを含み、複数の分離領域の2つ以上における決定論的横置換アレイは異なるエッチング深さプロファイルを有する。
本発明の別の一実施形態において、1つまたは複数の生物種を分離するための装置が、マイクロスケールまたはナノスケール構造を含む分離領域を含み、分離領域の下にある基板が非多孔質である。この装置は少なくとも1つの出力領域をさらに含み、少なくとも1つの出力領域の下にある基板が多孔質である。
次の本発明の詳細な説明がよりよく理解され得るよう、上記は本発明の1つまたは複数の実施形態の特徴および技術的利点をむしろ一般的に概説している。本発明の請求項の主題を形成することができる本発明の追加の特徴および利点を以降に説明する。
次の図面と併せて次の詳細な説明を考慮すると、本発明のよりよい理解を得ることができる。
背景のセクションで述べたように、診断装置がバイオマーカを効果的に検出する、または化学混合物中または水中の微量のナノ粒子を効果的に検出するための手段は現在のところない。
本発明の原理は、バイオマーカを効果的に検出し、化学混合物中または水中の微量のナノ粒子を効果的に検出するための手段を提供する。
一実施形態において、本発明の原理は、本明細書で「決定論的横置換(DLD)」と呼ばれる技術を使用してこのような検出を実行する。DLDは、マイクロ流体チャネル内に配置されたピラーのアレイの特定の配置を使用して、流体媒体内の粒子をそのサイズに基づいて分離するマイクロ流体技術である。ピラー間のギャップおよびピラーの配置により分離メカニクスが決まる。DLDのさらなる説明を、Huangら、「Continuous Particle Separation Through Deterministic Lateral Displacement」、Science、Vol. 304、No. 5673、2004年5月、987頁~990頁、McGrathら、「Deterministic Lateral Displacement for Particle Separation: A Review」、Lab on a Chip、Vol. 14、No. 21、2014年、4139頁~4158頁、Inglisら、「Critical Particle Size for Fractionation by Deterministic Lateral Displacement」、Lab on a Chip、Vol. 6、No. 5、2006年5月、655頁~658頁、およびWunschら、「Nanoscale Lateral Displacement Arrays for the Separation of Exosomes and Colloids Down to 20 nm」、Nature Nanotechnology、Vol. 11、No. 11、2016年11月、936頁~940頁に見出すことができ、これらのそれぞれを、参照によりその全体を本明細書に組み込む。
ここで図面を詳細に参照すると、図1は、本発明の一実施形態によるDLDベースの粒子分離のために触媒影響下ケミカルエッチング(CICE)で作製されたシリコンナノピラーを示す。
図1に示すように、DLDに要求されるピラーアレイ101は、入口102を介して、複数のサイズおよび形状を備えた粒子の混合物を含むサンプルを受け取り、出力ストリーム103を介して、サイズおよび/または形状によって分離された粒子を備えた複数の流れを生成する。一実施形態において、DLDピラーアレイ101は、次の変数、すなわちピラーサイズおよび間隔、ピラー形状(たとえば、円、三角形、ひし形、流線形など)、ピラーアレイ配置およびスキュー角、および崩壊前のピラー高さを使用して、分離効率およびスループットを最大化するパターンを生成する。さらに、図1に示すように、入口102内のサンプルの図104は、ルテニウムを触媒とするCICEで作製された30nmの間隔を備えた2マイクロメートル高さであるピラーに対応する。加えて、図1に示すように、出口ストリーム103の図105は、金を触媒とするCICEで作製された30nmの間隔を備えた4マイクロメートル高さであるシリコン(Si)ピラーを含む。さらに、図1に示すように、DLDピラーアレイ101の図106は、断面がひし形状のシリコン(Si)ナノピラーを含む。
一実施形態において、DLDピラーアレイ101は、メタルアシストケミカルエッチング(MACE)プロセスと組み合わせたナノインプリントリソグラフィのようなナノリソグラフィを使用して製造される。DLDおよびMACEを使用した製造に関するさらなる詳細が、Cheralaら、「Nanoshape Imprint Lithography for Fabrication of Nanowire Ultracapacitors」、IEEE Transactions on Nanotechnology、Vol. 15、No. 1、2016年1月、448頁~456頁、Mallavarapuら、「Enabling Ultra-High Aspect Ratio Silicon Nanowires Using Precise Experiments for Detecting Onset of Collapse」、Nano Letters、Vol. 20、No. 11、2020年、7896頁~7905頁、およびMallavarapuら、「Scalable Fabrication and Metrology of Silicon Nanowire Arrays made by Metal Assisted Chemical Etching」、IEEE Transactions on Nanotechnology、Vol. 20、2021年、83頁~91頁に見出され、これらのそれぞれを、参照によりその全体を本明細書に組み込む。
ここで図2を参照すると、図2は、本発明の一実施形態による診断チップ(「使い捨てチップ」)に液体および気体を提供するとともに診断チップを検査する装置(「卓上」装置)を示す。
図2に示すように、卓上装置201A~201Dは、使い捨て診断チップ202に接続されているさまざまな入力部(それぞれ、I1、I2、I3、ISとマークされる)を提供する。装置201A~201Dは集合的または個別に装置201と呼ぶことができる。図2は4つの装置201を示すが、本発明の原理は任意の数の卓上装置201を利用することができるということが留意される。
再び図2を参照すると、装置本体にフレームによって接続されているチップホルダ203上に十分な精度でチップ202が配置されていれば、チップ202はさまざまな入口と位置を合わせ、緩衝液(精製水のような)、圧力源、チップ202の動作中に必要とされる溶媒などを受け取ることができる。チップ202はまた、患者の血液、尿、唾液、血清などであり得る「サンプル」を受け取る。一実施形態において、このシステムは、装置内のきれいな液体を保持するリザーバのいずれかに「サンプル」が逆流するのを回避するように設計されている。使い捨て診断チップ202のさらなる説明を以下でさらに提供する。
また、図2に示すように、「SZ」は、顕微鏡、蛍光顕微鏡、分光計、ラマン分光計などであり得る「M/S」とマークされた機器205を使用して光学的に検査されるセンサゾーン204に対応する。
ここで図3A~図3Dを参照すると、図3A~図3Dは、本発明の一実施形態による使い捨て診断チップ202の一実施形態を示す。
図3Aは診断チップの上面図を示し、図3Bは、図3Aに示す垂直方向Y-Yに沿った断面を示す。さまざまな入力部(I1、I2、I3、ISとマークされる)が示され、図2に示したものと同じ入力部を表す。4つの入力部のみが示されているが、これらの装置は、25以上の入力部を含む、任意の数の入力部を含むことができる。一実施形態において、異なるサイズの粒子を含む「サンプル」が入力部I1、I2、またはI3の1つに導入される。サンプルは、緩衝液のような他の液体とともに加圧され、これらは領域1から4(それぞれ、301A~301D)(それぞれ、「R1」、「R2」、「R3」、および「R4」として識別される)を通過する。領域301A~301Dは集合的または個別に、それぞれ、複数の領域(または「複数の分離領域」)301または領域(または「分離領域」)301と呼ぶことができる。ここでもまた、4つの領域のみが示されているが、25以上の領域を含む、任意の数の領域があってもよいことが留意される。一実施形態において、これらの領域は、単調に減少する粒子サイズが中に捕捉された各出力リザーバ(O1からO3および出力MZ)(それぞれ、出力302A~出力302Dとして識別される)につながる粒子の階層的濾過を実行するように設計されている。出力O4、302Eは、残った液体およびサイズが非常に小さい(たとえば、<10nmまたは<25nm)他の残骸を収集する。出力302A~302Eは、集合的または個別に、それぞれ、複数の出力302または出力302と呼ぶことができる。領域R1を通って出力O1へ流れるサンプルはRO1として識別される。同様に、領域R2を通って出力O2へ流れるサンプルはRO2として識別される。O1からO3、出力MZ、およびO4に到達する粒子のサイズ範囲は、DLD領域Riの設計に依存する。ピラーのサイズ、間隔、その高さ、その配置、流れ方向に対するその配向、およびその断面形状のすべてにより、Huangら、「Continuous Particle Separation Through Deterministic Lateral Displacement」、Science、Vol. 304、No. 5673、2004年5月、987頁~990頁、McGrathら、「Deterministic Lateral Displacement for Particle Separation: A Review」、Lab on a Chip、Vol. 14、No. 21、2014年、4139頁~4158頁、Inglisら、「Critical Particle Size for Fractionation by Deterministic Lateral Displacement」、Lab on a Chip、Vol. 6、No. 5、2006年5月、655頁~658頁、およびWunschら、「Nanoscale Lateral Displacement Arrays for the Separation of Exosomes and Colloids Down to 20 nm」、Nature Nanotechnology、Vol. 11、No. 11、2016年11月、936頁~940頁に議論されるようにフィルタリングされる粒子の範囲が決定される。
一実施形態において、領域1は、比較的大きな直径(たとえば、25~50マイクロメートル)の大きなDLDピラーアレイを有すると想定される。領域2は、やや小さなDLDピラーアレイ(たとえば、5~25マイクロメートルの範囲)を有すると想定される。領域3は、さらに小さなDLDピラーアレイ(たとえば、0.5~5マイクロメートルの範囲)を有すると想定される。さらに、この設計において、領域4は、最小のDLDピラーアレイ(たとえば、25nm~500nmの範囲)を有すると想定される。一実施形態において、これらのピラー間の間隔を大きくしてこれらを「まばら」にすることができる(以下でさらに議論する図5Bに示す)。一実施形態において、「まばらな」ピラーは1%から35%の直径対ピッチの比率(d/p=0.01から0.35)を有する。一実施形態において、「中」ピラーは35%から65%の直径対ピッチの比率(d/p=0.35から0.65)を有する。一実施形態において、「密な」ピラーは65%から99%の直径対ピッチの比率(d/p=0.65から0.99)を有する。一実施形態において、ナノインプリントとMACEの組み合わせを使用して、特にピラー間の間隔が25nmをかなり下回るとき、これらの密なピラー製造を実現する。Mallavarapuら、「Enabling Ultra-High Aspect Ratio Silicon Nanowires Using Precise Experiments for Detecting Onset of Collapse」、Nano Letters、Vol. 20、No. 11、2020年、7896頁~7905頁、およびMallavarapuら、「Scalable Fabrication and Metrology of Silicon Nanowire Arrays made by Metal Assisted Chemical Etching」、IEEE Transactions on Nanotechnology、Vol. 20、2021年、83頁~91頁に、このような製造の議論が提供されている。
一実施形態において、入力部ISは、出力の1つ(図3A~図3Bにおいて、これは出力MZであり、これは混合ゾーンに対応する)と混合する溶媒または化学物質用の任意選択の入力部である。一実施形態において、MZに到着する出力は、25nm~150nmのサイズ範囲にあるエクソソームまたは抗体であり得る。エクソソームのような粒子が、ISからMZに到着する適切な化学物質または溶媒にさらされれば、この化学物質はエクソソームの壁を壊し、エクソソームが発生した場所からの細胞を表す生体分子(バイオマーカ)である、エクソソームの内容物を放出することができる。最後に、一実施形態において、任意選択のセンサゾーン204(図2および図3A~図3BにおいてSZとマークされる)がある。したがって、混合ゾーン(MZ)は出力302(たとえば、OFとして識別される)および/またはSZ204の1つを含むことができる。一実施形態において、センサゾーン204は、エクソソームから放出されたバイオマーカを捕捉し、顕微鏡、蛍光顕微鏡、分光計、ラマン分光計などのような機器を使用してこれらを検出する。特に、SZ204は、ラマン信号を増強するように設計されていれば、Au、Ag、またはCuのようなプラズモニック材料、または、参照によりその全体を本明細書に組み込む、Sharmaら、「SERS: Materials, Applications and the Future」、Material Today、Vol. 15、Nos. 1-2、2012年1月~2月、16頁~25頁に議論されたような、より複雑な材料スタックで製造された表面増強ラマン分光(SERS)パターンを含むことができる。
エクソソームは、細胞活性の調節に重要な役割を果たす、とりわけ、成長因子、マイクロRNA(miRNA)、mRNA、および酵素の移動に使用される証拠があることが留意される。免疫調節の文脈において、エクソソーム分泌は、標的細胞の遺伝子発現を調節することができるmiRNAのための一方向送達媒体として作用する。エクソソームベースの無細胞療法は、幹細胞移植の必要性がない再生医療のための潜在的なアプローチとして識別されてきた。本明細書に記載の装置を使用して細胞エクソソームが分離されたら、これらの小胞を2つの方法で分析することができる。まず、とりわけ、テトラスパニン(CD9、CD63、CD81)、接着タンパク質、または細胞特異的表面マーカ(T細胞受容体、CAR-T受容体、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)タンパク質など)のような表面マーカを探すために、プロテオーム解析を実行することができる。これらの表面マーカにより、溶液中のエクソソームの初期識別が可能になり、小胞の起源および生理的環境におけるソースとターゲットとの間の細胞間コミュニケーションおよび認識の可能性に関する情報を提供することができる。エクソソームの内容物を分析することによってエクソソームの治療可能性をさらに評価することができる。一実施形態において、エクソソームの治療可能性は、メタノールのような有機溶媒を使用して単離されたエクソソームを溶解し、次いでタンパク質の同定および分析のために内容物をSERS基板上に堆積させる、またはさらなる遺伝的特徴付けのために単離されることによって評価される。
一実施形態において、これらのピラーのアスペクト比を適切に保つように、さまざまな領域を異なる高さにエッチングすることが必要であり得る。たとえば、領域4(R4)で作製されるピラーが100nmの直径を有すれば、領域1(R1)で作製されるピラーは25マイクロメートルの直径を有するが、領域1におけるエッチング深さは25マイクロメートルであり得る一方、領域4におけるエッチング深さは1マイクロメートルで十分であり得る。図3Bは、1つの領域から次への段差を伴う遷移を引き起こす各領域についてのこの可変エッチング深さを示す。ただしこのような段差の高さの変化は流体の流れに問題を引き起こす可能性がある。たとえば、R1とR2との間の段差で、この段差は、領域2、3または4に進む必要があるより小さな粒子のいくつかが、R1とR2との間の段差の下で詰まることを引き起こす可能性がある。この問題は、本発明の一実施形態による使い捨て診断チップの第2の実施形態を示す図4A~図4Bに示す代替の一実施形態によって対処することができる。
図4Aは診断チップの上面図を示し、図4Bは、図4Aに示す垂直方向Y-Yに沿った断面を示す。図4A~図4Bに示すように、遷移(R1とR2との間、これはR12として示される、R2とR3との間、これはR23として示される、R3とR4との間、これはR34として示される)は、緩やかになるように作製され、任意の2つの領域間に傾斜路がある。これらの傾斜路の製造は困難である可能性があり、これらの製造の課題に対処するためのアプローチを本明細書において後で議論する。
マイクロスケールとナノスケールの両方のDLD領域を組み込む複数領域の階層式DLD装置における重要な課題は、流れが分岐してさまざまな出力に向かって移動するときに流れ抵抗をほぼ一致させる必要性である。たとえば、さまざまな流れ抵抗(ニュートン秒メートル-5またはN.s./m5で測定)が互いに約10倍以内であることが望ましい。チャネルの流れ抵抗は、横方向(幅)パラメータ、チャネル深さ、およびチャネル長さによって定義される。抵抗が低すぎる場合、抵抗を増加させて他の経路の抵抗に近づけることができる。この増加は、次のアプローチ、すなわち(i)長さを大きく増加させる-これは、らせん状の流路(たとえば、図3Aにおける出力O3用のチャネル参照、または流れの中断を引き起こす可能性があるいかなる急な曲がりのない曲がりくねった流路)を使用することによって効率的に行うことができる、(ii)d/p>0.9または>0.95である「密な」ピラーの領域を追加すること、(iii)局所領域においてチャネルのエッチング高さを減少させること、の1つまたは複数を使用することによって達成することができる。この最後の概念は、ともに図3Aにおける断面Z-Zである図3Cおよび図3Dに示されている。図3Cにおいて、エッチング深さは一定であり、これは製造するのが比較的容易である。しかしながら、図3Dにおいて、エッチング深さは複雑な方法で変化することが示されている。このようなエッチング深さの変化を作成することができれば、階層式流体システムは適切に一致した流れ抵抗を有するように設計することができる。製造におけるエッチング深さの変化は以下でさらに議論する。
図5Aを参照すると、図5Aは本発明の一実施形態によるピラーアレイ101(図1)の上面図を示す。図5Aに示すように、ピラーの直径は、図3Bおよび図4Bに示すように、領域R1から領域R4にかけて減少している。さらに、図5Bは、本発明の一実施形態によるピラーアレイの3つの配置を示す。図5Bに示すように、ピラーアレイの3つのタイプの配置は、密501A、中501Bおよびまばら501Cパターンである。
図6は、本発明の一実施形態による、マイクロ/ナノ加工シリコンが頂部透明基板601(たとえば、ガラス、ポリジメチルシロキサン(PDMS))と一体化され、マイクロ/ナノピラーアレイ(この図には示されていない)が、ピラー603(たとえば、シリコンピラー)の底と頂部基板601との間にマイクロスケールギャップ602を作成するスペーサとして作用する診断チップの一実施形態を示す。また、任意選択の入口穴605および出口穴606が機械加工されたプレキシガラス基板604が示されている。一実施形態において、プレキシガラス-シリコン-頂部基板(604-603-601)サンドイッチは、図6に示すようにねじで一緒に保持される。
ここで図7を参照すると、図7は、本発明の一実施形態によるシリコンナノピラーを製造するための方法700のフローチャートである。図8A~8Dは、本発明の一実施形態による図7に記載のステップを使用してシリコンナノピラーを製造するための断面図を示す。
図8A~図8Dと併せて図7を参照すると、ステップ701において、図8Aに示すように、シリコンウエハ(たとえば、抵抗が1~10ohm-cmのp型(100)シリコンウエハ)のような基板801上に熱酸化物802を堆積させる。一実施形態において、30~100nm厚さの熱酸化物802を基板801上に成長させる。
ステップ702において、図8Aに示すように、レジスト材料803(たとえば、ポリマー)の薄層を酸化物802上に堆積させ、次いで、決定論的横置換ピラーアレイのピラーのようなレジストピラー804(円形)を形成するようにパターニングする。一実施形態において、レジスト材料の厚さは10~30nmである。一実施形態において、インプリントリソグラフィを使用してレジスト材料をパターニングする。
ステップ703において、図8Bに示すように、下にあるレジスト材料803および下にある酸化物802をエッチングする。一実施形態において、下にある10~30nmの残留レジスト層803を酸素プラズマエッチングによって除去(デスカム)する。一実施形態において、酸化物層802を等方的にエッチングする短い緩衝酸化物エッチング(BOE)(たとえば、6:1)を使用して、または酸化物802の反応性イオンエッチングに続いて短いBOE浸漬を使用して、下にある酸化物802をエッチングする。
ステップ704において、任意選択の接着層(図8A~図8Dには示されていない)を堆積させ、続いて図8Cに示すように触媒805の薄膜を堆積させる。一実施形態において、チタン(Ti)のような接着層をレジストピラー804および残りの酸化物802上に堆積させ、続いて、銀、金、パラジウム、白金およびルテニウムのような触媒805の薄膜を堆積させる。一実施形態において、接着層は2nmの厚さを有する。一実施形態において、触媒のタイプは、MACE触媒である。一実施形態において、触媒層805の厚さは2nmと50nmとの間である。一実施形態において、触媒805の材料は厚さが10nmまたは4nmの金である。
ステップ705において、図8Dに示すように図8Cの構造をMACE溶液に浸漬する。一実施形態において、パターニングされたウエハを、12.5モルのHFおよび1モルのH2O2のMAC溶液に浸漬する。一実施形態において、エッチングをウエハ内でクエンチし、続いて水ですすぎ、クリーンドライエア(CDA)を供給するエアガンで乾燥させることができる。一実施形態において、Transene(商標)ヨウ化カリウムベースの金エッチャントを使用して触媒805(たとえば、金触媒)を任意選択で除去することができる。短い酸素プラズマを使用して残りのレジストを任意選択で除去することができる。
一実施形態において、方法700を使用して、ピラー804は、サンプル流体中の粒子の詰まりを防止するように設計される。
図9A~図9Dは、本発明の一実施形態による、それぞれ、図8A~図8Dに示す各プロセスステップ後の4インチウエハの画像を示す。
図10は、本発明の一実施形態による図7および図8A~図8Dに関連して上で議論したようにMACEで作製されたシリコンナノワイヤのトップダウンSEM(走査型電子顕微鏡)画像を示す。図10において、スケールバーは1マイクロメートルである。
図11は、本発明の一実施形態による図7および図8A~図8Dに関連して上で議論したようにMACEで作製されたシリコンナノワイヤの断面SEM画像を示す。図11において、スケールバーは1マイクロメートルである。
図7、図8A~図8D、図9A~図9D、図10および図11を参照すると、上のプロセスはナノメートルスケールの分解能を有し、直径が50nm以下で間隔が<5nmのピラーを作製するために使用することができる。このプロセスは、装置領域、および大きなエッチング領域(たとえば、少なくとも25マイクロメートルからミリメートルものサイズまたは直径を有する正方形または円形の領域)の上に小さな(100nm未満)および大きな(>25マイクロメートル)ピラーを同時に作製することもできる。一実施形態において、このような大きなエッチング領域は、金膜が非常に微細な多孔質を有し、これによってエッチャントが微細な多孔質の金を通過して大きな領域をエッチングするように、任意選択のアニーリングステップで、Tiがあるまたはない薄膜(<15nm)として堆積させた金触媒を使用して作製される。多孔質金に関する議論が、Nichkaloら、「Silicon Nanostructures Produced by Modified MacEtch Method for Antireflective Si Surface」、Nanoscale Research Letters、Vol. 12、No. 106、2017年、1頁~6頁に提供され、これを参照によりその全体を本明細書に組み込む。
一実施形態において、多孔質金膜は、金膜上の細孔場所に対応する領域にシリコン「ナノウィスカー」を生成する結果となる。これらのシリコンナノウィスカーは、水酸化カリウム(KOH)でのシリコンエッチング、または、酸化剤、たとえば硝酸、電気化学的陽極酸化などを使用して、酸素プラズマを使用して酸化が実行される、フッ化水素酸(HF)を使用したナノウィスカーの酸化およびエッチングのような技術を使用して任意選択で除去される。
一実施形態において、これらの特徴のナノインプリンティングのため、マスターに穴を有し、インプリントおよび反応性イオンエッチング後に溶融シリカにピラーを作製する電子ビームマスターを使用して、テンプレートレプリカが作製される。次いで、Cheralaら、「Nanoshape Imprint Lithography for Fabrication of Nanowire Ultracapacitors」、IEEE Transactions on Nanotechnology、Vol. 15、No. 1、2016年1月、448頁~456頁で議論されたように、溶融シリカマスターは酸化物の原子層堆積でコーティングされて所与のピッチのためにサイズが増加したピラーを作製する。得られた溶融シリカレプリカは上のナノインプリントで使用することができ、図7および図8A~図8Dに示すMACEプロセスが続く。
一実施形態において、図3Cおよび図4Bに示す制御されたエッチング深さの変化は、次のアプローチの1つまたは複数を使用することによって達成される。
1つのアプローチにおいて、参照によりその全体を本明細書に組み込む、国際出願第PCT/US2018/060176号で議論されたように、局所温度を使用してMACEプロセス中のシリコンのエッチング速度を制御する。これにより、シリコンウエハがより高い温度を有する領域におけるエッチング速度の増加が可能になり、より熱い領域からより冷たい領域に行く移行領域において段階的なエッチング速度を有することになる。
別のアプローチにおいて、局所領域におけるエッチング速度は、ウエハの各部分に供給されるエッチャントの量を制御することによって制御される。エッチャント輸送の制御を使用してエッチング深さの変化を作成するこの考えは、Mallavarapuら、「Enabling Ultra-High Aspect Ratio Silicon Nanowires Using Precise Experiments for Detecting Onset of Collapse」、Nano Letters、vol. 20、No. 11、2020年、7896頁~7905頁の図3に含まれている。このエッチャントフロー制御を作成する1つの方法は、(i)図7および図8A~図8DのMACEプロセスをまず使用してシリコンナノワイヤの短い均一なエッチング(たとえば、100nmのエッチング深さ)を作成し、続いて(ii)ウエハをエッチャントから除去し、水でクエンチして乾燥させ、続いて(iii)インクジェットベースのUV硬化性モノマー材料(参照によりその全体を本明細書に組み込む、Choiら、「UV Nanoimprint Lithography」、Handbook of Nanofabrication、Gary Wiederrechtによる編集、Elsevier Press、2009年10月、310頁、149頁~181頁参照、で議論されたアクリレートのような)を堆積させてシリコンウエハの一部を選択的にブロックし、続いて(iv)ウエハをMACEエッチャントに再挿入し、これによって、ブロックされていない領域においてMACEプロセスを継続することである。UV硬化可能材料は次のいずれかにインクジェットすることができる。
(1)さらなるエッチングが中止されるべき完全にブロックされた領域(たとえば、その完全なエッチング深さに達した領域R4、MZ、およびSZ)。
(2)部分的にブロックされた領域(ここでモノマーのインクジェット液滴が完全に合併する前に分配されてUV硬化し、したがって、液滴の間質領域に小さな隙間を残し、これらのギャップは、MACEエッチングのために下にあるシリコンに浸透するであろうエッチャントの量を定義する)。
(3)MACEエッチングが滞りなく継続するようにモノマーがインクジェットされていないブロックされていない領域。
別の一実施形態において、DLDピラーアレイ101(図1参照)は、流体の流れおよび横方向の漏れに対するバリアとして作用するピラーの密なアレイ(食い違い状または他の方法)を有することもできる(以下で議論する図12参照)。これらのバリアアレイは、図5Bで議論したように本質的に密なピラーであり、「超密」とすることができる。「超密」は、本明細書で使用されるとき、d/p>0.9または>0.95を指す。バリアアレイの個々のピラーの断面は、円形の対称形状である必要はない。たとえば、これらは非対称の形状とすることもできる。非対称の形状であれば、DLDピラーアレイ101から外側への流体の漏れを制限するが、外側からDLDピラーアレイ101への流体の注入が可能になり、これは、図12に示すようにDLDの内容物上で原位置動作を実行するために使用することもできる。図12は、本発明の一実施形態による粒子分離のための例示的なサイドバリアアレイを示す。
図12を参照すると、図12は、入口マニホールド102および出口マニホールド103とともにDLDピラーアレイ101を示す。一実施形態において、バリア層/アレイ1201は、上で議論したようにDLDピラーアレイ101とともに製造することができ、いかなる別個の製造ステップも必要としない。サイドバリアアレイの幅はマイクロメートル未満からミリメートルの上方までの範囲とすることができる。これらのバリアアレイには、これらの装置のタイムスケールにおいて、バリアはいかなる関連する粒子の通過も許可せず、非常に小さな割合の液体のみを通過させて浸透させるという利点がある。
一実施形態において、本発明の原理は、表面増強ラマン分光(SERS)検出の前に液体排出のための多孔質層を作製する。
一実施形態において、本明細書で議論する診断装置を使用して検出されるべき生物学的または化学的粒子を含む緩衝溶液は、SERSによって検出されれば、SERS検出を増強するために金パターンの下に多孔質シリコン層を使用して排出することができる。一実施形態において、多孔質シリコン層は、流体内の粒子が多孔質シリコン層における細孔内へ浸透するのを防止しながらサンプル液体のための排出部として作用するように設計されている。一実施形態において、多孔質シリコン層は、SERS「浴槽」が図2、図3A~図3Bおよび図4A~図4BのSZ領域においてMACEを使用して作製された後に形成される。一実施形態において、SERS「浴槽」は所望のDLDアレイ出口に接続され、2mm×2mmの面積、および1マイクロメートルの深さを有する。「浴槽」は、DLDアレイ、入口、および出口の残りとともにエッチングされる。金触媒は、ウエットエッチング(ヨウ化カリウムベースまたは王水のような)、プラズマエッチング、または原子層エッチングを使用して(参照によりその全体を本明細書に組み込む、T.A. Green、「Gold Etching for Microfabrication」、Gold Bulletin、Vol. 47、No. 3、2014年、205頁~216頁で議論されたように)エッチング除去される。一実施形態において、インクジェットを使用して、SERS「浴槽」領域を除くすべての領域においてポリマーブロッキング材料を分配する。一実施形態において、電界およびHFで構成される電解質を使用するSERS「浴槽」領域におけるシリコンの電気化学的エッチングによって多孔質層が作製される。一実施形態において、多孔質層の形態(多孔性、細孔サイズ、細孔配向)は、参照によりその全体を本明細書にそれぞれ組み込む、Volker Lehmann、「Electrochemistry of Silicon: Instrumentation, Science, Materials and Applications」、Wiley-VCH Verlag GmbH、Weinheim、2002年、1頁~115頁、およびAlexey Ivanov、「Silicon Anodization as a Structuring Technique: Literature Review, Modeling and Experiments」、2018年、1頁~316頁で議論されたように、ウエハにわたって電圧および/または電流密度を変更することによって制御される。
別の一実施形態において、Choiら、「UV Nanoimprint Lithography」、Handbook of Nanofabrication, Gary Wiederrechtによる編集、Elsevier Press、2009年10月、310頁、149頁~181頁参照、で議論されたように、金触媒(たとえば、触媒805)は、インクジェットおよびUV硬化アクリル酸塩物質のようなポリマーコーティングを使用してSZ領域を除くすべての他の領域をブロックした後、電界と併せて、最適化されたMACEエッチャント組成を使用して浴槽の下に多孔質層を作製するために使用される。あるいは、ステインエッチングを使用して、HFおよび硝酸のような強力な酸化剤からなるエッチャントを使用して、電界なしで、浴槽領域に多孔質シリコン層を作製することができる。
一実施形態において、金の下に作製された多孔質領域に続き、金をパターニングおよびエッチングして、信号増強に要求される最適なSERSパターンを作成することができる。Sharmaら、「SERS: Materials, Applications and the Future」、Materials Today、Vol. 15、Nos. 1~2、2012年1月~2月、16頁~25頁に、例示的なSERSパターンが議論されている。このパターニングステップは、以下で説明するようにナノインプリントリソグラフィおよびウエットエッチングステップを使用して実行することができる。
(1)ウエハのSZ部分における浴槽の下に多孔質領域を作製した後、ウエハを洗浄して酸素プラズマまたはUVオゾンクリーンを使用してポリマー材料のすべてを除去する。
(2)Choiら、「UV Nanoimprint Lithography」、Handbook of Nanofabrication、Gary Wiederrechtによる編集、Elsevier Press、2009年10月、310頁、149頁~181頁で報告されたもののような、薄い(10nm未満)接着層をウエハ全体にコーティングする。
(3)所望のSERSパターンを含むインプリントテンプレートを、「浴槽」の底にある接着層上へインプリントする。テンプレートは、浴槽に収まる「メサ」上に所望のSERSパターンを有する。このインプリントステップが完了すると、SERSパターンの下方に厚さ15~40nmの残留ポリマー層があるが、同時にウエハの残りは少なくとも75nm以上の残留ポリマーフィルムで覆われている。
(4)次に図7および図8A~図8Dで議論したものと同様の残留層(デスカム)エッチングを実行して残留層および接着層をエッチングし、窪んだレジスト領域において金膜を露出させる。
(5)次にウエハを金のウエットエッチャントにさらして浴槽の底にある金のSERS構造をエッチングする。
(6)最後に、ポリマーインプリント材料をすべての場所で除去して、SZ領域における多孔質シリコン材料上での一体型SERSセンサの製造を完了する。これにより、溶媒および緩衝液を多孔質シリコンに吸収させ、これらの材料を感知する(たとえば、エクソソーム、生体分子、タンパク質など)ことが可能になる。
図13は、本発明の一実施形態によるMACEプロセスを使用して自己整合ピラーを作製するための方法1300のフローチャートである。図14A~図14Cは、本発明の一実施形態による図13に記載のステップを使用してMACEプロセスを使用して自己整合ピラーを作製するための断面図を示す。
図14A~図14Cと併せて図13を参照すると、ステップ1301において、基板1402の開口セクションにMACE触媒1401を堆積させ、開口セクションは、図14Aに示すようにピラー1403(たとえば、先細りピラー)を含まない基板1402上のこれらのセクションを指す。一実施形態において、このような先細りピラー1403は、DLDアレイ101のためのMACEプロセスによって作製される。これらのピラーは、図14Aに示すように自己整合マルチステップMACEプロセスを使用して特定の先細り形状で作製することができる。
ステップ1302において、図14Bに示すように、ピラー1403に、たとえばその側壁に沿って、酸化物1404を堆積および/または成長させる。一実施形態において、側壁酸化ステップは、熱酸化または酸素プラズマへの曝露のような、一般的な半導体酸化技術を使用して実行される。
ステップ1303において、図14Cに示すように、シリコン1402の一部とともに側壁酸化物1404を除去する(溶解させる)。たとえば、一実施形態において、HF蒸気または短いBOE浸漬を使用して、形成された酸化物1404の薄い壁を除去する。
上で議論した本発明の原理を使用する結果として、バイオマーカおよび化学混合物中または水中の微量のナノ粒子が効果的に検出される。
本発明のさまざまな実施形態の説明は、例示という目的のために提示してきたが、網羅的であるように意図されても、開示された実施形態に限定されてもいない。記載された実施形態の範囲および精神から逸脱することなく、多くの変更および変形が当業者に明らかであろう。本明細書で使用される用語は、実施形態の原理、実践的応用または市場に見られる技術に対する技術的改善を最もよく説明するため、または当業者が本明細書に開示された実施形態を理解することが可能になるように選択された。
101 ピラーアレイ
102 入口
103 出力ストリーム
201A~201D 卓上装置
202 チップ
203 チップホルダ
204 センサゾーン
301A~301D 領域
302A~302E 出力
601 頂部透明基板
602 マイクロスケールギャップ
603 ピラー
604 プレキシガラス基板
605 入口穴
606 出口穴
801 基板
802 熱酸化物
803 レジスト
804 レジストピラー
805 触媒
1201 バリア層/アレイ
1401 MACE触媒
1402 基板
1403 ピラー
1404 酸化物
102 入口
103 出力ストリーム
201A~201D 卓上装置
202 チップ
203 チップホルダ
204 センサゾーン
301A~301D 領域
302A~302E 出力
601 頂部透明基板
602 マイクロスケールギャップ
603 ピラー
604 プレキシガラス基板
605 入口穴
606 出口穴
801 基板
802 熱酸化物
803 レジスト
804 レジストピラー
805 触媒
1201 バリア層/アレイ
1401 MACE触媒
1402 基板
1403 ピラー
1404 酸化物
Claims (8)
- 1つまたは複数の入力部であって、異なるサイズの粒子を含むサンプルが前記1つまたは複数の入力部の少なくとも1つに導入される、1つまたは複数の入力部と、
複数の分離領域であって、前記サンプルは、前記複数の分離領域を通過する際に加圧され、前記複数の分離領域のそれぞれが決定論的横置換アレイを含み、前記複数の分離領域の2つ以上における前記決定論的横置換アレイは異なるエッチング深さプロファイルを有する、複数の分離領域と、
粒子分離のための前記決定論的横置換アレイ内のサイドバリアアレイと、
を含む、診断チップ。 - 前記決定論的横置換アレイにおけるピラーが、メタルアシストケミカルエッチングを使用して製造されている、請求項1に記載の診断チップ。
- 前記決定論的横置換アレイにおけるピラーが、ナノインプリントリソグラフィを使用して製造されている、請求項1に記載の診断チップ。
- 前記決定論的横置換アレイは粒子分離に使用される、請求項1に記載の診断チップ。
- 前記決定論的横置換アレイにおけるピラーが先細りしている、請求項1に記載の診断チップ。
- 前記決定論的横置換アレイにおけるピラーが、メタルアシストケミカルエッチングおよびシリコン酸化を使用して作製されている、請求項1に記載の診断チップ。
- 前記決定論的横置換アレイにおけるピラーが、0.8より大きな直径対ピッチ比を有し、前記ピラーは、前記サンプルにおける粒子の詰まりを防止するように設計されている、請求項1に記載の診断チップ。
- 前記サンプルは、次のもの、すなわち、血液、血清、唾液および尿の1つを含む、請求項1に記載の診断チップ。
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| US202063058284P | 2020-07-29 | 2020-07-29 | |
| US63/058,284 | 2020-07-29 | ||
| PCT/US2021/043722 WO2022026724A1 (en) | 2020-07-29 | 2021-07-29 | Nanofabrication of deterministic diagnostic devices |
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ID=
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